JP2002193969A - クロマノン環化合物の不斉合成方法とカロフィラムクマリン化合物の合成方法 - Google Patents

クロマノン環化合物の不斉合成方法とカロフィラムクマリン化合物の合成方法

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JP2002193969A
JP2002193969A JP2000404582A JP2000404582A JP2002193969A JP 2002193969 A JP2002193969 A JP 2002193969A JP 2000404582 A JP2000404582 A JP 2000404582A JP 2000404582 A JP2000404582 A JP 2000404582A JP 2002193969 A JP2002193969 A JP 2002193969A
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Tsutomu Ishikawa
勉 石川
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  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Oxygen Or Sulfur (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 生理活性とその創薬への利用が期待される4
環性クマリン化合物の、実際的で効率的な、新しい立体
選択的な不斉合成を実現し、その展開として、カラフィ
ラムクマリン化合物の効率的な合成を可能とする。 【解決手段】 次式(I) 【化1】 (式中のRは水素原子または置換基を有していてもよ
い炭化水素基を示し、RおよびRは、各々、同一ま
たは別異に、置換基を有していてもよ炭化水素基を示
し、Rは、水素原子または炭化水素基を示して、R
が炭化水素基を示すか、RとRが、炭素環を形成
し、前記の炭化水素基または炭素環は置換基を有してい
てもよいことを示す。)で表わされヒドロキシケトン化
合物、もしくはそのヒドロキシル基が活性化された化合
物を、光学活性なシンコーナアルカロイドの存在下に、
高誘電率溶媒中において分子内オキソ−マイケル反応さ
せ、次式(II) 【化2】 (式中のR,R,R,RおよびRは前記のも
のを示す)で表わされるシス体またはトランス体、もし
くはその両者のクロマノン環化合物を合成し、次いで還
元する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この出願の発明は、クロマノ
ン環化合物の不斉合成方法とカロフィラムクマリン化合
物の合成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術とその課題】天然由来の抗HIV活性リー
ド化合物の探索研究より、オトギリソウ科Caloph
yllum属植物から得られる4環性クマリン(Cal
ophyllumクマリン)に強い活性が認められてい
る。そして、活性発現には、次式に示したように、クロ
マノール環(D環)の立体化学が重要で、(10R,1
1S,12S)の絶対配置を持つ(+)−calano
lide A(1)および(+)−inphyllum
B(2)の活性が強く、前者は非核酸系抗エイズ薬の候
補化合物として、現在臨床試験が行われている。
【0003】ところが、これらクマリン化合物の植物含
有量が少ないことから、環境や資源的観点より、実際的
で効率的な合成方法の確立が望まれていた。
【0004】
【化4】
【0005】この出願の発明は以上のような背景からな
されたものであって、生理的活性とその創薬への利用が
期待される4環性クマリン化合物の、新しい立体選択的
な不斉合成方法と、その展開としてのカラフィラムクマ
リン化合物の合成方法を提供することを課題としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この出願の発明は、上記
の課題を解決するものとして、第1には、次式(I)
【0007】
【化5】
【0008】(式中のRは水素原子または置換基を有
していてもよい炭化水素基を示し、RおよびRは、
各々、同一または別異に、置換基を有していてもよい炭
化水素基を示し、Rは、水素原子または炭化水素基を
示して、Rが炭化水素基を示すか、RとRが炭素
環を形成し、前記の炭化水素基または炭素環は置換基を
有していてもよいことを示す。)で表わされるヒドロキ
シトケトン化合物、もしくはそのヒドロキシル基が活性
化された化合物を、光学活性なシンコーナアルカロイド
の存在下に、高誘電率溶媒中において分子内オキソ−マ
イケル反応させ、次式(II)
【0009】
【化6】
【0010】(式中のR,R,R,RおよびR
は前記のものを示す)で表わされるシス体またはトラ
ンス体、もしくはその両者のクロマノン環化合物を得る
ことを特徴とするクロマノン環化合物の不斉合成方法を
提供する。
【0011】そして、この方法について、第2には、シ
ンコーナアルカロイドが、光学活性なキニンまたはキニ
ジンであることを特徴とするクロマノン環化合物の不斉
合成方法を提供し、第3には、高誘電率溶媒がハロゲン
化芳香族炭化水素であることを特徴とするクロマノン環
化合物の不斉合成方法を提供する。
【0012】また、この出願の発明は、第4には、上記
のいずれかの方法により不斉合成されたクロマノン環化
合物を還元することを特徴とする次式(III)
【0013】
【化7】
【0014】(式中のRは水素原子または置換基を有
していてもよい炭化水素基を示し、RおよびRは、
各々、同一または別異に、置換基を有していてもよい炭
化水素基を示し、Rは、各々、水素原子または炭化水
素基を示して、Rが炭化水素基を示すか、RとR
が、炭素環を形成し、前記の炭化水素基または炭素環は
置換基を有していてもよいことを示す。)で表わされる
シス体、トランス体、もしくはその両者のクロマノール
環化合物を得ることを特徴とするクロマノール環化合物
の合成方法を提供する。
【0015】
【発明の実施の形態】この出願の発明は、上記のとおり
の特徴をもつものであるが、以下にその実施の形態につ
いて説明する。
【0016】まず、この出願の第1ないし第4の発明
は、前記の式(II)で表わされるシス体またはトラン
ス体、もしくはその両者のクロマノン環化合物の不斉合
成法を提供するものであるが、出発物質としての式
(I)で表わされるヒドロキシケトン化合物は、シス
体、トランス体またはその両者であってよく、各々の幾
何異性は、クロマノン環化合物の立体構造として反映さ
せることができる。そして、式(I)で表わされるヒド
ロキシケトン化合物においては、符号Rが炭化水素基
を示し、RおよびRが炭化水素基を示し、Rが炭
化水素基を示しRが炭化水素基を示す場合の炭化水素
基としては、直鎖または分枝状鎖のアルキル基、アルケ
ニル基、単環または多環のシクロアルキル基、あるいは
アリール基等の各種のものから選択されてよい。たとえ
ば、メチル、エチル、n−プロピル、iso−プロピ
ル、n−ブチル、iso−ブチル、フェニル、ベンジ
ル、メチルフェニル、エチルフェニル等の炭化水素基が
例示される。また、これらの炭化水素基は合成反応を阻
害しない限り、各種の有機官能基を有していてもよい。
【0017】そして、前記RおよびRは、一緒にな
って、炭素環を形成してもよい。さらには、異種原子、
たとえば酸素原子や窒素原子、硫黄原子等を介して炭素
環を形成してもよい。そして、このような炭素環は、置
換基として炭化水素基を有していてもよく、さらには有
機官能基を持つこともできる。たとえばアルキル基、ア
リール基、アルコキシ基、アルキルカルボニルオキシ
基、エステル基、シアノ基、ニトロ基等である。
【0018】第1ないし第4の発明においては、たとえ
ば以上のような前記の式(I)で表わされるヒドロキシ
ケトン化合物、あるいはそのヒドロキシル基を活性化し
て金属塩等とした化合物を、不斉合成によって、光学活
性なシンコーナーアルカロイドの存在下に、高誘導率溶
媒中において、分子内オキソ−マイケル反応させて、式
(II)で表わされるクロマノン環化合物に変換する。
【0019】この分子内オキソ−マイケル反応によるク
ロマノン環化合物の不斉合成においては、触媒として、
光学活性なシンコーナアルカロイドが用いられる。シン
コーナアルカロイドについては各種のものであってよい
が、たとえば好適なものとしては、この出願の第2の発
明のように、光学活性なキニーネまたはキニジンが例示
される。
【0020】ただ、これらの触媒はそれだけでは高い収
率(光学収率)を得ることが必ずしも容易ではない。そ
こで、この出願の発明においては、反応には高誘電率の
溶媒を用いることを特徴としている。「高誘電率」との
規定は、この出願の発明においては、好適には、誘電率
が1.0D以上、より好ましくは1.3D以上のものと
して定義付けられる。より具体的に好適なものを例示す
るとすれば、クロルベンゼン(誘電率1.69D)、ア
ニソール(メトキシベンゼン)((誘電率1.38D)
等のハロゲン化芳香族炭化水素やアルコキシ芳香族炭化
水素等がある。特に、この出願の第3の発明のように、
ハロゲン化芳香族炭化水素溶媒が挙げられる。クロルベ
ンゼン、ジクロロベンゼン、フルオロベンゼン、トリク
ロロメチルベンゼン、トリフルオロメチルベンゼン等が
たとえば考慮される。
【0021】この出願の発明の溶媒は、たとえばベンゼ
ン(誘電率0D)、トルエン(誘電率0.36D)等に
比べてはるかに高い誘電率を有するものとして特徴づけ
られる。誘電率が1.0D未満の場合には、反応におけ
る溶媒としての効果は期待できない。この発明において
は、より好ましくは誘電率1.3D以上の高誘電率溶媒
が使用されることになる。
【0022】前記触媒の使用量については、通常は、前
記式(I)のヒドロキシケトン化合物1モルに対して、
0.01〜0.5モル程度が考慮される。前記溶媒につ
いてはクロマノール化合物と触媒の溶媒としての作用を
示す適宜な量であってよい。
【0023】不斉合成においては、反応雰囲気は、限定
されることはないが、アルゴン、窒素等の不活性雰囲気
とすることが好ましい。反応温度は、通常は0℃〜25
℃程度が考慮される。
【0024】以上のとおりのこの発明の不斉合成方法に
よれば、高いジアステレオ選択性と、高い反応収率、そ
して、優れたエナンチオ選択性も実現されることにな
る。
【0025】なお、出発原料物質としての式(I)で表
わされるヒドロキシケトン化合物については、たとえば
トリアルコキシベンゼンのような、入手し易く、取扱い
易い物質より容易に合成することができる。このような
合成のための方法は、後述の実施例においても例示され
る。
【0026】また、この出願の第4の発明は、以上のと
おりの不斉合成によって合成されたクロマノン環化合物
を還元することによる前記式(III)で表わされるク
ロマノール環化合物を提供する。このクロマノール環化
合物には、非核酸系抗エイズ薬としての有用性が期待さ
れる(+)−カラノイドAをはじめとするカロフィラム
クマリン化合物も含まれる。
【0027】たとえば式(II)として表わされるクロ
マノン環化合物の還元反応には、カルボニル基をヒドロ
キシル基に還元することのできる各種の手段が適用され
ることになる。たとえば、各種のリチウム水素化物を用
いることができる。リチウムトリブトキシアルミニウム
水素化物(LTBAH)がその代表例である。このもの
によって、立体選択的な還元が可能になる。
【0028】以上のようなこの出願の発明によって、生
理活性とその創薬への利用が期待される4環性クマリン
化合物の、実際的で効率的な、そして立体選択的な不斉
合成が可能とされるとともに、その展開としてのカロフ
ィラムクマリン化合物の効率的な合成も可能とされる。
【0029】そこで以下に実施例を示し、さらに発明の
実施の形態について説明する。
【0030】
【実施例】<実施例1>次の反応式
【0031】
【化8】
【0032】に従って、まず化合物12のクロマノール
化合物を合成し、次いで分子内オキソ−マイケル反応に
よって化合物13のクロマノン環化合物を合成した。
【0033】分子内オキソ−マイケル反応には、触媒と
して、化合物12のクロマノール化合物1モル当り0.
1モルの(−)−キニーネを用い、クロルベンゼンを溶
媒として、アルゴン雰囲気下で、14℃の反応温度で、
21時間、反応を行った。
【0034】定量的に化合物13のクロマノン環化合物
が得られ、H NMRの分析によってcis/tra
ns比が80/20で、cis体80%(98ee%)
の結果が得られた。ジアステレオ選択性が認められ、か
つ、cis−クロマノン環化合物のエナンチオ選択性も
高いものであることが確認された。 <実施例2>実施例1において、溶媒のクロルベンゼン
をフルオロベンゼンに代えて反応を行った。
【0035】その結果、トータル収率74%、cis/
trans=80/20、cis体59%(76ee
%)の反応成績であった。 <実施例3>実施例1において、溶媒のクロルベンゼン
をメトキシベンゼンに代えて反応を行った。
【0036】その結果、トータル収率95%、cis/
trans=79/21、cis体69(92ee%)
の反応成績であった。
【0037】一方、溶媒をベンゼンに代えた場合には、
トータル収率は80%で、cis/trans=44/
56、cis体36%(46ee%)であった。 <実施例4>実施例1において合成した化合物13のク
ロマノン環化合物をLTBHを用いて、THF溶媒中
で、−15℃〜−10℃の温度で、1.5時間還元反応
させ、収率95%で、対応するクロマノール環化合物を
得た。 <実施例5>次の反応式
【0038】
【化9】
【0039】に従って、保護基としてトリイソプロピル
シリル(TIPS)基を用いて、まず化合物23のクロ
マノール化合物を合成した。すなわち、トリイソプロピ
ルシリル(TIPS)基により保護した化合物19をC
Cl中でTBAFにより0℃の温度で5分間処理
し、化合物20のヒドロキシ化合物に変換し、その後、
3−クロル−3−メチル−1−ブチンを、DBU,Cu
Clの共存下に7〜8℃の温度で反応させ、次いで、P
hNEtにより、150℃の温度で、80分間処理し
て、化合物22を得た。このものをMgIにより、ベ
ンゼン中で還流温度で2.5時間処理し、77%の収率
で化合物23のクロマノール化合物を合成した。
【0040】次いで、化合物23を、(−)−キニーネ
の存在下、クロルベンゼン中で、3〜4℃の温度で23
時間分子内オキソ−マイケル反応させ、化合物24のク
ロマノン環化合物を合成した。
【0041】cis/trans=80/20(全体収
率100%)で、cis体は、94%eeであった。
【0042】<実施例6>実施例5により得た化合物2
4のcis体をMgI−6HOにより、ベンゼン中
で還流温度で2.5時間処理し、trans体50%
(90%ee)、cis体50%(94%ee)とし
た。このtrans体を、LTBHを用いてTHF中で
−15℃〜−10℃の温度で2時間還元反応させ、収率
41%で、(+)−calanolide Aを得た。
【0043】反応に使用しなかったcis体は回収した
後に、上記同様にしてtrans体に変換処理した後
に、LTBHによる還元反応に使用し、(+)−cal
anolide Aを合成した。
【0044】
【発明の効果】以上詳しく説明したとおり、この出願の
発明によって、生理活性とその創薬への利用が期待され
る4環性クマリン化合物の、実際的で効率的な、新しい
立体選択的な不斉合成が実現される。そしてその展開と
して、カラフィラムクマリン化合物の効率的な合成が可
能となる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次式(I) 【化1】 (式中のRは水素原子または置換基を有していてもよ
    い炭化水素基を示し、RおよびRは、各々、同一ま
    たは別異に、置換基を有していてもよ炭化水素基を示
    し、Rは、水素原子または炭化水素基を示して、R
    が、炭化水素基を示すか、RとRが、炭素環を形成
    し、前記の炭化水素基または炭素環は置換基を有してい
    てもよいことを示す。)で表わされヒドロキシケトン化
    合物、もしくはそのヒドロキシル基が活性化された化合
    物を、光学活性なシンコーナアルカロイドの存在下に、
    高誘電率溶媒中において分子内オキソ−マイケル反応さ
    せ、次式(II) 【化2】 (式中のR,R,R,RおよびRは前記のも
    のを示す)で表わされるシス体またはトランス体、もし
    くはその両者のクロマノン環化合物を得ることを特徴と
    するクロマノン環化合物の不斉合成方法。
  2. 【請求項2】 シンコーナアルカロイドが、光学活性な
    キニンまたはキニジンであることを特徴とする請求項1
    のクロマノン環化合物の不斉合成方法。
  3. 【請求項3】 高誘電率溶媒がハロゲン化芳香族炭化水
    素であることを特徴とする請求項1のクロマノン環化合
    物の不斉合成方法。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかの方法によ
    り不斉合成されたクロマノン環化合物を還元することを
    特徴とする次式(III) 【化3】 (式中のRは水素原子または置換基を有していてもよ
    い炭化水素基を示し、RおよびRは、各々、同一ま
    たは別異に、置換基を有していてもよい炭化水素基を示
    し、Rは、水素原子または炭化水素基を示して、R
    が炭化水素基を示すか、RとRが、炭素環を形成
    し、前記の炭化水素基または炭素環は置換基を有してい
    てもよいことを示す。)で表わされるシス体、トランス
    体、もしくはその両者のクロマノール環化合物を得るこ
    とを特徴とするクロマノール環化合物の合成方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2003076444A1 (en) * 2002-03-08 2003-09-18 Kuraray Co., Ltd. Intermediates for production of (+)-calanolide a, processes for production of the intermediates and process for producing (+)-calanolide a with the same
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