JP2002199394A - 動画処理システムおよび動画処理方法 - Google Patents

動画処理システムおよび動画処理方法

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JP2002199394A
JP2002199394A JP2000392555A JP2000392555A JP2002199394A JP 2002199394 A JP2002199394 A JP 2002199394A JP 2000392555 A JP2000392555 A JP 2000392555A JP 2000392555 A JP2000392555 A JP 2000392555A JP 2002199394 A JP2002199394 A JP 2002199394A
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Junichi Hoshi
淳一 星
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 少ない情報量で高品質な動画を表示可能な動
画処理システム、動画処理方法を提供する。 【解決手段】 動画像を撮像あるいは作画,編集するフ
レームモードとして少なくともスチルモードとパンニン
グモードとを備えた動画処理システムにおいて、各フレ
ームのオブジェクトについて人間の眼の注視を想定する
注視点があるか判定し(S41,S42)、注視点があ
ると判定したフレームと注視点がないと判定したフレー
ムとで異なる動画処理を行うようにする(S43ないし
S49)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、低ビットレート転
送等少ない情報量で高品質な動画像を供給するシステム
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の画像伝送フォーマットには静止画
のJPEG,動画のMPEG2,MPEG4,MPEG
7等がある。これらは主に画像の圧縮方法を規定したも
のであり、少ない情報量で高品質な画像を提供可能とな
っている。またMPEG4以降はオブジェクトに対応し
ており、デジタル放送に対応したものとなっている。
【0003】また人間の眼の働きを解析し、工学に応用
した例には、例えば三菱の人口網膜センサ等がある。
【0004】近年注目点や注視点と呼ばれる、画像を注
目する人間の眼の焦点に着目した技術がある。
【0005】前記技術には、例えば人間の眼の中心窩を
考慮した「中心窩を有する新しい視覚センサの開発」計
測自動制御学会論文集、Vol31,No10,155
6/1563(1995)、注視点を画像中に設定した
公報「特許第3001348号」,「特開平6−348
253号」、画像圧縮率を可変とした「特開平8−46
857号」等がある。
【0006】また前記注目度の大小に応じて情報量を振
分ける技術には例えば松下電器産業の「視界感度変調技
術」等がある。
【0007】また近年携帯電話を中心としたモバイル機
器に、低ビットレートで高品質な画像を提供するニーズ
が強まっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
高品質な動画像を低ビットレートで提供できる技術は未
だ未成熟である。
【0009】前記人間の眼の動作には大別して固視と跳
躍、追随眼球運動がある。前者の固視と跳躍は主に動か
ない物体を視野広く見るために行う動作であり、人間は
前記跳躍(サッカード)を意識することなく行ってい
る。それに対して後者の追随眼球運動は動く物体を追随
する際に生じる運動であり、注目点の移動を伴ってい
る。人間の眼は注目するほどその視界は狭くなる。
【0010】したがって人間は前記動画像を観る際にも
前述の動作を行っているはずであるが、前記動画像の構
成は前記人間の眼の働きを十分に理解したものではな
く、したがって情報量の割には低品質な画像となってい
る。
【0011】本発明は、このような状況のもとでなされ
たもので、少ない情報量で高品質な動画を表示できる動
画処理システムおよび動画処理方法を提供することを目
的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】人間の眼が固視,跳躍を
行う場面では、前記人間の眼が着目する点、オブジェク
トに注視点を設定することには余り意味がない。人間の
眼は視野を広く、充分な情報量を得ようとしているた
め、できるならば平板で空間的に高精細である方が望ま
しい。また情報量一定という制約がある場合には、時間
的にはむしろ少フレーム数である方が望ましい。
【0013】それに対して追随眼球運動を行う場面で
は、前記人間の眼はいずれかのオブジェクトの運動に追
随しているはずであり、従って前記注視点を前記追随し
ているオブジェクトに設定することには充分に意味があ
る。前記注視点が設定されたオブジェクトに対しては他
のオブジェクトとはできる限りの差別を行うべきであ
り、空間的,時間的にも多くの情報量を割当てるべきで
ある。
【0014】前述の観点から、前記目的を達成するた
め、本発明では、動画処理システムを次の(1)〜
(9)のとおりに構成し、動画処理方法を次の(10)
のとおりに構成する。
【0015】(1)動画像を撮像あるいは作画,編集す
るフレームモードとして少なくともスチルモードとパン
ニングモードとを備えた動画処理システムであって、前
記パンニングモードでは、人間の眼の注視を想定する注
視点がフレーム内の何れかのオブジェクトに設定されて
おり、前記スチルモードとパンニングモードとで動画像
の処理の仕方が異なる動画処理システム。
【0016】(2)前記(1)記載の動画処理システム
において、前記動画像はコンピュータグラフィックスで
作画されている動画処理システム。
【0017】(3)前記(1)記載の動画処理システム
において、前記注視点が設定されるオブジェクトは、人
物,ペット,赤ん坊,美術品,宝石等である動画像処理
システム。
【0018】(4)前記(1)記載の動画処理システム
において、前記パンニングモードでは、前記注視点が設
定されているオブジェクトは他のオブジェクトよりも空
間的に高精細に表示するように処理される動画処理シス
テム。
【0019】(5)前記(1)に記載の動画処理システ
ムにおいて、前記パンニングモードでは、前記注視点が
設定されているオブジェクトは他のオブジェクトよりも
時間的に数多くのフレーム数で表示するように処理され
る動画処理システム。
【0020】(6)前記(1)記載の動画処理システム
において、前記パンニングモードでは、前記注視点が設
定されているオブジェクトは低圧縮処理されることを特
徴とする動画処理システム。
【0021】(7)前記(1)に記載の動画処理システ
ムにおいて、前記パンニングモードでは、前記注視点が
設定されているオブジェクトは低圧縮処理され、注視点
が設定されていないオブジェクトは高圧縮処理されると
ともに、前記圧縮の際に生じる圧縮歪みをぼかす処理を
行う動画処理システム。
【0022】(8)前記(1)記載の動画処理システム
において、前記スチルモードでは、前記パンニングモー
ドよりも時間的に数少ないフレーム数で表示するよう処
理する動画処理システム。
【0023】(9)前記(1)記載の動画処理システム
において、前記スチルモードでは、前記パンニングモー
ドでの注視点が設定されていないオブジェクトよりも低
圧縮で処理する動画処理システム。
【0024】(10)動画像を撮像あるいは作画,編集
するフレームモードとして少なくともスチルモードとパ
ンニングモードとを備えた動画処理システムにおける動
画処理方法であって、各フレームのオブジェクトについ
て人間の眼の注視を想定する注視点があるか判定するス
テップと、このステップで注視点があると判定したフレ
ームと注視点がないと判定したフレームとで異なる動画
処理を行うステップとを備えた動画処理システム。
【0025】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を動画処
理システムの実施例により詳しく説明する。なお、本発
明は動画処理システムの形にかぎらず、実施例の説明に
裏付けられて動画処理方法の形で実施することもでき
る。また、本発明は、動画像を撮像する場合だけでな
く、アニメ,特撮等、コンピュータグラフィックス(C
G)を使用して作画した動画像の処理の形で実施するこ
とができる。
【0026】
【実施例】(実施例1)図1は、実施例1である“動画
処理システム”の構成を示すブロック図である。レンズ
系11を通してCCD型カラーイメージセンサ12に入
射した動画像は公知のCDS(相関2重サンプリン
グ),AGC(オートゲインコントロール)回路13と
ADC(ADコンバータ)回路14を通してデジタル信
号の画像信号に変換される。前記画像のフレーム数は3
0fpsであり、画素数はVGAの640×480画素
である。前記画像はCPU16の働きにより、メモリ1
5中にビットマップの形で記憶される。前記メモリ15
中の画像は必要に応じてLCD(液晶表示器)18に1
枚毎の静止画、あるいは動画像として表示可能となって
いる。
【0027】また、前記画像の中から人物が写っている
部分を抽出可能となっており、前記画像を人物認識回路
19に入力することで前記人物の存在する部分を最低8
×8ビットのブロックを単位として認識を行う。即ち、
前記回路19は前記VGA画像を80×60のブロック
に分け、前記人物の一部が存在するブロックにはフラグ
(注視点を示す)を立てる。この80×80ビットのフ
ラグはメモリ22中に保存される。
【0028】また前記人物が複数存在する場合には、選
択回路20によってマニュアルで前記人物間のうち最も
重要と思われる人物にのみ前記フラグを立て、他の人物
に附属したフラグを消去することができる。これらの操
作には前記LCD18に表示された画像を見ながら行わ
れる。
【0029】前記フラグの存在するフレームにはパンニ
ングモードを表すフラグが立ち、存在しないフレームに
はスチルモードを表すフラグが立つよう、前記CPU1
6はデータ処理を行う。
【0030】前記メモリ22中の前記動画像データフォ
ーマットを図2に示す。31は1枚のフレームデータで
あり、32はフレームの番号である。33はパンニング
モードかスチルモードかを表す1ビットのフラグであ
る。34は前記人物フラグを格納するための80×60
=4800ビットの領域であり、前記人物が存在する場
合にはブール値Iが書き込まれる。35は画像データで
あり、未圧縮の8ビット×640×480=307.2
Kバイトの情報である。
【0031】前記メモリ22中の動画は、フレーム毎に
JPEG圧縮回路21に送られ、前記2つのフラグの状
態に応じて圧縮処理が行われる。前記パンニング/スチ
ルフラグがスチル(0)の場合には前記圧縮回路21は
前記フレーム中のデータを区別することなく比較的低圧
縮な処理を行い、結果を送信回路23へと送る。それに
対して前記フラグがパンニング(1)の場合には、前記
圧縮回路21は前記フレーム中のデータのうち人物フラ
グが立っているブロックのみ低圧縮で、他のブロックは
高圧縮で圧縮し、同様にして送信回路へと送る。
【0032】送信回路23から送られた動画像は受信回
路24にて受信され、前記圧縮されたデータが伸長回路
25にて伸長され、表示装置26にて前記動画像が復元
される。
【0033】復元された画像は前述のようにパンニング
モードにおいては注視点(人物フラグ)が設定されてお
り、そのオブジェクト(人物)のみが高精細で表示され
ている。またスチルモードにおいては注視点は設定され
ておらず、前記画像は一様な圧縮フォーマットにより比
較的低圧縮,高精細な画像で表示される。
【0034】本実施例においては、前記データの省略が
画像の劣化に直接結び付かない注視点を有するフレーム
のみでデータ量の減少(高圧縮化)を行っているので、
高品質,低情報量を達成することができる。
【0035】また前記イメージセンサは何もCCD型で
ある必要はなく、CMOS型等、他のセンサであっても
良い。また人物のみを認識する回路は、人物以外の注視
を誘うようなオブジェクトを検出する、例えばペット,
赤ん坊,美術品,宝石等を検出する回路であっても良
い。
【0036】また選択回路は必ずしもマニュアルで行う
必要はなく、例えば予めオブジェクト間に優先順位を付
けたリストを作成しておき、自動的に前記オブジェクト
を検出し、前記注視すべきオブジェクトに自動的にフラ
グを立てるようにした構成も考えられる。
【0037】また前記人物フラグの付くオブジェクトは
何も1つである必要はなく、複数であっても良い。また
前記人物フラグは、前記圧縮されたデータがスムーズに
接続するように、前記注視点の付いたオブジェクト(人
物)の若干外側、数ブロック外側まで前記人物フラグを
立てることも有効である。
【0038】また圧縮回路は何もJPEGである必要は
なく、公知のそれで良い。
【0039】(実施例2)実施例2として、送信時にス
チルモードの一部のフレームを間引く“動画処理システ
ム”を以下に説明する。
【0040】システム構成及びデータフォーマットは図
1,図2に示したものと同一である。イメージセンサ1
2から取り込まれた30fpsの動画像は、メモリ22
中に図2のフォーマットで格納されている。
【0041】図3に本実施例の送信回路23へ送るデー
タの作成アルゴリズムを示す。 まず、CPU16は各
フレーム毎にフレームデータを検出し、その値に応じて
左右に分岐を行う(ステップ41ないし43参照)。前
記フラグがスチルの場合には、次いでフレームの番号を
検出(ステップ44)し、偶数である場合のみ(ステッ
プ45)、前記307.2Kバイトの画像データをJP
EGで低圧縮処理し(ステップ46)、結果を前記送信
回路23へと送信する。
【0042】また前記フレーム番号が奇数の場合には、
前記送信回路23へはフレームデータは送られることが
ない。従ってこの場合には30fpsでなく、15fp
sの動画像が表示されることになる。また前記モードフ
ラグがパンニングの場合には、注視点の付いたオブジェ
クトのみが低圧縮処理され(ステップ47,48)、そ
の他の背景は高圧縮処理され(ステップ49)、前記送
信回路23へと送信される。
【0043】本実施例によれば、前記動画像を注視する
観察者にとって最良と思われる画像を比較的低情報量で
提供することができる。
【0044】本実施例では前記圧縮操作はリアルタイム
で行われているが、前記圧縮回路21の性能が充分でな
い場合には、前記圧縮回路21の演算結果をメモリ22
中にバッファリングし、その後に前記送信回路23へ送
信しても無論構わない。
【0045】(実施例3)図4に実施例3として、複数
のオブジェクトから作成されたフレームを有する動画像
を表示する“動画処理システム”を示す。
【0046】51は多数のオブジェクトの画像情報を格
納したライブラリであり、必要に応じて編集回路52か
ら情報が読み出され、動画像のフレームが編集,形成さ
れ、メモリ55中に各フレーム毎に前記動画像のデータ
が格納される。
【0047】図5に前記メモリ55中に格納されたフレ
ームの画像データフォーマットを示す。71はフレーム
毎のデータであり、各フレームにおいてその情報量は一
定でなく、増減する。72はフレーム番号であり、73
はモードフラグである。74は前記フレームを実際に構
成するオブジェクトのリストであり、75はオブジェク
ト番号、76はフレーム画像に対するオブジェクトの配
置位置、77は未圧縮のオブジェクトデータである。オ
ブジェクト番号0が付いたオブジェクトは特別であり、
前記オブジェクトは注視点が付いたオブジェクトに相当
する。前記オブジェクトの配置及び注視点の設定は前述
の編集回路52にて行うことができる。前記編集された
動画は、そのモードフラグ、及び注視点の有無を参考に
して、圧縮回路61により各オブジェクト毎に圧縮処理
が行われる。図6に本実施例の送信データ作成アルゴリ
ズムを示す。
【0048】スチルモードにおいては、実施例2と同様
に、各オブジェクトを差別することなく偶数フレームの
み低圧縮処理し、送信データを作成する(ステップ84
ないしステップ86)。それに対してパンニングモード
では、注視点の付いたオブジェクトは各フレーム毎に低
圧縮処理し(ステップ87,ステップ88)、送信デー
タを作成し、それ以外の背景オブジェクトは偶数フレー
ムのみ高圧縮処理された送信データとなる(ステップ8
9,ステップ90)。
【0049】以上のようにして形成された送信データ
は、送信回路63から受信回路64へと送られ、伸長さ
れ、各オブジェクトは元の形へと復元される。合成回路
67においては、スチルモードの偶数フレームの場合に
は画像データを複数のオブジェクトから合成して作成
し、奇数フレームの場合には欠落しているデータを前後
の偶数フレームから補間し、表示装置66へその補間し
たデータを渡す。またパンニングモードの偶数フレーム
の場合には、注視点の付いた低圧縮,高精細オブジェク
トと、背景の高圧縮低精細オブジェクトを合成し、画像
データを作成し、奇数フレームの場合には前記欠落して
いる背景のデータを、前後の偶数フレームから補間して
作成し、前記注視点の付いたオブジェクトと合成して前
記表示装置66へと渡す。
【0050】本実施例においては、CG等から作られた
オブジェクト分離が充分な画像データを取り扱っている
ため、前記動画処理システムを簡単に構成することがで
きる。
【0051】また本実施例においては、スチルモードに
おいては前記奇数フレームにおいてはデータの送信を行
わないため、必ずしも前記編集回路52において作画を
行う必要はない。また注視点の設定は、前記スチルモー
ドにおいては行っても行わなくても同一の結果となる。
また、圧縮回路や伸長回路にMPEGのような時間的に
両方向予測を行う伝送フォーマットを採用しても良い。
【0052】(実施例4)実施例4として、送信機側の
工夫ではなく、受信機側に工夫のある例を示す。
【0053】前記パンニングモードで送られる注視点が
付いたオブジェクト以外は、比較的高圧縮な状態で送信
される。前記高圧縮な画像には情報の欠落が生じブロッ
ク歪み等が目立つ。しかし人間の眼の仕組みからして注
視により追随眼球運動が生じている場合には、背景はむ
しろその画像の解像度を低下させた方が、全体の画像と
してはきれいに見える。即ち、前記合成回路において、
ブロック歪みの見える背景のオブジェクトに対して空間
的な誤差分散処理を行い、全体像をぼかすことが考えら
れる。前記処理は前記オブジェクトを構成する各画素毎
にガウス分布曲線を作成し、それらを加算することで達
成される。同様な働きはローパスフィルタ(LPF)で
も得ることができる。
【0054】本実施例においては、比較的情報量が少な
いパンニングモードの背景においても、良好な絵を得る
ことができる。
【0055】なお、本発明に設定する注視点は何も1つ
である必要はなく、2つ以上であっても良い。特に複数
の観客が動画像を鑑賞する場合には、前記注視点の数を
増加させることはむしろ自然である。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
少ない情報量で高品質な動画を表示することができ、モ
バイル機器等、その伝送能力が低い通信系を有する機器
にしても良好な動画像を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1の構成を示すブロック図
【図2】 実施例1で用いる画像データフォーマットを
示す図
【図3】 実施例2における送信データ作成のアルゴリ
ズムを示す図
【図4】 実施例3の構成を示すブロック図
【図5】 実施例3で用いる画像データフォーマットを
示す図
【図6】 実施例3における送信データ作成のアルゴリ
ズムを示す図
【符号の説明】
16 CPU 19 人物認識回路 21 圧縮回路

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動画像を撮像あるいは作画,編集するフ
    レームモードとして少なくともスチルモードとパンニン
    グモードとを備えた動画処理システムであって、前記パ
    ンニングモードでは、人間の眼の注視を想定する注視点
    がフレーム内の何れかのオブジェクトに設定されてお
    り、前記スチルモードとパンニングモードとで動画像の
    処理の仕方が異なることを特徴とする動画処理システ
    ム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の動画処理システムにおい
    て、前記動画像はコンピュータグラフィックスで作画さ
    れていることを特徴とする動画処理システム。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の動画処理システムにおい
    て、前記注視点が設定されるオブジェクトは、人物,ペ
    ット,赤ん坊,美術品,宝石等であることを特徴とする
    動画像処理システム。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の動画処理システムにおい
    て、前記パンニングモードでは、前記注視点が設定され
    ているオブジェクトは他のオブジェクトよりも空間的に
    高精細に表示するように処理されることを特徴とする動
    画処理システム。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の動画処理システムにお
    いて、前記パンニングモードでは、前記注視点が設定さ
    れているオブジェクトは他のオブジェクトよりも時間的
    に数多くのフレーム数で表示するように処理されること
    を特徴とする動画処理システム。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の動画処理システムにおい
    て、前記パンニングモードでは、前記注視点が設定され
    ているオブジェクトは低圧縮処理されることを特徴とす
    る動画処理システム。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の動画処理システムにお
    いて、前記パンニングモードでは、前記注視点が設定さ
    れているオブジェクトは低圧縮処理され、注視点が設定
    されていないオブジェクトは高圧縮処理されるととも
    に、前記圧縮の際に生じる圧縮歪みをぼかす処理を行う
    ことを特徴とする動画処理システム。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の動画処理システムにおい
    て、前記スチルモードでは、前記パンニングモードより
    も時間的に数少ないフレーム数で表示するよう処理する
    ことを特徴とする動画処理システム。
  9. 【請求項9】 請求項1記載の動画処理システムにおい
    て、前記スチルモードでは、前記パンニングモードでの
    注視点が設定されていないオブジェクトよりも低圧縮で
    処理することを特徴とする動画処理システム。
  10. 【請求項10】 動画像を撮像あるいは作画,編集する
    フレームモードとして少なくともスチルモードとパンニ
    ングモードとを備えた動画処理システムにおける動画処
    理方法であって、各フレームのオブジェクトについて人
    間の眼の注視を想定する注視点があるか判定するステッ
    プと、このステップで注視点があると判定したフレーム
    と注視点がないと判定したフレームとで異なる動画処理
    を行うステップとを備えたことを特徴とする動画処理シ
    ステム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009206953A (ja) * 2008-02-28 2009-09-10 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 圧縮符号化前置処理装置及び圧縮符号化前置処理プログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009206953A (ja) * 2008-02-28 2009-09-10 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 圧縮符号化前置処理装置及び圧縮符号化前置処理プログラム

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