JP2002201915A - タービン段間シールリング - Google Patents

タービン段間シールリング

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多段式タービン(50)において、隣接するター
ビンロータディスク(52,0)間の空間を橋渡しし、シール
するための一体型段間シールリング(112)。 【解決手段】 シールリングは、冷却空気がタービンブ
レード(58, 98)に流れ込むように、タービンに送られる
比較的低温の空気を制限するのに役立つ。シールリング
は、軸方向に間隔を隔て、半径方向に延びる一対のアー
ム(118, 122)を備えるディスク形の本体部材(114)を含
んでいる。これらのアームは、固定環状シール部材(13
0)に係合するためのそれぞれのシール歯(126, 128)で終
わっている。半径方向アームの各々は、外向きに延びる
軸方向アーム(120, 124)を含んでおり、これらのアーム
は、隣接するタービンディスクの面とシール係合するた
めのディスク係合部材(148, 158)で終わり、隣接するタ
ービンディスク間の空間内に冷却空気を制限する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多段式タービンを
有するガスタービンエンジンに関する。より具体的に
は、本発明は、多段式タービンを有するガスタービンエ
ンジンにおいて隣接する段間に配置される段間シール・
トルクリングに関する。
【0002】
【従来の技術】多数のタービン段を有するガスタービン
エンジンは、作動効率を向上させるため、隣接する段間
に配置されたシール装置を備える。シール装置は、固定
タービンステータブレード又はノズルの周り及び間、そ
して隣接するロータブレードの周り及び間の環状路を流
れる高温燃焼ガスの流れを制限することに向けられてい
る。このようなシール装置は、所定の環状路を流れる高
温燃焼ガスを制限するのに役立つのに加えて、タービン
ディスク、タービンブレード根元部、及びロータブレー
ド自体の内部を冷却するために供給される冷却空気を制
限し、指向させるのにも役立つ。これに関連して、ロー
タブレードに冷却通路を設けることは、タービン入口温
度を高めることを可能にし、その結果、エンジンの熱効
率を向上させ、動力すなわちスラスト出力の増大を可能
にする。しかしながら、タービンロータブレード冷却用
空気が、高温ガス流中に流れて放散されるようなことが
なく、その代わりに、冷却しようとする表面と構造体の
上又はその中を通過するように、且つ、該冷却用空気が
また、ロータブレード内部通路に通されて所望のロータ
ブレード冷却効果を得るように、該冷却用空気を適当に
制限し指向させなければならない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】過去において、種々の
タービン段間シール構成が提案されてきた。従来の構成
の幾つかは、回転ディスクを備えており、この回転ディ
スクが、固定タービンノズルの内面上に支持される固定
環状シールリングに係合するための周縁ラビリンスシー
ルを含むシールリングを形成する。幾つかの構成は、隣
接するタービンロータ段で支持される回転ブレード保持
リングに係合するための前方及び後方に延びるアームを
含むものであった。また、他の従来の構成は、ロータデ
ィスクに対するロータブレードの軸方向移動を阻止する
ための一体形成のロータブレードリテーナと、シールを
タービンロータと共に回転させるための1つ又はそれ以
上の隣接するロータディスクに連結された内側ハブとを
含むものであった。しかしながら、多要素シールとブレ
ードリテーナの構成は、付加的な部品と付加的な組立て
作業を伴ない、所望のシール効果を得るため、数個の部
品の適正な配向の維持という問題を含む可能性がある。
【0004】このような多要素配置に固有の部品管理上
の問題と組立ての問題に加えて、シール装置が、エンジ
ン作動時にタービン段要素の軸方向及び半径方向の移動
を吸収できることも必要である。幾つかの要素は、局部
的な温度及びエンジンと航空機の作動条件に基づく、あ
る範囲の異なる荷重と異なる膨張率に曝される。
【0005】従って、所望の環状流路に流入するように
燃焼ガスを制限し、燃焼ガスを冷却空気の流れから分離
し、このことを一体構造によって行い、多段式タービン
の組立てを容易にし、タービン構造要素の、熱により及
び機械的誘因により生じる寸法と配向の変化に応答する
ことのできる効果的なシールを与えることの可能なター
ビン段間シール部材を提供することが望ましい。
【0006】
【課題を解決するための手段】簡潔に述べると、本発明
の一態様によれば、多段式タービンの隣接するタービン
ロータ間の空間をシールするための段間シールリングが
提供される。シールリングは、軸方向に間隔を隔て、ほ
ぼ半径方向外方に延びる第1及び第2のアームを有する
ほぼディスク形の本体部材を含む。第1半径方向アーム
は、前方に延びるほぼ軸方向の第1のアームを含み、該
第1アームは、第1タービンロータの表面に係合するた
めの係合面で終わっている。第2半径方向アームは、後
方に延びるほぼ軸方向の第2のアームを含み、該第2ア
ームは、第1のタービンロータから軸方向に間隔を隔て
た第2のタービンロータに係合するための係合面で終わ
っている。シールリングは、冷却空気がタービンロータ
ブレード内の冷却空気通路に流入するように、隣接する
タービンロータ間の空間に供給される冷却空気を制限す
るため、隣接するタービンロータ間に橋渡し部材を形成
する。
【0007】本発明の別の態様によれば、軸方向に間隔
を隔てた一対のタービンロータを含む多段式タービンロ
ータのためのタービン冷却システムが提供される。この
冷却システムは、軸方向に隣接する一対のタービンロー
タ間の空間によって構成される段間冷却チャンバと、各
タービンロータのハブに隣接して配置され、共に回転で
きるように隣接するロータディスクを相互に連結する環
状のロータディスク連結リングとを含む。段間シール部
材が、ディスク連結リングの半径方向外方に配置されて
いる。冷却空気をディスクを通して段間冷却チャンバに
送るための複数の冷却空気通路が、上流側タービンディ
スクに設けられる。段間シール部材は、軸方向に間隔を
隔て、ほぼ半径方向外方に延びる一対のアームを有する
ほぼディスク形の本体部材を含む。前方に延びるほぼ軸
方向の第1アームが、第1タービンロータに係合するた
めの係合面で終わっており、後方に延びるほぼ軸方向の
第2アームが、第1タービンロータから軸方向に間隔を
隔てた第2タービンロータに係合するための係合面で終
わっている。
【0008】本発明の構成、作用及び利点は、付随の図
面に関連してなされる以下の記述を考察するとき一層明
らかになるであろう。
【0009】
【発明の実施の形態】さて、図面、特にそのうちの図1
を参照すると、長手方向軸11を有し、コアガスタービ
ンエンジン12及び該コアエンジンの上流側に配置され
たファン部分14を含む航空機ターボファンエンジン1
0が、概略的に示されている。コアエンジン12は、ほ
ぼ円筒状の外ケーシング16を備えており、該ケーシン
グが、環状のコアエンジン入口18を構成し、コアエン
ジン12に入る空気の圧力を第1圧力レベルまで上昇さ
せるための低圧ブースタ20を囲み、これを支持する。
高圧多段式軸流圧縮器22が、ブースタ20から加圧空
気を受け、空気圧力をさらに上昇させる。加圧空気は、
燃焼器24に流れ込み、ここで燃料が加圧空気に噴射さ
れ、燃料と空気の混合物に点火されて加圧空気の温度と
エネルギーレベルを上昇させる。高エネルギー燃焼生成
物は、第1タービン26に流れ、第1駆動シャフト28
を通じて圧縮機22を駆動し、次いで、第2タービン3
0に流れ、第1駆動シャフト28と同軸の第2駆動シャ
フト32を通じてブースタ20を駆動する。タービン2
6、30の各々を駆動した後、燃焼生成物は、排気ノズ
ル34からコアエンジン12を出て、推進ジェット推力
を発生する。
【0010】ファン部分14は、回転可能な軸流ファン
ロータ36を備える。環状のファンケーシング38が、
ファンロータ36を囲んでおり、ほぼ半径方向に延びる
円周方向に間隔を隔てた複数の支持ストラット44を介
してコアエンジン12により支持されている。ファンロ
ータ36は、半径方向に延びる円周方向に間隔を隔てた
複数のファンブレード42を支持している。ファンケー
シング38は、ファンロータ36からコアエンジン12
の外側部分上を後方に延びて、第2のすなわちバイパス
空気流の導管を形成する。ファンケーシング38の下流
側に位置し該ファンケーシング38に連結されたケーシ
ングエレメント39が、複数のファン流れ出口案内羽根
40を支持している。ファン部分14を通過する空気
は、ファンブレード42によって下流方向に進められ、
コアエンジン12によって発生する推力を補う推進推力
を与える。
【0011】エンジン10のタービン部分は、図2にお
いて拡大部分形態で横断面が示されている。タービン5
0は、拡大ハブ54を有するロータディスク52によっ
て構成される第1段タービンロータと、円周方向に間隔
を隔てた複数の第1段ロータブレード58を支持する外
周56とを備えている。第2段タービンロータが、第1
段タービンディスク52から軸方向下流側に該第1段タ
ービンディスク52に隣接して配置され、この第2ター
ビンロータは、拡大ハブ62を有するロータディスク6
0によって形成され、その外周64に円周方向に間隔を
隔てた第2段ロータブレード66が支持されている。第
2段ディスク60は、軸方向前方に延びる環状の駆動リ
ング68を含み、該駆動リング68は、円形配列の複数
のボルト孔72を有する半径方向内向きのフランジ70
を支持している。連結ボルト74が、ボルト孔72と、
第1段ディスク52に設けられた対応するボルト孔76
とを通って延び、第1及び第2段タービンディスク5
2、60を一緒に回転するように互いに連結する。さら
に、第1段ディスク52は、コアエンジン圧縮器に駆動
関係で連結された、一体の、前方に延びる環状の駆動シ
ャフト78を含む。
【0012】第1段タービンノズル80が、第1段ター
ビンディスク52の上流側において第1段ロータブレー
ド58に半径方向に隣接して配置されている。ノズル8
0は、環状の内リング82と、環状の外リング(図示せ
ず)とを備え、これらのリング間に、半径方向に延び、
円周方向に間隔を隔てた複数の固定第1段ノズル羽根8
4が配置されている。第1段ノズル内リング82は、ほ
ぼ半径方向内向きに延びるリング86に適切に連結され
ており、リング86は、その内周に、軸方向に延びる外
シールリング92の一部を形成するラビリンスシール9
0とシール係合するための環状の摩耗性シール88を支
持する。外シールリング92から半径方向内方に間隔を
隔てた内シールリング91が、環状の摩耗性シール95
とシール係合するラビリンスシール93を含む。シール
リング91、92の各々は、第1段タービンディスク5
2に結合され、第1段タービンディスク52と共に回転
する。
【0013】第2段タービンノズル94が、第1及び第
2段ロータディスク52、60間に配置されている。ノ
ズル94は、内環状リング96及び外環状リング(図示
せず)を含み、これらのリング間に、半径方向に延び、
円周方向に間隔を隔てた複数の固定第2段ノズル羽根9
8が支持されている。エンジンの作動の際、高温の燃焼
ガスが、燃焼器(図1参照)から第1段タービンノズル
80に流れ、第1段タービンノズル80は、ガスを第1
段タービンブレード58に指向させて、第1段タービン
ディスク52を回転させる。第1段タービンブレード5
8から出るガスは、第2段タービンノズル94に入り、
第2段タービンノズル94は、ガスを第2段タービンブ
レード66に指向させて、第2段タービンディスク52
を回転させる。
【0014】高温の燃焼ガスの流れを意図した流路内に
制限するため、第1段ノズル80は、軸方向後方に延び
るシールリップ100を備えている。リップ100は、
第1段ディスク52に支持された、協働する、前方に延
びるシールリップ102に隣接してその前方に配置され
ている。シールリップ102は、第1段タービンロータ
ブレード58の各々のブレードプラットフォームの前方
延長部によって形成され、さらに又、隣接するブレード
とディスク外周との間の空間に第1段ディスク52によ
り支持されたダンパシール(図示せず)の前方に延びる
要素によって形成される。ノズルシールリップ100の
各々とロータ前部シールリップ102は、半径方向に相
互に重なり合う環状シールリングを形成し、燃焼ガス
は、重なり合うシールリップとタービン外ケーシングと
の間に形成された流路を通過する。
【0015】同様の環状シールリングが、第1段タービ
ンロータブレード58と第2段ノズル94との間に設け
られる。一対のシールリングが、第1段ロータブレード
58上の、半径方向に間隔を隔てて後方に延びる複数の
シールリップ104、106によって構成される。これ
らシールリップ104、106は、該シールリップ10
4、106間の空間に延びる環状の第2段ノズル前部シ
ールリップ108と協働して、燃焼ガスの内向きの流れ
を阻止する。第2段ノズル94と第2段タービンブレー
ド66との間に、半径方向に重った関係の第2段ノズル
後部シールリップ110と第2段タービンブレード前部
シールリップ117とによって形成される同様のシール
装置が、設けられている。
【0016】第1段タービンディスク52と第2段ター
ビンディスク60との間に、段間シールリング112が
配置されている。リング112は、第1段タービンディ
スク52の後面と第2段タービンディスク60の前面と
の間に延び、これらの面と接触している。シールリング
112は、横断面がほぼT形の部材であり、拡大ハブ1
16と前部半径方向アーム118及び後部半径方向アー
ム122によって形成される外側部分との間に配置され
たディスク形の本体部材114を有し、前部半径方向ア
ーム118から上流方向に前部軸方向アーム120が延
び、後部半径方向アーム122から下流方向に後部のほ
ぼ軸方向アーム124が延びている。前部半径方向アー
ム118と後部半径方向アーム122は、エンジンの長
手方向軸に対して、軸方向に互いに間隔を隔てて配置さ
れ、これらのアームは、互いに平行にすることができ、
比較的薄い横断面を有している。前部及び後部半径方向
アーム118、122は、本体114に支持された片持
ち梁のように、本体部材114に対してタービンの前方
及び後方に、独立して撓むことができ、エンジン作動時
にそれぞれのタービン段に負荷される熱荷重と機械的荷
重から生じるタービン部品の相互の移動に応答すること
ができる。前部半径方向アーム118の外周は、円周方
向に延びるシール歯126を含み、後部半径方向アーム
122の外周は、同様に円周方向に延びるシール歯12
8を含む。シール歯126、128の各々は、第2段タ
ービンノズル94の内ノズルリング96に支持される環
状の摩耗性シール部材130に係合し、外側段間シール
を形成する。
【0017】第1段タービンディスク52は、ディスク
52を完全に貫通する、円形配置の軸方向に延びる複数
の冷却空気通路132を含む。通路132が、連結ボル
ト孔76の半径方向外方に、シールリング91、92間
に設けられる。複数の開口部134が、シールリング9
2の半径方向連結脚部136に設けられ、該脚部を貫通
して延びており、連結脚部136は、内シールリング9
1の半径方向に延びる脚部によって第1段タービンディ
スク52の前面に対してクランプされている。外環状リ
ング140と半径方向内方に間隔を隔てた内環状リング
142とによって構成された環状の冷却空気ダクト13
8が、開口部134のすぐ上流側に配置されており、こ
こへ圧縮器(図1参照)からの放出空気が送られる。比
較的低温の放出空気は、シールリング92の開口部13
4及び第1段ディスク52の冷却空気通路132を通っ
て、第1及び第2段タービンディスク52、60と段間
シールリング112のアーム120、124との間の容
積によって形成される冷却空気チャンバ144に流れ込
む。このように、冷却圧縮器の放出空気は、冷却空気チ
ャンバ144に入り、後述するように、タービンロータ
ディスク52、60並びにタービンロータブレード5
8、66を冷却するのに利用される。
【0018】図3の拡大詳細図に示されるように、段間
シールリング112の前部軸方向アーム120は、前部
半径方向アーム118とほぼ直交している。しかしなが
ら、所望ならば、軸方向アーム120を、軸方向アーム
120と半径方向アーム118との夾角によって定めら
れる鋭角に配向することができる。さらに、図2及び図
3では横断面が直線形態で示されているが、所望なら
ば、軸方向アーム120を弯曲させてもよい。これに関
連して、軸方向アーム120の形状は、アーム120の
外端部がタービンディスク52の下流面との接触状態が
維持されるように、アーム120の外端部が、シールリ
ング112及びタービンディスク52に負荷される熱荷
重と機械的荷重に応答して、タービン長手方向軸に対し
て半径方向かつ軸方向に撓むことができるものであるこ
とが好ましい。
【0019】前部軸方向アーム120は、その最外端部
に、前部ディスク係合部材148を支持するほぼ半径方
向に延びるフランジ146を含む。係合部材148は、
ほぼ半径方向に延びる環状のディスク係合面150と、
軸方向前方に延びる円形配列の複数の突出部152とを
含み、突出部152間にはスロットが設けられている。
係合部材148に設けられた突出部は、ロータブレード
58によって支持される軸方向突出部(図示せず)と接
触し、第1段ディスク52と段間シールリング112と
の相対的な回転を制限する。
【0020】後部アーム124は、前部軸方向アーム1
20が前部半径方向アーム118から延びる半径方向位
置と比較して、ハブ116に対して内向きに間隔を隔て
た半径方向位置のところで後部半径方向アーム122か
ら外方に延びる。後部アーム124は、傾斜部分154
と、ほぼ軸方向に延びる部分156とを含む。傾斜部分
154は、アーム122に対して夾角が約45°の鋭角
で配置されるが、所望ならば、傾斜の精密な角度を変え
ることができる。傾斜部分154とほぼ軸方向に延びる
部分156との相対的な長さは、後部アーム124の最
外端部で支持される後部ディスク係合部材158が、第
2段ディスク及び、第2段ロータブレードのシャンク部
位と対向し且つそれらと接触して配置されるように選定
される。後部ディスク係合部材158は、第2段タービ
ンディスク60の前面及び第2段ロータブレードシャン
クに係合するためのほぼ半径方向に延びる環状のディス
ク係合面160を含む。
【0021】傾斜部分154とほぼ軸方向に延びる部分
156との間の夾角である鈍角は、ほぼ140°程度で
よい。しかしながら、この場合にも、所望ならば精密な
傾斜角度は変えることができ、一般的に、後部アーム1
24のタービンディスク60に対する半径方向接触点を
基準として定める。これに関連して、傾斜部分154と
半径方向アーム122との連結点、傾斜部分154の半
径方向アーム122に対する傾斜角度、及びアーム部分
154、156の相対的な長さと厚さは、タービンの長
手方向軸に対して半径方向及び軸方向に後部アーム12
4を変形させることができるように選定される。したが
って、後部ディスク係合部材158は、エンジン作動時
にタービンに負荷される熱荷重と機械的荷重の変化の結
果として生ずるタービン部品の相対移動に応答して、デ
ィスク60の前面、及びそれによって支持されるロータ
ブレードのシャンクと接触したままである。
【0022】段間シールリング112の形状は、第1及
び第2のタービンディスクとブレードがそれぞれのディ
スク係合面150、160と緊密に係合して、タービン
ディスク52、60間の冷却空気チャンバ144をほぼ
シールするようなものである。前部半径方向アーム11
8及び後部半径方向アーム122の各々は、軸方向にお
いて本体部材114よりも薄くなっており、エンジンの
作動範囲にわたってタービンの熱荷重及び機械的荷重の
条件の変化から生じるタービン部品の膨張収縮の結果と
しての、第1及び第2段タービンディスク52、60間
の寸法変化に応答するように、半径方向アーム118、
122の外側部分を、軸方向に撓ませることができる。
これに関連して、エンジン作動時にタービンディスクの
対向する面間の軸方向間隔が増加した場合でも、環状係
合面とタービンディスクとの接触が維持されるように、
環状係合面150、160とそれぞれのタービンディス
クとの間に十分な初期荷重を加えることが好ましい。同
様に、タービンディスクの対向する面間の間隔が減少し
たとき、前部及び後部半径方向アーム118、122の
曲げ特性は、このような間隔の減少を吸収するように、
これらのアームのそれぞれが撓むのを可能にする。それ
に関連して、半径方向アーム118、122は、集中荷
重を受ける片持ち梁として作用する。さらに、前部ディ
スク係合部材148と後部ディスク係合部材158の各
々は、アーム120及び124の撓みの結果として、タ
ービンの長手方向軸に対して半径方向に移動し、熱荷重
及び機械的荷重の作用によって生ずるタービン部品の半
径方向の膨張収縮に応答することができる。従って、前
部軸方向アーム120及び前部半径方向アーム118
は、荷重を受けて撓み、前部ディスク係合部材148を
半径方向かつ軸方向に移動させることができ、後部アー
ム124及び後部半径方向アーム122は、荷重を受け
て撓み、後部ディスク係合部材158を半径方向及び軸
方向の両方向に移動させることができる。
【0023】次に図4を参照すると、第1段ロータブレ
ード58は、ブレードプラットフォーム164に配置さ
れており、該プラットフォーム164の軸方向に延びる
最外端部は、前部シールリップ102と後部シールリッ
プ104、106を形成する。軸方向横断面が全体的に
ダブテール形の形状を有するブレードシャンク166
が、ブレードプラットフォーム164の下にあり、第1
段ディスク52(図5参照)に設けられた対応する形状
のダブテール・スロット168に摺動可能に受け入れら
れることができる。ダブテール・スロット168は、円
周方向に間隔を隔てた隣接するディスクポスト170間
の周囲空間によって形成される。ブレードシャンク16
6の各々は、軸方向に延びる突出部172を含み、該突
出部172は、ブレードシャンク166の後面174で
支持され、段間リング112の前部ディスク係合部材1
48で支持された隣接する軸方向突出部152間のそれ
ぞれの隙間に受け入れられる。ブレードシャンクで支持
される突出部172と、段間シールリング112で支持
される突出部152との接触は、第1段ロータとシール
リングとの相対的な回転を制限するのに役立つ。ブレー
ドシャンク166は、軸方向後方に延びるポスト延長部
176を各々が有する、それぞれの隣接するディスクポ
スト170によって、第1段ディスク52に対して周囲
方向に移動しないように保持される。
【0024】ブレードシャンク166は、第1段ディス
ク52に対して、ダブテール・スロット168の半径方
向深さよりも小さい半径方向深さを有しており、その間
に軸方向に延びる冷却空気通路178を形成する。冷却
空気通路178は、ブレードシャンク底面180とダブ
テール・スロット底壁182との間に延び、冷却空気チ
ャンバ144(図2参照)から流れる冷却空気を受け入
れる。冷却空気は、ブレードシャンク166に設けられ
た半径方向に延びる流路(図示せず)を通って、第1段
ロータブレード58の翼型部分に流れ込み、冷却空気を
第1段ブレードにもたらす。図4に最もよく示されるよ
うに、第1段シールリングの前部ディスク係合部材14
8の環状係合面150は、ブレードシャンク166の後
面174に当接し、ディスクポスト170の後面にも当
接している。従って、ディスク係合部材148は、ブレ
ードシャンク166の後方移動を阻止するブレード保持
作用をもたらす。さらに、前部ディスク係合部材148
の最上部の環状面は、ポスト延長部176の下方環状面
に当接して、段間シールリング112の半径方向外方移
動を制限する。
【0025】第1段ディスク52の前面に位置する環状
ディスクの形態の前部ブレードリテーナ184が、設け
られている。前部ブレードリテーナ184は、軸方向に
延び、半径方向に間隔を隔てた複数の係合隆起部186
を含み、該隆起部186は、ブレードシャンク166の
前面188及び隣接するディスクポスト170の前面に
係合する。シールワイヤ189が、係合隆起部186間
の環状空間に支持されて空気シールを維持し、冷却空気
がブレードリテーナ184とブレードシャンク166と
の間を通過するのを防ぐ。従って、冷却空気は、段間冷
却空気チャンバ144から、図2において幾つかの矢印
で示される方向に流れて、冷却空気通路178内に入
り、次いで第1段ブレード58の各々のシャンクと翼型
部分内の冷却通路(図示せず)内に流れる。図2に最も
よく示されるように、前部ブレードリテーナ184は、
前部ブレードリテーナ184とディスク52で支持され
る半径方向リップ192との間に配置される割りリング
190によって、適所に保持されている。リップ192
は、第1段タービンディスク52の軸方向前方に間隔を
隔てて配置され、ディスク52に対して半径方向に延び
る。
【0026】第2段ロータブレード66と第2段ロータ
ディスク60との相互連結は図6に示されているが、第
1段ブレードとディスクとの相互連結と同様である。第
2段ロータブレード66は、ブレードプラットフォーム
194上に配置され、プラットフォーム194の軸方向
に延びる前端部は、前部シールリップ117を形成す
る。軸方向断面がほぼダブテール形の形状をなし、第2
段ロータディスク60(図7参照)に設けられた対応す
る形状のダブテール・スロット198内に軸方向に摺動
可能に受け入れられるブレードシャンク196が、ブレ
ードプラットフォーム194の下にある。ダブテール・
スロット198は、円周方向に間隔を隔てた隣接するデ
ィスクポスト200間の周辺空間によって形成される。
ブレードシャンク196は、軸方向前方に延びるポスト
延長部206を各々が有する隣接するそれぞれのディス
クポスト200によって、ロータディスク60に対して
周方向に移動しないように保持される。
【0027】ブレードシャンク196は、ロータディス
ク60に対して、ダブテール・スロット198の半径方
向深さより小さい半径方向深さを有し、その間に軸方向
に延びる冷却空気通路208を形成する。冷却空気通路
208は、ブレードシャンク底面210とダブテール・
スロット底壁212との間に延び、冷却空気チャンバ1
44(図2参照)から流れる冷却空気を受け入れる。冷
却空気は、ブレードシャンク196に設けられた半径方
向通路(図示せず)を通過して、第2段ロータブレード
66の翼型部分に流れ込み、第2段ブレードに冷却空気
をもたらすことができる。
【0028】図6に最もよく示されるように、段間シー
ルリングの後部ディスク係合部材158の環状係合面1
60は、ブレードシャンク196の前面204に当接
し、ディスクポスト200の前面にも当接している。か
くして、ディスク係合部材158は、ブレードシャンク
196の前方移動を阻止するブレード保持作用をもたら
す。さらに、後部ディスク係合部材158の最上部の環
状面は、ポスト延長部206の下方の環状面に当接し
て、シールリング112の半径方向外方移動を制限す
る。
【0029】ロータディスク60の後面に位置する環状
ディスクの形態の後部ブレードリテーナ214が、設け
られている。後部ブレードリテーナ214は、軸方向に
延び、半径方向に間隔を隔てた複数の環状の係合隆起部
216を含んでおり、隆起部216は、ブレードシャン
ク196の後面218及び隣接するディスクポスト20
0の後面に係合する。シールワイヤ217は、二対の隣
接する係合隆起部216の各々の間の環状空間で支持さ
れ、冷却空気がブレードリテーナ214とブレードシャ
ンク196との間を通過するのを防ぐ。図2に流れ矢印
で示されるように、冷却空気は、段間冷却空気チャンバ
144から、冷却空気通路208に流れ、次いで第2段
ロータブレード66の各々のシャンクと翼型部分内の冷
却通路(図示せず)に流れ込む。後部ブレードリテーナ
214は、後部ブレードリテーナ214とディスク60
で支持される半径方向リップ222との間に配置された
割りリング220によって、第2段ディスク60の下流
面の適所に保持される。リップ222は、第2段タービ
ンディスク60の軸方向後方に間隔を隔てて配置され、
ディスク60に対して半径方向に延びる。
【0030】従って、段間シールリング112が、第1
及び第2段ロータディスク52、60間の冷却空気チャ
ンバ144への冷却空気のそれぞれの流れを制限するよ
うに環状外壁を形成し、その結果、冷却空気が、ロータ
ブレードの下のそれぞれの冷却流路に入り、冷却の目的
のためロータブレードに流れ込み、ロータブレードを通
過することは明らかであろう。ロータブレード冷却空気
の供給が、タービン入口温度を高めることを可能にし、
その結果、エンジンの熱効率を上昇させ、スラスト出力
を増大させることを可能にする。
【0031】図8及び図9は、タービン段間シール及び
トルクリングの別の実施形態を示している。リング23
0は、リング230がリング112の前部軸方向アーム
120に設けられている歯152を含まないことを除い
て、全体構造がリング112とほぼ同様である。従っ
て、前部アーム232は、第1段ブレード233のシャ
ンク235の後面231、及び第1段ディスク52の後
面と面対面接触しているにすぎない。ブレード233の
ブレードシャンク235も、図2及び図4に示される実
施の形態におけるように、軸方向に延びる歯を含まな
い。
【0032】図8及び図9に示される実施の形態では、
タービンとシールリングとの相対的な回転を最小にする
タービンとシールリングとの連結が、後部アーム234
上に設けられている。後部ディスク係合部材238によ
り支持され、そこから半径方向外方に延びる突出部23
6が、一対の隣接する第2段ディスクポスト206間の
空間に突出し、タービンが回転するとき、該突出部は、
タービンの回転方向に応じて2つのポストのうち一方に
接触し、これによりタービンとシールリングとの更なる
相対的な回転を阻止する。リング構造体の対称性を維持
してリングの不均衡状態を回避するために、4つのこの
ような突出部を、シールリング230に90°間隔で設
けることができる。
【0033】当業者は理解できるであろうが、ここに図
示され説明されている型式の一体構造体としての段間シ
ールリングの構成は、タービンの組立作業を容易にす
る。第1段ディスクの後部側、及び第2段ディスクの前
部側に接触する別個の環状ブレードリテーナを設け、適
切に配向させる必要性が排除される。
【0034】2つの環状ブレードリテーナを排除するこ
とによって、ロータブレードの良好な冷却が得られる。
このような環状ブレードリテーナはブレードシャンクの
上に重なるので、冷却空気をブレードシャンク冷却空気
通路に入れるため、リテーナに冷却空気穴を設けなけれ
ばならない。ブレードリテーナのこのような穴を通過す
る冷却空気は、圧力低下を受け、それにより冷却空気の
温度を上昇させる。しかしながら、ここに説明し図示し
た型式の段間シールリングを用いることにより、冷却空
気穴をもつ環状ブレードリテーナを使用する必要性を回
避し、そして、ブレードダブテール部とロータディスク
のスロットとの間の通路に向け、冷却空気を直接差し向
けて、環状ブレードリテーナと関連した冷却空気の圧力
低下を回避するという、付加的な利点が得られる。結果
的に、ここに説明し図示した型式の一体の段間シールリ
ングを用いると、タービンブレードに供給される冷却空
気は低温になり、それにより、タービン入口温度を上昇
させて熱効率とスラスト出力を増大させることが可能に
なるか、又は冷却空気の流量を減少させることが可能と
なる。
【0035】本発明の特別の実施の形態を図示し説明し
てきたが、本発明の技術思想から逸脱することなく種々
の変更と修正をなし得ることは、当業者には明らかであ
ろう。従って、本発明の技術的範囲内にあるこのような
全ての変更と修正は、添付の特許請求の範囲に含まれる
ことを意図している。
【図面の簡単な説明】
【図1】 多段式タービンを備える航空機用ガスタービ
ンエンジンの長手方向断面図。
【図2】 段間トルク・シールリングの実施形態を含む
2段式タービンの拡大部分断面図。
【図3】 図2に示す段間トルク・シールリングの拡大
断面図。
【図4】 図2に示す第1段タービンディスクとロータ
ブレードの連結装置の拡大部分断面図。
【図5】 ロータブレード受入れスロットとそれらの間
のディスクポストを示す、ディスクの下流面における第
1段タービンディスクの外周部の部分斜視図。
【図6】 図2に示す第2段タービンディスクとロータ
ブレードの連結装置の拡大部分断面図。
【図7】 ロータブレード受入れスロットとそれらの間
のディスクポストを示す、ディスクの上流面における第
2段タービンディスクの外周部の部分斜視図。
【図8】 段間トルク・シールリングの別の実施形態の
部分断面図。
【図9】 第2段ディスクのポストに対する後部アーム
の回転防止突出部の位置を示す、図8の第2段タービン
ディスクの周辺部の部分図。
【符号の説明】
50 タービン 52 第1段ディスク 58 第1段ブレード 60 第2段ディスク 66 第2段ブレード 68 駆動リング 78 駆動シャフト 94 第2段ノズル 98 第2段ノズル羽根 112 段間リング 114 本体部材 118 前部半径方向アーム 120 前部軸方向アーム 122 後部半径方向アーム 124 後部軸方向アーム 130 環状シール 132 空気通路 144 冷却空気チャンバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デニス・ユージーン・ムーア アメリカ合衆国、インディアナ州、コナー ズビル、ウエスト・11ティーエイチ・スト リート、126番 (72)発明者 リチャード・ウィリアム・アルブレヒト, ジュニア アメリカ合衆国、オハイオ州、フェアフィ ールド、パーク・メドウズ・コート、5番 Fターム(参考) 3G002 HA01 HA07 HA08 HA10

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多段式タービン(50)における一対の
    隣接したタービンロータ(52、60)間の空間をシー
    ルするための段間シールリング(112、230)であ
    って、 軸方向に間隔を隔て、ほぼ半径方向外方に延びる第1及
    び第2のアーム(118、122)を有するほぼディス
    ク形の本体部材(114)と、 前記第1の半径方向アーム(118)によって支持され
    たほぼ軸方向の前部アーム(120)と、 前記第2の半径方向アーム(122)によって支持さ
    れ、前記第1タービンロータ(52)から軸方向に間隔
    を隔てた前記第2タービンロータ(60)に係合するた
    めの後部係合面(160)を含む後部ディスク係合部材
    (158)を備えたほぼ軸方向の後部アーム(124)
    と、を含み、 前記段間シールリング(112、230)が、前記隣接
    するタービンロータディスク(52、60)間に橋渡し
    部材を形成して、前記隣接するタービンロータ(52、
    60)間の空間(144)に供給される冷却空気が前記
    タービンロータ(52、60)により支持されるタービ
    ンロータブレード(58、66)内の冷却空気通路に流
    れ込むように、該冷却空気を制限しており、 前記前部アーム(120)と前記後部アーム(124)
    の少なくとも一方が、前記シールリング(112、23
    0)に前記隣接するタービンロータ(52、60)との
    相対的な回転を制限するため、前記隣接するタービンロ
    ータ(52、60)に係合する少なくとも1つの突出部
    (152、236)を含む、ことを特徴とする段間シー
    ルリング(112、230)。
  2. 【請求項2】 半径方向外方に延びる前記アーム(11
    8、122)が、固定環状シールリング(130)にシ
    ール係合するためのシール歯(126、128)で終わ
    ることを特徴とする、請求項1に記載の段間シールリン
    グ(112、230)。
  3. 【請求項3】 前記本体部材(114)がハブ(11
    6)を含み、前記前部及び後部アーム(120、12
    4)が、前記シール歯(126、128)と前記ハブ
    (116)との間の前記第1及び第2半径方向アーム
    (118、122)によって支持されることを特徴とす
    る、請求項2に記載の段間シールリング(112、23
    0)。
  4. 【請求項4】 前記少なくとも1つの突出部(152)
    が、前記前部アームによって支持されることを特徴とす
    る、請求項1に記載の段間シールリング(112、23
    0)。
  5. 【請求項5】 前記少なくとも1つの突出部(152)
    が、ほぼ軸方向に延びることを特徴とする、請求項4に
    記載の段間シールリング(112、230)。
  6. 【請求項6】 前記第1タービンロータ(52)が、前
    記軸方向前部アーム(120)によって支持される前記
    少なくとも1つの突出部(152)と協働的に係合する
    ための軸方向後方に延びる突出部(172)を含むこと
    を特徴とする、請求項1に記載の段間シールリング(1
    12、230)。
  7. 【請求項7】 前記少なくとも1つの突出部(236)
    が、前記後部アーム(234)によって支持されること
    を特徴とする、請求項1に記載の段間シールリング(1
    12、230)。
  8. 【請求項8】 前記少なくとも1つの突出部(236)
    が、ほぼ半径方向に延びることを特徴とする、請求項7
    に記載の段間シールリング(112、230)。
  9. 【請求項9】 前記第2タービンロータ(60)が、前
    記後部アーム(234)によって支持される前記少なく
    とも1つの突出部(236)に協働的に係合するための
    少なくとも1つの軸方向に延びる突出部(206)を含
    むことを特徴とする、請求項8に記載の段間シールリン
    グ(112、230)。
  10. 【請求項10】 前記前部ディスク係合部材(148)
    が、前記前部アーム(120)に対してピボット回転可
    能なことを特徴とする、請求項1に記載の段間シールリ
    ング(112、230)。
  11. 【請求項11】 前記後部アーム(124)が、前記第
    2半径方向アーム(122)に対して傾斜し斜めに延び
    る部分(154)を含むことを特徴とする、請求項1に
    記載の段間シールリング(112、230)。
  12. 【請求項12】 前記傾斜し斜めに延びる部分(15
    4)の前記第2半径方向アーム(122)に対する傾斜
    が約40°であることを特徴とする、請求項11に記載
    の段間シールリング(112、230)。
  13. 【請求項13】 前記後部アーム(124)が、前記第
    2半径方向アーム(122)に対して傾斜し斜めに延び
    る部分(154)と、該斜めに延びる部分(154)に
    結合され、そこから軸方向に延びる部分(156)とを
    含むことを特徴とする、請求項1に記載の段間シールリ
    ング(112、230)。
  14. 【請求項14】 前記斜めに延びる部分(154)が、
    前記第2半径方向アーム(122)に連結されているこ
    とを特徴とする、請求項13に記載の段間シールリング
    (112、230)。
  15. 【請求項15】 前記第1及び第2半径方向アーム(1
    18、122)の外端部が、互いに独立して撓み得るこ
    とを特徴とする、請求項1に記載の段間シールリング
    (112、230)。
  16. 【請求項16】 前記後部アーム(124)が、前記第
    2半径方向アーム(122)から延びる第1の傾斜部分
    (154)と、該傾斜部分(154)と前記第2タービ
    ンロータディスク(60)に係合する前記係合面(16
    0)との間に延びる第2の軸方向部分とを含むことを特
    徴とする、請求項1に記載の段間シールリング(11
    2、230)。
  17. 【請求項17】 一対の軸方向に間隔を隔てたタービン
    ロータ(52、60)を有する多段式タービン(50)
    のためのタービン冷却システムであって、 一対の軸方向に隣接する第1及び第2タービンロータ
    (52、60)と、各タービンロータ(52、60)の
    ハブに隣接して配置され、共に回転するように前記隣接
    するロータを相互に連結する環状ロータディスク連結リ
    ング(68、70)と、該ディスク連結リングの半径方
    向外方に配置された段間シール部材(112、230)
    とによって形成された段間冷却チャンバ(144)と、 前記第1タービンロータ(52)を貫通して延び、冷却
    空気を前記ロータ(52)を通して前記段間冷却チャン
    バ(144)に送るための複数の冷却空気通路と、を備
    え、 前記段間シール部材(112、230)が、軸方向に間
    隔を隔て、ほぼ半径方向外方に延びる一対の第1及び第
    2アーム(118、122)を有する、ほぼディスク形
    の本体部材(114)を含み、 前記第1半径方向アーム(118)から延び、前記第1
    タービンロータ(52)に係合するためのディスク係合
    部材(148)で終わる前部アーム(120)と、 前記第2半径方向アーム(122)から延び、前記第1
    タービンロータから軸方向に間隔を隔てた前記第2段タ
    ービンロータ(60)に係合するための後部係合部材
    (158)で終わる後部アーム(124)と、が設けら
    れ、 前記段間シール部材(112、230)が、該シール部
    材(112、230)とタービンロータ(52、60)
    との相対的な回転を制限するため、少なくとも1つのタ
    ービンロータ(52、60)に接触する少なくとも1つ
    の突出部(152、236)を含む、ことを特徴とする
    タービン冷却システム。
  18. 【請求項18】 少なくとも1つのタービンロータ(5
    2)が、前記冷却チャンバ(144)内に延びる軸方向
    突出部(172)を有するブレードシャンク(166)
    を含む複数のブレード(58)を支持し、前記段間シー
    ル部材(112)によって支持される前記少なくとも1
    つの突出部(152)が、前記段間シール部材(11
    2)と前記タービンロータ(52)との相対的な回転を
    制限するため、前記ブレードシャンク突出部(172)
    に接触することを特徴とする、請求項17に記載のター
    ビン冷却システム。
  19. 【請求項19】 前記段間シール部材(230)によっ
    て支持される前記少なくとも1つの突出部(236)
    が、前記シール部材(230)と前記タービンロータ
    (60)との相対的な回転を制限するため、少なくとも
    1つのタービンロータ(60)によって支持される軸方
    向突出部に接触することを特徴とする、請求項17に記
    載のタービン冷却システム。
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