JP2002192033A - 流体塗布システム用のモニタ・システムおよびモニタ方法 - Google Patents
流体塗布システム用のモニタ・システムおよびモニタ方法Info
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Landscapes
- Coating Apparatus (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Spray Control Apparatus (AREA)
- Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)
Abstract
をあるパターンで塗布する塗布ガンの動作をモニタする
装置並びに方法を提供すること。 【解決手段】 塗布ガンは遷移信号に応答して動作状態
を変える。センサが基板に隣接して配置され、基板上に
塗布される流体のエッジを検出すると、それに応答して
フィードバック信号を提供する。診断モニタは遷移信号
およびフィードバック信号に応答し、遷移信号の発生
と、その遷移信号の結果として生じる基板上に付着した
流体の対応するエッジの検出との間の遅延を自動的に測
定する。この遅延は、フィードバック信号と遷移信号と
の相関を行うことによって測定される。
Description
ール材、コーキング材などの流動性物質を基板に塗布す
る流体塗布システムに関し、より詳細には、流体塗布シ
ステムの動作をモニタするシステムおよび方法に関す
る。
願された「DIAGNOSTIC MONITORIN
G SYSTEM FOR FLUID DISPEN
SING SYSTEM」という名称の米国仮出願第6
0/244,548号の特典を請求するものである。
は、包装産業およびプラスチック産業に従事する製造業
者にとって必要不可欠である。典型的な流体塗布作業で
は塗布ガンを採用しており、コンベヤなどによって塗布
ガンの前を通過する基板に対して接着剤を塗布する。コ
ンベヤの速度、またはラインの速度は、塗布パターンの
複雑さやガンの構成などの要因に従って設定される。接
着剤は通常、モータ駆動式ポンプの圧力によって塗布ガ
ンに供給される。
影響される。そうした変数としては、一般的な環境条
件、塗布される接着剤の物理的状態、塗布装置の物理的
条件、および他のシステム・パラメータの安定性、たと
えばシステムにおける電気パラメータの安定性などがあ
る。これらの変数が変化すると、しばしば塗布ガンの作
動時間も変化することになる。たとえば、未調整の電源
で電気塗布ガンを使用すると、ラインの電圧が変動し、
塗布バルブの作動時間、すなわち塗布ガンの開閉に必要
な時間が変化する。ラインの電圧が上昇すると、作動時
間は短くなる。つまり塗布ガンの開くタイミングが早く
なり、接着剤は予想よりも早くガンの中を通過する。し
たがって接着剤は基板上の予想外の位置に付着すること
になる。たとえば、部品の存在を示す信号を受信する
と、ガンは早すぎるタイミングで開き、基板が流体を塗
布される位置に到着する前に、流体が塗布される。した
がって、接着剤を塗布する予定の位置とは異なる位置に
接着剤が塗布される。ラインの電圧が低下する状況で塗
布ガンを使用する場合も、同様の問題が発生する。
ルブを閉じる必要がある際にも、流体塗布プロセスの品
質に影響を与えることがある。ガンの作動時間の変動
は、塗布される接着剤の粘度の変化によっても生じる。
流体塗布システム中のヒータが誤動作する場合や、正常
に動作している流体塗布ガンに熱が伝わり、そこに留ま
ってしまう場合がある。この双方の場合やその他の条件
によって接着剤の温度が変化する可能性があり、これに
よって接着剤の粘度が変化する。粘度が変化すると、塗
布ガンのアーマチャに対する接着剤の引きずり(dra
g)が変化し、したがって塗布バルブの作動時間も変化
する。前述のように、作動時間が変化すると、基板上の
望ましくない位置に接着剤が塗布される可能性がある。
も生じる。塗布ガン内の部品の物理的損耗および劣化が
ガンの作動時間に影響を与える場合がある。たとえば、
塗布バルブをソレノイドと反対方向に動かすために、し
ばしば戻しバネが使用される。使用年数につれて、この
戻しバネのバネ定数が変化し、これによって塗布バルブ
の開閉する頻度が変わり、したがって接着剤が基板に塗
布される位置も変わる。さらに、使用年数につれて塗布
ガン内に焦げた接着剤が付着していくと、しばしば塗布
バルブに対する摩擦力が増加し、これによってガンの作
動時間が変化する。したがって、前記およびその他の理
由によって、変動する多くの物理的力および環境条件
が、塗布ガンの作動時間の変動を引き起こし、塗布ガン
の動作が影響を受ける。このように塗布ガンの開閉作動
時間が変動することによって、接着剤を付着させたい基
板上の位置からのずれが生じる。
の既知の装置がある。いくつかのシステムでは、塗布ガ
ン内部の、または接着剤ビードが塗布ガンから塗布され
る時点でのビードの気泡および切れ目をモニタする。他
のシステムでは、赤外線センサまたは光電センサによっ
てビードおよびビードの切れ目の存在を検出する。さら
に別のシステムでは、レーザ・センサまたは光電センサ
を使用してビードの高さおよび/または断面積を決定す
る。こうしたシステムは、基板上に塗布される接着剤ビ
ードの物理的特性を検出し、接着剤塗布プロセスの品質
を提示する。こうしたシステムは、接着剤ビードの存在
および大きさを効果的に検出する一方で、接着剤塗布プ
ロセスの基本的特性における変化について1つの結果の
みを観察しているにすぎない。
のシステムでは、接着剤ビードのエッジの発生が予測さ
れる位置にウィンドウをプログラムし、そのウィンドウ
内で接着剤ビードのエッジを感知する。このシステムが
「SEAL SENTRY」モニタ・システムであり、
ジョージア州ダルースのNordson Corpor
ationから市販されている。プログラムされた各ウ
ィンドウ内で接着剤ビードのエッジが発生したことを感
知し、それをモニタすることによって、このシステムは
ビードの存在を検出し、接着剤塗布プロセスの品質を提
示する。このモニタ・システムでは、パターン・コント
ローラにプログラムされた接着剤のパターンがモニタ・
システムにもプログラムされている必要がある。したが
って、このシステムでは、プログラミングを実行するた
めに、高度に熟練した技術者を長時間必要とする。さら
に、塗布時間中に接着剤塗布プロセスにドリフトが発生
し、パターン・コントローラ中の接着剤のパターンを調
整する必要が生じた場合、モニタ・システム中の接着剤
のパターンも同様に変更する必要があることを見落とし
がちである。したがって、このモニタ・システムはプロ
グラミングと保守の面で比較的複雑であり、高くつき、
また労力がかかる。
セスの品質を効果的かつ正確に検出し、ユーザが比較的
容易にセットアップ、使用、および保守できるモニタ・
システムが必要である。
ム用診断モニタを使用すると、移動する基板に対する接
着剤の塗布を正確かつ継続的に探知することができる。
基板上の接着剤の存在と塗布命令信号を正確に相関させ
ることによって、品質管理プロセスの一環として広範な
統計的処理方法を容易に使用することができる。本発明
の診断モニタは使いやすく、ユーザによるセットアップ
や保守をほとんど必要とせず、非常に信頼性が高い。本
発明の診断モニタは、接着剤の複雑なパターンを塗布す
る接着剤塗布適用例にとって特に有用である。本発明の
診断モニタは接着剤塗布プロセスを自動的に、正確に、
確実に、継続的にモニタすることによって、接着剤塗布
プロセスの品質をよりよく測定することができる。した
がって、本発明の診断モニタによって生産性が向上し、
不良品が減り、製造コストと生産単位コストが削減され
る。
ば、本発明は一実施形態において、流体塗布ガンに対し
て移動する基板上に流体をあるパターンで塗布する塗布
ガンの動作をモニタする装置を提供する。塗布ガンは遷
移信号に応答して動作状態を変える。センサが基板に隣
接して配置され、基板上に塗布される流体のエッジを検
出すると、それに応答してフィードバック信号を提供す
る。診断モニタは遷移信号およびフィードバック信号に
応答し、遷移信号の発生と、その遷移信号の結果として
生じる基板上に置かれた流体の対応するエッジの検出と
の間の遅延を自動的に測定する。
を測定するためにフィードバック信号と遷移信号を相関
させる信号相関器を有する。
して移動する基板上に流体をあるパターンで塗布する塗
布ガンの動作をモニタする方法を提供する。塗布ガンの
電源が遷移信号に応答してONおよびOFFになり、セ
ンサが、流体塗布ガンの動作によって基板上に塗布され
た流体のエッジを検出したことを示すフィードバック信
号を提供する。遷移信号の発生と、その遷移信号の結果
として生じる流体の対応するエッジの検出との間の遅延
を検出し、塗布プロセスの品質を表示する。
塗布ガンの近くにあることを示す信号を提供する。次い
で遷移信号およびフィードバック信号を周期的にサンプ
リングおよび記憶し、その後、サンプリングしたフィー
ドバック信号とサンプリングした遷移信号を相関させ
る。
よび特徴は、当業者なら、以下の実施形態の詳細な説明
を添付の図面と共に参照すれば、より容易に理解できる
だろう。
る添付の図面は、本発明の実施形態を示し、前述した本
発明の概要、および後述する実施形態の詳細な説明と共
に、本発明の原理を説明する。
形態では、塗布ガンに対して開閉を指令する制御信号の
発生と、この制御信号に応答した移動中の基板上に塗布
される物質におけるエッジの発生との間の遅延を決定す
るために、信号相関プロセスを使用する。遅延の統計的
処理によって、物質塗布プロセスの品質をモニタするこ
とができる。
は、接着剤などの流体26を基板28上に塗布するため
のノズル24を有する流体塗布ガン22から構成されて
いる。基板28はコンベヤ30によって運ばれ、塗布ガ
ン22の前を通過する。コンベヤ30は、コンベヤ・モ
ータ32を有するコンベヤ・ドライブに機械的に結合さ
れている。コンベヤの動きは、コンベヤ30に機械的に
結合されている、エンコーダやリゾルバ(resolv
er)などのコンベヤ・モーション・センサ34によっ
て検出される。モーション・センサ34は、コンベヤに
おける位置の変化に応じて変化するフィードバック信号
を提供する出力36を有する。
体塗布システム全体の動作を調整するように機能する。
たとえば、システム・コントロール42はシステム用の
ユーザ・インターフェースを通常提供し、信号ライン4
3を介してコンベヤ・モニタ32の動作を制御する。さ
らに、システム・コントロール42は、実行する特定の
適用例に応じて流体塗布ガン22の動作を制御するパタ
ーン・コントローラ44を含む。パターン・コントロー
ラ44は、入力40においてトリガ・センサ41から部
品存在またはトリガ信号を受信する。トリガ・センサ4
1は基板28の立上りエッジなどの特徴を検出し、トリ
ガ信号は、移動するコンベヤ30上の基板28の動きと
の同期を提供する。トリガ信号に応答して、パターン・
コントローラ44は遷移信号、すなわちガンON/OF
F信号のシーケンスを、通常はパルスの形態で入力45
を介してガン・コントローラまたはドライバ38に提供
する。記載の実施形態では、各ガンON/OFF信号
は、塗布ガンの動作状態における望ましい変化を示す立
上りエッジおよび立下りエッジを有する。立上りエッジ
によって、ガンをONにするまたは開く動作が始まり、
立下りエッジによって、ガンをOFFにするまたは閉じ
る動作が始まる。したがって、パターン・コントローラ
44からのガンON/OFF信号の立上りエッジおよび
立下りエッジは、塗布ガンの動作状態の遷移を示す遷移
信号である。
ローラ44からのガンON/OFFパルスのタイミング
および持続時間に応じて塗布ガン22を操作するように
指令する信号を出力46において提供する。ガンON/
OFF信号の立上りエッジに応答して、ガン・ドライバ
38は、塗布ガン22の内部のソレノイド48を操作す
るガン・コマンドを提供する。既知の方法では、ソレノ
イド48は塗布バルブ50に機械的に結合されており、
この塗布バルブ50はモータ駆動式ポンプ52に流体的
に接続されている。このポンプ52は、貯蔵器(図示せ
ず)から接着剤などの流体を受け取る。ガン・ドライバ
38から命令信号を受信すると、すぐにソレノイド48
は塗布バルブ50を開く。塗布ガン22内で加圧された
接着剤は、ノズル24を通ってビード76として基板2
8上に塗布される。ガンON/OFFパルスが持続する
間、塗布バルブ50は開いた状態を維持する。ガンON
/OFFパルスの立下りエッジに応答して、ガン・ドラ
イバは、塗布バルブ50を閉じるためにソレノイド48
の状態を変化させる命令信号を提供する。大半の応用例
では、基板28が移動して塗布ガン22の前を通過する
間、複数のガンON/OFFパルスによって、ガン・ド
ライバ38は塗布バルブ50を迅速に開閉して、接着剤
76の複数のビード、点、またはスポットを基板28上
の異なる位置に塗布する。
ッサ62、信号相関器64、および出力プロセッサ66
を有する診断モニタ60をさらに含む。診断モニタは、
ガンON/OFFパルスの立上りエッジおよび立下りエ
ッジの発生からの遅延と、接着剤ビード76の立上りエ
ッジ72および立下りエッジ74がそれぞれセンサ70
によって検出される時間とを示すデータまたは信号を出
力67において提供する。したがって、この遅延は少な
くとも2つの時間に基づく要素から構成される。第1の
要素は、ビード76をノズル24の下からセンサ70に
よって検出できる位置まで動かすのに必要となる時間で
ある。第2の要素は、ソレノイド48がガンON/OF
Fパルスに応答して塗布バルブ50を起動するのに必要
となる時間である。測定された遅延を示すこの出力デー
タまたは信号は、接着剤塗布プロセスの品質を継続的に
探知するために使用される。
信する。この参照信号Pは、パターン・コントローラ4
4の出力45におけるガンON/OFFパルスか、また
は出力46においてガン・ドライバ38によって生成さ
れた対応する命令信号のいずれかである。使用する特定
の参照信号の選択は、設計上の問題であり、各信号には
利点と欠点がある。たとえば、パターン・コントローラ
44からのガンON/OFFパルスの使用には、診断モ
ニタ60において処理しやすい信号という利点がある。
しかし、潜在的な欠点としては、ガンON/OFFパル
スを使用すると、診断モニタによって測定される遅延に
第3の要素を導入することになる。この第3の要素と
は、ガン・ドライバ38の信号処理遅延であり、通常は
小さな固定された遅延である。ガン・ドライバ38によ
って導入される遅延を排除したい場合は、図1に破線で
示してあるように、別法として入力信号プロセッサ62
が、出力46においてガン・ドライバ38によって提供
される命令信号を受信することができる。しかし、この
命令信号は診断モニタ60内でより複雑な信号調節を必
要とする。
出力68におけるフィードバック信号Sも受信する。セ
ンサ70は、基板がコンベヤ30上で移動する際に接着
剤ビード76の立上りエッジ72および立下りエッジ7
4をそれぞれ検知できるように、コンベヤ30に対して
設置される。センサ70は、立上りエッジ72および立
下りエッジ74をそれぞれ確実に検出できるセンサであ
るなら、赤外線センサ、レーザ・センサなど、任意のセ
ンサでよい。
ーション・センサ34の出力36において提供されるコ
ンベヤ・フィードバック信号も受信する。このコンベヤ
・フィードバック信号が処理され、サンプリング信号I
が生成される。このサンプリング信号Iを使用して、参
照信号Pおよびセンサ・フィードバック信号Sのサンプ
リングを開始する。図1の実施形態では、サンプリング
信号は、センサ70を通過する基板28の変位につい
て、空間サンプリング、例えば等しい増分などの、即ち
増分にわたって生じるサンプリングを実行する。あるい
は、入力信号プロセッサ62が使用するサンプリング信
号が本質的に時間的なものであって、流体塗布システム
20内の診断モニタ60などの内部のタイマから得られ
るものであってもよい。時間サンプリングによって、ラ
イン46、68における参照信号およびフィードバック
信号は、それぞれ時間について、等しい増分などの増分
にわたってサンプリングされる。入力信号プロセッサ6
2は、信号ライン40上のトリガ信号によって決定され
た期間にわたってサンプリングを行う。
の状態図に示す。リセットまたはパワー・アップを検出
すると、診断モニタ60は初期化状態202に入り、デ
フォルト・パラメータおよび初期化パラメータが確立さ
れる。パターン・コントローラ44がトリガ信号を受信
しない限り、診断モニタは初期化状態202にとどま
る。診断モニタ60はトリガ信号を検出すると、信号収
集状態204に切り替わり、サンプリング信号Iが発生
するごとに参照またはパターン信号Pおよびセンサ・フ
ィードバック信号Sのサンプリング、収集、および記憶
を行う。
3にさらに詳細に示されている。図3のプロセスまたは
サブルーチンは、診断モニタの状態を初期化状態から信
号収集状態へと変えるトリガ信号の発生によって始ま
る。この第1のトリガ信号の発生は、図の302で検出
される。次いで304において、サンプリング期間、す
なわちP信号のサンプリングからS信号のサンプリング
までの期間が終了したかどうかを判定する。前述のよう
に、サンプリング期間は空間的であっても時間的であっ
てもよい。図1では空間的測定が示されている。したが
って入力信号プロセッサはコンベヤ・モーション・セン
サ34からのフィードバック信号をモニタし、コンベヤ
30上で移動する基板28の変位または遷移を判定す
る。サンプリング期間を決定する増分変位は、信号相関
器66の適用性および要件に依存する。サンプリング期
間または間隔の終わりには、入力信号プロセッサ62が
サンプリング信号Iを生成する。304でサンプリング
信号を検出すると、入力信号プロセッサ62は306に
進み、パターン・コントローラ44からのガンON/O
FFパルスと、センサ70からのセンサ・フィードバッ
ク信号の両方をサンプリングする。これらの信号は現在
のデータ・セットの中にペアとして共に記憶される。
グ・プロセスは、308で入力信号プロセッサ62がパ
ターン・コントローラ44の入力40における次のトリ
ガ信号の発生を検出するまで続く。ステップ304およ
び306のサンプリング・プロセスの繰り返し回数は、
信号相関器64において望ましい信号相関プロセスを実
行するのに十分なデータ・ポイント数がデータ・セット
中にあるように選択される。このようにサンプルされた
データ・ポイント数は、およそ数百からおよそ千、また
はそれ以上の範囲とすることができる。診断モニタがパ
ターン・コントローラ44への次のトリガ信号を検出す
ると、入力信号プロセッサ62は、310において現在
のデータ・セットを閉じて新たなデータ・セットを開
く。さらに312において入力信号プロセッサ62は、
相関プロセスの実行にデータが利用できることを示すデ
ータ・セット利用可能フラグを設定する。
発生し、データ・セット利用可能フラグが設定される
と、診断モニタ60は信号収集状態204から信号相関
状態206へと切り替わる。信号相関状態では、診断モ
ニタ60の信号相関器62(図1)は、サンプリング期
間の判定にコンベヤの動きを使用しているか、あるいは
内部タイマを使用しているかによって、離散空間的また
は時間的相関を個々に実行する。以下は、実行される相
関の1つを示したものである。
数、P(n)は、ガンON/OFF信号によって示され
る離散的時間信号、およびS(n)は、センサ・フィー
ドバック信号によって示される別の離散的時間信号を表
す。
互相関は、前記のようにハードウェアまたはソフトウェ
アのいずれかを使用して時間領域において直接計算する
ことができる。しかし、これはコンピュータ計算として
は(とりわけソフトウェアにおいては)膨大になる可能
性がある。そうした状況では、次の関係を使用すること
ができる。
(w)は、それぞれ信号P(n)とS(n)のスペクト
ルを表す。
ーリエ変換)アルゴリズムを使用して2つの信号のスペ
クトルを計算し、次いで一方のスペクトルに他方の共役
複素数を掛ける。この計算の結果はクロス・スペクトル
である。このクロス・スペクトルの逆FFTを行うと、
相互相関が生じる。
では、相関プロセスはまずガンON/OFF信号、すな
わち塗布ガンをそれぞれONおよびOFFするように指
令する遷移信号の立上りエッジおよび立下りエッジを識
別する。次いで、サンプリングされた遷移信号に応答し
て第1の狭い固定幅のパルスが生成される。さらに、サ
ンプリングされたフィードバック信号から対応する接着
剤のエッジを識別したことに応答して第2の、狭い、固
定幅のパルスが生成される。第2の固定幅のパルスは、
第1の固定幅のパルスと相関され、遷移信号の発生と、
この遷移信号の発生の結果としての塗布された接着剤の
対応するエッジの検出との間の測定された遅延を生成す
る。
化、ウィンドウ化などに関する他の問題にも対処しなく
てはならない。相関の結果は、P信号とS信号の間で測
定された一連の遅延を示す一連の数字となる。相関プロ
セスの終わりには、相関完了フラグが設定され、診断モ
ニタ60は出力状態208に切り替わる。
ロセッサ66は、相関完了フラグの状態を検出し、結果
として生じる相関データの処理に進む。まず、ガンON
/OFFパルスの立上りエッジおよび立下りエッジの発
生と、接着剤ビード76の立上りエッジ72および立下
りエッジ74がそれぞれセンサ70によって検出される
時点との間の遅延が、相関から抽出される。次いで出力
プロセッサ66が、抽出されたデータを処理する。相関
データの処理は、しばしばユーザに依存する。したがっ
て出力プロセス66は、出力67における遅延をユーザ
の処理装置(図示せず)に簡潔に提示することができ
る。他の状況では、出力プロセッサ66は異なる処理方
法を実行するようにユーザによってプログラムすること
ができる。たとえば、コンベヤの速度を一定にすると、
測定される遅延も比較的一定になることが予想される。
したがって出力プロセッサ66は、信号相関器64によ
って決定されるいずれの遅延においても実質的な増加お
よび減少を検出することができる。実質的な増加または
減少を検出すると、聴取可能な音、光、メッセージ表
示、または他の知覚可能な表示方法でアラームがユーザ
に対して提供される。他の応用例では、出力プロセッサ
66は接着剤塗布プロセスにおけるドリフトを検出する
ことができる。こうしたドリフトは、ある時間間隔にわ
たって増分的に減少または増大する遅延において反映さ
れる。信号相関器64によって決定された遅延は、既知
の方法でドリフトを説明するプロット(plot)作成
に用いることができる。
単一のデータ・セットから計算された遅延の平均を算出
するようにプログラムすることができる。さらに別の応
用例では、出力プロセッサ66は、1つのデータ・セッ
トにおける特定の遅延と、1つまたは複数の後続のデー
タ・セットにおける各遅延との平均を算出することがで
きる。平均算出プロセスには、遷移条件またはノイズに
よる計算された遅延の変動をフィルタにかける、または
最小化する効果がある。
状態204とは切り離された状態であることに留意され
たい。接着剤塗布応用例、使用する機器、および実施す
る相関方法によって、相関状態206は、トリガ・パル
ス間の時間より長い時間間隔を必要とする場合がある。
たとえば、信号相関器64において相関プロセスを実行
するためにトリガ期間より長い時間間隔が必要な場合を
仮定する。この状況では、相関データは他のすべてのト
リガ信号に関連して抽出および出力される。ご理解いた
だけることと思うが、相関プロセスは各トリガ信号ごと
に発生する必要はない。
スおよび相関方法によって、信号を収集し、次いでそう
した信号の相関を単一のトリガ信号の時間間隔内に行う
ことができる。こうした動作の例を図4に示す。前述の
方法では、リセットまたはパワーオン状況において診断
モニタ60は初期化状態402に入り、トリガ信号の発
生を待つ。トリガ信号を感知すると、診断モニタ60は
信号収集および相関状態404に切り替わる。この状態
において、参照信号Pおよびセンサ信号Sは、図2の状
態204に関して述べたのと同じ方法でそれぞれ収集さ
れる。P信号およびS信号のサンプルが十分な数だけ検
出され、データ・セット内に記憶されたら、たとえば、
次のトリガ信号を検出すると、信号相関器64はすぐに
データ・セット内のP信号およびS信号の相関を行う。
接着剤塗布応用例の性質と相関プロセスの速度によっ
て、すべてのデータを収集し、次のトリガ信号が発生す
る前に完全な相関プロセスを実行することができる。次
のトリガ信号が検出されると、診断モニタ60は状態4
04から出力状態406へと切り替わる。図2の出力状
態208に関して前述したように、遅延データが抽出さ
れ、診断モニタ60のライン67において出力される。
あるいは、遅延データから診断を計算し、ライン67に
おいて出力することもできる。
対する接着剤の塗布を正確かつ継続的に探知することが
できる。基板上における接着剤の発生と、塗布プロセス
を指令する信号とを正確に相関させることよって、品質
管理プロセスの一環として広範な統計的処理方法を使用
することができる。さらに、多数のリアル・タイムな品
質管理測定法を使用することができる。測定された遅延
の分布および/または大きさを見れば、接着剤塗布プロ
セスの品質を把握することができる。遅延における差異
は、測定部位ごとのビードの位置のずれを示す。
るセットアップや保守をほとんど必要とせず、非常に信
頼性が高い。さらに診断モニタ60は、接着剤の複雑な
パターンを塗布する接着剤塗布応用例にとって特に有用
である。診断モニタ60は接着剤塗布プロセスを自動的
に、正確に、確実に、継続的にモニタすることによっ
て、接着剤塗布プロセスの品質を測定するためのデータ
をより多く提供する。したがって、診断モニタ60によ
って生産性が向上し、不良品が減り、製造コストと生産
単位コストが削減される。
明し、これらの実施形態についても相当な細部にわたっ
て記載したが、これは、添付の特許請求の範囲をそうし
た細部に限定したり、またはいかなる形においても制限
したりするものではない。当業者なら、さらなる利点お
よび修正が容易にわかるはずである。たとえば本発明の
診断モニタ60は、気圧シリンダまたは電気コイルであ
るソレノイド48と共に使用することができる。さらに
診断モニタ60は、デジタル装置、アナログ装置、また
はその双方を組み合わせて使用するハードウェアまたは
ソフトウェアに実装することができる。さらに診断モニ
タ60への入力信号は、デジタル信号、アナログ信号、
またはその双方を組み合わせたものにすることができ
る。たとえば、パターン・コントローラ44からのP参
照信号はデジタル信号でもよく、コンベヤ・モーション
・センサからのS信号はアナログ信号でもよい。
号のガンON遷移縁およびガンOFF遷移縁に対して遅
延を測定する。このようなシステムは包括的なモニタ・
システムを提供するが、ご理解いただけるように、そこ
まで包括的でないモニタ・システムを実装することもで
きる。たとえば、ガンON遷移のみに関して、あるいは
ガンOFF遷移のみに関して遅延を測定するために、本
発明を使用することができる。さらに、すべてのガンO
Nおよび/またはガンOFF遷移に関して、あるいは定
期的に選択されるガンONおよび/またはガンOFF遷
移に関して遅延を測定することができる。
において、特定の細部、代表的な装置と方法、および提
示され記載された説明例に限定されるものではない。し
たがって、本発明の基本的概念の趣旨または範囲から逸
脱せずに、そうした細部を変更することができる。
る診断モニタの概要を示すブロック図である。
ある。
を示すフローチャートである。
である。
Claims (24)
- 【請求項1】 流体塗布ガンに対して移動する基板上に
流体をあるパターンで塗布する前記塗布ガンの動作をモ
ニタする装置であって、前記塗布ガンが遷移信号に応答
して動作状態を変え、前記基板に隣接して配置されたセ
ンサが、前記基板上で流体のエッジを検出するのに応答
してフィードバック信号を提供し、 前記遷移信号および前記フィードバック信号に応答し
て、前記遷移信号の発生の検出と、前記遷移信号の結果
として生じる前記基板上の流体の対応するエッジの検出
との間の遅延を自動的に測定する診断モニタを備える装
置。 - 【請求項2】 前記診断モニタが、前記遅延を測定する
ために前記フィードバック信号を前記遷移信号と相関さ
せる信号相関器をさらに備える、請求項1に記載の装
置。 - 【請求項3】 前記診断モニタが、前記塗布ガンの状態
の変化を示す前記遷移信号のエッジを識別し、前記遷移
信号の前記エッジの結果として生じる前記流体の対応す
るエッジを識別し、次いで前記流体の前記対応するエッ
ジを前記遷移信号の前記エッジと相関させる信号相関器
をさらに備える、請求項2に記載の装置。 - 【請求項4】 前記診断モニタが、 前記遷移信号を定期的にサンプリングし、前記遷移信号
のエッジの第1の表示を記憶し、また前記フィードバッ
ク信号をサンプリングし、前記遷移信号の前記エッジの
結果として生じる前記流体の対応するエッジの第2の表
示を記憶する信号プロセッサと、 前記遷移信号のエッジと、前記遷移信号の前記エッジの
結果として生じる基板上の流体の前記対応するエッジと
の間の遅延を決定するために、エッジの前記第1の表示
をエッジの前記第2の表示と相関させる信号相関器とを
さらに備える、請求項2に記載の装置。 - 【請求項5】 前記診断モニタが、前記遅延をユーザに
提示する出力プロセッサをさらに備える、請求項4に記
載の装置。 - 【請求項6】 流体塗布ガンに対して移動する基板上に
流体をあるパターンで塗布する前記塗布ガンの動作をモ
ニタする装置であって、前記塗布ガンが遷移信号に応答
して動作状態を変え、 前記基板に隣接して配置され、前記基板上で流体のエッ
ジを検出するのに応答してフィードバック信号を提供す
るセンサと、 前記遷移信号および前記フィードバック信号に応答し
て、前記遷移信号の発生の検出と、前記遷移信号の結果
として生じる前記基板上の流体の対応するエッジの検出
との間の遅延を自動的に測定する診断モニタとを備える
装置。 - 【請求項7】 塗布ガンに対して移動する基板上に接着
剤をあるパターンで塗布する前記塗布ガンの動作をモニ
タする装置であって、 前記塗布ガンの動作状態の変化を示す遷移信号を提供す
るパターン・コントローラと、 前記塗布ガンに動作可能に接続され、前記遷移信号に応
答して前記塗布ガンの動作状態を変えるガン・ドライバ
と、 前記基板に隣接して配置され、前記基板上における接着
剤のエッジの検出に応答してフィードバック信号を提供
するセンサと、 前記センサに電気的に接続され、前記遷移信号に応答す
る診断モニタであって、遷移信号と、前記遷移信号の結
果として生じる前記基板上の前記接着剤の対応するエッ
ジとの間の遅延を自動的に決定する診断モニタとを含む
装置。 - 【請求項8】 塗布ガンに対して移動する基板上に接着
剤をあるパターンで塗布する前記塗布ガンの動作をモニ
タする装置であって、 前記塗布ガンの動作状態の変化を示す第1の遷移信号を
提供するパターン・コントローラと、 前記塗布ガンの動作状態を変える第2の遷移信号を前記
第1の遷移信号に応答して前記塗布ガンに提供するガン
・ドライバと、 前記基板に隣接して配置されたセンサであって、前記基
板上における接着剤のエッジの検出に応答してフィード
バック信号を提供するセンサと、 前記センサに電気的に接続され、前記第1の遷移信号と
前記第2の遷移信号の一方に応答する診断モニタであっ
て、前記第1の遷移信号と前記第2の遷移信号の前記一
方と、前記第1の遷移信号と前記第2の遷移信号の前記
一方の結果として生じる前記基板上の前記接着剤の対応
するエッジとの間の遅延を自動的に決定する診断モニタ
とを含む装置。 - 【請求項9】 塗布ガンに対して移動する基板上に接着
剤をあるパターンで塗布する前記塗布ガンの動作をモニ
タする装置であって、 前記塗布ガンの開閉すべき時間をそれぞれ示すガンON
信号およびガンOFF信号を提供するパターン・コント
ローラと、 前記塗布ガンに動作可能に接続され、前記ガンON信号
および前記ガンOFF信号にそれぞれ応答して前記塗布
ガンを開閉するガン・ドライバと、 前記基板に隣接して配置され、前記基板上における前記
接着剤のエッジの検出に応答してフィードバック信号を
提供するセンサと、 前記センサに電気的に接続され、前記ガンON信号およ
び前記ガンOFF信号に応答する診断モニタであって、
前記ガンON信号および前記ガンOFF信号と、ガンO
N信号およびガンOFF信号の結果として生じる前記基
板上の前記接着剤の対応するエッジとの間の遅延を自動
的に決定する診断モニタとを含む装置。 - 【請求項10】 塗布ガンに対して移動する基板上に流
体をあるパターンで塗布する前記塗布ガンの動作をモニ
タする方法であって、前記塗布ガンが遷移信号に応答し
てONおよびOFFとなり、センサが、前記流体塗布ガ
ンの動作によって前記基板上に塗布された流体のエッジ
を検出したことを示すフィードバック信号を提供し、前
記遷移信号の発生と、前記遷移信号の結果として生じる
前記流体の対応するエッジの検出との間の遅延を測定す
るステップを含む方法。 - 【請求項11】 前記塗布ガンをONおよびOFFにす
るよう指令する遷移信号の発生を検出するステップと、 前記遷移信号に応答して前記塗布ガンをONおよびOF
Fにするステップと、 前記塗布ガンがONおよびOFFとなったことに応答し
て前記基板に塗布された流体のエッジを検出するステッ
プとをさらに含む、請求項10に記載の方法。 - 【請求項12】 前記遅延に関連する出力を提供するス
テップをさらに含む、請求項10に記載の方法。 - 【請求項13】 前記塗布ガンの近くに前記基板が存在
することを示す信号を提供するステップと、 前記遷移信号および前記フィードバック信号を周期的に
サンプリングするステップと、 サンプリングされた遷移信号およびサンプリングされた
フィードバック信号を記憶するステップと、 前記遅延を決定するために、前記サンプリングされたフ
ィードバック信号を前記サンプリングされた遷移信号と
相関させるステップとをさらに含む、請求項10に記載
の方法。 - 【請求項14】 等しい時間増分によって決定された周
期的な間隔で、前記遷移信号および前記フィードバック
信号をサンプリングするステップをさらに含む、請求項
13に記載の方法。 - 【請求項15】 前記基板と前記塗布ガンの間の相対的
な動きの等しい増分によって決定された周期的な間隔
で、前記遷移信号および前記フィードバック信号をサン
プリングするステップをさらに含む、請求項13に記載
の方法。 - 【請求項16】 前記塗布ガンをONおよびOFFにす
るよう指令する前記遷移信号のエッジを識別するステッ
プをさらに含む、請求項13に記載の方法。 - 【請求項17】 前記塗布ガンをONにする命令を表す
前記遷移信号の立上りエッジを識別するステップをさら
に含む、請求項16に記載の方法。 - 【請求項18】 前記塗布ガンをOFFにする命令を表
す前記遷移信号の立下りエッジを識別するステップをさ
らに含む、請求項16に記載の方法。 - 【請求項19】 前記塗布ガンをそれぞれONおよびO
FFにする命令を表す前記遷移信号の立上りエッジおよ
び立下りエッジを識別するステップをさらに含む、請求
項16に記載の方法。 - 【請求項20】 前記サンプリングされた遷移信号のエ
ッジに応答して、第1の狭い固定幅のパルスを生成する
ステップと、 前記サンプリングされた各フィードバック信号のエッジ
に応答して、第2の狭い固定幅のパルスを生成するステ
ップとをさらに含む、請求項16に記載の方法。 - 【請求項21】 前記第2の固定幅のパルスを、前記第
1の固定幅のパルスと相関させて遅延を生成するステッ
プをさらに含む、請求項20に記載の方法。 - 【請求項22】 塗布ガンに対して移動する基板上に接
着剤のパターンを塗布する前記塗布ガンの動作をモニタ
する方法であって、 前記塗布ガンを開閉すべき時間をそれぞれ示すガンON
信号およびガンOFF信号を提供するステップと、 前記ガンON信号および前記ガンOFF信号にそれぞれ
応答して前記塗布ガンを開閉するステップと、 前記塗布ガンの開閉の結果として前記基板上に塗布され
た前記接着剤のエッジを示すフィードバック信号を提供
するステップと、 前記ガンON信号および前記ガンOFF信号の発生と、
前記ガンON信号および前記ガンOFF信号の結果とし
て生じる前記接着剤の対応するエッジとの間の遅延を決
定するステップとを含む方法。 - 【請求項23】 パターン・コントローラから前記ガン
ON信号および前記ガンOFF信号を提供するステップ
をさらに含む、請求項22に記載の方法。 - 【請求項24】 ガン・ドライバから前記ガンON信号
および前記ガンOFF信号を提供するステップをさらに
含む、請求項22に記載の方法。
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