JP2002196943A - デジタル放送ダウンロードシステム - Google Patents
デジタル放送ダウンロードシステムInfo
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- JP2002196943A JP2002196943A JP2000397196A JP2000397196A JP2002196943A JP 2002196943 A JP2002196943 A JP 2002196943A JP 2000397196 A JP2000397196 A JP 2000397196A JP 2000397196 A JP2000397196 A JP 2000397196A JP 2002196943 A JP2002196943 A JP 2002196943A
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- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Stored Programmes (AREA)
- Television Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ユーザがダウンロードを許諾した後の処
理時間の短縮、及び、ダウンロードを失敗したときに、
ユーザへの通知を行うためユーザに対して不安を与えて
しまうことがあった。 【解決手段】 ダウンロードデータ取得部によってソフ
トウェアを予めダウンロードしておき、ダウンロードが
完了した時点で、ユーザへの告知を行って、ユーザがこ
のソフトウェアのダウンロードを許諾したときに、ダウ
ンロードされたソフトウェアを有効とする。
理時間の短縮、及び、ダウンロードを失敗したときに、
ユーザへの通知を行うためユーザに対して不安を与えて
しまうことがあった。 【解決手段】 ダウンロードデータ取得部によってソフ
トウェアを予めダウンロードしておき、ダウンロードが
完了した時点で、ユーザへの告知を行って、ユーザがこ
のソフトウェアのダウンロードを許諾したときに、ダウ
ンロードされたソフトウェアを有効とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル放送にお
けるデータダウンロードシステムに関し、特に受信機に
該当するソフトウェアを更新するため、放送により送出
されるダウンロードデータを事前蓄積後にユーザに告知
することで、ダウンロードを高速に実施することができ
るデジタル放送ダウンロードシステムに関する。
けるデータダウンロードシステムに関し、特に受信機に
該当するソフトウェアを更新するため、放送により送出
されるダウンロードデータを事前蓄積後にユーザに告知
することで、ダウンロードを高速に実施することができ
るデジタル放送ダウンロードシステムに関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、デジタル放送の開始によって従来
のアナログ放送と比較して多種多様なサービス提供が可
能な環境が整いつつある。これらの各種サービスの提供
に柔軟に対応するためにも、それらをソフトウェアで実
現する必要性が高まっている。このようにソフトウェア
によって処理を行う最大の利点は、不具合や仕様の変更
に対する柔軟性である。ハードウェアでの不具合の対応
や新しい機能の追加は容易ではないが、ソフトウェアの
場合には不具合の対応や新しい機能の追加などはソフト
ウェアの少しの変更及び機能の追加で対応することがで
きる。このようなソフトウェアの特徴を活かすために、
デジタル放送受信機では放送電波から受信機のソフトウ
ェアのプログラム部分やデータ部分を受信し、受信機内
部のソフトウェアを更新する機能を持っている。なお、
プログラムの書換えには安全性を考慮して、二ヶ所のプ
ログラム格納領域を持つ２バンク方式を採用することが
多い。これは、たとえソフトウェアのダウンロードに失
敗した場合でも、ダウンロード前のプログラムが消去さ
れずに残されるので、受信機としての機能が失われるこ
とが無いためである。この方式を採用することで、デジ
タル放送の特徴を活かしたサービス提供に随時対応して
いくことが可能となっており、デジタル放送のサービス
展開に柔軟性を持たせることができる。
のアナログ放送と比較して多種多様なサービス提供が可
能な環境が整いつつある。これらの各種サービスの提供
に柔軟に対応するためにも、それらをソフトウェアで実
現する必要性が高まっている。このようにソフトウェア
によって処理を行う最大の利点は、不具合や仕様の変更
に対する柔軟性である。ハードウェアでの不具合の対応
や新しい機能の追加は容易ではないが、ソフトウェアの
場合には不具合の対応や新しい機能の追加などはソフト
ウェアの少しの変更及び機能の追加で対応することがで
きる。このようなソフトウェアの特徴を活かすために、
デジタル放送受信機では放送電波から受信機のソフトウ
ェアのプログラム部分やデータ部分を受信し、受信機内
部のソフトウェアを更新する機能を持っている。なお、
プログラムの書換えには安全性を考慮して、二ヶ所のプ
ログラム格納領域を持つ２バンク方式を採用することが
多い。これは、たとえソフトウェアのダウンロードに失
敗した場合でも、ダウンロード前のプログラムが消去さ
れずに残されるので、受信機としての機能が失われるこ
とが無いためである。この方式を採用することで、デジ
タル放送の特徴を活かしたサービス提供に随時対応して
いくことが可能となっており、デジタル放送のサービス
展開に柔軟性を持たせることができる。
【０００３】従来のソフトウェアによる更新では、送出
されるダウンロードデータが予め告知され、その告知内
容を基にユーザに対してどの様なソフトウェアが提供さ
れて、その結果どうなるかを提示して、それらを基にユ
ーザからの許諾を求めるという方法を採用している。そ
して、ユーザからの許諾が得られれば、その後にダウン
ロードデータの取得を開始し、ダウンロードの完了後に
ソフトウェアを書き換えて、次回受信機が起動した時点
から新しいソフトウェアで動作するようにしていた。
されるダウンロードデータが予め告知され、その告知内
容を基にユーザに対してどの様なソフトウェアが提供さ
れて、その結果どうなるかを提示して、それらを基にユ
ーザからの許諾を求めるという方法を採用している。そ
して、ユーザからの許諾が得られれば、その後にダウン
ロードデータの取得を開始し、ダウンロードの完了後に
ソフトウェアを書き換えて、次回受信機が起動した時点
から新しいソフトウェアで動作するようにしていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
手法では、まず告知情報より受信機にとってダウンロー
ド対象であると認識された場合に、ユーザに対してダウ
ンロードの許諾を求める提示を行っており、ユーザの許
諾が得られた場合、ダウンロード用データの取得を試
み、取得が成功した段階で不揮発メモリへの書き込みを
行っていた。
手法では、まず告知情報より受信機にとってダウンロー
ド対象であると認識された場合に、ユーザに対してダウ
ンロードの許諾を求める提示を行っており、ユーザの許
諾が得られた場合、ダウンロード用データの取得を試
み、取得が成功した段階で不揮発メモリへの書き込みを
行っていた。
【０００５】そして、最後に有効エリアを切り換えるこ
とでダウンロードを完了していた。その後、受信機が再
起動した時点で初めて新しいソフトウェアが動作するこ
ととなっていた。この手法では、ユーザが許諾後、新し
いソフトウェアに更新されるまでに非常に時間がかかる
という問題があった。また、ユーザの許諾を得た後で、
何らかの理由によりダウンロードが途中で失敗する可能
性があるため、ユーザがダウンロードの許諾を与えたと
しても確実にソフトウェアが更新されない場合があっ
た。更に、このような不安要素が多いことから、ダウン
ロードの実施率が低下する可能性もあった。
とでダウンロードを完了していた。その後、受信機が再
起動した時点で初めて新しいソフトウェアが動作するこ
ととなっていた。この手法では、ユーザが許諾後、新し
いソフトウェアに更新されるまでに非常に時間がかかる
という問題があった。また、ユーザの許諾を得た後で、
何らかの理由によりダウンロードが途中で失敗する可能
性があるため、ユーザがダウンロードの許諾を与えたと
しても確実にソフトウェアが更新されない場合があっ
た。更に、このような不安要素が多いことから、ダウン
ロードの実施率が低下する可能性もあった。
【０００６】そこで、本発明では、デジタル放送受信機
のソフトウェア更新作業をユーザにとって分かり易い動
作で行い、ソフトウェア更新に対する認識を高めてソフ
トウェア更新の実施率を高めることを目的としており、
また、安全且つ高速にソフトウェア更新を行うことがで
きるデジタル放送ダウンロードシステムを提供すること
を目的としている。
のソフトウェア更新作業をユーザにとって分かり易い動
作で行い、ソフトウェア更新に対する認識を高めてソフ
トウェア更新の実施率を高めることを目的としており、
また、安全且つ高速にソフトウェア更新を行うことがで
きるデジタル放送ダウンロードシステムを提供すること
を目的としている。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、映像データと音声データとデータ放送用データ
とともに多重化されて送信されるソフトウェアデータを
ダウンロードするデジタル放送ダウンロードシステムで
あって、前記多重化されたデータから前記ソフトウェア
データを分離する多重化分離部と、前記ソフトウェアデ
ータに含まれる告知情報を基に前記ソフトウェアデータ
をダウンロードする必要があるか否かを判断する告知情
報判断部と、前記告知情報判断部にて、前記ソフトウェ
アデータをダウンロードする必要があるとされた場合に
前記ソフトウェアデータのダウンロードを行うダウンロ
ードデータ取得部と、前記ダウンロードデータ取得部に
よって取得されたソフトウェアデータを無効の状態で蓄
積する蓄積部と、前記蓄積部へのソフトウェアデータの
蓄積が完了した時点で、前記告知情報を提示する告知情
報提示部と、前記告知情報提示部に提示される前記ソフ
トウェアデータの情報により前記ソフトウェアの取り込
みを行うか否かをユーザの指示によって決定するユーザ
許諾確認部と、前記ユーザ許諾確認部において、前記ソ
フトウェアデータの取り込みを行うと決定したときに、
前記蓄積部に蓄積された前記ソフトウェアデータを有効
とする切替部とを有するデジタル放送ダウンロードシス
テムを提供する。
ために、映像データと音声データとデータ放送用データ
とともに多重化されて送信されるソフトウェアデータを
ダウンロードするデジタル放送ダウンロードシステムで
あって、前記多重化されたデータから前記ソフトウェア
データを分離する多重化分離部と、前記ソフトウェアデ
ータに含まれる告知情報を基に前記ソフトウェアデータ
をダウンロードする必要があるか否かを判断する告知情
報判断部と、前記告知情報判断部にて、前記ソフトウェ
アデータをダウンロードする必要があるとされた場合に
前記ソフトウェアデータのダウンロードを行うダウンロ
ードデータ取得部と、前記ダウンロードデータ取得部に
よって取得されたソフトウェアデータを無効の状態で蓄
積する蓄積部と、前記蓄積部へのソフトウェアデータの
蓄積が完了した時点で、前記告知情報を提示する告知情
報提示部と、前記告知情報提示部に提示される前記ソフ
トウェアデータの情報により前記ソフトウェアの取り込
みを行うか否かをユーザの指示によって決定するユーザ
許諾確認部と、前記ユーザ許諾確認部において、前記ソ
フトウェアデータの取り込みを行うと決定したときに、
前記蓄積部に蓄積された前記ソフトウェアデータを有効
とする切替部とを有するデジタル放送ダウンロードシス
テムを提供する。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るデジタル放送
ダウンロードシステムについて説明する。デジタル放送
受信機のソフトウェアを更新する場合。デジタル放送受
信機のメーカーは新しいソフトウェアと告知情報とを作
成して放送事業者に提出する。そして、放送事業者は新
しいソフトウェアの受け入れを行い、このソフトウェア
の送出スケジュールを作成して放送電波によって送出す
る。
ダウンロードシステムについて説明する。デジタル放送
受信機のソフトウェアを更新する場合。デジタル放送受
信機のメーカーは新しいソフトウェアと告知情報とを作
成して放送事業者に提出する。そして、放送事業者は新
しいソフトウェアの受け入れを行い、このソフトウェア
の送出スケジュールを作成して放送電波によって送出す
る。
【０００９】告知情報には、対象となる受信機やダウン
ロードされる内容、スケジュール等が含まれており、デ
ジタル放送受信機ではそれを解釈することでユーザに提
示する内容のダウンロードが予定されているかを判断す
ることができる。
ロードされる内容、スケジュール等が含まれており、デ
ジタル放送受信機ではそれを解釈することでユーザに提
示する内容のダウンロードが予定されているかを判断す
ることができる。
【００１０】従来例では、この段階でユーザに告知情報
を提示していたが、本発明ではデジタル放送受信機が告
知情報からダウンロード対象となるデータが送出されて
いると判断したとき、デジタル放送受信機においてユー
ザが視聴状態にない時間を利用して自動的にデータのダ
ウンロードを試みる。このようにダウンロードされたデ
ータは受信機に内蔵された不揮発性メモリに保存され
る。なお、この動作は必要な全てのデータを取得するま
で取得を試みる。
を提示していたが、本発明ではデジタル放送受信機が告
知情報からダウンロード対象となるデータが送出されて
いると判断したとき、デジタル放送受信機においてユー
ザが視聴状態にない時間を利用して自動的にデータのダ
ウンロードを試みる。このようにダウンロードされたデ
ータは受信機に内蔵された不揮発性メモリに保存され
る。なお、この動作は必要な全てのデータを取得するま
で取得を試みる。
【００１１】この段階では、取得したデータは有効な状
態ではなく、デジタル放送受信機に変化は無い。そし
て、ダウンロードデータを全て正常に収録できた状態に
なると、その段階でユーザに対しての告知が行われる。
通常、デジタル放送受信機に用意されているユーザイン
ターフェースにより、告知情報がユーザに対して提示さ
れ、その内容（新しいソフトウェアのダウンロード）を
実施するか否かの許諾を求める。このとき、実際には新
しいソフトウェアのダウンロードは終了しており、不揮
発メモリに蓄積された状態となっている。そして、ユー
ザの許諾が得られた場合には、不揮発メモリに蓄積され
ているダウンロードされた新しいソフトウェアを有効に
する処理が行われる。
態ではなく、デジタル放送受信機に変化は無い。そし
て、ダウンロードデータを全て正常に収録できた状態に
なると、その段階でユーザに対しての告知が行われる。
通常、デジタル放送受信機に用意されているユーザイン
ターフェースにより、告知情報がユーザに対して提示さ
れ、その内容（新しいソフトウェアのダウンロード）を
実施するか否かの許諾を求める。このとき、実際には新
しいソフトウェアのダウンロードは終了しており、不揮
発メモリに蓄積された状態となっている。そして、ユー
ザの許諾が得られた場合には、不揮発メモリに蓄積され
ているダウンロードされた新しいソフトウェアを有効に
する処理が行われる。
【００１２】次に図１を参照して具体的な処理動作を説
明する。多重分離部１では放送電波から告知情報を分離
し、告知情報取得部２では分離した告知情報を取得す
る。そして、告知情報判断部３では取得した告知情報が
デジタル放送受信機にとって有効な情報であるかを判断
する。告知情報判断部３にて告知情報が有効であると判
断された場合、ダウンロードデータ取得判断部４にて、
ユーザがデジタル放送受信機を使用していないとき等の
取得可能と判断された時間に、ダウンロードデータ取得
部５に対してダウンロードデータの取得要求を行う。ダ
ウンロードデータ取得部５では要求があると多重化分離
部１によって分離されたダウンロードデータを取得し、
不揮発メモリ蓄積部６にダウンロードデータを蓄積す
る。そして、全てのダウンロードデータの取得を完了す
ると、告知情報提示部７にてユーザに対してダウンロー
ドデータが存在することを提示する。この提示を基に、
ユーザがデータのダウンロードを許諾するか否かを決定
し、ユーザ許諾確認部８では告知情報の提示に対する許
諾を前述した決定に応じて確認する。そして、許諾が得
られた場合には、有効エリア切替部９にて不揮発メモリ
蓄積部６のダウンロードデータが蓄積されたエリアを有
効とする処理が行われ、ダウンロードデータが有効にな
る。
明する。多重分離部１では放送電波から告知情報を分離
し、告知情報取得部２では分離した告知情報を取得す
る。そして、告知情報判断部３では取得した告知情報が
デジタル放送受信機にとって有効な情報であるかを判断
する。告知情報判断部３にて告知情報が有効であると判
断された場合、ダウンロードデータ取得判断部４にて、
ユーザがデジタル放送受信機を使用していないとき等の
取得可能と判断された時間に、ダウンロードデータ取得
部５に対してダウンロードデータの取得要求を行う。ダ
ウンロードデータ取得部５では要求があると多重化分離
部１によって分離されたダウンロードデータを取得し、
不揮発メモリ蓄積部６にダウンロードデータを蓄積す
る。そして、全てのダウンロードデータの取得を完了す
ると、告知情報提示部７にてユーザに対してダウンロー
ドデータが存在することを提示する。この提示を基に、
ユーザがデータのダウンロードを許諾するか否かを決定
し、ユーザ許諾確認部８では告知情報の提示に対する許
諾を前述した決定に応じて確認する。そして、許諾が得
られた場合には、有効エリア切替部９にて不揮発メモリ
蓄積部６のダウンロードデータが蓄積されたエリアを有
効とする処理が行われ、ダウンロードデータが有効にな
る。
【００１３】次に、告知情報提示部７による告知情報の
提示について、図２を参照して説明する。デジタル放送
受信機が告知情報を受信可能な状態にあり、告知情報を
受けてダウンロードデータの取得を完了したとき、「新
しいプログラムの準備ができました。」といった内容の
メール等により告知情報が存在することをユーザに知ら
せる。このとき、メールの到着はデジタル放送受信機に
設けられたＬＥＤを点灯させる等の手法でユーザに知ら
せる。この時点で、既に不揮発メモリ蓄積部６にはダウ
ンロードデータが蓄積されているが、まだ有効なデータ
としては扱われていない。ここで、ユーザはダウンロー
ドの実施をするか否かを選択し、実施する場合には、画
面上の「はい」を選択する。すると、ユーザ情報確認部
８では有効エリア切替部９に対して許諾が得られたこと
を示す信号を送り、有効エリア切替部９では不揮発メモ
リ蓄積部６に蓄積されたダウンロードデータを有効とす
る。
提示について、図２を参照して説明する。デジタル放送
受信機が告知情報を受信可能な状態にあり、告知情報を
受けてダウンロードデータの取得を完了したとき、「新
しいプログラムの準備ができました。」といった内容の
メール等により告知情報が存在することをユーザに知ら
せる。このとき、メールの到着はデジタル放送受信機に
設けられたＬＥＤを点灯させる等の手法でユーザに知ら
せる。この時点で、既に不揮発メモリ蓄積部６にはダウ
ンロードデータが蓄積されているが、まだ有効なデータ
としては扱われていない。ここで、ユーザはダウンロー
ドの実施をするか否かを選択し、実施する場合には、画
面上の「はい」を選択する。すると、ユーザ情報確認部
８では有効エリア切替部９に対して許諾が得られたこと
を示す信号を送り、有効エリア切替部９では不揮発メモ
リ蓄積部６に蓄積されたダウンロードデータを有効とす
る。
【００１４】次に、不揮発メモリのマッピングについ
て、図３を参照して説明する。不揮発メモリには、現時
点で放送受信機が使用しているプログラムが蓄積された
プログラムエリア１と新しいプログラムを格納するため
のプログラムエリア２との二箇所のメモリエリアが用意
されており、どちらのエリアが有効であるかを記載し、
上述したエリアの管理を行う有効エリア判断部と合わせ
て三箇所のセグメントで分けられている。デジタル放送
受信機が告知情報を取得し、有効なダウンロードデータ
が送出されていると判断された時点で、現在有効となっ
ているプログラムが格納されているプログラムエリア１
とは別のプログラムエリア２に取得したダウンロードデ
ータを格納していく。全てのダウンロードデータの取得
を完了した段階でユーザへの告知情報の提示を行い、ユ
ーザに許諾の判断を仰ぐ。許諾が得られた場合、有効エ
リア判断部に記載されている現在有効なエリアを無効と
し、ダウンロードデータを蓄積したプログラムエリア２
を有効とすることで、ダウンロードされた新しいプログ
ラムを有効とすることができる。
て、図３を参照して説明する。不揮発メモリには、現時
点で放送受信機が使用しているプログラムが蓄積された
プログラムエリア１と新しいプログラムを格納するため
のプログラムエリア２との二箇所のメモリエリアが用意
されており、どちらのエリアが有効であるかを記載し、
上述したエリアの管理を行う有効エリア判断部と合わせ
て三箇所のセグメントで分けられている。デジタル放送
受信機が告知情報を取得し、有効なダウンロードデータ
が送出されていると判断された時点で、現在有効となっ
ているプログラムが格納されているプログラムエリア１
とは別のプログラムエリア２に取得したダウンロードデ
ータを格納していく。全てのダウンロードデータの取得
を完了した段階でユーザへの告知情報の提示を行い、ユ
ーザに許諾の判断を仰ぐ。許諾が得られた場合、有効エ
リア判断部に記載されている現在有効なエリアを無効と
し、ダウンロードデータを蓄積したプログラムエリア２
を有効とすることで、ダウンロードされた新しいプログ
ラムを有効とすることができる。
【００１５】
【発明の効果】以上、詳述したように、本発明に係るデ
ジタル放送ダウンロードシステムによれば、ユーザの許
諾を受けた後でダウンロードデータの取得を行う場合と
異なり、ダウンロードデータの取得が完了した時点でユ
ーザの許諾を得るので、許諾後の処理時間が大幅に短縮
されるという効果を奏する。また、ダウンロードが途中
で失敗した場合でもユーザに通知することなく再度処理
が行われるので、ダウンロード失敗の可能性が低減し、
ユーザの負担が少なくなるという効果を奏する。
ジタル放送ダウンロードシステムによれば、ユーザの許
諾を受けた後でダウンロードデータの取得を行う場合と
異なり、ダウンロードデータの取得が完了した時点でユ
ーザの許諾を得るので、許諾後の処理時間が大幅に短縮
されるという効果を奏する。また、ダウンロードが途中
で失敗した場合でもユーザに通知することなく再度処理
が行われるので、ダウンロード失敗の可能性が低減し、
ユーザの負担が少なくなるという効果を奏する。
【図１】本発明に係るデジタル放送ダウンロードシステ
ムの概略を示すブロック図である。
ムの概略を示すブロック図である。
【図２】本発明に係るデジタル放送ダウンロードシステ
ムにおける告知情報提示画面の一例を示す図である。
ムにおける告知情報提示画面の一例を示す図である。
【図３】本発明に係るデジタル放送ダウンロードシステ
ムにおける不揮発メモリのマッピングの一例を示す図で
ある。
ムにおける不揮発メモリのマッピングの一例を示す図で
ある。
１ 多重化分離部 ２ 告知情報取得部 ３ 告知情報判断部 ４ ダウンロードデータ取得判断部 ５ ダウンロードデータ取得部 ６ 不揮発メモリ蓄積部 ７ 告知情報提示部 ８ ユーザ許諾確認部 ９ 有効エリア切替部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｈ０４Ｎ 5/76 Ｇ０６Ｆ 9/06 ６３０Ｄ 7/08 Ｈ０４Ｎ 7/08 Ｚ 7/081
Claims (1)
- 【請求項１】映像データと音声データとデータ放送用デ
ータとともに多重化されて送信されるソフトウェアデー
タをダウンロードするデジタル放送ダウンロードシステ
ムであって、 前記多重化されたデータから前記ソフトウェアデータを
分離する多重化分離部と、 前記ソフトウェアデータに含まれる告知情報を基に前記
ソフトウェアデータをダウンロードする必要があるか否
かを判断する告知情報判断部と、 前記告知情報判断部にて、前記ソフトウェアデータをダ
ウンロードする必要があるとされた場合に前記ソフトウ
ェアデータのダウンロードを行うダウンロードデータ取
得部と、 前記ダウンロードデータ取得部によって取得されたソフ
トウェアデータを無効の状態で蓄積する蓄積部と、 前記蓄積部へのソフトウェアデータの蓄積が完了した時
点で、前記告知情報を提示する告知情報提示部と、 前記告知情報提示部に提示される前記ソフトウェアデー
タの情報により前記ソフトウェアの取り込みを行うか否
かをユーザの指示によって決定するユーザ許諾確認部
と、 前記ユーザ許諾確認部において、前記ソフトウェアデー
タの取り込みを行うと決定したときに、前記蓄積部に蓄
積された前記ソフトウェアデータを有効とする切替部
と、 を有するデジタル放送ダウンロードシステム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000397196A JP2002196943A (ja) | 2000-12-27 | 2000-12-27 | デジタル放送ダウンロードシステム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000397196A JP2002196943A (ja) | 2000-12-27 | 2000-12-27 | デジタル放送ダウンロードシステム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002196943A true JP2002196943A (ja) | 2002-07-12 |
Family
ID=18862352
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000397196A Pending JP2002196943A (ja) | 2000-12-27 | 2000-12-27 | デジタル放送ダウンロードシステム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002196943A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004234511A (ja) * | 2003-01-31 | 2004-08-19 | Nec Corp | ソフトウェアアップデートシステム、携帯端末、ソフトウェアアップデート方法及びプログラム |
| JP2005012766A (ja) * | 2003-05-28 | 2005-01-13 | Canon Inc | ネットワークシステム及び電子機器 |
| KR100812950B1 (ko) | 2006-10-24 | 2008-03-11 | 주식회사 대우일렉트로닉스 | 데이터 방송 어플리케이션의 실행시간 단축방법 |
| JP2009017323A (ja) * | 2007-07-06 | 2009-01-22 | Hitachi Ltd | 限定受信システム、限定受信システムの送信装置、及び限定受信システムの受信装置。 |
-
2000
- 2000-12-27 JP JP2000397196A patent/JP2002196943A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004234511A (ja) * | 2003-01-31 | 2004-08-19 | Nec Corp | ソフトウェアアップデートシステム、携帯端末、ソフトウェアアップデート方法及びプログラム |
| JP2005012766A (ja) * | 2003-05-28 | 2005-01-13 | Canon Inc | ネットワークシステム及び電子機器 |
| JP4693363B2 (ja) * | 2003-05-28 | 2011-06-01 | キヤノン株式会社 | テレビジョン装置及びその制御方法 |
| KR100812950B1 (ko) | 2006-10-24 | 2008-03-11 | 주식회사 대우일렉트로닉스 | 데이터 방송 어플리케이션의 실행시간 단축방법 |
| JP2009017323A (ja) * | 2007-07-06 | 2009-01-22 | Hitachi Ltd | 限定受信システム、限定受信システムの送信装置、及び限定受信システムの受信装置。 |
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