JP2002199602A - 電力供給システム - Google Patents

電力供給システム

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JP2002199602A
JP2002199602A JP2000393957A JP2000393957A JP2002199602A JP 2002199602 A JP2002199602 A JP 2002199602A JP 2000393957 A JP2000393957 A JP 2000393957A JP 2000393957 A JP2000393957 A JP 2000393957A JP 2002199602 A JP2002199602 A JP 2002199602A
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voltage
power supply
supply system
power
equalizing
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JP2000393957A
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Seiichi Yasuzawa
精一 安沢
Hiroshi Nishizawa
博史 西澤
Fujio Matsui
冨士夫 松井
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Japan Radio Co Ltd
Nagano Japan Radio Co Ltd
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Japan Radio Co Ltd
Nagano Japan Radio Co Ltd
Fuji Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 システムコストを低減し得る電力供給システ
ムを提供する。 【解決手段】 複数の蓄電素子を直列接続して構成され
システムの外部に配設された負荷装置6に電力を供給可
能な蓄電手段3と、蓄電手段3を充電する充電部2と、
各蓄電素子の充電電圧を均等化するイコライズ動作を行
う電圧イコライザ4と、予め規定したイコライズ動作期
間とイコライズ停止期間とからなる繰り返しパターンに
従いイコライズ動作期間において電圧イコライザ4に対
してイコライズ動作を行わせる制御部5とを備えてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の蓄電素子を
直列接続して構成される蓄電手段と、蓄電手段内の各蓄
電素子の充電電圧を均等化する電圧イコライザとを備え
ている電力供給システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば蓄電手段としてのバッテリーに対
する蓄電および放電の効率を上げるためには、バッテリ
ー内における各蓄電素子の電圧を均一化させるのが好ま
しい。このため、電力供給システムとしては、各蓄電素
子の電圧バランスがある程度崩れたときには、電圧イコ
ライザを使用して、各蓄電素子の電圧を均一化させるの
が好ましい。この場合、電圧の均一化方式としては、抵
抗放電方式や、エネルギー移送方式などを採用すること
ができる。前者の抵抗放電方式では、各蓄電素子の両端
に半導体素子を介して抵抗を予め接続しておき、電圧バ
ランスがある程度崩れたときには、電圧が高い蓄電素子
に接続されている半導体をオン状態に制御する。この際
には、その蓄電素子の蓄電エネルギーが抵抗によって損
失されるため、各蓄電素子の電圧が均一化される。一
方、後者のエネルギー移送方式では、電圧バランスがあ
る程度崩れたときには、電圧が高い蓄電素子に蓄電され
ている蓄電エネルギーを電圧が低い蓄電素子に移送する
ことにより、各蓄電素子の電圧が均一化される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の電力
供給システムには、電圧イコライザをただ単に組み込ん
でいる構成のため、以下の問題点がある。すなわち、こ
の種の電圧イコライザとしては、電圧バランスが保たれ
ているか崩れているかを把握するための構成を備えてい
る必要がある。このため、このような構成を備えた電圧
イコライザを安価なシステムに採用した場合に、システ
ムコストが高騰するという問題がある。また、ポリマー
リチウム電池を蓄電素子として使用する場合、過放電状
態では、ポリマーリチウム電池が発熱して100℃を超
えるという現象が生じる。したがって、このような発熱
状態において、電圧バランスが崩れているとしてイコラ
イズ動作を行った場合、イコライズ動作によって放電が
さらに加速されるため、より発熱を生じるおそれがあ
り、電力供給システムの信頼性や効率が低下するという
問題点が存在する。
【0004】本発明は、かかる問題点を解決すべくなさ
れたものであり、システムコストを低減し得る電力供給
システムを提供することを目的とする。また、高効率か
つ高信頼性を有する電力供給システムを提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく請
求項1記載の電力供給システムは、複数の蓄電素子を直
列接続して構成され当該システムの外部に配設された負
荷装置に電力を供給可能な蓄電手段と、当該蓄電手段を
充電する充電部と、前記各蓄電素子の充電電圧を均等化
するイコライズ動作を行う電圧イコライザと、予め規定
したイコライズ動作期間とイコライズ停止期間とからな
る繰り返しパターンに従い当該イコライズ動作期間にお
いて前記電圧イコライザに対して前記イコライズ動作を
行わせる制御部とを備えていることを特徴とする。
【0006】請求項2記載の電力供給システムは、請求
項1記載の電力供給システムにおいて、前記制御部は、
前記蓄電手段が前記充電部によって充電されているとき
に前記電圧イコライザに対して前記イコライズ動作を行
わせることを特徴とする。
【0007】請求項3記載の電力供給システムは、請求
項1または2記載の電力供給システムにおいて、前記充
電部は、太陽光を受光して電力を生成する太陽電池であ
ることを特徴とする。
【0008】請求項4記載の電力供給システムは、複数
の蓄電素子を直列接続して構成され当該システムの外部
に配設された負荷装置に電力を供給可能な蓄電手段と、
当該蓄電手段を充電する充電部と、前記各蓄電素子の充
電電圧を均等化するイコライズ動作を行う電圧イコライ
ザと、当該電圧イコライザに対して前記イコライズ動作
を行わせる制御部とを備えている電力供給システムであ
って、前記制御部は、当該電力供給システムの外部から
のイコライズ動作要求時に、前記電圧イコライザに対し
て前記イコライズ動作を行わせることを特徴とする。
【0009】請求項5記載の電力供給システムは、請求
項4記載の電力供給システムにおいて、前記外部からの
イコライズ動作要求は、電気自動車内の電力消費部によ
って出力されることを特徴とする。
【0010】請求項6記載の電力供給システムは、請求
項1から5のいずれかに記載の電力供給システムにおい
て、前記制御部は、前記蓄電手段が所定電圧以上に充電
されているときに前記電圧イコライザに対して前記イコ
ライズ動作を行わせることを特徴とする。
【0011】請求項7記載の電力供給システムは、請求
項4記載の電力供給システムにおいて、前記負荷装置
は、ハイブリット自動車内の電力消費部であることを特
徴とする。
【0012】請求項8記載の電力供給システムは、請求
項7記載の電力供給システムにおいて、前記制御部は、
前記蓄電手段が所定電圧範囲内に充電されているときに
前記電圧イコライザに対して前記イコライズ動作を行わ
せることを特徴とする。
【0013】請求項9記載の電力供給システムは、請求
項1から8のいずれかに記載の電力供給システムにおい
て、前記電圧イコライザは、前記各蓄電素子の蓄電エネ
ルギーを当該各蓄電素子相互間で移送させることによっ
て前記充電電圧を均等化することを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明に係る電力供給システムを交通標識システムおよび電
気自動車に適用した実施の形態について説明する。
【0015】最初に交通標識システムに適用した実施の
形態について、図1を参照して説明する。
【0016】同図に示す交通標識システム1は、太陽電
池2、バッテリー3、電圧イコライザ4、制御部5、発
光部6、ダイオード7および電圧検出用の抵抗8を備え
て構成されている。なお、発光部6を除く構成によって
本発明に係る電力給電システムが構成される。この場
合、太陽電池2は、本発明における充電部に相当し、太
陽光を光電変換して生成した電力によってバッテリー3
を充電する。バッテリー3は、本発明における蓄電手段
に相当し、図2に示すように、複数の(同図では例えば
3つとする)蓄電セル(蓄電素子)3a〜3cを直列接
続して構成されている。
【0017】電圧イコライザ4は、図2に示すように、
例えば、エネルギー移送方式によるイコライズ動作が可
能に構成されており、同一巻数で巻き回された複数の巻
線21a〜21c(以下、区別しないときには「巻線2
1」ともいう)を有するトランス21と、例えばFET
やバイポーラトランジスタなどで構成されると共にイコ
ライズ動作中には互いに同期してオン/オフ制御される
スイッチ22a〜22c(以下、区別しないときには
「スイッチ22」ともいう)と、各スイッチ22a〜2
2cのオン/オフスイッチングを制御するスイッチング
制御回路23と、バッテリー3の両端電圧を検出して検
出電圧VD2として制御部5に出力する電圧検出回路24
とを備えている。この場合、各巻線21と各スイッチ2
2とからなる各直列回路が、各蓄電セル3a〜3cにそ
れぞれ並列接続される。また、スイッチング制御回路2
3は、制御部5から後述するイコライズ動作開始信号S
STが出力された際には、各スイッチ22にスイッチング
制御信号を出力することにより、各スイッチ22を同期
して所定周期でオン/オフ制御する。
【0018】制御部5は、発光部6に対して表示制御を
行うと共に、電圧イコライザ4のイコライズ動作を制御
する。この場合、イコライズ動作制御用の構成として、
制御部5は、図1に示すように、電圧イコライザ4のオ
ン/オフスイッチング動作を繰り返させるイコライズ動
作期間と、そのスイッチングを停止させるイコライズ停
止期間とを設定するための2つのタイマ回路11,12
を備えている。タイマ回路11は、例えば、電源投入初
期時にタイマ動作を開始し、その際には、図3(a)に
示すように、ハイレベル信号のタイマ信号ST1を連続し
て出力すると共に2時間をカウントした時点でタイマ信
号ST1の出力を停止する。また、タイマ回路11は、タ
イマ回路12によって生成されるタイマ信号ST2を入力
すると共にその出力が停止された時点で、上記のタイマ
動作を繰り返す。一方、タイマ回路12は、タイマ回路
11からタイマ信号ST1を入力すると共にその出力が停
止された時点でタイマ動作を開始し、その際には、同図
(b)に示すように、ハイレベル信号のタイマ信号ST2
を連続して出力し、かつ22時間をカウントした時点で
タイマ信号ST2の出力を停止する。この場合、制御部5
は、タイマ信号ST1がタイマ回路11から出力されてい
るときにのみイコライズ動作開始信号SSTを電圧イコラ
イザ4に出力する。これにより、電圧イコライザ4は、
イコライズ動作開始信号SSTの有無に従い、同図(c)
に示すように、2時間のイコライズ動作と22時間のイ
コライズ停止とを交互に繰り返す。
【0019】また、制御部5は、太陽電池2によってバ
ッテリー3が充電されているときにのみ電圧イコライザ
4に対してイコライズ動作を行わせる。具体的には、太
陽電池2が電力を生成しているときには、抵抗8および
ダイオード7を介してバッテリー3が充電される。この
際には、抵抗8の両端に電圧が発生し、この検出電圧V
D1が制御部5に出力される。このため、制御部5は、検
出電圧VD1が所定のしきい値電圧を超えているときに
は、電圧イコライザ4に対してイコライズ動作開始信号
SSTを出力し、検出電圧VD1がしきい値電圧を下回ると
きには、電圧イコライザ4に対するイコライズ動作開始
信号SSTの出力を停止する。したがって、太陽電池2に
よって電力が生成されていない状態では、電圧イコライ
ザ4によるイコライズ動作が停止される。このため、ス
イッチング(イコライズ動作)によるエネルギー損失に
起因するバッテリー3の電圧低下を防止することができ
る。また、制御部5は、電圧検出回路24から出力され
る検出電圧VD2の電圧値を監視し、所定のしきい値電圧
(例えば、バッテリー3の定格充電電圧の60%)を下
回るときには、電圧イコライザ4に対するイコライズ動
作開始信号SSTの出力を停止する。したがって、バッテ
リー3がある程度まで充電されていない状態では、電圧
イコライザ4によるイコライズ動作が停止されるため、
スイッチングに起因するバッテリー3の電圧低下を回避
することができる。
【0020】発光部6は、本発明における電力消費部に
相当し、例えば、LEDで構成されている。また、発光
部6は、図外の支柱の上部に取り付けられた標識ユニッ
トの表示面に配設され、制御部5の制御下で、例えば、
法定速度などの数値や、交通標識などを表示する。
【0021】この交通標識システム1では、制御部5
は、電源投入初期時に、制御部5内のタイマ回路11が
タイマ信号ST1を出力する。この際に、制御部5は、検
出電圧VD1,VD2を監視して、両検出電圧VD1,VD2の
いずれか一方が上記した条件を満たさないときには、電
圧イコライザ4に対するイコライズ動作開始信号SSTの
出力を停止する。一方、両検出電圧VD1,VD2が上記し
た条件を満たすときには、制御部5は、イコライズ動作
開始信号SSTを出力することにより電圧イコライザ4に
対してイコライズ動作を実行させる。
【0022】この際に、電圧イコライザ4では、スイッ
チング制御回路23が、スイッチング制御信号を出力す
ることにより、各スイッチ22a〜22cを同期してオ
ン/オフさせる。この場合、各スイッチ22a〜22c
がオン状態に移行したときには、各蓄電セル3a〜3c
のうちのセル電圧が最も高い蓄電セル(蓄電セル3aと
する)が、そのプラス側端子、巻線21a、スイッチ2
2a、および蓄電セル3aのマイナス側端子からなる電
流経路で電流を出力する。この場合、蓄電セル3aのセ
ル電圧とほぼ等しい電圧が各巻線21a〜21cの両端
にそれぞれ誘起し、その各誘起電圧に基づく電流が、蓄
電セル3a以外の他の蓄電セル3b(または3c)に接
続されている巻線21b(または21c)の巻始め側端
子、蓄電セル3b(または3c)、スイッチ22b(ま
たは22c)、および各巻線21b(または21c)の
巻終わり側端子からなる電流経路を流れ続ける。次い
で、セル電圧が誘起電圧と等しい電圧に達した蓄電セル
から順次充電が停止される。次いで、スイッチング制御
回路23は、所定周期でスイッチング制御信号の出力を
停止して各スイッチ22a〜22cを同期してオフ状態
に制御する。スイッチング制御回路23は、イコライズ
動作開始信号SSTが出力されている2時間の間、これら
の動作を継続して行う。この結果、セル電圧が最も高い
蓄電セル3aにおける蓄積エネルギーの一部が他の蓄電
セル3b,3cに分散移転されるため、各蓄電セル3a
〜3cのセル電圧が均一化される。
【0023】また、制御部5は、図外の監視装置から気
象情報や道路情報を入力し、例えば、気象状態に適した
法定速度を発光部6に表示させる。さらに、太陽電池2
は、光電変換によって生成した直流電圧でバッテリー3
の各蓄電セル3a〜3cを充電し、バッテリー3は、電
圧イコライザ4、制御部5および発光部6にバッテリー
電圧を供給する。
【0024】一方、タイマ回路11は、タイマ信号ST1
を出力した時点から2時間を経過した時点で、タイマ信
号ST1の出力を停止する。この際には、制御部5がイコ
ライズ動作開始信号SSTの出力を停止することにより、
電圧イコライザ4は、イコライズ動作を停止する。同時
に、タイマ回路12によるタイマ動作が開始される。こ
の後、22時間が経過した時点で、タイマ回路12が、
タイマ信号ST2の出力を停止する。この際には、タイマ
回路11が、再起動して、タイマ信号ST1を出力する。
この後、制御部5が上記した処理を繰り返す。
【0025】このように、この交通標識システム1によ
れば、制御部5が、タイマ回路11のタイマ動作によっ
て予め規定されるイコライズ動作期間とイコライズ停止
期間とからなる繰り返しパターンに従い、電圧イコライ
ザ4に対してイコライズ動作を行わせる。このため、バ
ッテリー3内の各蓄電セル3a〜3c個々の電圧バラン
ス状態を監視する構成を不要にすることができる結果、
システムコストを高騰させることなく、バッテリー3の
充放電効率を向上させることができる。
【0026】次に、ハイブリッド電気自動車に本発明を
適用した実施の形態について、図4を参照して説明す
る。なお、交通標識システム1における構成要素と同一
の機能を有するものについては同一の符号を付して重複
した説明を省略する。また、電圧イコライザ4によるイ
コライズ動作自体は交通標識システム1と同様にして行
われるため、その説明を省略する。さらに、ハイブリッ
ド電気自動車自体の動作については、周知技術のため、
その説明を省略する。
【0027】図4に示すように、シリーズハイブリッド
電気自動車(以下、「SHV」という)システム31
は、スタータ33を備えたエンジン32と、増速機34
を介してエンジン32に連結された発電機35と、発電
機35によって生成された三相交流を整流する発電機用
インバータ36と、スタータ33の起動などを制御する
発電機用ECU(電子制御ユニット)37とを備えてい
る。また、SHVシステム31は、バッテリー3、電圧
イコライザ4および電圧イコライザ用ECU41を備
え、これらによって本発明に係る電力供給システムが構
成される。この場合、バッテリー3は、発電機用インバ
ータ36によって生成された直流電圧や、後述するモー
タ43の回生電力などで充電される。電圧イコライザ4
は、電圧イコライザ用ECU41の制御下でバッテリー
3における各蓄電セル3a〜3cのセル電圧を均一化す
る。電圧イコライザ用ECU41は、後述するEV用E
CU44の制御下で電圧イコライザ4の作動/非作動を
制御する。さらに、SHVシステム31は、バッテリー
3から供給される電力を三相交流に変換するモータ用イ
ンバータ42と、モータ用インバータ42によって生成
された三相交流で駆動される車両走行用のモータ(電力
消費部)43と、EV用ECU44とを備えている。こ
の場合、EV用ECU44は、アクセル、ブレーキ、イ
グニッション、およびスタータなどに関する情報に従
い、電圧イコライザ用ECU41およびモータ用インバ
ータ42を制御する。
【0028】このSHVシステム31では、EV用EC
U44は、例えばイグニッションキーがオン状態にされ
た際に、イグニッションオン情報をイベント情報として
入力し、電圧イコライザ用ECU41に対してイコライ
ズ動作要求信号SEKを出力する。この際に、電圧イコラ
イザ用ECU41は、電圧イコライザ4から出力される
検出電圧VD2を監視して、バッテリー3の両端電圧が所
定電圧範囲内(例えば定格充電電圧の60%〜80%)
のときには、電圧イコライザ4に対してイコライズ動作
開始信号SSTを所定時間(例えば1時間)出力する。こ
れにより、電圧イコライザ4によってバッテリー3内の
各蓄電セル3a〜3cの電圧が均一化される。また、走
行中において、EV用ECU44は、モータ43から出
力される回転信号を監視し、モータ43が通常に回転し
ている際には、電圧イコライザ用ECU41にイコライ
ズ動作要求信号SEKを出力する。
【0029】一方、急発進、急加速および急ブレーキな
どによってアクセルやブレーキが急操作された際には、
バッテリー3において急激放電や急激回生が発生する。
この際には、バッテリー3内の各蓄電セル3a〜3cの
内部抵抗値の差異に起因して、各蓄電セル3a〜3c間
の電圧差が一時的に拡大する。したがって、この状態で
イコライズ動作を行った場合には、電圧差が却って拡大
するおそれもある。このため、この際には、EV用EC
U44は、アクセルやブレーキの情報をイベント情報と
して入力し、イコライズ動作要求信号SEKの出力を停止
する。したがって、例えば、蓄電セル3a〜3cにポリ
マーリチウム電池を採用した場合などにおいて、イコラ
イズ動作に起因してのバッテリー3のさらなる放電や充
電を回避することができるため、バッテリー3の発熱を
回避することができる。この結果、電力給電システム、
ひいてはSHVシステム31の信頼性を向上させること
ができる共に、バッテリー3の電力利用効率を向上させ
ることができる。
【0030】このように、このSHVシステム31によ
れば、電圧イコライザ4が電力給電システムの外部から
のイコライズ動作要求に応じてイコライズ動作を行うた
め、複雑な電圧監視回路や制御回路を不要にすることが
できるため、イコライズ動作制御用回路を簡易に構成す
ることができる。この結果、電力給電システム、ひいて
はSHVシステム31のコストを低減することができ
る。また、SHVシステム31が稼働状態であって、バ
ッテリー3の電圧が所定電圧範囲内のときにのみイコラ
イズ動作を行わせることにより、イコライズ動作による
バッテリー3の不要な電力消費を回避することができ
る。
【0031】なお、本発明は、上記した発明の実施の形
態に限定されず、その構成を適宜変更することができ
る。例えば、本発明の実施の形態では、交通標識システ
ム1やSHVシステム31に適用した例について説明し
たが、これに限らず、バッテリーなどの蓄電手段を用い
る各種のシステムに適用可能であることは勿論である。
また、本発明における電圧イコライザは、エネルギー移
送方式によるイコライズ動作が可能な構成に限らず、上
記した抵抗放電方式による構成などの任意の構成を採用
することができる。かかる構成を採用した場合、電圧イ
コライザを簡易に構成することができる。また、蓄電手
段としては、電気二重層コンデンサなどの各種の大容量
コンデンサ、各種の二次電池を用いることもできる。ま
た、蓄電手段は、コンデンサと二次電池との複合品であ
ってもよい。
【0032】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る電力供給シ
ステムによれば、制御部が、予め規定したイコライズ動
作期間とイコライズ停止期間とからなる繰り返しパター
ンに従い、そのイコライズ動作期間において電圧イコラ
イザに対してイコライズ動作を行わせることにより、蓄
電手段内の蓄電素子個々の電圧バランス状態を監視する
構成を不要にすることができる結果、システムコストを
高騰させることなく、蓄電手段の充放電効率を向上させ
ることができる。
【0033】また、制御部が蓄電手段が充電部によって
充電されているときに電圧イコライザに対してイコライ
ズ動作を行わせることにより、イコライズ動作による蓄
電手段の蓄電エネルギーの損失を回避することができ
る。
【0034】さらに、制御部が、電力供給システムの外
部からのイコライズ動作要求時に、電圧イコライザに対
してイコライズ動作を行わせることにより、複雑な監視
回路や制御回路を不要にすることができるため、イコラ
イズ動作制御用回路を簡易に構成することができ、これ
により、電力給電システム、ひいては、この電力給電シ
ステムを備えた各種システムのコストを低減することが
できる。
【0035】また、制御部が、所定電圧以上に蓄電手段
が充電されているとき、または所定電圧範囲内に蓄電手
段が充電されているときに、電圧イコライザに対してイ
コライズ動作を行わせることにより、イコライズ動作に
よる蓄電手段の不要な電力消費を回避することができ
る。
【0036】加えて、各蓄電素子の蓄電エネルギーを各
蓄電素子相互間で移送させて各蓄電素子の充電電圧を均
等化することにより、抵抗放電方式と比較して、電圧イ
コライザによる蓄電エネルギーの損失を低減することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る交通標識システム1
のブロック図である。
【図2】バッテリー3および電圧イコライザ4の構成を
示す回路図である。
【図3】交通標識システム1におけるイコライズ動作を
説明するための電圧波形図等であって、(a)はタイマ
信号ST1の電圧波形図、(b)はタイマ信号ST2の電圧
波形図、(c)は電圧イコライザ4の動作状態を示す動
作状態図である。
【図4】本発明の他の実施の形態に係るSHVシステム
31の構成図である。
【符号の説明】
1 交通標識システム 2 太陽電池 3 バッテリー 3a〜3c 蓄電セル 4 電圧イコライザ 5 制御部 6 発光部 11,12 タイマ回路 31 シリーズハイブリッド電気自動車システム 41 電圧イコライザ用ECU 43 モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02J 7/00 B60K 9/00 C (72)発明者 西澤 博史 長野県長野市稲里町下氷鉋1163番地 長野 日本無線株式会社内 (72)発明者 松井 冨士夫 東京都新宿区西新宿一丁目7番2号 富士 重工業株式会社内 Fターム(参考) 5G003 AA06 AA07 BA03 DA07 FA06 FA08 GB03 5H030 AA01 AA09 AS00 AS08 BB02 BB07 BB10 FF43 FF52 5H115 PA15 PC06 PG04 PI13 PI16 PI17 PO01 PU25 PV09 QN08 QN12 SE06 TI05

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の蓄電素子を直列接続して構成され
    当該システムの外部に配設された負荷装置に電力を供給
    可能な蓄電手段と、当該蓄電手段を充電する充電部と、
    前記各蓄電素子の充電電圧を均等化するイコライズ動作
    を行う電圧イコライザと、予め規定したイコライズ動作
    期間とイコライズ停止期間とからなる繰り返しパターン
    に従い当該イコライズ動作期間において前記電圧イコラ
    イザに対して前記イコライズ動作を行わせる制御部とを
    備えていることを特徴とする電力供給システム。
  2. 【請求項2】 前記制御部は、前記蓄電手段が前記充電
    部によって充電されているときに前記電圧イコライザに
    対して前記イコライズ動作を行わせることを特徴とする
    請求項1記載の電力供給システム。
  3. 【請求項3】 前記充電部は、太陽光を受光して電力を
    生成する太陽電池であることを特徴とする請求項1また
    は2記載の電力供給システム。
  4. 【請求項4】 複数の蓄電素子を直列接続して構成され
    当該システムの外部に配設された負荷装置に電力を供給
    可能な蓄電手段と、当該蓄電手段を充電する充電部と、
    前記各蓄電素子の充電電圧を均等化するイコライズ動作
    を行う電圧イコライザと、当該電圧イコライザに対して
    前記イコライズ動作を行わせる制御部とを備えている電
    力供給システムであって、 前記制御部は、当該電力供給システムの外部からのイコ
    ライズ動作要求時に、前記電圧イコライザに対して前記
    イコライズ動作を行わせることを特徴とする電力供給シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 前記外部からのイコライズ動作要求は、
    電気自動車内の電力消費部によって出力されることを特
    徴とする請求項4記載の電力供給システム。
  6. 【請求項6】 前記制御部は、前記蓄電手段が所定電圧
    以上に充電されているときに前記電圧イコライザに対し
    て前記イコライズ動作を行わせることを特徴とする請求
    項1から5のいずれかに記載の電力供給システム。
  7. 【請求項7】 前記負荷装置は、ハイブリット自動車内
    の電力消費部であることを特徴とする請求項4記載の電
    力供給システム。
  8. 【請求項8】 前記制御部は、前記蓄電手段が所定電圧
    範囲内に充電されているときに前記電圧イコライザに対
    して前記イコライズ動作を行わせることを特徴とする請
    求項7記載の電力供給システム。
  9. 【請求項9】 前記電圧イコライザは、前記各蓄電素子
    の蓄電エネルギーを当該各蓄電素子相互間で移送させる
    ことによって前記充電電圧を均等化することを特徴とす
    る請求項1から8のいずれかに記載の電力供給システ
    ム。
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