JP2002197649A - 信号検出回路 - Google Patents

信号検出回路

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JP2002197649A
JP2002197649A JP2000392085A JP2000392085A JP2002197649A JP 2002197649 A JP2002197649 A JP 2002197649A JP 2000392085 A JP2000392085 A JP 2000392085A JP 2000392085 A JP2000392085 A JP 2000392085A JP 2002197649 A JP2002197649 A JP 2002197649A
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speed peak
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Toshiaki Sawachi
利明 澤地
Mitsuhiko Izumi
光彦 和泉
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ディスクの内周においても外周においてもディ
フェクト検出の際に同じ検出レベルで検出することがで
き、また、DVD-RやDDCDのようにミラー時のRF信号の減
衰量がCDやDVDよりも小さい場合にもミラー部を検出す
ることができる信号検出回路を提供する。 【解決手段】RF信号のディフェクト部を検出する信号検
出回路であって、RF信号を高速ピーク検波する高速ピー
ク検波回路1と、この高速ピーク検波回路1の高速ピー
ク検波信号を低速ピーク検波する低速ピーク検波回路2
と、この低速ピーク検波した信号を検出レベルにレベル
シフトするレベルシフト回路3と、高速ピーク検波信号
と検出レベルとを比較するコンパレータ4を備えてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクおよび
光磁気ディスクなどのRF信号のドロップアウト部やミラ
ー部といったディフェクト部を検出する信号検出回路に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下、ディフェクト部を検出する従来の
信号検出回路について、RF信号の上側エンベロープのデ
ィフェクト信号の検出を例として図面を参照しながら説
明する。
【0003】図11は、光ディスクシステムおよび光磁
気ディスクシステムのブロック図の一部である。図11
において、601は光ディスクや光磁気ディスクからの
信号を読み出す光ピックアップ、602は光ピックアッ
プ601とODC(Optical Disk Controller )をつなぐR
FICである。603は光ピックアップ601からの信号
を加算する加算アンプ、604はハイパスフィルタ(HP
F)、605は入力振幅に関係なく一定振幅を出力するA
GC、606はAGC605の出力信号のドロップアウト部
を検出するドロップアウト検出回路、607はAGC60
5の出力信号のミラー部を検出するミラー部検出回路、
608はフォーカス系やトラッキング系を含むサーボ系
である。
【0004】以上のように構成された光ディスクシステ
ムおよび光磁気ディスクシステムにおけるディフェクト
部の検出について以下に説明する。
【0005】図12はディフェクト部を検出する従来の
信号検出回路であり、1はRF信号を高速で検波する高速
ピーク検波回路、2は上記RF信号を低速で検波する低速
ピーク検波回路、3は上記低速ピーク検波回路の出力を
レベルシフトするレベルシフト回路、4は高速ピーク検
波回路1の出力を反転入力としレベルシフト回路3の出
力を非反転入力とするコンパレータである。
【0006】以上のように構成された信号検出回路にお
けるRF信号の上側エンベロープのディフェクト信号の検
出の様子を図13で説明する。
【0007】まず、ディスクの内周の信号を読み取って
いる場合を説明する。図13(a)において、101は
AGC605の出力信号であるRF信号、102はRF信号1
01を高速で検波した高速ピーク検波、107はRF信号
101を低速で検波した低速ピーク検波、104は低速
ピーク検波107のレベルシフト量k、108は低速ピ
ーク検波107をレベルシフト量kだけレベルシフトし
た検出レベル、109(図13(c))はディフェクト
検出を示すコンパレータ4の出力であるディフェクト検
出信号である。
【0008】このように、低速ピーク検波107をレベ
ルシフト量kだけレベルシフトさせて検出レベル108
を決めることにより、高速ピーク検波102が検出レベ
ル108と同じになるまでRF信号101が減衰するとコ
ンパレータ4の出力がHighとなり、ディフェクト部を検
出することができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、高倍速の光ディスクや光磁気ディスクに
おいては角速度一定再生(CAV再生)であるために、デ
ィスクの内周ではRF信号の周波数が遅く、ディスクの外
周ではRF信号の周波数が速いので、外周で検波効率が下
がるために、外周では内周よりも検出レベルが下がる。
検出レベルは内周と外周で同じである方がシステムのプ
レイアビリティーが安定するため、内周と外周で検出レ
ベルが異なるとシステムのプレイアビリティーが悪化す
るという問題がある。また、高速ピーク検波の検波効率
のばらつきと低速ピーク検波の検波効率のばらつきは互
いに独立であるために、検波効率のばらつきによって検
出レベルがばらつくのでプレイアビリティーが悪化する
という問題もある。
【0010】図13(b)において、ディスクの外周の
信号を読み取っているときの動作は内周の信号を読み取
っているときの動作と同じである。201はAGC605
の出力信号であるRF信号、202はRF信号201を高速
で検波した高速ピーク検波、207はRF信号201を低
速で検波した低速ピーク検波、208は低速ピーク検波
207をレベルシフト量kだけレベルシフトした検出レ
ベル、209(図13(d))はディフェクト検出を示
すコンパレータ4の出力であるディフェクト検出信号で
ある。
【0011】このように、CAV再生においては外周のRF
信号201の方が内周のRF信号101よりも周波数が速
いために、外周の方が内周よりも検波効率が下がるの
で、外周のときの高速ピーク検波202、低速ピーク検
波207がそれぞれ内周のときの高速ピーク検波10
2、低速ピーク検波107よりもレベルが下がる。した
がって、外周のときの検出レベル208が内周のときの
検出レベル108よりも下がる。
【0012】また、図14はDVD−Rディスク再生のとき
の上側エンベロープのディフェクト信号の検出の様子を
示している。図14において、501はRF信号、502
はRF信号501を高速で検波した高速ピーク検波、50
7はRF信号501を低速で検波した低速ピーク検波、5
08は低速ピーク検波507をレベルシフト量kだけレ
ベルシフトした検出レベルである。
【0013】このように、DVD-Rのときのミラー時のRF
信号は最大30%程度しか減衰せず、また、倍密度CD(DD
CD)でも同じような減衰量なので、CDやDVDの再生時の
レベルシフト量kはDVD−R再生時やDDCD再生時のミラー
時の最大減衰量よりも大きいため、DVD−R再生時やDDCD
再生時のときはCDやDVDのディスクと同じレベルシフト
量kではミラー部を検出することができない。
【0014】本発明は、上記従来の問題点を解決するも
ので、ディスクの内周においても外周においてもディフ
ェクト検出の際に同じ検出レベルで検出することがで
き、また、DVD-RやDDCDのようにミラー時のRF信号の減
衰量がCDやDVDよりも小さい場合にもミラー部を検出す
ることができる信号検出回路を提供することを目的とす
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の信号検出
回路は、RF信号のディフェクト部を検出する信号検出回
路であって、前記RF信号を高速ピーク検波する高速ピー
ク検波回路と、この高速ピーク検波回路の高速ピーク検
波信号を低速ピーク検波する低速ピーク検波回路と、こ
の低速ピーク検波した信号を検出レベルにレベルシフト
するレベルシフト回路と、前記高速ピーク検波信号と前
記検出レベルとを比較して前記高速ピーク検波信号が前
記検出レベルより下がったときディフェクト信号を出力
するコンパレータを備えたものである。
【0016】請求項1記載の信号検出回路によれば、RF
信号を低速ピーク検波するのではなく、高速ピーク検波
した信号を低速ピーク検波するため、CAV再生時に内周
でも外周でもほぼ同じ検出レベルでドロップアウト部や
ミラー部といったディフェクト部を検出することができ
る。したがって、従来よりも安定したディフェクト検出
信号が得られ、また、従来は検出できなかったディフェ
クト検出信号が得られる優れた信号検出回路を実現する
ことができる。
【0017】請求項2記載の信号検出回路は、請求項1
において、RF信号の振幅を検出するRF振幅検出回路を有
し、前記RF振幅検出回路の出力に応じて前記レベルシフ
ト回路のレベルシフト量を変更するものである。
【0018】請求項2記載の信号検出回路によれば、請
求項1と同様な効果のほか、AGC回路が無い場合でもRF
振幅検出回路を利用することにより、CAV再生時に内周
でも外周でもほぼ同じ検出レベルでディフェクト部を検
出することができる。
【0019】請求項3記載の信号検出回路は、請求項1
において、高速ピーク検波回路の前段に反転アンプを有
するものである。
【0020】請求項3記載の信号検出回路によれば、請
求項1でディフェクト部を検出するエンベロープと反対
側のエンベロープのディフェクト部も検出することがで
きる。
【0021】請求項4記載の信号検出回路は、請求項1
において、ディスクの種類を判別するメディア検出部を
有し、前記メディア検出部の出力に応じて前記レベルシ
フト回路のレベルシフト量を変更するものである。
【0022】請求項4記載の信号検出回路によれば、請
求項1と同様な効果のほか、低速ピーク検波のレベルシ
フト量をメディア検出の出力によって変更するため、DV
D-RやDDCDのようにミラー時にRF信号の減衰量が少ない
メディアでもCAV再生時に内周でも外周でもほぼ同じ検
出レベルでミラー部を検出することができる。
【0023】請求項5記載の信号検出回路は、請求項1
において、ディスクの種類を判別するメディア検出部
と、このメディア検出部の出力に応じてゲインを可変す
るアンプを有し、前記アンプを高速ピーク検波回路の出
力側に挿入したものである。
【0024】請求項5記載の信号検出回路によれば、請
求項1と同様な効果のほか、どのようなメディアでも、
メディア検出の出力に応じて高速ピーク検波後の信号の
増幅量を変えることにより、CAV再生時に内周でも外周
でもほぼ同じ検出レベルでミラー部を検出することがで
きる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
について、図面を参照しながら説明する。
【0026】図1は本発明の第1の実施の形態におけ
る、信号検出回路のブロック図である。図1において、
1は光ディスクや光磁気ディスクからのRF信号のピーク
を高速で検波する高速ピーク検波回路、2は上記高速ピ
ーク検波回路1の出力を低速で検波する低速ピーク検波
回路、3は上記低速ピーク検波回路2の出力をレベルシ
フトするレベルシフト回路、4は上記高速ピーク検波回
路1の出力を反転入力とし上記レベルシフト回路3の出
力を非反転入力とするコンパレータである。
【0027】以上のように構成された信号検出回路にお
けるRF信号の上側エンベロープのディフェクト部の検出
の様子を図2で説明する。
【0028】図2において、RF信号101は図13と同
じである。内周再生のときを図2(a)に示し、103
は高速ピーク検波102を低速で検波した低速ピーク検
波、105は上記低速ピーク検波103をレベルシフト
量kだけレベルシフトさせた検出レベル、106(図2
(c))はディフェクト検出を示すコンパレータ4の出
力であるディフェクト検出信号である。外周再生のとき
を図2(b)に示し、203は高速ピーク検波202を
低速で検波した低速ピーク検波、205は上記低速ピー
ク検波203をレベルシフト量kだけレベルシフトさせ
た検出レベル、206(図2(d))はディフェクト検
出を示すコンパレータ4の出力であるディフェクト検出
信号である。
【0029】このように、低速ピーク検波する信号を、
RF信号から高速ピーク検波後の信号にすることにより、
低速ピーク検波する信号の周波数がRF信号の帯域(数MH
z〜数十MHzオーダー)からドロップアウト信号(数kH
z〜数十kHzオーダー)やミラー信号(数十kHz〜数百
kHzオーダー)の帯域になるので、低速ピーク検波の検
波効率がほぼ1となり、内周再生時でも外周再生時でも
ディフェクト部でないときの高速ピーク検波のレベルと
低速ピーク検波のレベルが一致するので、内周再生時で
も外周再生時でもディフェクト検出のときの検出レベル
がほぼ一致してディフェクト部を検出することができ
る。
【0030】以下本発明の第2の実施の形態について、
図面を参照しながら説明する。図3は本発明の第2の実
施の形態における、信号検出回路のブロック図である。
図3において、図1との違いは、レベルシフト回路3の
レベルシフト量kをRF信号の振幅を検出するRF振幅検出
回路5の出力に応じて変化させることである。RF振幅検
出回路5として例えばピークホールド回路を使用し、そ
の出力をレベルシフト量に充てることができる。
【0031】以上のように構成された信号検出回路にお
ける検出の様子を上側エンベロープのディフェクト部の
検出の場合について図4で説明する。
【0032】図4(b)において、301は図4(a)
のRF信号101よりも振幅が大きいRF信号、302はRF
信号301の高速ピーク検波、303は高速ピーク検波
302の低速ピーク検波、304はRF信号301の振幅
のときのレベルシフト量k’、305は低速ピーク検波
303をk’だけレベルシフトさせた検出レベルであ
る。図4(c)はディフェクト検出信号である。
【0033】このように、光ディスクや光磁気ディスク
のシステムによっては図11におけるAGC605が必要
でない場合があるが、そのような場合でもRF振幅検出の
出力に応じてレベルシフト量を変えることにより、上側
エンベロープのディフェクト部を検出することができ
る。
【0034】以下本発明の第3の実施の形態について、
図面を参照しながら説明する。図5は本発明の第3の実
施の形態における信号検出回路のブロック図である。図
5において、図1との違いは、高速ピーク検波回路1の
前にRF信号を反転させる反転アンプ6を挿入しているこ
とである。
【0035】以上のように構成された信号検出回路にお
けるドロップアウト部の検出の様子を図6で説明する図
6において、401は下側エンベロープのディフェクト
時のRF信号である。すなわち、上側エンベロープのディ
フェクト時のRF信号のときとは極性が逆である。
【0036】このように、下側エンベロープのディフェ
クト時のRF信号は、上側エンベロープのディフェクト時
と極性が逆なので、高速ピーク検波の前に反転アンプを
挿入することにより、上側エンベロープのディフェクト
時と同じ方法でディフェクト部を検出することができ
る。すなわち、ドロップアウト時でもミラー時でも例え
ば第1、第2、第4または第5の実施の形態と同じ方法
で検出することができる。
【0037】以下本発明の第4の実施の形態について、
図面を参照しながら説明する。図7は本発明の第4の実
施の形態における、信号検出回路のブロック図である。
図7において、図1との違いは、レベルシフト回路3の
レベルシフト量kをディスクの種類を判別するメディア
検出回路7の出力に応じて変化させることである。メデ
ィア検出回路7として例えば、フォーカスS字の振幅値
やフォーカス全加算の出力値がメディアによって異なる
ので、それを元にメディア判別を行うことができる。ま
たメディア判別をODCに持たせてその結果を出力させ
ることもできる。
【0038】以上のように構成された信号検出回路にお
ける検出の様子を上側エンベロープのディフェクト時の
検出の場合について図8で説明する。
【0039】図8(a)において、501はDVD−RやDD
CDの上側エンベロープのディフェクト時のRF信号、50
2はRF信号501を高速でピーク検波した高速ピーク検
波、503は高速ピーク検波502を低速でピークを検
波した低速ピーク検波、504はメディア検出6の出力
に応じて変化させるレベルシフト量K″、505は低速
ピーク検波503をレベルシフト量k″だけレベルシフ
トさせた検出レベル、506(図8(a))はディフェ
クト部のディフェクト検出信号である。
【0040】このように、DVD-RやDDCDのようにメディ
アの種類によってはミラー部のRF信号の減衰量がCDやDV
D-ROMのときよりも小さいため、CDやDVDと同じレベルシ
フト量ではDVD-Rのようなメディアのミラー部は検出で
きないが、メディア検出の出力に応じてレベルシフト量
を可変することにより、DVD-RやDDCDのようなミラー部
のRF信号の減衰量が小さいディスクでもミラー部を検出
することができる。
【0041】以下本発明の第5の実施の形態について、
図面を参照しながら説明する。図9は本発明の第5の実
施の形態における、信号検出回路のブロック図である。
図9において、図1との違いは、高速ピーク検波回路1
の後すなわち出力側にメディア検出回路の出力に応じて
ゲインを可変するアンプ8を挿入したことである。低速
ピーク検波回路2はアンプ8の出力を入力する。
【0042】以上のように構成された信号検出回路にお
ける検出の様子を上側エンベロープのディフェクト時の
検出の場合について図10で説明する。図10におい
て、図10(a)は図8(a)と同じRF信号、高速ピ
ーク検波502、低速ピーク検波503を示し、図10
(b)において、509は低速ピーク検波503をレベ
ルシフト量kだけレベルシフトさせた検出レベル、51
0は高速ピーク検波502をアンプ8で増幅した高速ピ
ーク検波増幅信号、511(図10(c))はディフェ
クト検出信号である。
【0043】このように、DVD-RやDDCDのようにメディ
アの種類によってはミラー部のRF信号の減衰量がCDやDV
D-ROMのときよりも小さいため、CDやDVDと同じレベルシ
フト量ではDVD-Rのようなメディアのミラー部は検出で
きないが、メディア検出の出力に応じて高速ピーク検波
後の信号の増幅量を可変することにより、ミラー部のRF
信号の減衰量が30%以下になる場合などは、第4の実
施の形態と比較してアンプが必要となるが、第4の実施
の形態よりもRF信号のミラー部を精度良く検出すること
ができる。
【0044】
【発明の効果】請求項1記載の信号検出回路によれば、
RF信号を低速ピーク検波するのではなく、高速ピーク検
波した信号を低速ピーク検波するため、CAV再生時に内
周でも外周でもほぼ同じ検出レベルでドロップアウト部
やミラー部といったディフェクト部を検出することがで
きる。したがって、従来よりも安定したディフェクト検
出信号が得られ、また、従来は検出できなかったディフ
ェクト検出信号が得られる優れた信号検出回路を実現す
ることができる。
【0045】請求項2記載の信号検出回路によれば、請
求項1と同様な効果のほか、AGC回路が無い場合でもRF
振幅検出回路を利用することにより、CAV再生時に内周
でも外周でもほぼ同じ検出レベルでディフェクト部を検
出することができる。
【0046】請求項3記載の信号検出回路によれば、請
求項1でディフェクト部を検出するエンベロープと反対
側のエンベロープのディフェクト部も検出することがで
きる。
【0047】請求項4記載の信号検出回路によれば、請
求項1と同様な効果のほか、低速ピーク検波のレベルシ
フト量をメディア検出の出力によって変更するため、DV
D-RやDDCDのようにミラー時にRF信号の減衰量が少ない
メディアでもCAV再生時に内周でも外周でもほぼ同じ検
出レベルでミラー部を検出することができる。
【0048】請求項5記載の信号検出回路によれば、請
求項1と同様な効果のほか、どのようなメディアでも、
メディア検出の出力に応じて高速ピーク検波後の信号の
増幅量を変えることにより、CAV再生時に内周でも外周
でもほぼ同じ検出レベルでミラー部を検出することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における信号検出回
路のブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態における上側エンベ
ロープのディフェクト部の検出の様子の波形図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態における信号検出回
路のブロック図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態における上側エンベ
ロープのディフェクト部の検出の様子の波形図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態における信号検出回
路のブロック図である。
【図6】上側エンベロープのディフェクト部とは極性が
逆である下側エンベロープのディフェクト部のRF信号の
波形図である。
【図7】本発明の第4の実施の形態における信号検出回
路のブロック図である。
【図8】本発明の第4の実施の形態における上側エンベ
ロープのディフェクト部の検出の様子の波形図である。
【図9】本発明の第5の実施の形態における信号検出回
路のブロック図である。
【図10】(a)は図8(a)と同様な波形図、(b)
は高速ピーク検波増幅信号と検出レベルの波形図、
(c)はディフェクト信号の波形図である。
【図11】光ディスクシステムおよび光磁気ディスクシ
ステムの一部のブロック図である。
【図12】従来の信号検出回路のブロック図である。
【図13】従来の信号検出回路における上側エンベロー
プのディフェクト部の検出の様子の波形図である。
【図14】従来の信号検出回路におけるディフェクト時
の減衰量が小さいRF信号の上側エンベロープのディフェ
クト部の検出の様子の波形図である。
【符号の説明】
1 高速ピーク検波回路 2 低速ピーク検波回路 3 レベルシフト回路 4 コンパレータ 5 RF振幅検出回路 6 反転アンプ 7 メディア検出回路 8 アンプ 101 RF信号 102 高速ピーク検波 103 低速ピーク検波 104 レベルシフト量 105 検出レベル 106 ディフェクト検出信号 107 低速ピーク検波 108 検出レベル 109 ディフェクト検出信号 201 RF信号 202 高速ピーク検波 203 低速ピーク検波 205 検出レベル 206 ディフェクト検出信号 207 低速ピーク検波 208 検出レベル 209 ディフェクト検出信号 301 RF信号 302 高速ピーク検波 303 低速ピーク検波 304 レベルシフト量 305 検出レベル 401 RF信号 501 RF信号 502 高速ピーク検波 503 低速ピーク検波 504 レベルシフト量 505 検出レベル 506 ディフェクト検出信号 507 低速ピーク検波 508 検出レベル 509 検出レベル 510 高速ピーク検波増幅信号 511 ディフェクト検出信号 601 光ピックアップ 602 RFIC 603 加算アンプ 604 ハイパスフィルタ 605 AGC 606 ドロップアウト検出回路 607 ミラー検出回路 608 サーボ系

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 RF信号のディフェクト部を検出する信号
    検出回路であって、前記RF信号を高速ピーク検波する高
    速ピーク検波回路と、この高速ピーク検波回路の高速ピ
    ーク検波信号を低速ピーク検波する低速ピーク検波回路
    と、この低速ピーク検波した信号を検出レベルにレベル
    シフトするレベルシフト回路と、前記高速ピーク検波信
    号と前記検出レベルとを比較して前記高速ピーク検波信
    号が前記検出レベルより下がったときディフェクト信号
    を出力するコンパレータを備えた信号検出回路。
  2. 【請求項2】 RF信号の振幅を検出するRF振幅検出回路
    を有し、前記RF振幅検出回路の出力に応じて前記レベル
    シフト回路のレベルシフト量を変更する請求項1記載の
    信号検出回路。
  3. 【請求項3】 高速ピーク検波回路の前段に反転アンプ
    を有する請求項1記載の信号検出回路。
  4. 【請求項4】 ディスクの種類を判別するメディア検出
    部を有し、前記メディア検出部の出力に応じて前記レベ
    ルシフト回路のレベルシフト量を変更する請求項1記載
    の信号検出回路。
  5. 【請求項5】 ディスクの種類を判別するメディア検出
    部と、このメディア検出部の出力に応じてゲインを可変
    するアンプを有し、前記アンプを高速ピーク検波回路の
    出力側に挿入した請求項1記載の信号検出回路。
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