JP2002201597A - インクジェット記録媒体及びその製造方法 - Google Patents

インクジェット記録媒体及びその製造方法

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JP2002201597A
JP2002201597A JP2000397974A JP2000397974A JP2002201597A JP 2002201597 A JP2002201597 A JP 2002201597A JP 2000397974 A JP2000397974 A JP 2000397974A JP 2000397974 A JP2000397974 A JP 2000397974A JP 2002201597 A JP2002201597 A JP 2002201597A
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JP2000397974A
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Shinya Yamagata
真也 山縣
Hiroyuki Onishi
弘幸 大西
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Seiko Epson Corp
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コックリングの発生するおそれがないインク
ジェット記録媒体を提供すること。 【解決手段】 本発明のインクジェット記録媒体は、セ
ルロース架橋剤による架橋処理及び/又はマーセル化剤
による含浸処理がされた紙からなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙、形態安定化さ
れたインクジェット記録媒体及びその製造方法に関し、
更に詳しくは、コックリングの発生するおそれがなく、
また、コックリングの発生に伴うプリンターヘッドとの
接触がないため記録画像の汚れ等の劣化がないインクジ
ェット記録媒体及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】インク
ジェット記録媒体としては、木材パルプ等のセルロース
繊維を主成分とする紙が一般的に用いられている。この
ような紙は、主としてセルロース繊維間の水素結合によ
り形成されているため、水性インクを用いてインクジェ
ット記録方法により文字及び/又は画像を記録される
と、記録部分におけるセルロース繊維間の水素結合が破
壊されて、該記録部分が伸長するという現象が起こる。
このように記録部分だけが伸長する結果、インクジェッ
ト記録媒体全体として隆起あるいは波打ちする、いわゆ
るコックリングが発生する。コックリングは、記録物の
外観を損なうばかりでなく、プリンター内で紙皺の凸部
とプリンターヘッドとが接触して、記録時におけるイン
クジェット記録媒体の走行性の低下や、記録画像のヘッ
ド擦れによる汚れの原因ともなる。
【0003】一方、「綿、麻、レーヨン、ポリノジック
等のセルロース繊維や、これらのセルロース繊維とポリ
エステル等との混紡品を素材にした織物、編物、縫製品
等」(以下、繊維製品という)の洗濯後の形態安定性
(防縮性、防皺性、保形性、W&W性等ともいう)を高
める目的で、従来から、繊維製品の形態安定化処理が行
われている。形態安定化処理としては、これまで、液体
アンモニア処理若しくはアルカリ処理等のマーセル化処
理や、ホルムアルデヒドガス等による気相処理若しくは
水蒸気処理等、多数の処理方法が提案されている。しか
し、何れの処理方法も紙を対象とするものではない。
【0004】従って、本発明の目的は、コックリングの
発生するおそれがなく、そのため、皺等がなく外観が美
麗で高画質の記録物を提供することができ、また、イン
クジェット記録時における走行性の低下や記録画像のヘ
ッド擦れによる汚れのおそれのないインクジェット記録
媒体及びその製造方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記目的
を達成すべく種々検討した結果、繊維製品の洗濯後の形
態安定化を目的として行われてきたセルロース架橋剤に
よる架橋処理やマーセル化剤による含浸処理を、インク
ジェット記録用の紙に応用して、形態安定化されたイン
クジェット記録媒体とすることにより、コックリングを
防止できることを知見した。
【0006】本発明は、前記知見に基づきなされたもの
で、セルロース架橋剤による架橋処理及び/又はマーセ
ル化剤による含浸処理がされた紙からなるインクジェッ
ト記録媒体を提供することにより前記目的を達成したも
のである。
【0007】
【発明の実施の形態】〔実施形態1〕実施形態1は、セ
ルロース架橋剤による架橋処理がされた紙からなり、イ
ンク受容層が設けられていない本発明のインクジェット
記録媒体及びその製造方法についての実施形態である。
【0008】前記「セルロース架橋剤による架橋処理」
(以下、架橋処理という)がされる紙は、セルロース繊
維を水中に分散し湿式抄紙して得られるシート状物であ
り、該セルロース繊維を主成分として含有し、該セルロ
ース繊維同士が水素結合を形成して互いに膠着してなる
ものである。具体的には、該紙は、針葉樹パルプ、広葉
樹パルプ等の木材パルプ、リンターパルプ、藁パルプ、
ケナフパルプ、竹パルプ、麻パルプ等の非木材パルプ、
LBKP、NBKP等の化学パルプ、GP、PGW、R
MP、TMP、CTMP、CMP、CGP等の機械パル
プ、DIP等の古紙パルプ等を主成分として含有し、こ
れら以外の成分として、バインダー、填料、紙力増強
剤、サイズ剤、歩留まり向上剤、防腐剤等の通常抄紙に
用いられる各種助剤や、ポリエチレンやポリエステル等
の合成繊維を含有していてもよい。また、該紙は、前記
架橋処理が妨げられない範囲で、澱粉、ポリビニルアル
コール等によりサイズ処理されていてもよく、無機顔料
を主成分とするコート層やレジンコート層を有していて
もよい。
【0009】前記紙の坪量は、生産性、コスト等の観点
から、60〜300g/m2であることが好ましい。
【0010】実施形態1のインクジェット記録媒体は、
前記紙に前記架橋処理をして、セルロース中の水酸基と
セルロース架橋剤とを架橋させたものである。前記架橋
処理は、前記紙にセルロース架橋剤を付着させた後、一
定温度で一定時間加熱することにより行われる。
【0011】前記セルロース架橋剤としては、ホルムア
ルデヒド、グリオキザール系樹脂、水溶性ウレタンプレ
ポリマー、アンモニア及びジメチロールジヒドロキシエ
チレン尿素化合物からなる群から選ばれる1種又は2種
以上が用いられ、特にホルムアルデヒドやアンモニアを
用いることが好ましい。
【0012】また、前記架橋処理においては、前記紙
に、前記セルロース架橋剤と共に触媒を付着させること
が、架橋反応を促進させる点で好ましい。触媒として
は、この種の架橋反応において通常用いられるものと同
様のものが用いられ、例えば、亜硫酸ガス、塩化水素ガ
ス等が挙げられ、用いるセルロース架橋剤の種類に応じ
て適宜選択される。
【0013】前記紙に前記セルロース架橋剤を付着させ
る方法としては、前記セルロース架橋剤を前記紙全体に
均一に付着させ得る方法であればよく、例えば、セルロ
ース架橋剤の蒸気又はセルロース架橋剤を含有する水滴
(ミスト)を含む気相に前記紙を晒す方法(気相加
工)、液状のセルロース架橋剤又はセルロース架橋剤を
含有する溶液中に前記紙を浸積する方法、液状のセルロ
ース架橋剤又はセルロース架橋剤を含有する溶液を前記
紙にスプレー等により噴霧若しくはサイズプレス装置等
により塗布する方法等により行うことができ、用いるセ
ルロース架橋剤の種類等に応じて適宜選択される。例え
ば、前記セルロース架橋剤としてホルムアルデヒドガス
を用いる場合には、前記紙を該ホルムアルデヒドガスに
晒す気相加工が好ましい。
【0014】前記紙に前記ホルムアルデヒドガスによる
気相加工を行う場合、ホルムアルデヒドガスに晒す前の
前記紙は、その含水率が1〜15重量%、特に2〜10
重量%であり、且つ水分が前記紙全体に均一に分布して
いることが、ホルマリン分子によるセルロース分子間の
架橋反応を適度に進行させる点で好ましい。前記紙の含
水率を前記範囲内とし、且つ水分を均一に分布させる方
法としては、温湿度管理された槽に、前記紙を一定時間
放置する方法等が挙げられる。
【0015】また、前記触媒を前記紙に付着させる方法
としては、例えば、適当な溶媒に触媒を溶解させて触媒
溶液とし、該触媒溶液に前記紙を浸積する方法、スプレ
ー等により前記紙に該触媒溶液を噴霧する方法、該触媒
溶液又は液化している前記触媒を気化又はミスト状にし
て前記紙に吸着させる方法等が挙げられる。尚、前記触
媒は、加熱処理(後述する)の前までに前記紙に付着さ
れればよい。
【0016】前記セルロース架橋剤又は前記セルロース
架橋剤と共に前記触媒が付着された前記紙は、好ましく
は30〜170℃で加熱処理される。加熱処理方法とし
ては、紙に対して通常行われる加熱方法は特に制限なく
用いることができ、例えば、前記紙の片面を、所定温度
に加熱されたシリンダー乾燥機のシリンダー面に接触さ
せる方法や乾燥機中で処理する方法等が挙げられる。
【0017】尚、実施形態1のインクジェット記録媒体
の製造に際しては、前記架橋処理の前に浸透剤処理を行
うことができる。該浸透剤処理は、前記セルロース架橋
剤を前記紙に均一に付着させる目的で行われる処理で、
浸透剤を前記紙に付着させる処理である。該浸透剤とし
ては、例えば、グリセリン、エチレングリコール、ジエ
チレングリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロ
ピレングリコール類並びにエチレンオキシ基及びプロピ
レンオキシ基を有するアルキレングリコール等が挙げら
れ、これらの1種又は2種以上が用いられる。該浸透剤
を前記紙に付着させる方法としては、浸透剤又は該浸透
剤を含む水溶液中に前記紙を浸積する方法、浸透剤又は
該浸透剤を含む水溶液をスプレー等により前記紙に噴霧
若しくは刷毛等で前記紙に塗る方法等が挙げられる。
【0018】〔実施形態2〕実施形態2のインクジェッ
ト記録媒体は、マーセル化剤による含浸処理がされた紙
からなり、インク受容層が設けられていない本発明のイ
ンクジェット記録媒体及びその製造方法についての実施
形態であり、該紙は、実施形態1におけるものと同様で
ある。
【0019】前記「マーセル化剤による含浸処理」(以
下、含浸処理という)は、液化したマーセル化剤又はマ
ーセル化剤の水溶液により、前記紙にマーセル化剤を含
浸させることにより行われる。マーセル化とは、セルロ
ースをアルカリで処理することで、アルカリを吸収して
収縮する反応のことである。前記含浸処理された前記紙
は、可塑化、膨潤化される。
【0020】前記マーセル化剤としては、アンモニア、
水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウム
からなる群から選ばれる1種又は2種以上が用いられ
る。
【0021】前記含浸処理は、前記紙全体が均一にマー
セル化剤に含浸されるような処理方法であればよく、例
えば、液化したマーセル化剤又はマーセル化剤の水溶液
中に前記紙を浸積する方法、液化したマーセル化剤又は
マーセル化剤の水溶液をスプレー等により前記紙に噴霧
若しくはサイズプレス装置等により前記紙に塗布する方
法等により行うことができ、用いるマーセル化剤の種類
等に応じて適宜選択される。
【0022】〔実施形態3〕実施形態3は、前記架橋処
理及び/又は前記含浸処理がされた紙の少なくとも一面
にインク受容層を有する本発明のインクジェット記録媒
体及びその製造方法についての実施形態であり、インク
受容層を有する以外は、実施形態1及び2と同じであ
る。
【0023】前記インク受容層は、顔料及びバインダー
樹脂を主成分として含有することが、インク吸収性及び
吸収容量並びに耐水性の点で好ましい。
【0024】前記インク受容層に含有される前記顔料と
しては、一般に使用されている水に不溶又は難溶の顔料
を用いることができ、例えば、軽質炭酸カルシウム、重
質炭酸カルシウム、カオリン、タルク、硫酸カルシウ
ム、硫酸バリウム、二酸化チタン、酸化亜鉛、硫化亜
鉛、炭酸亜鉛、サチンホワイト、ケイ酸アルミニウム、
珪藻土、ケイ酸カルシウム、ケイ酸マグネシウム、湿式
法や乾式法により合成された非結晶シリカ、コロイダル
シリカ、コロイダルアルミナ、擬ベーマイト、水酸化ア
ルミニウム、アルミナ、リトボン、ゼオライト、加水ハ
ロサイト、炭酸マグネシウム、水酸化マグネシウム等の
白色無機顔料、スチレン系プラスチックピグメント、ア
クリル系プラスチックピグメント、ポリエチレン、尿素
樹脂、メラミン樹脂等の有機顔料等が挙げられ、これら
の1種又は2種以上が用いられる。前述した顔料の中で
も、インクの乾燥性及び吸収性等の観点から、多孔性無
機顔料が好ましく、該多孔性無機顔料としては、多孔性
合成非晶質シリカ、多孔質炭酸マグネシウム、多孔質ア
ルミナ等が挙げられる。該多孔性無機顔料のうち、特に
多孔性非晶質シリカ、粒径の小さい微粒子シリカ、多孔
質アルミナを用いることが、印刷品質(印字濃度、色再
現範囲、光沢)及び保存性(耐水性)の両方を満足する
点で好ましい。
【0025】前記顔料は、前記インク受容層中、好まし
くは40〜90重量%、更に好ましくは50〜80重量
%含有される。含有量が40重量%未満では、インク吸
収性が低下するおそれがあり、90重量%超では、イン
ク受容層の塗膜強度が低下するおそれがある。
【0026】前記インク受容層に含有される前記バイン
ダー樹脂としては、結着能力を有し、該インク受容層の
強度を高め得るものであればよく、例えば、完全ケン化
ポリビニルアルコール、部分ケン化ポリビニルアルコー
ル、カルボン酸変性ポリビニルアルコール、シリル変性
ポリビニルアルコール等のポリビニルアルコール系水溶
性樹脂、酢酸ビニル、酸化澱粉、エーテル化澱粉、カル
ボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース
等のセルロース誘導体、カゼイン、ゼラチン、大豆蛋
白、シリル変性ポリビニルアルコール:無水マレイン酸
樹脂、スチレン−ブタジエン共重合体、メチルメタクリ
レート−ブタジエン共重合体等の共役ジエン系共重合体
ラテックス;アクリル酸エステル及びメタクリル酸エス
テルの重合体又は共重合体等のアクリル系重合体ラテッ
クス;エチレン酢酸ビニル共重合体等のビニル系重合体
ラテックス:あるいはこれらの各種重合体のカルボキシ
ル機等の官能機含有単量体による官能機変性重合体ラテ
ックス;メラミン樹脂、尿素樹脂等の熱硬化合成樹脂な
どの水性接着剤;ポリメチルメタクリレート、ポリウレ
タン樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、塩化ビニル−酢酸
ビニル共重合体、ポリビニルブチラール、アルキッド樹
脂等の合成樹脂系接着剤が挙げられ、これらの1種又は
2種以上が用いられる。特にポリビニルアルコールを用
いることが好ましい。
【0027】前記バインダー樹脂の含有量は、前記顔料
の総量の5〜60重量%であることが好ましく、10〜
50重量%であることが更に好ましい。含有量が5重量
%未満では、前記インク受容層の強度が低下するおそれ
があり、60重量%超では、インク吸収性又は色材の吸
着性が低下するおそれがある。また、前記インク受容層
における前記顔料と前記バインダー樹脂との配合割合
は、バインダー樹脂:顔料=1:1〜1:15が好まし
く、特に1:2〜1:10が好適である。
【0028】前記インク受容層には、必要に応じて、更
に添加剤を含有させることができる。添加剤として、高
い印字濃度及び耐水性の観点から、染料定着剤を用いる
ことが好ましい。染料定着剤としては、例えば、カチオ
ン性有機物、多価金属イオン及びカチオン性界面活性剤
等が挙げられる。カチオン性有機物としては、例えば、
1級〜3級アミン化合物、1級〜3級アミン塩、4級ア
ンモニウム塩等の低分子化合物や、1級〜3級アミノ
基、1級〜3級アミン塩基若しくは4級アンモニウム塩
基を有するオリゴマー又はこれらの基を有するポリマー
等が挙げられ、具体的には、ジアリルジメチルアンモニ
ウムクロライドポリマー、エピハロヒドリン−2級アミ
ンコポリマー、ジアリルジメチルアンモニウムクロライ
ド−二酸化硫黄コポリマー、ジアリルジメチルアンモニ
ウムクロライド−アクリルアミドコポリマー、ジアリル
メチルアンモニウム塩ポリマー、ジアリルアミン塩酸塩
−二酸化硫黄コポリマー、ジメチルメチルアミン塩酸塩
コポリマー、ポリアリルアミン、ポリエチレンイミン、
ポリエチレンイミン4級アンモニウム塩化合物、(メ
タ)アクリルアミドアルキルアンモニウム塩ポリマー、
4級アンモニウム塩基を含むアイオネン等が挙げられ
る。多価金属イオンとしては、Al3+ 、Ca2+ 、Mg
2+等が挙げられる。カチオン性界面活性剤としては、塩
化ベンザルコニウム等が挙げられる。染料定着剤として
これらの1種又は2種以上を用いることができ、特に、
4級アンモニウム塩基を有するポリマーを用いることが
好ましい。
【0029】前記染料定着剤は、前記インク受容層中、
好ましくは0.1〜20重量%、更に好ましくは1〜1
0重量%含有される。含有量が0.1重量%未満では、
記録物の発色性及び耐水性の向上に効果がなく、20重
量%超では、インク吸収性の低下や色材の析出による高
光沢化(ブロンジング)が発生するおそれがある。
【0030】前記インク受容層に含有できるその他の添
加剤として、耐光性向上剤、顔料分散剤、増粘剤、pH
調整剤、潤滑剤、流動性改良(変性)剤、界面活性剤、
消泡剤、抑泡剤、離型剤、発泡剤、浸透剤、着色染料、
着色顔料、蛍光増白剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、光
安定剤、防腐剤、耐水化剤、硬膜剤等が挙げられ、これ
らの1種又は2種以上を用いることができる。
【0031】前記インク受容層の塗工量は、固形分換算
で1〜40g/m2であることが好ましく、5〜30g
/m2であることが更に好ましい。塗工量が1g/m2
満では、インク吸収性、色材の発色性等の点で効果がな
く、40g/m2超では、インク受容層の粉落ちが発生
するおそれがある。尚、前記インク受容層自体の厚みと
しては、10〜40μmが好ましく、20〜30μmが
更に好ましい。
【0032】また、前記インク受容層は、J.TAPP
I No.48−85の測定方法による空隙率が30〜
80%であることが好ましく、40〜70%であること
が更に好ましい。空隙率が30%未満では、インクの速
乾性、吸収速度、吸収容量等が低下するおそれがあり、
80%超では、多孔質顔料が脱落し、紙送りロールにお
けるスリップや、ヘッドの目詰まりの原因となるおそれ
がある。インク受容層の空隙率を前記範囲内とする方法
としては、カレンダー処理時の圧をコントロールする方
法、インク受容層中における前記顔料と前記バインダー
樹脂との含有比をコントロールする方法、インク受容層
中に含有される前記顔料の種類をコントロールする方法
等が挙げられる。
【0033】実施形態3のインクジェット記録媒体の製
造方法は、前記インク受容層を設ける点以外は、実施形
態1及び2と同じであり、実施形態1又は2のインクジ
ェット記録媒体の少なくとも一面に、下記のようにして
インク受容層を設けることにより行われる。
【0034】前述したインク受容層の形成材料(顔料、
バインダー樹脂、染料定着剤その他の添加剤)を、水又
はこれらの形成材料が溶解可能なアルコール等の適当な
溶媒に溶解若しくは分散させて塗工液を調製する。そし
て、該塗工液を、前記架橋処理及び/又は前記含浸処理
がされた前記紙の少なくとも一面に、ロールコーター
法、ブレードコーター法、エアナイフコーター法、バー
コーター法、ロッドブレードコーター法、ゲートロール
コーター法、サイズプレス法等の公知の塗工方法により
塗工した後、熱風乾燥機、遠赤外線乾燥機等の公知の乾
燥手段を用いて加熱乾燥する。尚、前記架橋処理及び/
又は前記含浸処理がされた前記紙に対して、インク受容
層を設ける前に、マシンカレンダー、TGカレンダー、
ソフトカレンダー等のカレンダー装置を用いて平滑化し
てもよい。また、インク受容層の表面強度及び平滑性を
向上させる観点から、インク受容層に対して、インク吸
収性を低下させない程度に前記カレンダー装置によるカ
レンダー処理をしてもよい。
【0035】本発明のインクジェット記録媒体は、イン
クジェット記録方法における記録紙として用いられる。
インクジェット記録方法は、インクの液滴を吐出し、該
液滴を記録媒体に付着させて印字を行う方法であればい
かなる方法でもよいが、特にオンデマンド型のインクジ
ェット記録方法が好ましい。オンデマンド型のインクジ
ェット記録方法としては、例えば、プリンターヘッドに
配設された圧電素子を用いて記録を行う圧電素子記録方
法、プリンターヘッドに配設された発熱抵抗素子のヒー
ター等による熱エネルギーを用いて記録を行う熱ジェッ
ト記録方法等が挙げられる。
【0036】本発明のインクジェット記録媒体によれ
ば、水性インクを使用したインクジェット記録に使用し
てもコックリングを起こし難く、そのため、皺等がなく
外観が美麗で高画質の記録物を提供することができ、ま
た、プリンター内で紙皺の凸部とプリンターヘッドとが
接触して、走行性が低下したり、記録画像のヘッド擦れ
による汚れを起こすおそれがない。
【0037】本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で種
々の変更が可能である。前記実施形態では、前記紙に対
して、前記架橋処理又は前記含浸処理の何れかの処理を
行ったが、両処理を行ってもよく、その場合、前記紙
は、含浸処理、架橋処理の順で処理されることが好まし
い。
【0038】また、実施形態3のインクジェット記録媒
体における前記インク受容層は、前記架橋処理及び/又
は前記含浸処理がされた前記紙の片面に設けてもよく、
両面に設けてもよい。また、前記インク受容層は、1層
塗りでもよく、多層塗りでもよい。
【0039】また、実施形態3のインクジェット記録媒
体の製造においては、前記架橋処理及び/又は前記含浸
処理は、前記紙に前記インク受容層を設ける前に行った
が、前記紙に前記インク受容層を設けた後にこれらの処
理を行ってもよい。その場合、処理としては、前記気相
加工(架橋処理)が、処理時におけるインク受容層の剥
がれ防止等の点で好ましい。
【0040】また、前記インク受容層は、前述したよう
な顔料及びバインダー樹脂を主成分として含有する、い
わゆる「空隙型」(吸収型ともいう)のみならず、ポリ
ビニルアルコール、ポリビニルピロリドン等の水溶性樹
脂を主成分として含有する、いわゆる「膨潤型」でもよ
い。
【0041】また、本発明のインクジェット記録媒体に
は、インクのしみ込みすぎを防ぎ、光学濃度、彩度を向
上させる観点から、その最表面に光沢度調整層を設ける
こともできる。光沢度調整層は、顔料及びバインダー樹
脂を含有するもので、必要に応じて添加剤を含有させる
こともできる。光沢度調整層における該バインダー樹脂
と該顔料との配合割合は、重量比でバインダー樹脂:顔
料=5:95〜30:70が好ましく、5:95〜2
0:80が更に好ましい。該顔料及び該添加剤として
は、前記インク受容層において用いられるものと同様の
ものが用いられる。特に該顔料としては、コロイダルシ
リカを用いることが、分散性に優れ、塗料の安定性を向
上させ、生産性も向上させる点で好ましい。また、該バ
インダー樹脂としては、前記インク受容層において用い
られる前記水溶性樹脂と同様のものが用いられる。
【0042】前記光沢度調整層は、前記インク受容層と
同様の方法の他、キャスト法やカレンダー法等により、
前記架橋処理及び/又は前記含浸処理がされた前記紙又
は前記インク受容層上に設けることができる。前記光沢
度調整層の塗工量は、前記紙に直接塗工する場合には、
固形分換算で5〜20g/m2であることが好ましい。
また、前記インク受容層上に塗工する場合には、固形分
換算で5〜15g/m 2であることが好ましく、5〜1
0g/m2であることが更に好ましい。塗工量がそれぞ
れ前記上限超では、光沢度調整層中をインクが通過する
ことが困難になり、滲みを生じて画像の鮮明性が損なわ
れるおそれがある。
【0043】前記光沢度調整層を設ける場合、その光沢
度を調整することにより、高光沢紙、中光沢紙、微光沢
紙などを作り分けることができる。光沢度の調整は、光
沢度調整層中における前記バインダー樹脂と前記顔料と
の前記配合割合を前記範囲内でコントロールする方法、
前記顔料の種類によりコントロールする方法、カレンダ
ー処理時の圧によりコントロールする方法、キャスト法
による塗工時にコントロールする方法等により行うこと
ができる。
【0044】本発明の紙は、セルロース架橋剤による架
橋処理及び/又はマーセル化剤による含浸処理がされた
紙であり、セルロース架橋剤及びマーセル化剤並びに紙
は、何れも前述した本発明のインクジェット記録媒体に
用いられるものと同じであり、前記実施形態の説明がそ
れぞれ適用される。また、本発明の紙の製造方法は、実
施形態1及び2のインクジェット記録媒体の製造方法と
それぞれ同じであり、実施形態1及び2の説明が適用さ
れる。また、本発明の紙は、特に記録媒体として好適に
用いられ、インクジェット記録方法のみならず、ペン等
の筆記具による記録方法その他の各種記録方法に好適に
用いられる。
【0045】
【実施例】以下に、本発明のインクジェット記録媒体の
製造方法の実施例を示す。しかしながら、本発明は、か
かる実施例に制限されるものではないことはいうまでも
ない。
【0046】〔実施例1〕坪量90g/m2の上質紙を
恒温・恒湿槽にて、含水率が約5%となるように調整し
た後、ホルムアルデヒド蒸気及び塩化水素ガスに順次晒
した。その後、該上質紙を120℃で加熱処理して、記
録媒体1を製造した。
【0047】〔実施例2〕坪量90g/m2の上質紙
(実施例1で使用したものと同じ)を、アンモニア水溶
液中に浸積した後、乾燥機に入れて120℃で加熱処理
して、記録媒体2を製造した。
【0048】〔実施例3〕実施例1における記録媒体1
上に、エアナイフコーターを用いて下記組成(乾燥固形
分重量の比率で表す。以下同じ。)の塗工液Aを乾燥後
の塗工量が20g/m2となるように1層塗りで塗工
し、次いで熱風乾燥機を用いて100℃で3分間加熱す
ることによりインク受容層を設けた以外は実施例1と同
様にして、記録媒体3を製造した。
【0049】 塗工液Aの組成 ・顔料(シリカ) 60重量部 (商品名「X−37B」、トクヤマ製) ・バインダー樹脂(完全ケン化PVA) 35重量部 (商品名「PVA−117」、クラレ製) ・カチオン性染料定着剤 5重量部 (商品名「PAS−H」、日東紡製)
【0050】〔実施例4〕実施例3において、記録媒体
1の代わりに記録媒体2を用いた以外は実施例3と同様
にして、記録媒体4を製造した。
【0051】〔実施例5〕実施例3における記録媒体3
のインク受容層上に、下記組成の塗工液Bを乾燥後の塗
工量が10g/m2となるように塗工し、次いで熱風乾
燥機を用いて100℃で2分間加熱することにより光沢
度調整層を設けた以外は実施例3と同様にして、記録媒
体5を製造した。
【0052】 塗工液Bの組成 ・バインダー樹脂 10重量部 (商品名「PVA−110」、クラレ製) ・コロイダルシリカ 90重量部 (商品名「S−20H」、触媒化成工業製)
【0053】〔実施例6〕実施例5において、記録媒体
3の代わりに記録媒体4を用いた以外は実施例5と同様
にして、記録媒体6を製造した。
【0054】〔比較例1〕坪量90g/m2の上質紙
(実施例1で使用したものと同じ)を、記録媒体7とし
た。
【0055】〔比較例2〕実施例3において、記録媒体
1の代わりに記録媒体7を用いた以外は実施例3と同様
にして、記録媒体8を製造した。
【0056】〔比較例3〕実施例5において、記録媒体
3の代わりに記録媒体8を用いた以外は実施例5と同様
にして、記録媒体9を製造した。
【0057】実施例1〜6(記録媒体1〜6)及び比較
例1〜3(記録媒体7〜9)について、耐コックリング
性及び耐ヘッド擦れによる汚れ性を下記の方法によりそ
れぞれ評価した。それらの結果を下記表1に示す。
【0058】〔耐コックリング性の評価方法〕市販のイ
ンクジェットプリンター(商品名「PM−800C」、
セイコーエプソン製)を用いて、記録媒体1〜9それぞ
れにグレー色(シアン色+マゼンタ色+イエロー色)の
重色ベタ印字を行い、印字後の各記録媒体の紙皺の状態
を目視で観察し、下記評価基準により評価した。評価基準 A :コックリングが全く見られない。耐コックリング
性良好。 B :コックリングが多少見られるが十分許容できる。
実用上問題なし。 C :コックリングがひどく画質が悪い。実用に堪えな
い。
【0059】〔耐ヘッド擦れによる汚れ性の評価方法〕
前記〔耐コックリング性の評価方法〕と同様に、記録媒
体1〜9それぞれにグレー色の重色ベタ印字を行い、記
録媒体における紙皺の凸部と印字ヘッドとが接触するこ
とによって起こる「ヘッド擦れによる汚れ」の有無を目
視により観察し、下記評価基準により評価した。評価基準 A :ヘッド擦れによる汚れが全くない。耐ヘッド擦れ
による汚れ性良好。 B :ヘッド擦れによる汚れが少しあるが十分許容でき
る。実用上問題なし。 C :ヘッド擦れによる汚れがひどい。実用に堪えな
い。
【0060】
【表1】
【0061】表1に示す結果から明らかなように、実施
例1〜6の記録媒体は、耐コックリング性及び耐ヘッド
擦れによる汚れ性の何れにも優れるものであることが分
かる。これに対し、比較例1の記録媒体は、耐コックリ
ング性及び耐ヘッド擦れによる汚れ性の何れも実用上十
分なレベル(B以上)に達しておらず、また、比較例2
及び3の記録媒体は、耐コックリング性に劣ることが分
かる。
【0062】
【発明の効果】本発明のインクジェット記録媒体は、水
性インクを使用したインクジェット記録に使用してもコ
ックリングを起こし難く、そのため、皺等がなく外観が
美麗で高画質の記録物を提供することができ、また、プ
リンター内で紙皺の凸部とプリンターヘッドとが接触し
て、走行性が低下したり、記録画像のヘッド擦れによる
汚れを起こすおそれがない。
フロントページの続き Fターム(参考) 2C056 FC06 2H086 BA21 BA31 4L055 AG04 AG07 AG16 AG18 AG34 AG64 AG85 AH02 AH37 AH50 AJ04 BE08 BE10 BE11 BE20 FA11 FA30 GA09

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セルロース架橋剤による架橋処理及び/
    又はマーセル化剤による含浸処理がされた紙。
  2. 【請求項2】 セルロース架橋剤による架橋処理及び/
    又はマーセル化剤による含浸処理がされた紙からなるイ
    ンクジェット記録媒体。
  3. 【請求項3】 前記セルロース架橋剤が、ホルムアルデ
    ヒド、グリオキザール系樹脂、水溶性ウレタンプレポリ
    マー、アンモニア及びジメチロールジヒドロキシエチレ
    ン尿素化合物からなる群から選ばれる1種又は2種以上
    である請求項2記載のインクジェット記録媒体。
  4. 【請求項4】 前記マーセル化剤が、アンモニア、水酸
    化ナトリウム、水酸化カリウム及び水酸化カルシウムか
    らなる群から選ばれる1種又は2種以上である請求項2
    又は3記載のインクジェット記録媒体。
  5. 【請求項5】 前記セルロース架橋剤による架橋処理及
    び/又は前記マーセル化剤による含浸処理がされた紙の
    少なくとも一面にインク受容層を有する請求項2〜4の
    何れかに記載のインクジェット記録媒体。
  6. 【請求項6】 請求項2〜4の何れかに記載のインクジ
    ェット記録媒体の製造方法であって、セルロース繊維を
    主成分として含有する紙に、前記セルロース架橋剤によ
    る架橋処理及び/又は前記マーセル化剤による含浸処理
    をするインクジェット記録媒体の製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項5記載のインクジェット記録媒体
    の製造方法であって、セルロース繊維を主成分として含
    有する紙に、前記セルロース架橋剤による架橋処理及び
    /又は前記マーセル化剤による含浸処理をし、処理後の
    該紙の少なくとも一面に前記インク受容層を形成する塗
    工液を塗工した後、加熱乾燥するインクジェット記録媒
    体の製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項2〜5の何れかに記載のインクジ
    ェット記録媒体に文字及び/又は画像を記録された記録
    物。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007046219A (ja) * 2005-07-12 2007-02-22 Canon Inc 被記録媒体及び該被記録媒体を用いた画像形成方法
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WO2009078236A1 (ja) * 2007-12-17 2009-06-25 Tokuyama Corporation 記録紙
US7815985B2 (en) 2004-06-01 2010-10-19 Canon Kabushiki Kaisha Recording medium, production process of the recording medium and image forming process using the recording medium

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