JP2002193284A - ポンプ付きデラミチューブ容器 - Google Patents
ポンプ付きデラミチューブ容器Info
- Publication number
- JP2002193284A JP2002193284A JP2000397204A JP2000397204A JP2002193284A JP 2002193284 A JP2002193284 A JP 2002193284A JP 2000397204 A JP2000397204 A JP 2000397204A JP 2000397204 A JP2000397204 A JP 2000397204A JP 2002193284 A JP2002193284 A JP 2002193284A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- tube
- container
- synthetic resin
- tube container
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 低コストで形成できる、簡易な構造のポンプ
付きデラミチューブ容器を提案する。 【解決手段】 可撓性に富む合成樹脂製内筒３と、可撓
性に乏しい合成樹脂製外筒４とからなる内外二重筒下端
を共に挟着させて板状シール部５とした胴部形成部材２
上端へ、口頸部12下端から肩部13を介して連結短筒14を
垂下する合成樹脂製口部材11を連結させてチューブ容器
１とし、その外筒一部へ外気吸入孔６を穿設し、そのチ
ューブ容器内へシリンダ22を垂下させて縦形ポンプ21を
装着させた。
付きデラミチューブ容器を提案する。 【解決手段】 可撓性に富む合成樹脂製内筒３と、可撓
性に乏しい合成樹脂製外筒４とからなる内外二重筒下端
を共に挟着させて板状シール部５とした胴部形成部材２
上端へ、口頸部12下端から肩部13を介して連結短筒14を
垂下する合成樹脂製口部材11を連結させてチューブ容器
１とし、その外筒一部へ外気吸入孔６を穿設し、そのチ
ューブ容器内へシリンダ22を垂下させて縦形ポンプ21を
装着させた。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポンプ付きのデラ
ミチューブ容器に関する。
ミチューブ容器に関する。
【０００２】
【従来の技術】例えば特開平8-11905 号が示すように、
チューブ容器を内外二重の容器として、外チューブ容器
の口頸部外面に縦形ポンプから垂下させた装着筒を嵌合
させると共に、内チューブ容器の口頸部内面に縦形ポン
プのシリンダを嵌合させ、又外チューブ容器の肩部に通
気孔を穿設し、縦形ポンプ操作によって内チューブ内液
体が流出されると内チューブ容器の胴部が液体減少によ
る負圧化により収縮するに対して、外チューブ容器は上
記通気孔からの外気流入によって胴部形状を変更するこ
となく、当初の形状を保つことが可能に形成したチュー
ブ容器が知られている。
チューブ容器を内外二重の容器として、外チューブ容器
の口頸部外面に縦形ポンプから垂下させた装着筒を嵌合
させると共に、内チューブ容器の口頸部内面に縦形ポン
プのシリンダを嵌合させ、又外チューブ容器の肩部に通
気孔を穿設し、縦形ポンプ操作によって内チューブ内液
体が流出されると内チューブ容器の胴部が液体減少によ
る負圧化により収縮するに対して、外チューブ容器は上
記通気孔からの外気流入によって胴部形状を変更するこ
となく、当初の形状を保つことが可能に形成したチュー
ブ容器が知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記チューブ容器は、
チューブ容器を内外二重の容器で形成して内外の容器に
それぞれ口頸部を付設し、各容器の胴部の下端だけを一
体的に板状に挟持させてシールするから、その容器の形
成が面倒であり、従ってコストも高くなる欠点があっ
た。
チューブ容器を内外二重の容器で形成して内外の容器に
それぞれ口頸部を付設し、各容器の胴部の下端だけを一
体的に板状に挟持させてシールするから、その容器の形
成が面倒であり、従ってコストも高くなる欠点があっ
た。
【０００４】本発明は、上記チューブ容器と同様に、容
器内液体が減少しても胴部の外形は変化しないチューブ
容器を、簡易な構造で廉価に製造可能とするものであ
る。
器内液体が減少しても胴部の外形は変化しないチューブ
容器を、簡易な構造で廉価に製造可能とするものであ
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】可撓性に富む合成樹脂製
内筒３と、可撓性に乏しい合成樹脂製の外筒４とからな
る内外二重筒下端を、共に挟着させて板状シール部５と
した胴部形成部材２と、口頸部12下端から弾性肩部13を
介して連結短筒14を垂下する合成樹脂製口部材11とを、
上記内外二重筒の上端部を連結短筒14に嵌合させて、そ
れ等内筒、外筒、連結短筒の各上端部を共に接合させ、
かつ上記板状シール部５と内筒および連結短筒との接合
部分とを除く外筒部分の一部に、外気吸入孔６を穿設し
た合成樹脂製チューブ容器１と、上記口頸部12外面に装
着筒23を気密に嵌合させ、かつシリンダ22を容器上部内
へ垂下する縦形ポンプ21とで形成した。
内筒３と、可撓性に乏しい合成樹脂製の外筒４とからな
る内外二重筒下端を、共に挟着させて板状シール部５と
した胴部形成部材２と、口頸部12下端から弾性肩部13を
介して連結短筒14を垂下する合成樹脂製口部材11とを、
上記内外二重筒の上端部を連結短筒14に嵌合させて、そ
れ等内筒、外筒、連結短筒の各上端部を共に接合させ、
かつ上記板状シール部５と内筒および連結短筒との接合
部分とを除く外筒部分の一部に、外気吸入孔６を穿設し
た合成樹脂製チューブ容器１と、上記口頸部12外面に装
着筒23を気密に嵌合させ、かつシリンダ22を容器上部内
へ垂下する縦形ポンプ21とで形成した。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下図面について説明すると、１
は合成樹脂製チューブ容器の全体を示す。該チューブ容
器は、胴部形成部材２上端に口部材11を連結したもので
あり、胴部形成部材は、可撓性に富む合成樹脂製の内筒
３と、弾性に富む合成樹脂製の外筒４とからなる内外二
重の筒部下端を、共に挟着させて板状シール部５とした
ものである。尚板状シール部上方の外筒一部には外気吸
入孔６を穿設している。その内外二重筒は押出し成形さ
れた長い筒部を所定寸法に切断して形成すればよい。口
部材11は、口頸部12下端から弾性肩部13を介して連結短
筒14を垂下するものであり、その連結短筒を、図３、図
４が示すように上記二重筒部の上端部外面又は内面へ溶
着等して接合させている。尚該接合部において内外筒の
各上端は共に接合され、又連結短筒14は一体に接合され
た内外筒のいずれかの一方と接合する。上記口頸部外面
には雄ねじを付設している。
は合成樹脂製チューブ容器の全体を示す。該チューブ容
器は、胴部形成部材２上端に口部材11を連結したもので
あり、胴部形成部材は、可撓性に富む合成樹脂製の内筒
３と、弾性に富む合成樹脂製の外筒４とからなる内外二
重の筒部下端を、共に挟着させて板状シール部５とした
ものである。尚板状シール部上方の外筒一部には外気吸
入孔６を穿設している。その内外二重筒は押出し成形さ
れた長い筒部を所定寸法に切断して形成すればよい。口
部材11は、口頸部12下端から弾性肩部13を介して連結短
筒14を垂下するものであり、その連結短筒を、図３、図
４が示すように上記二重筒部の上端部外面又は内面へ溶
着等して接合させている。尚該接合部において内外筒の
各上端は共に接合され、又連結短筒14は一体に接合され
た内外筒のいずれかの一方と接合する。上記口頸部外面
には雄ねじを付設している。
【０００７】上記チューブ容器には、公知の縦形ポンプ
21を、該ポンプが有するシリンダ22をチューブ容器上部
内へ挿入させ、かつポンプが有する装着筒23を容器体口
頸部外面へ螺合等させて取付けする。該縦形ポンプは、
装着筒上部内からシリンダ22を垂下し、かつ該シリンダ
内から、ステム24下端に筒状ピストン25を有し、かつス
テム上端にノズル26付きの押下げヘッド27を有する作動
部材28を、上方付勢させて起立させており、作動部材の
上下動で容器内液体をシリンダ内へ吸込み、又該シリン
ダ内液体を作動部材内を通って上記ノズルから噴出可能
としている。
21を、該ポンプが有するシリンダ22をチューブ容器上部
内へ挿入させ、かつポンプが有する装着筒23を容器体口
頸部外面へ螺合等させて取付けする。該縦形ポンプは、
装着筒上部内からシリンダ22を垂下し、かつ該シリンダ
内から、ステム24下端に筒状ピストン25を有し、かつス
テム上端にノズル26付きの押下げヘッド27を有する作動
部材28を、上方付勢させて起立させており、作動部材の
上下動で容器内液体をシリンダ内へ吸込み、又該シリン
ダ内液体を作動部材内を通って上記ノズルから噴出可能
としている。
【０００８】容器内への液体充填は、図２が示すよう
に、胴部下端をシールする前に縦形ポンプを装着してお
き、倒立させて胴部下端開口から液体を入れた後に、下
端を板状にシールするとよい。そのシールの後、作動部
材28を上下動させ液体を噴出させると、容器内液体減少
につれて図１が示すように、内筒３と外筒４とが剥離し
てそれ等の間へ、外気吸入孔６から外気が入ることで、
内筒３は次第に収縮するが、外筒４は当初の形状を保つ
こととなる。
に、胴部下端をシールする前に縦形ポンプを装着してお
き、倒立させて胴部下端開口から液体を入れた後に、下
端を板状にシールするとよい。そのシールの後、作動部
材28を上下動させ液体を噴出させると、容器内液体減少
につれて図１が示すように、内筒３と外筒４とが剥離し
てそれ等の間へ、外気吸入孔６から外気が入ることで、
内筒３は次第に収縮するが、外筒４は当初の形状を保つ
こととなる。
【０００９】内筒３上端部は、外筒上端部又は連結短筒
14と接合させてあるから上記縦形ポンプ操作による液体
噴出が行い難くなるまで容器内液体が減少したら、容器
体肩部13を圧搾することで容器上部内に残った液体をポ
ンプ操作で噴出させ、容器内液体をほぼ使い終わった
後、廃棄するが、縦形ポンプ21を新しいチューブ容器に
付け代え、再度使用することも出来る。
14と接合させてあるから上記縦形ポンプ操作による液体
噴出が行い難くなるまで容器内液体が減少したら、容器
体肩部13を圧搾することで容器上部内に残った液体をポ
ンプ操作で噴出させ、容器内液体をほぼ使い終わった
後、廃棄するが、縦形ポンプ21を新しいチューブ容器に
付け代え、再度使用することも出来る。
【００１０】
【発明の効果】本発明は既述構成とするものであり、チ
ューブ容器１は、従来単層の筒体で形成していた胴部形
成部材を、可撓性に富む内筒３と可撓性に乏しい合成樹
脂製の外筒４とからなる内外二重筒に代えるだけで形成
できるから、既述従来例に比べて構造が簡易でかつ廉価
に形成でき、又上記チューブ容器には従来用いられてい
る縦形ポンプを装着するだけでよいから便利である。
ューブ容器１は、従来単層の筒体で形成していた胴部形
成部材を、可撓性に富む内筒３と可撓性に乏しい合成樹
脂製の外筒４とからなる内外二重筒に代えるだけで形成
できるから、既述従来例に比べて構造が簡易でかつ廉価
に形成でき、又上記チューブ容器には従来用いられてい
る縦形ポンプを装着するだけでよいから便利である。
【図１】 本発明容器の縦断面図である。
【図２】 容器下端を開放させた状態で示す、ポンプ
付き容器の断面図である。
付き容器の断面図である。
【図３】 図１容器要部の拡大断面図である。
【図４】 図３を変形例で示す要部拡大断面図であ
る。
る。
２…胴部形成部材 ３…内筒 ４…外筒 ６…外気吸入孔 11…口部材 12…口頸部 13…肩部 14…連結短筒 21…縦形ポンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 荒井 次男 大阪府茨木市宇野辺１丁目６番９号 株式 会社吉野工業所大阪工場内 Ｆターム(参考） 3E065 AA02 BA11 DA04 DB05 DC03 DD05 DE02 FA01 JA23 3E084 AA03 AA12 AA24 AA37 AB01 BA02 CA01 DA01 DB12 FA09 FB01 GA04 GB04 KA01 KB01 LB02 LC01 LD22
Claims (1)
- 【請求項１】 可撓性に富む合成樹脂製内筒３と、可撓
性に乏しい合成樹脂製の外筒４とからなる内外二重筒下
端を、共に挟着させて板状シール部５とした胴部形成部
材２と、口頸部12下端から弾性肩部13を介して連結短筒
14を垂下する合成樹脂製口部材11とを、 上記内外二重筒の上端部を連結短筒14に嵌合させて、そ
れ等内筒、外筒、連結短筒の各上端部を共に接合させ、
かつ上記板状シール部５と内筒および連結短筒との接合
部分とを除く外筒部分の一部に、外気吸入孔６を穿設し
た合成樹脂製チューブ容器１と、 上記口頸部12外面に装着筒23を気密に嵌合させ、かつシ
リンダ22を容器上部内へ垂下する縦形ポンプ21とで形成
したことを特徴とするポンプ付きデラミチューブ容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000397204A JP2002193284A (ja) | 2000-12-27 | 2000-12-27 | ポンプ付きデラミチューブ容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000397204A JP2002193284A (ja) | 2000-12-27 | 2000-12-27 | ポンプ付きデラミチューブ容器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002193284A true JP2002193284A (ja) | 2002-07-10 |
Family
ID=18862359
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000397204A Pending JP2002193284A (ja) | 2000-12-27 | 2000-12-27 | ポンプ付きデラミチューブ容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002193284A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008537047A (ja) * | 2005-04-18 | 2008-09-11 | メガプラスト ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト | 液体ないしペースト状の物質を排出する分配器 |
-
2000
- 2000-12-27 JP JP2000397204A patent/JP2002193284A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008537047A (ja) * | 2005-04-18 | 2008-09-11 | メガプラスト ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト | 液体ないしペースト状の物質を排出する分配器 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070420 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080903 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080912 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20081111 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090225 |