JP2002193042A - 前席用ユーティリティ - Google Patents

前席用ユーティリティ

Info

Publication number
JP2002193042A
JP2002193042A JP2000392635A JP2000392635A JP2002193042A JP 2002193042 A JP2002193042 A JP 2002193042A JP 2000392635 A JP2000392635 A JP 2000392635A JP 2000392635 A JP2000392635 A JP 2000392635A JP 2002193042 A JP2002193042 A JP 2002193042A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
utility
attachment
front seat
table base
frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000392635A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryoji Matsuoka
良治 松岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
Priority to JP2000392635A priority Critical patent/JP2002193042A/ja
Publication of JP2002193042A publication Critical patent/JP2002193042A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 前席付近の限られたスペースを有効に利用
し、かつウォークスルーの邪魔にならないユーティリテ
ィを提供することを課題とする。 【解決手段】 本発明の前席用ユーティリティは、車室
内6に設置されるアタッチメント2とアタッチメント2
に設置される使用部3、4とを有する前席用ユーティリ
ティ1であって、アタッチメント2および使用部3、4
の少なくとも一方が脱着自在に設置されることを特徴と
する。つまり、本発明の前席用ユーティリティは車室内
を構成する部材そのものにユーティリティを設置せず、
別途アタッチメントとユーティリティ本体である使用部
とを設置し、これらのいずれかを脱着自在に設置するも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の前席用ユ
ーティリティ、より詳細には脱着可能な使用部を有する
前席用ユーティリティに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の車室内には、移動時または停車
時の搭乗者の利便性を高めるため種々のユーティリティ
が設置されている。例えば前席の前のセンタークラスタ
にはカップホルダーや灰皿が、サンバイザーにはカード
ケースが、前席の間のセンターコンソールには小物入れ
が設置されている。このようにユーティリティは車室内
のあらゆる場所に設置されるが、中でも前席付近に設け
ると運転者に便利である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前席付近には
ハンドル等の運転操作機器、スピードメータ等の計器、
エアーコンディショナ、オーディオ等が密集して配設さ
れている。したがってユーティリティの設置スペースは
限られている。
【0004】また、複数の種類のユーティリティが設置
されている場合でも全てのユーティリティが同時に使用
される訳ではなく、搭乗者のニーズにより使用されるも
のは限られている。従って使用されていないユーティリ
ティが、元々スペースの限られている前席付近に設置さ
れているとスペースの無駄となる。
【0005】さらに、近年では運転席と助手席との間を
歩いて移動できるようにした前席ウォークスルーや、前
席と後席との間を歩いて移動できるようにした前後ウォ
ークスルー等の機能を有する自動車も増加している。前
席付近にユーティリティを設けるとこれらのウォークス
ルー機能が阻害される場合もある。
【0006】本発明は上記課題に鑑み完成されたもので
あり、限られた設置スペースを有効に利用し、かつウォ
ークスルーの邪魔にならないユーティリティを提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明の前席用ユーティリティは、車室内に設置される
アタッチメントと、アタッチメントに設置される使用部
と、を有する前席用ユーティリティであって、アタッチ
メントおよび使用部の少なくとも一方が脱着自在に設置
されることを特徴とする。
【0008】つまり、本発明の前席用ユーティリティは
車室内を構成する部材そのものにユーティリティを設置
せず、別途アタッチメントとユーティリティ本体である
使用部とを設置し、これらのいずれかを脱着自在に設置
するものである。具体的には、車室内に対するアタッチ
メントの設置機構、アタッチメントに対する使用部の設
置機構のいずれか、または両方を脱着自在とし、少なく
とも使用部を交換可能とするものである。
【0009】本発明の前席用ユーティリティによると、
使用部が脱着自在で交換できるため、スペースの小さい
前席付近に複数のユーティリティを設置する必要がな
い。また使用しないユーティリティ本体(使用部)は取
り外し可能であるため無駄なスペースができることも防
止できる。さらに使用部を取り外すことでウォークスル
ー機能が阻害されることも防止できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の前席用ユーティリ
ティの実施の形態について説明する。本実施形態の前席
用ユーティリティは、車室内に設置されるアタッチメン
トと、アタッチメントに設置される使用部と、を有する
前席用ユーティリティであって、アタッチメントおよび
使用部の少なくとも一方が脱着自在に設置されることを
特徴とする(請求項1に対応)。
【0011】車室内に対するアタッチメントの設置方法
は特に限定するものではない。嵌合、螺合等種々の方法
で設置することができる。また使用部がアタッチメント
に対し脱着自在であれば接合してもよい。
【0012】またアタッチメントの設置場所も使用部が
前席付近に配置できれば特に限定するものではない。使
用部の使いやすさ等を考慮して、センターコンソール、
センタークラスタ、ダッシュボード等に設置すればよ
い。好ましい実施形態としてはアタッチメントがセンタ
ークラスタのDIN区画スペースに設置される形態があ
る(請求項2に対応)。
【0013】つまり、本実施形態はアタッチメントをセ
ンタークラスタのDIN区画スペースに設置するもので
ある。センタークラスタにはオーディオやナビゲーショ
ンシステム設置用にDIN区画スペースが予め形成され
ている。どの車種であってもこのスペースの大きさは変
わらない。このためDIN区画スペースを利用する本実
施形態の前席用ユーティリティはあらゆる車種の自動車
に設置可能であり、より汎用性の高いユーティリティと
なる。
【0014】アタッチメントに対する使用部の設置方法
も特に限定するものではない。車室内にアタッチメント
を設置する場合と同様に嵌合、螺合等種々の方法で接続
することができる。またアタッチメントが車室内に対し
脱着自在であれば接着してもよい。
【0015】使用部を単独で、あるいはアタッチメント
ごと交換することで搭乗者のニーズに応じた使用部を設
置することができるが、使用部は、アタッチメントに設
置され枠体部を備えるテーブルベースと、枠体部に交換
可能に設置される交換トレイと、を備えて構成する形態
で実施することもできる(請求項3に対応)。
【0016】つまり本実施形態は使用部をテーブルベー
スと交換トレイを含んで構成し、このテーブルベースの
枠体部に設置される交換トレイだけを交換するものであ
る。なお交換トレイを枠体部に交換可能に設置する形態
としては、例えば枠体部の内部空間に凸状の底面を有す
る交換トレイを嵌挿する形態、これとは逆に枠体部全体
を凹状の底面を有する交換トレイに嵌挿する形態、交換
トレイの底面に断面凹型のガイドレールを設け、このガ
イドレールにより枠体部の枠のみを挟持する形態等があ
る。なお本実施形態においては交換トレイがユーティリ
ティ本体であり、交換トレイとしては例えば小物入れ、
灰皿、飲食トレイ、眼鏡ケース、トラッシュバッグ等が
該当する。
【0017】アタッチメントおよびテーブルベースは車
室内とユーティリティ本体である交換トレイとを連結す
る役割や交換トレイを車室内に固定する役割を有する。
このためアタッチメントとテーブルベースの脱落を防止
する必要があり、車室内に対するアタッチメントの設置
強度およびアタッチメントに対するテーブルベースの設
置強度はある程度高くする必要がある。したがってこれ
らのいずれかがまたはいずれもが脱着自在に設置されて
いても、脱着が困難で利便性に欠ける場合がある。
【0018】また、ウォークスルー機能を有しない車種
の場合、アタッチメントやテーブルベースまで外さなけ
ればならない必要性は低く、ユーティリティ本体部分で
ある交換トレイだけ取り外しできれば充分である。
【0019】本実施形態の前席用ユーティリティは、交
換時に単に脱着しやすい交換トレイだけを取り替えるも
のである。したがって、より交換しやすく利便性の高い
ユーティリティとなる。
【0020】なお枠体部の形状は特に限定するものでは
ない。枠が形成されていればよく例えば円形、四角形、
三角形とする形態で実施することができる。交換トレイ
の形状、使いやすさ等を考慮し所望の形状とすればよ
い。
【0021】
【実施例】以下、本発明の前席用ユーティリティの実施
例について、実施例1、実施例2ごとに図を参照しなが
ら説明する。
【0022】〈実施例1〉実施例1の前席用ユーティリ
ティはセンタークラスタ前面に小物入れを配置するもの
である。図1に本発明の実施例1の前席用ユーティリテ
ィの分解図を示す。本実施例の前席用ユーティリティ1
は、センタークラスタ6の1DINスペース60に嵌合
され前面に凹部が形成されたアタッチメント2と、アタ
ッチメント2の凹部に嵌合される脱着部30と枠体部3
1とを備えるテーブルベース3と、テーブルベース3の
枠体部31内にはめ込まれる小物入れ4とからなる。ア
タッチメント2および小物入れ4はAES製であり、と
もに射出成形により作製した。またテーブルベースはP
P製でありブロー成形により作製した。なお本実施例の
小物入れ4は本発明の交換トレイに該当し、1DINス
ペース60はDIN区画スペースに該当する。
【0023】テーブルベース3の脱着部30には金属製
のストッパー32が設置されている。一方、アタッチメ
ント2の凹部上面にはこのストッパー32と対応する図
示しない溝が形成されている。そしてテーブルベース3
をアタッチメント2に嵌挿する際このストッパー32が
溝内に入ることによりテーブルベース3がアタッチメン
ト2から脱落するのを防止している。
【0024】本実施例では、小物入れ4はテーブルベー
ス3の枠体部31内部に上方から挿入される。そして小
物入れ4の縁部40が枠体部31の上面に引っかかるこ
とにより小物入れ4がテーブルベース3に設置される。
縁部40が枠体部31の上面に引っかかりさえすれば小
物入れ4の脱落を防止することができる。このため小物
入れ本体部41は枠体部31の枠内に入りさえすればそ
の大きさは特に限定するものではない。
【0025】〈実施例2〉実施例2の前席用ユーティリ
ティはセンタークラスタ前面にトラッシュバッグを配置
するものである。図2に実施例2の前席用ユーティリテ
ィの斜視図を示す。実施例2の前席用ユーティリティ1
は、センタークラスタの1DINスペースに嵌合される
図示しないアタッチメントと、アタッチメントに嵌合さ
れる脱着部30と枠体部31とを備えるテーブルベース
3と、テーブルベース3の枠体部31の外面を囲んで設
置されるトラッシュバッグ5とからなる。またトラッシ
ュバッグ5は、4つのフック51を側面に備えるゴミ袋
ホルダ50と、フック51に掛着されゴミ袋ホルダ50
の下方に開口状態で設置されたゴミ袋本体52とからな
る。
【0026】ゴミ袋ホルダ50はAES製であり射出成
形により作製した。テーブルベース3はPP製でありブ
ロー成形により作製した。またゴミ袋本体52にはスー
パー等で買い物袋として用いられるPE製の袋を用い
た。なお本実施例のトラッシュバッグ5は本発明の交換
トレイに該当する。
【0027】実施例1との相違点は交換トレイが小物入
れからトラッシュバッグ5に変わった点である。また構
造的には実施例1では小物入れ本体部が枠体部31の内
部に入っていたのに対し、実施例2ではゴミ袋ホルダ5
0が枠体部31の外部に位置している点である。実施例
2のような態様であっても交換トレイであるトラッシュ
バッグ5は枠体部31に交換可能に設置されているとい
える。
【0028】
【発明の効果】本発明の前席用ユーティリティによる
と、使用部が脱着自在で交換できるため、スペースの小
さい前席付近に複数のユーティリティを設置する必要が
ない。また使用しない使用部は取り外し可能であるため
無駄なスペースができることも防止できる。さらに使用
部を取り外すことでウォークスルー機能が阻害されるこ
とも防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1の前席用ユーティリティの分解図で
ある。
【図2】 実施例2の前席用ユーティリティの斜視図で
ある。
【符号の説明】
1:前席用ユーティリティ 2:アタッチメント 3:
テーブルベース 4:小物入れ(交換トレイ) 5:トラッシュバッグ
(交換トレイ) 6:センタークラスタ 30:脱着部 31:枠体部
32:ストッパー 40:縁部 41:小物入れ本体部 50:ゴミ袋ホル
ダ 51:フック 52:ゴミ袋本体 60:1DINスペース(DIN区
画スペース)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車室内に設置されるアタッチメントと、
    該アタッチメントに設置される使用部と、を有する前席
    用ユーティリティであって、該アタッチメントおよび該
    使用部の少なくとも一方が脱着自在に設置されることを
    特徴とする前席用ユーティリティ。
  2. 【請求項2】 前記アタッチメントはセンタークラスタ
    のDIN区画スペースに設置される請求項1に記載の前
    席用ユーティリティ。
  3. 【請求項3】 前記使用部は、前記アタッチメントに設
    置され枠体部を備えるテーブルベースと、該枠体部に交
    換可能に設置される交換トレイと、を備える請求項1に
    記載の前席用ユーティリティ。
JP2000392635A 2000-12-25 2000-12-25 前席用ユーティリティ Pending JP2002193042A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000392635A JP2002193042A (ja) 2000-12-25 2000-12-25 前席用ユーティリティ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000392635A JP2002193042A (ja) 2000-12-25 2000-12-25 前席用ユーティリティ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002193042A true JP2002193042A (ja) 2002-07-10

Family

ID=18858590

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000392635A Pending JP2002193042A (ja) 2000-12-25 2000-12-25 前席用ユーティリティ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002193042A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007038815A (ja) * 2005-08-02 2007-02-15 Nifco Inc 容器ホルダー

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007038815A (ja) * 2005-08-02 2007-02-15 Nifco Inc 容器ホルダー
JP4669757B2 (ja) * 2005-08-02 2011-04-13 株式会社ニフコ 容器ホルダー

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3436309B1 (en) Modular rail and accessory system
US7513553B2 (en) Automotive storage system with manually repositionable bin
USRE40617E1 (en) Overhead console for a vehicle
EP2062783B1 (en) Improvements in or relating to luggage restraints
FR2709101A1 (fr) Boîte à gants avec couvercle et tablette pliante.
US6464281B2 (en) Motor-vehicle modular dashboard
CN102019882A (zh) 用于将附件固定到车辆内部的系统
JP2002193042A (ja) 前席用ユーティリティ
US20070039750A1 (en) Toll transponder case having functional attachments
JP2005145455A (ja) 車両用輸送装置
USD614102S1 (en) Trim panel
JP2003335169A (ja) ボディ取替式自動車
JP2002331862A (ja) 着脱式トレイ
JP3707243B2 (ja) 自動車のトリム
WO2008078308A1 (en) A partition
KR200247823Y1 (ko) 방향제 용기 겸용 자동차용 컵홀더
CN221023494U (zh) 车用副仪表台组件和车辆
CN216184819U (zh) 一种用于汽车的托盘
CN109515192A (zh) 一种仪表板和汽车
JP4545307B2 (ja) 脱着式コンソールボックスの取付構造
JP2002240635A (ja) 保持部品の取付構造
JP4016087B2 (ja) 車室内収納構造
KR100406706B1 (ko) 자동차의 오버헤드 콘솔 트레이
JP3022981U (ja) 車載小物の吹出口装着用物品保持具
JP3160883U (ja) ドアドリンクホルダー