JP2002197295A - 広告枠取引システムとその広告枠取引仲介方法、及び広告枠取引プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents
広告枠取引システムとその広告枠取引仲介方法、及び広告枠取引プログラムを記録した記録媒体Info
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- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06Q—INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G06Q30/00—Commerce
- G06Q30/02—Marketing; Price estimation or determination; Fundraising
-
- G—PHYSICS
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 広告の配信時刻の直前まで各スポンサーが入
札取引を行うことができ、また更に、落札の決定と同時
にその落札したスポンサーの広告を配信することができ
る広告枠取引システムを提供する。 【解決手段】 通信ネットワークを介して、広告の各ス
ポンサーの端末及び広告を配信する各メディアの端末の
それぞれと通信し、各メディアが各スポンサーに提供す
る広告枠の取引を仲介する広告枠取引システムにおい
て、スポンサーが広告枠において配信を希望する広告の
データである登録された広告素材に対して、メディアが
配信するか否かを承認する広告素材承認部を備え、広告
素材承認部は、広告枠の取引前の時点において予め、メ
ディアが登録された広告素材の承認を行なうことを特徴
とする。
札取引を行うことができ、また更に、落札の決定と同時
にその落札したスポンサーの広告を配信することができ
る広告枠取引システムを提供する。 【解決手段】 通信ネットワークを介して、広告の各ス
ポンサーの端末及び広告を配信する各メディアの端末の
それぞれと通信し、各メディアが各スポンサーに提供す
る広告枠の取引を仲介する広告枠取引システムにおい
て、スポンサーが広告枠において配信を希望する広告の
データである登録された広告素材に対して、メディアが
配信するか否かを承認する広告素材承認部を備え、広告
素材承認部は、広告枠の取引前の時点において予め、メ
ディアが登録された広告素材の承認を行なうことを特徴
とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信ネットワーク
を介した商取引の仲介システムに関し、特に各メディア
が提供する広告枠の取引を仲介する広告枠取引システム
とその広告枠取引仲介方法、及び広告枠取引プログラム
を記録した記録媒体に関する。
を介した商取引の仲介システムに関し、特に各メディア
が提供する広告枠の取引を仲介する広告枠取引システム
とその広告枠取引仲介方法、及び広告枠取引プログラム
を記録した記録媒体に関する。
【０００２】
【従来の技術】広告のスポンサーと広告を配信するメデ
ィア（テレビ等）の側とが、通信ネットワークを介して
広告枠の取引を行う従来のシステムには、例えば、OneM
ediaPlace Corp.（ワンメディアプレース社）によるOne
MediaPlaceや、CyberCom Inc.（サイバーコム社）によ
るcm@uction等がある。
ィア（テレビ等）の側とが、通信ネットワークを介して
広告枠の取引を行う従来のシステムには、例えば、OneM
ediaPlace Corp.（ワンメディアプレース社）によるOne
MediaPlaceや、CyberCom Inc.（サイバーコム社）によ
るcm@uction等がある。
【０００３】図２４は、従来の広告枠取引システムの処
理を説明するためのフローチャートである。
理を説明するためのフローチャートである。
【０００４】こうした従来のシステムでは、メディア側
が登録した広告枠の情報を（ステップ２４０２）、各ス
ポンサーが閲覧して（ステップ２４０４）希望する広告
枠に入札する（ステップ２４０５）。また、スポンサー
の入札した条件で取引が成立した場合には（ステップ２
４０７）、スポンサーはその広告枠において表示する広
告のデータをメディア側に渡す（ステップ２４０８）。
そして、メディア側では、その出稿する広告素材の内容
のチェックと承認を行い（ステップ２４０９）、そのス
ポンサーにより指定された広告をテレビ視聴者等の広告
受給者に配信する（ステップ２４１２、２４１３）。
が登録した広告枠の情報を（ステップ２４０２）、各ス
ポンサーが閲覧して（ステップ２４０４）希望する広告
枠に入札する（ステップ２４０５）。また、スポンサー
の入札した条件で取引が成立した場合には（ステップ２
４０７）、スポンサーはその広告枠において表示する広
告のデータをメディア側に渡す（ステップ２４０８）。
そして、メディア側では、その出稿する広告素材の内容
のチェックと承認を行い（ステップ２４０９）、そのス
ポンサーにより指定された広告をテレビ視聴者等の広告
受給者に配信する（ステップ２４１２、２４１３）。
【０００５】このように従来では、市場内で約定が成立
した後に、メディア側が出稿する広告素材の内容のチェ
ックと承認を行う方式のため、約定した後に実際にその
広告が配信されるまでには何日もの時間的遅延が発生す
る。
した後に、メディア側が出稿する広告素材の内容のチェ
ックと承認を行う方式のため、約定した後に実際にその
広告が配信されるまでには何日もの時間的遅延が発生す
る。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
広告枠取引システムでは、スポンサーとメディア側との
約定が成立してから、実際にその広告が配信されるまで
には何日もの時間的遅延が生じる。
広告枠取引システムでは、スポンサーとメディア側との
約定が成立してから、実際にその広告が配信されるまで
には何日もの時間的遅延が生じる。
【０００７】このため、従来では、実際の広告の配信ま
での期間を考慮した上で広告枠を取引することが必要で
あった。例えば、より高い落札価格による広告枠の落札
を得るために、各スポンサーによる広告枠の入札を、広
告を掲載する番組の放映直前まで継続させる等を行うこ
とができなかった。
での期間を考慮した上で広告枠を取引することが必要で
あった。例えば、より高い落札価格による広告枠の落札
を得るために、各スポンサーによる広告枠の入札を、広
告を掲載する番組の放映直前まで継続させる等を行うこ
とができなかった。
【０００８】本発明の目的は、広告の配信時刻の直前ま
で各スポンサーが入札取引を行うことができ、また更
に、落札の決定と同時にその落札したスポンサーの広告
を配信することができる広告枠取引システムとその広告
枠取引仲介方法、及び広告枠取引プログラムを記録した
記録媒体を提供することである。
で各スポンサーが入札取引を行うことができ、また更
に、落札の決定と同時にその落札したスポンサーの広告
を配信することができる広告枠取引システムとその広告
枠取引仲介方法、及び広告枠取引プログラムを記録した
記録媒体を提供することである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の広告枠取引システムは、通信ネットワークを介
して、広告の各スポンサーの端末及び広告を配信する各
メディアの端末のそれぞれと通信し、各前記メディアが
各前記スポンサーに提供する広告枠の取引を仲介する広
告枠取引システムにおいて、前記スポンサーが前記広告
枠において配信を希望する広告のデータである登録され
た広告素材に対して、前記メディアが配信するか否かを
承認する広告素材承認部を備え、前記広告素材承認部
は、前記広告枠の取引前の時点において予め、前記メデ
ィアが前記登録された広告素材の承認を行なうことを特
徴とする。
本発明の広告枠取引システムは、通信ネットワークを介
して、広告の各スポンサーの端末及び広告を配信する各
メディアの端末のそれぞれと通信し、各前記メディアが
各前記スポンサーに提供する広告枠の取引を仲介する広
告枠取引システムにおいて、前記スポンサーが前記広告
枠において配信を希望する広告のデータである登録され
た広告素材に対して、前記メディアが配信するか否かを
承認する広告素材承認部を備え、前記広告素材承認部
は、前記広告枠の取引前の時点において予め、前記メデ
ィアが前記登録された広告素材の承認を行なうことを特
徴とする。
【００１０】本発明の広告枠取引システムでは、スポン
サーがその広告枠を購入又は入札する前に、メディア側
において広告素材の認証を済ませることができるため、
例えばスポンサーの募集から広告の配信までの間の広告
の販売期間が短い広告枠においても、その入札取引を行
うことが可能となる。
サーがその広告枠を購入又は入札する前に、メディア側
において広告素材の認証を済ませることができるため、
例えばスポンサーの募集から広告の配信までの間の広告
の販売期間が短い広告枠においても、その入札取引を行
うことが可能となる。
【００１１】請求項２の本発明の広告枠取引システム
は、各前記スポンサーが前記広告素材を登録する広告素
材登録部と、各前記メディアが提供する広告枠の登録を
受け付ける広告枠処理部と、各前記スポンサーによる、
前記登録された広告枠に対する前記広告素材の配信の要
求を受け付けて、管理する取引情報処理部を備え、前記
広告素材登録部は、前記広告枠の取引前の時点において
予め、前記広告素材を登録することを特徴とする。
は、各前記スポンサーが前記広告素材を登録する広告素
材登録部と、各前記メディアが提供する広告枠の登録を
受け付ける広告枠処理部と、各前記スポンサーによる、
前記登録された広告枠に対する前記広告素材の配信の要
求を受け付けて、管理する取引情報処理部を備え、前記
広告素材登録部は、前記広告枠の取引前の時点において
予め、前記広告素材を登録することを特徴とする。
【００１２】請求項３の本発明の広告枠取引システム
は、前記取引情報処理部は、前記広告素材の配信の承認
が当該メディアにより既にされている場合に限り、前記
広告素材の配信の要求を受け付けることを特徴とする。
は、前記取引情報処理部は、前記広告素材の配信の承認
が当該メディアにより既にされている場合に限り、前記
広告素材の配信の要求を受け付けることを特徴とする。
【００１３】請求項４の本発明の広告枠取引システム
は、前記広告素材登録部は、１つの前記スポンサーの１
つの前記広告枠に対する、１つ又は複数の前記広告素材
を登録し、前記取引情報処理部は、１つの前記広告枠に
対して１つの前記スポンサーによる複数の前記広告素材
が、当該広告枠を提供する前記メディアにより承認され
た場合において、前記承認されている広告素材の内から
前記スポンサーが実際に配信するものとして指定した前
記広告素材を、配信することを特徴とする。
は、前記広告素材登録部は、１つの前記スポンサーの１
つの前記広告枠に対する、１つ又は複数の前記広告素材
を登録し、前記取引情報処理部は、１つの前記広告枠に
対して１つの前記スポンサーによる複数の前記広告素材
が、当該広告枠を提供する前記メディアにより承認され
た場合において、前記承認されている広告素材の内から
前記スポンサーが実際に配信するものとして指定した前
記広告素材を、配信することを特徴とする。
【００１４】本発明の広告枠取引システムでは、スポン
サーが配信を希望する複数の広告素材を同時に登録し、
入札前に予め、メディア側がその複数の広告素材を一括
して承認することができため、スポンサーは、その広告
の配信前の時点であればいつでも、広告素材を他の承認
済みの広告素材の中から選択して差し替えることができ
る。
サーが配信を希望する複数の広告素材を同時に登録し、
入札前に予め、メディア側がその複数の広告素材を一括
して承認することができため、スポンサーは、その広告
の配信前の時点であればいつでも、広告素材を他の承認
済みの広告素材の中から選択して差し替えることができ
る。
【００１５】請求項５の本発明の広告枠取引システム
は、１つの前記広告枠に１つの前記スポンサーによる複
数の前記広告素材が、当該広告枠を提供する前記メディ
アにより承認されている場合には、前記広告素材の内の
１つを実際に配信するものとして登録して、他の前記広
告素材を予備とし、前記取引情報処理部は、前記スポン
サーによる指示に応じて、前記実際に配信する広告素材
と前記予備の広告素材との差し替えを行なうことを特徴
とする。
は、１つの前記広告枠に１つの前記スポンサーによる複
数の前記広告素材が、当該広告枠を提供する前記メディ
アにより承認されている場合には、前記広告素材の内の
１つを実際に配信するものとして登録して、他の前記広
告素材を予備とし、前記取引情報処理部は、前記スポン
サーによる指示に応じて、前記実際に配信する広告素材
と前記予備の広告素材との差し替えを行なうことを特徴
とする。
【００１６】請求項６の本発明の広告枠取引システム
は、前記広告枠処理部は、登録する前記広告枠のそれぞ
れに対して、当該広告枠において配信しない広告のジャ
ンルを指定する禁止ジャンルの情報を登録し、前記広告
素材登録部は、登録する前記広告素材のそれぞれのジャ
ンルを示すジャンル情報を登録し、前記広告枠に対する
各前記スポンサーが配信を要求する前記広告素材のそれ
ぞれのジャンルが、当該広告枠の前記禁止ジャンルに該
当するか否かをチェックし、当該メディアに対しチェッ
ク結果を通知する広告素材チェック部を備えることを特
徴とする。
は、前記広告枠処理部は、登録する前記広告枠のそれぞ
れに対して、当該広告枠において配信しない広告のジャ
ンルを指定する禁止ジャンルの情報を登録し、前記広告
素材登録部は、登録する前記広告素材のそれぞれのジャ
ンルを示すジャンル情報を登録し、前記広告枠に対する
各前記スポンサーが配信を要求する前記広告素材のそれ
ぞれのジャンルが、当該広告枠の前記禁止ジャンルに該
当するか否かをチェックし、当該メディアに対しチェッ
ク結果を通知する広告素材チェック部を備えることを特
徴とする。
【００１７】本発明の広告枠取引システムでは、スポン
サーにより登録される各広告の広告ジャンルの情報をチ
ェックする広告素材チェック部を備え、各広告の広告ジ
ャンルがその希望する広告枠において採用できないかど
うかをチェックする。これにより、メディア側は、各ス
ポンサーが登録した広告素材のジャンルが、その広告枠
に指定した禁止ジャンルに該当しないことを容易に確認
することができ、広告素材の承認の煩雑な手間を軽減す
ることができる。このため、メディア側が大量の広告枠
を登録した場合においても、広告素材の承認を速やかに
行うことができる。
サーにより登録される各広告の広告ジャンルの情報をチ
ェックする広告素材チェック部を備え、各広告の広告ジ
ャンルがその希望する広告枠において採用できないかど
うかをチェックする。これにより、メディア側は、各ス
ポンサーが登録した広告素材のジャンルが、その広告枠
に指定した禁止ジャンルに該当しないことを容易に確認
することができ、広告素材の承認の煩雑な手間を軽減す
ることができる。このため、メディア側が大量の広告枠
を登録した場合においても、広告素材の承認を速やかに
行うことができる。
【００１８】請求項７の本発明の広告枠取引システム
は、前記取引情報処理部は、前記広告枠に対する前記広
告素材の配信を要求する前記スポンサーのそれぞれの、
業種を示す業種カテゴリ情報を登録し、１つの前記広告
枠に対して前記広告素材の配信を要求する前記スポンサ
ーの、それぞれの業種が競合するか否かをチェックする
競合チェック部を備え、各前記スポンサー間に業種の競
合がある場合には、前記スポンサーの内で各業種に１つ
のみに限り当該広告枠における配信を許可することを特
徴とする。
は、前記取引情報処理部は、前記広告枠に対する前記広
告素材の配信を要求する前記スポンサーのそれぞれの、
業種を示す業種カテゴリ情報を登録し、１つの前記広告
枠に対して前記広告素材の配信を要求する前記スポンサ
ーの、それぞれの業種が競合するか否かをチェックする
競合チェック部を備え、各前記スポンサー間に業種の競
合がある場合には、前記スポンサーの内で各業種に１つ
のみに限り当該広告枠における配信を許可することを特
徴とする。
【００１９】本発明の広告枠取引システムでは、各スポ
ンサーが属する業種カテゴリをチェックする競合チェッ
ク部を備え、競合する複数のスポンサーが同時に同じ広
告枠について購入又は入札することを防止し、各スポン
サーに競合関係がある場合にはその中の１つのスポンサ
ーのみが購入又落札を行うように制御する。このため、
同じ番組に、競合する複数の企業の広告が配信されてし
まことを自動的に防止することができる。
ンサーが属する業種カテゴリをチェックする競合チェッ
ク部を備え、競合する複数のスポンサーが同時に同じ広
告枠について購入又は入札することを防止し、各スポン
サーに競合関係がある場合にはその中の１つのスポンサ
ーのみが購入又落札を行うように制御する。このため、
同じ番組に、競合する複数の企業の広告が配信されてし
まことを自動的に防止することができる。
【００２０】請求項８の本発明の広告枠取引システム
は、前記メディアにより承認された前記広告素材を、前
記広告の配信を実行する広告送出管理部に対して送信し
格納する広告素材ミラーリング部を備え、前記広告素材
ミラーリング部は、前記広告枠の取引前の時点において
予め、前記承認された広告素材を前記広告送出管理部に
格納し、前記広告枠の取引が成立し約定された場合に
は、前記広告送出管理部に対して、前記広告送出管理部
に格納されている約定された前記広告素材の、予め設定
されている配信時点からの配信を指示することを特徴と
する。
は、前記メディアにより承認された前記広告素材を、前
記広告の配信を実行する広告送出管理部に対して送信し
格納する広告素材ミラーリング部を備え、前記広告素材
ミラーリング部は、前記広告枠の取引前の時点において
予め、前記承認された広告素材を前記広告送出管理部に
格納し、前記広告枠の取引が成立し約定された場合に
は、前記広告送出管理部に対して、前記広告送出管理部
に格納されている約定された前記広告素材の、予め設定
されている配信時点からの配信を指示することを特徴と
する。
【００２１】本発明の広告枠取引システムでは、スポン
サーが登録する広告素材情報を、広告の配信元である放
送局等の側の装置にミラーリングしておくことにより、
約定後に広告素材を広告枠取引システムの側から放送局
等に送る処理が不要となり、約定後直ちに広告を配信す
ることができる。これにより、広告の配信を開始する直
前まで、広告枠を適正に取引することができる。
サーが登録する広告素材情報を、広告の配信元である放
送局等の側の装置にミラーリングしておくことにより、
約定後に広告素材を広告枠取引システムの側から放送局
等に送る処理が不要となり、約定後直ちに広告を配信す
ることができる。これにより、広告の配信を開始する直
前まで、広告枠を適正に取引することができる。
【００２２】請求項９の本発明の市場管理サーバは、通
信ネットワークを介して、広告の各スポンサーの端末及
び広告を配信する各メディアの端末のそれぞれと通信
し、各前記メディアが各前記スポンサーに提供する広告
枠の取引を仲介するサーバ装置である市場管理サーバに
おいて、前記スポンサーが前記広告枠において配信を希
望する広告のデータである登録された広告素材に対し
て、前記メディアが配信するか否かを承認する広告素材
承認部を備え、前記広告素材承認部は、前記広告枠の取
引前の時点において予め、前記メディアが前記登録され
た広告素材の承認を行なうことを特徴とする。
信ネットワークを介して、広告の各スポンサーの端末及
び広告を配信する各メディアの端末のそれぞれと通信
し、各前記メディアが各前記スポンサーに提供する広告
枠の取引を仲介するサーバ装置である市場管理サーバに
おいて、前記スポンサーが前記広告枠において配信を希
望する広告のデータである登録された広告素材に対し
て、前記メディアが配信するか否かを承認する広告素材
承認部を備え、前記広告素材承認部は、前記広告枠の取
引前の時点において予め、前記メディアが前記登録され
た広告素材の承認を行なうことを特徴とする。
【００２３】請求項１０の本発明の市場管理サーバは、
各前記スポンサーが前記広告素材を登録する広告素材登
録部と、各前記メディアが提供する広告枠の登録を受け
付ける広告枠処理部と、各前記スポンサーによる、前記
登録された広告枠に対する前記広告素材の配信の要求を
受け付けて、管理する取引情報処理部を備え、前記広告
素材登録部は、前記広告枠の取引前の時点において予
め、前記広告素材を登録することを特徴とする。
各前記スポンサーが前記広告素材を登録する広告素材登
録部と、各前記メディアが提供する広告枠の登録を受け
付ける広告枠処理部と、各前記スポンサーによる、前記
登録された広告枠に対する前記広告素材の配信の要求を
受け付けて、管理する取引情報処理部を備え、前記広告
素材登録部は、前記広告枠の取引前の時点において予
め、前記広告素材を登録することを特徴とする。
【００２４】請求項１１の本発明の市場管理サーバは、
前記取引情報処理部は、前記広告素材の配信の承認が当
該メディアにより既にされている場合に限り、前記広告
素材の配信の要求を受け付けることを特徴とする。
前記取引情報処理部は、前記広告素材の配信の承認が当
該メディアにより既にされている場合に限り、前記広告
素材の配信の要求を受け付けることを特徴とする。
【００２５】請求項１２の本発明の市場管理サーバは、
前記広告素材登録部は、１つの前記スポンサーの１つの
前記広告枠に対する、１つ又は複数の前記広告素材を登
録し、前記取引情報処理部は、１つの前記広告枠に対し
て１つの前記スポンサーによる複数の前記広告素材が、
当該広告枠を提供する前記メディアにより承認された場
合において、前記承認されている広告素材の内から前記
スポンサーが実際に配信するものとして指定した前記広
告素材を、配信することを特徴とする。
前記広告素材登録部は、１つの前記スポンサーの１つの
前記広告枠に対する、１つ又は複数の前記広告素材を登
録し、前記取引情報処理部は、１つの前記広告枠に対し
て１つの前記スポンサーによる複数の前記広告素材が、
当該広告枠を提供する前記メディアにより承認された場
合において、前記承認されている広告素材の内から前記
スポンサーが実際に配信するものとして指定した前記広
告素材を、配信することを特徴とする。
【００２６】請求項１３の本発明の市場管理サーバは、
１つの前記広告枠に１つの前記スポンサーによる複数の
前記広告素材が、当該広告枠を提供する前記メディアに
より承認されている場合には、前記広告素材の内の１つ
を実際に配信するものとして登録して、他の前記広告素
材を予備とし、前記取引情報処理部は、前記スポンサー
による指示に応じて、前記実際に配信する広告素材と前
記予備の広告素材との差し替えを行なうことを特徴とす
る。
１つの前記広告枠に１つの前記スポンサーによる複数の
前記広告素材が、当該広告枠を提供する前記メディアに
より承認されている場合には、前記広告素材の内の１つ
を実際に配信するものとして登録して、他の前記広告素
材を予備とし、前記取引情報処理部は、前記スポンサー
による指示に応じて、前記実際に配信する広告素材と前
記予備の広告素材との差し替えを行なうことを特徴とす
る。
【００２７】請求項１４の本発明の市場管理サーバは、
前記広告枠処理部は、登録する前記広告枠のそれぞれに
対して、当該広告枠において配信しない広告のジャンル
を指定する禁止ジャンルの情報を登録し、前記広告素材
登録部は、登録する前記広告素材のそれぞれのジャンル
を示すジャンル情報を登録し、前記広告枠に対する各前
記スポンサーが配信を要求する前記広告素材のそれぞれ
のジャンルが、当該広告枠の前記禁止ジャンルに該当す
るか否かをチェックし、当該メディアに対しチェック結
果を通知する広告素材チェック部を備えることを特徴と
する。
前記広告枠処理部は、登録する前記広告枠のそれぞれに
対して、当該広告枠において配信しない広告のジャンル
を指定する禁止ジャンルの情報を登録し、前記広告素材
登録部は、登録する前記広告素材のそれぞれのジャンル
を示すジャンル情報を登録し、前記広告枠に対する各前
記スポンサーが配信を要求する前記広告素材のそれぞれ
のジャンルが、当該広告枠の前記禁止ジャンルに該当す
るか否かをチェックし、当該メディアに対しチェック結
果を通知する広告素材チェック部を備えることを特徴と
する。
【００２８】請求項１５の本発明の市場管理サーバは、
前記取引情報処理部は、前記広告枠に対する前記広告素
材の配信を要求する前記スポンサーのそれぞれの、業種
を示す業種カテゴリ情報を登録し、１つの前記広告枠に
対して前記広告素材の配信を要求する前記スポンサー
の、それぞれの業種が競合するか否かをチェックする競
合チェック部を備え、各前記スポンサー間に業種の競合
がある場合には、前記スポンサーの内で各業種に１つの
みに限り当該広告枠における配信を許可することを特徴
とする。
前記取引情報処理部は、前記広告枠に対する前記広告素
材の配信を要求する前記スポンサーのそれぞれの、業種
を示す業種カテゴリ情報を登録し、１つの前記広告枠に
対して前記広告素材の配信を要求する前記スポンサー
の、それぞれの業種が競合するか否かをチェックする競
合チェック部を備え、各前記スポンサー間に業種の競合
がある場合には、前記スポンサーの内で各業種に１つの
みに限り当該広告枠における配信を許可することを特徴
とする。
【００２９】請求項１６の本発明の市場管理サーバは、
前記メディアにより承認された前記広告素材を、前記広
告の配信を実行する広告送出管理部に対して送信し格納
する広告素材ミラーリング部を備え、前記広告素材ミラ
ーリング部は、前記広告枠の取引前の時点において予
め、前記承認された広告素材を前記広告送出管理部に格
納し、前記広告枠の取引が成立し約定された場合には、
前記広告送出管理部に対して、前記広告送出管理部に格
納されている約定された前記広告素材の、予め設定され
ている配信時点からの配信を指示することを特徴とす
る。
前記メディアにより承認された前記広告素材を、前記広
告の配信を実行する広告送出管理部に対して送信し格納
する広告素材ミラーリング部を備え、前記広告素材ミラ
ーリング部は、前記広告枠の取引前の時点において予
め、前記承認された広告素材を前記広告送出管理部に格
納し、前記広告枠の取引が成立し約定された場合には、
前記広告送出管理部に対して、前記広告送出管理部に格
納されている約定された前記広告素材の、予め設定され
ている配信時点からの配信を指示することを特徴とす
る。
【００３０】請求項１７の本発明の広告枠取引仲介方法
は、通信ネットワークを介して、広告の各スポンサーの
端末及び広告を配信する各メディアの端末のそれぞれと
通信し、各前記メディアが各前記スポンサーに提供する
広告枠の取引を仲介する広告枠取引仲介方法において、
前記スポンサーが前記広告枠において配信を希望する広
告のデータである登録された広告素材に対して、前記メ
ディアが配信するか否かを承認する広告素材承認ステッ
プを備え、前記広告素材承認ステップでは、前記広告枠
の取引前の時点において予め、前記メディアが前記登録
された広告素材の承認を行なうことを特徴とする。
は、通信ネットワークを介して、広告の各スポンサーの
端末及び広告を配信する各メディアの端末のそれぞれと
通信し、各前記メディアが各前記スポンサーに提供する
広告枠の取引を仲介する広告枠取引仲介方法において、
前記スポンサーが前記広告枠において配信を希望する広
告のデータである登録された広告素材に対して、前記メ
ディアが配信するか否かを承認する広告素材承認ステッ
プを備え、前記広告素材承認ステップでは、前記広告枠
の取引前の時点において予め、前記メディアが前記登録
された広告素材の承認を行なうことを特徴とする。
【００３１】請求項１８の本発明の広告枠取引仲介方法
は、各前記スポンサーが前記広告素材を登録する広告素
材登録ステップと、各前記メディアが提供する広告枠の
登録を受け付ける広告枠処理ステップと、各前記スポン
サーによる、前記登録された広告枠に対する前記広告素
材の配信の要求を受け付けて、管理する取引情報処理ス
テップを備え、前記広告素材登録ステップでは、前記広
告枠の取引前の時点において予め、前記広告素材を登録
することを特徴とする。
は、各前記スポンサーが前記広告素材を登録する広告素
材登録ステップと、各前記メディアが提供する広告枠の
登録を受け付ける広告枠処理ステップと、各前記スポン
サーによる、前記登録された広告枠に対する前記広告素
材の配信の要求を受け付けて、管理する取引情報処理ス
テップを備え、前記広告素材登録ステップでは、前記広
告枠の取引前の時点において予め、前記広告素材を登録
することを特徴とする。
【００３２】請求項１９の本発明の広告枠取引仲介方法
は、前記取引情報処理ステップでは、前記広告素材の配
信の承認が当該メディアにより既にされている場合に限
り、前記広告素材の配信の要求を受け付けることを特徴
とする。
は、前記取引情報処理ステップでは、前記広告素材の配
信の承認が当該メディアにより既にされている場合に限
り、前記広告素材の配信の要求を受け付けることを特徴
とする。
【００３３】請求項２０の本発明の広告枠取引仲介方法
は、前記広告素材登録ステップでは、１つの前記スポン
サーの１つの前記広告枠に対する、１つ又は複数の前記
広告素材を登録し、前記取引情報処理ステップでは、１
つの前記広告枠に対して１つの前記スポンサーによる複
数の前記広告素材が、当該広告枠を提供する前記メディ
アにより承認された場合において、前記承認されている
広告素材の内から前記スポンサーが実際に配信するもの
として指定した前記広告素材を、配信することを特徴と
する。
は、前記広告素材登録ステップでは、１つの前記スポン
サーの１つの前記広告枠に対する、１つ又は複数の前記
広告素材を登録し、前記取引情報処理ステップでは、１
つの前記広告枠に対して１つの前記スポンサーによる複
数の前記広告素材が、当該広告枠を提供する前記メディ
アにより承認された場合において、前記承認されている
広告素材の内から前記スポンサーが実際に配信するもの
として指定した前記広告素材を、配信することを特徴と
する。
【００３４】請求項２１の本発明の広告枠取引仲介方法
は、１つの前記広告枠に１つの前記スポンサーによる複
数の前記広告素材が、当該広告枠を提供する前記メディ
アにより承認されている場合には、前記広告素材の内の
１つを実際に配信するものとして登録して、他の前記広
告素材を予備とし、前記取引情報処理ステップでは、前
記スポンサーによる指示に応じて、前記実際に配信する
広告素材と前記予備の広告素材との差し替えを行なうこ
とを特徴とする。
は、１つの前記広告枠に１つの前記スポンサーによる複
数の前記広告素材が、当該広告枠を提供する前記メディ
アにより承認されている場合には、前記広告素材の内の
１つを実際に配信するものとして登録して、他の前記広
告素材を予備とし、前記取引情報処理ステップでは、前
記スポンサーによる指示に応じて、前記実際に配信する
広告素材と前記予備の広告素材との差し替えを行なうこ
とを特徴とする。
【００３５】請求項２２の本発明の広告枠取引仲介方法
は、前記広告枠処理ステップでは、登録する前記広告枠
のそれぞれに対して、当該広告枠において配信しない広
告のジャンルを指定する禁止ジャンルの情報を登録し、
前記広告素材登録ステップでは、登録する前記広告素材
のそれぞれのジャンルを示すジャンル情報を登録し、前
記広告枠に対する各前記スポンサーが配信を要求する前
記広告素材のそれぞれのジャンルが、当該広告枠の前記
禁止ジャンルに該当するか否かをチェックし、当該メデ
ィアに対しチェック結果を通知する広告素材チェックス
テップを備えることを特徴とする。
は、前記広告枠処理ステップでは、登録する前記広告枠
のそれぞれに対して、当該広告枠において配信しない広
告のジャンルを指定する禁止ジャンルの情報を登録し、
前記広告素材登録ステップでは、登録する前記広告素材
のそれぞれのジャンルを示すジャンル情報を登録し、前
記広告枠に対する各前記スポンサーが配信を要求する前
記広告素材のそれぞれのジャンルが、当該広告枠の前記
禁止ジャンルに該当するか否かをチェックし、当該メデ
ィアに対しチェック結果を通知する広告素材チェックス
テップを備えることを特徴とする。
【００３６】請求項２３の本発明の広告枠取引仲介方法
は、前記取引情報処理ステップでは、前記広告枠に対す
る前記広告素材の配信を要求する前記スポンサーのそれ
ぞれの、業種を示す業種カテゴリ情報を登録し、１つの
前記広告枠に対して前記広告素材の配信を要求する前記
スポンサーの、それぞれの業種が競合するか否かをチェ
ックする競合チェックステップを備え、各前記スポンサ
ー間に業種の競合がある場合には、前記スポンサーの内
で各業種に１つのみに限り当該広告枠における配信を許
可することを特徴とする。
は、前記取引情報処理ステップでは、前記広告枠に対す
る前記広告素材の配信を要求する前記スポンサーのそれ
ぞれの、業種を示す業種カテゴリ情報を登録し、１つの
前記広告枠に対して前記広告素材の配信を要求する前記
スポンサーの、それぞれの業種が競合するか否かをチェ
ックする競合チェックステップを備え、各前記スポンサ
ー間に業種の競合がある場合には、前記スポンサーの内
で各業種に１つのみに限り当該広告枠における配信を許
可することを特徴とする。
【００３７】請求項２４の本発明の広告枠取引仲介方法
は、前記メディアにより承認された前記広告素材を、前
記広告の配信を実行する広告送出管理装置に対して送信
し格納する広告素材ミラーリングステップを備え、前記
広告素材ミラーリングステップでは、前記広告枠の取引
前の時点において予め、前記承認された広告素材を前記
広告送出管理装置に格納し、前記広告枠の取引が成立し
約定された場合には、前記広告送出管理装置に対して、
前記広告送出管理装置に格納されている約定された前記
広告素材の、予め設定されている配信時点からの配信を
指示することを特徴とする。
は、前記メディアにより承認された前記広告素材を、前
記広告の配信を実行する広告送出管理装置に対して送信
し格納する広告素材ミラーリングステップを備え、前記
広告素材ミラーリングステップでは、前記広告枠の取引
前の時点において予め、前記承認された広告素材を前記
広告送出管理装置に格納し、前記広告枠の取引が成立し
約定された場合には、前記広告送出管理装置に対して、
前記広告送出管理装置に格納されている約定された前記
広告素材の、予め設定されている配信時点からの配信を
指示することを特徴とする。
【００３８】請求項２５の本発明のコンピュータにより
読み取り可能な広告枠取引プログラムを記録した記録媒
体は、通信ネットワークを介して、広告の各スポンサー
の端末及び広告を配信する各メディアの端末のそれぞれ
と通信し、各前記メディアが各前記スポンサーに提供す
る広告枠の取引を仲介する広告枠取引プログラムを記録
した記録媒体において、前記スポンサーが前記広告枠に
おいて配信を希望する広告のデータである登録された広
告素材に対して、前記メディアが配信するか否かを承認
する広告素材承認ステップを備え、前記広告素材承認ス
テップでは、前記広告枠の取引前の時点において予め、
前記メディアが前記登録された広告素材の承認を行なう
ことを特徴とする。
読み取り可能な広告枠取引プログラムを記録した記録媒
体は、通信ネットワークを介して、広告の各スポンサー
の端末及び広告を配信する各メディアの端末のそれぞれ
と通信し、各前記メディアが各前記スポンサーに提供す
る広告枠の取引を仲介する広告枠取引プログラムを記録
した記録媒体において、前記スポンサーが前記広告枠に
おいて配信を希望する広告のデータである登録された広
告素材に対して、前記メディアが配信するか否かを承認
する広告素材承認ステップを備え、前記広告素材承認ス
テップでは、前記広告枠の取引前の時点において予め、
前記メディアが前記登録された広告素材の承認を行なう
ことを特徴とする。
【００３９】請求項３３の本発明の広告送出管理装置
は、視聴者の端末に対して情報及び広告を提供する広告
送出管理装置において、広告の各スポンサーと広告を配
信する各メディアとの間の広告枠の取引を仲介する市場
管理サーバからの制御に基づいて、前記視聴者の端末へ
広告を配信し、前記市場管理サーバから、視聴者に提供
する広告のデータである広告素材の送信を受けてこれを
記録し、記録された前記広告素材を前記視聴者の端末に
対して、当該広告枠において指定された時刻から配信を
開始することを特徴とする。
は、視聴者の端末に対して情報及び広告を提供する広告
送出管理装置において、広告の各スポンサーと広告を配
信する各メディアとの間の広告枠の取引を仲介する市場
管理サーバからの制御に基づいて、前記視聴者の端末へ
広告を配信し、前記市場管理サーバから、視聴者に提供
する広告のデータである広告素材の送信を受けてこれを
記録し、記録された前記広告素材を前記視聴者の端末に
対して、当該広告枠において指定された時刻から配信を
開始することを特徴とする。
【００４０】請求項３４の本発明の広告送出管理方法
は、視聴者の端末に対して情報及び広告を提供する広告
送出管理方法において、広告の各スポンサーと広告を配
信する各メディアとの間の広告枠の取引を仲介する市場
管理サーバからの制御に基づいて、前記視聴者の端末へ
広告を配信するステップと、前記市場管理サーバから、
視聴者に提供する広告のデータである広告素材の送信を
受けてこれを記録するステップと、記録された前記広告
素材を前記視聴者の端末に対して、当該広告枠において
指定された時刻から配信を開始するステップを備えるこ
とを特徴とする。
は、視聴者の端末に対して情報及び広告を提供する広告
送出管理方法において、広告の各スポンサーと広告を配
信する各メディアとの間の広告枠の取引を仲介する市場
管理サーバからの制御に基づいて、前記視聴者の端末へ
広告を配信するステップと、前記市場管理サーバから、
視聴者に提供する広告のデータである広告素材の送信を
受けてこれを記録するステップと、記録された前記広告
素材を前記視聴者の端末に対して、当該広告枠において
指定された時刻から配信を開始するステップを備えるこ
とを特徴とする。
【００４１】請求項３５の本発明のコンピュータにより
読み取り可能な広告送出管理プログラムを記録した記録
媒体は、コンピュータを制御することにより、視聴者の
端末に対して情報及び広告を提供する広告送出管理プロ
グラムを記録した記録媒体において、広告の各スポンサ
ーと広告を配信する各メディアとの間の広告枠の取引を
仲介する市場管理サーバからの制御に基づいて、前記視
聴者の端末へ広告を配信するステップと、前記市場管理
サーバから、視聴者に提供する広告のデータである広告
素材の送信を受けてこれを記録するステップと、記録さ
れた前記広告素材を前記視聴者の端末に対して、当該広
告枠において指定された時刻から配信を開始するステッ
プを備えることを特徴とする。
読み取り可能な広告送出管理プログラムを記録した記録
媒体は、コンピュータを制御することにより、視聴者の
端末に対して情報及び広告を提供する広告送出管理プロ
グラムを記録した記録媒体において、広告の各スポンサ
ーと広告を配信する各メディアとの間の広告枠の取引を
仲介する市場管理サーバからの制御に基づいて、前記視
聴者の端末へ広告を配信するステップと、前記市場管理
サーバから、視聴者に提供する広告のデータである広告
素材の送信を受けてこれを記録するステップと、記録さ
れた前記広告素材を前記視聴者の端末に対して、当該広
告枠において指定された時刻から配信を開始するステッ
プを備えることを特徴とする。
【００４２】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
て図面を参照して詳細に説明する。
【００４３】図１は、本発明の第１の実施の形態による
広告枠取引システムの構成を示すブロック図である。
広告枠取引システムの構成を示すブロック図である。
【００４４】図１を参照すると、本実施の形態の広告枠
取引システムは、スポンサー端末３０及びメディア側端
末４０が、広告枠取引を管理するサーバである市場管理
部１００（市場管理サーバ、広告枠取引サーバ）にネッ
トワークを介して接続し広告枠の取引を行う。メディア
側端末４０は、スポンサーに対して提供する広告枠の情
報を市場管理部１００に登録し、スポンサー端末３０
は、市場管理部１００を介して希望する広告枠に対して
入札を行う。
取引システムは、スポンサー端末３０及びメディア側端
末４０が、広告枠取引を管理するサーバである市場管理
部１００（市場管理サーバ、広告枠取引サーバ）にネッ
トワークを介して接続し広告枠の取引を行う。メディア
側端末４０は、スポンサーに対して提供する広告枠の情
報を市場管理部１００に登録し、スポンサー端末３０
は、市場管理部１００を介して希望する広告枠に対して
入札を行う。
【００４５】また、市場管理部１００は、放送局等の広
告の配信を実行する広告送出管理部１０と接続して、各
広告枠の約定の情報を通知することにより、広告送出管
理部１０から約定された広告が視聴者端末２０（テレビ
受像機、パソコン等）に配信される。
告の配信を実行する広告送出管理部１０と接続して、各
広告枠の約定の情報を通知することにより、広告送出管
理部１０から約定された広告が視聴者端末２０（テレビ
受像機、パソコン等）に配信される。
【００４６】ここで、本実施の形態の広告枠取引システ
ムでは、各スポンサーが配信を希望する広告の詳細なデ
ータ（以下これを広告素材と呼ぶ）を、予め入札を行う
前等に市場管理部１００へ登録することを特徴とする。
ムでは、各スポンサーが配信を希望する広告の詳細なデ
ータ（以下これを広告素材と呼ぶ）を、予め入札を行う
前等に市場管理部１００へ登録することを特徴とする。
【００４７】これにより、予めメディア側による当該広
告素材の承認を得ることができ、落札者の決定後に広告
素材の承認の手続きを行う必要がなくなるため、約定の
成立と同時に広告の配信を実行することができる。
告素材の承認を得ることができ、落札者の決定後に広告
素材の承認の手続きを行う必要がなくなるため、約定の
成立と同時に広告の配信を実行することができる。
【００４８】図２は、本実施の形態による広告枠取引シ
ステムの各部の詳細な構成を示すブロック図である。
ステムの各部の詳細な構成を示すブロック図である。
【００４９】また、図３から図６は、本実施の形態によ
る広告枠取引システムのデータ構造の一例を示す図であ
り、それぞれに、図３はユーザ情報５０のデータ構造
を、図４は広告枠情報６０のデータ構造を、図５は取引
状況情報７０のデータ構造を、図６は広告素材情報８０
のデータ構造の例を示している。
る広告枠取引システムのデータ構造の一例を示す図であ
り、それぞれに、図３はユーザ情報５０のデータ構造
を、図４は広告枠情報６０のデータ構造を、図５は取引
状況情報７０のデータ構造を、図６は広告素材情報８０
のデータ構造の例を示している。
【００５０】市場管理部１００は、本実施の形態の広告
枠取引システムが運営する広告枠取引市場を管理し、市
場情報処理部１２０、市場情報記憶部１１０を備えてい
る。更に、市場情報処理部１２０は、ユーザ情報処理部
１３０、広告枠処理部１４０、広告素材管理部１５０、
取引情報管理部１６０を備えている。
枠取引システムが運営する広告枠取引市場を管理し、市
場情報処理部１２０、市場情報記憶部１１０を備えてい
る。更に、市場情報処理部１２０は、ユーザ情報処理部
１３０、広告枠処理部１４０、広告素材管理部１５０、
取引情報管理部１６０を備えている。
【００５１】ユーザ情報処理部１３０は、スポンサー側
のウェブブラウザ３２や、メディア側のウェブブラウザ
４２からのアクセスを受け付け、スポンサー及びメディ
ア側のユーザ情報５０を受け取り、これをユーザ情報記
憶部１１１に格納し市場に登録する。
のウェブブラウザ３２や、メディア側のウェブブラウザ
４２からのアクセスを受け付け、スポンサー及びメディ
ア側のユーザ情報５０を受け取り、これをユーザ情報記
憶部１１１に格納し市場に登録する。
【００５２】広告枠処理部１４０は、メディア側のウェ
ブブラウザ４２からのアクセスを受け付け、ユーザ情報
処理部１３０を介してメディア側ユーザＩＤ５２を受信
し、市場管理部１００内で一意な広告枠ＩＤ６２を採番
し、メディア側端末４０の入力部４１から入力された情
報と合わせて、広告枠情報６０として広告枠記憶部１１
２に格納し、市場に登録する。
ブブラウザ４２からのアクセスを受け付け、ユーザ情報
処理部１３０を介してメディア側ユーザＩＤ５２を受信
し、市場管理部１００内で一意な広告枠ＩＤ６２を採番
し、メディア側端末４０の入力部４１から入力された情
報と合わせて、広告枠情報６０として広告枠記憶部１１
２に格納し、市場に登録する。
【００５３】ここで、メディア側端末４０の入力部４１
から入力された情報とは、具体的には取引の対象となる
広告枠がどういうメディアのどの場所に属するものであ
るかを示すメディア情報６３、広告素材をどの期間又は
どの回数を視聴者端末に向けて送出するかを示す表示ス
ケジュール情報６４、定価販売やオークションのうちか
らどういう取引形態で広告枠を取引するかを示す取引形
態情報６５、どういうジャンルに属する広告素材はその
広告枠に配信することを禁止するかを示す禁止ジャンル
情報６６である。
から入力された情報とは、具体的には取引の対象となる
広告枠がどういうメディアのどの場所に属するものであ
るかを示すメディア情報６３、広告素材をどの期間又は
どの回数を視聴者端末に向けて送出するかを示す表示ス
ケジュール情報６４、定価販売やオークションのうちか
らどういう取引形態で広告枠を取引するかを示す取引形
態情報６５、どういうジャンルに属する広告素材はその
広告枠に配信することを禁止するかを示す禁止ジャンル
情報６６である。
【００５４】広告枠処理部１４０は、広告枠情報６０を
市場に登録後、取引情報処理部１６１に、市場に新しい
広告枠が登録されたことを伝達するために、採番した広
告枠ＩＤ６２を送信する。
市場に登録後、取引情報処理部１６１に、市場に新しい
広告枠が登録されたことを伝達するために、採番した広
告枠ＩＤ６２を送信する。
【００５５】また、広告枠処理部１４０は、アクセス
を、メディア側のウェブブラウザ４２、広告素材承認部
１５４、広告素材チェック部１５５、取引情報処理部１
６１等から受け付けて、広告枠記憶部１１２に格納され
ている広告枠情報６０を返信する。
を、メディア側のウェブブラウザ４２、広告素材承認部
１５４、広告素材チェック部１５５、取引情報処理部１
６１等から受け付けて、広告枠記憶部１１２に格納され
ている広告枠情報６０を返信する。
【００５６】広告素材管理部１５０は、広告素材登録部
１５１、広告素材マッピング部１５２、広告素材変更部
１５３、広告素材承認部１５４、広告素材チェック部１
５５、広告素材配信部１５６、広告素材ミラーリング部
１５７を備えている。
１５１、広告素材マッピング部１５２、広告素材変更部
１５３、広告素材承認部１５４、広告素材チェック部１
５５、広告素材配信部１５６、広告素材ミラーリング部
１５７を備えている。
【００５７】広告素材登録部１５１は、スポンサー側ウ
ェブブラウザ３２からのアクセスを受け付け、ユーザ情
報処理部１３０を介してスポンサー側ユーザＩＤ５１を
受信し、スポンサー内広告素材記憶部３３に格納されて
いた広告素材を受け取り、その広告素材コンテンツ８４
に、市場管理部１００内で一意な広告素材ＩＤ８２を採
番し、広告素材ミラーリング部１５７を経由して市場用
広告素材記憶部１１４に格納し、市場に登録する。
ェブブラウザ３２からのアクセスを受け付け、ユーザ情
報処理部１３０を介してスポンサー側ユーザＩＤ５１を
受信し、スポンサー内広告素材記憶部３３に格納されて
いた広告素材を受け取り、その広告素材コンテンツ８４
に、市場管理部１００内で一意な広告素材ＩＤ８２を採
番し、広告素材ミラーリング部１５７を経由して市場用
広告素材記憶部１１４に格納し、市場に登録する。
【００５８】広告素材登録部１５１は、広告素材情報８
０の登録の際には、スポンサー端末３０の入力部３１に
よって広告素材名８３と広告素材の属するジャンル情報
８５を付記して広告素材コンテンツ８４と同時に市場に
登録する。この作業は、「市場で約定が成立したら即座
に広告素材配信部１５６が結果を配信する」ために必須
である。また、登録後に、広告素材名８３とジャンル情
報８５を変更することや、広告素材情報８０自体の削除
も同様に可能である。
０の登録の際には、スポンサー端末３０の入力部３１に
よって広告素材名８３と広告素材の属するジャンル情報
８５を付記して広告素材コンテンツ８４と同時に市場に
登録する。この作業は、「市場で約定が成立したら即座
に広告素材配信部１５６が結果を配信する」ために必須
である。また、登録後に、広告素材名８３とジャンル情
報８５を変更することや、広告素材情報８０自体の削除
も同様に可能である。
【００５９】広告素材マッピング部１５２は、スポンサ
ー側ウェブブラウザ３２からの取引情報処理部１６１を
介してのアクセスを受け付け、ユーザ情報処理部１３０
を介してスポンサー側ユーザＩＤ５１を受信し、スポン
サーがどの広告素材をどの広告枠に表示させたいかを登
録させる。
ー側ウェブブラウザ３２からの取引情報処理部１６１を
介してのアクセスを受け付け、ユーザ情報処理部１３０
を介してスポンサー側ユーザＩＤ５１を受信し、スポン
サーがどの広告素材をどの広告枠に表示させたいかを登
録させる。
【００６０】ここで、スポンサーは、出稿する可能性の
ある広告素材を、最大仮登録広告素材数６５−７に示さ
れている数まで複数仮登録することができる。これは出
稿する可能性のある広告素材ＩＤのリストを、予備マッ
ピング広告素材ＩＤリスト７３−２に代入することによ
って実現される。仮登録後、スポンサーは、実際に出稿
する広告素材をマッピング広告素材ＩＤ７３−１で指定
するのである。
ある広告素材を、最大仮登録広告素材数６５−７に示さ
れている数まで複数仮登録することができる。これは出
稿する可能性のある広告素材ＩＤのリストを、予備マッ
ピング広告素材ＩＤリスト７３−２に代入することによ
って実現される。仮登録後、スポンサーは、実際に出稿
する広告素材をマッピング広告素材ＩＤ７３−１で指定
するのである。
【００６１】広告素材マッピング部１５２は、取引状況
情報７０の中から、広告枠ＩＤ７１が広告素材を出稿す
る広告枠ＩＤ６２と同じものを取得し、そのマッピング
情報７３に、対応させるべき広告素材ＩＤ８２のＩＤの
リストとそのジャンル情報８５のリストを、それぞれ予
備マッピング広告素材ＩＤリスト７３−２とジャンル情
報リスト７３−３として格納し、予備マッピング広告素
材ＩＤリスト７３−２の中から実際に出稿される広告素
材をマッピング広告素材ＩＤ７３−１として指定し、取
引情報処理部１６１を介して取引情報記憶部１１３に格
納し、市場に登録する。この作業は、「市場で約定が成
立したら即座に広告素材配信部１５６が結果を配信す
る」ために必須である。
情報７０の中から、広告枠ＩＤ７１が広告素材を出稿す
る広告枠ＩＤ６２と同じものを取得し、そのマッピング
情報７３に、対応させるべき広告素材ＩＤ８２のＩＤの
リストとそのジャンル情報８５のリストを、それぞれ予
備マッピング広告素材ＩＤリスト７３−２とジャンル情
報リスト７３−３として格納し、予備マッピング広告素
材ＩＤリスト７３−２の中から実際に出稿される広告素
材をマッピング広告素材ＩＤ７３−１として指定し、取
引情報処理部１６１を介して取引情報記憶部１１３に格
納し、市場に登録する。この作業は、「市場で約定が成
立したら即座に広告素材配信部１５６が結果を配信す
る」ために必須である。
【００６２】また、広告素材マッピング部１５２は、競
合チェック部１６２からマッピング広告素材ＩＤ７３−
１を受信し、市場用広告素材記憶部１１４から広告素材
情報８０を取得し、マッピング広告素材ＩＤ７３−１に
対応するスポンサー側ユーザＩＤ８１を競合チェック部
１６２に送信する。
合チェック部１６２からマッピング広告素材ＩＤ７３−
１を受信し、市場用広告素材記憶部１１４から広告素材
情報８０を取得し、マッピング広告素材ＩＤ７３−１に
対応するスポンサー側ユーザＩＤ８１を競合チェック部
１６２に送信する。
【００６３】広告素材変更部１５３は、スポンサー側ウ
ェブブラウザ３２からの取引情報処理部１６１を介して
のアクセスを受け付け、ユーザ情報処理部１３０を介し
てスポンサー側ユーザＩＤ５１を受信し、事前に広告素
材マッピング部１５２で登録されたマッピング広告素材
ＩＤ７３−１が参照している予備マッピング広告素材Ｉ
Ｄリスト７３−２の中の広告素材ＩＤを、予備マッピン
グ広告素材ＩＤリスト７３−２の中の他の広告素材ＩＤ
に変更する。
ェブブラウザ３２からの取引情報処理部１６１を介して
のアクセスを受け付け、ユーザ情報処理部１３０を介し
てスポンサー側ユーザＩＤ５１を受信し、事前に広告素
材マッピング部１５２で登録されたマッピング広告素材
ＩＤ７３−１が参照している予備マッピング広告素材Ｉ
Ｄリスト７３−２の中の広告素材ＩＤを、予備マッピン
グ広告素材ＩＤリスト７３−２の中の他の広告素材ＩＤ
に変更する。
【００６４】取引状況情報７０内のマッピング広告素材
ＩＤ７３−１の予備マッピング広告素材ＩＤリスト７３
−２への参照関係の変更結果は、取引情報処理部１６１
を介して取引情報記憶部１１３に格納され、市場に登録
される。
ＩＤ７３−１の予備マッピング広告素材ＩＤリスト７３
−２への参照関係の変更結果は、取引情報処理部１６１
を介して取引情報記憶部１１３に格納され、市場に登録
される。
【００６５】この作業は、事前に広告素材マッピング部
１５２で広告枠ＩＤ７１とマッピング広告素材ＩＤ７３
−１のマッピング作業を終えた後で、かつ該当するマッ
ピング広告素材ＩＤ７３−１の配信が該当する広告枠Ｉ
Ｄ７１に配信される以前の場合にのみ可能である。
１５２で広告枠ＩＤ７１とマッピング広告素材ＩＤ７３
−１のマッピング作業を終えた後で、かつ該当するマッ
ピング広告素材ＩＤ７３−１の配信が該当する広告枠Ｉ
Ｄ７１に配信される以前の場合にのみ可能である。
【００６６】広告素材承認部１５４は、メディア側ウェ
ブブラウザ４２からのアクセスを受け付け、ユーザ情報
処理部１３０を介してメディア側ユーザＩＤ５２を受信
し、広告枠処理部１４０を介して広告枠情報６０の中か
ら、メディア側ユーザＩＤ６１の値が、受信したメディ
ア側ユーザＩＤ５２と同じ値を持つものを選び出し、そ
の広告枠ＩＤ６２のリストを取得し、この広告枠ＩＤ６
２とマッピング関係にあるそれぞれの広告素材ＩＤ８２
のリストと、その広告素材が市場に登録された際に同時
に付記されたジャンル情報８５を、広告枠処理部１４０
を介して取引情報処理部１６１にアクセスして取得し、
「広告枠ＩＤ７１のリスト」と「この広告枠ＩＤ７１と
マッピング関係にあるそれぞれのマッピング広告素材Ｉ
Ｄ７３−１のリスト」と「広告素材のジャンル情報リス
ト７３−３」からなるマッピング・テーブルを作成し、
メディア側ウェブブラウザ４２に送信する。
ブブラウザ４２からのアクセスを受け付け、ユーザ情報
処理部１３０を介してメディア側ユーザＩＤ５２を受信
し、広告枠処理部１４０を介して広告枠情報６０の中か
ら、メディア側ユーザＩＤ６１の値が、受信したメディ
ア側ユーザＩＤ５２と同じ値を持つものを選び出し、そ
の広告枠ＩＤ６２のリストを取得し、この広告枠ＩＤ６
２とマッピング関係にあるそれぞれの広告素材ＩＤ８２
のリストと、その広告素材が市場に登録された際に同時
に付記されたジャンル情報８５を、広告枠処理部１４０
を介して取引情報処理部１６１にアクセスして取得し、
「広告枠ＩＤ７１のリスト」と「この広告枠ＩＤ７１と
マッピング関係にあるそれぞれのマッピング広告素材Ｉ
Ｄ７３−１のリスト」と「広告素材のジャンル情報リス
ト７３−３」からなるマッピング・テーブルを作成し、
メディア側ウェブブラウザ４２に送信する。
【００６７】ここで、メディア側は、マッピング・テー
ブルを参照し、「マッピング広告素材ＩＤ７３−１のリ
スト」にそれぞれ対応する広告素材コンテンツ８４を広
告素材承認部１５４から取得し、広告素材の内容とジャ
ンル情報に不備がないことを確認し、メディア側端末４
０の入力部４１を用いて、不備がなければ承認を不備が
あれば否認をする。承認結果及び否認結果は、共に広告
素材承認部１５４に送信され、広告素材承認部１５４は
広告枠処理部１４０を介して取引情報処理部１６１に結
果を送信し、承認状況７３−４に結果を格納し、取引情
報記憶部１１３に格納され、市場に登録される。この作
業は、「市場で約定が成立したら即座に広告素材配信部
１５６が結果を配信する」ために必須である。
ブルを参照し、「マッピング広告素材ＩＤ７３−１のリ
スト」にそれぞれ対応する広告素材コンテンツ８４を広
告素材承認部１５４から取得し、広告素材の内容とジャ
ンル情報に不備がないことを確認し、メディア側端末４
０の入力部４１を用いて、不備がなければ承認を不備が
あれば否認をする。承認結果及び否認結果は、共に広告
素材承認部１５４に送信され、広告素材承認部１５４は
広告枠処理部１４０を介して取引情報処理部１６１に結
果を送信し、承認状況７３−４に結果を格納し、取引情
報記憶部１１３に格納され、市場に登録される。この作
業は、「市場で約定が成立したら即座に広告素材配信部
１５６が結果を配信する」ために必須である。
【００６８】広告素材チェック部１５５は、メディア側
ウェブブラウザ４２が広告素材承認部１５４にアクセス
した時に自動的に呼ばれる。広告素材チェック部１５５
は、広告素材承認部１５４からメディア側ユーザＩＤ５
２と、「広告枠ＩＤ７１のリスト」と「この広告枠ＩＤ
７１とマッピング関係にあるそれぞれのマッピング広告
素材ＩＤ７３−１のリスト」と「広告素材のジャンル情
報リスト７３−３」からなるマッピング・テーブルを受
信し、更に広告枠処理部１４０を介して広告枠ＩＤ７１
を広告枠ＩＤ６２として持つ広告枠情報６０の中の、禁
止ジャンル情報６６を取得する。
ウェブブラウザ４２が広告素材承認部１５４にアクセス
した時に自動的に呼ばれる。広告素材チェック部１５５
は、広告素材承認部１５４からメディア側ユーザＩＤ５
２と、「広告枠ＩＤ７１のリスト」と「この広告枠ＩＤ
７１とマッピング関係にあるそれぞれのマッピング広告
素材ＩＤ７３−１のリスト」と「広告素材のジャンル情
報リスト７３−３」からなるマッピング・テーブルを受
信し、更に広告枠処理部１４０を介して広告枠ＩＤ７１
を広告枠ＩＤ６２として持つ広告枠情報６０の中の、禁
止ジャンル情報６６を取得する。
【００６９】広告素材チェック部１５５は、広告素材の
ジャンル情報リスト７３−３のリストと禁止ジャンル情
報６６を比較し、ジャンルが合致していた場合は対応す
るマッピング広告素材ＩＤ７３−１の承認状況７３−４
を「広告枠の禁止ジャンルとバッティングしています」
に書き換える。
ジャンル情報リスト７３−３のリストと禁止ジャンル情
報６６を比較し、ジャンルが合致していた場合は対応す
るマッピング広告素材ＩＤ７３−１の承認状況７３−４
を「広告枠の禁止ジャンルとバッティングしています」
に書き換える。
【００７０】ジャンルが合致していなかった場合は対応
するマッピング広告素材ＩＤ７３−１の承認状況７３−
４を「広告枠の禁止ジャンルとバッティングしていませ
ん」に書き換える。
するマッピング広告素材ＩＤ７３−１の承認状況７３−
４を「広告枠の禁止ジャンルとバッティングしていませ
ん」に書き換える。
【００７１】広告素材配信部１５６は、取引情報処理部
１６１によって約定が成立した際に、取引情報処理部１
６１から広告枠ＩＤ６２、約定広告素材ＩＤリスト７
５、表示開始時間６４−１、表示終了時間６４−２、募
集スポンサー数６５−３を受信し、これを広告送出処理
部１１に配信する。
１６１によって約定が成立した際に、取引情報処理部１
６１から広告枠ＩＤ６２、約定広告素材ＩＤリスト７
５、表示開始時間６４−１、表示終了時間６４−２、募
集スポンサー数６５−３を受信し、これを広告送出処理
部１１に配信する。
【００７２】広告素材ミラーリング部１５７は、広告素
材管理部１５０の内部では広告素材登録部１５１と接続
しており、外部では市場用広告素材記憶部１１４と送出
用広告素材記憶部１２と接続している。
材管理部１５０の内部では広告素材登録部１５１と接続
しており、外部では市場用広告素材記憶部１１４と送出
用広告素材記憶部１２と接続している。
【００７３】また、広告素材登録部１５１が市場用広告
素材記憶部１１４に書き込みをする際には、広告素材ミ
ラーリング部１５７が書き込み内容を監視しており、市
場用広告素材記憶部１１４への書き込みによる変更の差
分だけを送出用広告素材記憶部１２に送信している。こ
れにより市場用広告素材記憶部１１４の内容が送出用広
告素材記憶部１２の内容と常に一致し、ミラーリングす
ることができる。
素材記憶部１１４に書き込みをする際には、広告素材ミ
ラーリング部１５７が書き込み内容を監視しており、市
場用広告素材記憶部１１４への書き込みによる変更の差
分だけを送出用広告素材記憶部１２に送信している。こ
れにより市場用広告素材記憶部１１４の内容が送出用広
告素材記憶部１２の内容と常に一致し、ミラーリングす
ることができる。
【００７４】取引情報管理部１６０は、取引情報処理部
１６１、競合チェック部１６２、リアルタイム情報処理
部１６３を備えている。
１６１、競合チェック部１６２、リアルタイム情報処理
部１６３を備えている。
【００７５】取引情報処理部１６１は、取引情報記憶部
１１３に格納される取引状況情報７０の管理を行ってい
る。また、取引情報処理部１６１は、スポンサー側ウェ
ブブラウザ３２からのアクセスを受け付け、登録された
各広告枠に対するビッド（bid：入札）の管理を行って
いる。更に、取引情報処理部１６１は、広告枠処理部１
４０を介して広告枠情報６０を取得し、取引形態情報６
５に従った広告枠の販売の管理を行っている。また、取
引情報処理部１６１は、取引状況情報７０に書き込みを
行う際には、取引情報記憶部１１３に書き込みを行うと
同時に、変更の差分をリアルタイム情報処理部１６３に
も送信する。
１１３に格納される取引状況情報７０の管理を行ってい
る。また、取引情報処理部１６１は、スポンサー側ウェ
ブブラウザ３２からのアクセスを受け付け、登録された
各広告枠に対するビッド（bid：入札）の管理を行って
いる。更に、取引情報処理部１６１は、広告枠処理部１
４０を介して広告枠情報６０を取得し、取引形態情報６
５に従った広告枠の販売の管理を行っている。また、取
引情報処理部１６１は、取引状況情報７０に書き込みを
行う際には、取引情報記憶部１１３に書き込みを行うと
同時に、変更の差分をリアルタイム情報処理部１６３に
も送信する。
【００７６】また、取引情報処理部１６１は、広告枠情
報６０と取引状況情報７０に基づいて約定の管理を行っ
ている。約定の際に、競合チェック部１６２によって競
合状況が「競合あり」になっている場合には、取引情報
処理部１６１は、ビッド価格７４−２が例え約定に十分
な額であったとしても、競合関係にある各スポンサーの
中から１スポンサーのみを選択して購入権限又は落札権
限を与える。約定が成立した際には、取引情報処理部１
６１は、まず出稿が決定したマッピング広告素材ＩＤ７
３−１を約定広告素材ＩＤリスト７５にコピーし、次に
広告枠ＩＤ６２、約定広告素材ＩＤリスト７５、表示開
始時間６４−１、表示終了時間６４−２、募集スポンサ
ー数６５−３を、広告素材配信部１５６に送信する。
報６０と取引状況情報７０に基づいて約定の管理を行っ
ている。約定の際に、競合チェック部１６２によって競
合状況が「競合あり」になっている場合には、取引情報
処理部１６１は、ビッド価格７４−２が例え約定に十分
な額であったとしても、競合関係にある各スポンサーの
中から１スポンサーのみを選択して購入権限又は落札権
限を与える。約定が成立した際には、取引情報処理部１
６１は、まず出稿が決定したマッピング広告素材ＩＤ７
３−１を約定広告素材ＩＤリスト７５にコピーし、次に
広告枠ＩＤ６２、約定広告素材ＩＤリスト７５、表示開
始時間６４−１、表示終了時間６４−２、募集スポンサ
ー数６５−３を、広告素材配信部１５６に送信する。
【００７７】競合チェック部１６２は、まず取引情報処
理部１６１を介して取得した取引状況情報７０の中から
スポンサー側ユーザＩＤ７４−１を取得し、ユーザ情報
処理部１３０にアクセスして対応する業種カテゴリ５５
を取得する。次に、業種カテゴリ５５が競合する場合に
は、競合チェック部１６２は、競合する各スポンサーに
ついて競合状況７４−３を「競合あり」と書き込む。競
合がない場合には、競合チェック部１６２は、「競合な
し」と書き込む。
理部１６１を介して取得した取引状況情報７０の中から
スポンサー側ユーザＩＤ７４−１を取得し、ユーザ情報
処理部１３０にアクセスして対応する業種カテゴリ５５
を取得する。次に、業種カテゴリ５５が競合する場合に
は、競合チェック部１６２は、競合する各スポンサーに
ついて競合状況７４−３を「競合あり」と書き込む。競
合がない場合には、競合チェック部１６２は、「競合な
し」と書き込む。
【００７８】リアルタイム情報処理部１６３は、取引状
況情報７０に変更が加わる度に、その差分を取引情報処
理部１６１から受信し、リアルタイム情報表示部３４に
送信する。
況情報７０に変更が加わる度に、その差分を取引情報処
理部１６１から受信し、リアルタイム情報表示部３４に
送信する。
【００７９】市場情報記憶部１１０は、ユーザ情報記憶
部１１１、広告枠記憶部１１２、取引情報記憶部１１
３、市場用広告素材記憶部１１４を備えている。
部１１１、広告枠記憶部１１２、取引情報記憶部１１
３、市場用広告素材記憶部１１４を備えている。
【００８０】ユーザ情報記憶部１１１は、ユーザ情報処
理部１３０からのアクセスを受け付け、ユーザ情報５０
を格納している。広告枠記憶部１１２は、広告枠処理部
１４０からのアクセスを受け付け、広告枠情報６０を格
納している。取引情報記憶部１１３は、取引情報処理部
１６１からのアクセスを受け付け、取引状況情報７０を
格納している。市場用広告素材記憶部１１４は、広告素
材ミラーリング部１５７からのアクセスを受け付け、広
告素材情報８０を格納している。
理部１３０からのアクセスを受け付け、ユーザ情報５０
を格納している。広告枠記憶部１１２は、広告枠処理部
１４０からのアクセスを受け付け、広告枠情報６０を格
納している。取引情報記憶部１１３は、取引情報処理部
１６１からのアクセスを受け付け、取引状況情報７０を
格納している。市場用広告素材記憶部１１４は、広告素
材ミラーリング部１５７からのアクセスを受け付け、広
告素材情報８０を格納している。
【００８１】スポンサー端末３０は、入力部３１、ウェ
ブブラウザ３２、スポンサー端末３０内の広告素材記憶
部３３、リアルタイム情報表示部３４を備えている。
ブブラウザ３２、スポンサー端末３０内の広告素材記憶
部３３、リアルタイム情報表示部３４を備えている。
【００８２】入力部３１は、スポンサー側ウェブブラウ
ザ３２に情報を入力する。ウェブブラウザ３２は、入力
部３１から入力された情報を市場情報処理部１２０にア
ップロードし、市場情報処理部１２０からダウンロード
した情報を表示する。スポンサー端末３０内の広告素材
記憶部３３は、広告素材コンテンツを保持しており、ス
ポンサー側ウェブブラウザ３２を介して市場用広告素材
記憶部１１４に広告素材コンテンツ８４としてアップロ
ードされる。リアルタイム情報表示部３４は、取引状況
情報７０に変更が加わる度に、その差分をリアルタイム
情報処理部１６３から受信し表示する。
ザ３２に情報を入力する。ウェブブラウザ３２は、入力
部３１から入力された情報を市場情報処理部１２０にア
ップロードし、市場情報処理部１２０からダウンロード
した情報を表示する。スポンサー端末３０内の広告素材
記憶部３３は、広告素材コンテンツを保持しており、ス
ポンサー側ウェブブラウザ３２を介して市場用広告素材
記憶部１１４に広告素材コンテンツ８４としてアップロ
ードされる。リアルタイム情報表示部３４は、取引状況
情報７０に変更が加わる度に、その差分をリアルタイム
情報処理部１６３から受信し表示する。
【００８３】メディア側端末４０は、入力部４１、ウェ
ブブラウザ４２を備えている。
ブブラウザ４２を備えている。
【００８４】入力部４１は、メディア側ウェブブラウザ
４２に情報を入力する。ウェブブラウザ４２は、入力部
４１から入力された情報を市場情報処理部１２０にアッ
プロードし、市場情報処理部１２０からダウンロードし
た情報を表示する。
４２に情報を入力する。ウェブブラウザ４２は、入力部
４１から入力された情報を市場情報処理部１２０にアッ
プロードし、市場情報処理部１２０からダウンロードし
た情報を表示する。
【００８５】広告送出管理部１０（広告送出管理装置）
は、広告送出処理部１１、送出用広告素材記憶部１２を
備えている。
は、広告送出処理部１１、送出用広告素材記憶部１２を
備えている。
【００８６】広告送出処理部１１は、取引情報処理部１
６１によって約定が成立した際に、まず広告素材配信部
１５６から広告枠ＩＤ６２、約定広告素材ＩＤリスト７
５、表示開始時間６４−１、表示終了時間６４−２、募
集スポンサー数６５−３、のデータを受信する。
６１によって約定が成立した際に、まず広告素材配信部
１５６から広告枠ＩＤ６２、約定広告素材ＩＤリスト７
５、表示開始時間６４−１、表示終了時間６４−２、募
集スポンサー数６５−３、のデータを受信する。
【００８７】そして、広告送出処理部１１は、表示開始
時間６４−１から表示終了時間６４−２までの期間に、
広告枠ＩＤ６２に対応するメディアに向けて、送出用広
告素材記憶部１２から取得した募集スポンサー数６５−
３で指定された数の約定広告素材ＩＤリスト７５に対応
する広告素材を、視聴者端末２０の受信部２１に送出す
る。
時間６４−１から表示終了時間６４−２までの期間に、
広告枠ＩＤ６２に対応するメディアに向けて、送出用広
告素材記憶部１２から取得した募集スポンサー数６５−
３で指定された数の約定広告素材ＩＤリスト７５に対応
する広告素材を、視聴者端末２０の受信部２１に送出す
る。
【００８８】送出用広告素材記憶部１２は、広告素材ミ
ラーリング部１５７から広告素材情報８０の変更の差分
を受信し、市場用広告素材記憶部１１４の内容をミラー
リングする。これにより、広告送出処理部１１が広告素
材を受信部２１に送出する際には、わざわざ市場用広告
素材記憶部１１４から広告素材コンテンツ８４を転送す
る必要がなくなり、送出処理のための大きな時間の遅延
が発生しないので、市場で約定が成立した直後に広告素
材を送出させることが可能になる。
ラーリング部１５７から広告素材情報８０の変更の差分
を受信し、市場用広告素材記憶部１１４の内容をミラー
リングする。これにより、広告送出処理部１１が広告素
材を受信部２１に送出する際には、わざわざ市場用広告
素材記憶部１１４から広告素材コンテンツ８４を転送す
る必要がなくなり、送出処理のための大きな時間の遅延
が発生しないので、市場で約定が成立した直後に広告素
材を送出させることが可能になる。
【００８９】視聴者端末２０は、受信部２１、表示部２
２を備えている。
２を備えている。
【００９０】受信部２１は、広告送出処理部１１から募
集スポンサー数６５−３で指定された数の約定広告素材
ＩＤリスト７５に対応する広告素材を受信し、表示部２
２に送信する。表示部２２は、受信部２１から取得した
募集スポンサー数６５−３で指定された数の約定広告素
材ＩＤリスト７５に対応する広告素材を表示する。
集スポンサー数６５−３で指定された数の約定広告素材
ＩＤリスト７５に対応する広告素材を受信し、表示部２
２に送信する。表示部２２は、受信部２１から取得した
募集スポンサー数６５−３で指定された数の約定広告素
材ＩＤリスト７５に対応する広告素材を表示する。
【００９１】次に、本実施の形態の広告枠取引システム
の動作を図面を参照して詳細に説明する。図７は、本実
施の形態による広告枠取引システムの処理を説明するた
めのフローチャートである。
の動作を図面を参照して詳細に説明する。図７は、本実
施の形態による広告枠取引システムの処理を説明するた
めのフローチャートである。
【００９２】まず、スポンサー端末３０及びメディア側
端末４０が、それぞれのユーザ情報５０を市場管理部１
００に登録する（ステップ７０１、ステップ７０２）。
端末４０が、それぞれのユーザ情報５０を市場管理部１
００に登録する（ステップ７０１、ステップ７０２）。
【００９３】次に、メディア側端末４０が、広告枠情報
６０を市場管理部１００に登録し（ステップ７０３）、
スポンサー端末３０が、広告素材情報８０を市場管理部
１００に登録する（ステップ７０４、ステップ７０
５）。この際、広告素材ミラーリング部１５７は、市場
用広告素材記憶部１１４の内容を送出用広告素材記憶部
１２にミラーリングする（ステップ７０６）。
６０を市場管理部１００に登録し（ステップ７０３）、
スポンサー端末３０が、広告素材情報８０を市場管理部
１００に登録する（ステップ７０４、ステップ７０
５）。この際、広告素材ミラーリング部１５７は、市場
用広告素材記憶部１１４の内容を送出用広告素材記憶部
１２にミラーリングする（ステップ７０６）。
【００９４】その後、スポンサー端末３０は、広告枠情
報６０と取引状況情報７０を取得し、広告枠の販売状況
を閲覧する（ステップ７０７）。次に、スポンサー端末
３０が、選択した広告枠の広告枠ＩＤ７１にマッピング
広告素材ＩＤ７３−１をマッピングする（ステップ７０
８）。この際、マッピングする広告素材は、予備マッピ
ング広告素材ＩＤリスト７３−２として複数登録するこ
とができ、その中から実際にマッピングさせたい広告素
材をマッピング広告素材ＩＤ７３−１として指定する。
報６０と取引状況情報７０を取得し、広告枠の販売状況
を閲覧する（ステップ７０７）。次に、スポンサー端末
３０が、選択した広告枠の広告枠ＩＤ７１にマッピング
広告素材ＩＤ７３−１をマッピングする（ステップ７０
８）。この際、マッピングする広告素材は、予備マッピ
ング広告素材ＩＤリスト７３−２として複数登録するこ
とができ、その中から実際にマッピングさせたい広告素
材をマッピング広告素材ＩＤ７３−１として指定する。
【００９５】このマッピング情報７３に登録された予備
マッピング広告素材ＩＤリスト７３−２を、メディア側
端末４０で承認をする際には、予め広告素材チェック部
１５５が広告素材のジャンル情報リスト７３−３と禁止
ジャンル情報６６を比較し、メディア側端末４０の承認
作業を軽減する（ステップ７１０、ステップ７１１）。
マッピング広告素材ＩＤリスト７３−２を、メディア側
端末４０で承認をする際には、予め広告素材チェック部
１５５が広告素材のジャンル情報リスト７３−３と禁止
ジャンル情報６６を比較し、メディア側端末４０の承認
作業を軽減する（ステップ７１０、ステップ７１１）。
【００９６】この際、承認が行われる前にマッピング広
告素材ＩＤ７３−１の参照先を予備マッピング広告素材
ＩＤリスト７３−２内で変更することができる、また、
承認された後でも変更することができる、ただし、以上
の変更作業は広告枠ＩＤ７１にビッドする以前でなけれ
ばならない（ステップ７０９）。
告素材ＩＤ７３−１の参照先を予備マッピング広告素材
ＩＤリスト７３−２内で変更することができる、また、
承認された後でも変更することができる、ただし、以上
の変更作業は広告枠ＩＤ７１にビッドする以前でなけれ
ばならない（ステップ７０９）。
【００９７】もし、ステップ７１１において否認された
場合には、その広告枠ＩＤ７１にビッドすることはでき
なくなり、ステップ７０４に戻り、スポンサー端末３０
は広告素材情報８０を市場管理部１００に登録しなおさ
なければならない。
場合には、その広告枠ＩＤ７１にビッドすることはでき
なくなり、ステップ７０４に戻り、スポンサー端末３０
は広告素材情報８０を市場管理部１００に登録しなおさ
なければならない。
【００９８】また、ステップ７１１において広告素材が
承認された場合には、広告枠にビッドすることができる
（ステップ７１２）。ビッドの際、スポンサー端末３０
から提示された価格はビッド価格７４−２として、スポ
ンサー側ユーザＩＤ７４−１と共にビッドログ７４に蓄
積されていく。
承認された場合には、広告枠にビッドすることができる
（ステップ７１２）。ビッドの際、スポンサー端末３０
から提示された価格はビッド価格７４−２として、スポ
ンサー側ユーザＩＤ７４−１と共にビッドログ７４に蓄
積されていく。
【００９９】ここで、複数のスポンサー端末３０からビ
ッドがあった場合には、各スポンサーの業種カテゴリ５
５の競合が発生する可能性がある。
ッドがあった場合には、各スポンサーの業種カテゴリ５
５の競合が発生する可能性がある。
【０１００】そこで、競合チェック部１６２は、ビッド
されたそれぞれのスポンサーの業種カテゴリ５５を取得
して比較し、競合があった場合には、競合しているスポ
ンサーの中でビッド価格が最も高いものだけに約定の権
限を与え（ステップ７１４）、競合状況７４−３に「競
合あり、約定圏内」と書き込み、競合している他のスポ
ンサーの競合状況７４−３に「競合あり、約定不可能」
と書き込み、競合していないスポンサーの競合状況７４
−３には「競合なし、約定圏内」と書き込む。約定圏内
のスポンサーはステップ７１５に進むが、約定不可能の
ものはステップ７０７に戻る。
されたそれぞれのスポンサーの業種カテゴリ５５を取得
して比較し、競合があった場合には、競合しているスポ
ンサーの中でビッド価格が最も高いものだけに約定の権
限を与え（ステップ７１４）、競合状況７４−３に「競
合あり、約定圏内」と書き込み、競合している他のスポ
ンサーの競合状況７４−３に「競合あり、約定不可能」
と書き込み、競合していないスポンサーの競合状況７４
−３には「競合なし、約定圏内」と書き込む。約定圏内
のスポンサーはステップ７１５に進むが、約定不可能の
ものはステップ７０７に戻る。
【０１０１】また、そもそも競合チェック部１６２によ
る競合チェックにより競合がなかった場合には、ビッド
された全てのスポンサーの競合状況７４−３に「競合な
し、約定圏内」と書き込み、ステップ７１５に進む。
る競合チェックにより競合がなかった場合には、ビッド
された全てのスポンサーの競合状況７４−３に「競合な
し、約定圏内」と書き込み、ステップ７１５に進む。
【０１０２】ステップ７１５では、取引情報処理部１６
１が約定処理を行い、約定が成立した場合はステップ７
１６に進み、失敗したスポンサーはステップ７０７に戻
る。
１が約定処理を行い、約定が成立した場合はステップ７
１６に進み、失敗したスポンサーはステップ７０７に戻
る。
【０１０３】約定が成立したスポンサーのマッピング広
告素材ＩＤ７３−１は、約定広告素材ＩＤリスト７５へ
コピーされる。
告素材ＩＤ７３−１は、約定広告素材ＩＤリスト７５へ
コピーされる。
【０１０４】約定が成立すると、広告素材配信部１５６
が広告送出処理部１１に、約定結果として広告枠ＩＤ６
２、約定広告素材ＩＤリスト７５、表示開始時間６４−
１、表示終了時間６４−２、募集スポンサー数６５−３
を配信する（ステップ７１６）。
が広告送出処理部１１に、約定結果として広告枠ＩＤ６
２、約定広告素材ＩＤリスト７５、表示開始時間６４−
１、表示終了時間６４−２、募集スポンサー数６５−３
を配信する（ステップ７１６）。
【０１０５】これを受信した広告送出処理部１１は、表
示開始時間６４−１から表示終了時間６４−２の期間
に、その広告枠ＩＤ６２に対応するメディアに向けて、
送出用広告素材記憶部１２から取得した、募集スポンサ
ー数６５−３で指定された数の約定広告素材ＩＤリスト
７５に対応する広告素材を、視聴者端末２０の受信部２
１に送出する（ステップ７１７）。
示開始時間６４−１から表示終了時間６４−２の期間
に、その広告枠ＩＤ６２に対応するメディアに向けて、
送出用広告素材記憶部１２から取得した、募集スポンサ
ー数６５−３で指定された数の約定広告素材ＩＤリスト
７５に対応する広告素材を、視聴者端末２０の受信部２
１に送出する（ステップ７１７）。
【０１０６】この際、送出用広告素材記憶部１２は、市
場用広告素材記憶部１１４の内容をミラーリングしてい
るので、わざわざ市場用広告素材記憶部１１４から広告
素材コンテンツ８４を転送する必要がなく、送出処理の
ための大きな時間の遅延が発生しない。このため、例え
ば、市場で約定が成立した直後に広告素材を送出するこ
とも可能である。
場用広告素材記憶部１１４の内容をミラーリングしてい
るので、わざわざ市場用広告素材記憶部１１４から広告
素材コンテンツ８４を転送する必要がなく、送出処理の
ための大きな時間の遅延が発生しない。このため、例え
ば、市場で約定が成立した直後に広告素材を送出するこ
とも可能である。
【０１０７】視聴者端末２０の受信部２１は、広告送出
処理部１１から募集スポンサー数６５−３で指定された
数の約定広告素材ＩＤリスト７５に対応する広告素材を
受信し、表示部２２に送信し、表示部２２は、受信部２
１から取得した募集スポンサー数６５−３で指定された
数の約定広告素材ＩＤリスト７５に対応する広告素材を
表示する（ステップ７１８）。
処理部１１から募集スポンサー数６５−３で指定された
数の約定広告素材ＩＤリスト７５に対応する広告素材を
受信し、表示部２２に送信し、表示部２２は、受信部２
１から取得した募集スポンサー数６５−３で指定された
数の約定広告素材ＩＤリスト７５に対応する広告素材を
表示する（ステップ７１８）。
【０１０８】次に、本実施の形態の広告枠取引システム
の処理を、具体的な実施例を用いて説明する。図８から
図１１は、本実施例のデータを示す図であり、それぞれ
に、図８はユーザ情報５０、図９は広告枠情報６０、図
１０は取引状況情報７０、図１１は広告素材情報８０の
例を示している。また本実施例では、広告枠取引市場と
広告送出システムのプロトタイプシステムの画面例（図
１６〜図２３）の説明も併記する。図１６は、本実施例
実施の形態の広告枠取引市場のウェブサイトのホームペ
ージの表示画面の一例を示す図であり、各利用者の広告
枠取引市場のウェブサイトへの接続時には、そのウェブ
ブラウザにこの図１６のページが表示される。
の処理を、具体的な実施例を用いて説明する。図８から
図１１は、本実施例のデータを示す図であり、それぞれ
に、図８はユーザ情報５０、図９は広告枠情報６０、図
１０は取引状況情報７０、図１１は広告素材情報８０の
例を示している。また本実施例では、広告枠取引市場と
広告送出システムのプロトタイプシステムの画面例（図
１６〜図２３）の説明も併記する。図１６は、本実施例
実施の形態の広告枠取引市場のウェブサイトのホームペ
ージの表示画面の一例を示す図であり、各利用者の広告
枠取引市場のウェブサイトへの接続時には、そのウェブ
ブラウザにこの図１６のページが表示される。
【０１０９】まず、ステップ７０１において、スポンサ
ー端末３０から、ユーザ情報５０ａをユーザ情報処理部
１３０に登録する。すると、ユーザ情報処理部１３０
は、登録されたスポンサー側ユーザ情報５０ａのユーザ
ＩＤ５１ａを採番する（図１７）。ここでは、図８のス
ポンサー側ユーザ情報５０ａの＃１に示されるように、
ユーザ名５３ａが“ＮＥＣ”であり、業種カテゴリ５５
ａは“コンピュータ”であるユーザ情報を受け付けて、
スポンサー側ユーザＩＤ５１ａとして“０００５１”を
採番したものとする。
ー端末３０から、ユーザ情報５０ａをユーザ情報処理部
１３０に登録する。すると、ユーザ情報処理部１３０
は、登録されたスポンサー側ユーザ情報５０ａのユーザ
ＩＤ５１ａを採番する（図１７）。ここでは、図８のス
ポンサー側ユーザ情報５０ａの＃１に示されるように、
ユーザ名５３ａが“ＮＥＣ”であり、業種カテゴリ５５
ａは“コンピュータ”であるユーザ情報を受け付けて、
スポンサー側ユーザＩＤ５１ａとして“０００５１”を
採番したものとする。
【０１１０】ステップ７０２において、メディア側端末
４０から、メディア側ユーザ情報５０ｂをユーザ情報処
理部１３０に登録する。ユーザ情報処理部１３０は、登
録されたスポンサー側ユーザ情報５０ａのユーザＩＤ５
２ｂを採番する。ここでは、図８に示されるように、ユ
ーザ名５３ｂが“ＢＳ−ＢＩＧＬＯＢＥ”であり、業種
カテゴリ５５ｂが“ＢＳデジタル放送事業者”であるユ
ーザ情報５０ｂを受け付けて、メディア側ユーザＩＤ５
２ｂとして“０００３２”を採番したものとする。
４０から、メディア側ユーザ情報５０ｂをユーザ情報処
理部１３０に登録する。ユーザ情報処理部１３０は、登
録されたスポンサー側ユーザ情報５０ａのユーザＩＤ５
２ｂを採番する。ここでは、図８に示されるように、ユ
ーザ名５３ｂが“ＢＳ−ＢＩＧＬＯＢＥ”であり、業種
カテゴリ５５ｂが“ＢＳデジタル放送事業者”であるユ
ーザ情報５０ｂを受け付けて、メディア側ユーザＩＤ５
２ｂとして“０００３２”を採番したものとする。
【０１１１】ステップ７０３において、メディア側端末
４０が広告枠情報６０を市場管理部１００に登録する
（図１８）。
４０が広告枠情報６０を市場管理部１００に登録する
（図１８）。
【０１１２】図９に示されるように、この広告枠ＩＤ６
２の広告枠情報は、メディアとしてはＢＳデジタル放送
の高視聴率が予想されるドラマ番組であり、視聴者に送
出される時間は番組内の“５分間”であり、販売形態と
しては“オークション”で“１社”のみが約定可能で、
オークションの開始時間は広告素材が視聴者に送出され
る“１時間前”に開始し、送出の“直前”に終了し、オ
ークションの初期価格は“２０万円”に設定され、スポ
ンサーが登録できる最大の予備マッピング広告素材の数
は“５個”までである。
２の広告枠情報は、メディアとしてはＢＳデジタル放送
の高視聴率が予想されるドラマ番組であり、視聴者に送
出される時間は番組内の“５分間”であり、販売形態と
しては“オークション”で“１社”のみが約定可能で、
オークションの開始時間は広告素材が視聴者に送出され
る“１時間前”に開始し、送出の“直前”に終了し、オ
ークションの初期価格は“２０万円”に設定され、スポ
ンサーが登録できる最大の予備マッピング広告素材の数
は“５個”までである。
【０１１３】この時、市場管理部１００内で取引状況情
報７０が生成され、初期化される。この時点では、価格
情報７２は初期価格と同じ“２０万円”であり、マッピ
ング情報７３、ビッドログ７４、約定広告素材ＩＤリス
ト７５には何も代入されていない。
報７０が生成され、初期化される。この時点では、価格
情報７２は初期価格と同じ“２０万円”であり、マッピ
ング情報７３、ビッドログ７４、約定広告素材ＩＤリス
ト７５には何も代入されていない。
【０１１４】ステップ７０４、ステップ７０５におい
て、スポンサー端末３０が広告素材情報８０を市場管理
部１００に登録する（図１９）。図１１に示されるよう
に、この広告素材ＩＤ８２の広告素材情報は、パソコン
に関連するものである。この時、予備マッピング広告素
材として使用するために、同時に他の広告素材を複数登
録してもよい。
て、スポンサー端末３０が広告素材情報８０を市場管理
部１００に登録する（図１９）。図１１に示されるよう
に、この広告素材ＩＤ８２の広告素材情報は、パソコン
に関連するものである。この時、予備マッピング広告素
材として使用するために、同時に他の広告素材を複数登
録してもよい。
【０１１５】ステップ７０６において、広告素材ミラー
リング部１５７が市場用広告素材記憶部１１４の内容を
送出用広告素材記憶部１２にミラーリングする。
リング部１５７が市場用広告素材記憶部１１４の内容を
送出用広告素材記憶部１２にミラーリングする。
【０１１６】ステップ７０７において、スポンサー端末
３０は広告枠情報６０と取引状況情報７０を取得し、広
告枠の販売状況を閲覧する（図２０）。
３０は広告枠情報６０と取引状況情報７０を取得し、広
告枠の販売状況を閲覧する（図２０）。
【０１１７】ステップ７０８において、スポンサー端末
３０が広告枠ＩＤ７１にマッピング広告素材ＩＤ７３−
１をマッピングする（図２１）。
３０が広告枠ＩＤ７１にマッピング広告素材ＩＤ７３−
１をマッピングする（図２１）。
【０１１８】まず、広告素材ＩＤ８２と、ステップ７０
４で複数登録しておいた他の広告素材２つを、予備マッ
ピング広告素材ＩＤリスト７３−２に登録する。次に、
その中から実際にマッピングさせたい広告素材をマッピ
ング広告素材ＩＤ７３−１として指定する。この段階
で、広告素材ＩＤ８２の広告素材がマッピング広告素材
ＩＤ７３−１に登録されたことになる。
４で複数登録しておいた他の広告素材２つを、予備マッ
ピング広告素材ＩＤリスト７３−２に登録する。次に、
その中から実際にマッピングさせたい広告素材をマッピ
ング広告素材ＩＤ７３−１として指定する。この段階
で、広告素材ＩＤ８２の広告素材がマッピング広告素材
ＩＤ７３−１に登録されたことになる。
【０１１９】ここで、図８のスポンサー側ユーザ情報５
０ａの＃２に示される自動車関連の他社が、その会社の
広告素材を２つ予備マッピング広告素材としてマッピン
グ情報７３に登録してきた場合を考える。
０ａの＃２に示される自動車関連の他社が、その会社の
広告素材を２つ予備マッピング広告素材としてマッピン
グ情報７３に登録してきた場合を考える。
【０１２０】ステップ７１０において、マッピング情報
７３に登録された（＃１と＃２のそれぞれの）予備マッ
ピング広告素材ＩＤリスト７３−２を、メディア側端末
４０で承認をする際には、予め広告素材チェック部１５
５がそれぞれの広告素材のジャンル情報リスト７３−３
と禁止ジャンル情報６６を比較し、禁止されているジャ
ンルがジャンル情報リスト７３−３にある場合には、そ
のジャンル情報に「禁止ジャンルあり」と付記する。
７３に登録された（＃１と＃２のそれぞれの）予備マッ
ピング広告素材ＩＤリスト７３−２を、メディア側端末
４０で承認をする際には、予め広告素材チェック部１５
５がそれぞれの広告素材のジャンル情報リスト７３−３
と禁止ジャンル情報６６を比較し、禁止されているジャ
ンルがジャンル情報リスト７３−３にある場合には、そ
のジャンル情報に「禁止ジャンルあり」と付記する。
【０１２１】この例では、禁止ジャンルに合致するもの
はないが、もし、禁止ジャンル情報６６に「携帯電話」
が入っていた場合には、ジャンル情報リスト７３−３の
内容は「パソコン（禁止ジャンルなし）、パソコン（禁
止ジャンルなし）、携帯電話（禁止ジャンルあり）」と
なる。メディア側端末４０が承認を行う際には、各ジャ
ンル情報リスト７３−３を一覧すればよいので、承認作
業が軽減する。
はないが、もし、禁止ジャンル情報６６に「携帯電話」
が入っていた場合には、ジャンル情報リスト７３−３の
内容は「パソコン（禁止ジャンルなし）、パソコン（禁
止ジャンルなし）、携帯電話（禁止ジャンルあり）」と
なる。メディア側端末４０が承認を行う際には、各ジャ
ンル情報リスト７３−３を一覧すればよいので、承認作
業が軽減する。
【０１２２】ステップ７１１において、メディア側端末
４０は、（＃１、＃２の）予備マッピング広告素材ＩＤ
リスト７３−２の広告素材の承認を行う。承認した場合
には、それぞれの承認状況７３−４に「承認済み」を書
き込む。否認した場合には、承認状況には「否認」と書
き込み、そのスポンサーはその広告枠にビッドすること
はできない。この場合には、ステップ７０４に戻り、ス
ポンサーは広告素材情報８０を市場管理部１００に登録
しなおす。
４０は、（＃１、＃２の）予備マッピング広告素材ＩＤ
リスト７３−２の広告素材の承認を行う。承認した場合
には、それぞれの承認状況７３−４に「承認済み」を書
き込む。否認した場合には、承認状況には「否認」と書
き込み、そのスポンサーはその広告枠にビッドすること
はできない。この場合には、ステップ７０４に戻り、ス
ポンサーは広告素材情報８０を市場管理部１００に登録
しなおす。
【０１２３】ステップ７０９において、承認が行われる
前にこのスポンサーは、マッピング広告素材ＩＤ７３−
１の参照先を予備マッピング広告素材ＩＤリスト７３−
２内で変更することができる。また、承認された後でも
変更することができる。ただし、以上の変更作業は広告
枠にビッドする以前でなければならない（図２２）。
前にこのスポンサーは、マッピング広告素材ＩＤ７３−
１の参照先を予備マッピング広告素材ＩＤリスト７３−
２内で変更することができる。また、承認された後でも
変更することができる。ただし、以上の変更作業は広告
枠にビッドする以前でなければならない（図２２）。
【０１２４】ステップ７１２において、スポンサーは広
告枠にビッドする。まず、＃１のスポンサーが広告枠Ｉ
Ｄ７１に２５０，０００円で入札すると、その結果が１
番目のビッドログ７４（＃Ａ）のスポンサー側ユーザＩ
Ｄ７４−１の項目に、当該スポンサー側ユーザＩＤ８１
（０００５１）が代入され、ビッド価格７４−２の項目
に“２５０，０００円”が代入される。
告枠にビッドする。まず、＃１のスポンサーが広告枠Ｉ
Ｄ７１に２５０，０００円で入札すると、その結果が１
番目のビッドログ７４（＃Ａ）のスポンサー側ユーザＩ
Ｄ７４−１の項目に、当該スポンサー側ユーザＩＤ８１
（０００５１）が代入され、ビッド価格７４−２の項目
に“２５０，０００円”が代入される。
【０１２５】ステップ７１３において、競合チェック部
が競合状況をチェックするが、この段階では他に競合す
るスポンサーがないので、競合状況７４−３には「競合
なし、約定圏内」と書き込まれる。
が競合状況をチェックするが、この段階では他に競合す
るスポンサーがないので、競合状況７４−３には「競合
なし、約定圏内」と書き込まれる。
【０１２６】また別の＃２のスポンサーが、同じ広告枠
に“３００，０００円”で入札すると、その結果が２番
目のビッドログ７４（＃Ｂ）に、スポンサー側ユーザＩ
Ｄ７４−１（０００８６）や、ビッド価格７４−２（３
００，０００円）が代入される。
に“３００，０００円”で入札すると、その結果が２番
目のビッドログ７４（＃Ｂ）に、スポンサー側ユーザＩ
Ｄ７４−１（０００８６）や、ビッド価格７４−２（３
００，０００円）が代入される。
【０１２７】競合チェック部１６２が、競合状況をチェ
ックするが、＃１のスポンサーの業種カテゴリは“コン
ピュータ”であり、＃２のスポンサーの業種カテゴリは
“自動車”なので、競合していない。このため、それぞ
れの競合状況７４−３の欄には「競合なし、約定圏内」
と書き込まれる。
ックするが、＃１のスポンサーの業種カテゴリは“コン
ピュータ”であり、＃２のスポンサーの業種カテゴリは
“自動車”なので、競合していない。このため、それぞ
れの競合状況７４−３の欄には「競合なし、約定圏内」
と書き込まれる。
【０１２８】更にここで、＃１のスポンサーがこの同じ
広告枠に今度は“３５０，０００円”で入札すると、こ
の情報がビッドログ７４の３番目（＃Ｃ）に、スポンサ
ー側ユーザＩＤ７４−１（０００５１）やビッド価格７
４−２（３５０，０００円）として新たに代入される。
広告枠に今度は“３５０，０００円”で入札すると、こ
の情報がビッドログ７４の３番目（＃Ｃ）に、スポンサ
ー側ユーザＩＤ７４−１（０００５１）やビッド価格７
４−２（３５０，０００円）として新たに代入される。
【０１２９】競合チェック部１６２は、競合状況をチェ
ックするが競合していないため、各スポンサーの競合状
況７４−３には「競合なし、約定圏内」と書き込む。そ
のため、ステップ７１４には進まず、ステップ７１５に
進む。
ックするが競合していないため、各スポンサーの競合状
況７４−３には「競合なし、約定圏内」と書き込む。そ
のため、ステップ７１４には進まず、ステップ７１５に
進む。
【０１３０】ステップ７１５において、販売終了時間６
５−５になった時、最高価格を提示しているのは＃１の
スポンサーの“３５０、０００円”のビッド価格７４−
２であり、募集スポンサー数６５−３が“１社”である
ため、＃１のスポンサーに落札が決定する。この落札・
約定の管理は、取引情報処理部１６１が行う。
５−５になった時、最高価格を提示しているのは＃１の
スポンサーの“３５０、０００円”のビッド価格７４−
２であり、募集スポンサー数６５−３が“１社”である
ため、＃１のスポンサーに落札が決定する。この落札・
約定の管理は、取引情報処理部１６１が行う。
【０１３１】この落札時においては、約定広告素材ＩＤ
リスト７５には、落札者である＃１のスポンサーのマッ
ピング広告素材ＩＤ７３−１がコピーされる。
リスト７５には、落札者である＃１のスポンサーのマッ
ピング広告素材ＩＤ７３−１がコピーされる。
【０１３２】ステップ７１６において、約定が成立する
と、広告素材配信部１５６が広告送出処理部１１に、約
定結果として広告枠ＩＤ６２と約定広告素材ＩＤリスト
７５と表示開始時間６４−１と表示終了時間６４−２と
募集スポンサー数６５−３を配信する。
と、広告素材配信部１５６が広告送出処理部１１に、約
定結果として広告枠ＩＤ６２と約定広告素材ＩＤリスト
７５と表示開始時間６４−１と表示終了時間６４−２と
募集スポンサー数６５−３を配信する。
【０１３３】ステップ７１７において、これを受信した
広告送出処理部１１は、表示開始時間６４−１から表示
終了時間６４−２の期間に、この広告枠ＩＤ６２に対応
するメディアに向けて、送出用広告素材記憶部１２から
取得した募集スポンサー数６５−３で指定された数の約
定広告素材ＩＤリスト７５の広告素材を、受信部２１に
送出する。
広告送出処理部１１は、表示開始時間６４−１から表示
終了時間６４−２の期間に、この広告枠ＩＤ６２に対応
するメディアに向けて、送出用広告素材記憶部１２から
取得した募集スポンサー数６５−３で指定された数の約
定広告素材ＩＤリスト７５の広告素材を、受信部２１に
送出する。
【０１３４】この際、送出用広告素材記憶部１２が市場
用広告素材記憶部１１４の内容をミラーリングしている
ので、わざわざ市場用広告素材記憶部１１４から広告素
材コンテンツ８４を転送する必要がなくなり、送出処理
のための大きな時間の遅延が発生しないので、市場で約
定が成立した直後に広告素材を送出させることが可能に
なる。
用広告素材記憶部１１４の内容をミラーリングしている
ので、わざわざ市場用広告素材記憶部１１４から広告素
材コンテンツ８４を転送する必要がなくなり、送出処理
のための大きな時間の遅延が発生しないので、市場で約
定が成立した直後に広告素材を送出させることが可能に
なる。
【０１３５】ステップ７１８において、受信部２１は、
広告送出処理部１１から募集スポンサー数６５−３で指
定された数の約定広告素材ＩＤリスト７５に対応する広
告素材を受信し、表示部２２に送信し、表示部２２は、
受信部２１から取得した募集スポンサー数６５−３で指
定された数の約定広告素材ＩＤリスト７５に対応する広
告素材を表示する（図２３）。
広告送出処理部１１から募集スポンサー数６５−３で指
定された数の約定広告素材ＩＤリスト７５に対応する広
告素材を受信し、表示部２２に送信し、表示部２２は、
受信部２１から取得した募集スポンサー数６５−３で指
定された数の約定広告素材ＩＤリスト７５に対応する広
告素材を表示する（図２３）。
【０１３６】次に、本実施の形態の広告枠取引システム
の処理を、別の実施例を用いて説明する。図１２から図
１５は、本実施例のデータを示す図であり、それぞれ
に、図１２はユーザ情報５０、図１３は広告枠情報６
０、図１４は取引状況情報７０、図１５は広告素材情報
８０の例を示している。
の処理を、別の実施例を用いて説明する。図１２から図
１５は、本実施例のデータを示す図であり、それぞれ
に、図１２はユーザ情報５０、図１３は広告枠情報６
０、図１４は取引状況情報７０、図１５は広告素材情報
８０の例を示している。
【０１３７】ステップ７０１において、各スポンサー
は、スポンサー端末３０からスポンサー側ユーザ情報５
０ａをユーザ情報処理部１３０に登録する。ユーザ情報
処理部１３０は、登録された各スポンサー側ユーザ情報
５０ａにユーザＩＤ５１ａを採番する。
は、スポンサー端末３０からスポンサー側ユーザ情報５
０ａをユーザ情報処理部１３０に登録する。ユーザ情報
処理部１３０は、登録された各スポンサー側ユーザ情報
５０ａにユーザＩＤ５１ａを採番する。
【０１３８】ここでは、図１２の＃１から＃３のスポン
サー側ユーザ情報５０ａに示されるように、＃１のスポ
ンサーから、ユーザ名５３ａが“ＮＥＣ”であり、業種
カテゴリ５５ａが“コンピュータ”であるスポンサー側
ユーザ情報５０ａを受け付けて、スポンサー側ユーザＩ
Ｄ５１ａとして“０００５１”を採番している。
サー側ユーザ情報５０ａに示されるように、＃１のスポ
ンサーから、ユーザ名５３ａが“ＮＥＣ”であり、業種
カテゴリ５５ａが“コンピュータ”であるスポンサー側
ユーザ情報５０ａを受け付けて、スポンサー側ユーザＩ
Ｄ５１ａとして“０００５１”を採番している。
【０１３９】また更に、＃２のスポンサーから、ユーザ
名５３ａが“ＭＤＢ”であり、業種カテゴリ５５ａが
“コンピュータ”であるスポンサー側ユーザ情報５０ａ
を受け付けて、スポンサー側ユーザＩＤ５１ａとして
“００３６４”を採番している。
名５３ａが“ＭＤＢ”であり、業種カテゴリ５５ａが
“コンピュータ”であるスポンサー側ユーザ情報５０ａ
を受け付けて、スポンサー側ユーザＩＤ５１ａとして
“００３６４”を採番している。
【０１４０】また更に、＃３のスポンサーから、ユーザ
名５３ａが“ＯＦＤ”であり、業種カテゴリ５５ａが
“保険”であるスポンサー側ユーザ情報５０ａを受け付
けて、スポンサー側ユーザＩＤ５１ａとして“００３７
８”を採番している。
名５３ａが“ＯＦＤ”であり、業種カテゴリ５５ａが
“保険”であるスポンサー側ユーザ情報５０ａを受け付
けて、スポンサー側ユーザＩＤ５１ａとして“００３７
８”を採番している。
【０１４１】ステップ７０２において、メディア側端末
４０から、ユーザ情報５０ａをユーザ情報処理部１３０
に登録する。ユーザ情報処理部１３０は、登録されたユ
ーザ情報５０ａのメディア側ユーザＩＤ５２ｂを採番す
る。
４０から、ユーザ情報５０ａをユーザ情報処理部１３０
に登録する。ユーザ情報処理部１３０は、登録されたユ
ーザ情報５０ａのメディア側ユーザＩＤ５２ｂを採番す
る。
【０１４２】ここでは、図１２に示されるように、ユー
ザ名５３ｂが“ＢＩＧＬＯＢＥ”であり、業種カテゴリ
５５ｂが“インターネットプロバイダ”であるメディア
側ユーザ情報５０ｂを受け付けて、メディア側ユーザＩ
Ｄ５２ｂとして“００４８２”を採番している。
ザ名５３ｂが“ＢＩＧＬＯＢＥ”であり、業種カテゴリ
５５ｂが“インターネットプロバイダ”であるメディア
側ユーザ情報５０ｂを受け付けて、メディア側ユーザＩ
Ｄ５２ｂとして“００４８２”を採番している。
【０１４３】ステップ７０３において、メディア側端末
４０が広告枠情報６０を市場管理部１００に登録する。
４０が広告枠情報６０を市場管理部１００に登録する。
【０１４４】ここで、この広告枠ＩＤ６２の広告枠情報
は、図１３に示されるように、メディアとしては同社の
所有するインターネットの“ウェブページ”であり、視
聴者に送出される期間は“１ヶ月間”であり、販売形態
としてはカタログ定価販売で“２社”が約定可能で、オ
ークションの開始時間は広告素材が視聴者に送出される
約５日前に終了し、カタログ定価販売の価格は"１０
０，０００円”に設定され（オークションとは異なり、
カタログ定価販売では、価格は登録後に変動しない）、
スポンサーが登録できる最大の予備マッピング広告素材
の数は“５個”までである。この時、市場管理部１００
内で取引状況情報７０が生成され、初期化される。
は、図１３に示されるように、メディアとしては同社の
所有するインターネットの“ウェブページ”であり、視
聴者に送出される期間は“１ヶ月間”であり、販売形態
としてはカタログ定価販売で“２社”が約定可能で、オ
ークションの開始時間は広告素材が視聴者に送出される
約５日前に終了し、カタログ定価販売の価格は"１０
０，０００円”に設定され（オークションとは異なり、
カタログ定価販売では、価格は登録後に変動しない）、
スポンサーが登録できる最大の予備マッピング広告素材
の数は“５個”までである。この時、市場管理部１００
内で取引状況情報７０が生成され、初期化される。
【０１４５】ステップ７０４、ステップ７０５におい
て、＃１のスポンサーが、スポンサー端末３０から広告
素材情報８０を市場管理部１００に登録する。この広告
素材ＩＤ８２の広告素材情報は、“パソコン”に関連す
るものである。この時、予備マッピング広告素材として
使用するために、同時に他の広告素材（例えば携帯電話
等）を複数登録してもよい。ここで、同様にして、＃２
や＃３のスポンサーも広告素材を市場に登録する。
て、＃１のスポンサーが、スポンサー端末３０から広告
素材情報８０を市場管理部１００に登録する。この広告
素材ＩＤ８２の広告素材情報は、“パソコン”に関連す
るものである。この時、予備マッピング広告素材として
使用するために、同時に他の広告素材（例えば携帯電話
等）を複数登録してもよい。ここで、同様にして、＃２
や＃３のスポンサーも広告素材を市場に登録する。
【０１４６】ステップ７０６において、広告素材ミラー
リング部１５７が、市場用広告素材記憶部１１４の内容
を送出用広告素材記憶部１２にミラーリングする。
リング部１５７が、市場用広告素材記憶部１１４の内容
を送出用広告素材記憶部１２にミラーリングする。
【０１４７】ステップ７０７において、スポンサーは、
スポンサー端末３０により広告枠情報６０と取引状況情
報７０を取得し、広告枠の販売状況を閲覧する。
スポンサー端末３０により広告枠情報６０と取引状況情
報７０を取得し、広告枠の販売状況を閲覧する。
【０１４８】ステップ７０８において、スポンサーは、
スポンサー端末３０によりこの広告枠にマッピング広告
素材ＩＤ７３−１をマッピングする。例えば、＃１のス
ポンサーが、広告素材ＩＤ８２とステップ７０４で複数
登録しておいた他の広告素材２つを、予備マッピング広
告素材ＩＤリスト７３−２に登録する。次に、その中か
ら実際にマッピングさせたい広告素材をマッピング広告
素材ＩＤ７３−１として指定する。この段階で、広告素
材ＩＤ８２の広告素材がマッピング広告素材ＩＤ７３−
１（＃１）に登録されたことになる。
スポンサー端末３０によりこの広告枠にマッピング広告
素材ＩＤ７３−１をマッピングする。例えば、＃１のス
ポンサーが、広告素材ＩＤ８２とステップ７０４で複数
登録しておいた他の広告素材２つを、予備マッピング広
告素材ＩＤリスト７３−２に登録する。次に、その中か
ら実際にマッピングさせたい広告素材をマッピング広告
素材ＩＤ７３−１として指定する。この段階で、広告素
材ＩＤ８２の広告素材がマッピング広告素材ＩＤ７３−
１（＃１）に登録されたことになる。
【０１４９】ここで、＃２の他社が、同様にして、デジ
カメ関連の広告素材を２つ予備マッピング広告素材ＩＤ
７３−１（＃２）に登録してきたものとする。また更
に、＃３の他社が、生命保険関連の広告素材を１つ予備
マッピング広告素材ＩＤ７３−１（＃３）に登録してき
たものとする。
カメ関連の広告素材を２つ予備マッピング広告素材ＩＤ
７３−１（＃２）に登録してきたものとする。また更
に、＃３の他社が、生命保険関連の広告素材を１つ予備
マッピング広告素材ＩＤ７３−１（＃３）に登録してき
たものとする。
【０１５０】ステップ７１０において、マッピング情報
７３に登録された（＃１から＃３の）各予備マッピング
広告素材を、メディア側端末４０で承認をする際には、
予め広告素材チェック部１５５が、（＃１から＃３の）
各広告素材のジャンル情報リスト７３−３と禁止ジャン
ル情報６６を比較し、禁止されているジャンルがジャン
ル情報リスト７３−３にあった場合には、そのジャンル
情報に「禁止ジャンルあり」と付記する。ここでの例で
は、禁止ジャンルに合致するものはない。
７３に登録された（＃１から＃３の）各予備マッピング
広告素材を、メディア側端末４０で承認をする際には、
予め広告素材チェック部１５５が、（＃１から＃３の）
各広告素材のジャンル情報リスト７３−３と禁止ジャン
ル情報６６を比較し、禁止されているジャンルがジャン
ル情報リスト７３−３にあった場合には、そのジャンル
情報に「禁止ジャンルあり」と付記する。ここでの例で
は、禁止ジャンルに合致するものはない。
【０１５１】各メディア側の担当者が、メディア側端末
４０を介して承認を行う際には、この各ジャンル情報リ
スト７３−３の欄を一覧すればよいので、容易に承認作
業を行うことができる。
４０を介して承認を行う際には、この各ジャンル情報リ
スト７３−３の欄を一覧すればよいので、容易に承認作
業を行うことができる。
【０１５２】ステップ７１１において、各メディアは、
メディア側端末４０から（＃１から＃３の）各予備マッ
ピング広告素材ＩＤリスト７３−２の広告素材の承認を
行う。承認した場合には、各スポンサーの承認状況７３
−４の欄に「承認済み」が書き込まれる。
メディア側端末４０から（＃１から＃３の）各予備マッ
ピング広告素材ＩＤリスト７３−２の広告素材の承認を
行う。承認した場合には、各スポンサーの承認状況７３
−４の欄に「承認済み」が書き込まれる。
【０１５３】ステップ７０９において、承認が行われる
前に各スポンサーは、マッピング広告素材ＩＤ７３−１
の参照先を予備マッピング広告素材ＩＤリスト７３−２
内で自由に変更することができる。また、広告素材が承
認された後でも変更することができる。ただし、この参
照先の変更作業は、当該広告枠にビッドする以前でなけ
ればならない。
前に各スポンサーは、マッピング広告素材ＩＤ７３−１
の参照先を予備マッピング広告素材ＩＤリスト７３−２
内で自由に変更することができる。また、広告素材が承
認された後でも変更することができる。ただし、この参
照先の変更作業は、当該広告枠にビッドする以前でなけ
ればならない。
【０１５４】ステップ７１２において、各スポンサー
は、広告枠にビッドする。まず、＃１のスポンサーが、
この広告枠を“１００，０００円”で購入すると、その
結果がビッドログ７４（＃Ａ）のスポンサー側ユーザＩ
Ｄ７４−１の欄に、スポンサー側ユーザＩＤ５１ａ（０
００５１）が代入され、ビッド価格７４−２（１００，
０００）が代入される。
は、広告枠にビッドする。まず、＃１のスポンサーが、
この広告枠を“１００，０００円”で購入すると、その
結果がビッドログ７４（＃Ａ）のスポンサー側ユーザＩ
Ｄ７４−１の欄に、スポンサー側ユーザＩＤ５１ａ（０
００５１）が代入され、ビッド価格７４−２（１００，
０００）が代入される。
【０１５５】ステップ７１３において、競合チェック部
が競合状況をチェックするが、この段階では他に競合す
るスポンサーがないので、競合状況７４−３には「競合
なし、約定圏内」と書き込まれる。
が競合状況をチェックするが、この段階では他に競合す
るスポンサーがないので、競合状況７４−３には「競合
なし、約定圏内」と書き込まれる。
【０１５６】続いて、＃２のスポンサーが、同じ広告枠
（同じ広告枠ＩＤ７１（００４８２）の広告枠）を“１
００，０００円”で購入すると、その結果がビッドログ
７４（＃Ｂ）のスポンサー側ユーザＩＤ７４−１や、ビ
ッド価格７４−２の欄に代入される。
（同じ広告枠ＩＤ７１（００４８２）の広告枠）を“１
００，０００円”で購入すると、その結果がビッドログ
７４（＃Ｂ）のスポンサー側ユーザＩＤ７４−１や、ビ
ッド価格７４−２の欄に代入される。
【０１５７】競合チェック部が競合状況をチェックする
が、＃１のスポンサーの業種カテゴリは“コンピュー
タ”であり、＃２のスポンサーの業種カテゴリも“コン
ピュータ”であるため、競合が発生している。このた
め、＃２のスポンサーは、この広告枠を購入できない。
ここでの例では、先にビッドしたスポンサーを優先する
ものとして、＃１のスポンサーの競合状況７４−３の欄
には「競合あり、約定圏内」、＃２のスポンサーの競合
状況７４−３の欄には「競合あり、約定不可能」と書き
込む。
が、＃１のスポンサーの業種カテゴリは“コンピュー
タ”であり、＃２のスポンサーの業種カテゴリも“コン
ピュータ”であるため、競合が発生している。このた
め、＃２のスポンサーは、この広告枠を購入できない。
ここでの例では、先にビッドしたスポンサーを優先する
ものとして、＃１のスポンサーの競合状況７４−３の欄
には「競合あり、約定圏内」、＃２のスポンサーの競合
状況７４−３の欄には「競合あり、約定不可能」と書き
込む。
【０１５８】更に、＃３のスポンサーが同じ広告枠を
“１００，０００円”で購入すると、その結果がビッド
ログ７４（＃Ｃ）のスポンサー側ユーザＩＤ７４−１の
欄に＃３のスポンサー側ユーザＩＤ５１ａ（００３７
８）が代入され、ビッド価格７４−２（１００，００
０）が代入される。
“１００，０００円”で購入すると、その結果がビッド
ログ７４（＃Ｃ）のスポンサー側ユーザＩＤ７４−１の
欄に＃３のスポンサー側ユーザＩＤ５１ａ（００３７
８）が代入され、ビッド価格７４−２（１００，００
０）が代入される。
【０１５９】競合チェック部が競合状況をチェックする
が、＃３のスポンサーの業種カテゴリ５５である“保
険”は、他社と競合していないため、＃３のスポンサー
の競合状況７４−３の欄には「競合なし、約定圏内」と
書き込まれる。そのため、ステップ７１４には進まず、
ステップ７１５に進む。
が、＃３のスポンサーの業種カテゴリ５５である“保
険”は、他社と競合していないため、＃３のスポンサー
の競合状況７４−３の欄には「競合なし、約定圏内」と
書き込まれる。そのため、ステップ７１４には進まず、
ステップ７１５に進む。
【０１６０】ステップ７１５において、販売終了時間６
５−５になった時、約定圏内のスポンサーは＃１と＃２
のスポンサーであり、かつ募集スポンサー数６５−３が
“２社”であるため、この＃１と＃２の２社のスポンサ
ーが約定する。落札・約定の管理は、取引情報処理部１
６１が行う。
５−５になった時、約定圏内のスポンサーは＃１と＃２
のスポンサーであり、かつ募集スポンサー数６５−３が
“２社”であるため、この＃１と＃２の２社のスポンサ
ーが約定する。落札・約定の管理は、取引情報処理部１
６１が行う。
【０１６１】この時、約定広告素材ＩＤリスト７５に
は、＃１と＃２の双方のスポンサーの、マッピング広告
素材ＩＤ７３−１がコピーされる。
は、＃１と＃２の双方のスポンサーの、マッピング広告
素材ＩＤ７３−１がコピーされる。
【０１６２】ステップ７１６において、約定が成立する
と、広告素材配信部１５６が広告送出処理部１１に、約
定結果として広告枠ＩＤ６２と約定広告素材ＩＤリスト
７５と表示開始時間６４−１と表示終了時間６４−２と
募集スポンサー数６５−３を配信する。
と、広告素材配信部１５６が広告送出処理部１１に、約
定結果として広告枠ＩＤ６２と約定広告素材ＩＤリスト
７５と表示開始時間６４−１と表示終了時間６４−２と
募集スポンサー数６５−３を配信する。
【０１６３】ステップ７１７において、これを受信した
広告送出処理部１１は、表示開始時間６４−１から表示
終了時間６４−２の期間に、広告枠ＩＤ６２に対応する
メディアに向けて、送出用広告素材記憶部１２から取得
した募集スポンサー数６５−３で指定された数の約定広
告素材ＩＤリスト７５の広告素材を、受信部２１に送出
する。
広告送出処理部１１は、表示開始時間６４−１から表示
終了時間６４−２の期間に、広告枠ＩＤ６２に対応する
メディアに向けて、送出用広告素材記憶部１２から取得
した募集スポンサー数６５−３で指定された数の約定広
告素材ＩＤリスト７５の広告素材を、受信部２１に送出
する。
【０１６４】この際、送出用広告素材記憶部１２が市場
用広告素材記憶部１１４の内容をミラーリングしている
ので、わざわざ市場用広告素材記憶部１１４から広告素
材コンテンツ８４を転送する必要がなくなり、送出処理
のための大きな時間の遅延が発生しないので、市場で約
定が成立した直後に広告素材を送出させることが可能に
なる。
用広告素材記憶部１１４の内容をミラーリングしている
ので、わざわざ市場用広告素材記憶部１１４から広告素
材コンテンツ８４を転送する必要がなくなり、送出処理
のための大きな時間の遅延が発生しないので、市場で約
定が成立した直後に広告素材を送出させることが可能に
なる。
【０１６５】ステップ７１８において、受信部２１は、
広告送出処理部１１から募集スポンサー数６５−３で指
定された数の約定広告素材ＩＤリスト７５に対応する広
告素材を受信し、表示部２２に送信し、表示部２２は、
受信部２１から取得した募集スポンサー数６５−３で指
定された数の約定広告素材ＩＤリスト７５に対応する広
告素材を表示する。
広告送出処理部１１から募集スポンサー数６５−３で指
定された数の約定広告素材ＩＤリスト７５に対応する広
告素材を受信し、表示部２２に送信し、表示部２２は、
受信部２１から取得した募集スポンサー数６５−３で指
定された数の約定広告素材ＩＤリスト７５に対応する広
告素材を表示する。
【０１６６】なお、本実施の形態の広告枠取引システム
は、市場管理部１００における市場情報処理部１２０、
ユーザ情報処理部１３０、広告枠処理部１４０、広告素
材管理部１５０、取引情報管理部１６０等の機能や、広
告送出管理部１０における広告送出処理部１１等の機能
や、その他の機能をハードウェア的に実現することは勿
論として、各機能を備えるコンピュータプログラムを、
コンピュータ処理装置のメモリにロードされることで実
現することができる。このコンピュータプログラムは、
磁気ディスク、半導体メモリその他の記録媒体９０、９
１に格納される。そして、その記録媒体からコンピュー
タ処理装置にロードされ、コンピュータ処理装置の動作
を制御することにより、上述した各機能を実現する。
は、市場管理部１００における市場情報処理部１２０、
ユーザ情報処理部１３０、広告枠処理部１４０、広告素
材管理部１５０、取引情報管理部１６０等の機能や、広
告送出管理部１０における広告送出処理部１１等の機能
や、その他の機能をハードウェア的に実現することは勿
論として、各機能を備えるコンピュータプログラムを、
コンピュータ処理装置のメモリにロードされることで実
現することができる。このコンピュータプログラムは、
磁気ディスク、半導体メモリその他の記録媒体９０、９
１に格納される。そして、その記録媒体からコンピュー
タ処理装置にロードされ、コンピュータ処理装置の動作
を制御することにより、上述した各機能を実現する。
【０１６７】以上好ましい実施の形態及び実施例をあげ
て本発明を説明したが、本発明は必ずしも上記実施の形
態及び実施例に限定されるものではなく、その技術的思
想の範囲内において様々に変形して実施することができ
る。
て本発明を説明したが、本発明は必ずしも上記実施の形
態及び実施例に限定されるものではなく、その技術的思
想の範囲内において様々に変形して実施することができ
る。
【０１６８】
【発明の効果】以上説明したように本発明の広告枠取引
システムによれば、以下のような効果が達成される。
システムによれば、以下のような効果が達成される。
【０１６９】第１に、本発明の広告枠取引システムで
は、スポンサーが希望する広告素材を予め登録すること
により、メディア側が約定前に広告素材の内容を確認す
ることができ、その提示された広告素材を入札前に承認
して双方が合意を取ることができるため、広告の配信時
刻の直前まで各スポンサーが入札取引を行うことがで
き、また更に、落札の決定と同時にその落札したスポン
サーの広告を配信することができる。
は、スポンサーが希望する広告素材を予め登録すること
により、メディア側が約定前に広告素材の内容を確認す
ることができ、その提示された広告素材を入札前に承認
して双方が合意を取ることができるため、広告の配信時
刻の直前まで各スポンサーが入札取引を行うことがで
き、また更に、落札の決定と同時にその落札したスポン
サーの広告を配信することができる。
【０１７０】第２に、本発明の広告枠取引システムで
は、スポンサーがその広告枠を購入又は入札する前に、
メディア側において広告素材の認証を済ませることがで
きるため、例えばスポンサーの募集から広告の配信まで
の間の広告の販売期間が短い広告枠においても、その入
札取引を行うことが可能となる。従来では、販売期間が
短い広告枠の取引の場合では、時間的余裕がなく落札後
の広告素材の承認作業が間に合わないため、入札取引を
行うことができなかった。
は、スポンサーがその広告枠を購入又は入札する前に、
メディア側において広告素材の認証を済ませることがで
きるため、例えばスポンサーの募集から広告の配信まで
の間の広告の販売期間が短い広告枠においても、その入
札取引を行うことが可能となる。従来では、販売期間が
短い広告枠の取引の場合では、時間的余裕がなく落札後
の広告素材の承認作業が間に合わないため、入札取引を
行うことができなかった。
【０１７１】第３に、本発明の広告枠取引システムで
は、スポンサーが登録する広告素材情報を、広告の配信
元である放送局等の側の装置にミラーリングしておくこ
とにより、約定後に広告素材を広告枠取引システムの側
から放送局等に送る処理が不要となり、約定後直ちに広
告を配信することができる。これにより、広告の配信を
開始する直前まで、広告枠を適正に取引することができ
る。
は、スポンサーが登録する広告素材情報を、広告の配信
元である放送局等の側の装置にミラーリングしておくこ
とにより、約定後に広告素材を広告枠取引システムの側
から放送局等に送る処理が不要となり、約定後直ちに広
告を配信することができる。これにより、広告の配信を
開始する直前まで、広告枠を適正に取引することができ
る。
【０１７２】第４に、本発明の広告枠取引システムで
は、スポンサーが配信を希望する複数の広告素材を同時
に登録し、入札前に予め、メディア側がその複数の広告
素材を一括して承認することができる。これにより、ス
ポンサーは、その広告の配信前の時点であればいつで
も、広告素材を他の承認済みの広告素材の中から選択し
て差し替えることができる。
は、スポンサーが配信を希望する複数の広告素材を同時
に登録し、入札前に予め、メディア側がその複数の広告
素材を一括して承認することができる。これにより、ス
ポンサーは、その広告の配信前の時点であればいつで
も、広告素材を他の承認済みの広告素材の中から選択し
て差し替えることができる。
【０１７３】第５に、本発明の広告枠取引システムで
は、スポンサーにより登録される各広告の広告ジャンル
の情報をチェックする広告素材チェック部を備え、各広
告の広告ジャンルがその希望する広告枠において採用で
きないかどうかをチェックすることができる。これによ
り、メディア側は、各スポンサーが登録した広告素材の
ジャンルが、その広告枠に指定した禁止ジャンルに該当
しないことを容易に確認することができ、広告素材の承
認の煩雑な手間を軽減することができる。このため、メ
ディア側が大量の広告枠を登録した場合においても、広
告素材の承認を速やかに行うことができる。
は、スポンサーにより登録される各広告の広告ジャンル
の情報をチェックする広告素材チェック部を備え、各広
告の広告ジャンルがその希望する広告枠において採用で
きないかどうかをチェックすることができる。これによ
り、メディア側は、各スポンサーが登録した広告素材の
ジャンルが、その広告枠に指定した禁止ジャンルに該当
しないことを容易に確認することができ、広告素材の承
認の煩雑な手間を軽減することができる。このため、メ
ディア側が大量の広告枠を登録した場合においても、広
告素材の承認を速やかに行うことができる。
【０１７４】第６に、本発明の広告枠取引システムで
は、各スポンサーが属する業種カテゴリをチェックする
競合チェック部を備え、競合する複数のスポンサーが同
時に同じ広告枠について購入又は入札することを防止
し、各スポンサーに競合関係がある場合にはその中の１
つのスポンサーのみが購入又落札を行うように制御する
ことができる。このため、同じ番組に、競合する複数の
企業の広告が配信されてしまことを自動的に防止するこ
とができる。
は、各スポンサーが属する業種カテゴリをチェックする
競合チェック部を備え、競合する複数のスポンサーが同
時に同じ広告枠について購入又は入札することを防止
し、各スポンサーに競合関係がある場合にはその中の１
つのスポンサーのみが購入又落札を行うように制御する
ことができる。このため、同じ番組に、競合する複数の
企業の広告が配信されてしまことを自動的に防止するこ
とができる。
【図１】 本発明の第１の実施の形態による広告枠取引
システムの構成を示すブロック図である。
システムの構成を示すブロック図である。
【図２】 本発明の第１の実施の形態による広告枠取引
システムの各部の詳細な構成を示すブロック図である。
システムの各部の詳細な構成を示すブロック図である。
【図３】 本発明の第１の実施の形態のユーザ情報のデ
ータ構造の一例を示す図である。
ータ構造の一例を示す図である。
【図４】 本発明の第１の実施の形態の広告枠情報のデ
ータ構造の一例を示す図である。
ータ構造の一例を示す図である。
【図５】 本発明の第１の実施の形態の取引状況情報の
データ構造の一例を示す図である。
データ構造の一例を示す図である。
【図６】 本発明の第１の実施の形態の広告素材情報の
データ構造の一例を示す図である。
データ構造の一例を示す図である。
【図７】 本発明の第１の実施の形態による広告枠取引
システムの処理を説明するためのフローチャートであ
る。
システムの処理を説明するためのフローチャートであ
る。
【図８】 本発明の第１の実施の形態の一実施例のユー
ザ情報を示す図である。
ザ情報を示す図である。
【図９】 本発明の第１の実施の形態の一実施例の広告
枠情報を示す図である。
枠情報を示す図である。
【図１０】 本発明の第１の実施の形態の一実施例の取
引状況情報を示す図である。
引状況情報を示す図である。
【図１１】 本発明の第１の実施の形態の一実施例の広
告素材情報を示す図である。
告素材情報を示す図である。
【図１２】 本発明の第１の実施の形態の２番目の実施
例のユーザ情報を示す図である。
例のユーザ情報を示す図である。
【図１３】 本発明の第１の実施の形態の２番目の実施
例の広告枠情報を示す図である。
例の広告枠情報を示す図である。
【図１４】 本発明の第１の実施の形態の２番目の実施
例の取引状況情報を示す図である。
例の取引状況情報を示す図である。
【図１５】 本発明の第１の実施の形態の２番目の実施
例の広告素材情報を示す図である。
例の広告素材情報を示す図である。
【図１６】 本発明の一実施例の広告枠取引市場のウェ
ブサイトの表示画面の一例を示す図である。
ブサイトの表示画面の一例を示す図である。
【図１７】 本発明の一実施例の広告枠取引市場のウェ
ブサイトの表示画面の一例を示す図である。
ブサイトの表示画面の一例を示す図である。
【図１８】 本発明の一実施例の広告枠取引市場のウェ
ブサイトの表示画面の一例を示す図である。
ブサイトの表示画面の一例を示す図である。
【図１９】 本発明の一実施例の広告枠取引市場のウェ
ブサイトの表示画面の一例を示す図である。
ブサイトの表示画面の一例を示す図である。
【図２０】 本発明の一実施例の広告枠取引市場のウェ
ブサイトの表示画面の一例を示す図である。
ブサイトの表示画面の一例を示す図である。
【図２１】 本発明の一実施例の広告枠取引市場のウェ
ブサイトの表示画面の一例を示す図である。
ブサイトの表示画面の一例を示す図である。
【図２２】 本発明の一実施例の広告枠取引市場のウェ
ブサイトの表示画面の一例を示す図である。
ブサイトの表示画面の一例を示す図である。
【図２３】 本発明の一実施例の広告枠取引市場のウェ
ブサイトの表示画面の一例を示す図である。
ブサイトの表示画面の一例を示す図である。
【図２４】 従来の広告枠取引システムの処理を説明す
るためのフローチャートである。
るためのフローチャートである。
１００ 市場管理部 １１０ 市場情報記憶部 １１１ ユーザ情報記憶部 １１２ 広告枠記憶部 １１３ 取引情報記憶部 １１４ 市場用広告素材記憶部 １２０ 市場情報処理部 １３０ ユーザ情報処理部 １４０ 広告枠処理部 １５０ 広告素材管理部 １５１ 広告素材登録部 １５２ 広告素材マッピング部 １５３ 広告素材変更部 １５４ 広告素材承認部 １５５ 広告素材チェック部 １５６ 広告素材配信部 １５７ 広告素材ミラーリング部 １６０ 取引情報管理部 １６１ 取引情報処理部 １６２ 競合チェック部 １６３ リアルタイム情報処理部 １０ 広告送出管理部 １１ 広告送出処理部 １２ 送出用広告素材記憶部 ２０ 視聴者端末 ２１ 受信部 ２２ 表示部 ３０ スポンサー端末 ３１ 入力部 ３２ スポンサー側ウェブブラウザ ３３ スポンサー内広告素材記憶部 ３４ リアルタイム情報表示部 ４０ メディア側端末 ４１ 入力部 ４２ メディア側ウェブブラウザ ５０ ユーザ情報 ５０ａ スポンサー側ユーザ情報 ５０ｂ メディア側ユーザ情報 ６０ 広告枠情報 ７０ 取引状況情報 ８０ 広告素材情報 ９０、９１ 記録媒体
フロントページの続き (72)発明者 田淵 仁浩 東京都港区芝五丁目７番１号 日本電気株 式会社内 (72)発明者 神場 知成 東京都港区芝五丁目７番１号 日本電気株 式会社内 Ｆターム(参考） 5B049 BB36 BB49 CC05 EE00 GG00
Claims (35)
- 【請求項１】 通信ネットワークを介して、広告の各ス
ポンサーの端末及び広告を配信する各メディアの端末の
それぞれと通信し、各前記メディアが各前記スポンサー
に提供する広告枠の取引を仲介する広告枠取引システム
において、 前記スポンサーが前記広告枠において配信を希望する広
告のデータである登録された広告素材に対して、前記メ
ディアが配信するか否かを承認する広告素材承認部を備
え、 前記広告素材承認部は、 前記広告枠の取引前の時点において予め、前記メディア
が前記登録された広告素材の承認を行なうことを特徴と
する広告枠取引システム。 - 【請求項２】 各前記スポンサーが前記広告素材を登録
する広告素材登録部と、 各前記メディアが提供する広告枠の登録を受け付ける広
告枠処理部と、 各前記スポンサーによる、前記登録された広告枠に対す
る前記広告素材の配信の要求を受け付けて、管理する取
引情報処理部を備え、 前記広告素材登録部は、 前記広告枠の取引前の時点において予め、前記広告素材
を登録することを特徴とする請求項１に記載の広告枠取
引システム。 - 【請求項３】 前記取引情報処理部は、 前記広告素材の配信の承認が当該メディアにより既にさ
れている場合に限り、前記広告素材の配信の要求を受け
付けることを特徴とする請求項２に記載の広告枠取引シ
ステム。 - 【請求項４】 前記広告素材登録部は、 １つの前記スポンサーの１つの前記広告枠に対する、１
つ又は複数の前記広告素材を登録し、 前記取引情報処理部は、 １つの前記広告枠に対して１つの前記スポンサーによる
複数の前記広告素材が、当該広告枠を提供する前記メデ
ィアにより承認された場合において、前記承認されてい
る広告素材の内から前記スポンサーが実際に配信するも
のとして指定した前記広告素材を、配信することを特徴
とする請求項２又は請求項３に記載の広告枠取引システ
ム。 - 【請求項５】 １つの前記広告枠に１つの前記スポンサ
ーによる複数の前記広告素材が、当該広告枠を提供する
前記メディアにより承認されている場合には、前記広告
素材の内の１つを実際に配信するものとして登録して、
他の前記広告素材を予備とし、 前記取引情報処理部は、 前記スポンサーによる指示に応じて、前記実際に配信す
る広告素材と前記予備の広告素材との差し替えを行なう
ことを特徴とする請求項４に記載の広告枠取引システ
ム。 - 【請求項６】 前記広告枠処理部は、登録する前記広告
枠のそれぞれに対して、当該広告枠において配信しない
広告のジャンルを指定する禁止ジャンルの情報を登録
し、 前記広告素材登録部は、登録する前記広告素材のそれぞ
れのジャンルを示すジャンル情報を登録し、 前記広告枠に対する各前記スポンサーが配信を要求する
前記広告素材のそれぞれのジャンルが、当該広告枠の前
記禁止ジャンルに該当するか否かをチェックし、当該メ
ディアに対しチェック結果を通知する広告素材チェック
部を備えることを特徴とする請求項２から請求項５のい
ずれか一つに記載の広告枠取引システム。 - 【請求項７】 前記取引情報処理部は、前記広告枠に対
する前記広告素材の配信を要求する前記スポンサーのそ
れぞれの、業種を示す業種カテゴリ情報を登録し、 １つの前記広告枠に対して前記広告素材の配信を要求す
る前記スポンサーの、それぞれの業種が競合するか否か
をチェックする競合チェック部を備え、 各前記スポンサー間に業種の競合がある場合には、前記
スポンサーの内で各業種に１つのみに限り当該広告枠に
おける配信を許可することを特徴とする請求項１から請
求項６のいずれか一つに記載の広告枠取引システム。 - 【請求項８】 前記メディアにより承認された前記広告
素材を、前記広告の配信を実行する広告送出管理部に対
して送信し格納する広告素材ミラーリング部を備え、 前記広告素材ミラーリング部は、 前記広告枠の取引前の時点において予め、前記承認され
た広告素材を前記広告送出管理部に格納し、 前記広告枠の取引が成立し約定された場合には、前記広
告送出管理部に対して、前記広告送出管理部に格納され
ている約定された前記広告素材の、予め設定されている
配信時点からの配信を指示することを特徴とする請求項
１から請求項７のいずれか一つに記載の広告枠取引シス
テム。 - 【請求項９】 通信ネットワークを介して、広告の各ス
ポンサーの端末及び広告を配信する各メディアの端末の
それぞれと通信し、各前記メディアが各前記スポンサー
に提供する広告枠の取引を仲介するサーバ装置である市
場管理サーバにおいて、 前記スポンサーが前記広告枠において配信を希望する広
告のデータである登録された広告素材に対して、前記メ
ディアが配信するか否かを承認する広告素材承認部を備
え、 前記広告素材承認部は、 前記広告枠の取引前の時点において予め、前記メディア
が前記登録された広告素材の承認を行なうことを特徴と
する市場管理サーバ。 - 【請求項１０】 各前記スポンサーが前記広告素材を登
録する広告素材登録部と、 各前記メディアが提供する広告枠の登録を受け付ける広
告枠処理部と、 各前記スポンサーによる、前記登録された広告枠に対す
る前記広告素材の配信の要求を受け付けて、管理する取
引情報処理部を備え、 前記広告素材登録部は、 前記広告枠の取引前の時点において予め、前記広告素材
を登録することを特徴とする請求項９に記載の市場管理
サーバ。 - 【請求項１１】 前記取引情報処理部は、 前記広告素材の配信の承認が当該メディアにより既にさ
れている場合に限り、前記広告素材の配信の要求を受け
付けることを特徴とする請求項１０に記載の市場管理サ
ーバ。 - 【請求項１２】 前記広告素材登録部は、 １つの前記スポンサーの１つの前記広告枠に対する、１
つ又は複数の前記広告素材を登録し、 前記取引情報処理部は、 １つの前記広告枠に対して１つの前記スポンサーによる
複数の前記広告素材が、当該広告枠を提供する前記メデ
ィアにより承認された場合において、前記承認されてい
る広告素材の内から前記スポンサーが実際に配信するも
のとして指定した前記広告素材を、配信することを特徴
とする請求項１０又は請求項１１に記載の市場管理サー
バ。 - 【請求項１３】 １つの前記広告枠に１つの前記スポン
サーによる複数の前記広告素材が、当該広告枠を提供す
る前記メディアにより承認されている場合には、前記広
告素材の内の１つを実際に配信するものとして登録し
て、他の前記広告素材を予備とし、 前記取引情報処理部は、 前記スポンサーによる指示に応じて、前記実際に配信す
る広告素材と前記予備の広告素材との差し替えを行なう
ことを特徴とする請求項１２に記載の市場管理サーバ。 - 【請求項１４】 前記広告枠処理部は、登録する前記広
告枠のそれぞれに対して、当該広告枠において配信しな
い広告のジャンルを指定する禁止ジャンルの情報を登録
し、 前記広告素材登録部は、登録する前記広告素材のそれぞ
れのジャンルを示すジャンル情報を登録し、 前記広告枠に対する各前記スポンサーが配信を要求する
前記広告素材のそれぞれのジャンルが、当該広告枠の前
記禁止ジャンルに該当するか否かをチェックし、当該メ
ディアに対しチェック結果を通知する広告素材チェック
部を備えることを特徴とする請求項１０から請求項１３
のいずれか一つに記載の市場管理サーバ。 - 【請求項１５】 前記取引情報処理部は、前記広告枠に
対する前記広告素材の配信を要求する前記スポンサーの
それぞれの、業種を示す業種カテゴリ情報を登録し、 １つの前記広告枠に対して前記広告素材の配信を要求す
る前記スポンサーの、それぞれの業種が競合するか否か
をチェックする競合チェック部を備え、 各前記スポンサー間に業種の競合がある場合には、前記
スポンサーの内で各業種に１つのみに限り当該広告枠に
おける配信を許可することを特徴とする請求項９から請
求項１４のいずれか一つに記載の市場管理サーバ。 - 【請求項１６】 前記メディアにより承認された前記広
告素材を、前記広告の配信を実行する広告送出管理部に
対して送信し格納する広告素材ミラーリング部を備え、 前記広告素材ミラーリング部は、 前記広告枠の取引前の時点において予め、前記承認され
た広告素材を前記広告送出管理部に格納し、 前記広告枠の取引が成立し約定された場合には、前記広
告送出管理部に対して、前記広告送出管理部に格納され
ている約定された前記広告素材の、予め設定されている
配信時点からの配信を指示することを特徴とする請求項
９から請求項１５のいずれか一つに記載の市場管理サー
バ。 - 【請求項１７】 通信ネットワークを介して、広告の各
スポンサーの端末及び広告を配信する各メディアの端末
のそれぞれと通信し、各前記メディアが各前記スポンサ
ーに提供する広告枠の取引を仲介する広告枠取引仲介方
法において、前記スポンサーが前記広告枠において配信
を希望する広告のデータである登録された広告素材に対
して、前記メディアが配信するか否かを承認する広告素
材承認ステップを備え、 前記広告素材承認ステップでは、 前記広告枠の取引前の時点において予め、前記メディア
が前記登録された広告素材の承認を行なうことを特徴と
する広告枠取引仲介方法。 - 【請求項１８】 各前記スポンサーが前記広告素材を登
録する広告素材登録ステップと、 各前記メディアが提供する広告枠の登録を受け付ける広
告枠処理ステップと、 各前記スポンサーによる、前記登録された広告枠に対す
る前記広告素材の配信の要求を受け付けて、管理する取
引情報処理ステップを備え、 前記広告素材登録ステップでは、 前記広告枠の取引前の時点において予め、前記広告素材
を登録することを特徴とする請求項１７に記載の広告枠
取引仲介方法。 - 【請求項１９】 前記取引情報処理ステップでは、 前記広告素材の配信の承認が当該メディアにより既にさ
れている場合に限り、前記広告素材の配信の要求を受け
付けることを特徴とする請求項１８に記載の広告枠取引
仲介方法。 - 【請求項２０】 前記広告素材登録ステップでは、 １つの前記スポンサーの１つの前記広告枠に対する、１
つ又は複数の前記広告素材を登録し、 前記取引情報処理ステップでは、 １つの前記広告枠に対して１つの前記スポンサーによる
複数の前記広告素材が、当該広告枠を提供する前記メデ
ィアにより承認された場合において、前記承認されてい
る広告素材の内から前記スポンサーが実際に配信するも
のとして指定した前記広告素材を、配信することを特徴
とする請求項１８又は請求項１９に記載の広告枠取引仲
介方法。 - 【請求項２１】 １つの前記広告枠に１つの前記スポン
サーによる複数の前記広告素材が、当該広告枠を提供す
る前記メディアにより承認されている場合には、前記広
告素材の内の１つを実際に配信するものとして登録し
て、他の前記広告素材を予備とし、 前記取引情報処理ステップでは、 前記スポンサーによる指示に応じて、前記実際に配信す
る広告素材と前記予備の広告素材との差し替えを行なう
ことを特徴とする請求項２０に記載の広告枠取引仲介方
法。 - 【請求項２２】 前記広告枠処理ステップでは、登録す
る前記広告枠のそれぞれに対して、当該広告枠において
配信しない広告のジャンルを指定する禁止ジャンルの情
報を登録し、 前記広告素材登録ステップでは、登録する前記広告素材
のそれぞれのジャンルを示すジャンル情報を登録し、 前記広告枠に対する各前記スポンサーが配信を要求する
前記広告素材のそれぞれのジャンルが、当該広告枠の前
記禁止ジャンルに該当するか否かをチェックし、当該メ
ディアに対しチェック結果を通知する広告素材チェック
ステップを備えることを特徴とする請求項１８から請求
項２１のいずれか一つに記載の広告枠取引仲介方法。 - 【請求項２３】 前記取引情報処理ステップでは、前記
広告枠に対する前記広告素材の配信を要求する前記スポ
ンサーのそれぞれの、業種を示す業種カテゴリ情報を登
録し、 １つの前記広告枠に対して前記広告素材の配信を要求す
る前記スポンサーの、それぞれの業種が競合するか否か
をチェックする競合チェックステップを備え、 各前記スポンサー間に業種の競合がある場合には、前記
スポンサーの内で各業種に１つのみに限り当該広告枠に
おける配信を許可することを特徴とする請求項１７から
請求項２２のいずれか一つに記載の広告枠取引仲介方
法。 - 【請求項２４】 前記メディアにより承認された前記広
告素材を、前記広告の配信を実行する広告送出管理装置
に対して送信し格納する広告素材ミラーリングステップ
を備え、 前記広告素材ミラーリングステップでは、 前記広告枠の取引前の時点において予め、前記承認され
た広告素材を前記広告送出管理装置に格納し、 前記広告枠の取引が成立し約定された場合には、前記広
告送出管理装置に対して、前記広告送出管理装置に格納
されている約定された前記広告素材の、予め設定されて
いる配信時点からの配信を指示することを特徴とする請
求項１７から請求項２３のいずれか一つに記載の広告枠
取引仲介方法。 - 【請求項２５】 通信ネットワークを介して、広告の各
スポンサーの端末及び広告を配信する各メディアの端末
のそれぞれと通信し、各前記メディアが各前記スポンサ
ーに提供する広告枠の取引を仲介する広告枠取引プログ
ラムを記録した記録媒体において、 前記スポンサーが前記広告枠において配信を希望する広
告のデータである登録された広告素材に対して、前記メ
ディアが配信するか否かを承認する広告素材承認ステッ
プを備え、 前記広告素材承認ステップでは、 前記広告枠の取引前の時点において予め、前記メディア
が前記登録された広告素材の承認を行なうことを特徴と
するコンピュータにより読み取り可能な広告枠取引プロ
グラムを記録した記録媒体。 - 【請求項２６】 各前記スポンサーが前記広告素材を登
録する広告素材登録ステップと、 各前記メディアが提供する広告枠の登録を受け付ける広
告枠処理ステップと、 各前記スポンサーによる、前記登録された広告枠に対す
る前記広告素材の配信の要求を受け付けて、管理する取
引情報処理ステップを備え、 前記広告素材登録ステップでは、 前記広告枠の取引前の時点において予め、前記広告素材
を登録することを特徴とする請求項２５に記載のコンピ
ュータにより読み取り可能な広告枠取引プログラムを記
録した記録媒体。 - 【請求項２７】 前記取引情報処理ステップでは、 前記広告素材の配信の承認が当該メディアにより既にさ
れている場合に限り、前記広告素材の配信の要求を受け
付けることを特徴とする請求項２６に記載のコンピュー
タにより読み取り可能な広告枠取引プログラムを記録し
た記録媒体。 - 【請求項２８】 前記広告素材登録ステップでは、 １つの前記スポンサーの１つの前記広告枠に対する、１
つ又は複数の前記広告素材を登録し、 前記取引情報処理ステップでは、 １つの前記広告枠に対して１つの前記スポンサーによる
複数の前記広告素材が、当該広告枠を提供する前記メデ
ィアにより承認された場合において、前記承認されてい
る広告素材の内から前記スポンサーが実際に配信するも
のとして指定した前記広告素材を、配信することを特徴
とする請求項２６又は請求項２７に記載のコンピュータ
により読み取り可能な広告枠取引プログラムを記録した
記録媒体。 - 【請求項２９】 １つの前記広告枠に１つの前記スポン
サーによる複数の前記広告素材が、当該広告枠を提供す
る前記メディアにより承認されている場合には、前記広
告素材の内の１つを実際に配信するものとして登録し
て、他の前記広告素材を予備とし、 前記取引情報処理ステップでは、 前記スポンサーによる指示に応じて、前記実際に配信す
る広告素材と前記予備の広告素材との差し替えを行なう
ことを特徴とする請求項２８に記載のコンピュータによ
り読み取り可能な広告枠取引プログラムを記録した記録
媒体。 - 【請求項３０】 前記広告枠処理ステップでは、登録す
る前記広告枠のそれぞれに対して、当該広告枠において
配信しない広告のジャンルを指定する禁止ジャンルの情
報を登録し、 前記広告素材登録ステップでは、登録する前記広告素材
のそれぞれのジャンルを示すジャンル情報を登録し、 前記広告枠に対する各前記スポンサーが配信を要求する
前記広告素材のそれぞれのジャンルが、当該広告枠の前
記禁止ジャンルに該当するか否かをチェックし、当該メ
ディアに対しチェック結果を通知する広告素材チェック
ステップを備えることを特徴とする請求項２６から請求
項２９のいずれか一つに記載のコンピュータにより読み
取り可能な広告枠取引プログラムを記録した記録媒体。 - 【請求項３１】 前記取引情報処理ステップでは、前記
広告枠に対する前記広告素材の配信を要求する前記スポ
ンサーのそれぞれの、業種を示す業種カテゴリ情報を登
録し、 １つの前記広告枠に対して前記広告素材の配信を要求す
る前記スポンサーの、それぞれの業種が競合するか否か
をチェックする競合チェックステップを備え、 各前記スポンサー間に業種の競合がある場合には、前記
スポンサーの内で各業種に１つのみに限り当該広告枠に
おける配信を許可することを特徴とする請求項２５から
請求項３０のいずれか一つに記載のコンピュータにより
読み取り可能な広告枠取引プログラムを記録した記録媒
体。 - 【請求項３２】 前記メディアにより承認された前記広
告素材を、前記広告の配信を実行する広告送出管理装置
に対して送信し格納する広告素材ミラーリングステップ
を備え、 前記広告素材ミラーリングステップでは、 前記広告枠の取引前の時点において予め、前記承認され
た広告素材を前記広告送出管理装置に格納し、 前記広告枠の取引が成立し約定された場合には、前記広
告送出管理装置に対して、前記広告送出管理装置に格納
されている約定された前記広告素材の、予め設定されて
いる配信時点からの配信を指示することを特徴とする請
求項２５から請求項３１のいずれか一つに記載のコンピ
ュータにより読み取り可能な広告枠取引プログラムを記
録した記録媒体。 - 【請求項３３】 視聴者の端末に対して情報及び広告を
提供する広告送出管理装置において、 広告の各スポンサーと広告を配信する各メディアとの間
の広告枠の取引を仲介する市場管理サーバからの制御に
基づいて、前記視聴者の端末へ広告を配信し、 前記市場管理サーバから、視聴者に提供する広告のデー
タである広告素材の送信を受けてこれを記録し、 記録された前記広告素材を前記視聴者の端末に対して、
当該広告枠において指定された時刻から配信を開始する
ことを特徴とする広告送出管理装置。 - 【請求項３４】 視聴者の端末に対して情報及び広告を
提供する広告送出管理方法において、 広告の各スポンサーと広告を配信する各メディアとの間
の広告枠の取引を仲介する市場管理サーバからの制御に
基づいて、前記視聴者の端末へ広告を配信するステップ
と、 前記市場管理サーバから、視聴者に提供する広告のデー
タである広告素材の送信を受けてこれを記録するステッ
プと、 記録された前記広告素材を前記視聴者の端末に対して、
当該広告枠において指定された時刻から配信を開始する
ステップを備えることを特徴とする広告送出管理方法。 - 【請求項３５】 コンピュータを制御することにより、
視聴者の端末に対して情報及び広告を提供する広告送出
管理プログラムを記録した記録媒体において、 広告の各スポンサーと広告を配信する各メディアとの間
の広告枠の取引を仲介する市場管理サーバからの制御に
基づいて、前記視聴者の端末へ広告を配信するステップ
と、 前記市場管理サーバから、視聴者に提供する広告のデー
タである広告素材の送信を受けてこれを記録するステッ
プと、 記録された前記広告素材を前記視聴者の端末に対して、
当該広告枠において指定された時刻から配信を開始する
ステップを備えることを特徴とするコンピュータにより
読み取り可能な広告送出管理プログラムを記録した記録
媒体。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000396571A JP2002197295A (ja) | 2000-12-27 | 2000-12-27 | 広告枠取引システムとその広告枠取引仲介方法、及び広告枠取引プログラムを記録した記録媒体 |
| US10/025,770 US20020082983A1 (en) | 2000-12-27 | 2001-12-26 | Advertisement opportunity trading system, advertisement opportunity trading method, and recording medium |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000396571A JP2002197295A (ja) | 2000-12-27 | 2000-12-27 | 広告枠取引システムとその広告枠取引仲介方法、及び広告枠取引プログラムを記録した記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002197295A true JP2002197295A (ja) | 2002-07-12 |
Family
ID=18861838
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000396571A Withdrawn JP2002197295A (ja) | 2000-12-27 | 2000-12-27 | 広告枠取引システムとその広告枠取引仲介方法、及び広告枠取引プログラムを記録した記録媒体 |
Country Status (2)
| Country | Link |
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| US (1) | US20020082983A1 (ja) |
| JP (1) | JP2002197295A (ja) |
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