JP2002201896A - トンネル用耐火パネル、トンネル内の耐火被覆構造及びその構築方法 - Google Patents
トンネル用耐火パネル、トンネル内の耐火被覆構造及びその構築方法Info
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- JP2002201896A JP2002201896A JP2001316305A JP2001316305A JP2002201896A JP 2002201896 A JP2002201896 A JP 2002201896A JP 2001316305 A JP2001316305 A JP 2001316305A JP 2001316305 A JP2001316305 A JP 2001316305A JP 2002201896 A JP2002201896 A JP 2002201896A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 既設、新設の道路用トンネルのコンクリート
内壁を火災の熱から守るためのトンネル用耐火パネル、
トンネル内の耐火被覆構造及びその構築方法を提供す
る。 【解決手段】 シールドトンネル、沈埋トンネル又は開
削トンネルの何れかのトンネルに施工された鉄筋コンク
リート、鉄又は鉄及びコンクリートの合成体からなる一
次覆工体3の内側に用いる耐火パネル6であって、トン
ネル内空側表面が金属板10で覆われた断熱材8よりな
ることを特徴とする。
内壁を火災の熱から守るためのトンネル用耐火パネル、
トンネル内の耐火被覆構造及びその構築方法を提供す
る。 【解決手段】 シールドトンネル、沈埋トンネル又は開
削トンネルの何れかのトンネルに施工された鉄筋コンク
リート、鉄又は鉄及びコンクリートの合成体からなる一
次覆工体3の内側に用いる耐火パネル6であって、トン
ネル内空側表面が金属板10で覆われた断熱材8よりな
ることを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として既設や新
設の道路用トンネルであって、かつ、シールドトンネ
ル、沈埋トンネル又は開削トンネルの内壁面を火災の熱
から守るために提案された、トンネル用耐火パネル、ト
ンネル内の耐火被覆構造及びその構築方法に関する。
設の道路用トンネルであって、かつ、シールドトンネ
ル、沈埋トンネル又は開削トンネルの内壁面を火災の熱
から守るために提案された、トンネル用耐火パネル、ト
ンネル内の耐火被覆構造及びその構築方法に関する。
【0002】
【従来の技術】シールドトンネルにあっては、シールド
マシンにより地盤を掘削すると同時に、地山の内面をコ
ンクリートセグメント、鋼−コンクリートの合成セグメ
ントなどの一次覆工体で補強して構築される。開削トン
ネルにあっては、土留め壁築造後に地上より地盤を掘削
した後、主に鉄筋コンクリート製のトンネル駆体を施工
し、埋め戻して構築される。
マシンにより地盤を掘削すると同時に、地山の内面をコ
ンクリートセグメント、鋼−コンクリートの合成セグメ
ントなどの一次覆工体で補強して構築される。開削トン
ネルにあっては、土留め壁築造後に地上より地盤を掘削
した後、主に鉄筋コンクリート製のトンネル駆体を施工
し、埋め戻して構築される。
【0003】また、沈埋トンネルは海底等に沈設して構
築される。この海底に設置される沈埋トンネルの場合
は、工場で製作された巨大なボックス断面の鉄筋コンク
リートブロックを作業船で海上の設置場所まで運搬した
うえ海底に沈め、海底において複数の前記鉄筋コンクリ
ートブロック同士を接続して海底道路トンネル等として
構築される。
築される。この海底に設置される沈埋トンネルの場合
は、工場で製作された巨大なボックス断面の鉄筋コンク
リートブロックを作業船で海上の設置場所まで運搬した
うえ海底に沈め、海底において複数の前記鉄筋コンクリ
ートブロック同士を接続して海底道路トンネル等として
構築される。
【0004】ところで、道路網が発達しトンネルの数が
増えたことや、自動車の増加により交通量が増えたこと
などにより、道路トンネル内での自動車同士の衝突、転
倒等による火災事故の頻度が増え、また火災事故の規模
も大形化の傾向にある。特に、引火性の液体燃料や液化
薬品を搭載したタンクローリーによりトンネル内の火災
事故が発生したときの災害の危険性は予測をはるかに超
えるものがある。
増えたことや、自動車の増加により交通量が増えたこと
などにより、道路トンネル内での自動車同士の衝突、転
倒等による火災事故の頻度が増え、また火災事故の規模
も大形化の傾向にある。特に、引火性の液体燃料や液化
薬品を搭載したタンクローリーによりトンネル内の火災
事故が発生したときの災害の危険性は予測をはるかに超
えるものがある。
【0005】トンネル内の火災事故において、人的災害
を最小に抑えなければならないのは勿論であるが、他の
問題として、トンネル内壁、特に覆工コンクリートを如
何にして熱から守るかという問題がある。
を最小に抑えなければならないのは勿論であるが、他の
問題として、トンネル内壁、特に覆工コンクリートを如
何にして熱から守るかという問題がある。
【0006】つまり、既設の道路用トンネルにあって
は、トンネル内壁面に覆工コンクリートが露出している
ものが殆どであって、このようなトンネルにあっては、
火災が発生した場合、急速に上昇した高温の熱が覆工コ
ンクリートに直に熱衝撃的に伝わり、コンクリートに含
まれる水分が急速に蒸発されるなどの原因で、当該コン
クリートが曝裂してトンネル崩壊等の大事故になりかね
ない。又、曝裂に至らない場合でも、当該コンクリート
が劣化して亀裂が入り、火災が鎮火した後、コンクリー
トの崩落・剥落の危険が生じる。この場合、火災事故の
後、相当長期にわたり覆工コンクリートの修復作業を行
うことになるが、その間はトンネル内を走行禁止とし、
あるいは、片側通行とするなど、いずれにしても、経済
的、社会的損失は少なくない。
は、トンネル内壁面に覆工コンクリートが露出している
ものが殆どであって、このようなトンネルにあっては、
火災が発生した場合、急速に上昇した高温の熱が覆工コ
ンクリートに直に熱衝撃的に伝わり、コンクリートに含
まれる水分が急速に蒸発されるなどの原因で、当該コン
クリートが曝裂してトンネル崩壊等の大事故になりかね
ない。又、曝裂に至らない場合でも、当該コンクリート
が劣化して亀裂が入り、火災が鎮火した後、コンクリー
トの崩落・剥落の危険が生じる。この場合、火災事故の
後、相当長期にわたり覆工コンクリートの修復作業を行
うことになるが、その間はトンネル内を走行禁止とし、
あるいは、片側通行とするなど、いずれにしても、経済
的、社会的損失は少なくない。
【0007】前述のことから、現在、道路トンネル耐火
基準の策定作業が精力的に進められている。従来、シー
ルドトンネルに施工された鉄筋コンクリート、鉄又は鉄
及びコンクリートの合成体からなる一次覆工体の内側に
用いる耐火パネルであるトンネル用耐火パネルはPro
mat社が実施している。その構成は一次覆工体の内側
に断熱材を覆う構成である。その断熱材はセメント珪酸
カルシウム質の耐火ボード材質である。
基準の策定作業が精力的に進められている。従来、シー
ルドトンネルに施工された鉄筋コンクリート、鉄又は鉄
及びコンクリートの合成体からなる一次覆工体の内側に
用いる耐火パネルであるトンネル用耐火パネルはPro
mat社が実施している。その構成は一次覆工体の内側
に断熱材を覆う構成である。その断熱材はセメント珪酸
カルシウム質の耐火ボード材質である。
【0008】また、特許2958285号公報には組成
が限定された断熱性耐火物の記載がある。本公報にはト
ンネルに被覆することを目的にした記述があり、その構
成は一次覆工体の内側に断熱材を覆う構成体の断熱耐火
物の組成である。
が限定された断熱性耐火物の記載がある。本公報にはト
ンネルに被覆することを目的にした記述があり、その構
成は一次覆工体の内側に断熱材を覆う構成体の断熱耐火
物の組成である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の道路用トンネル
では、トンネル内壁面に覆工コンクリートが露出してお
り、トンネル内火災が発生した場合、覆工コンクリート
の曝裂によりトンネルが崩壊したり、覆工コンクリート
が熱で劣化し、長期間掛けてその修復作業が必要とな
り、それによる経済的、社会的損失が大きくなる。一
方、従来技術の一次覆工体の内側に用いる耐火パネルで
ある断熱材を覆う構成は、耐火パネルが無機材料系の耐
火断熱材である。その材料そのものの断熱機能に問題が
あるわけではない。
では、トンネル内壁面に覆工コンクリートが露出してお
り、トンネル内火災が発生した場合、覆工コンクリート
の曝裂によりトンネルが崩壊したり、覆工コンクリート
が熱で劣化し、長期間掛けてその修復作業が必要とな
り、それによる経済的、社会的損失が大きくなる。一
方、従来技術の一次覆工体の内側に用いる耐火パネルで
ある断熱材を覆う構成は、耐火パネルが無機材料系の耐
火断熱材である。その材料そのものの断熱機能に問題が
あるわけではない。
【0010】しかし、覆工コンクリート内面の曲率とパ
ネル背面の曲率の不整合(誤差)、あるいは覆工コンク
リート内面の凹凸により、パネル背面に隙間が生じやす
い。そのため、断熱性能を損なう。更に、パネル間の目
地部の密着性(閉塞性)を完全にすることが困難なので
熱流が目地部の隙間からパネル背面の隙間へ入りやす
い。また、道路トンネルの耐火パネルはトンネルの天井
部を中心に設置され、トンネルは数十年に亘り使用され
るため、供用時の落下不安がないことが重要な要素であ
る。従来の無機材料系の耐火断熱材が耐火パネルとして
使用される場合、例えば、ボルトにより固定された耐火
パネルが長期間天井部にあると、耐火パネルが無機材料
であるが故に、固定部分の箇所からクラックが成長する
ことを否定できず落下不安が残っていた。
ネル背面の曲率の不整合(誤差)、あるいは覆工コンク
リート内面の凹凸により、パネル背面に隙間が生じやす
い。そのため、断熱性能を損なう。更に、パネル間の目
地部の密着性(閉塞性)を完全にすることが困難なので
熱流が目地部の隙間からパネル背面の隙間へ入りやす
い。また、道路トンネルの耐火パネルはトンネルの天井
部を中心に設置され、トンネルは数十年に亘り使用され
るため、供用時の落下不安がないことが重要な要素であ
る。従来の無機材料系の耐火断熱材が耐火パネルとして
使用される場合、例えば、ボルトにより固定された耐火
パネルが長期間天井部にあると、耐火パネルが無機材料
であるが故に、固定部分の箇所からクラックが成長する
ことを否定できず落下不安が残っていた。
【0011】また、運搬時及び施工時に作用する衝撃力
により割れ易かったり、覆工コンクリートの内面形状と
耐火パネル背面との不整合のためにボルト締め付け時に
割れ易いという欠点を有し、上記の供用時安全性を低下
させる傾向があった。
により割れ易かったり、覆工コンクリートの内面形状と
耐火パネル背面との不整合のためにボルト締め付け時に
割れ易いという欠点を有し、上記の供用時安全性を低下
させる傾向があった。
【0012】また、一次覆工体の内側に従来の無機材料
系の耐火断熱材が耐火パネルとして使用される場合、ト
ンネルの美観保持のための清掃作業上の機能として不足
があった。水噴霧による清掃を行うと、耐火パネルが多
孔体であるが故に汚れがその表面に付着し易かった。
系の耐火断熱材が耐火パネルとして使用される場合、ト
ンネルの美観保持のための清掃作業上の機能として不足
があった。水噴霧による清掃を行うと、耐火パネルが多
孔体であるが故に汚れがその表面に付着し易かった。
【0013】本発明は前記の欠点を解決するもので、ト
ンネル内火災が発生した場合でも、その高温の熱が覆工
コンクリートに直に伝わらず、したがって、覆工コンク
リートが曝裂しないのは勿論のこと、覆工コンクリート
が劣化しないので、その復旧作業をしなくて済むように
したトンネル内壁の耐火パネルと、耐火被覆構造とその
構築方法を提供することを目的とする。
ンネル内火災が発生した場合でも、その高温の熱が覆工
コンクリートに直に伝わらず、したがって、覆工コンク
リートが曝裂しないのは勿論のこと、覆工コンクリート
が劣化しないので、その復旧作業をしなくて済むように
したトンネル内壁の耐火パネルと、耐火被覆構造とその
構築方法を提供することを目的とする。
【0014】
【問題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は次のように構成する。
めに、本発明は次のように構成する。
【0015】請求項1に記載の発明は、シールドトンネ
ル、沈埋トンネル又は開削トンネルの何れかのトンネル
に施工された鉄筋コンクリート、鉄又は鉄及びコンクリ
ートの合成体からなる一次覆工体の内側に用いる耐火パ
ネルであって、トンネル内空側表面が金属板で覆われた
断熱材よりなることを特徴とする。
ル、沈埋トンネル又は開削トンネルの何れかのトンネル
に施工された鉄筋コンクリート、鉄又は鉄及びコンクリ
ートの合成体からなる一次覆工体の内側に用いる耐火パ
ネルであって、トンネル内空側表面が金属板で覆われた
断熱材よりなることを特徴とする。
【0016】請求項2記載の発明は、請求項1に記載の
発明において、前記断熱材が不定形耐火物、耐火ボー
ド、セラミックファイバー及びグラスファイバーの1種
又は2種以上からなることを特徴とする。
発明において、前記断熱材が不定形耐火物、耐火ボー
ド、セラミックファイバー及びグラスファイバーの1種
又は2種以上からなることを特徴とする。
【0017】請求項3記載の発明は、請求項1または2
に記載の発明において、前記断熱材の一次覆工体側に、
前記断熱材より耐熱温度の低い第2の断熱材が配置され
ていることを特徴とする。
に記載の発明において、前記断熱材の一次覆工体側に、
前記断熱材より耐熱温度の低い第2の断熱材が配置され
ていることを特徴とする。
【0018】請求項4の記載の発明は、請求項3に記載
の発明において、前記第2の断熱材が不定形耐火物、耐
火ボード、セラミックファイバー及びグラスファイバー
の1種又は2種以上からなることを特徴とする。
の発明において、前記第2の断熱材が不定形耐火物、耐
火ボード、セラミックファイバー及びグラスファイバー
の1種又は2種以上からなることを特徴とする。
【0019】請求項5記載の発明は、請求項1又は2記
載の前記断熱材が不定形耐火物あるいは耐火ボード等の
可縮性のない固形物であり、当該断熱材の一次覆工体側
にセラミックファイバー、グラスファイバー等の可縮性
のある第2の断熱材が配置されていることを特徴とす
る。
載の前記断熱材が不定形耐火物あるいは耐火ボード等の
可縮性のない固形物であり、当該断熱材の一次覆工体側
にセラミックファイバー、グラスファイバー等の可縮性
のある第2の断熱材が配置されていることを特徴とす
る。
【0020】請求項6記載の発明は、請求項1又は2記
載の前記断熱材である不定形耐火物とトンネル内空側の
金属板との間に剥離材、油紙等の絶縁材が設置されてい
ることを特徴とする。
載の前記断熱材である不定形耐火物とトンネル内空側の
金属板との間に剥離材、油紙等の絶縁材が設置されてい
ることを特徴とする。
【0021】請求項7記載の発明は、請求項1〜6の何
れか1項に記載の発明において、前記金属板はトンネル
軸方向に波形状に成形された金属板よりなることを特徴
とする。
れか1項に記載の発明において、前記金属板はトンネル
軸方向に波形状に成形された金属板よりなることを特徴
とする。
【0022】請求項8記載の発明は、請求項1〜6の何
れか1項に記載の発明において、前記金属板はトンネル
周方向に波形状に成形された金属板よりなることを特徴
とする。
れか1項に記載の発明において、前記金属板はトンネル
周方向に波形状に成形された金属板よりなることを特徴
とする。
【0023】請求項9記載の発明は、請求項1〜8の何
れか1項に記載の発明において、前記耐火パネルの隣接
する耐火パネルと接続するパネル周辺部の前記金属板の
背面側には、a寸法とb寸法の和がc寸法より大きくな
るように可縮性を有する目地部断熱材が配置されている
ことを特徴とする。
れか1項に記載の発明において、前記耐火パネルの隣接
する耐火パネルと接続するパネル周辺部の前記金属板の
背面側には、a寸法とb寸法の和がc寸法より大きくな
るように可縮性を有する目地部断熱材が配置されている
ことを特徴とする。
【0024】請求項10に記載の発明は、請求項1〜9
の何れか1項に記載の発明において、シールドトンネ
ル、沈埋トンネル又は開削トンネルの何れかのトンネル
内の耐火被覆構造であって、一次覆工体が鉄筋コンクリ
ート、鉄又は鉄及びコンクリートの合成体からなり、前
記一次覆工体の内側にトンネル用耐火パネルが固定され
ていることを特徴とする。
の何れか1項に記載の発明において、シールドトンネ
ル、沈埋トンネル又は開削トンネルの何れかのトンネル
内の耐火被覆構造であって、一次覆工体が鉄筋コンクリ
ート、鉄又は鉄及びコンクリートの合成体からなり、前
記一次覆工体の内側にトンネル用耐火パネルが固定され
ていることを特徴とする。
【0025】請求項11記載の発明は、請求項10記載
の発明において、前記耐火パネルは一次覆工体のコンク
リート部に埋め込まれたボルトにより固定され、当該ボ
ルトの周囲は不定形耐火物で被覆されていることを特徴
とする。
の発明において、前記耐火パネルは一次覆工体のコンク
リート部に埋め込まれたボルトにより固定され、当該ボ
ルトの周囲は不定形耐火物で被覆されていることを特徴
とする。
【0026】請求項12記載の発明は、請求項10又は
11の何れか1項に記載の発明において、前記耐火パネ
ルにおける前記断熱材及び/又は前記第2の断熱材は可
縮性のあるセラミックファイバーまたはグラスファイバ
ーからなり、当該断熱材及び/又は前記第2の断熱材は
一次覆工体のコンクリート部に埋め込まれたボルトある
いは一次覆工体の鉄部に固着されたボルトにより締め付
けて圧縮されていることを特徴とする。
11の何れか1項に記載の発明において、前記耐火パネ
ルにおける前記断熱材及び/又は前記第2の断熱材は可
縮性のあるセラミックファイバーまたはグラスファイバ
ーからなり、当該断熱材及び/又は前記第2の断熱材は
一次覆工体のコンクリート部に埋め込まれたボルトある
いは一次覆工体の鉄部に固着されたボルトにより締め付
けて圧縮されていることを特徴とする。
【0027】請求項13記載の発明は、請求項10〜1
2の何れか1項に記載の発明において、前記耐火パネル
同士の接続目地部は、可縮性を有するセラミックファイ
バー又はグラスファイバーがパネル間方向に圧縮されて
充填されていることを特徴とする。
2の何れか1項に記載の発明において、前記耐火パネル
同士の接続目地部は、可縮性を有するセラミックファイ
バー又はグラスファイバーがパネル間方向に圧縮されて
充填されていることを特徴とする。
【0028】請求項14記載の発明は、請求項10〜1
3の何れか1項に記載の発明において、前記トンネルが
シールドトンネルであり、パネルで構成される一次覆工
体において、パネル継手及び/又はリング継手の位置と
前記耐火パネル同士の接続目地部の位置をずらすように
前記耐火パネルが固定されていることを特徴とする。
3の何れか1項に記載の発明において、前記トンネルが
シールドトンネルであり、パネルで構成される一次覆工
体において、パネル継手及び/又はリング継手の位置と
前記耐火パネル同士の接続目地部の位置をずらすように
前記耐火パネルが固定されていることを特徴とする。
【0029】請求項15記載の発明は、請求項1〜9の
何れか1項に記載の発明において、シールドトンネル、
沈埋トンネル又は開削トンネルの何れかのトンネルに鉄
筋コンクリート、鉄又は鉄及びコンクリートの合成体か
らなる一次覆工体を施した後に、トンネル用耐火パネル
を前記一次覆工体の内側に固定することを特徴とする。
何れか1項に記載の発明において、シールドトンネル、
沈埋トンネル又は開削トンネルの何れかのトンネルに鉄
筋コンクリート、鉄又は鉄及びコンクリートの合成体か
らなる一次覆工体を施した後に、トンネル用耐火パネル
を前記一次覆工体の内側に固定することを特徴とする。
【0030】
【作用】本発明によると、シールドトンネル、沈埋トン
ネル又は開削トンネルの何れかの方法で構築されたトン
ネルにおいて、これに施工された鉄筋コンクリート、鉄
又は鉄及びコンクリートの合成体からなる一次覆工体の
内側に、トンネル内空側表面が金属板で覆われた断熱材
からなる耐火パネルを設置したことにより、トンネル内
で火災事故が発生したとき、火災によるトンネル内の高
温の熱は前記耐火パネルで遮断されて一次覆工体のコン
クリートに伝達されることが可及的に少ないので、当該
コンクリートが熱衝撃から保護されて曝裂は勿論のこ
と、熱劣化を防止でき、特に、断熱材のトンネル内空側
表面が金属板で覆われていることによる熱遮断作用が顕
著であり、その結果、トンネル崩壊の防止は勿論のこ
と、火災後の一次覆工体の修復工事が不要となる。
ネル又は開削トンネルの何れかの方法で構築されたトン
ネルにおいて、これに施工された鉄筋コンクリート、鉄
又は鉄及びコンクリートの合成体からなる一次覆工体の
内側に、トンネル内空側表面が金属板で覆われた断熱材
からなる耐火パネルを設置したことにより、トンネル内
で火災事故が発生したとき、火災によるトンネル内の高
温の熱は前記耐火パネルで遮断されて一次覆工体のコン
クリートに伝達されることが可及的に少ないので、当該
コンクリートが熱衝撃から保護されて曝裂は勿論のこ
と、熱劣化を防止でき、特に、断熱材のトンネル内空側
表面が金属板で覆われていることによる熱遮断作用が顕
著であり、その結果、トンネル崩壊の防止は勿論のこ
と、火災後の一次覆工体の修復工事が不要となる。
【0031】また、本発明のパネルをトンネル内に施工
することにより、供用時の落下不安がなく、覆工コンク
リートの内面形状と耐火パネル背面との不整合が生じに
くいので運搬時及び施工時に衝撃力が加わっても割れに
くく、トンネルの美観保持のための水噴霧による清掃作
業を行っても、耐火パネルの表面に汚れが付着するとい
う問題も解消できる。
することにより、供用時の落下不安がなく、覆工コンク
リートの内面形状と耐火パネル背面との不整合が生じに
くいので運搬時及び施工時に衝撃力が加わっても割れに
くく、トンネルの美観保持のための水噴霧による清掃作
業を行っても、耐火パネルの表面に汚れが付着するとい
う問題も解消できる。
【0032】また、耐火パネルは請求項2以下の各項に
記載の各断熱材の材料及び、各材料の種々の組み合せに
よる積層構造等で、熱遮断性、施工性、製作コストなど
の面で有益な作用を奏する。
記載の各断熱材の材料及び、各材料の種々の組み合せに
よる積層構造等で、熱遮断性、施工性、製作コストなど
の面で有益な作用を奏する。
【0033】すなわち、断熱材を不定形耐火物、耐火ボ
ード、セラミックファイバー及びグラスファイバーの1
種又は2種以上を組み合わせて、且つこれらが可縮性を
有し、又は可縮性を有しない材料で構成し、更に、前記
断熱材に、この断熱材と同種材料の第2の断熱材を積層
し、さらに、この第2の断熱材を、前記の断熱材より耐
熱温度の低い断熱材で構成し、またさらに、前記金属板
の形状を波形断面に構成にするなどにより、前記の相互
作用で、熱遮断性、施工性、製作コスト、供用時の安全
性、防汚性、景観性などの面で優れた作用を奏する。
ード、セラミックファイバー及びグラスファイバーの1
種又は2種以上を組み合わせて、且つこれらが可縮性を
有し、又は可縮性を有しない材料で構成し、更に、前記
断熱材に、この断熱材と同種材料の第2の断熱材を積層
し、さらに、この第2の断熱材を、前記の断熱材より耐
熱温度の低い断熱材で構成し、またさらに、前記金属板
の形状を波形断面に構成にするなどにより、前記の相互
作用で、熱遮断性、施工性、製作コスト、供用時の安全
性、防汚性、景観性などの面で優れた作用を奏する。
【0034】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施態様を図を参
照して詳細に説明する。
照して詳細に説明する。
【0035】請求項14、15の発明の実施態様である
図1〜図3は、シールドトンネルによって構築された既
設道路トンネル(以下既設トンネルという)を示し、図
1は、コンクリート覆工内面の耐火被覆構造の正面図、
図2は側面図、図3は概要斜視図である。図4は、沈埋
トンネルによって構築された既設道路トンネル(以下既
設トンネルという)の正面図である。
図1〜図3は、シールドトンネルによって構築された既
設道路トンネル(以下既設トンネルという)を示し、図
1は、コンクリート覆工内面の耐火被覆構造の正面図、
図2は側面図、図3は概要斜視図である。図4は、沈埋
トンネルによって構築された既設道路トンネル(以下既
設トンネルという)の正面図である。
【0036】図1〜図3の既設トンネル2は、地山1の
内面に、鉄筋コンクリートパネル、鉄及びコンクリート
の合成パネルなどからなる一次覆工体3を環状に構築し
てトンネル内壁が構築されている。既設トンネル2内に
は床スラブ4が打設されており、床スラブ4の上面が自
動車走行用の道路床5で、この道路床5は通常2車線以
上、複数車線に構成されている。符号19は建築限界を
示す。
内面に、鉄筋コンクリートパネル、鉄及びコンクリート
の合成パネルなどからなる一次覆工体3を環状に構築し
てトンネル内壁が構築されている。既設トンネル2内に
は床スラブ4が打設されており、床スラブ4の上面が自
動車走行用の道路床5で、この道路床5は通常2車線以
上、複数車線に構成されている。符号19は建築限界を
示す。
【0037】図1〜図3のシールドトンネルで構築され
た既設トンネル2にあっては、耐火補修前は、コンクリ
ートパネルの一次覆工体3がトンネル内壁面に露呈して
いる。図4の中間仕切り壁9で左右のトンネル空間9a
が区画された箱形断面のコンクリートブロックからなる
沈埋既設トンネル2aにおいても、コンクリート等の一
次覆工体3aがトンネル内壁面に露呈している。
た既設トンネル2にあっては、耐火補修前は、コンクリ
ートパネルの一次覆工体3がトンネル内壁面に露呈して
いる。図4の中間仕切り壁9で左右のトンネル空間9a
が区画された箱形断面のコンクリートブロックからなる
沈埋既設トンネル2aにおいても、コンクリート等の一
次覆工体3aがトンネル内壁面に露呈している。
【0038】本発明では、道路用トンネルに供される前
記既設トンネル2、2aにおいて、コンクリートのトン
ネル内空側表面に耐火パネル6を配設するもので、この
耐火パネル6自体の構成に発明の主要素がある。
記既設トンネル2、2aにおいて、コンクリートのトン
ネル内空側表面に耐火パネル6を配設するもので、この
耐火パネル6自体の構成に発明の主要素がある。
【0039】図1〜図3の既設トンネル2において、耐
火パネル6と一次覆工体3は、一般に、図のようにパネ
ル形状(湾曲した矩形状)に構成されているが、耐火パ
ネル6を施工する際、その目地部7と一次覆工体3の目
地部7aは一致していなくてもよく、地山1側からの押
圧力や止水の面からは、目地部7、7aがずれている方
がむしろ好ましい。図では、耐火パネル6と一次覆工体
3の目地部7、7aをずらして配置した例が示されてい
る。図4の沈埋既設トンネル2aでは、鉄筋コンクリー
トの一次覆工体3aが型枠で一体成型されるので、パネ
ル形状(フラットな矩形状)に構成される耐火パネル6
の目地部7の位置は特に問題とならない。
火パネル6と一次覆工体3は、一般に、図のようにパネ
ル形状(湾曲した矩形状)に構成されているが、耐火パ
ネル6を施工する際、その目地部7と一次覆工体3の目
地部7aは一致していなくてもよく、地山1側からの押
圧力や止水の面からは、目地部7、7aがずれている方
がむしろ好ましい。図では、耐火パネル6と一次覆工体
3の目地部7、7aをずらして配置した例が示されてい
る。図4の沈埋既設トンネル2aでは、鉄筋コンクリー
トの一次覆工体3aが型枠で一体成型されるので、パネ
ル形状(フラットな矩形状)に構成される耐火パネル6
の目地部7の位置は特に問題とならない。
【0040】図1〜図4に示すように、本発明に係る耐
火パネル6は、既設トンネル2、2aの一次覆工体3、
3aの内面に隙間無く敷き詰め固着されて、トンネル内
空側に断熱層を形成する。この断熱層は、トンネル内火
災が発生した時、高温の熱から一次覆工体3、3aのコ
ンクリートを守るものであるから、断熱機能を具備する
ことは当然として、耐火パネル6自体が火災によっても
燃焼しない構造であることが要求される。更に、図1で
示したように、トンネル内面には建築限界19があるの
で耐火パネル6自体の厚さに制限がある。したがって、
耐火パネルは、可及的薄くてなおかつ、断熱性、耐火性
に富み、さらに軽量であることが望ましい。本発明に係
る耐火パネル6は、前記の観点から前述の条件を可及的
に満たすように構成されている。
火パネル6は、既設トンネル2、2aの一次覆工体3、
3aの内面に隙間無く敷き詰め固着されて、トンネル内
空側に断熱層を形成する。この断熱層は、トンネル内火
災が発生した時、高温の熱から一次覆工体3、3aのコ
ンクリートを守るものであるから、断熱機能を具備する
ことは当然として、耐火パネル6自体が火災によっても
燃焼しない構造であることが要求される。更に、図1で
示したように、トンネル内面には建築限界19があるの
で耐火パネル6自体の厚さに制限がある。したがって、
耐火パネルは、可及的薄くてなおかつ、断熱性、耐火性
に富み、さらに軽量であることが望ましい。本発明に係
る耐火パネル6は、前記の観点から前述の条件を可及的
に満たすように構成されている。
【0041】図5は、本発明請求項1、2に係る耐火パ
ネル6の基本構造を示す。基本構造の耐火パネル6は断
熱材8と、この断熱材8の内面、つまり、トンネル内空
側を被覆した金属板10とから構成されている。
ネル6の基本構造を示す。基本構造の耐火パネル6は断
熱材8と、この断熱材8の内面、つまり、トンネル内空
側を被覆した金属板10とから構成されている。
【0042】本発明の耐火パネルにおいて、断熱材8の
表面を金属板10で覆うのは次の理由による。火災時の
火災・高温ガスが直接耐火性の断熱材8に触れることは
その多孔体の内部に高温の火災・高温ガスが浸入し、断
熱材背面の温度を上昇させる。トンネル内空側の金属板
10の背面に断熱材8を配置させることで、当該断熱材
8の温度の上昇を抑制できる。
表面を金属板10で覆うのは次の理由による。火災時の
火災・高温ガスが直接耐火性の断熱材8に触れることは
その多孔体の内部に高温の火災・高温ガスが浸入し、断
熱材背面の温度を上昇させる。トンネル内空側の金属板
10の背面に断熱材8を配置させることで、当該断熱材
8の温度の上昇を抑制できる。
【0043】トンネル内火災時の温度は、最大1200
℃〜1350℃と予測されており、その温度で溶けるこ
となく被覆の用に適用するものとして金属板10は、ス
テンレス(SUS)薄板、炭素鋼板などの金属板が使用
できる。
℃〜1350℃と予測されており、その温度で溶けるこ
となく被覆の用に適用するものとして金属板10は、ス
テンレス(SUS)薄板、炭素鋼板などの金属板が使用
できる。
【0044】また、金属板10は、トンネル内空側に位
置しており、トンネル内火災時の高温の熱を直接受ける
ため、その際熱をトンネル内の熱源に向けて直接反射さ
せないで、乱反射、散乱させるよう、当該金属板10の
表面をダル・粗面加工して構成するのがよい。乱反射加
工の他の例としては、ステンレス板、炭素鋼の表面を多
孔メッキ等の処理をしてもよい。
置しており、トンネル内火災時の高温の熱を直接受ける
ため、その際熱をトンネル内の熱源に向けて直接反射さ
せないで、乱反射、散乱させるよう、当該金属板10の
表面をダル・粗面加工して構成するのがよい。乱反射加
工の他の例としては、ステンレス板、炭素鋼の表面を多
孔メッキ等の処理をしてもよい。
【0045】前記断熱材8は、耐火被覆材として断熱性
を得るために多孔質であり、その気孔は主に連続体であ
る。具体例としては、不定形耐火物、耐火ボード及びセ
ラミックファイバーおよび、グラスファイバーの1種又
は2種以上から構成することができる。また、断熱材8
は可縮性が無い材料、または可縮性が有る材料を用いて
もよく、あるいは、可縮性が無い材料と可縮性が有る材
料を組み合わせて用いてもよい。
を得るために多孔質であり、その気孔は主に連続体であ
る。具体例としては、不定形耐火物、耐火ボード及びセ
ラミックファイバーおよび、グラスファイバーの1種又
は2種以上から構成することができる。また、断熱材8
は可縮性が無い材料、または可縮性が有る材料を用いて
もよく、あるいは、可縮性が無い材料と可縮性が有る材
料を組み合わせて用いてもよい。
【0046】請求項10の発明例では、耐火パネル6に
は、断熱材8と金属板10を貫通して複数のボルト挿通
孔11が開設されており、このボルト挿通孔11を挿通
して固定ボルトを一次覆工体3にねじ込むことで、当該
耐火パネル6を一次覆工体3に固着できる。
は、断熱材8と金属板10を貫通して複数のボルト挿通
孔11が開設されており、このボルト挿通孔11を挿通
して固定ボルトを一次覆工体3にねじ込むことで、当該
耐火パネル6を一次覆工体3に固着できる。
【0047】耐火パネル6の断熱材8の材料、組み合せ
積層構造や、金属板10の断面形状などは図5に示す基
本構造以外に種々の変形例がある。
積層構造や、金属板10の断面形状などは図5に示す基
本構造以外に種々の変形例がある。
【0048】例えば、断熱材8は不定形耐火物、耐火ボ
ード、セラミックファイバー(無機ファイバーとも云
う)およびグラスファイバーなど特性の異なる各種の材
料を1種又は2種以上使用してよい。
ード、セラミックファイバー(無機ファイバーとも云
う)およびグラスファイバーなど特性の異なる各種の材
料を1種又は2種以上使用してよい。
【0049】前記不定形耐火物について説明すると、断
熱レンガの定義として、熱伝導率が比較的小さい材料と
定義されている。(JIS R2611−1992)の
規格によると、350℃における熱伝導率が0.52以
下(W/mK)のものである。このような断熱レンガに
相当する熱伝導率のものを製造する不定形耐火物原料が
市販されている。本発明の断熱材8をなす不定形耐火物
は、耐火性骨材と水硬性セメント又は化学結合材を混合
した耐火物で、断熱材として耐火骨材の一部又は全部を
多孔質の軽量骨材に置き換えたものである(軽量ボード
とも称される)。
熱レンガの定義として、熱伝導率が比較的小さい材料と
定義されている。(JIS R2611−1992)の
規格によると、350℃における熱伝導率が0.52以
下(W/mK)のものである。このような断熱レンガに
相当する熱伝導率のものを製造する不定形耐火物原料が
市販されている。本発明の断熱材8をなす不定形耐火物
は、耐火性骨材と水硬性セメント又は化学結合材を混合
した耐火物で、断熱材として耐火骨材の一部又は全部を
多孔質の軽量骨材に置き換えたものである(軽量ボード
とも称される)。
【0050】前記耐火ボードについて説明すると、前記
不定形耐火物と同様の熱伝導率のもので板状・ボード状
に造られた耐火ボードが市販されている。その原料は先
の不定形耐火物原料や、セラミックファイバーにバイン
ダーを含ませたものなどであり、それを固めボードとし
ている。耐火ボードを不定形耐火物原料から製造した場
合は、プレキャストボードとも称される。また基本はボ
ード状であるが、円柱状や必要な形状に固めたものも慣
習上ボードと称されることがある。
不定形耐火物と同様の熱伝導率のもので板状・ボード状
に造られた耐火ボードが市販されている。その原料は先
の不定形耐火物原料や、セラミックファイバーにバイン
ダーを含ませたものなどであり、それを固めボードとし
ている。耐火ボードを不定形耐火物原料から製造した場
合は、プレキャストボードとも称される。また基本はボ
ード状であるが、円柱状や必要な形状に固めたものも慣
習上ボードと称されることがある。
【0051】前記セラミックファイバーについて説明す
ると、これは無機ファイバーと称されることもある。ま
た、セラミックファイバーの内で、ガラス質のものを特
にグラスファイバーと称することがある。
ると、これは無機ファイバーと称されることもある。ま
た、セラミックファイバーの内で、ガラス質のものを特
にグラスファイバーと称することがある。
【0052】セラミックファイバーは、アルミナーシリ
カ質、粘土質、ジルコニア、ムライト、ジュルコン、マ
グネシア、カルシア、ドロマイト、炭化窒素、窒化珪
素、炭素繊維、高炉スラグまたはこれら1種類または2
種類以上の組み合せからなる。
カ質、粘土質、ジルコニア、ムライト、ジュルコン、マ
グネシア、カルシア、ドロマイト、炭化窒素、窒化珪
素、炭素繊維、高炉スラグまたはこれら1種類または2
種類以上の組み合せからなる。
【0053】セラミックファイバーの2種類以上の組み
合せの例を説明すると、アルミナとシリカとジルコニ
ア、ムライトとジルコニア、マグネシアとドロマイト、
アルミナとシリカと炭素繊維、マグネシアとシリカと炭
素繊維、マグネシアとクロミアとシリカとジルコニアの
組み合わせ等がある。
合せの例を説明すると、アルミナとシリカとジルコニ
ア、ムライトとジルコニア、マグネシアとドロマイト、
アルミナとシリカと炭素繊維、マグネシアとシリカと炭
素繊維、マグネシアとクロミアとシリカとジルコニアの
組み合わせ等がある。
【0054】断熱材8は不定形耐火物、耐火ボード、セ
ラミックファイバー、無機ファイバー、グラスファイバ
ーの1種又は2種以上の複合材料からなるものを用いる
ことができる。
ラミックファイバー、無機ファイバー、グラスファイバ
ーの1種又は2種以上の複合材料からなるものを用いる
ことができる。
【0055】耐火被覆の断熱材8の厚みを説明する。こ
の断熱材8の厚みは、火災時の温度、時間また断熱材の
熱伝導率により、また保護する対象がコンクリートか鉄
かにより最適な厚さが異なる。例えば、55分間、12
00℃の火災からコンクリートを保護するには、耐火被
覆の厚みは、10〜200mmの範囲が好ましく、より
好ましくは20mmから100mm、更に好ましくは2
0〜60mmの範囲である。200mmを越える場合
は、火災時のコンクリートの劣化、鋼板の強度低下など
を防止する上限温度を確保する狙いが達成され、それ以
外の効果が認められないので、採用されない場合が多
い。
の断熱材8の厚みは、火災時の温度、時間また断熱材の
熱伝導率により、また保護する対象がコンクリートか鉄
かにより最適な厚さが異なる。例えば、55分間、12
00℃の火災からコンクリートを保護するには、耐火被
覆の厚みは、10〜200mmの範囲が好ましく、より
好ましくは20mmから100mm、更に好ましくは2
0〜60mmの範囲である。200mmを越える場合
は、火災時のコンクリートの劣化、鋼板の強度低下など
を防止する上限温度を確保する狙いが達成され、それ以
外の効果が認められないので、採用されない場合が多
い。
【0056】前述のように、断熱材8は不定形耐火物、
耐火ボード、セラミックファイバーおよびグラスファイ
バーなど特性の異なる各種の材料を使用してよく、これ
ら複数の断熱材を積層して構成することや、その組み合
せ積層構造を種々に構成することがあり、さらに、断熱
材8と一次覆工体3との固定構造、金属板10の凹凸溝
などの補強構造等に関して種々の変形例がある。
耐火ボード、セラミックファイバーおよびグラスファイ
バーなど特性の異なる各種の材料を使用してよく、これ
ら複数の断熱材を積層して構成することや、その組み合
せ積層構造を種々に構成することがあり、さらに、断熱
材8と一次覆工体3との固定構造、金属板10の凹凸溝
などの補強構造等に関して種々の変形例がある。
【0057】その変形例を図6〜図14に示すので前記
と重複しないように配慮しつつ、以下詳細に説明する。
と重複しないように配慮しつつ、以下詳細に説明する。
【0058】図6に示す請求項3、4に係る発明の例で
は、耐火パネル6の断熱材8は、金属板10の背面に配
置された第1の断熱材8aと、第1の断熱材8aの背
面、つまり一次覆工体3側の内面に配置された第2の断
熱材8bとからなり、第2の断熱材8bは、第1の断熱
材8aよりも耐熱温度が低い断熱材で構成された例が示
されている。
は、耐火パネル6の断熱材8は、金属板10の背面に配
置された第1の断熱材8aと、第1の断熱材8aの背
面、つまり一次覆工体3側の内面に配置された第2の断
熱材8bとからなり、第2の断熱材8bは、第1の断熱
材8aよりも耐熱温度が低い断熱材で構成された例が示
されている。
【0059】つまり、第1の断熱材8aである高耐熱性
断熱材は火災時加熱側に位置し、第2の断熱材8bであ
る比較的低耐熱性断熱材は火災時非加熱側に位置し、そ
の組み合せ具体例を以下に示す。
断熱材は火災時加熱側に位置し、第2の断熱材8bであ
る比較的低耐熱性断熱材は火災時非加熱側に位置し、そ
の組み合せ具体例を以下に示す。
【0060】(a)火災時加熱側/火災時非加熱側、 [具体例1] 高温用無機質断熱ファイバー/低温用無機質断熱ファイ
バー 高温用無機質断熱ファイバー:新日化サーマルセラミッ
クス製SCブランケットのグレード1260、140
0、1600等、最高使用温度が、1260℃、140
0℃、1600℃。 低温用無機質断熱ファイバー:新日化ロックウール製エ
スファイバーブランケット、最高使用温度650℃。
バー 高温用無機質断熱ファイバー:新日化サーマルセラミッ
クス製SCブランケットのグレード1260、140
0、1600等、最高使用温度が、1260℃、140
0℃、1600℃。 低温用無機質断熱ファイバー:新日化ロックウール製エ
スファイバーブランケット、最高使用温度650℃。
【0061】[具体例2] 高温用断熱ボード/低温用断熱ボード 黒崎播磨製断熱ボード=符号DC−13、最高使用温度
が1450℃。 比較的低温度用断熱ボード=符号DC−3、最高使用温
度が900℃。
が1450℃。 比較的低温度用断熱ボード=符号DC−3、最高使用温
度が900℃。
【0062】[具体例3] 高温用無機質断熱ボード/低温用無機質断熱ボード 高温用無機質断熱ボード:新日化サーマルセラミックス
製SCボードのグレード1260、1400、1600
等、それぞれ最高使用温度が、1260℃、1400
℃、1600℃。 低温用無機質断熱ボード:新日化ロックウール製サーム
ボード2150、最高使用温度650℃。
製SCボードのグレード1260、1400、1600
等、それぞれ最高使用温度が、1260℃、1400
℃、1600℃。 低温用無機質断熱ボード:新日化ロックウール製サーム
ボード2150、最高使用温度650℃。
【0063】前記の作用を説明すると、第1に、高温用
の標準無機質断熱ファイバーは、嵩密度130kg/m
3であり、低温用の標準無機質断熱ファイバーは、嵩密
度80kg/m3である。このように、2層に分けるこ
とは、高温用の1層の場合に比べて、置換した分の軽量
化が図られる。
の標準無機質断熱ファイバーは、嵩密度130kg/m
3であり、低温用の標準無機質断熱ファイバーは、嵩密
度80kg/m3である。このように、2層に分けるこ
とは、高温用の1層の場合に比べて、置換した分の軽量
化が図られる。
【0064】第2に、高温用の断熱ボードは、嵩密度1
300kg/m3であり、低温用の断熱ボードは、嵩密
度400kg/m3である。このように、2層に分ける
ことは、高温用の1層の場合に比べて、置換した分の軽
量化が図られる。
300kg/m3であり、低温用の断熱ボードは、嵩密
度400kg/m3である。このように、2層に分ける
ことは、高温用の1層の場合に比べて、置換した分の軽
量化が図られる。
【0065】第3に、高温用の断熱ボードは、嵩密度2
50kg/m3であり、低温用の断熱ボードは、嵩密度
120kg/m3である。このように、2層に分けるこ
とは、高温用の1層の場合に比べて、置換した分の軽量
化が図られる。
50kg/m3であり、低温用の断熱ボードは、嵩密度
120kg/m3である。このように、2層に分けるこ
とは、高温用の1層の場合に比べて、置換した分の軽量
化が図られる。
【0066】請求項6に係る発明では、不定形耐火物か
らなる断熱材8とトンネル内空側の金属板10との間に
は、剥離材、油紙等の絶縁材を設置するのがよい。
らなる断熱材8とトンネル内空側の金属板10との間に
は、剥離材、油紙等の絶縁材を設置するのがよい。
【0067】不定形耐火物と金属板10との間に剥離
材、油紙を設置することによる作用は次のとおりであ
る。不定形材を流し込んだ状況で、十分に水分を保って
いる。数日間、養生した後に、金属面に不定形耐火物原
料を流し込み形成すると、金属面と不定形耐火物が固着
する。これは不定形材料中のアルミナセメントによる固
着である。
材、油紙を設置することによる作用は次のとおりであ
る。不定形材を流し込んだ状況で、十分に水分を保って
いる。数日間、養生した後に、金属面に不定形耐火物原
料を流し込み形成すると、金属面と不定形耐火物が固着
する。これは不定形材料中のアルミナセメントによる固
着である。
【0068】このように金属面不定形耐火物が固着した
状況で、トンネルの耐火パネルとして使用されると、火
災時に加熱された際、金属の熱膨張により生じる応力が
不定形材内に伝わり、不定形耐火物に生じたクラックが
生じる。
状況で、トンネルの耐火パネルとして使用されると、火
災時に加熱された際、金属の熱膨張により生じる応力が
不定形材内に伝わり、不定形耐火物に生じたクラックが
生じる。
【0069】このような金属面と不定形耐火物が固着し
た状況にならないよう、不定形耐火物と耐火パネルのト
ンネル内空側金属面との間に剥離材、油紙が設置されて
いる。剥離紙としては、流動パラフィン、ケロシン、グ
リースなど油系のもの油紙、模造紙、ボール紙、厚紙、
ケント紙、樹脂製フイルム、など金属面と不定形耐火物
を絶縁させるものであればなんでもよい。
た状況にならないよう、不定形耐火物と耐火パネルのト
ンネル内空側金属面との間に剥離材、油紙が設置されて
いる。剥離紙としては、流動パラフィン、ケロシン、グ
リースなど油系のもの油紙、模造紙、ボール紙、厚紙、
ケント紙、樹脂製フイルム、など金属面と不定形耐火物
を絶縁させるものであればなんでもよい。
【0070】次に、図7に示す請求項5に係る発明の例
では、耐火パネル6は、断熱材8が可縮性の無い第1の
断熱材8aと可縮性を有する第2の断熱材8bとを組み
合わせて構成されている。可縮性の無い第1の断熱材8
aの具体例として不定形耐火物、耐火ボード等があり、
可縮性を有する第2の断熱材8bの具体例として、セラ
ミックファイバーおよびグラスファイバー等が挙げられ
る。
では、耐火パネル6は、断熱材8が可縮性の無い第1の
断熱材8aと可縮性を有する第2の断熱材8bとを組み
合わせて構成されている。可縮性の無い第1の断熱材8
aの具体例として不定形耐火物、耐火ボード等があり、
可縮性を有する第2の断熱材8bの具体例として、セラ
ミックファイバーおよびグラスファイバー等が挙げられ
る。
【0071】請求項12に係る発明の実施態様である図
8(A)、(B)には、図7に示す耐火パネル6を固定
ボルト12を用いて接合面が湾曲した一次覆工体3に固
定する例を示す。同図(A)に示されるように、耐火パ
ネル6と一次覆工体3の接合面は、両部材の締結前には
両部材間に略三日月状の空隙部14が形成されている。
また、図8に示す例にあっては、一次覆工体3の内壁面
に雌ネジ部材13がインサートされており、耐火パネル
6を一次覆工体3の内壁面3bに当てがったうえ、金属
板10と断熱材8に開設のボルト挿通孔11に挿通した
固定ボルト12を雌ネジ部材13にねじ込む。このと
き、可縮性を有する第2の断熱材8bは、図8(A)か
ら(B)のように圧縮されて略三日月状の空隙部14を
埋めながら、耐火パネル6は厚みが薄くなって一次覆工
体3の内面に密着されると共に、第2の断熱材8bの弾
発力が蓄勢されてボルト12の緩み止め作用が奏され
る。
8(A)、(B)には、図7に示す耐火パネル6を固定
ボルト12を用いて接合面が湾曲した一次覆工体3に固
定する例を示す。同図(A)に示されるように、耐火パ
ネル6と一次覆工体3の接合面は、両部材の締結前には
両部材間に略三日月状の空隙部14が形成されている。
また、図8に示す例にあっては、一次覆工体3の内壁面
に雌ネジ部材13がインサートされており、耐火パネル
6を一次覆工体3の内壁面3bに当てがったうえ、金属
板10と断熱材8に開設のボルト挿通孔11に挿通した
固定ボルト12を雌ネジ部材13にねじ込む。このと
き、可縮性を有する第2の断熱材8bは、図8(A)か
ら(B)のように圧縮されて略三日月状の空隙部14を
埋めながら、耐火パネル6は厚みが薄くなって一次覆工
体3の内面に密着されると共に、第2の断熱材8bの弾
発力が蓄勢されてボルト12の緩み止め作用が奏され
る。
【0072】請求項12に係る発明の別の実施態様であ
る図9(A)、(B)には、図8の変形例が示されてい
る。すなわち、図8では耐火パネル6と一次覆工体3の
接合面が湾曲していたが、図9の例では両部材の接合面
がフラットである。図9にあっても、ボルト12の締結
により、第2の断熱材8bは圧縮されて耐火パネル6は
厚みが薄くなって一次覆工体3の内面に密着されると共
に、第2の断熱材8bの反発力が蓄勢されてボルト12
の緩み止め作用が奏される。
る図9(A)、(B)には、図8の変形例が示されてい
る。すなわち、図8では耐火パネル6と一次覆工体3の
接合面が湾曲していたが、図9の例では両部材の接合面
がフラットである。図9にあっても、ボルト12の締結
により、第2の断熱材8bは圧縮されて耐火パネル6は
厚みが薄くなって一次覆工体3の内面に密着されると共
に、第2の断熱材8bの反発力が蓄勢されてボルト12
の緩み止め作用が奏される。
【0073】前記のように第2の断熱材8bに可縮性
(クッション性)のある材料を用いる第一の理由は、覆
工コンクリート内面形状と耐火パネル背面形状の不整
合、あるいは覆工コンクリート内面の凹凸によるパネル
背面の隙間に対し、ボルト締め付けにより断熱材を覆工
コンクリート内面に密着させることであるが、第二の理
由として次のことが上げられる。火災時の加熱中に表層
の鋼板などが膨張した場合、あるいは共用時の鋼板の撓
みが生じた場合に、断熱材にクッション性がないと、表
層鋼板である金属板10と断熱材8であるファイバーと
の間に目地開きが生じ、火災時に火災の熱風が浸入して
予定した断熱状況が確保できない。
(クッション性)のある材料を用いる第一の理由は、覆
工コンクリート内面形状と耐火パネル背面形状の不整
合、あるいは覆工コンクリート内面の凹凸によるパネル
背面の隙間に対し、ボルト締め付けにより断熱材を覆工
コンクリート内面に密着させることであるが、第二の理
由として次のことが上げられる。火災時の加熱中に表層
の鋼板などが膨張した場合、あるいは共用時の鋼板の撓
みが生じた場合に、断熱材にクッション性がないと、表
層鋼板である金属板10と断熱材8であるファイバーと
の間に目地開きが生じ、火災時に火災の熱風が浸入して
予定した断熱状況が確保できない。
【0074】第2の断熱材8bの可縮性(クッション
性)とは、前述のように火災時の加熱中に表層の鋼板な
どが膨張した場合、あるいは共用時の鋼板の撓みが生じ
た場合に、それに追随して膨らむことであり、隙間を生
じさせない性状であって、火災時にも予定した断熱状況
が確保できることである。
性)とは、前述のように火災時の加熱中に表層の鋼板な
どが膨張した場合、あるいは共用時の鋼板の撓みが生じ
た場合に、それに追随して膨らむことであり、隙間を生
じさせない性状であって、火災時にも予定した断熱状況
が確保できることである。
【0075】可縮性のある第2断熱材8bで前記の条件
を満せる材料の一例として、無機質ファイバーの場合に
つき具体的に説明する。第2断熱材8bの無機質ファイ
バーの図8、図9のように固定ボルト12で締め付ける
とき、圧縮する上限と、厚密化して使用した場合の嵩密
度は、次のようになる。
を満せる材料の一例として、無機質ファイバーの場合に
つき具体的に説明する。第2断熱材8bの無機質ファイ
バーの図8、図9のように固定ボルト12で締め付ける
とき、圧縮する上限と、厚密化して使用した場合の嵩密
度は、次のようになる。
【0076】まず、高温用の標準無機質ファイバーは、
嵩密度130kg/m3である。これを圧密化した場
合、無機質ファイバーの嵩密度は160kg/m3〜6
00kg/m3以下好ましくは200〜300kg/m3
である。
嵩密度130kg/m3である。これを圧密化した場
合、無機質ファイバーの嵩密度は160kg/m3〜6
00kg/m3以下好ましくは200〜300kg/m3
である。
【0077】また、この無機質ファイバーの嵩密度が6
00kg/m3を越える場合は、圧密化過程で無機質フ
ァイバーの繊維が破断して、クッション性が失われ、前
述のとおり、火災時熱で表層鋼板などが膨張した場合、
あるいは共用時の鋼板の撓みが生じた場合に、表層鋼板
とファイバーとの間に目地開きが生じ、断熱状況が確保
できないので好ましくない。
00kg/m3を越える場合は、圧密化過程で無機質フ
ァイバーの繊維が破断して、クッション性が失われ、前
述のとおり、火災時熱で表層鋼板などが膨張した場合、
あるいは共用時の鋼板の撓みが生じた場合に、表層鋼板
とファイバーとの間に目地開きが生じ、断熱状況が確保
できないので好ましくない。
【0078】さらに、高温用の標準無機質ファイバー
は、嵩密度130kg/m3であり、これを600kg
/m3とすることは、例えば、初期厚みが100mm厚
であると、これを22mmまで圧縮することに相当す
る。また、低温用の標準無機質ファイバーは、嵩密度8
0kg/m3であり、100mm厚を22mmまで圧縮
することは、370kg/m3に相当する。これらの高
温用または低温用の標準無機質ファイバーを使用するこ
とで所期の作用を奏することができる。
は、嵩密度130kg/m3であり、これを600kg
/m3とすることは、例えば、初期厚みが100mm厚
であると、これを22mmまで圧縮することに相当す
る。また、低温用の標準無機質ファイバーは、嵩密度8
0kg/m3であり、100mm厚を22mmまで圧縮
することは、370kg/m3に相当する。これらの高
温用または低温用の標準無機質ファイバーを使用するこ
とで所期の作用を奏することができる。
【0079】金属板10背面に固着の不定形耐火物、不
定形断熱材には、支持構造体を設置することで強度を補
強することができる。その一例として図10には、断熱
材8の内部に金網(ラス網)20が配設されて、当該断
熱材8の強度が補強され、型崩れしない構成とされた例
が示されている。
定形断熱材には、支持構造体を設置することで強度を補
強することができる。その一例として図10には、断熱
材8の内部に金網(ラス網)20が配設されて、当該断
熱材8の強度が補強され、型崩れしない構成とされた例
が示されている。
【0080】断熱材8が不定形耐火物(断熱ボード)の
例において、これに支持構造体を組み合わせる場合の作
用と役割を以下に説明する。
例において、これに支持構造体を組み合わせる場合の作
用と役割を以下に説明する。
【0081】断熱ボードは、凡そ、嵩密度が1300k
g/m3 〜400kg/m3であり、曲げ強度が20k
g/cm2 〜3kg/cm2、であり、大型の形状では
一部に荷重が掛かるとクラックが入り易い。クラックが
入った場合に部分、部分で支持することで大型構造、ま
たは、その一部分の落下を防止する支持構造体が使用さ
れる。
g/m3 〜400kg/m3であり、曲げ強度が20k
g/cm2 〜3kg/cm2、であり、大型の形状では
一部に荷重が掛かるとクラックが入り易い。クラックが
入った場合に部分、部分で支持することで大型構造、ま
たは、その一部分の落下を防止する支持構造体が使用さ
れる。
【0082】支持構造体の具体例(スタッド、ラス網な
ど ) その1(スタッド) スタッドとして、三つ又状の10mm直径のSUS棒を
SUS板へ10cm間隔で溶接する。スタッドの支持長
さは、不定形断熱材の所定厚さの50%〜70%がよ
い。
ど ) その1(スタッド) スタッドとして、三つ又状の10mm直径のSUS棒を
SUS板へ10cm間隔で溶接する。スタッドの支持長
さは、不定形断熱材の所定厚さの50%〜70%がよ
い。
【0083】その2(ラス網) 目開きは不定形断熱材原料粒径(ファイバーを混入して
強度を補強してもよい。)の1〜5倍で、線径は0.5
mm以上が好ましい。具体例として、目開き10mm、
線径1mmのラス網を使用するとき、ラス網は、不定形
断熱材の所定厚さの50%の位置になるようボルト、平
皿ナット(ワッシャー及びナット)を50cm間隔でS
US板に固定する。
強度を補強してもよい。)の1〜5倍で、線径は0.5
mm以上が好ましい。具体例として、目開き10mm、
線径1mmのラス網を使用するとき、ラス網は、不定形
断熱材の所定厚さの50%の位置になるようボルト、平
皿ナット(ワッシャー及びナット)を50cm間隔でS
US板に固定する。
【0084】次に、図11(A)、(B)には、請求項
10、11に係る発明の実施態様として、耐火パネル6
を一次覆工体3に固定した際、固定ボルト12を介して
トンネル内空側の高温の熱がコンクリートの一次覆工体
3に伝達しないよう、固定ボルト12が一次覆工体3に
対しできるだけ熱遮断されて固着された構造が示されて
いる。
10、11に係る発明の実施態様として、耐火パネル6
を一次覆工体3に固定した際、固定ボルト12を介して
トンネル内空側の高温の熱がコンクリートの一次覆工体
3に伝達しないよう、固定ボルト12が一次覆工体3に
対しできるだけ熱遮断されて固着された構造が示されて
いる。
【0085】図11の各図では、一次覆工体3の内面の
ボルト配置位置に凹部17を切削形成し、この凹部17
の内側に雌ネジ部材13が配置されるように設け、雌ネ
ジ部材13の周囲を取囲んで、凹部17に不定形耐火物
などの伝導率の低い材料からなる雌ネジ部断熱層18を
充填している。
ボルト配置位置に凹部17を切削形成し、この凹部17
の内側に雌ネジ部材13が配置されるように設け、雌ネ
ジ部材13の周囲を取囲んで、凹部17に不定形耐火物
などの伝導率の低い材料からなる雌ネジ部断熱層18を
充填している。
【0086】図11の構成において、耐火パネル6の断
熱材8を一次覆工体3の内面に当てがい、耐火パネル6
を貫通して固定ボルト12を雌ネジ部材13に螺着す
る。このようなボルト固定構造とすることにより、トン
ネル内で火災が発生したとき、内空側の高温の熱は断熱
材8の層で断熱されると共に、固定ボルト12から雌ネ
ジ部材13に伝達される熱も、雌ネジ部断熱層18で断
熱されるので、雌ネジ部材13を介して一次覆工体3に
伝達されるおそれがなく、耐火パネル6による断熱作用
はより完全となる。
熱材8を一次覆工体3の内面に当てがい、耐火パネル6
を貫通して固定ボルト12を雌ネジ部材13に螺着す
る。このようなボルト固定構造とすることにより、トン
ネル内で火災が発生したとき、内空側の高温の熱は断熱
材8の層で断熱されると共に、固定ボルト12から雌ネ
ジ部材13に伝達される熱も、雌ネジ部断熱層18で断
熱されるので、雌ネジ部材13を介して一次覆工体3に
伝達されるおそれがなく、耐火パネル6による断熱作用
はより完全となる。
【0087】なお、図11(A)では、固定ボルト12
の先端と周囲を取り囲むように雌ネジ部断熱層18を配
設した例を示し、同図(B)では、固定ボルト12の周
囲のみを取り囲む(ただし、取囲む範囲を図(A)より
も大きくとる)例を示している。何れの場合も、雌ネジ
部断熱層18によって十分な断熱効果が期待できる。
の先端と周囲を取り囲むように雌ネジ部断熱層18を配
設した例を示し、同図(B)では、固定ボルト12の周
囲のみを取り囲む(ただし、取囲む範囲を図(A)より
も大きくとる)例を示している。何れの場合も、雌ネジ
部断熱層18によって十分な断熱効果が期待できる。
【0088】前述のように、固定ボルト12を一次覆工
体3から熱遮断させることの作用を具体的に説明する。
火災時、火災からの熱は耐火被覆体に優先して耐火被覆
体の支持体として使用するボルトから伝熱する。例え
ば、1200℃に約55分おかれると、ボルトがM16
φでコンクリートに95mm埋設されていると、その温
度はコンクリート表面で約450℃に上昇する。また、
コンクリート内部の350℃以上の部分は、深さ16m
mに達する。このように、ボルトの埋設された部位の一
部が350℃以上のコンクリート強度が低下する状況に
置かれる。
体3から熱遮断させることの作用を具体的に説明する。
火災時、火災からの熱は耐火被覆体に優先して耐火被覆
体の支持体として使用するボルトから伝熱する。例え
ば、1200℃に約55分おかれると、ボルトがM16
φでコンクリートに95mm埋設されていると、その温
度はコンクリート表面で約450℃に上昇する。また、
コンクリート内部の350℃以上の部分は、深さ16m
mに達する。このように、ボルトの埋設された部位の一
部が350℃以上のコンクリート強度が低下する状況に
置かれる。
【0089】一般に600℃になると、コンクリート強
度が初期の50%に低下し、更に温度が上昇すると強度
は低下していく。このような強度が50%以下に低下す
る状況に対して、この問題を避けるため、ボルトの周囲
に不定形耐火物を使用している。不定形耐火物の強度に
ついては。600℃まではアルミナセメントの脱水反応
が進行して、強度の低下が進むが、600℃以上になる
と不定形耐火物の構成物の焼結が進行して、1200℃
〜1500℃付近までの温度上昇で強度が低下すること
はない。1200℃では、常温の約75%の強度にな
る。
度が初期の50%に低下し、更に温度が上昇すると強度
は低下していく。このような強度が50%以下に低下す
る状況に対して、この問題を避けるため、ボルトの周囲
に不定形耐火物を使用している。不定形耐火物の強度に
ついては。600℃まではアルミナセメントの脱水反応
が進行して、強度の低下が進むが、600℃以上になる
と不定形耐火物の構成物の焼結が進行して、1200℃
〜1500℃付近までの温度上昇で強度が低下すること
はない。1200℃では、常温の約75%の強度にな
る。
【0090】しかし、450℃の範囲であるとコンクリ
ートの強度低下は僅かで、450℃で、常温の約80%
の強度がある。加熱前後のボルトM16φの引き抜きを
実施したところ、最大引き抜き応力(4.5±0.1)
トンfで変化がなかった。したがって、ボルト長さを選
択することで、火災条件に適した固定がボルトで達成さ
れることが確認された。また、前述の構造を活用するこ
とで、トンネル内に異常な高温が生じた場合に、埋設し
たボルトが引き抜かれ、落下することを防止することも
できる。
ートの強度低下は僅かで、450℃で、常温の約80%
の強度がある。加熱前後のボルトM16φの引き抜きを
実施したところ、最大引き抜き応力(4.5±0.1)
トンfで変化がなかった。したがって、ボルト長さを選
択することで、火災条件に適した固定がボルトで達成さ
れることが確認された。また、前述の構造を活用するこ
とで、トンネル内に異常な高温が生じた場合に、埋設し
たボルトが引き抜かれ、落下することを防止することも
できる。
【0091】固定ボルト12を一次覆工体3に熱遮断的
に固定する際の好ましい適用例として、火災時、比較的
高温になりやすいところ、例えば、ボルト径が太いとこ
ろに採用することが好ましい。また、埋設部位のボルト
の周囲全部が不定形耐火物で被覆されている必要はな
く、比較的高温となるような断熱材近傍側のボルトの周
囲が不定形耐火物で被覆されている方法を採用すること
が望ましい。
に固定する際の好ましい適用例として、火災時、比較的
高温になりやすいところ、例えば、ボルト径が太いとこ
ろに採用することが好ましい。また、埋設部位のボルト
の周囲全部が不定形耐火物で被覆されている必要はな
く、比較的高温となるような断熱材近傍側のボルトの周
囲が不定形耐火物で被覆されている方法を採用すること
が望ましい。
【0092】図12には、請求項13に係る発明の実施
態様として、耐火パネル6のパネル間及び/又はリング
間の断熱材の目地部に可縮性を有するセラミックファイ
バー、無機ファイバー、グラスファイバーが充填されて
いる例を示している。
態様として、耐火パネル6のパネル間及び/又はリング
間の断熱材の目地部に可縮性を有するセラミックファイ
バー、無機ファイバー、グラスファイバーが充填されて
いる例を示している。
【0093】パネル形状に構成された耐火パネル6を一
次覆工体3の内壁全面を覆って配設するとき、各耐火パ
ネル6間はトンネル周方向とトンネル軸方向の何れにも
隙間が生じないように詰めて敷設されるが、それでも目
地部には隙間が生じやすい。目地部に隙間が生じると、
トンネル内火災時の火災・高温の気体が目地の隙間から
直接浸入して一次覆工体3を加熱される不具合が生じ
る。本発明では、図12のように構成し、目地部の隙間
を解消することで前述の問題を解決している。
次覆工体3の内壁全面を覆って配設するとき、各耐火パ
ネル6間はトンネル周方向とトンネル軸方向の何れにも
隙間が生じないように詰めて敷設されるが、それでも目
地部には隙間が生じやすい。目地部に隙間が生じると、
トンネル内火災時の火災・高温の気体が目地の隙間から
直接浸入して一次覆工体3を加熱される不具合が生じ
る。本発明では、図12のように構成し、目地部の隙間
を解消することで前述の問題を解決している。
【0094】図12(A)、(C)において、耐火パネ
ル6の4辺は、断熱材8の端面8cよりも金属板10の
端面10aが所定寸法(d)だけ出張るように構成す
る。さらに、パネル周辺部の金属板10の背面で、断熱
材8の端面8cに接して、セラミックファイバー又はグ
ラスファイバーなどの可縮性を有する目地部断熱材16
が配置され(図12A)、または、目地部断熱材16と
16aが配置されている(図12C)。
ル6の4辺は、断熱材8の端面8cよりも金属板10の
端面10aが所定寸法(d)だけ出張るように構成す
る。さらに、パネル周辺部の金属板10の背面で、断熱
材8の端面8cに接して、セラミックファイバー又はグ
ラスファイバーなどの可縮性を有する目地部断熱材16
が配置され(図12A)、または、目地部断熱材16と
16aが配置されている(図12C)。
【0095】可縮性を有するセラミックファイバー、無
機ファイバー、グラスファイバーは、複数のパネルが造
る間隙全てに充填されていることが望ましい。また、充
填方法は、耐火断熱材の横にでる程度にかつ耐火断熱材
の周辺に貼り付けておくなどの方法が取れる。セラミッ
クファイバー、無機ファイバー、グラスファイバーは、
周辺に配置することが好ましい。
機ファイバー、グラスファイバーは、複数のパネルが造
る間隙全てに充填されていることが望ましい。また、充
填方法は、耐火断熱材の横にでる程度にかつ耐火断熱材
の周辺に貼り付けておくなどの方法が取れる。セラミッ
クファイバー、無機ファイバー、グラスファイバーは、
周辺に配置することが好ましい。
【0096】図12(A)に示される構成では、相対す
る耐火パネル6の何れにも所定寸法(d)は、形成され
ているが、(a)寸法の幅を有する目地部断熱材16
は、図示左側の耐火パネル6のみに配置されていて、図
示右側の耐火パネル6には配置されていない。また、相
対する耐火パネル6を接合し、隣接する両方の耐火パネ
ル6の金属板10の端面10aを突き合わせて、隣合う
断熱材8の端面8c間を寸法(c)としたとき、(a)
寸法が(c)寸法より大きく設けられている。
る耐火パネル6の何れにも所定寸法(d)は、形成され
ているが、(a)寸法の幅を有する目地部断熱材16
は、図示左側の耐火パネル6のみに配置されていて、図
示右側の耐火パネル6には配置されていない。また、相
対する耐火パネル6を接合し、隣接する両方の耐火パネ
ル6の金属板10の端面10aを突き合わせて、隣合う
断熱材8の端面8c間を寸法(c)としたとき、(a)
寸法が(c)寸法より大きく設けられている。
【0097】前述のとおり、(c)寸法より(a)寸法
が大きくなるように構成したことにより、隣接する両方
の耐火パネル6の金属板10の端面10aを突き合わせ
て配置したとき、目地部断熱材16は目地部間隙にパネ
ル間方向に圧縮されて充填されるので、当該目地部に熱
伝達空隙が生じず、目地部での断熱作用が確実になる。
また、図12(A)では、相対する耐火パネル6の金属
板10の突合せ部10cの左右に跨って目地部断熱材1
6が存在するので、当該突き合せ部10cにトンネル内
外方向に段差が発生するおそれを解消できる。
が大きくなるように構成したことにより、隣接する両方
の耐火パネル6の金属板10の端面10aを突き合わせ
て配置したとき、目地部断熱材16は目地部間隙にパネ
ル間方向に圧縮されて充填されるので、当該目地部に熱
伝達空隙が生じず、目地部での断熱作用が確実になる。
また、図12(A)では、相対する耐火パネル6の金属
板10の突合せ部10cの左右に跨って目地部断熱材1
6が存在するので、当該突き合せ部10cにトンネル内
外方向に段差が発生するおそれを解消できる。
【0098】図12(C)に示される構成では、図示左
側の耐火パネル6に(a)寸法の幅を有する目地部断熱
材16が配置されていて、図示右側の耐火パネル6に
(b)寸法の幅を有する目地部断熱材16aが配置され
ており、かつ(a)寸法が(b)寸法より大きく設けら
れている。
側の耐火パネル6に(a)寸法の幅を有する目地部断熱
材16が配置されていて、図示右側の耐火パネル6に
(b)寸法の幅を有する目地部断熱材16aが配置され
ており、かつ(a)寸法が(b)寸法より大きく設けら
れている。
【0099】また、請求項9の発明においては、相対す
る耐火パネル6を接合し、隣接する両方の耐火パネル6
の金属板10の端面10aを突き合わせた時の、隣合う
断熱材8の端面8c間の寸法(c)と、目地部断熱材1
6、16aの寸法(a)、(b)関係を、(a)寸法が
(b)寸法より大きく、かつ、(a)寸法と(b)寸法
の和が(c)寸法より大きくなるように構成している。
る耐火パネル6を接合し、隣接する両方の耐火パネル6
の金属板10の端面10aを突き合わせた時の、隣合う
断熱材8の端面8c間の寸法(c)と、目地部断熱材1
6、16aの寸法(a)、(b)関係を、(a)寸法が
(b)寸法より大きく、かつ、(a)寸法と(b)寸法
の和が(c)寸法より大きくなるように構成している。
【0100】前述のとおり、(c)寸法よりも、(a)
寸法と(b)寸法の和が大きくなるように構成したこと
により、隣接する両方の耐火パネル6の金属板10の端
面10aを突き合わせたとき、目地部断熱材16、16
aは目地部間隙にパネル間方向に圧縮されて充填される
ので、当該目地部に熱伝達空隙が生じず、火災時の火災
・高温の気体が目地の隙間から直接浸入して一次覆工体
を加熱する不具合を確実に防止できる。
寸法と(b)寸法の和が大きくなるように構成したこと
により、隣接する両方の耐火パネル6の金属板10の端
面10aを突き合わせたとき、目地部断熱材16、16
aは目地部間隙にパネル間方向に圧縮されて充填される
ので、当該目地部に熱伝達空隙が生じず、火災時の火災
・高温の気体が目地の隙間から直接浸入して一次覆工体
を加熱する不具合を確実に防止できる。
【0101】また図12(D)では、(a)寸法と
(b)寸法に差を持たせたことにより、隣接する両方の
耐火パネル6の金属板10の端面10aを突き合わせて
配置したとき、両目地部断熱材16、16aの突合せ部
16cと金属板10の端面10aの突合せ部10cの位
置がずれ、前記突合せ部16cの位置を突合せ部10c
からずらすことができるので、当該突き合せ部にトンネ
ル内外方向に段差が発生するおそれを解消できる。
(b)寸法に差を持たせたことにより、隣接する両方の
耐火パネル6の金属板10の端面10aを突き合わせて
配置したとき、両目地部断熱材16、16aの突合せ部
16cと金属板10の端面10aの突合せ部10cの位
置がずれ、前記突合せ部16cの位置を突合せ部10c
からずらすことができるので、当該突き合せ部にトンネ
ル内外方向に段差が発生するおそれを解消できる。
【0102】請求項7の発明の実施態様である図13に
は、前記金属板10に、トンネル内空側に凸の突条部1
5をトンネル周方向に伸長して、かつトンネル軸方向に
所定間隔で平行に複数形成することにより、トンネル軸
方向に波形状に成形された金属板10で構成された例が
示されている。金属板10をこのように波形状とするこ
とにより、フラットな金属板に比べて、金属板自体の曲
げ強度向上と、それに伴い金属板の板厚の薄肉化による
軽量化があり、さらに、波形溝部への断熱材8の嵌入に
より、金属板10による断熱材8の支持機能の向上があ
る。
は、前記金属板10に、トンネル内空側に凸の突条部1
5をトンネル周方向に伸長して、かつトンネル軸方向に
所定間隔で平行に複数形成することにより、トンネル軸
方向に波形状に成形された金属板10で構成された例が
示されている。金属板10をこのように波形状とするこ
とにより、フラットな金属板に比べて、金属板自体の曲
げ強度向上と、それに伴い金属板の板厚の薄肉化による
軽量化があり、さらに、波形溝部への断熱材8の嵌入に
より、金属板10による断熱材8の支持機能の向上があ
る。
【0103】金属板10に形成する補強用波形の断面形
状は、図13以外でもよく、各種トンネル内空側に凸の
突条部15の各種パターンの例を、図14(A)〜
(E)に示す。
状は、図13以外でもよく、各種トンネル内空側に凸の
突条部15の各種パターンの例を、図14(A)〜
(E)に示す。
【0104】同図(A)は、図13に示すのと同じトン
ネル内空側に凸の角波形の突条部15の例を示し、同図
(B)は、円弧状波形の突条部15aの例を示し、同図
(C)は、平面部に対し直角に立ち上る扁平溝状の突条
部15bの例を示す。また、図(D)は、角山波状の突
条部15cの例を示し、同図(E)は、蟻溝状の突条部
15dの例を示す。金属板10の補強構造として、前記
何れの断面形状を選択してもよい。
ネル内空側に凸の角波形の突条部15の例を示し、同図
(B)は、円弧状波形の突条部15aの例を示し、同図
(C)は、平面部に対し直角に立ち上る扁平溝状の突条
部15bの例を示す。また、図(D)は、角山波状の突
条部15cの例を示し、同図(E)は、蟻溝状の突条部
15dの例を示す。金属板10の補強構造として、前記
何れの断面形状を選択してもよい。
【0105】請求項8の発明の実施態様である図15に
は、前記金属板10に、トンネル内空側に凸の突条部1
5をトンネル軸方向に伸長して、かつトンネル周方向に
所定間隔で平行に複数形成することにより、トンネル周
方向に波形状に成形された金属板10で構成された例が
示されている。金属板10をこのように波形状とするこ
とにより、フラットな金属板に比べて、金属板自体の曲
げ強度向上と、それに伴い金属板の板厚の薄肉化による
軽量化があり、さらに、波形溝部への断熱材8の嵌入に
より、金属板10による断熱材8の支持機能の向上があ
る。トンネル周方向に波形状に成形された金属板よりな
ることを特徴とするトンネル用耐火パネルが配置された
トンネルでは、運転者が運転方向を定めるための視線性
に優れる。
は、前記金属板10に、トンネル内空側に凸の突条部1
5をトンネル軸方向に伸長して、かつトンネル周方向に
所定間隔で平行に複数形成することにより、トンネル周
方向に波形状に成形された金属板10で構成された例が
示されている。金属板10をこのように波形状とするこ
とにより、フラットな金属板に比べて、金属板自体の曲
げ強度向上と、それに伴い金属板の板厚の薄肉化による
軽量化があり、さらに、波形溝部への断熱材8の嵌入に
より、金属板10による断熱材8の支持機能の向上があ
る。トンネル周方向に波形状に成形された金属板よりな
ることを特徴とするトンネル用耐火パネルが配置された
トンネルでは、運転者が運転方向を定めるための視線性
に優れる。
【0106】金属板10に形成する補強用波形の断面形
状は、図15以外でもよく、各種トンネル内空側に凸の
突条部15の各種パターンの例を、図14(A)〜
(E)に示す。
状は、図15以外でもよく、各種トンネル内空側に凸の
突条部15の各種パターンの例を、図14(A)〜
(E)に示す。
【0107】同図(A)は、図15に示すのと同じトン
ネル内空側に凸の角波形の突条部15の例を示し、同図
(B)は、円弧状波形の突条部15aの例を示し、同図
(C)は、平面部に対し直角に立ち上る扁平溝状の突条
部15bの例を示す。また、図(D)は、角山波状の突
条部15cの例を示し、同図(E)は、蟻溝状の突条部
15dの例を示す。金属板10の補強構造として、前記
何れの断面形状を選択してもよい。
ネル内空側に凸の角波形の突条部15の例を示し、同図
(B)は、円弧状波形の突条部15aの例を示し、同図
(C)は、平面部に対し直角に立ち上る扁平溝状の突条
部15bの例を示す。また、図(D)は、角山波状の突
条部15cの例を示し、同図(E)は、蟻溝状の突条部
15dの例を示す。金属板10の補強構造として、前記
何れの断面形状を選択してもよい。
【0108】
【発明の効果】本発明は以上の構成であるので次のよう
な効果を有している。
な効果を有している。
【0109】すなわち、シールドトンネル、沈埋トンネ
ル又は開削トンネルの何れかのトンネルに施工された鉄
筋コンクリート、鉄又は鉄及びコンクリートの合成体か
らなる一次覆工体の内側に、トンネル内空側表面が金属
板で覆われた断熱材からなる耐火パネルを設置したこと
により、トンネル内で火災事故が発生したとき、火災に
よるトンネル内の高温の熱は前記耐火パネルで遮断され
て一次覆工体のコンクリートに伝達されないので、当該
コンクリートが熱から保護されて水分蒸発により熱劣化
せず、特に、断熱材のトンネル内空側表面が金属板で覆
われていることによる熱遮断作用が顕著であり、結果、
火災後の一次覆工体の修復工事が不要となり、その修復
工事に要する費用の削減、その間トンネル内の通行停止
などによる経済的損失を解消できる効果がある。
ル又は開削トンネルの何れかのトンネルに施工された鉄
筋コンクリート、鉄又は鉄及びコンクリートの合成体か
らなる一次覆工体の内側に、トンネル内空側表面が金属
板で覆われた断熱材からなる耐火パネルを設置したこと
により、トンネル内で火災事故が発生したとき、火災に
よるトンネル内の高温の熱は前記耐火パネルで遮断され
て一次覆工体のコンクリートに伝達されないので、当該
コンクリートが熱から保護されて水分蒸発により熱劣化
せず、特に、断熱材のトンネル内空側表面が金属板で覆
われていることによる熱遮断作用が顕著であり、結果、
火災後の一次覆工体の修復工事が不要となり、その修復
工事に要する費用の削減、その間トンネル内の通行停止
などによる経済的損失を解消できる効果がある。
【0110】また、耐火パネルは請求項2以下の各項に
記載の各断熱材の積層構造及び、各断熱材のそれぞれの
組成、組み合せ等で、熱遮断性、施工性、製作コストな
どの面で優れた効果を奏する。すなわち、断熱材を不定
形耐火物、耐火ボード及びセラミックファイバーおよび
グラスファイバーの1種又は2種以上を組み合わせて、
且つこれらが可縮性を有し、又は可縮性を有しない材料
で構成し、更に、前記断熱材に、この断熱材と同種材料
の第2の断熱材を積層し、さらに、この第2の断熱材
を、前記の断熱材より耐熱温度の低い断熱材で構成し、
またさらに、前記金属板の形状を波形断面に構成にする
などにより、前記の相互作用で、熱遮断性、施工性、製
作コストなどの面で一層の効果が期待できる。更に、一
次覆工体の内側に用いる金属板を有する耐火パネルであ
る断熱材を覆う構成は共用時の落下不安を解消せしめ
る。
記載の各断熱材の積層構造及び、各断熱材のそれぞれの
組成、組み合せ等で、熱遮断性、施工性、製作コストな
どの面で優れた効果を奏する。すなわち、断熱材を不定
形耐火物、耐火ボード及びセラミックファイバーおよび
グラスファイバーの1種又は2種以上を組み合わせて、
且つこれらが可縮性を有し、又は可縮性を有しない材料
で構成し、更に、前記断熱材に、この断熱材と同種材料
の第2の断熱材を積層し、さらに、この第2の断熱材
を、前記の断熱材より耐熱温度の低い断熱材で構成し、
またさらに、前記金属板の形状を波形断面に構成にする
などにより、前記の相互作用で、熱遮断性、施工性、製
作コストなどの面で一層の効果が期待できる。更に、一
次覆工体の内側に用いる金属板を有する耐火パネルであ
る断熱材を覆う構成は共用時の落下不安を解消せしめ
る。
【0111】また、一次覆工体の内側に用いる金属板を
有する耐火パネルである断熱材を覆う構成はトンネルの
美観保持のための清掃作業上の機能として、水噴霧によ
る清掃を行うと、汚れが容易に落とせる。
有する耐火パネルである断熱材を覆う構成はトンネルの
美観保持のための清掃作業上の機能として、水噴霧によ
る清掃を行うと、汚れが容易に落とせる。
【図1】シールドトンネルによって構築された既設道路
トンネルの、コンクリート覆工内面の耐火被覆構造の正
面図である。
トンネルの、コンクリート覆工内面の耐火被覆構造の正
面図である。
【図2】図(A)は同図(b)のa−a拡大断面図、
(B)は図1と同じトンネルの正面図である。
(B)は図1と同じトンネルの正面図である。
【図3】図1のシールドトンネルによって構築された既
設道路トンネルの概要斜視図である。
設道路トンネルの概要斜視図である。
【図4】沈埋トンネルによって構築された既設道路トン
ネルの、コンクリート覆工内面の耐火被覆構造の正面図
である。
ネルの、コンクリート覆工内面の耐火被覆構造の正面図
である。
【図5】本発明の第3実施形態に係るコンクリート用プ
レストレス導入装置を用いてコンクリート部材にプレス
トレスを導入した後の状態を示す一部切欠縦断側面図で
ある。
レストレス導入装置を用いてコンクリート部材にプレス
トレスを導入した後の状態を示す一部切欠縦断側面図で
ある。
【図6】耐火パネルの断熱材が積層構造である一例の断
面図である。
面図である。
【図7】耐火パネルの断熱材が積層構造である他例の断
面図である。
面図である。
【図8】(A)、(B)は、接合面が湾曲した一次覆工
体への図7の耐火パネルのボルト固定状態を示す断面図
である。
体への図7の耐火パネルのボルト固定状態を示す断面図
である。
【図9】(A)、(B)は、接合面がフラットな一次覆
工体への図7の耐火パネルのボルト固定状態を示す断面
図である。
工体への図7の耐火パネルのボルト固定状態を示す断面
図である。
【図10】耐火パネルの断熱材が補強構造である一例の
断面図である。
断面図である。
【図11】(A)、(B)は、耐火パネルの一次覆工体
へのボルト固定構造2例を示す断面図である。
へのボルト固定構造2例を示す断面図である。
【図12】(A)と(B)、(C)と(D)は、耐火パ
ネル同士を接合する目地部の構造を示す2例の断面図で
ある。
ネル同士を接合する目地部の構造を示す2例の断面図で
ある。
【図13】耐火パネルの金属板に補強用角波を形成した
例の斜視図である。
例の斜視図である。
【図14】(A)〜(E)は、耐火パネルの金属板に形
成する補強用波形の断面形状の各種パターンの例を示す
説明図である。
成する補強用波形の断面形状の各種パターンの例を示す
説明図である。
【図15】耐火パネルの金属板に補強用角波を形成した
第2例の斜視図である。
第2例の斜視図である。
1 地山 2 既設道路トンネル 2a 既設道路トンネル 3 一次覆工体 3a 一次覆工体 4 床スラブ 5 道路床 6 耐火パネル 7 目地部 7a 目地部 8 断熱材 8c 断熱材端面 9 中間仕切り壁 10 金属板 10a 金属板の端面 10c 突合せ部 11 ボルト挿通孔 12 固定ボルト 13 雌ネジ部材 14 隙間 15 突条部 16 目地部断熱材 16a 目地部断熱材 17 凹部 18 雌ネジ部断熱層 20 金網(ラス)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 広沢 規行 東京都千代田区大手町2−6−3 新日本 製鐵株式会社内 (72)発明者 中村 稔 東京都千代田区大手町2−6−3 新日本 製鐵株式会社内 (72)発明者 川村 彰誉 東京都千代田区大手町2−6−3 新日本 製鐵株式会社内 Fターム(参考) 2D055 AA02 CA02 KB13 LA17
Claims (15)
- 【請求項1】 シールドトンネル、沈埋トンネル又は開
削トンネルの何れかのトンネルに施工された鉄筋コンク
リート、鉄又は鉄及びコンクリートの合成体からなる一
次覆工体の内側に用いる耐火パネルであって、トンネル
内空側表面が金属板で覆われた断熱材よりなることを特
徴とするトンネル用耐火パネル。 - 【請求項2】 前記断熱材が不定形耐火物、耐火ボー
ド、セラミックファイバー及びグラスファイバーの1種
又は2種以上からなることを特徴とする請求項1記載の
トンネル用耐火パネル。 - 【請求項3】 前記断熱材の一次覆工体側に、前記断熱
材より耐熱温度の低い第2の断熱材が配置されているこ
とを特徴とする請求項1又は2記載のトンネル用耐火パ
ネル。 - 【請求項4】 前記第2の断熱材が不定形耐火物、耐火
ボード、セラミックファイバー及びグラスファイバーの
1種又は2種以上からなることを特徴とする請求項3記
載のトンネル用耐火パネル。 - 【請求項5】 前記断熱材が不定形耐火物あるいは耐火
ボード等の可縮性のない固形物であり、当該断熱材の一
次覆工体側にセラミックファイバー、グラスファイバー
等の可縮性のある第2の断熱材が配置されていることを
特徴とする請求項1又は2記載のトンネル用耐火パネ
ル。 - 【請求項6】 前記不定形耐火物とトンネル内空側の金
属板との間に剥離材、油紙等の絶縁材が設置されている
ことを特徴とする請求項1又は2記載のトンネル用耐火
パネル。 - 【請求項7】 前記金属板はトンネル軸方向に波形状に
成形された金属板よりなることを特徴とする請求項1〜
6の何れか1項に記載のトンネル用耐火パネル。 - 【請求項8】 前記金属板はトンネル周方向に波形状に
成形された金属板よりなることを特徴とする請求項1〜
6の何れか1項に記載のトンネル用耐火パネル。 - 【請求項9】 前記耐火パネルの隣接する耐火パネルと
接続するパネル周辺部の前記金属板の背面側には、a寸
法とb寸法の和がc寸法より大きくなるように可縮性を
有する目地部断熱材が配置されていることを特徴とする
請求項1〜8の何れか1項に記載のトンネル用耐火パネ
ル。 - 【請求項10】 シールドトンネル、沈埋トンネル又は
開削トンネルの何れかのトンネル内の耐火被覆構造であ
って、一次覆工体が鉄筋コンクリート、鉄又は鉄及びコ
ンクリートの合成体からなり、前記一次覆工体の内側に
請求項1〜9の何れか1項に記載のトンネル用耐火パネ
ルが固定されていることを特徴とするトンネル内の耐火
被覆構造。 - 【請求項11】 前記耐火パネルは一次覆工体のコンク
リート部に埋め込まれたボルトにより固定され、当該ボ
ルトの周囲は不定形耐火物で被覆されていることを特徴
とする請求項10記載のトンネル内の耐火被覆構造。 - 【請求項12】 前記耐火パネルにおける前記断熱材及
び/又は前記第2の断熱材は可縮性のあるセラミックフ
ァイバーまたはグラスファイバーからなり、当該断熱材
及び/又は前記第2の断熱材は一次覆工体のコンクリー
ト部に埋め込まれたボルトあるいは一次覆工体の鉄部に
固着されたボルトにより締め付けて圧縮されていること
を特徴とする請求項9又は10記載のトンネル内の耐火
被覆構造。 - 【請求項13】 前記耐火パネル同士の接続目地部は、
可縮性を有するセラミックファイバー又はグラスファイ
バーがパネル間方向に圧縮されて充填されていることを
特徴とする請求項10〜12の何れか1項に記載のトン
ネル内の耐火被覆構造。 - 【請求項14】 前記トンネルがシールドトンネルであ
り、パネルで構成される一次覆工体において、パネル継
手及び/又はリング継手の位置と前記耐火パネル同士の
接続目地部の位置をずらすように前記耐火パネルが固定
されていることを特徴とする請求項10〜13の何れか
1項に記載のトンネル内の耐火被覆構造。 - 【請求項15】 シールドトンネル、沈埋トンネル又は
開削トンネルの何れかのトンネルに鉄筋コンクリート、
鉄又は鉄及びコンクリートの合成体からなる一次覆工体
を施した後に、請求項1〜9の何れか1項に記載のトン
ネル用耐火パネルを前記一次覆工体の内側に固定するこ
とを特徴とするトンネル内の耐火被覆構造の構築方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001316305A JP2002201896A (ja) | 2000-10-23 | 2001-10-15 | トンネル用耐火パネル、トンネル内の耐火被覆構造及びその構築方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000322151 | 2000-10-23 | ||
| JP2000-322151 | 2000-10-23 | ||
| JP2001316305A JP2002201896A (ja) | 2000-10-23 | 2001-10-15 | トンネル用耐火パネル、トンネル内の耐火被覆構造及びその構築方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002201896A true JP2002201896A (ja) | 2002-07-19 |
Family
ID=26602562
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001316305A Pending JP2002201896A (ja) | 2000-10-23 | 2001-10-15 | トンネル用耐火パネル、トンネル内の耐火被覆構造及びその構築方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002201896A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006009465A (ja) * | 2004-06-28 | 2006-01-12 | Taisei Corp | トンネル構造物の無機質耐火被覆板用目地部材 |
| JP2007262862A (ja) * | 2006-03-30 | 2007-10-11 | Taiheiyo Material Kk | 金属系耐火化粧パネル、該パネルを用いた耐火被覆構造 |
| JP2009024341A (ja) * | 2007-07-17 | 2009-02-05 | Ohbayashi Corp | 耐火セグメント及び耐火セグメントの製造方法 |
| CN110453968A (zh) * | 2019-08-26 | 2019-11-15 | 广西凌云通鸿水泥有限公司 | 防腐高温烟囱及其施工方法 |
| CN116733507A (zh) * | 2023-06-07 | 2023-09-12 | 中国国家铁路集团有限公司 | 一种新型隧道夹心式隔温衬砌结构及其施工方法 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08158590A (ja) * | 1994-12-07 | 1996-06-18 | Kawasaki Steel Corp | 建築用耐火パネル |
| JPH10140781A (ja) * | 1996-11-08 | 1998-05-26 | Ig Tech Res Inc | 耐火パネル |
| JPH11294098A (ja) * | 1998-04-07 | 1999-10-26 | Hiroaki Ando | 耐火トンネル構造体 |
-
2001
- 2001-10-15 JP JP2001316305A patent/JP2002201896A/ja active Pending
Patent Citations (3)
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| CN116733507A (zh) * | 2023-06-07 | 2023-09-12 | 中国国家铁路集团有限公司 | 一种新型隧道夹心式隔温衬砌结构及其施工方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
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|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
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|
| A02 | Decision of refusal |
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