JP2002201554A - Frp用の繊維織物の製造装置及びfrp用のプリプレグの製造装置 - Google Patents

Frp用の繊維織物の製造装置及びfrp用のプリプレグの製造装置

Info

Publication number
JP2002201554A
JP2002201554A JP2000402094A JP2000402094A JP2002201554A JP 2002201554 A JP2002201554 A JP 2002201554A JP 2000402094 A JP2000402094 A JP 2000402094A JP 2000402094 A JP2000402094 A JP 2000402094A JP 2002201554 A JP2002201554 A JP 2002201554A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mandrel
woven fabric
fiber woven
frp
producing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000402094A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3719930B2 (ja
Inventor
Akihiko Machii
暁彦 町井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Arisawa Mfg Co Ltd
Original Assignee
Arisawa Mfg Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Arisawa Mfg Co Ltd filed Critical Arisawa Mfg Co Ltd
Priority to JP2000402094A priority Critical patent/JP3719930B2/ja
Publication of JP2002201554A publication Critical patent/JP2002201554A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3719930B2 publication Critical patent/JP3719930B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Moulding By Coating Moulds (AREA)
  • Braiding, Manufacturing Of Bobbin-Net Or Lace, And Manufacturing Of Nets By Knotting (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 非常に大きなFRP製品に使用される長尺の
斜向糸繊維織物を簡単に得ることができる実用性,生産
性に秀れた技術を提供するものである。 【解決手段】 斜向糸供給部2を有する公知のブレーダ
ー3にマンドレル1が挿入状態で設けられ、このマンド
レル1の軸芯方向に移動可能な支持材4を該マンドレル
1に供給する支持材供給部17が設けられ、このマンドレ
ル1に供給された支持材4を該マンドレル1に被嵌する
被嵌機構及びマンドレル1に対し該支持材4をマンドレ
ル軸芯方向に移動せしめる移動機構が設けられ、斜向糸
供給部2は、前記支持材4の外周面上にマンドレル1の
軸芯に対して所定角度±θで複数本の斜向糸Sを供給し
て筒状織物5を織成するように構成され、更に、この筒
状織物5を前記マンドレル軸芯方向に切開して長尺の斜
向糸繊維織物6を形成する切断部19が設けられ、前記マ
ンドレル1には該マンドレル1と支持材4との間に小許
の間隙を保持せしめる間隙保持機構が設けられているも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、FRP用の繊維織
物の製造装置及びFRP用のプリプレグの製造装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】FRP
(繊維強化型樹脂)製品は、例えば、炭素繊維を織成し
た織物にエポキシ樹脂を塗布,含浸,加圧してプリプレ
グを得、このプリプレグの複数枚を積層,加圧,変形,
切断して所定の厚さ及び形状に加工することで製造され
ている。
【0003】ところで、このFRP製品は、形成される
製品が可及的に全方向に対して一定の強度を発揮するよ
うに、複数枚のプリプレグを重合した重合プリプレグ43
を形成する際、図1に図示したように、たて糸及びよこ
糸が90°方向に配設されているたて糸よこ糸繊維織物
41を基材とするプリプレグと、たて糸及びよこ糸が45
°の斜め方向に配設されている斜向糸繊維織物42を基材
とするプリプレグとを交互に積層する方法により製造さ
れている。
【0004】尚、図1は、二枚のたて糸よこ糸繊維織物
41と二枚の斜向糸繊維織物42との間に重合プリプレグ43
の所定方向に対する強度を高める為、軸方向糸Rを配設
して積層する場合の説明図である。
【0005】しかし、このFPR製品の製造には、下記
問題点がある。
【0006】即ち、非常に大きなFPR製品、例えば、
長さ6mの大きなFPR製品を製造する場合、前記斜向
糸繊維織物42も長さ5〜6mのものが必要となるが、こ
の斜向糸繊維織物42として長さ5〜6mの長尺ものを製
造することは極めて厄介である。
【0007】具体的には、斜向糸繊維織物42は、図2に
図示したように、公知の織成機により織成されたたて糸
よこ糸繊維織物41を斜め45°に切断することにより形
成されている。従って、長さ6mの斜向糸繊維織物42を
得る為には、最低でも長さ及び巾が約4.3mのたて糸
よこ糸繊維織物41が必要である。しかし、このような巾
方向が長いたて糸よこ糸繊維織物41は、織成の際によこ
糸をエアジェットやウオータージェットで飛ばす方式の
織成機で織成することができず、また、他の織成機で
は、織成スピードが遅く生産コストが高いという問題点
がある。
【0008】従って、従来は、通常織成される巾2m程
度のたて糸よこ糸繊維織物41を斜め45°に切断して得
られる長さ2.5m程度の斜向糸繊維織物42を継ぎ合わ
せて所定長さの斜向糸繊維織物42を製造する方法が採用
されているが、この方法の場合、継ぎ合わせ部分の強度
が弱いという問題点がある。
【0009】本発明は、上記問題点を解決するもので、
非常に大きなFRP製品に使用される長尺の斜向糸繊維
織物を簡単に得ることができる実用性,生産性に秀れた
技術を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
【0011】斜向糸供給部2を有する公知のブレーダー
3にマンドレル1が挿入状態で設けられ、このマンドレ
ル1の軸芯方向に移動可能な支持材4を該マンドレル1
に供給する支持材供給部17が設けられ、このマンドレル
1に供給された支持材4を該マンドレル1に被嵌する被
嵌機構及びマンドレル1に対し該支持材4をマンドレル
軸芯方向に移動せしめる移動機構が設けられ、斜向糸供
給部2は、前記支持材4の外周面上にマンドレル1の軸
芯に対して所定角度±θで複数本の斜向糸Sを供給して
筒状織物5を織成するように構成され、更に、この筒状
織物5を前記マンドレル軸芯方向に切開して長尺の斜向
糸繊維織物6を形成する切断部19が設けられ、前記マン
ドレル1には該マンドレル1と支持材4との間に小許の
間隙を保持せしめる間隙保持機構が設けられていること
を特徴とするFRP用の繊維織物の製造装置に係るもの
である。
【0012】また、請求項1記載のFRP用の繊維織物
の製造装置において、間隙保持機構として、マンドレル
1の外周面には流体吹出部15が設けられ、この流体吹出
部15からの流体吹き出しにより支持材4を前記マンドレ
ル1に対してフロート状態とせしめる間隙保持機構が採
用されていることを特徴とするFRP用の繊維織物の製
造装置に係るものである。
【0013】また、請求項2記載のFRP用の繊維織物
の製造装置において、流体吹出部15としてエア吹出部が
採用されていることを特徴とするFRP用の繊維織物の
製造装置に係るものである。
【0014】また、請求項2,3いずれか1項に記載の
FRP用の繊維織物の製造装置において、流体吹出部15
として複数の流体吹出口が並設された構成が採用され、
この流体吹出口の口径は、0.5乃至1.0mmに設定
されていることを特徴とするFRP用の繊維織物の製造
装置に係るものである。
【0015】また、請求項1〜4いずれか1項に記載の
FRP用の繊維織物の製造装置において、被嵌機構は、
移動機構により移動する支持材4を徐々に湾曲せしめて
マンドレル1に被嵌するように構成されていることを特
徴とするFRP用の繊維織物の製造装置に係るものであ
る。
【0016】また、請求項1〜5いずれか1項に記載の
FRP用の繊維織物の製造装置において、支持材4とし
て、表面に未硬化若しくは半硬化状態の合成樹脂8が塗
布されたテープ4が採用され、このテープ4の合成樹脂
面が外周面となる状態で該テープ4がマンドレル1に被
嵌されるように構成されていることを特徴とするFRP
用の繊維織物の製造装置に係るものである。
【0017】また、請求項1〜6いずれか1項に記載の
FRP用の繊維織物の製造装置において、切断部19は、
筒状織物5を切開して斜向糸繊維織物6の一面に支持材
4が積層された支持材4付斜向糸繊維織物6を形成する
ように構成されていることを特徴とするFRP用の繊維
織物の製造装置に係るものである。
【0018】また、請求項7記載のFRP用の繊維織物
の製造装置において、切断部19の通過により形成された
支持材4付斜向糸繊維織物6の該斜向糸繊維織物6側に
第二支持材12を供給積層する第二支持材供給部20が設け
られていることを特徴とするFRP用の繊維織物の製造
装置に係るものである。
【0019】また、請求項8記載のFRP用の繊維織物
の製造装置において、第二支持材12として、表面に未硬
化若しくは半硬化状態の合成樹脂11が塗布された第二テ
ープ12が採用され、この第二テープ12の合成樹脂面が斜
向糸繊維織物6と当接するように第二支持材供給部20が
構成されていることを特徴とするFRP用の繊維織物の
製造装置に係るものである。
【0020】また、請求項1〜9いずれか1項に記載の
FRP用の繊維織物の製造装置において、マンドレル1
として、断面視円形のマンドレル1が採用されているこ
とを特徴とするFRP用の繊維織物の製造装置に係るも
のである。
【0021】また、請求項1〜10いずれか1項に記載
のFRP用の繊維織物の製造装置において、マンドレル
1の先端部には中央部付近が湾曲膨出する湾曲膨出部16
が設けられていることを特徴とするFRP用の繊維織物
の製造装置に係るものである。
【0022】また、請求項1〜11いずれか1項に記載
のFRP用の繊維織物の製造装置において、マンドレル
1が固定状態に設けられていることを特徴とするFRP
用の繊維織物の製造装置に係るものである。
【0023】また、請求項1〜12いずれか1項に記載
のFRP用の繊維織物の製造装置において、支持材4と
して、長尺薄片状の支持材4が採用されていることを特
徴とするFRP用の繊維織物の製造装置に係るものであ
る。
【0024】また、請求項1〜13いずれか1項に記載
のFRP用の繊維織物の製造装置において、公知のブレ
ーダー3として公知の丸打ブレーダーが採用されている
ことを特徴とするFRP用の繊維織物の製造装置に係る
ものである。
【0025】また、請求項1〜14いずれか1項に記載
のFRP用の繊維織物の製造装置において、ブレーダー
3の一側にはマンドレル1の軸芯方向に配される軸方向
糸Rを供給する軸方向糸供給部13が設けられ、この軸方
向糸Rが筒状織物5の上側若しくは下側に供給されるよ
うに構成されていることを特徴とするFRP用の繊維織
物の製造装置に係るものである。
【0026】また、請求項6,9いずれか1項に記載の
FRP用の繊維織物の製造装置において、斜向糸繊維織
物6に積層された未硬化若しくは半硬化状態の合成樹脂
を半硬化若しくは硬化せしめる硬化部が設けられている
ことを特徴とするFRP用のプリプレグの製造装置に係
るものである。
【0027】
【発明の作用及び効果】マンドレル1の表面に被嵌され
且つ該マンドレル1の軸芯方向に移動する支持材4の外
周面上にブレーダー3(組紐機とも呼ばれる。)の斜向
糸供給部2から斜向糸Sを所定角度±θで供給し、該支
持材4の外周面上に筒状織物5を形成する。
【0028】この筒状織物5をマンドレル軸芯方向に切
断して開くと、前記斜向糸Sが斜めに配設された斜向糸
繊維織物6が得られる。
【0029】この斜向糸繊維織物6の長さは支持材4の
長さにより制限されるが、理論上は、無限に長い支持材
4を使用して無限に長い筒状織物5を形成できる為、非
常に長い斜向糸繊維織物6でも製造できることになる。
【0030】また、支持材4を移動する構成である為、
長いマンドレル1を必要とせず、また、マンドレル1を
固定状態とすることができ、従って、本発明を実施する
装置の全長を短く設定でき、且つ、装置の簡素化が可能
となる。
【0031】尚、斜向糸繊維織物6の巾は、支持材4の
巾やブレーダー3の大きさ等によって制限されるが、こ
れも理論上は無限にできる為、非常に巾の広い斜向糸繊
維織物6の製造も可能となる。
【0032】また、筒状織物5を織成する際、該筒状織
物5によって支持材4がマンドレル1側に押し付けられ
るが、本発明では間隙保持機構によってマンドレル1と
支持材4との間に小許な間隙が保持せしめられる為、支
持材4はマンドレル1との摩擦抵抗の影響を受けずにマ
ンドレル軸芯方向に円滑に移動できることになる。
【0033】また、支持材4として表面に未硬化若しく
は半硬化状態の合成樹脂8が塗布されたテープ4を採用
し、マンドレル1に被嵌された該テープ4の表面に筒状
織物5を形成して切開する方法によれば、非常に長い斜
向糸繊維織物6のプリプレグが簡単に製造できることに
なる。
【0034】本発明は上述のようにするから、非常に大
きなFRP製品に使用される長尺の斜向糸繊維織物等を
簡単に得ることができる実用性,生産性に秀れた技術と
なる。
【0035】また、全長の短い製造装置を使用して非常
に長尺の斜向糸繊維織物等を製造できる実用性,生産性
に秀れた技術となる。
【0036】
【発明の実施の形態】図3〜8は本発明の第一実施例、
図9は本発明の第二実施例であり、以下に説明する。
【0037】第一実施例は、斜向糸供給部2を有する公
知のブレーダー3にマンドレル1が挿入状態で設けら
れ、このマンドレル1の軸芯方向に移動可能な支持材4
を該マンドレル1に供給する支持材供給部17が設けら
れ、このマンドレル1に供給された支持材4を該マンド
レル1に被嵌する被嵌機構及びマンドレル1に対し該支
持材4をマンドレル軸芯方向に移動せしめる移動機構が
設けられ、斜向糸供給部2は、前記支持材4の外周面上
にマンドレル1の軸芯に対して所定角度±θで複数本の
斜向糸Sを供給して筒状織物5を織成するように構成さ
れ、この筒状織物5を前記マンドレル軸芯方向に切開し
て長尺の斜向糸繊維織物6を形成する切断部19が設けら
れ、前記マンドレル1には該マンドレル1と支持材4と
の間に小許の間隙を保持せしめる間隙保持機構が設けら
れているものである。
【0038】公知のブレーダー3としては、公知の丸打
ブレーダーが採用されている。このブレーダー3は、基
板に複数の糸巻体が設けられ、この糸巻体の半数は蛇行
運動を繰り返して右回転していき、残りの半数は蛇行運
動を繰り返して左回転していく。このブレーダー3に
は、マンドレル1の表面に被嵌された支持材4上に該マ
ンドレル1の軸芯に対して所定角度±45°で斜向糸S
を供給する斜向糸供給部2が設けられており、この斜向
糸Sの供給及び支持材4のマンドレル軸芯方向への移動
により該支持材4の外周面上に筒状織物5を織成せしめ
るように構成されている(図5参照、尚、第一実施例で
は、前記糸巻体をそのまま斜向糸供給部2に設定してい
る。)。
【0039】マンドレル1(保形体)は、棒状で且つ断
面視円形のマンドレル1が採用されている。
【0040】また、マンドレル1の先端部には、中央部
付近が湾曲膨出する湾曲膨出部16が設けられている。
尚、図示したものは、この湾曲膨出部16が半球状のもの
である。
【0041】また、マンドレル1は、固定状態(ブレー
ダー3に対して移動しない状態)に設けられている。
【0042】また、マンドレル1の外周面には、前記間
隙保持機構として流体吹出部15が設けられている。従っ
て、マンドレル1の外周面上を移動する支持材4は、流
体吹出部15から吹き出される流体により押し上げられて
フロート状態となる。
【0043】また、本実施例では、流体吹出部15として
エア吹出口が多数並設された構成を採用している。この
エア吹出口からは、マンドレル1の内部を通過した圧搾
エアが吹き出され、この圧搾エアによって前記支持材4
はフロート状態となる。
【0044】また、エア吹出口の口径は0.5乃至1.
0mm程度に設定している。
【0045】支持材4は、長尺薄片状の支持材4が採用
されている。
【0046】また、本実施例では、支持材4として、基
材7の表面に未硬化若しくは半硬化状態の合成樹脂8
(エポキシ樹脂やポリエステル樹脂等)が塗布されたテ
ープ4が採用され、このテープ4の合成樹脂8面が外周
面となる状態で該テープ4がマンドレル1に被嵌される
ように構成されている。
【0047】支持材供給部17は、ロール状に巻回された
支持材4をマンドレル1側に供給するように構成されて
いる。尚、図3では、合成樹脂8が下側となる状態でテ
ープ4が供給されている。
【0048】被嵌機構は、支持材4の形状を適宜変形せ
しめる為の保形部材18及びマンドレル1によって構成さ
れている。詳述すると、保形部材18は支持材4の移動方
向に所定間隔を置いて複数設けられ、支持材4は、マン
ドレル1に達する前は、この保形部材18を順次通過する
ことにより徐々に両端縁が上向きに湾曲せしめられ、合
成樹脂8が表面となる状態で且つマンドレル1の表面に
略合致する筒状に丸められていき、マンドレル1を通過
した後は、保形部材18を順次通過することにより徐々に
薄片状に戻されていくように構成されている。
【0049】尚、徐々に筒状に丸められた支持材4は、
マンドレル1の表面に被嵌される際、マンドレル1の先
端部には湾曲膨出部16が設けられているから、支持材4
は該湾曲膨出部16の外形形状に沿ってスムーズに変形し
ていき、必然的にマンドレル1の表面に合致する筒状に
スムーズに変形されていく。
【0050】切断部19にはカッター状の刃物が配設さ
れ、移動する支持材4及び筒状織物5を該刃物に当接せ
しめることにより、該支持材4及び筒状織物5をマンド
レル軸芯方向(支持材4の移動方向)に順次切開して斜
向糸繊維織物6の一面に支持材4が積層された支持材4
付斜向糸繊維織物6を形成するように構成されている。
【0051】切断部19の後方(支持材4の進行方向)に
は、切断部19の通過により形成された支持材4付斜向糸
繊維織物6の該斜向糸繊維織物6側に第二支持材12を供
給積層する第二支持材供給部20が設けられている。
【0052】また、この第二支持材12は、基材10の表面
に未硬化若しくは半硬化状態の合成樹脂11(エポキシ樹
脂やポリエステル樹脂等)が塗布された第二テープ12が
採用され、この第二テープ12の合成樹脂11面が斜向糸繊
維織物6と当接するように第二支持材供給部20が構成さ
れている。
【0053】また、第二支持材供給部20の後方には、前
記テープ4及び第二テープ12によって斜向糸繊維織物6
の上下に未硬化若しくは半硬化状態の合成樹脂が積層さ
れたテープ付斜向糸繊維織物14の該合成樹脂を半硬化若
しくは硬化せしめてプリプレグ化する硬化部が設けられ
ている。
【0054】この硬化部は、合成樹脂を予備加熱する予
備加熱部21と、合成樹脂を半硬化若しくは硬化せしめる
プリプレグ化部24とから構成されている。
【0055】予備加熱部21は、テープ付斜向糸繊維織物
14の下面に当接する予備加熱プレート22と、この予備加
熱プレート22上のテープ付斜向糸繊維織物14を上方から
押圧する押圧ローラ23とから構成されている。
【0056】プリプレグ化部24は、前記予備加熱部21を
通過したテープ付斜向糸繊維織物14の合成樹脂8・11を
斜向糸繊維織物6に含浸せしめた後、該斜向糸繊維織物
6を半硬化若しくは硬化せしめてプリプレグとするよう
に構成されている。具体的には、テープ付斜向糸繊維織
物14の上面及び下面に加熱押圧ローラ25が配設され、こ
の加熱押圧ローラ25により前記合成樹脂8・11が加圧・
加熱され、半硬化若しくは硬化せしめられるように構成
されている。尚、この加熱押圧ローラ25の回動が支持材
4を引動しており、この加熱押圧ローラ25が前記支持材
4を移動せしめる移動機構を兼ねている。
【0057】また、硬化部の後方には、前記硬化部の通
過により形成されたプリプレグをロール状に巻き取る巻
取部26が設けられている。尚、この巻取部26の巻取も支
持材4を引動しており、従って、この巻取部26も前記支
持材4を移動せしめる移動機構を兼ねている。
【0058】以上の本実施例によれば、支持材供給部17
から供給された支持材4は、移動機構によりマンドレル
軸芯方向に移動せしめられつつ被嵌機構によってマンド
レル1の外周面に略合致するように断面視円筒状に変形
され(この際、合成樹脂8面が外周面となる。)、マン
ドレル1を通過する際、該断面視円筒状の支持材4の外
周面にブレーダー3によって筒状織物5が形成され、続
いて、切断部19の通過により基材7の上に未硬化若しく
は半硬化状態の合成樹脂8を介して斜向糸繊維織物6が
積層された斜向糸繊維織物付樹脂テープ9が形成され、
続いて、第二支持材供給部20の通過により前記斜向糸繊
維織物6の上に未硬化若しくは半硬化状態の合成樹脂11
を介して基材10が積層されたテープ付斜向糸繊維織物14
が積層され、続いて、硬化部の通過により、半硬化若し
くは硬化状態の合成樹脂8・11中に斜向糸繊維織物6が
介存せしめられ且つ表裏に基材7・10が積層状態で設け
られたプリプレグシート27が形成されることになる。
【0059】尚、プリプレグシート27は、使用の際には
基材7・10を剥離する。
【0060】また、支持材4がマンドレル1の表面に沿
って移動する際、該支持材4の外周面に斜向糸Sが供給
されて該斜向糸Sが織成される為、支持材4がマンドレ
ル1側に押し付けられて該支持材4とマンドレル1との
摩擦抵抗が増大しそうになるが、本実施例では、マンド
レル1に設けられたエア吹出口から供給されるエアによ
って支持材4がフロート状態となるから、この摩擦抵抗
の増大はなく、非常に小さい摩擦抵抗で支持材4を円滑
に移動せしめることができる。
【0061】本実施例は上述のように構成したから、移
動する支持材4を筒状にして該支持材4の外周面上に筒
状織物5を形成し、切開することで、簡単に長尺の斜向
糸繊維織物6を形成できる実用性に秀れた装置となる。
【0062】また、筒状織物5の形成によっても、間隙
保持機構によって支持材4とマンドレル1との間に小許
な間隙が形成されているから、該支持材4とマンドレル
1との摩擦抵抗が増大したりせず、よって、該支持材4
をマンドレル1に対して円滑に移動せしめて良好に筒状
織物5を形成できる実用性に秀れた装置となる。
【0063】また、間隙保持機構はマンドレル1の表面
に設けられた流体吹出部15によって構成されているか
ら、この流体吹出部15から吹き出される液体により支持
材4がマンドレル1に対してフロート状態になるという
簡単な構成によって支持材4とマンドレル1との間に小
許な間隙が形成されることになる。
【0064】また、流体吹出部15としてエア吹出部を採
用したから、吹き出された流体の回収は不要となり、こ
の点において装置の簡略化が達成されることになる。
【0065】また、エア吹出部はマンドレル1の外周面
に多数並設されているから、該マンドレル1の外周面全
体において支持材4とマンドレル1との間に小許な間隙
を形成し得ることになり、支持材4の移動を極めて良好
に行うことができる。
【0066】また、支持材4として長尺のものを採用す
れば、ロール状に巻取れるような極めて長尺の斜向糸繊
維織物6であっても簡単且つ連続的に製造できることに
なる。
【0067】また、薄片状の支持材4を筒状に丸めた
後、切開する構成を採用したから、この切開の後、筒状
の支持材4が良好に薄片状となる為、必然的に該支持材
4の表面に形成された筒状織物5も良好に薄片状(シー
ト状)の斜向糸繊維織物6となる。
【0068】また、支持材4を保形するマンドレル1を
固定状態とし、筒状織物5が表面に形成される支持材4
を移動せしめる方法であるから、マンドレル1を移動せ
しめ該マンドレル1の表面に筒状織物5を形成する方法
に比し、装置の全長が短くても極めて長尺の斜向糸繊維
織物6を製造できることになる。この点、マンドレル1
を移動する構成では、マンドレル1が余分に長くないと
長尺の斜向糸繊維織物6を製造できず、例えば、マンド
レル1として分割マンドレルを用い、先端の分割マンド
レルを順次後端に継ぎ足す方法を採用しなければならな
いが、この継ぎ足し分割マンドレルの分、どうしてもマ
ンドレル1の全長が長くなってしまう。
【0069】また、斜向糸繊維織物6の形成は、公知の
ブレーダー3と移動する支持材4とにより該支持材4の
外周面に筒状織物5を形成し、この筒状織物5を切り開
くだけで簡単に形成することができるから、それだけ製
造性に秀れることになる。
【0070】また、移動する支持材4をマンドレル1に
被嵌して筒状にするから、該筒状の支持材4の外周面に
斜向糸Sを供給して筒状織物5を織成する際、該筒状の
支持材4がマンドレル1に支持されて変形したりせず、
それだけ、寸法安定性の良い筒状織物5、即ち、斜向糸
繊維織物6を形成できることになる。
【0071】また、切断部19による筒状織物5及び筒状
のテープ4の切開が、筒状織物5及び筒状の支持材4が
マンドレル1に被嵌された状態において行われるから、
該筒状織物5及び筒状の支持材4がマンドレル1に支持
されて変形せず、それだけ、寸法安定性の良い筒状織物
5、即ち、斜向糸繊維織物6やプリプレグを形成するこ
とができる。
【0072】また、移動する支持材4をマンドレル1に
被嵌して筒状にする際、マンドレル1の先端に湾曲膨出
部16が設けられているから、支持材4がマンドレル1の
先端に引っ掛かったりせず、支持材4を良好に筒状に変
形せしめることができる。
【0073】また、支持材4として表面に合成樹脂8が
設けられたテープ4を採用したから、斜向糸繊維織物6
の形成と共に該斜向糸繊維織物6に合成樹脂を含浸せし
めることができ、主な用途であるプリプレグシート27の
形成も簡単且つ連続的に行えることになる。
【0074】また、テープ4の合成樹脂8及び第二テー
プ12の合成樹脂11によって斜向糸繊維織物6を挟持せし
めるから、斜向糸繊維織物6の上下から合成樹脂8・11
が含浸されることになり、斜向糸繊維織物6に合成樹脂
8・11が均一に含浸された高品質のプリプレグシート27
を製造できることになる。
【0075】第二実施例は、第一実施例において、ブレ
ーダー3の一側にはマンドレル1の軸芯方向に配される
軸方向糸Rを供給する軸方向糸供給部13が設けられ、こ
の軸方向糸Rが筒状織物5の上側若しくは下側に供給さ
れるように構成されているものである。
【0076】軸方向糸供給部13は、図示したものはブレ
ーダー3の近傍であるが、例えば、支持材供給部17の近
傍に設けても良い。
【0077】また、軸方向糸Rとして熱融着糸やヤーン
プリプレグ(糸に合成樹脂が塗布され、この合成樹脂が
プリプレグ化されているもの)を用いることで、該軸方
向糸Rに筒状織物5や斜向糸繊維織物6の目崩れを防止
する作用を発揮せしめる構成を採用するとより一層好適
である。
【0078】この第二実施例によれば、斜向糸繊維織物
6に軸方向糸Rが積層されることになり、この軸方向糸
Rの長さ方向に強度の高い斜向糸繊維織物6を製造し得
る装置が得られることになる。
【0079】また、軸方向糸Rを支持材4の供給せしめ
た後に筒状織物5を形成する構成を採用した場合、該軸
方向糸Rが支持材4と筒状織物5とによって挟持される
ことになり、軸方向糸Rの位置ずれが可及的に防止さ
れ、それだけ所期の強度等の諸特性に秀れた斜向糸繊維
織物6を製造し得る装置となる。
【0080】また、支持材4として前記テープ4を採用
した場合には、軸方向糸Rが合成樹脂8に付着すること
になり、軸方向糸Rの位置ずれをより一層確実に防止で
きることになる。
【0081】また、その余は第一実施例と同様である。
【0082】以上、第一実施例及び第二実施例によれ
ば、いずれも非常に長いFRP製品に使用される長尺の
斜向糸繊維織物やプリプレグを簡単に得ることができる
実用性,生産性に秀れた技術となる。
【0083】尚、第一実施例及び第二実施例は、支持材
4をマンドレル1に被嵌する工程と、この支持材4の表
面に筒状織物5を形成する工程とが連続的に行われる場
合を説明したが、例えば、両工程を別々に行っても良
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】斜向糸繊維織物42を基材とするプリプレグとた
て糸よこ糸繊維織物41を基材とするプリプレグとを交互
に重合して得られる重合プリプレグ43の説明図である。
【図2】従来の斜向糸繊維織物5の製造方法を示す説明
平面図である。
【図3】第一実施例の説明側面図である。
【図4】第一実施例の要部の説明平面図である。
【図5】第一実施例の要部の説明斜視図である。
【図6】第一実施例のマンドレル1の説明縦断面図及び
説明拡大図である。
【図7】第一実施例の筒状織物5の説明斜視図である。
【図8】第一実施例により得られた製品の説明断面図で
ある。
【図9】第二実施例の要部の説明斜視図である。
【符号の説明】
S 斜向糸 R 軸方向糸 1 マンドレル 2 斜向糸供給部 3 ブレーダー 4 支持材,テープ 5 筒状織物 6 斜向糸繊維織物 8 合成樹脂 11 合成樹脂 12 第二支持材,第二テープ 13 軸方向糸付テープ 15 流体吹出部 16 湾曲膨出部 17 支持材供給部 19 切断部 20 第二支持材供給部

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 斜向糸供給部を有する公知のブレーダー
    にマンドレルが挿入状態で設けられ、このマンドレルの
    軸芯方向に移動可能な支持材を該マンドレルに供給する
    支持材供給部が設けられ、このマンドレルに供給された
    支持材を該マンドレルに被嵌する被嵌機構及びマンドレ
    ルに対し該支持材をマンドレル軸芯方向に移動せしめる
    移動機構が設けられ、斜向糸供給部は、前記支持材の外
    周面上にマンドレルの軸芯に対して所定角度±θで複数
    本の斜向糸Sを供給して筒状織物を織成するように構成
    され、更に、この筒状織物を前記マンドレル軸芯方向に
    切開して長尺の斜向糸繊維織物を形成する切断部が設け
    られ、前記マンドレルには該マンドレルと支持材との間
    に小許の間隙を保持せしめる間隙保持機構が設けられて
    いることを特徴とするFRP用の繊維織物の製造装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のFRP用の繊維織物の製
    造装置において、間隙保持機構として、マンドレルの外
    周面には流体吹出部が設けられ、この流体吹出部からの
    流体吹き出しにより支持材を前記マンドレルに対してフ
    ロート状態とせしめる間隙保持機構が採用されているこ
    とを特徴とするFRP用の繊維織物の製造装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のFRP用の繊維織物の製
    造装置において、流体吹出部としてエア吹出部が採用さ
    れていることを特徴とするFRP用の繊維織物の製造装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項2,3いずれか1項に記載のFR
    P用の繊維織物の製造装置において、流体吹出部として
    複数の流体吹出口が並設された構成が採用され、この流
    体吹出口の口径は、0.5乃至1.0mmに設定されて
    いることを特徴とするFRP用の繊維織物の製造装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4いずれか1項に記載のFR
    P用の繊維織物の製造装置において、被嵌機構は、移動
    機構により移動する支持材を徐々に湾曲せしめてマンド
    レルに被嵌するように構成されていることを特徴とする
    FRP用の繊維織物の製造装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5いずれか1項に記載のFR
    P用の繊維織物の製造装置において、支持材として、表
    面に未硬化若しくは半硬化状態の合成樹脂が塗布された
    テープが採用され、このテープの合成樹脂面が外周面と
    なる状態で該テープがマンドレルに被嵌されるように構
    成されていることを特徴とするFRP用の繊維織物の製
    造装置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6いずれか1項に記載のFR
    P用の繊維織物の製造装置において、切断部は、筒状織
    物を切開して斜向糸繊維織物の一面に支持材が積層され
    た支持材付斜向糸繊維織物を形成するように構成されて
    いることを特徴とするFRP用の繊維織物の製造装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のFRP用の繊維織物の製
    造装置において、切断部の通過により形成された支持材
    付斜向糸繊維織物の該斜向糸繊維織物側に第二支持材を
    供給積層する第二支持材供給部が設けられていることを
    特徴とするFRP用の繊維織物の製造装置。
  9. 【請求項9】 請求項8記載のFRP用の繊維織物の製
    造装置において、第二支持材として、表面に未硬化若し
    くは半硬化状態の合成樹脂が塗布された第二テープが採
    用され、この第二テープの合成樹脂面が斜向糸繊維織物
    と当接するように第二支持材供給部が構成されているこ
    とを特徴とするFRP用の繊維織物の製造装置。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9いずれか1項に記載のF
    RP用の繊維織物の製造装置において、マンドレルとし
    て、断面視円形のマンドレルが採用されていることを特
    徴とするFRP用の繊維織物の製造装置。
  11. 【請求項11】 請求項1〜10いずれか1項に記載の
    FRP用の繊維織物の製造装置において、マンドレル1
    の先端部には中央部付近が湾曲膨出する湾曲膨出部が設
    けられていることを特徴とするFRP用の繊維織物の製
    造装置。
  12. 【請求項12】 請求項1〜11いずれか1項に記載の
    FRP用の繊維織物の製造装置において、マンドレルが
    固定状態に設けられていることを特徴とするFRP用の
    繊維織物の製造装置。
  13. 【請求項13】 請求項1〜12いずれか1項に記載の
    FRP用の繊維織物の製造装置において、支持材とし
    て、長尺薄片状の支持材が採用されていることを特徴と
    するFRP用の繊維織物の製造装置。
  14. 【請求項14】 請求項1〜13いずれか1項に記載の
    FRP用の繊維織物の製造装置において、公知のブレー
    ダーとして公知の丸打ブレーダーが採用されていること
    を特徴とするFRP用の繊維織物の製造装置。
  15. 【請求項15】 請求項1〜14いずれか1項に記載の
    FRP用の繊維織物の製造装置において、ブレーダーの
    一側にはマンドレルの軸芯方向に配される軸方向糸Rを
    供給する軸方向糸供給部が設けられ、この軸方向糸Rが
    筒状織物の上側若しくは下側に供給されるように構成さ
    れていることを特徴とするFRP用の繊維織物の製造装
    置。
  16. 【請求項16】 請求項6,9いずれか1項に記載のF
    RP用の繊維織物の製造装置において、斜向糸繊維織物
    に積層された未硬化若しくは半硬化状態の合成樹脂を半
    硬化若しくは硬化せしめる硬化部が設けられていること
    を特徴とするFRP用のプリプレグの製造装置。
JP2000402094A 2000-12-28 2000-12-28 Frp用の繊維織物の製造装置及びfrp用のプリプレグの製造装置 Expired - Fee Related JP3719930B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000402094A JP3719930B2 (ja) 2000-12-28 2000-12-28 Frp用の繊維織物の製造装置及びfrp用のプリプレグの製造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000402094A JP3719930B2 (ja) 2000-12-28 2000-12-28 Frp用の繊維織物の製造装置及びfrp用のプリプレグの製造装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002201554A true JP2002201554A (ja) 2002-07-19
JP3719930B2 JP3719930B2 (ja) 2005-11-24

Family

ID=18866439

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000402094A Expired - Fee Related JP3719930B2 (ja) 2000-12-28 2000-12-28 Frp用の繊維織物の製造装置及びfrp用のプリプレグの製造装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3719930B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP3719930B2 (ja) 2005-11-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2017022607A1 (ja) 繊維強化樹脂シート材の製造方法
JP4324649B2 (ja) 繊維強化熱可塑性樹脂シート及びそれを用いた構造材並びに繊維強化熱可塑性樹脂シートの製造方法
JP3821467B2 (ja) 複合材用強化繊維基材
JP5621036B2 (ja) ノンクリンプ織物の製造装置および製造方法
EP3181744B1 (en) Treatment device and treatment method
JP2008254191A (ja) 炭素繊維複合材料製造装置、これを用いた炭素繊維複合材料製造方法および炭素繊維複合材料
US11597168B2 (en) Thin-layer tape automated lamination method and device
US20190118495A1 (en) Flat fiber-reinforced plastic strand, flat fiber-reinforced plastic strand sheet, and method of manufacturing the same
JP2005280348A (ja) 強化繊維基材の製造方法および該基材を用いた複合材料の製造方法
JP2017154330A (ja) 強化繊維中に樹脂を含浸させる装置および強化繊維中に樹脂を含浸させる方法。
EP0391970A1 (en) Multi-directional, light-weight, high-strength interlaced material and method of making the material
KR102300301B1 (ko) 도포액 함침 강화 섬유 패브릭, 시트상 일체물, 프리프레그, 프리프레그 테이프 및 섬유 강화 복합 재료의 제조 방법
US11401630B2 (en) Method for spreading a tow of textile non-braided filaments, preferably chemical or inorganic filaments
JP4873879B2 (ja) 多軸多層補強シートの製造方法及び製造装置
JP3719922B2 (ja) Frp用の繊維織物の製造方法及びfrp用のプリプレグの製造方法
JP2002201554A (ja) Frp用の繊維織物の製造装置及びfrp用のプリプレグの製造装置
JPH04122631A (ja) 炭素繊維強化プラスチックの管状物及びその製造方法
JP2005324513A (ja) Frp製桁材のプリフォーム連続製造装置
JP3289783B2 (ja) 熱可塑性樹脂含浸型複合補強繊維材料
JP4086942B2 (ja) プリプレグの製造装置
AU2003261953A1 (en) Method and equipment for manufacturing reinforced fiber textile
JP2017125288A (ja) 処理装置
JP3703683B2 (ja) Frp用の繊維織物の製造方法及びfrp用のプリプレグの製造方法
JP3882274B2 (ja) 繊維強化熱可塑性樹脂コンポジット用の成形材料
JP3703684B2 (ja) Frp用のプリプレグの製造装置及びfrp用の繊維織物の製造装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050419

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050428

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050627

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050811

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050906

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090916

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090916

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100916

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110916

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120916

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130916

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees