JP2002192416A - スローアウェイチップ - Google Patents

スローアウェイチップ

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JP2002192416A
JP2002192416A JP2000391665A JP2000391665A JP2002192416A JP 2002192416 A JP2002192416 A JP 2002192416A JP 2000391665 A JP2000391665 A JP 2000391665A JP 2000391665 A JP2000391665 A JP 2000391665A JP 2002192416 A JP2002192416 A JP 2002192416A
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JP
Japan
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blade
tip
cutter
flat
flank
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP2000391665A
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English (en)
Inventor
Masaharu Takiguchi
正治 滝口
Kikuyuki Yano
喜久幸 矢野
Yuichi Kodera
雄一 小寺
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Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アルミニウム材のような軟質材料の切削は勿
論、鋼材のような硬質材料の切削でも、さらい刃チップ
23に欠けや著しい摩耗が生じるのを防ぐ。 【解決手段】 先端外周部に正面刃13Bが設けられて
軸線O回りに回転される略円盤状のカッター本体11の
先端部の正面刃13Bよりも内周側に着脱可能に装着さ
れるスローアウェイチップ23であって、正面刃13B
の最先端を通って軸線Oに直交する平面Pよりも先端側
に突出するように配設されるさらい刃25を備え、この
さらい刃25を、カッター本体11の外周側に向かうに
従い後端側に向けて傾斜させられて平面Pと交差するよ
うに配設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、正面フライス等の
カッターの先端部内周側に取り付けられて、この正面フ
ライス外周側の正面刃による切削の際に生じたバリを取
り除くためのさらい刃を備えたスローアウェイチップ
(以下、さらい刃チップと称する。)に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】この種のさらい刃チップを備えたカッタ
ーとしては、例えば図12ないし図14に示すようなも
のが提案されている。このカッターにおいては、軸線O
回りに回転方向Tに回転される略円盤状のカッター本体
1の先端外周部に、偏八角形平板状をなす複数のチップ
2…が、それぞれその一方の偏八角形面をすくい面2A
として回転方向Tに向けるとともに、このすくい面2A
がなす上記偏八角形面の長辺稜部に形成された外周刃2
Bを先端側に向かうに従い内周側に向かうように傾斜さ
せて外周側に向け、かつこの外周刃2Bにコーナ部2C
を介して交差する上記偏八角形面の短辺稜部に形成され
た正面刃2Dを軸線Oに直交する平面P上に位置させる
ようにして先端側に向け、クサビ部材3等により着脱可
能に装着されている。
【0003】そして、カッター本体1の先端面において
これらのチップ2…よりも僅かに内周側には、略平行四
辺形平板状をなすさらい刃チップ4が、やはりその一方
の平行四辺形面をすくい面4Aとして回転方向Tに向け
るとともに、該すくい面4Aがなす平行四辺形面の鋭角
をなす一方のコーナ部4Bを上記平面Pよりも極僅かに
先端側に突出させて外周側に向け、クサビ部材5により
着脱可能に装着されている。従って、このすくい面4A
の辺稜部のうち上記平面Pとの交点Qから上記コーナ部
4Bに至る部分は、先端側すなわちコーナ部4B側に向
かうに従い外周側に向かって傾斜させられることとなっ
て、この部分がさらい刃4Cとされる。また、このコー
ナ部4Bから内周側に向かう部分は副さらい刃4Dとさ
れて、上記平面Pに平行に延びるようにされている。
【0004】しかるに、このようにしてさらい刃チップ
4が装着された上記カッターにおいては、上記軸線O回
りの上記チップ2とさらい刃チップ4との回転軌跡が図
14に示すようになって、カッター本体1の送りに伴い
チップ2の直後に上記さらい刃チップ4が切削を行うこ
となる。従って、特に加工物がアルミニウム材のような
軟質材料である場合において、上記チップ2の傾斜した
外周刃2Bによって加工面の周縁部分の加工物表面が押
し倒されるように塑性変形してバリが生じたとしても、
このバリが倒され切る前にさらい刃チップ4の上記さら
い刃4Cによって該バリを削り落として取り除くことが
でき、さらには上記平面Pに平行とされた副さらい刃4
Dによって平滑な仕上げ面を得ることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のさらい刃チップ4においては、そのすくい面
4Aが平行四辺形とされていて、上記コーナ部4Bにお
いてさらい刃4Cと副さらい刃4Dとが鋭角に交差する
ようにされているため、このコーナ部4B周辺ではさら
い刃チップ4の強度が乏しいにも拘らず、このコーナ部
4Bがカッター本体1の外周側に向けられて、さらい刃
チップ4はこのコーナ部4Bから加工物に食い付くこと
となる。従って、例えば鋼材等の比較的硬質な材料の切
削には、強度の乏しいこのコーナ部4Bに衝撃的負荷が
作用することになって欠けが生じるおそれがあるため、
使用することができないという問題があった。また、上
記アルミニウム材のような軟質材料の切削でも、さらい
刃チップ4においては欠けは生じないものの上記コーナ
部4B周辺の摩耗が速く、これによってバリを確実に削
り落とすことができなくなるため、さらい刃チップ4を
頻繁に交換しなければならないという問題も生じる。
【0006】本発明は、このような背景の下になされた
もので、上述のようなカッターに装着されるさらい刃チ
ップにおいて、アルミニウム材のような軟質材料の切削
は勿論、鋼材のような硬質材料の切削でも、欠けや著し
い摩耗が生じるのを防ぐことが可能なさらい刃チップを
提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決して、こ
のような目的を達成するために、本発明は、先端外周部
に正面刃が設けられて軸線回りに回転される略円盤状の
カッター本体の先端部の上記正面刃よりも内周側に着脱
可能に装着されるさらい刃チップであって、上記正面刃
の最先端を通って上記軸線に直交する平面よりも先端側
に突出するように配設されるさらい刃を備え、このさら
い刃を、上記カッター本体の外周側に向かうに従い後端
側に向けて傾斜させられて上記平面と交差するように配
設したことを特徴とする。従って、このようなさらい刃
チップを取り付けたカッターにおいては、上記さらい刃
が、正面刃によって形成された加工面すなわち上記平面
に鈍角に交差することとなって、その交点から加工物に
食い付くこととなり、すなわち加工物への食い付き点が
さらい刃の傾斜した辺稜部上に位置することになるた
め、食い付き時の衝撃的負荷に対しても欠けや摩耗が生
じるのを抑えることができる。
【0008】ここで、このようにカッター本体への装着
時にさらい刃の少なくとも一部をカッター本体外周側に
向かうに従い後端側に向けて傾斜するように配設するに
は、当該さらい刃チップにおいて、多角形平板状をなす
チップ本体の多角形面の少なくとも1の辺稜部に上記さ
らい刃を形成して、上記多角形面を逃げ面とするととも
に、この多角形面に上記1の辺稜部を介して交差する1
の周面をすくい面としてカッター本体先端部に装着する
ようにし、このさらい刃を、上記多角形面に対向する方
向からみて中央部が平坦とされた扁平した山形とした
り、中央部が凸となる略円弧状としたりすればよい。こ
れにより、上記山形の中央部からカッター本体外周側に
向かう部分や、上記凸円弧の突端から外周側に向かう部
分が傾斜して配設されて上記さらい刃とされるととも
に、上記山型の中央部や凸円弧の突端周辺を副さらい刃
として上記平面に平行な方向に沿うように配設すること
ができ、しかもこの副さらい刃と上記さらい刃とは、鈍
角のコーナ部を介して、あるいは上記凸円弧状で連続し
て連なることとなるため、その強度を充分に確保するこ
とが可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1ないし図9は、本発明の第1
の実施形態を説明するものである。まず、本実施形態の
さらい刃チップが装着されたカッターについて、図1な
いし図8を用いて説明すると、このカッターは、そのカ
ッター本体11が軸線Oを中心とした外形略円盤状をな
しており、その中央部には上記軸線Oを中心としてこの
カッター本体11を貫通する取付穴12が形成されると
ともに、このカッター本体11の先端部外周には外周刃
13Aおよび正面刃13Bを備えた多数のチップ13…
が周方向に不等間隔に着脱可能に装着されている。そし
て、当該カッター本体11は、上記取付穴12を介して
工作機械の主軸側に取り付けられて、軸線O回りに図中
に符号Tで示す回転方向に回転されつつ該軸線Oに直交
する送り方向に送り出されることにより、チップ13…
の上記外周刃13Aおよび正面刃13Bによって加工物
を切削してゆく。
【0010】ここで、カッター本体11の先端部外周に
は多数のチップポケット14…が形成されており、上記
チップ13は、これらのチップポケット14の回転方向
Tの後方側に形成されたチップ取付座15に着座させら
れた上で、このチップ取付座15の回転方向T側にクラ
ンプネジ16によってねじ込まれるクサビ部材17によ
り押圧されて固定される。また、このチップ13は、超
硬合金等の材質により偏五角形平板状に形成されたチッ
プ本体13aの一方の偏五角形面の先端部に、ダイヤモ
ンドやCBNを主成分とする超高硬度焼結体製の切刃部
材13bが取り付けられ、この切刃部材13b上に上記
外周刃13Aおよび正面刃13Bが形成されたものであ
って、このチップ本体13aの一方の偏五角形面を回転
方向T側に向けるとともに、外周刃13Aをカッター本
体11の外周側に、正面刃13Bをカッター本体11の
先端側(図1において下側)にそれぞれ向けて取り付け
られている。
【0011】なお、外周刃13Aは後端側(図1におい
て上側)に向かうに従い外周側に向かうように傾斜させ
られるとともに、正面刃13Bは、外周刃13Aと交差
するコーナ部13Cから内周側に向かうに従い後端側に
向かうように傾斜させられており、従ってこの正面刃1
3Bにおいては上記コーナ部13Cが最も先端側に突出
した最先端部分となる。また、これらの図に示すカッタ
ーでは、チップ13自体も先端側に向かうに従い外周側
に向かうように傾斜して取り付けられるとともに、上記
チップ取付座15の後端側には、カッター本体11に調
整ネジ18によって調整クサビ19がねじ込まれてチッ
プ本体13aの傾斜した後端部に当接させられており、
この調整ネジ18のねじ込み量を調節して調整クサビ1
9を介しチップ13を上記傾斜に沿って先端外周側に迫
り出すことにより、多数のチップ13…の正面刃13B
同士の軸線O方向の位置が一致するように微調整可能と
されている。
【0012】一方、このカッター本体11の先端面には
凹所20が形成されるとともに、この凹所20には、先
端部にチップ取付座21Aが形成された長方形平板状の
カートリッジ21が、このチップ取付座21Aをカッタ
ー本体11の先端側かつ回転方向T側に向けてカートリ
ッジクランプネジ22により着脱可能に取り付けられて
いる。ここで、上記チップ取付座21Aは、カッター本
体11の先端側に向けられるカートリッジ21の長方形
面から平行に一段凹むように形成された底面21aと、
この底面21aから屹立して上記長方形面に達する互い
に垂直な一対の壁面21b,21cとから画成される凹
所であり、これらの壁面21b,21cのうち一方の壁
面21bは当該カートリッジ21の長手方向に沿って延
びるように、また他方の壁面21cはこの長手方向に直
交する方向に延びるように形成されている。
【0013】そして、このカートリッジ21のチップ取
付座21Aには、本実施形態のさらい刃チップ23が、
クランプネジ24によってそれぞれ着脱可能に装着され
ている。ここで、このさらい刃チップ23は、本実施形
態では図9に示すように概略正方形平板状に形成された
ポジティブチップであって、その一方の概略正方形をな
す面の1の辺稜部は、その中央部がこの1の辺稜部に対
向する辺稜部に平行とされるとともに、この中央部の両
側の部分が該1の辺稜部の両端側に向かうに従い漸次後
退するように形成されて、上記一方の概略正方形面に対
向する方向からみて中央部が平坦な偏平した山形に形成
されており、これらの両側の部分のいずれか一方(図1
ないし図8に示したカッターに装着される場合は、図9
(イ)、(ロ)において左側の部分)が選択的にさらい
刃25とされ、また上記中央部は副さらい刃26とされ
ている。
【0014】しかして、このような本実施形態のさらい
刃チップ23は、その上記一方の概略正方形をなす面を
逃げ面27としてカッター本体11の先端側に向けると
ともに、この逃げ面27とは反対側の概略正方形面を上
記底面21aに密着させ、またこの逃げ面27に上記1
の辺稜部を介して交差する1の周面をすくい面28とし
て回転方向Tに向けるとともに、このすくい面28とは
反対側の周面とこれに隣接する他の1の周面とを上記壁
面21b,21cに当接させて上記チップ取付座21A
に着座させられ、上記逃げ面27の中央に挿通される上
記クランプネジ24によってカートリッジ21を介して
カッター本体11に固定される。
【0015】そして、こうして装着されたさらい刃チッ
プ23においては、上記副さらい刃26が、上記チップ
13の正面刃13Bの最先端位置となるコーナ部13C
を通ってカッター本体11の上記軸線Oに直交する平面
Pよりも極僅かに先端側に突出して該平面Pに平行とな
るように、かつ上記すくい面28に所定の正のアキシャ
ルレーキ角αと逃げ面27に所定の逃げ角βとがそれぞ
れ与えられるようにして上記チップ取付座21Aに取り
付けられ、この取付状態において上記1の辺稜部の両側
部分のうち副さらい刃26の外周側に位置する部分がさ
らい刃25として使用に供される。
【0016】なお、本実施形態のさらい刃チップ23で
は、上述のように上記1の辺稜部が山形に形成されるの
に伴い、この1の辺稜部に交差してすくい面28とされ
る上記1の周面も、中央部の副さらい刃26に連なるす
くい面部28aに対して両側のすくい面部28b,28
bが鈍角に交差する山形を呈することとなる。ただし、
当該さらい刃チップ23は上述のようにポジティブチッ
プとされているので、これらのすくい面部28a,28
b,28bにより構成されるすくい面28は、上記1の
辺稜部から離間するに従い漸次後退する傾斜面状に形成
されることとなる。
【0017】また、本実施形態のさらい刃チップ23
は、そのチップ本体23Aが超硬合金によって上述のよ
うに概略正方形平板状に形成されるとともに、このチッ
プ本体23Aの上記1の辺稜部にその全長に亙って断面
L字状の凹所23Bが形成され、この凹所23Bに、超
硬合金とダイヤモンドやCBNを主成分とする超高硬度
焼結体とを一体に焼結した層状焼結体よりなる切刃チッ
プ23Cを、この超高硬度焼結体の部分が上記一方の概
略正方形をなす面側に向けてろう付け等により接合して
固着したものであり、従って上記さらい刃25および副
さらい刃26は、この切刃チップ23Cの超高硬度焼結
体の部分に形成されることとなる。
【0018】このようにしてさらい刃チップ23が取り
付けられることにより、このさらい刃チップ23の上記
使用に供されるさらい刃25は、図6に示すように上記
副さらい刃26との交点から外周側に向かうに従い漸次
後端側に向かうように傾斜して配置されることとなり、
その外周側の部分においてこの平面Pに交差することと
なる。従って、この平面Pとの交点Qにおいてさらい刃
25は該平面Pに鈍角に交差することとなり、またこの
さらい刃25は副さらい刃26とも鈍角に交差すること
となる。なお、本実施形態では、上記副さらい刃26の
上記平面Pから先端側への突出量Rは0.1mmとされて
おり、また、すくい面28に与えられるアキシャルレー
キ角αは、副さらい刃26に直交する断面において10
°となるように、さらに逃げ面27に与えられる逃げ角
βは、やはり副さらい刃26に直交する断面において同
じく10°となるように設定されている。
【0019】さらに、このカッターにおいては、カッタ
ー本体11の先端側からみて、上述のように長方形平板
状に形成されたカートリッジ21が、その上記長手方向
を回転方向T側に向かうに従い外周側に向けて斜めに凹
所20に取り付けられており、従ってこのカートリッジ
21の先端部に形成される上記チップ取付座21Aは、
その上記壁面21b,21cが上記回転方向T側に向け
て互いに略等しい角度でカッター本体11の径方向に離
間するように、すなわち壁面21bは回転方向T側に向
かうに従い外周側に向かうように、また壁面21cは回
転方向T側に向かうに従い内周側に向かうように配置さ
れる。そして、上記さらい刃チップ23は、そのすくい
面28とは反対側の周面を上記壁面21bに当接させて
取り付けられていて、これにより、そのさらい刃25お
よび副さらい刃26が形成された上記1の辺稜部が回転
方向T側に向かうに従い外周側に向けて延びるように配
設され、これによってこれらさらい刃25および副さら
い刃26には正のラジアルレーキ角γ,δが与えられる
こととなる。
【0020】しかるに、このカッターでは、上述のよう
にチップ取付座21Aの互いに垂直な方向に配置された
上記壁面21b,21cが回転方向T側に向けて互いに
略等しい角度でカッター本体11の径方向内外周側に離
間するように配設されているのに伴い、上記さらい刃チ
ップ23のさらい刃25および副さらい刃26に与えら
れるラジアルレーキ角γ,δも、比較的大きな値をとる
こととなる。そして、このうち、さらい刃25に与えら
れるラジアルレーキ角γは30〜60°の範囲に設定さ
れて、当該カッターでは31°とされており、一方、副
さらい刃26に与えられるラジアルレーキ角δは45°
とされている。なお、上記カッターにおいてさらい刃チ
ップ23が取り付けられるカートリッジ21は、その幅
方向に沿ってカッター本体11の回転方向T側かつ内周
側に向かうに従い先端側に向かうように上記逃げ角βと
等しい角度で傾斜させられている。
【0021】このようにして本実施形態のさらい刃チッ
プ23を装着したカッターにおいては、上述のようにカ
ッター本体11をその軸線O回りに回転しつつ上記送り
方向に前進させることにより、まず最も外周側に装着さ
れた上記チップ13…の外周刃13Aによって加工物の
表面が切削されるとともに、正面刃13Bの最も先端側
に突出した上記コーナ部13Cにより、このコーナ部1
3Cを通って軸線Oに直交する加工面、すなわち上記平
面Pに沿った加工面が形成されて行く。そして、さらに
カッター本体11が送り方向に前進させられるのに伴
い、上記チップ13…よりも内周側に位置するさらい刃
チップ23によって切削が行われることにより、上記加
工面が平滑に仕上げられるとともにバリなどが生じても
これを削り落として除去して行く。
【0022】しかして、上記構成のさらい刃チップ23
においては、そのさらい刃25が、上記カッターにおい
てカッター本体11の外周側に向かうに従い後端側に向
けて傾斜させられていて、その辺稜部上の交点Qにおい
て上記平面Pに鈍角に交差するように配設されており、
この交点Qが加工物への食い付き点とされるため、従来
のように平行四辺形平板状のさらい刃チップの鋭角のコ
ーナ部が食い付き点となるのに比べて、その強度の大幅
な向上を図ることができる。従って、このさらい刃25
が加工物に食い付く際の衝撃的な負荷によってさらい刃
チップ23に欠けが生じたり摩耗が促進されたりするの
を抑えることができ、加工物がアルミニウム材のような
軟質材料である場合は勿論、鋼材のような比較的硬質な
材料である場合であっても、さらい刃チップ25の寿命
の延長を図って長期に亙って確実にバリを除去し、優れ
た仕上げ面精度を得ることが可能となる。
【0023】また、本実施形態では、このさらい刃25
が逃げ面27とされる上記概略正方形面に対向する方向
からみて中央部が平坦な山形に形成されていて、この中
央部が副さらい刃26とされており、上述のように該さ
らい刃チップ23を装着した状態で、この副さらい刃2
6をさらい刃25の先端から内周側に向けて上記平面P
に平行に延びるように配設することにより、上記さらい
刃25によって仕上げられた加工面を、この副さらい刃
26によってさらに平滑に切削することができて、一層
の仕上げ面精度の向上を図ることができる。そして、本
実施形態では、さらい刃25が上述のように傾斜して配
置されるのに伴い、このさらい刃25と上記副さらい刃
26も鈍角に交差することとなるため、これらが交差す
るコーナ部においても充分な強度をさらい刃チップ23
に与えることができて、その寿命をさらに確実に延長す
ることが可能となる。
【0024】ところで、上記カッターでは、このように
さらい刃25が外周側に向かうに従い後端側に向かうよ
うに傾斜させられていることにより、該さらい刃25に
よるバリの除去は、従来のように主としてカッター本体
の送りに伴ってバリが外周側に押し倒され切る前に鋭角
のコーナ部によりバリを削り落とすといったものではな
く、主としてカッター本体11の回転による該さらい刃
25や副さらい刃26の切れ味によってバリを削り落と
すような切削形態となる。従って、このさらい刃25や
副さらい刃26の切れ味を充分鋭くしてバリを確実に除
去するためには、そのすくい面28に与えられるアキシ
ャルレーキ角αは正角側にできるだけ大きく設定される
のが望ましいのであるが、その反面、このアキシャルレ
ーキ角αが大きくなりすぎると、逃げ角βもある程度確
保しなければならないことから、さらい刃25や副さら
い刃26の刃先角(90−α−β)°が小さくなりすぎ
てしまい、却って切刃に欠損や著しい摩耗が生じ易くな
るおそれが生じる。
【0025】しかるに、これに対して上記カッターで
は、上述のようにさらい刃25および副さらい刃26に
比較的大きなラジアルレーキ角γ,δを与えることによ
り、これらさらい刃25および副さらい刃26の刃先角
は維持したままその切れ味の向上を図っている。すなわ
ち、このように大きなラジアルレーキ角γ,δを与える
ことにより、切刃に直交する断面におけるアキシャルレ
ーキ角や刃先角は変わらないものの、実際に切屑が生成
される方向における断面、つまりカッター本体11への
装着状態において軸線Oを中心とした円の切刃との交点
における接線方向に沿った断面では、該切刃に正のアキ
シャルレーキ角αが与えられている以上、ラジアルレー
キ角γ,δの絶対値が大きくなるのに伴ってすくい面2
8は後端側に向かうに従い回転方向Tの後方側により大
きく後退することとなるので、この切屑が生成される上
記接線方向に沿った断面におけるアキシャルレーキ角は
大きく確保することができるのである。
【0026】例えば、上記カッターに装着されたさらい
刃チップ23のように、さらい刃25のラジアルレーキ
角γが31°、副さらい刃26のラジアルレーキ角δが
45°、この副さらい刃26に直交する断面におけるア
キシャルレーキ角αが10°に設定されている場合、図
7に示すようにさらい刃25の外周端における軸線Oを
中心とした円の接線L方向に沿った断面での該さらい刃
25のアキシャルレーキ角(すくい面部28b上でのア
キシャルレーキ角)ηは12.5°となり、また図8に
示すようにさらい刃25と副さらい刃26との交点にお
ける軸線Oを中心とした円の接線M方向に沿った断面で
の該副さらい刃26のアキシャルレーキ角(すくい面部
28a上でのアキシャルレーキ角)θは14°となっ
て、いずれも上記アキシャルレーキ角αよりも大きな値
となる。従って、上記カッターによれば、さらい刃25
や副さらい刃26の刃先強度は確保しつつも切れ味の向
上を図ることができ、上述のような切削形態を採ること
になってもより確実にバリを除去することが可能とな
る。
【0027】なお、上記カッターでは、上記さらい刃2
5に与えられるラジアルレーキ角γを30〜60°の範
囲に設定しているが、これは、これらのさらい刃25の
ラジアルレーキ角γが小さすぎると、上述した実際に切
屑が生成される方向におけるさらい刃25のアキシャル
レーキ角ηが切刃に直交する断面におけるアキシャルレ
ーキ角αと変わらなくなって、充分な切れ味を与えるこ
とができなくなるおそれがある一方、逆にこれらのラジ
アルレーキ角γの絶対値が大きすぎると、該さらい刃2
5がカッター本体11の径方向を向いてしまって、バリ
を除去するのに充分な切削幅を確保することができなく
なるおそれがあるからである。従って、さらい刃25に
与えられるラジアルレーキ角δは、このカッターのよう
に30〜60°の範囲に設定されるのが望ましい。ま
た、上記カッターでは、このさらい刃25をカッター本
体11の外周側に向かうに従い回転方向T側に向かうよ
うにして、正のラジアルレーキ角γが与えられるように
しているが、同じ大きなラジアルレーキ角を与える場
合、これを負角側に設定するようにしても上述のような
効果を同様に得ることができる。従って、このさらい刃
チップ23のさらい刃25のラジアルレーキ角は、絶対
値において上記範囲に設定されるのが望ましく、すなわ
ち±30〜60°の範囲に設定されるのが望ましい。
【0028】さらに、本実施形態のさらい刃チップ23
において、逃げ面27とされる上記概略正方形面に対向
する方向からみた場合の副さらい刃26に対するさらい
刃25の傾斜角εは、これらさらい刃25および副さら
い刃26に与えられる上記ラジアルレーキ角γ,δやア
キシャルレーキ角η,θ,α、あるいは逃げ角βなどに
もよるが、12〜20°の範囲に設定されるのが望まし
い。これは、この傾斜角εが上記範囲よりも大きいと、
これらさらい刃25と副さらい刃26とのコーナ部を上
記逃げ面27側からみたときのコーナ角が小さくなりす
ぎて、すくい面28側からみたときの角度が大きくても
十分な強度が得られなくなるおそれがあり、逆にこの傾
斜角εが上記範囲よりも小さいと、当該さらい刃チップ
23をカッター本体11に装着した状態において、さら
い刃25の上記平面Pに対する傾斜も緩やかとなるた
め、このさらい刃25を長くしなければ、すなわちさら
い刃チップ23を大きくしなければ、副さらい刃26に
上述のような十分な突出量Rを確保したままさらい刃2
5を平面Pに交差させることができなくなるおそれが生
じるからである。
【0029】次に、図10は、本発明の第2の実施形態
のさらい刃チップ31を示すものである。しかるに、本
実施形態のさらい刃チップ31も、概略正方形平板状に
形成されたポジティブチップではあるが、その逃げ面3
2とされる一方の概略正方形面の1の辺稜部は、この辺
稜部を介して上記逃げ面32に交差してすくい面33と
される1の周面が円錐面状に形成されることにより、該
逃げ面32に対向する方向からみてその中央部が最も突
出した凸円弧状をなしており、その両端部側の部分のい
ずれか一方(図1ないし図8に示したカッターに装着さ
れる場合は、図10(イ)、(ロ)において左側の部
分)が選択的にさらい刃34とされ、またこの凸円弧の
突端となる上記中央部の周辺が副さらい刃35とされ
る。なお、本実施形態でも、そのチップ本体31Aは超
硬合金により形成されるとともに、上記1の辺稜部の部
分は超硬合金と超高硬度焼結体との層状焼結体よりなる
切刃チップ31Bとされ、上記さらい刃34および副さ
らい刃35は、この切刃チップ31Bの超高硬度焼結体
の部分に形成されている。
【0030】しかして、本実施形態のさらい刃チップ3
1も、上記逃げ面32をカッター本体11の先端側に向
けるとともにすくい面33を回転方向Tに向けて、上記
第1の実施形態のさらい刃チップ23と同じように、さ
らい刃34および副さらい刃35に上述のようなラジア
ルレーキ角γ,δやアキシャルレーキ角η,θ,α、逃
げ角βおよび突出量Rが与えられて、図1ないし図5に
示したカッターのカッター本体11の先端部内周側にカ
ートリッジ21を介して着脱可能に装着される。ただ
し、この場合の上記副さらい刃35のラジアルレーキ角
δは、この副さらい刃35の中央、すなわち上記凸円弧
の突端における該副さらい刃35の接線を基準とする。
【0031】従って、このように構成された第2の実施
形態のさらい刃チップ31にあっても、これを装着した
上記カッターにおいて、そのさらい刃34が図11に示
すようにカッター本体11の外周側に向かうに従い凸曲
線を描きつつ後端側に向けて傾斜させられ、加工物への
食い付き点となる上記平面Pとの交点Qにおいて該平面
Pに鈍角に交差するため、第1の実施形態と同様に高い
強度を確保して欠けや摩耗を抑えることができ、アルミ
ニウム材や鋼材でも長期に亙ってバリを確実に除去して
仕上げ面精度の向上を図ることができる。また、本実施
形態では、このさらい刃34と副さらい刃35とが連続
した凸円弧上に形成されているので、第1の実施形態の
ようなコーナ部自体が形成されることがなく、かかるコ
ーナ部における欠け等も一層確実に防止することが可能
である。
【0032】なお、このようにさらい刃34および副さ
らい刃35を凸円弧状に形成した場合、これを上記逃げ
面32に対向する方向からみた場合の曲率半径Sは、や
はり上記ラジアルレーキ角γ,δやアキシャルレーキ角
η,θ,α、逃げ角βおよび突出量Rなどにもよるが、
10〜18mmの範囲とされるのが望ましい。これは、上
記第1の実施形態のさらい刃チップ23とは逆に、この
曲率半径Sが上記範囲よりも小さくて、すなわち曲率が
大きいと、上記逃げ面32側からみたときの上記1の辺
稜部の湾曲が急になり、さらい刃34や副さらい刃35
の強度が損なわれるおそれがある一方、この曲率半径S
が上記範囲よりも大きいと当該さらい刃チップ31を必
要以上に大きくしなければならなくなるおそれが生じる
からである。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
カッター本体の先端部内周側に装着されるさらい刃チッ
プにおいて、そのさらい刃を、カッター本体の外周側に
向かうに従い後端側に向けて傾斜させて、上記正面刃の
最先端を通ってカッター本体の軸線に直交する平面と交
差するように配設することにより、このさらい刃がその
辺稜部上において上記平面と鈍角に交差してその交点か
ら加工物に食い付くようにすることができ、加工物が硬
質材料であっても欠損や摩耗を生じることなくバリ等を
除去して優れた仕上げ面精度を得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態のさらい刃チップ2
3を装着したカッターを示す側断面図である。
【図2】 図1に示すカッターを先端側からみた部分底
面図である。
【図3】 図1における矢線W方向視の拡大側面図であ
る。
【図4】 図1に示すカッターに装着されたさらい刃チ
ップ23周辺を先端側からみた拡大底面図である。
【図5】 図4における矢線X方向視の側面図である。
【図6】 図1に示すカッターのチップ15先端部とさ
らい刃チップ23との軸線O回りの回転軌跡を回転方向
T側からみた図である。
【図7】 図4におけるさらい刃チップ23のYY断面
図である。
【図8】 図4におけるさらい刃チップ23のZZ断面
図である。
【図9】 本発明の第1の実施形態のさらい刃チップ2
3を示す(イ)逃げ面27に対向する方向からみた平面
図、(ロ)すくい面28に対向する方向からみて側面
図、(ハ)副さらい刃26に直交する断面図である。
【図10】 本発明の第2の実施形態のさらい刃チップ
31を示す(イ)逃げ面32に対向する方向からみた平
面図、(ロ)すくい面33に対向する方向からみて側面
図、(ハ)副さらい刃35の中央において該副さらい刃
35に直交する断面図である。
【図11】 図10に示すさらい刃チップ31を図1な
いし図5に示したカッターに装着した場合の、図6に相
当する図である。
【図12】 従来のさらい刃チップ4を備えたスローア
ウェイ式カッターの側断面図である。
【図13】 図12に示すスローアウェイ式カッターを
先端側からみた底面図である。
【図14】 図12に示すスローアウェイ式カッターの
チップ2とさらい刃チップ4との軸線O回りの回転軌跡
を回転方向T側からみた拡大図である。
【符号の説明】
11 カッター本体 13 スローアウェイチップ 13B スローアウェイチップ13の正面刃 13C スローアウェイチップ13のコーナ部(正面刃
13Bの最先端) 23,31 さらい刃チップ 25,34 さらい刃 26,35 副さらい刃 27,32 逃げ面 28,33 すくい面 O カッター本体11の軸線 T カッター本体11の回転方向 P 正面刃13Bの最先端を通って軸線Oに直交する平
面 Q 平面Pとさらい刃25,34との交点 R 平面Pからの副さらい刃26,35の突出量 L さらい刃チップ23のさらい刃25の外周端におけ
る軸線Oを中心とした円の接線 M さらい刃チップ23のさらい刃25と副さらい刃2
6との交点における軸線Oを中心とした円の接線 α 副さらい刃26に直交する断面におけるアキシャル
レーキ角 β 逃げ角 γ さらい刃チップ23のさらい刃25のラジアルレー
キ角 δ さらい刃チップ23の副さらい刃26のラジアルレ
ーキ角 η 接線L方向に沿った断面でのさらい刃25のアキシ
ャルレーキ角 θ 接線M方向に沿った断面での副さらい刃26のアキ
シャルレーキ角 ε さらい刃チップ23の副さらい刃26に対するさら
い刃25の傾斜角 S さらい刃チップ31のさらい刃34および副さらい
刃35の曲率半径
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小寺 雄一 岐阜県安八郡神戸町大字横井字中新田1528 番地 三菱マテリアル株式会社岐阜製作所 内 Fターム(参考) 3C022 HH01 HH15 LL01 MM15

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端外周部に正面刃が設けられて軸線回
    りに回転される略円盤状のカッター本体の先端部の上記
    正面刃よりも内周側に着脱可能に装着されるスローアウ
    ェイチップであって、上記正面刃の最先端を通って上記
    軸線に直交する平面よりも先端側に突出するように配設
    されるさらい刃を備え、このさらい刃が、上記カッター
    本体の外周側に向かうに従い後端側に向けて傾斜させら
    れて上記平面と交差するように配設されることを特徴と
    するスローアウェイチップ。
  2. 【請求項2】 多角形平板状をなすチップ本体の多角形
    面の少なくとも1の辺稜部に上記さらい刃が形成され
    て、上記多角形面を逃げ面とするとともに、この多角形
    面に上記1の辺稜部を介して交差する1の周面をすくい
    面としてカッター本体先端部に装着され、上記さらい刃
    が、上記多角形面に対向する方向からみて中央部が平坦
    とされた扁平した山形とされていることを特徴とする請
    求項1に記載のスローアウェイチップ。
  3. 【請求項3】 多角形平板状をなすチップ本体の多角形
    面の少なくとも1の辺稜部に上記さらい刃が形成され
    て、上記多角形面を逃げ面とするとともに、この多角形
    面に上記1の辺稜部を介して交差する1の周面をすくい
    面としてカッター本体先端部に装着され、上記さらい刃
    が、上記多角形面に対向する方向からみて中央部が凸と
    なる略円弧状とされていることを特徴とする請求項1に
    記載のスローアウェイチップ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005111651A (ja) * 2003-09-19 2005-04-28 Tungaloy Corp チップおよびフライスカッタおよびそれらを用いた加工方法

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