JP2002195376A - ハイブリッド車用駆動装置の製造方法 - Google Patents

ハイブリッド車用駆動装置の製造方法

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JP2002195376A
JP2002195376A JP2000393755A JP2000393755A JP2002195376A JP 2002195376 A JP2002195376 A JP 2002195376A JP 2000393755 A JP2000393755 A JP 2000393755A JP 2000393755 A JP2000393755 A JP 2000393755A JP 2002195376 A JP2002195376 A JP 2002195376A
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hybrid vehicle
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Yasuo Yamaguchi
康夫 山口
Satoshi Wakuta
聡 和久田
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Aisin AW Co Ltd
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Aisin AW Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トルクコンバータとロータとを一体に結合し
てサブアッシーとし、その回転バランスを測定し調整す
る。 【解決手段】 ハイブリッド車用駆動装置1は、エンジ
ン13と、トルクコンバータ5を有する自動変速機D
と、モータ・ジェネレータ6とを備え、トルクコンバー
タ5とロータ43の回転バランスの調整は、これらを一
体に結合したサブアッシー14を回転バランス測定装置
70に装着して回転バランスを測定し、バランス調整
は、ロータ支持板45の外周部に穴48を明けて行う。
組付けに際し、回転バランスを調整後のサブアッシー1
4を自動変速機Dに取付け、また、モータ・ジェネレ
ータ6のステータ42を一体に固定したハウジング15
を自動変速機Dのミッションケース4に取付け、更
に、ロータ43をエンジン13の出力軸52に連結す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハイブリッド車用
駆動装置の製造方法に係り、詳しくは流体伝動装置とロ
ータとを結合したサブアッシーの回転バランスを調整し
た後に、このサブアッシーを自動変速機本体に組付ける
ようにしたハイブリッド車用駆動装置の製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、エンジン及びモータ・ジェネレー
タの両方を変速機に付設して、発進時や加速時等にモー
タ・ジェネレータの駆動力をエンジン駆動力にアシスト
し、また降板路走行時、制動時にモータ・ジェネレータ
をジェネレータとして機能してエンジンブレーキ効果を
補い、また制動ヱネルギを回生して燃費を向上すると共
に、排気ガス排出量を低減させるパラレルハイブリッド
車用駆動装置が、例えば特開平9−215270号公報
(従来技術1)や特開平9−23846号公報(従来技
術2)や特開平5−30605号公報(従来技術3)に
より提案されている。
【0003】従来技術1のものは、モータ・ジェネレー
タを収納したモータハウジングを、エンジンとトルクコ
ンバータを収納したミッションハウジングとの間に挟む
ように配置してある。また、上記従来技術2のものは、
トルクコンバータのポンプインペラとタービンランナと
の間に、モータ・ジェネレータがバイパスして装着され
ている。上記従来技術3のものは、トルクコンバータか
ら自動変速機構を介して出力軸に至る駆動系の所定要素
と駆動系を覆うケースとの間に、モータ・ジェネレータ
が装着されており、具体的にはトルクコンバータと自動
変速機構との間又は自動変速機構の伝動後部側にモータ
・ジェネレータが配置されている。
【0004】ところで、上記従来技術において、トルク
コンバータとモータ・ジェネレータの回転子(ロータ)
の不釣り合い(回転アンバランス)によって生ずる振動
を低減して回転ロスを少なくするために、これらトルク
コンバータとモータ・ジェネレータを夫々単独で釣り合
い試験機に装着して、個々の回転バランスを調整するこ
とが行われていた。このため、例えばモータ・ジェネレ
ータにあっては、ロータのアルミダイカストの不均一性
などによって生ずる不釣り合い重量を取り除くことを考
慮して、前もってロータ支持部を厚めに設計すること等
が行われていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、モータ・ジェ
ネレータを、クランク軸に直結してスタータモータや交
流発電機として用いる場合、トルクコンバータとモータ
・ジェネレータとは一体構造となっていることから、回
転バランス調整も一体で行うのが好ましい。更に、一般
的に、モータ・ジェネレータに要求される回転バランス
は、トルクコンバータに要求される回転バランスよりも
厳しいため、各々で回転バランスの調整を行った場合、
略々同じ精度でバランス調整が行われることから、トル
クコンバータに対しては必要以上に厳しいバランス調整
が要求されることになる。
【0006】そこで、本発明は、流体伝動装置とロータ
とを一体に結合して回転バランスを調整し、アンバラン
スに起因する回転ロスをなくすと共に、バランス調整作
業の容易化を図り得るハイブリッド車用駆動装置の製造
方法を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
エンジン(13)と、流体伝動装置を有する自動変速機
(D)と、ステータ(42)及びロータ(43)を有
し、該ロータ(43)を前記流体伝動装置の入力部に連
結したモータ(6)と、を備えてなるハイブリッド車用
駆動装置の製造方法であって、前記流体伝動装置と前記
ロータ(43)とを一体に結合してサブアッシー(1
4)となし、該サブアッシー(14)を回転バランス測
定装置(70)に装着して回転バランスを調整した、こ
とを特徴とするハイブリッド車用駆動装置の製造方法に
ある。
【0008】請求項2に係る発明は、回転バランスを調
整した後のサブアッシー(14)を自動変速機本体(D
)に取付けると共に、前記ステータ(42)を一体に
固定したハウジング(15)を前記自動変速機本体(D
)のケース(12)に取付け、そして前記ロータ(4
3)を前記エンジン(13)の出力軸(52)に連結し
てなる、ことを特徴とする請求項1記載のハイブリッド
車用駆動装置の製造方法にある。
【0009】請求項3に係る発明は、前記流体伝動装置
は、ロックアップクラッチ(3)を有するトルクコンバ
ータ(5)であって、前記流体伝動装置の入力部は、タ
ービンランナ(16)及び前記ロックアップクラッチ
(3)を覆いかつポンプインペラ(17)に連結するフ
ロントカバー(30)であり、前記ロータ(43)は、
取付フランジ(45)の外周部に取付けられ、該取付フ
ランジ(45)の中心ハブ部(45a‘)と、前記フロ
ントカバー(30)のセンターピース(31)とをはめ
あわせて芯合せすると共に、前記取付フランジ(45)
の周辺部と前記フロントカバー(30)とを固定具(5
4,59)により一体に固着し、前記取付フランジ(4
5)の外周部分を、前記回転バランス調整用の孔明け部
(48)とした、ことを特徴とする請求項1又は2記載
のハイブリッド車用駆動装置の製造方法にある。
【0010】請求項4記載の発明は、前記サブアッシー
(14)は、前記ロータ(43)を下にして回転面が略
々水平面となるように、前記回転バランス測定装置(7
0)に装着されてなる、ことを特徴とする請求項1ない
し3のいずれかに記載のハイブリッド車用駆動装置の製
造方法にある。
【0011】請求項5記載の発明は、前記フロントカバ
ー(30)は、その中間部分に軸方向に延びる円筒部
(30b)を有し、かつ該円筒部(30b)の内径側に
前記ロックアップクラッチ(3)が収納され、前記モー
タ(6)は、前記ロータ(43)が前記円筒部(30
b)の外周面との間に所定間隙を存して該円筒部(30
b)の外径側にて軸方向にオーバラップするように配置
されてなる、ことを特徴とする請求項1ないし4のいず
れかに記載のハイブリッド車用駆動装置の製造方法にあ
る。
【0012】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、流体伝動
装置とロータとを一体に結合してサブアッシーとなし、
該サブアッシーを単位として回転バランスの調整を行う
ようにしたので、より実際の使用状態に近いバランス調
整を行うことができ、この部分での回転ロスを最小限に
抑制することができる。また、流体伝動装置とモータ・
ジェネレータのロータとを、夫々別個に回転バランスの
調整を行う場合に比して、作業工数の削減を図ることが
できると共に、流体伝動装置にロータと同様の厳しいバ
ランス調整が要求される不具合もなくすことができる。
【0013】請求項2に係る発明によれば、組付けに際
しては、回転バランスを調整した後のサブアッシーを自
動変速機本体に取付けると共に、ステータを一体に固定
したハウジングを自動変速機本体のケースに取付け、更
にロータをエンジンの出力軸に連結すれば良いので、流
体伝動装置とロータとを一体としたサブアッシー単位で
組付けを行うことができ、作業性の向上を図ることがで
きる。
【0014】請求項3に係る発明によれば、ロータは、
取付フランジの外周部に取付けられ、かつ該取付フラン
ジの中心ハブ部とフロントカバーのセンターピースとを
はめあわせて芯合せするので、トルクコンバータに対し
て、ロータのセンタリング精度を高めることができる。
また、前記取付フランジの周辺部とフロントカバーとを
固定具により一体に固着し、取付フランジの外周部分を
回転バランス調整用の孔明け部としたことにより、実際
の使用状態と略々同様の状態でバランス測定が行えるの
で、回転のアンバランスによる回転ロスを防止できると
共に、バランス調整に当たっては、バランスピース溶接
によらずに、取付フランジの外周部分の穴明け作業のみ
で全体のバランス調整を行えるので、作業性の向上を図
ることができる。
【0015】請求項4記載の発明によれば、サブアッシ
ーは、ロータを下にして回転面が略々水平面となるよう
に、回転バランス測定装置に装着されてなることによ
り、回転面を略々水平に配置することが容易であると共
に、重量部分のロータを下にしているので、サブアッシ
ー全体を安定した状態でターンテーブル上に載置するこ
とができる。更に、ロータを下にしているので、回転バ
ランスの調整時に、ロータの取付フランジの外周部分の
孔明け作業が容易となる。
【0016】請求項5記載の発明によれば、モータは、
そのロータがフロントカバーの円筒部の外周面との間に
所定間隙を存して該円筒部の外径側にて軸方向にオーバ
ラップするように配置されてなることにより、流体伝動
装置とモータを含む軸方向の寸法の長大化を防止して車
輛搭載性を確保することができると共に、流体伝動装置
の容量を十分に確保することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面に沿って本発明の実施
の形態について説明する。
【0018】図1は、本発明方法により製造されたハイ
ブリッド車用駆動装置の構造の一例を示す断面図であ
り、図2は、前記ハイブリッド車用駆動装置の主要部を
示す図である。
【0019】図1に示すハイブリッド車用駆動装置1
は、従来からある自動変速機A/Tのトルクコンバータ
部分にモータ・ジェネレータ6を付設したものであっ
て、ガソリンエンジン等の内燃エンジン13と、モータ
ハウジング15に収納されているブラシレスDCモータ
等からなるモータ・ジェネレータ6と、これらのエンジ
ン13及びモータ・ジェネレータ6からの駆動力が伝達
される自動変速機Dとを備えている。すなわち、ハイ
ブリッド車用駆動装置1は、エンジン側から、モータ・
ジェネレータ6及び自動変速機Dが順次配置されてい
る。この自動変速機Dは、トルクコンバータ(流体伝
動装置)5及び多段変速機構2によって構成されてい
る。
【0020】この多段変速機構2は、ミッションケース
4に収納されていて、入力軸10に同軸状に配置されて
いる主変速機構部7、上記入力軸に平行なカウンタ軸8
に同軸状に配置されている副変速機構部9、及び前輪駆
動軸に同軸状に配置されたディファレンシャル装置11
からなり、これらが分割可能な一体ケースに収納された
FF(フロントエンジン・フロントドライブ)タイプの
ものからなる。
【0021】ところで、内燃エンジン13からモータ・
ジェネレータ6へはクランク軸(出力軸)52が延設さ
れており、そのクランク軸52の先端部分には可撓性の
ドライブプレート55がボルト53によって固定されて
いる。また、このドライブプレート55に対向する位置
には可撓性のインプットプレート51が、互いの先端部
をボルト56により固定・連結された状態で配置されて
おり、これらのプレート51,55によってフレックス
プレート60が構成されている。なお、内燃エンジン1
3のクランク軸52の端面には孔部(凹部)52aが穿
設されている(詳細は後述)。
【0022】一方、モータ・ジェネレータ6はステータ
42とロータ43とを有しており、ロータ43は、永久
磁石が埋め込まれた多数の積層板43aと、これらの積
層板43aを固定・支持する支持板(取付フランジ)4
5とによって構成されている。この支持板45は、その
回転中心の前後部に配置された略々同一軸心の軸部45
aとハブ部45a‘、更に該ハブ部45a’に連設され
て前記ドライブプレート55に沿うように配置された円
板部45bと、該円板部45bの外縁部に連設された筒
状の保持部45cとからなり、該保持部45cには上述
した積層板43aが軸方向に並べた状態で保持されてい
る。
【0023】トルクコンバータ5は、図2に詳示するよ
うに、コンバータハウジング12に収納されていて、ロ
ックアップクラッチ3、タービンランナ16、ポンプイ
ンペラ17、ステータ19、及びこれらを覆うように配
置されたフロントカバ―(入力部)30を有しており、
該フロントカバー30における回転中心部分には、その
外側にセンタピース31が固定されている。
【0024】ここで、本実施の形態では、前記トルクコ
ンバータ5とロータ43とを一体に結合してサブアッシ
ーとなし、該サブアッシーを回転バランス測定装置に装
着して回転バランスの測定及び調整を行うものである。
【0025】すなわち、図3に示すように、トルクコン
バータ5のフロントカバー30とロータ43の支持板4
5とを、ボルト54とナット59により一体に結合して
サブアッシー14となし、このサブアッシー14を、ロ
ータ43を下にし、回転面が略々水平面となるようにし
て、回転バランス測定装置70(図4参照)に装着する
ことで回転バランスの測定が行われ、その後、ロータ4
3の外周部分を孔明けして回転バランスの調整が行われ
る。
【0026】図4に示すように、この回転バランス測定
装置70は、測定装置77と制御部78が収容された基
盤71と、この基盤71上に略々水平に支持され、第1
の電動モータ72によって回転駆動されるターンテーブ
ル73と、前記基盤71から立設された支柱74と、該
支柱74に昇降移動可能に設けられたアーム部材75
と、このアーム部材75の自由端側に配設された第2の
電動モータ76とを有している。前記測定装置77は、
サブアッシー14の回転のアンバランスを測定する装置
であり、また制御部78は、各種演算処理を行うための
マイコンを備えている。また、前記第1の電動モータ7
2には、該第1の電動モータ72の回転速度を検出可能
なエンコーダ79が設けられ、第2の電動モータ76に
は、該第2の電動モータ76の回転速度を検出可能なエ
ンコーダ80が設けられている。
【0027】そして、前記ターンテーブル73上には、
トルクコンバータ5とロータ43を一体としたサブアッ
シー14が、ロータ43の中心軸部45aをターンテー
ブル73の回転軸に略々一致させた状態で装着される。
また、上方に配置された第2の電動モータ76の出力側
には、ターンテーブル73の回転軸と略々同軸に、駆動
軸76aが取付けられていて、この駆動軸76aは、ト
ルクコンバータ5のハブ20にスプライン結合により連
結される。これにより、ロータ43とフロントカバー3
0及びポンプインペラ17は、第1の電動モータ72に
より一体的に回転制御され、また、タービンランナ16
と一体であるハブ20は、第2の電動モータ76により
一体的に回転制御される。
【0028】以上において、サブアッシー14の回転ア
ンバランスの測定は、まず第1の電動モータ72と第2
の電動モータ76とを同一速度で同期回転させて、ロー
タ43等とタービンランナ16等のアンバランスを測定
し、次に、第1の電動モータ72の位相に対して第2の
電動モータ76の位相を所定量ズラした状態で、夫々の
アンバランスを測定する。
【0029】すなわち、ポンプインペラ17の内部に作
動油を充填した状態で、サブアッシー14をターンテー
ブル73上にセットする。次いで、支柱74を下降させ
て、第2の電動モータ76の出力軸76aを、タービン
ランナ16と一体のハブ20とワンウェイクラッチ26
の内側スプラインに夫々係合する。この状態で、第1と
第2の電動モータ72,76を一体的に同期回転させ、
制御部78において、エンコーダ79の原点信号(ホー
ムポジション信号)が送出されてから、エンコーダ80
の原点信号が送出されるまでの該エンコーダ80のパル
ス数をカウントし、これを記憶する。この動作を複数回
行い、カウント数の平均値とバラツキを演算する。次い
で、ロータ43とタービンランナ16(及びハブ20)
とを所定量位相をズラして、前記と同様に、第1と第2
の電動モータ72,76を一体的に同期回転させ、エン
コーダ79の原点信号の送出からエンコーダ80の原点
信号が送出されるまでの該エンコーダ80のパルス数を
カウントし、この動作を複数回行い、カウント数の平均
値とバラツキを演算する。そして、平均値のバラツキが
所定の基準値よりも大きければ同期異常とし、また、後
者のカウント数から前者のカウント数を引いた進み角
が、所定の基準値よりも大きければ進み角異常とする。
【0030】以上により、アンバランスがあれば、それ
に応じてロータ43の支持板45の外周部分に穴48を
明けてその部分を削り取り、回転バランスの調整を行
う。このように、サブアッシー14の単位ごとに回転バ
ランスの測定を行い、かつバランス調整を行うことで、
実際の使用状態に近似した態様での回転バランス調整を
行うことができる。このため、従来のように、トルクコ
ンバータ5とロータ43とを夫々単独で回転バランスの
調整する作業を省略することができる。
【0031】次いで、回転バランスを調整した後のサブ
アッシー14を、自動変速機Dに取付けると共に、前
記ステータ42を一体に固定したモータハウジング15
を前記自動変速機Dのコンバータハウジング12に取
付け、そして前記ロータ43を前記エンジン13の出力
軸52に連結する。なお、組付け方法は、上記以外に
も、例えばステータ42を一体に固定したモータハウジ
ング15を、自動変速機Dのコンバータハウジング1
2に取付け、その後回転バランスを調整した後のサブア
ッシー14を自動変速機Dに取付け、そして前記ロー
タ43をエンジン13の出力軸52に連結しても良い。
【0032】次に、モータ・ジェネレータ6とトルクコ
ンバータ5の詳細構成について説明する。
【0033】図2に詳示するように、ロータ43の軸
部、すなわち支持板45の回転中心で、ハブ部45a
‘と略々同一軸心に形成された軸部45aは、エンジン
側に向って突出している。該軸部45aの突出部分は中
実状に形成されており、かつその先端部分外周面には、
軸方向に幅狭の領域に環状の突条部46が形成されてい
る。前記軸部45aは、クランク軸52の孔部52aに
挿入され、その突条部46が該孔部52aの内面に接触
して支持部分を構成している。そして、この軸部45a
は、クランク軸52によって相対移動自在に支持される
こととなる。したがって、ハウジングの位置合わせを適
切に行うことにより、軸部45aのセンタリングを行う
ことができる。
【0034】一方、円板部45bには上述したインプッ
トプレート51の内縁部がボルト54によって固定され
ていて、インプットプレート51及びドライブプレート
55からなるフレックスプレート60が内燃エンジンの
クランク軸52とロータ43との間に配置されて駆動力
を伝達するように構成されている。
【0035】更に、ロータ43の積層板43aに僅かの
間隔を存して対向するように多数のステータ用鉄心42
aがモータハウジング15に固定されており、これらの
鉄心42aにはコイル42bが巻回されてステータ42
が構成されている。
【0036】ところで、上述したフレックスプレート6
0の一部はモータ・ジェネレータ6のステータ42の外
径側に延出されている。そして、このようなモータ・ジ
ェネレータ6の外径側であって該モータ・ジェネレータ
6と軸方向に重なる位置(すなわち、フレックスプレー
ト60に対向する位置)にはセンサ47が配置されてい
て、該センサ47によって前記フレックスプレート60
の延出部を検出することに基づき前記モータ・ジェネレ
ータ6のロータ43の位相を検出するようになってい
る。このセンサ47は、上記ロータ43の回転位置を正
確に検出して、ステータ42に流す電流のタイミングを
制御するためのものである。前記ロータ円板部45bに
一体に連結されているインプットプレート51は外径方
向に延出し、かつその先端にてステータコイル42bの
一方の外径側を覆うように屈曲した検出片51aを有
し、この検出片51aが被検出部を構成している。
【0037】また、トルクコンバータ5のフロントカバ
ー30は、ロータ43の円板部45bに沿うように配置
された円板形状の内径部分30aと、該内径部分30a
の外縁部に連設されて前記保持部45cに沿うように配
置された筒状形状の中間部分30bと、該中間部分30
bに連設されてタービンランナ16の外形に沿うように
形成されると共にポンプインペラ17に固定された外径
部分30cと、からなる。なお、上述したステータ42
及びロータ43は、前記フロントカバー30の中間部分
30bの外径側において略々整列する位置に配置されて
いる。
【0038】また、センタピース31は、ロータ43の
中心ハブ部45a‘に相対移動自在に嵌合されて芯合せ
されていて、ロータ43をトルクコンバータ5に対して
センタリングしている。トルクコンバータ5は、遠心油
圧及びチャージ圧の変化によりその外殻(フロントカバ
ー30等)が変形し、特にその変形量は回転中心部にお
ける軸方向変形が大きく、従ってセンタピース31は軸
方向に移動するが、上述したようにセンタピース31と
ロータ軸部45aとが相対移動自在に支持されているの
で、上記センタピース31の軸方向移動によっても、ロ
ータ43の支持精度に影響を与えることがない。
【0039】更に、ロータ43は、フロントカバー30
の内径部分30aに固設されている。すなわち、ロータ
43の円板部45bが、該円板部45bに対向するフロ
ントカバー30の内径部分30aであって、該フロント
カバー30の外径側でボルト54と、該フロントカバー
30に溶接されているナット59とによって固定されて
いる。従って、トルクコンバータ5の変形は、上述した
ように、その回転方向中心部が大きく、フロントカバー
30の外径側では小さくなっているので、上記フロント
カバー30の外径側で取付けられているロータ43は、
トルクコンバータ5の変形による支持精度ヘの影響は少
ない。
【0040】また、上記ロータ43は、上述したように
クランク軸52によって相対移動可能に支持されている
が、軸方向に対しては、前記フレックスプレート60を
構成するドライブプレート55及びインプットプレート
51によりその移動が僅かになるように規制されてい
る。
【0041】さらに、クランク軸52とロータ軸部45
aとは幅狭の突条部46においてのみ接触しているだけ
であるため、エンジン13の爆発振動によってクランク
軸52が偏心回転したとしてもその接触位置が変動する
だけであってクランク軸52の側の偏心回転がロータ軸
部45aの側に伝達されることを低減できる。
【0042】また、上述したロックアップクラッチ3
は、フロントカバー30の中間部分30bの内径側に収
納・配置されている。該ロックアップクラッチ3は、上
記フロントカバー30の中間部分30bに沿って軸方向
に延設されたドラム32を備えており、該ドラム32の
内周面には軸方向にスプラインが形成されていて、該ス
プラインには複数の摩擦板36が支持されている。さら
に、ドラム32の内周面とセンタピース31の外周面と
の間には、密接した状態で移動可能にピストンプレート
40が配置されている。また、センタピース31の近傍
の入力軸10にはハブ20がスプライン結合されてお
り、このハブ20にはハブ35が支持されており、かつ
これら両ハブの間にダンパスプリング38が介在して、
衝撃的回転を吸収するバネダンパを構成している。そし
て、該ハブ35はドラム32に対向する位置まで延設さ
れており、ドラム32に対向する面には、多板クラッチ
を構成する前記摩擦板36がスプライン結合されてい
る。
【0043】さらに、上述したピストンプレート40に
はオリフィス孔が形成されていて、該ピストンプレート
40で隔てられた両油室間の油圧を絞りつつ流通可能
で、その油の流れ方向を変化させることによりピストン
プレート40を移動させ、ピストンプレート40の摩擦
板36への押圧力を制御し、摩擦板36の接続、解放又
はスリップを制御できるように構成されている。
【0044】なお、このロックアップクラッチ3は、前
記トルクコンバータ5のタービンランナ16及びポンプ
インペラ17の外郭からなるトーラスより小径に構成さ
れており、具体的にはトーラスの半径方向略々中央部分
に上記ドラム32が位置するように配置されている。
【0045】また、ロックアップクラッチ3は、モータ
・ジェネレータ6の内側に収納可能な小径のものである
が、多板クラッチであって、モータ・ジェネレータ6及
び内燃エンジン13の両方が駆動される場合にあっても
それらの駆動力を確実に入力軸10に伝達するようにな
っている。
【0046】一方、タービンランナ16は、上述したハ
ブ20に連結されて入力軸10と共に一体回転するよう
に構成されている。
【0047】また、ポンプインペラ17は、上述のよう
にフロントカバー30の外径部分30cに固定されてお
り、他方の基部にはハブ17aが固定されている。
【0048】さらに、このハブ17aと入力軸10との
間には、該入力軸10を囲むようにスリ―ブ27が配置
されており、該スリーブ27の先端部にはワンウェイク
ラッチ26のインナケージが固定されている。このワン
ウェイクラッチ26は前記ステータ19に連結されてい
る。
【0049】また一方、トルクコンバータ5の左方であ
って多段変速機構2との間にはオイルポンプ22が配設
されており、そのポンプケース22aの内周面にはブッ
シュを介して上述したハブ17aが回転自在に支持され
ている。つまり、上述したロータ43の円板部45b
は、ボルト54とナット59、フロントカバー30、及
びハブ17aを介してポンプケース22aに支持される
こととなるが、ロータ43を支持する2つの箇所(すな
わち、クランク軸52による支持箇所と、ポンプケース
22aによる支持箇所)の間のスパンを広く取ることが
できる。
【0050】このため、クランク軸52が上述のように
偏心回転した場合であっても、ロータの円板部45bの
振れ角は小さく済み、その結果、ロータ43とステータ
42との間のギャップを小さくでき、モータ・ジェネレ
ータとしての効率を高めることができる。
【0051】更に、ブラシレスDCモータでは、ロータ
の位相を常に検出しながらステータコイルに流す電流の
タイミングを調整しているが、このロータの位相を検出
する方法として磁気センサを用いた場合には、ステータ
コイルからの磁束の漏洩を防止してセンサの信頼性を高
める必要がある。
【0052】このため、モータ・ジェネレータ6からの
漏洩磁束を遮蔽する遮蔽板61が配置されていて、該遮
蔽板61は、一端をステータ鉄心42aに接触して固定
されている。この遮蔽板61は、ステータ鉄心から、ス
テータコイル42bの径方向外周面を前記ステータ鉄心
と反対方向に軸方向に延び、更にステータコイルに沿っ
てロータ43の側方部分まで径方向内周側に延びてい
る。これにより、ステータコイル42bからの漏洩磁束
に関し、ステータコイル42b→遮蔽板61→ステータ
鉄心42aの経路で閉ループが形成され、上記漏洩磁束
が他の部材に流れることを防止して、回転位置検出セン
サ47が、上記漏洩磁束の影響による検出精度の低下や
誤作動を生ずることを防止できる。
【0053】次いで、本実施の形態により製造されたハ
イブリッド車用駆動装置の作用について説明する。
【0054】いま、車輌が停止状態にある場合に、不図
示のイグニッションスイッチをONにして運転者がアク
セルペダルを踏む(低スロットル開度時)と、不図示の
バッテリからモータ・ジェネレータ6へは電流が流れ、
モータ・ジェネレータ6はモ―タとして機能する。すな
わち、不図示のコントローラが、センサ47からの信号
(ロータ43の位置)に基づいて適切なタイミングでス
テータ42のコイル42bに電流を流すと、ロータ43
は、前進方向にかつ高い効率にて回転するが、その回転
駆動力は、支持板45、ボルト34a及びナット34b
を介してトルクコンバータ5に伝達され、このトルクコ
ンバータ5にて所定のトルク比にて増大された上で入力
軸10に伝達される。
【0055】該車輌発進時にあっては、内燃エンジン1
3の燃料噴射装置は作動せずにエンジン13は停止状態
にあり、モータ・ジェネレータ6からの駆動力のみによ
って車輌は発進する。なお、上述したように支持板45
が回転されるため、インプットプレート51及びドライ
ブプレート55を介してクランクシャフト52が回転さ
れ、その結果、ピストンはシリンダ室の空気の圧縮・解
放を繰り返しながら往復運動をする。ここで、モータ・
ジェネレータ6は、低回転数時に高いトルクを出力する
駆動特性を有しており、トルクコンバータ5のトルク比
増大及び多段変速機構2の1速段による高いトルク比が
相俟って、車輌は滑らかにかつ所定のトルクにより発進
・走行することとなる。
【0056】この場合、トルクコンバータ5とモータ・
ジェネレータ6(ロータ43)とは、自動変速機本体へ
の組付け前に、これらを一体に結合してサブアッシー1
4となし、このサブアッシー14を単位として回転バラ
ンスを調整し、実際の使用に近い状態での回転バランス
を調整した後のものを自動変速機本体に取付けているの
で、この部分での回転ロスは最小限に抑制されることに
なる。
【0057】そして、車輌が発進直後の速度が比較的小
さいときであっても、加速や登坂をするためにアクセル
ペダルが踏まれてスロットルが一定開度以上開かれる
と、燃料噴射装置が作動されると共に、モータ・ジェネ
レータ6がスタータモータとして機能して点火プラグが
点火され、内燃エンジン13が始動される。これによっ
てクランク軸52が回転され、その回転駆動力は、ドラ
イブプレート55及びインプットプレート51を介して
支持板45に伝達される。そして、内燃エンジン13、
並びにモータとして機能しているモータ・ジェネレータ
6の両方の駆動力が加算されてトルクコンバータ5に伝
達され、大きな駆動力にて車輌が走行される。このと
き、多段変速機構2がアップシフトされて、所望の回転
速度の回転が駆動車輪に伝達される。
【0058】そして、車輌が定常の高速走行状態にある
場合には、モータ・ジェネレータ6が無負荷運転(モー
タに生じる逆起電力により生じるトルクを相殺させるよ
うにモータ出力を制御する)され、モータ・ジェネレー
タ6を空転させる。これにより、車輌は、専ら内燃エン
ジン13のみの駆動力によって走行することとなる。
【0059】なお、バッテリの充電量(SOC)が少な
い場合には、モータ・ジェネレータ6をジェネレータと
して機能させてエネルギの回生を行う。前記内燃エンジ
ン13による駆動状態又は内燃エンジン13にモータを
アシストした駆動状態(場合によってはモータのみによ
る駆動状態)にあって、コンバータ圧の方向に換えるこ
とによりピストンプレート40を移動させて多板クラッ
チ(外摩擦板37及び内摩擦板36)を接続する。これ
により、フロントカバー30に伝達されているトルク
は、ドラム32、摩擦板36、ハブ35、ダンパスプリ
ング38及びタービンハブ20を介して、トルクコンバ
ータの油流を介することなく直接入力軸10に伝達され
る。
【0060】また、定常の低中速走行時や降坂路走行時
などで内燃エンジン13の出力に余裕がある場合には、
バッテリのSOCに応じて、モータ・ジェネレータ6を
ジェネレータとして機能させてバッテリを充電する。特
に、降坂路走行時においてエンジンブレーキを必要とす
る場合には、前記ジェネレータとなっているモータ・ジ
ェネレータ6の回生電力を大きくして、充分なエンジン
ブレーキ効果を得ることができる。また、運転者がフッ
トブレーキを踏んで車輌を減速させようとする場合に
は、前記モータ・ジェネレータ6の回生電力を更に大き
くして、該モータ・ジェネレータ6を回生ブレーキとし
て作動させ、車輌の慣性エネルギを電力として回生する
と共に、摩擦ブレーキにより発生させるブレーキ力を低
減して熱放散によるエネルギ消費を低減する。また、中
速域においても、エンジンをより高出力、高効率な領域
で運転できるように、モータ・ジェネレータ6を回生状
態とし、これによりエンジン効率を向上できると共に、
上記回生によるバッテリの充電に基づきモータ走行を増
大することができ、エネルギ効率を向上し得る。
【0061】そして、車輌が信号等にて停止している状
態では、モータ・ジェネレータ6が停止されると共に、
燃料噴射装置がOFFとなって内燃エンジンも停止され
る。
【0062】即ち、従来のエンジンのアイドリング状態
はなくなる。また、該停止状態からの車輌の発進は、前
述したように、まず、モータ・ジェネレータ6のモータ
駆動力により発進し、その直後の比較的低速状態で、上
記モータ駆動力によりエンジンが始動され、モータ6の
駆動力にてアシストすることにより、エンジンの急激な
駆動力変動をなくして、滑らかに運転し、そしてエンジ
ンブレーキ必要時及び制動停止時に、モータ・ジェネレ
ータ6を回生ブレーキとして車輌慣性エネルギを電気エ
ネルギとして回生する。また、エンジン低負荷、極低負
荷時のようにエンジン効率の悪い領域をモータ走行す
る。これらが相俟って、本ハイブリット車は、省燃費及
び排ガスの減少を達成し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明により製造したハイブリッド車用駆動装
置の構造の一例を示す断面図である。
【図2】同上の主要部であるトルクコンバータ及びモー
タ・ジェネレータ部分を示す断面図である。
【図3】トルクコンバータとロータとを一体に結合した
サブアッシーの断面図である。
【図4】回転バランス測定装置の概略構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 ハイブリッド車用駆動装置 3 ロックアップクラッチ 5 トルクコンバータ(流体伝動装置) 6 モータ・ジェネレータ 10 入力軸 12 コンバータハウジング 13 内燃エンジン 14 サブアッシー 15 モータハウジング 16 タービンランナ 17 ポンプインペラ 19 ステータ 20 ハブ 26 ワンウェイクラッチ 30 フロントカバー(流体伝動装置の入力部) 30b 円筒部 31 センタピース 32 ドラム 42 ステータ 43 ロータ 45 支持板(取付フランジ) 45a 軸部 45a‘ ハブ部 45b 円板部 45c 保持部(外周部) 48 穴 52 クランク軸(出力軸) 54 ボルト(固定具) 59 ナット(固定具) 70 回転バランス測定装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンと、流体伝動装置を有する自動
    変速機と、ステータ及びロータを有し、該ロータを前記
    流体伝動装置の入力部に連結したモータと、を備えてな
    るハイブリッド車用駆動装置の製造方法であって、 前記流体伝動装置と前記ロータとを一体に結合してサブ
    アッシーとなし、該サブアッシーを回転バランス測定装
    置に装着して回転バランスを調整した、 ことを特徴とするハイブリッド車用駆動装置の製造方
    法。
  2. 【請求項2】 回転バランスを調整した後のサブアッシ
    ーを自動変速機本体に取付けると共に、前記ステータを
    一体に固定したハウジングを前記自動変速機本体のケー
    スに取付け、そして前記ロータを前記エンジンの出力軸
    に連結してなる、 ことを特徴とする請求項1記載のハイブリッド車用駆動
    装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記流体伝動装置は、ロックアップクラ
    ッチを有するトルクコンバータであって、 前記流体伝動装置の入力部は、タービンランナ及び前記
    ロックアップクラッチを覆いかつポンプインぺラに連結
    するフロントカバーであり、前記ロータは、取付フラン
    ジの外周部に取付けられ、 該取付フランジの中心ハブ部と、前記フロントカバーの
    センターピースとをはめあわせて芯合せすると共に、前
    記取付フランジの周辺部と前記フロントカバーとを固定
    具により一体に固着し、前記取付フランジの外周部分
    を、前記回転バランス調整用の孔明け部とした、 ことを特徴とする請求項1又は2記載のハイブリッド車
    用駆動装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記サブアッシーは、前記ロータを下に
    して回転面が略々水平面となるように、前記回転バラン
    ス測定装置に装着されてなる、 ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の
    ハイブリッド車用駆動装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記フロントカバーは、その中間部分に
    軸方向に延びる円筒部を有し、かつ該円筒部の内径側に
    前記ロックアップクラッチが収納され、 前記モータは、前記ロータが前記円筒部の外周面との間
    に所定間隙を存して該円筒部の外径側にて軸方向にオー
    バラップするように配置されてなる、 ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の
    ハイブリッド車用駆動装置の製造方法。
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