JP2002199440A - 基地局とアクセスネットワークコントローラとの間の無線リンクを確立する方法 - Google Patents
基地局とアクセスネットワークコントローラとの間の無線リンクを確立する方法Info
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Abstract
(Iub)とアクセスネットワークコントローラ(RN
C)との間のインターフェースにおいて無線リンクを確
立する方法。 【解決手段】基地局への前記リンクを確立する要求メッ
セージを前記アクセスコントローラによって送信するこ
とと、前記基地局によって返送される応答メッセージを
受信することとを含む方法であって、前記要求メッセー
ジは、前記無線リンクの制御プロトコル(NBAP)の
メッセージと、前記リンク上のトランスポート制御プロ
トコル(ALCAP)の複数のメッセージとを連結する
ことにより形成されることを特徴とする方法。
Description
信ネットワークにおいて無線リンクを確立する方法に関
する。より厳密には、本発明は、UMTSネットワーク
のアクセスネットワークコントローラ(RNC)と基地
局(Bノード)との間の無線リンクを確立する方法に関
する。
アクセスネットワークを意味する)として知られてい
る、UMTSに関連するアクセスネットワークを非常に
概略的に示す。そのアクセスネットワークは、ユーザの
移動端末(UE、ユーザ装置を意味する)と、相互接続
ネットワーク(CN、コアネットワークを意味する)と
の間のリンクを提供する。そのアクセスネットワーク
は、アクセスネットワークコントローラ(RNC、無線
ネットワークコントローラを意味する)と基地局(Bノ
ード)とを有し、各RNCコントローラは複数のBノー
ドを制御することができる。Bノードとそれを制御する
RNCとの間のインターフェースは、Iubインターフェ
ースと呼ばれる。
理し、ハンドオーバを制御するための役割を担う。これ
を果たすために、RNCコントローラは、Iubインター
フェースに対するAAL2の接続を確立するか、または
解放する。移動端末がソフトハンドオーバの状態にある
とき、移動端末は、同じRNCコントローラあるいは異
なるコントローラによって制御されることができる、い
くつかの基地局と同時に通信を行う。それゆえ、移動端
末が移動するとき、新しいAAL2接続を確立し、他の
接続を解放する必要があり、これは、そのユーザの通信
を遮断しないように迅速に行われる必要がある。
に関する3GPPワーキンググループによって指定され
るような、Iubインターフェースにおいて用いられる種
々のプロトコル階層を示す。Iubインターフェースは、
2つの個別のプロトコル層、すなわちトランスポート層
(I)と、無線機能に関連する層(II)とを用いる。
ットワーク制御階層を意味する)は、UMTS制御メッ
セージの転送に関連する。それは、ユーザの通信を支援
するために、BノードとRNCコントローラとの間で無
線リソースをネゴシエートするためのNBAP(ノード
Bアプリケーションパートを意味する)アプリケーショ
ンプロトコルを含む。このプロトコルのメッセージは、
アダプテーション層を介してATMリンク上で伝送され
る。
スポートネットワーク制御階層を意味する)は、トラン
スポート層の制御メッセージの転送に関連する。それ
は、制御階層(RNCP)とユーザ階層との間の独立性
を提供するALCAP(アクセスリンク制御アプリケー
ションパート)プロトコルを含む。ALCAPプロトコ
ルのメッセージは、アダプテーション層を介してATM
層上で伝送される。
を意味する)は、ユーザトラフィックフローに関連す
る。それは、共通あるいは専用の論理チャネル(LC
H)と、ATM層への適合性を提供するAAL2層とを
含む。
を概略的に示す。RNCのNBAPプロトコル層が、I
ubインターフェース上で確立されることになるAAL2
接続の数を指定する要求(NBAP:RL呼設定要求)
を伝送することにより、その手順を開始する。基地局
(Bノード)は、それに応じて、ATM接続識別子をコ
ントローラに供給する応答メッセージ(NBAP:RL
呼設定応答)によって応答する。メッセージRL呼設定
要求およびRL呼設定応答の内容は、「UTRAN I
ub Interface NBAP Signalli
ng」というタイトルの、無線アクセスネットワークに
関する3GPP特別ワーキンググループからの仕様書3
GTS25.433に記載される。
が、NBAP層によって必要とされる数に等しい数のA
AL2接続要求を生成する。より厳密には、その各要求
(Q.AAL2(ALCAP):ERQ)が、Q.AA
L2とも呼ばれるQ.2630.1シグナリングに準拠
してRNCによって伝送され、基地局のその部分におい
て、それぞれ接続のための識別子を含む、対応する応答
確認(Q.AAL2(ALCAP):ECF)を生成す
る。
の間の無線リンクを確立するための手順は、その手順
が、2つのプロトコルレベル(NBAPおよびALCA
P)と、2(N+1)個のメッセージの交換とを介在さ
せることを必要とするので、比較的面倒である。ここ
で、Nはそのリンクを支援するために確立されることに
なるAAL2接続の数である。しかしながら、ここまで
見てきたように、この確立手順は迅速でなければならな
い。
インターフェース上の無線リンクを確立するための手順
を簡単にすることである。
めに、RNCコントローラと基地局との間で交換される
メッセージの数を低減することである。
に、本発明による方法は、基地局へのリンクの確立を要
求するメッセージをアクセスコントローラによって送信
することと、基地局によって返送される応答メッセージ
を受信することとを含む、移動体電気通信ネットワーク
における基地局(Iub)とアクセスネットワークコント
ローラ(RNC)との間のインターフェースにおいて無
線リンクを確立することによって特徴付けられ、その要
求メッセージは、その無線リンクの制御プロトコル(N
BAP)からのメッセージと、そのリンク上のトランス
ポート制御プロトコル(ALCAP)からの複数のメッ
セージとを連結することにより形成される。
のトランスポート制御プロトコルのメッセージの数を含
む。
ロトコルのメッセージと、トランスポート制御プロトコ
ルの複数のメッセージとを連結することにより形成され
ることが有利である。
信ネットワークはUMTSネットワークであり、そのイ
ンターフェースはそのネットワークのIubインターフェ
ースであり、無線リンク制御プロトコルはNBAPプロ
トコルであり、トランスポート制御プロトコルはALC
APプロトコルである。
LCAPプロトコルのメッセージは、AAL2接続要求
メッセージである。
ALCAPプロトコルのメッセージは、AAL2接続確
認メッセージである。
図面に関連して与えられる説明を読むことによりさらに
明らかになるであろう。
えは、一方ではRNCコントローラの要求メッセージを
連結し、もう一方では基地局の応答メッセージを連結す
ることである。確立要求(NBAP:RL呼設定要求)
および対応する応答(NBAP:RL呼設定応答)はそ
れぞれ、連結された要求メッセージおよび連結された応
答メッセージに一体化され、その結果、その手順におい
て1つのプロトコルレベルが動作する。
図4に示される。
ッセージ(400)は、(410)において、NBAP
プロトコルの無線リンク確立要求、すなわち(NBA
P:RL呼設定要求)と、(420)において、そのリ
ンクを支援するためのAAL2接続要求の数(N)と、
(4301)、(4302)、...、(430N)にお
いて、N個のAAL2接続要求メッセージ、すなわち
Q.AAL2(ALCAP):ERQ#1、Q.AAL
2(ALCAP):ERQ#2、...、Q.AAL2
(ALCAP):ERQ#Nとを含む。
図5に示される。
00)は、(510)において、応答メッセージ(NB
AP:RL呼設定応答)と、(5201)、(52
02)、...、(520N)において、N個のAAL2
接続確認メッセージ、すなわちQ.AAL2(ALCA
P):ECF#1、Q.AAL2(ALCAP):EC
F#2、...、Q.AAL2(ALCAP):ECF
#Nとを含む。
ントローラのACALP層によって連結された要求メッ
セージを送信することからなる。このメッセージは、基
地局によって、基本的なNBAPメッセージ、すなわち
RL呼設定要求、Q.AAL2(ALCAP):ERQ
#1、Q.AAL2(ALCAP):ERQ#
2、...、Q.AAL2(ALCAP):ERQ#N
に分解される。その後、基地局は、NBAP応答メッセ
ージ、すなわちRL呼設定応答と、接続確認メッセージ
Q.AAL2(ALCAP):ECF#1、Q.AAL
2(ALCAP):ECF#2、...、Q.AAL2
(ALCAP):ECF#Nとを、連結されたメッセー
ジの形で送信する。
概略図である。
ロトコル階層の概略図である。
フェース上のメッセージ交換の概略図である。
ッセージフォーマットを示す図である。
ッセージフォーマットを示す図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 移動体通信ネットワークにおいて基地局
(Iub)とアクセスネットワークコントローラ(RN
C)との間のインターフェースにおいて無線リンクを確
立する方法であって、 前記基地局への前記リンクを確立する要求メッセージを
前記アクセスコントローラによって送信することと、前
記基地局によって返送される応答メッセージを受信する
こととを含み、 前記要求メッセージは、前記無線リンクの制御プロトコ
ル(NBAP)のメッセージと、前記リンク上のトラン
スポート制御プロトコル(ALCAP)の複数のメッセ
ージとを連結することにより形成されることを特徴とす
る方法。 - 【請求項2】 前記要求メッセージは、前記トランスポ
ート制御プロトコルのメッセージの数を含むことを特徴
とする請求項1に記載の無線リンク確立方法。 - 【請求項3】 前記応答メッセージは、前記無線リンク
制御プロトコルのメッセージと、前記トランスポート制
御プロトコルの複数のメッセージとを連結することによ
り形成されることを特徴とする請求項1に記載の無線リ
ンク確立方法。 - 【請求項4】 前記移動体通信ネットワークはUMTS
ネットワークであり、前記インターフェースは前記ネッ
トワークのIubインターフェースであり、前記無線リン
ク制御プロトコルはNBAPプロトコルであり、前記ト
ランスポート制御プロトコルはALCAPプロトコルで
あることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項
に記載の無線リンク確立方法。 - 【請求項5】 前記要求メッセージに含まれる前記AL
CAPプロトコルメッセージは、AAL2接続要求メッ
セージであることを特徴とする請求項4に記載の無線リ
ンク確立方法。 - 【請求項6】 前記応答メッセージに含まれる前記AL
CAPプロトコルのメッセージは、AAL2接続確認メ
ッセージであることを特徴とする請求項4に記載の無線
リンク確立方法。
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