JP2002196839A - フレキシブル回路の経路決め装置 - Google Patents

フレキシブル回路の経路決め装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2つの部分間の電気的接続を良好に保つこと
ができる携帯電子装置を提供する。 【解決手段】 携帯電子装置は、相対的に移動可能な第
1および第2の部分を有する。各部分間の電気的接続は
フレキシブル電気コネクタの使用により達成する。2つ
の部分間のコネクタの経路を、第1の配置ではコネクタ
が強制的に第1の経路をたどり、第2の配置ではコネク
タが第2の異なる経路をたどるように障害物によって規
定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フレキシブルプリ
ント回路を使用して複数の相対的可動部分を電気的に接
続する装置に係り、特に、個人用整理手帳、ラップトッ
プ・コンピュータまたは移動電話機などの折畳み式の電
子装置に有用性がある。
【0002】
【従来の技術】不使用時には折畳んでかなりフラットで
最小の形状にでき、使用時には開いて多くの機能部品を
出現可能にする種々の携帯型電子装置を製造することが
望ましい。例えば、携帯電話のユーザにとっては、目立
たないようにそれを携行できると都合がよい。しかし、
電話機が小さいと、ディスプレイやキーパッドが小さく
なり、また、スピーカとマイクロフォンの距離が短くな
るので、通信の双方向において音声の質がひどく影響を
受けるという問題が発生する。しかし、折畳み形状を携
帯電話機に採用するなら、折畳み式でない場合と比較し
て、一定の容積でより大きい表面積が利用可能になる。
これにより上記問題点を軽減できる。例えば、キーパッ
ドおよびディスプレイを折畳んだ電話機内部に隠し、電
話機を開いた時に出現可能にする。
【0003】しかし、折畳み式電子装置の問題点は、2
つかあるいはそれ以上の部分をいかにして電気的に相互
に接続するかということである。既知の解決策では、ワ
イヤおよびケーブルを個別にあるいはリボンケーブルの
形で使用して部分どうしを接続する。しかし、ワイヤだ
とかさばるし、曲がらないので今日の小型の装置には使
用不可能である。したがって、現在の好ましい接続方法
では、電気的接続の可能なフレキシブルプリント基板
(PCB)などのフレキシブル・コネクタを使用する。
【0004】フレキシブルPCBは1つ又はそれ以上の
導電トラックがプリントされた1つ又はそれ以上の絶縁
基板からなり、導電トラック層は基板材料の各層によっ
て互いに絶縁されている。しかし、この構成の問題点
は、フレキシブルPCBが組込まれた装置の使用期間に
わたり生起する。ラップトップ・コンピュータまたは折
畳み式の電話機は通常、寿命が数年になるように設計さ
れている。このような装置の寿命計算の構成要素には、
開閉動作に一定の回数が要求される。この動作回数が1
0万から100万超の範囲であることは珍しくない。こ
のように開閉動作の回数が大きいと、折畳み式装置の可
動部にかなり大きなストレスを与え、動作が特定の回数
に達する以前に故障する可能性がある。
【0005】図1(a)および(b)は、フレキシブル
PCBを使用して、電話機などの折畳み式装置の2つの
各部を接続する最も簡単な方法を示す。このケースで
は、電話機100の第1部分にある硬質のPCB110
と電話機100の第2部分にある硬質のPCB120と
をフレキシブルPCB130によって接続する。フレキ
シブルPCB130は、電話機の2つの部分を結合する
ヒンジ機構140を貫通する。
【0006】図1(b)に示すように電話機を開くと、
フレキシブルPCBが大きな角度(通常0度から180
度の範囲で)回転する。電話機は何回も反復して開閉さ
れるので、フレキシブルPCBにかかる累積ストレスが
導電トラックに損傷を与える可能性がある。また、この
方法は、閉位置においてフレキシブルPCBの大きな遊
びをヒンジ機構内に収容しなければならない。これによ
りフレキシブルPCBがよじれる可能性が増し、接続に
悪影響を与えてしまう。また、この方法では、上記フレ
キシブルPCBの余剰部分を収容するために、他の方法
よりもヒンジ機構の内部容積が大きくなければならな
い。
【0007】図1に示した装置では、上記相互接続を実
際にどのように実施しているかを過度に単純化して示し
ている。通常、ヒンジ機構はより複雑で、自動開き機
構、ロック機構、または制動機構などの付加的な素子が
組込まれている。これらの他のすべての素子は、フレキ
シブルPCBがヒンジ機構を貫通するのを非常に困難に
する。このような困難を克服する1つの方法が、欧州特
許出願第0961370号に開示されている。この特許
出願には、電話機の2つの部分間のフレキシブル接続が
記載され、フレキシブルPCBがその長径に沿ってらせ
ん状にねじれる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このシステム
を採用すると、フレキシブルPCBがヒンジ機構内で自
己摩擦する可能性があり、この摩擦が電話機の2つの部
分間の電気的接続に悪影響を及ぼしやすくなる。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の態様によ
れば、第1および第2の部分から構成される携帯電子装
置が提供され、2つの部分は第1および第2の配置間を
相対的に移動可能であり、フレキシブル電気コネクタに
より電気的に接続される。2つの部分間のコネクタの経
路は1つの障害物によって規定され、その結果、第1の
配置においてはコネクタが強制的に第1の経路をたど
り、第2の配置においてはコネクタが強制的に第2の異
なる経路をたどる。
【0010】本発明の第2の態様によれば、ヒンジを介
して相対的に移動可能な第1および第2の部分から構成
される携帯電子装置が提供され、第1および第2部分は
フレキシブルコネクタを介して電気的に接続する。フレ
キシブルコネクタはヒンジ内で2つの部分の一方と共に
移動する障害物によって経路決めされ、その障害物は、
ヒンジの軸とほぼ平行な直線に沿って突出し、コネクタ
の経路を決める複数の構成物の形態をとり、2つの部分
のある相対位置において、複数の構成物の1つがコネク
タの経路決めに役割を果たさない。本発明の利点の1つ
は、装置の相対的に移動可能な2つの部分間を確実に電
気的に相互接続する手段を提供することである。
【0011】本発明の別の利点は、フレキシブルコネク
タが携帯電子装置の開閉動作から受ける応力および張力
を、許容可能かつ確定可能なレベルに維持できることで
ある。これは、コネクタが装置の形状の変化によって変
化する規定の経路をたどり、装置の相対位置のすべてに
対してほぼ一定の長さを維持するように、ヒンジ内でコ
ネクタを経路決めすることによって達成できる。一定長
さの経路は、ヒンジ内でコネクタを規定の経路に案内す
る一連の障害物を厳選することによって達成できる。コ
ネクタがたどる経路の長さが、装置が全開位置から全閉
位置へ回転する時にあまり変化しないように、障害物の
位置および大きさを厳選する。
【0012】本発明のある実施形態は、ヒンジの位置に
応じて回転するプレートに取付けられた一連の突起物の
周りにコネクタを案内する。このように、フレキシブル
コネクタがたどる正確な経路は、折畳み式装置各部の相
対位置に応じて変化する。プレートを装置の一方の部分
に取付けることによって、プレートがヒンジ位置に応じ
て回転可能となる。
【0013】本発明のある実施形態は、円形プレートの
直径上に配置され、2つの部分の回転軸に平行な方向に
縦に伸びる3つの円筒形の突起物を使用する。コネクタ
はこれらの突起物によって経路決めされ、1つの極位置
において、コネクタが隣接する突起物の対向する面と接
触する。好適には、突起物を装置のヒンジ機構に取付け
可能なスプール内に配置する。2つの部分の回転の一方
の極端では、すべての突起物がフレキシブルコネクタが
たどる経路の形成に役割を果たす。回転の他方の極端で
は、突起物の1つが経路の形成に役割を果たさない。し
たがって、2つの部分がとりうる相対位置の範囲のある
所与の点において、突起物の1つが経路の形成に係わら
なくなる。
【0014】本発明の実施形態の利点は、コネクタがた
どる経路は反復可能かつ予測可能なことである。つま
り、第2部分に対する第1部分の所定位置に対して、コ
ネクタの経路を決定できる。フレキシブルコネクタは最
小曲げ半径を有しているが、もしこれが破られれば導電
トラックに損傷を与える可能性が増し、したがって装置
の各部分間の電気的接続が損なわれる。本発明の特徴
は、最小曲げ半径に達しないように障害物を介してフレ
キシブルコネクタの経路決めを行うことであり、その結
果コネクタに損傷を与える可能性を軽減できる。
【0015】好適には、フレキシブルコネクタは、多く
の周知の工程により製造可能なフレキシブルプリント基
板の形態である。装置の好適な実施形態は、携帯電話
機、特に折畳み式携帯電話機である。別の実施形態は、
ディスプレイを収容する第1部分と、キーボードを収容
する第2部分とを有する。次に、本発明をよりよく理解
するために、そして、どうしたら同じ効果が得られるか
を理解するために、添付図面を参照して例示的に説明す
る。
【0016】
【発明の実施の形態】図2は、移動電話機などの折畳み
式携帯電子装置のヒンジ機構の一部を構成するスプール
200の分解図である。スプール200は2つの連動部
分からなる。両部分は1つ又はそれ以上のスピンドルお
よび開口部を有する平らな円板である。両円板は適当な
プラスチック材料から作られる。
【0017】第1の部分210は円板表面から伸びるス
ピンドル220を備える。スピンドルは断面が円形で、
円板と同軸である。第1の部分210はまた、中心スピ
ンドルの両側に円板の外周方向に配置された2つの開口
部245、255を備える。したがって、2つの開口部
および中心スピンドル220は円板の直径上に位置す
る。
【0018】第2の部分230は第1の部分の反形であ
り、その円板と同軸の開口部225を備える。第2の部
分はまた、中心開口部225の両側に円板の外周方向に
配置された2つのスピンドル240、250を備える。
したがって、開口部および2つのスピンドルは円板の直
径上に位置する。一方の円板のスピンドルを他方の円板
の開口部に嵌めることによって、2つの円板を接続す
る。各スピンドル220、240、250を、スプール
200の別の部分にある対応する開口部225、24
5、255と摩擦によって固く結合するような形状にす
る。特定の実施形態では、すべてのスピンドルが同じ大
きさで、隣接するスピンドルが互いから等距離にある。
しかし、同様に動作する他の構成もありうる。
【0019】図3は、第1の部分と第2の部分とを接続
した時のスプール200を示す。折畳み式装置のヒンジ
の回転軸は、スプールの第1の部分のスピンドル220
と同軸である。つまり、スプールはその中心軸を軸に回
転する。スプールが折畳み式装置の一方の可動部分に固
定され、装置のもう一方の可動部分に対してヒンジ軸と
一緒に回転するように、スプールを装置のヒンジ内に配
置する。
【0020】図2はフレキシブル・コネクタ300がス
プール200内を通過する様子を示す。この例のフレキ
シブル・コネクタは、1つ又はそれ以上の導電信号トラ
ックが1つ又はそれ以上の層、または1つ又はそれ以上
の絶縁基板にプリントされたフレキシブルプリント基板
(PCB)である。フレキシブルPCBは、折畳み式装
置の各部に構成部品を収容できる単一素子であって良
い。あるいは、装置の各部が柔軟なあるいは硬いPCB
を個別に備え、これをフレキシブルPCBの長さによっ
て他方に接続しても良い。PCB300はまず、固定ス
ピンドル260を通過して案内される。スピンドル26
0を装置の一方の可動部分の所定位置に固定することに
より、スプールがスピンドル260に対して移動する。
スピンドル260は、スプールの回転位置に関係なく確
実にPCBを一定の向きでスプールに入れる働きをす
る。
【0021】図2は、折畳み式装置の2つの部分が互い
に約45度の位置にある時のスプールの位置を示す。P
CBはスプールの3つのスピンドルに次のように案内さ
れる。PCBはまず、スピンドル240の周りを反時計
方向に通過し、次に中心スピンドル220の周りを時計
方向に通過し、そして最終スピンドル250の周りを反
時計方向に通過した後スプールから出て行く。コネクタ
がスプールを通過する。
【0022】図4(a)から(c)は、装置が(a)閉
位置、(b)中間位置、および(c)全開位置にある時
のスプールの状態を示す斜視図である。各図にはスプー
ルの下部分230のみを示し、明瞭にするために上部分
210を取外している。したがって、スプール内のフレ
キシブルPCB300の経路を目で追うことができる。
図4(a)から、PCB300は、3つのスピンドル2
40、250および220(図示せず)それぞれの周囲
の案内面の少なくとも一部を通過し、スプールから出て
行くことが見てとれる。スプールを含む装置を図4
(b)に示す中間位置まで開くと、スピンドル240は
スプール内でPCBを案内する役目をもはや果たさず、
PCBの経路はスピンドル220と250によってのみ
決定される。
【0023】装置をさらに図4(c)に示す全開位置ま
で開くと、PCBは中心スピンドル220の周りをほぼ
完全に1周した後、スピンドル250の周りを通過しス
プールから出て行く。図4(a)から(c)は、装置の
動作の3つの異なるポイントにおけるPCBの経路を示
しているが、これらの中間のポイントを描くことは容易
である。
【0024】スプール200用に選択されたこの構成
は、フレキシブルPCBが折畳み式電子装置のヒンジを
通過する間のフレキシブルPCBのストレス、歪、疲
労、および捩れを最小にするために、異なる要因の中か
ら以下のことが望ましいという認識から生じたものであ
る。 ・ヒンジ内でのPCBの経路をある程度制御しようとす
ること。 ・コネクタが最小曲げ半径よりも小さく曲がらないよう
に経路を設定すること。 ・PCBの伸張を予め定義した限度内に確実に維持しよ
うとすること。 ・(他の部分および自己に対する)摩擦を減らそうとす
ること。
【0025】以上で説明した実施形態はこれらの問題を
次のように処理する。 ・コネクタの経路が、折畳み式装置の相対位置に対して
無矛盾に定義された進路を概ねたどるようにコネクタ経
路を決める。 ・最小曲げ半径よりも大きい半径を有するスピンドルの
周りに、スプール内でコネクタを案内する。 ・PCBがたどる進路が、折畳み式装置の任意の所定位
置に対してほぼ同じ長さとなるようにスプールを構成す
る。
【0026】図5(a)から(c)は、図4(a)から
(c)に示した装置の位置に対応しているが、これらは
理解を容易にするための上面図である。図5(a)は、
装置が閉位置にある時のスプールの位置を示している。
XおよびYで示した点は、それぞれスプールの入口点お
よび出口点である。これら2点間のPCBの長さは、P
CBが損傷を受ける可能性を上述したいかなる方法でも
最小に保てるように、ある種の管理を必要とする長さで
ある。
【0027】スプールは図5(a)および(c)に示し
た位置間の全角度範囲を移動するので、実際には点Xお
よびY間の経路の長さは少ししか変化しないことがわか
る。このような小さい変化のおかげで、PCBがその寿
命にわたって受ける摩擦力を最小にでき、また、一方で
はPCBの遊びがヒンジ内の空間を大きく占有しないの
でPCBは損傷を受けにくく、他方ではPCBは装置の
開閉動作中にいかなる大きい張力も受けないという結果
を生む。
【0028】以上の説明から、当業者であれば、本発明
の範囲内で種々の変更が可能なことは明らかであろう。
特に、ある実施形態は折畳み式電話機について説明し
た。当業者は、本発明を回転接続を有する2つ又はそれ
以上の構成部品間を電気的に接続する必要のあるいかな
る装置にも同様に適用できることが理解できるだろう。
例えば、本発明を使用して、ラップトップ・コンピュー
タのディスプレイ部とキーボード部との接続、またはデ
ジタルカメラのファインダとレンズ部との接続を容易に
できる。
【0029】コネクタの経路を決めるスプールを以上で
説明した構成をほぼ維持しながら任意の大きさにでき
る。このように、このスプールは多数の個別の導電トラ
ックを有するコネクタの経路決めができ、この場合、コ
ネクタを案内する突起物を長くできる。スプールの大き
さを変化させて、特定の装置および/またはコネクタの
素材に適合させることができる。本発明はこれに限定さ
れるものではなく、本明細書で開示したすべての新規な
特徴または特徴の組み合わせも本発明の範疇に含むもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】携帯電子装置の可動構成部分を電気的に接続す
るという課題に対する従来技術の解決策を示す図であ
る。
【図2】本発明の1つの実施形態によるヒンジ構成部品
の概略分解図である。
【図3】本発明の1つの実施形態によるヒンジ構成部品
の概略図である。
【図4】(a)から(c)は、携帯電子装置が開位置か
ら閉位置まで回転する時の各位置における図2および3
のヒンジ構成部品の概略図である。
【図5】(a)から(c)は、それぞれ図4(a)から
(c)に示した位置と同位置におけるヒンジ構成部品の
上面図である。
【符号の説明】
100:電話機 110:硬質のPCB 120:硬質のPCB 130:フレキシブルPCB 140:ヒンジ機構 200:スプール 210:第1の部分 220:スピンドル 225:開口部 230:第2の部分 240:スピンドル 245:開口部 250:スピンドル 255:開口部 260:スピンドル 300:PCB

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の配置および第2の配置間で相対的
    に移動可能で、フレキシブル電気コネクタにより電気的
    に接続される第1の部分と第2の部分とからなる携帯電
    子装置であって、 前記2つの部分間の前記コネクタの経路を障害物によっ
    て規定し、前記第1の配置では前記コネクタが第1の経
    路をたどるように強制し、前記第2の配置では前記コネ
    クタが第2の異なる経路をたどるように強制することを
    特徴とする携帯電子装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の携帯電子装置におい
    て、 前記第1および第2の配置は、前記装置の前記2つの部
    分の移動の両極端を表すことを特徴とする携帯電子装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の携帯電子装置
    において、 前記第1および第2の部分を回転軸に沿って機械的に接
    続することを特徴とする携帯電子装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の携帯電子装置におい
    て、 前記回転軸がヒンジにより提供されることを特徴とする
    携帯電子装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4の何れかに記載の携帯電
    子装置において、 前記フレキシブル電気コネクタがフレキシブルプリント
    基板(PCB)であることを特徴とする携帯電子装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5の何れかに記載の携帯電
    子装置において、 前記障害物が前記2つの部分の一方と共に移動するよう
    に構成することを特徴とする携帯電子装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6の何れかに記載の携帯電
    子装置において、 前記障害物が前記回転軸と平行な複数の突起物によって
    提供されることを特徴とする携帯電子装置。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7の何れかに記載の携帯電
    子装置において、 前記複数の突起物の1つが、前記第1および第2部分の
    所定の相対位置において前記コネクタの経路決めに役割
    を果たさなくなることを特徴とする携帯電子装置。
  9. 【請求項9】 請求項6乃至8の何れかに記載の携帯電
    子装置において、 前記障害物を前記回転軸と同軸に取付けたスプールに組
    込むことを特徴とする携帯電子装置。
  10. 【請求項10】 請求項7乃至9の何れかに記載の携帯
    電子装置において、 前記突起物の形状が円筒形であることを特徴とする携帯
    電子装置。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の携帯電子装置にお
    いて、 前記突起物がほぼ同じ大きさであることを特徴とする携
    帯電子装置。
  12. 【請求項12】 請求項7乃至11の何れかに記載の携
    帯電子装置において、 前記突起物を、前記フレキシブルコネクタの最小曲げ半
    径より大きい半径を有するように構成することを特徴と
    する携帯電子装置。
  13. 【請求項13】 請求項1乃至12の何れかに記載の携
    帯電子装置において、 前記携帯電子装置が携帯電話機であることを特徴とする
    携帯電子装置。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載の携帯電子装置にお
    いて、 前記電話機が折畳み式電話機であり、前記第1および第
    2の配置が前記電話機の全開および全閉位置に相当する
    ことを特徴とする携帯電子装置。
  15. 【請求項15】 請求項1乃至14の何れかに記載の携
    帯電子装置において、 前記第1の部分がキーボードを含み、前記第2の部分が
    ディスプレイを含むことを特徴とする携帯電子装置。
  16. 【請求項16】 ヒンジを介して相対的に移動可能で、
    フレキシブルコネクタを介して電気的に接続された第1
    および第2の部分からなる携帯電子装置であって、 前記フレキシブルコネクタは、前記ヒンジ内で前記2つ
    の部分の一方と共に移動する障害物によって経路決めさ
    れ、前記障害物は前記ヒンジの回転軸とほぼ平行な直線
    に沿った、前記コネクタの経路決めを行う複数の突起物
    の形態をとり、前記2つの部分の所定の相対位置におい
    て、前記複数の突起物の1つが前記コネクタの経路決め
    に役割を果たさないことを特徴とする携帯電子装置。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載の携帯電子装置にお
    いて、 前記複数の突起物を同一直線上に配列することを特徴と
    する携帯電子装置。
  18. 【請求項18】 請求項16または17に記載の携帯電
    子装置において、 前記突起物の数が3であることを特徴とする携帯電子装
    置。
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