JP2002192002A - シュレッダ - Google Patents
シュレッダInfo
- Publication number
- JP2002192002A JP2002192002A JP2000393577A JP2000393577A JP2002192002A JP 2002192002 A JP2002192002 A JP 2002192002A JP 2000393577 A JP2000393577 A JP 2000393577A JP 2000393577 A JP2000393577 A JP 2000393577A JP 2002192002 A JP2002192002 A JP 2002192002A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutter
- shaft
- shredder
- blade
- blade portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Crushing And Pulverization Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 シュレッダの裁断能力を向上させるとともに
これを長期間持続させる。 【解決手段】 シュレッダ1には、シャフト5、6の両
端部に圧縮コイルバネ16が取り付けられている。この
圧縮コイルバネ16は、シャフト5、6に固定された固
定リング17と、シャフト5、6に対して摺動可能に取
り付けられた可動リング18との間に介在されている。
この圧縮コイルバネ16の付勢力により、シャフト5、
6の軸方向においてカッタブロック3、4間で交互に位
置する刃部7どうしは、互いが接触した状態で配置され
る。したがって、シュレッダ1は、刃部7どうしの点接
触による紙葉類2の裁断を実現でき、裁断能力の向上を
図ることができる。さらに、シュレッダ1によれば、刃
部7どうしが厚さ方向に磨耗しても、刃部7どうしを圧
接させる弾性構造により、圧接状態を維持することが可
能なので、これにより初期の優れた裁断能力を長期間持
続させることができる。
これを長期間持続させる。 【解決手段】 シュレッダ1には、シャフト5、6の両
端部に圧縮コイルバネ16が取り付けられている。この
圧縮コイルバネ16は、シャフト5、6に固定された固
定リング17と、シャフト5、6に対して摺動可能に取
り付けられた可動リング18との間に介在されている。
この圧縮コイルバネ16の付勢力により、シャフト5、
6の軸方向においてカッタブロック3、4間で交互に位
置する刃部7どうしは、互いが接触した状態で配置され
る。したがって、シュレッダ1は、刃部7どうしの点接
触による紙葉類2の裁断を実現でき、裁断能力の向上を
図ることができる。さらに、シュレッダ1によれば、刃
部7どうしが厚さ方向に磨耗しても、刃部7どうしを圧
接させる弾性構造により、圧接状態を維持することが可
能なので、これにより初期の優れた裁断能力を長期間持
続させることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙葉類を細かく裁
断するためのクロスカット用のシュレッダに関するもの
である。
断するためのクロスカット用のシュレッダに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、紙葉類を裁断するためのシュレッ
ダは、機密性のさらなる向上を図るために、裁断片がそ
れまでの線状でなく、微細な短冊状となるクロスカット
タイプが主流となっている。図14及び図15に平面図
及び正面図としてそれぞれ示すように、例えば特公平5
−15507号に開示されているクロスカット用のシュ
レッダ51は、各々異なる方向に回転して紙葉類52を
裁断する一対の対向配置されたカッタブロック53、5
4を備えている。
ダは、機密性のさらなる向上を図るために、裁断片がそ
れまでの線状でなく、微細な短冊状となるクロスカット
タイプが主流となっている。図14及び図15に平面図
及び正面図としてそれぞれ示すように、例えば特公平5
−15507号に開示されているクロスカット用のシュ
レッダ51は、各々異なる方向に回転して紙葉類52を
裁断する一対の対向配置されたカッタブロック53、5
4を備えている。
【0003】カッタブロック53、54の回転中心に
は、駆動機構からの回転力をカッタブロック53、54
に伝達するためのシャフト55、56が各々設けられて
おり、このシャフト55、56に、周縁部に間欠的に凹
部が形成された刃部57を有する複数のカッタディスク
58が軸支されている。個々のカッタディスク58の間
には、スペーサ59が介在されており、カッタディスク
58は、シャフト55、56の軸方向に所定の間隔を空
けてそれぞれ組み込まれている。
は、駆動機構からの回転力をカッタブロック53、54
に伝達するためのシャフト55、56が各々設けられて
おり、このシャフト55、56に、周縁部に間欠的に凹
部が形成された刃部57を有する複数のカッタディスク
58が軸支されている。個々のカッタディスク58の間
には、スペーサ59が介在されており、カッタディスク
58は、シャフト55、56の軸方向に所定の間隔を空
けてそれぞれ組み込まれている。
【0004】また、シュレッダ51は、シャフト55、
56を介して各々異なる方向に回転するカッタディスク
58の刃部57どうしが交互に配置され、且つこの交互
に配置された刃部57どうしの回転軌跡が交差するよう
に、各カッタブロック53、54が配設されている。こ
れにより、紙葉類52に対する、いわゆる縦切りが実現
可能となる。
56を介して各々異なる方向に回転するカッタディスク
58の刃部57どうしが交互に配置され、且つこの交互
に配置された刃部57どうしの回転軌跡が交差するよう
に、各カッタブロック53、54が配設されている。こ
れにより、紙葉類52に対する、いわゆる縦切りが実現
可能となる。
【0005】ここで、カッタディスク58の平面度等に
起因する交互に配置された刃部57どうしの直接的な衝
突の回避、並びに紙葉類52に対する裁断能力等を考慮
し、シャフト55、56の軸方向における刃部57どう
しの間には、一般にギャップ60が、紙葉類52の厚さ
の約1/2〜1/4の範囲内になるように設けられてい
る。すなわち、紙葉類52の厚さが、80μmであれ
ば、約40〜20μmのギャップが形成されるように、
カッタディスク58間に40〜20μmの厚さのスペー
サ59が介在される。
起因する交互に配置された刃部57どうしの直接的な衝
突の回避、並びに紙葉類52に対する裁断能力等を考慮
し、シャフト55、56の軸方向における刃部57どう
しの間には、一般にギャップ60が、紙葉類52の厚さ
の約1/2〜1/4の範囲内になるように設けられてい
る。すなわち、紙葉類52の厚さが、80μmであれ
ば、約40〜20μmのギャップが形成されるように、
カッタディスク58間に40〜20μmの厚さのスペー
サ59が介在される。
【0006】さらに、紙葉類52に対し、いわゆる横切
りを実現するために、カッタディスク58の刃部57に
は、カッタディスク58における径方向の段差として形
成された横切り部61が設けられている。なお、横切り
部には、カッタディスクの径方向に凹んだこのような切
込型以外に、のこぎり刃のようにカッタディスクの径方
向に突出した凸部型のものもある。
りを実現するために、カッタディスク58の刃部57に
は、カッタディスク58における径方向の段差として形
成された横切り部61が設けられている。なお、横切り
部には、カッタディスクの径方向に凹んだこのような切
込型以外に、のこぎり刃のようにカッタディスクの径方
向に突出した凸部型のものもある。
【0007】また、シュレッダ51には、裁断対象の紙
葉類52の装置内部への送り込みや、刃部57によって
裁断された裁断片62の移動を案内するためのガイド板
63が設けられている。このガイド板63は、少なくと
も一部が、各カッタブロック53、54のカッタディス
ク58間に介在された状態、すなわち一方のカッタブロ
ックの刃部57と対向するように他方のカッタブロック
に設けられている。
葉類52の装置内部への送り込みや、刃部57によって
裁断された裁断片62の移動を案内するためのガイド板
63が設けられている。このガイド板63は、少なくと
も一部が、各カッタブロック53、54のカッタディス
ク58間に介在された状態、すなわち一方のカッタブロ
ックの刃部57と対向するように他方のカッタブロック
に設けられている。
【0008】このようなシュレッダ51では、各々異な
る方向に回転するカッタディスク58により、紙葉類5
2が装置内部に送り込まれると、まず、カッタディスク
58における段差として形成された刃部57の横切り部
61による紙葉類の横切りが実行される。すなわち、交
互に配置された刃部57どうしの回転軌跡が交差して行
く動作が、実質的に、刃部57の横切り部61が紙葉類
52を厚み方向に突き破る直進動作となり、これにより
紙葉類52の横方向に刃部57の厚み分の切込を入れる
横切りが実現される。
る方向に回転するカッタディスク58により、紙葉類5
2が装置内部に送り込まれると、まず、カッタディスク
58における段差として形成された刃部57の横切り部
61による紙葉類の横切りが実行される。すなわち、交
互に配置された刃部57どうしの回転軌跡が交差して行
く動作が、実質的に、刃部57の横切り部61が紙葉類
52を厚み方向に突き破る直進動作となり、これにより
紙葉類52の横方向に刃部57の厚み分の切込を入れる
横切りが実現される。
【0009】さらに、カッタディスク58の回転により
紙葉類52が下方に送り込まれると、紙葉類52は、各
カッタブロック53、54の交互に配置された刃部57
どうしのギャップ60に挟み込まれて縦方向に切断され
る。このように縦横に切り込みを入れられた紙葉類52
は、細かな短冊状の裁断片62となり、収容箱64内に
収容される。なお、この際、裁断片62がカッタディス
ク58の回転により巻き上げられることを防止するため
に、上方から空気が送り込まれ、この気流によって裁断
片62の収容箱64への収容がサポートされている。
紙葉類52が下方に送り込まれると、紙葉類52は、各
カッタブロック53、54の交互に配置された刃部57
どうしのギャップ60に挟み込まれて縦方向に切断され
る。このように縦横に切り込みを入れられた紙葉類52
は、細かな短冊状の裁断片62となり、収容箱64内に
収容される。なお、この際、裁断片62がカッタディス
ク58の回転により巻き上げられることを防止するため
に、上方から空気が送り込まれ、この気流によって裁断
片62の収容箱64への収容がサポートされている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来のシュレッダ51には、次のような課題があった。
すなわち、シュレッダ51が寿命に至る主原因は、紙葉
類52との摩擦によって生じる刃部57の磨耗である。
紙葉類52が、表面に、例えばタルク、カオリナイト、
セリナイト等のSi、Al、Mg、Ca、Fe、Kとい
った元素の複合酸化物粒子を顔料や表面処理剤として含
んでいる場合、カッタディスク58を構成する金属以上
の硬さを有するこれらの酸化物粒子が、カッタディスク
58の刃部57を容易に磨耗させることが知られてい
る。特に、繊維構造か粗く、印刷インクに硬質粒子が用
いられている紙葉類を裁断する場合、カッタディスク5
8の刃部57の磨耗量は、一般の紙葉類の数十倍にも達
することがある。
従来のシュレッダ51には、次のような課題があった。
すなわち、シュレッダ51が寿命に至る主原因は、紙葉
類52との摩擦によって生じる刃部57の磨耗である。
紙葉類52が、表面に、例えばタルク、カオリナイト、
セリナイト等のSi、Al、Mg、Ca、Fe、Kとい
った元素の複合酸化物粒子を顔料や表面処理剤として含
んでいる場合、カッタディスク58を構成する金属以上
の硬さを有するこれらの酸化物粒子が、カッタディスク
58の刃部57を容易に磨耗させることが知られてい
る。特に、繊維構造か粗く、印刷インクに硬質粒子が用
いられている紙葉類を裁断する場合、カッタディスク5
8の刃部57の磨耗量は、一般の紙葉類の数十倍にも達
することがある。
【0011】このような刃部57の磨耗による最大の課
題は、交互に配置された刃部57どうしのギャップ60
が拡大し、紙葉類52を挟み込んでかじりが発生してし
まうことである。このかじりによって刃部57と紙葉類
52との間に過大な摩擦が生じ、裁断抵抗が増大した場
合には、リミッタとして設けられている過負荷保護装置
が作動し、シュレッダ51が頻繁に停止してしまう原因
となる。さらにこの場合、刃部57の磨耗が加速され、
カッタディスク58を有するカッタブロック53、54
を頻繁に交換する必要がある。
題は、交互に配置された刃部57どうしのギャップ60
が拡大し、紙葉類52を挟み込んでかじりが発生してし
まうことである。このかじりによって刃部57と紙葉類
52との間に過大な摩擦が生じ、裁断抵抗が増大した場
合には、リミッタとして設けられている過負荷保護装置
が作動し、シュレッダ51が頻繁に停止してしまう原因
となる。さらにこの場合、刃部57の磨耗が加速され、
カッタディスク58を有するカッタブロック53、54
を頻繁に交換する必要がある。
【0012】また、刃部57が寿命に至る過程の磨耗の
激しい状態では、裁断能力が低下することになるが、こ
の切れ味の鈍い刃部57により引き千切られた裁断片
は、嵩が膨れ上がることになる。裁断片の嵩が増大する
ことは、容積の大きな収容箱を必要とし、シュレッダの
サイズの大型化を招くとともに、裁断片の廃棄処理が困
難となる。さらに、嵩張った裁断片が、装置内部での気
流によって巻き上がり、装置内部への紙葉類の取込口や
空気の吸排気口に詰まってしまうといった事故の原因に
もなる。また、紙葉類の不確実な裁断、つまり裁断片が
微細化されない裁断は、紙葉類の持つ情報等の機密性を
低下させることにもつながる。
激しい状態では、裁断能力が低下することになるが、こ
の切れ味の鈍い刃部57により引き千切られた裁断片
は、嵩が膨れ上がることになる。裁断片の嵩が増大する
ことは、容積の大きな収容箱を必要とし、シュレッダの
サイズの大型化を招くとともに、裁断片の廃棄処理が困
難となる。さらに、嵩張った裁断片が、装置内部での気
流によって巻き上がり、装置内部への紙葉類の取込口や
空気の吸排気口に詰まってしまうといった事故の原因に
もなる。また、紙葉類の不確実な裁断、つまり裁断片が
微細化されない裁断は、紙葉類の持つ情報等の機密性を
低下させることにもつながる。
【0013】さらに、例えば粘着テープの貼り着いてい
る紙葉類を裁断する場合、粘着剤がカッタディスク58
の側面に付着するため、極度のかじり状態が誘発され裁
断能力が大幅に低下することになるが、特に裁断能力の
低下が著しい場合には、多大な時間を要するシュレッダ
51の分解清掃を行う必要がある。
る紙葉類を裁断する場合、粘着剤がカッタディスク58
の側面に付着するため、極度のかじり状態が誘発され裁
断能力が大幅に低下することになるが、特に裁断能力の
低下が著しい場合には、多大な時間を要するシュレッダ
51の分解清掃を行う必要がある。
【0014】さらに、刃部57の先端部分の横切り部6
1が実質的に紙葉類52を厚み方向に突き破る直進動
作、すなわち、紙葉類52の横方向に刃部57の厚み分
の切込を入れる横切り動作において、従来のシュレッダ
51では、この横切り部61が、シャフト55、56の
径方向からみて平坦に形成されているため、紙葉類52
に対し横切り部61が線で接触することとなり、このた
め紙葉類に対する横切りの際の裁断能力は十分なもので
はなかった。
1が実質的に紙葉類52を厚み方向に突き破る直進動
作、すなわち、紙葉類52の横方向に刃部57の厚み分
の切込を入れる横切り動作において、従来のシュレッダ
51では、この横切り部61が、シャフト55、56の
径方向からみて平坦に形成されているため、紙葉類52
に対し横切り部61が線で接触することとなり、このた
め紙葉類に対する横切りの際の裁断能力は十分なもので
はなかった。
【0015】また一方で、紙葉類の縦切りに関する構成
において、前述したように、カッタディスク58の平面
度等に起因する刃部57の凸部どうしの直接的な衝突を
回避するために、刃部57どうしの間に所定のギャップ
を設ける構造が採られている。しかしながら、このギャ
ップを設けた裁断構造を採っている以上、裁断能力は十
分とは言えず、この縦切りにおける裁断能力においても
改善が求められている。
において、前述したように、カッタディスク58の平面
度等に起因する刃部57の凸部どうしの直接的な衝突を
回避するために、刃部57どうしの間に所定のギャップ
を設ける構造が採られている。しかしながら、このギャ
ップを設けた裁断構造を採っている以上、裁断能力は十
分とは言えず、この縦切りにおける裁断能力においても
改善が求められている。
【0016】そこで、本発明はこのような課題を解決す
るためになされたもので、裁断能力の向上を図ることが
できるとともに、優れた裁断能力を長期間維持するこの
できるシュレッダを提供するものである。
るためになされたもので、裁断能力の向上を図ることが
できるとともに、優れた裁断能力を長期間維持するこの
できるシュレッダを提供するものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るシュレッダは、互いに異なる方向に回
転する一対のカッタブロックを備えたシュレッダにおい
て、前記個々のカッタブロックが夫々、回転力を受けて
回転するシャフトと、このシャフトに夫々該シャフトの
軸方向へ摺動自在に軸支されるとともに前記シャフトと
一体で回転するように軸支され且つ周縁部に間欠的に凹
部を設けた刃部を有する複数のカッタディスクと、前記
シャフトに支持された前記複数のカッタディスクを前記
シャフトの少なくとも一端側より押圧する弾性部材とを
備え、一方の前記カッタブロックのカッタディスクと他
方の前記カッタブロックのカッタディスクとが夫々の前
記刃部の回転軌跡が交差するように交互に重ねて配設さ
れるとともに前記弾性部材の弾性力によって互いに圧接
していることを特徴とする。
に、本発明に係るシュレッダは、互いに異なる方向に回
転する一対のカッタブロックを備えたシュレッダにおい
て、前記個々のカッタブロックが夫々、回転力を受けて
回転するシャフトと、このシャフトに夫々該シャフトの
軸方向へ摺動自在に軸支されるとともに前記シャフトと
一体で回転するように軸支され且つ周縁部に間欠的に凹
部を設けた刃部を有する複数のカッタディスクと、前記
シャフトに支持された前記複数のカッタディスクを前記
シャフトの少なくとも一端側より押圧する弾性部材とを
備え、一方の前記カッタブロックのカッタディスクと他
方の前記カッタブロックのカッタディスクとが夫々の前
記刃部の回転軌跡が交差するように交互に重ねて配設さ
れるとともに前記弾性部材の弾性力によって互いに圧接
していることを特徴とする。
【0018】また、本発明に係るシュレッダは、互いに
異なる方向に回転する一対のカッタブロックを備えたシ
ュレッダにおいて、前記個々のカッタブロックが夫々、
回転力を受けて回転するシャフトと、このシャフトに夫
々該シャフトの軸方向へ摺動自在に軸支されるとともに
前記シャフトと一体で回転するように軸支され且つ周縁
部に間欠的に凹部を設けた刃部を有し、少なくとも前記
刃部の厚みを弾性的に変位可能な弾性構造を持つ複数の
カッタディスクとを備え、一方の前記カッタブロックの
カッタディスクと他方の前記カッタブロックのカッタデ
ィスクとが夫々の前記刃部の回転軌跡が交差するように
交互に重ねて配設されるとともに前記カッタディスク自
身が持つ弾性力によって互いに圧接していることを特徴
とする。
異なる方向に回転する一対のカッタブロックを備えたシ
ュレッダにおいて、前記個々のカッタブロックが夫々、
回転力を受けて回転するシャフトと、このシャフトに夫
々該シャフトの軸方向へ摺動自在に軸支されるとともに
前記シャフトと一体で回転するように軸支され且つ周縁
部に間欠的に凹部を設けた刃部を有し、少なくとも前記
刃部の厚みを弾性的に変位可能な弾性構造を持つ複数の
カッタディスクとを備え、一方の前記カッタブロックの
カッタディスクと他方の前記カッタブロックのカッタデ
ィスクとが夫々の前記刃部の回転軌跡が交差するように
交互に重ねて配設されるとともに前記カッタディスク自
身が持つ弾性力によって互いに圧接していることを特徴
とする。
【0019】これらの発明のシュレッダは、シャフトの
軸方向において、交互に配置される刃部どうしにギャッ
プを設けず、刃部どうしが接触したかたちで配置される
とともに、カッタディスクの少なくとも刃部どうしが弾
性的に接触する構造を採るものである。したがって、こ
れらの発明のシュレッダは、カッタディスクの平面度の
バラツキ等の影響で、交互に配置された刃部どうしが直
接的に衝突してしまうような場合でも、この際の衝撃を
弾性的に緩和することが可能である。
軸方向において、交互に配置される刃部どうしにギャッ
プを設けず、刃部どうしが接触したかたちで配置される
とともに、カッタディスクの少なくとも刃部どうしが弾
性的に接触する構造を採るものである。したがって、こ
れらの発明のシュレッダは、カッタディスクの平面度の
バラツキ等の影響で、交互に配置された刃部どうしが直
接的に衝突してしまうような場合でも、この際の衝撃を
弾性的に緩和することが可能である。
【0020】すなわち、これらの発明のシュレッダによ
れば、交互に配置された刃部どうしの直接的な衝突等を
懸念する必要がないことから、ギャップを設けず、刃部
どうしを圧接するといった構成を採ることが可能とな
り、これにより刃部どうしの点接触による紙葉類の裁断
が実現され、裁断能力の向上を図ることができる。さら
に、これらの発明のシュレッダによれば、刃部どうしが
厚さ方向に磨耗しても、刃部どうしを圧接させる弾性構
造により、刃部の圧接状態を維持することが可能なの
で、これにより初期の優れた裁断能力を長期間持続させ
ることができる。
れば、交互に配置された刃部どうしの直接的な衝突等を
懸念する必要がないことから、ギャップを設けず、刃部
どうしを圧接するといった構成を採ることが可能とな
り、これにより刃部どうしの点接触による紙葉類の裁断
が実現され、裁断能力の向上を図ることができる。さら
に、これらの発明のシュレッダによれば、刃部どうしが
厚さ方向に磨耗しても、刃部どうしを圧接させる弾性構
造により、刃部の圧接状態を維持することが可能なの
で、これにより初期の優れた裁断能力を長期間持続させ
ることができる。
【0021】さらに、本発明のシュレッダは、前記カッ
タディスクに設けられた前記刃部における凸部全体の厚
みと該刃部の前記凹部の縁端の厚みとが一致しており、
且つこれらの部位の厚みが前記カッタディスクにおける
最大厚であることを特徴とする。
タディスクに設けられた前記刃部における凸部全体の厚
みと該刃部の前記凹部の縁端の厚みとが一致しており、
且つこれらの部位の厚みが前記カッタディスクにおける
最大厚であることを特徴とする。
【0022】この発明のシュレッダは、刃部により紙葉
類等に対する、いわゆる縦切りが行われる際の動作にお
いて、前述した点接触による裁断を確実に行うことが可
能となり、比較的小さな力で大きなせん断力を紙葉類に
与えることができる。したがって、この発明のシュレッ
ダによれば、カッタディスクの刃部の磨耗を抑制するこ
とが可能であるとともに、縦切りの際の裁断能力の向上
を図ることができる。また、これにより、裁断片のさら
なる微細化も可能となり、紙葉類の持つ情報等の機密性
の向上を図ることもできる。
類等に対する、いわゆる縦切りが行われる際の動作にお
いて、前述した点接触による裁断を確実に行うことが可
能となり、比較的小さな力で大きなせん断力を紙葉類に
与えることができる。したがって、この発明のシュレッ
ダによれば、カッタディスクの刃部の磨耗を抑制するこ
とが可能であるとともに、縦切りの際の裁断能力の向上
を図ることができる。また、これにより、裁断片のさら
なる微細化も可能となり、紙葉類の持つ情報等の機密性
の向上を図ることもできる。
【0023】さらに、本発明に係るシュレッダは、カッ
タディスクの交差する刃部を除く表面に非粘着性の高い
材料をコーティングしてなることを特徴とする。
タディスクの交差する刃部を除く表面に非粘着性の高い
材料をコーティングしてなることを特徴とする。
【0024】この発明のシュレッダは、カッタディスク
の最大厚部分である刃部を除く部位、つまり刃部よりも
薄い互いに摺動しない部分に、非粘着性(固体潤滑性)
の高い樹脂がコーティングされているので、このコーテ
ィングの効果が持続されることになる。したがって、こ
の発明のシュレッダによれば、例えば粘着テープの貼り
着いている紙葉類を裁断する場合等において、粘着テー
プの粘着剤がカッタディスクの側面に付着してしまうこ
と等を長期間にわたって抑制できるので、裁断の際の、
いわゆるかじりの発生等が抑制され裁断能力の低下を抑
えることができる。また、これにより、一般に多大の時
間を要するシュレッダの分解清掃を頻繁に行う必要性等
も低減される。
の最大厚部分である刃部を除く部位、つまり刃部よりも
薄い互いに摺動しない部分に、非粘着性(固体潤滑性)
の高い樹脂がコーティングされているので、このコーテ
ィングの効果が持続されることになる。したがって、こ
の発明のシュレッダによれば、例えば粘着テープの貼り
着いている紙葉類を裁断する場合等において、粘着テー
プの粘着剤がカッタディスクの側面に付着してしまうこ
と等を長期間にわたって抑制できるので、裁断の際の、
いわゆるかじりの発生等が抑制され裁断能力の低下を抑
えることができる。また、これにより、一般に多大の時
間を要するシュレッダの分解清掃を頻繁に行う必要性等
も低減される。
【0025】また、本発明に係るシュレッダは、刃部に
おける凸部の先端の厚み方向の形状が鋭角に形成されて
いることを特徴とする。
おける凸部の先端の厚み方向の形状が鋭角に形成されて
いることを特徴とする。
【0026】この発明のシュレッダは、交互に配置され
た刃部どうしの回転軌跡が交差して行く動作を利用し、
刃部の先端部が実質的に紙葉類を厚み方向に突き破る直
進動作、すなわち、紙葉類の横方向に刃部の厚み分の切
込を入れる、いわゆる横切り動作において、鋭角な凸部
先端が紙葉類と点接触することで、大きな集中荷重を紙
葉類に与え容易に切り込みを入れることが可能である。
さらに、この鋭角な凸部先端、つまりテーパ形状のエッ
ジ部分に沿って容易に紙葉類を横方向に裁断することが
できる。したがって、この発明のシュレッダによれば、
点接触による裁断、つまり、比較的小さな力で大きなせ
ん断力を紙葉類に付与することができ、これにより、横
切りの際の裁断能力の向上を図ることができるととも
に、カッタディスクの刃部の磨耗を抑制することも可能
である。
た刃部どうしの回転軌跡が交差して行く動作を利用し、
刃部の先端部が実質的に紙葉類を厚み方向に突き破る直
進動作、すなわち、紙葉類の横方向に刃部の厚み分の切
込を入れる、いわゆる横切り動作において、鋭角な凸部
先端が紙葉類と点接触することで、大きな集中荷重を紙
葉類に与え容易に切り込みを入れることが可能である。
さらに、この鋭角な凸部先端、つまりテーパ形状のエッ
ジ部分に沿って容易に紙葉類を横方向に裁断することが
できる。したがって、この発明のシュレッダによれば、
点接触による裁断、つまり、比較的小さな力で大きなせ
ん断力を紙葉類に付与することができ、これにより、横
切りの際の裁断能力の向上を図ることができるととも
に、カッタディスクの刃部の磨耗を抑制することも可能
である。
【0027】さらに、本発明に係るシュレッダは、刃部
の先端に対向して設けられ、該刃部の先端との間で被裁
断紙をガイドするガイド部材を具備することを特徴とす
る。
の先端に対向して設けられ、該刃部の先端との間で被裁
断紙をガイドするガイド部材を具備することを特徴とす
る。
【0028】この発明のシュレッダは、紙葉類等の横切
り動作の際に、刃部の先端部分から紙葉類が逃げないよ
うに保持することができるので、前記同様、横切り動作
の際の裁断能力の向上を図ることができる。
り動作の際に、刃部の先端部分から紙葉類が逃げないよ
うに保持することができるので、前記同様、横切り動作
の際の裁断能力の向上を図ることができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき説明する。図1は本発明の第1の実施形態に係
るシュレッダの主要部を示す正面図、図2、及び図3は
このシュレッダを構成するカッタディスク又は裁断ガイ
ド部を示す平面断面図、図4はこのシュレッダの主要部
を示す平面図である。
に基づき説明する。図1は本発明の第1の実施形態に係
るシュレッダの主要部を示す正面図、図2、及び図3は
このシュレッダを構成するカッタディスク又は裁断ガイ
ド部を示す平面断面図、図4はこのシュレッダの主要部
を示す平面図である。
【0030】これらの図に示すように、このシュレッダ
1は、各々異なる方向に回転して紙葉類2を裁断する一
対の対向配置されたカッタブロック3、4を備えてい
る。カッタブロック3、4の回転中心には、回転駆動機
構(図示せず)からの回転力をカッタブロック3、4に
伝達するためのシャフト5、6が各々設けられており、
このシャフト5、6に、円盤形状の周縁部に間欠的に凹
部を設けた刃部7を有するクロスカット用の複数のカッ
タディスク8が軸支されている。
1は、各々異なる方向に回転して紙葉類2を裁断する一
対の対向配置されたカッタブロック3、4を備えてい
る。カッタブロック3、4の回転中心には、回転駆動機
構(図示せず)からの回転力をカッタブロック3、4に
伝達するためのシャフト5、6が各々設けられており、
このシャフト5、6に、円盤形状の周縁部に間欠的に凹
部を設けた刃部7を有するクロスカット用の複数のカッ
タディスク8が軸支されている。
【0031】このシャフト5、6は、例えば六角柱等の
多角形状に形成されており、シャフト5、6が回転する
と、カッタディスク8は一体となって回転する。また、
カッタディスク8は、シャフト5、6との軸方向におい
て摺動可能に組み込まれている。
多角形状に形成されており、シャフト5、6が回転する
と、カッタディスク8は一体となって回転する。また、
カッタディスク8は、シャフト5、6との軸方向におい
て摺動可能に組み込まれている。
【0032】さらに、シュレッダ1は、互いに異なる方
向に回転するカッタディスク8の刃部7どうしが交互に
配置され、且つこの交互に配置された刃部7どうしの回
転軌跡が交差するように、各カッタブロック3、4が配
設されている。これにより、紙葉類2に対する、いわゆ
る縦切りが実現可能となる。さらに、シュレッダ1に
は、紙葉類2に対し、いわゆる横切りを実現するため
に、カッタディスク8の径方向に突出した刃部7には、
径方向における段差として形成された横切り部11が設
けられている。すなわち、横切り部11が設けられてい
ることにより、交互に配置された刃部7どうしの回転軌
跡が交差して行く前述した動作が、実質的に、刃部7の
当該横切り部11が紙葉類2を厚み方向に突き破る直進
動作となり、紙葉類2の横方向に刃部7の厚み分の切込
を入れる横切りが実現可能となる。
向に回転するカッタディスク8の刃部7どうしが交互に
配置され、且つこの交互に配置された刃部7どうしの回
転軌跡が交差するように、各カッタブロック3、4が配
設されている。これにより、紙葉類2に対する、いわゆ
る縦切りが実現可能となる。さらに、シュレッダ1に
は、紙葉類2に対し、いわゆる横切りを実現するため
に、カッタディスク8の径方向に突出した刃部7には、
径方向における段差として形成された横切り部11が設
けられている。すなわち、横切り部11が設けられてい
ることにより、交互に配置された刃部7どうしの回転軌
跡が交差して行く前述した動作が、実質的に、刃部7の
当該横切り部11が紙葉類2を厚み方向に突き破る直進
動作となり、紙葉類2の横方向に刃部7の厚み分の切込
を入れる横切りが実現可能となる。
【0033】さらに、シュレッダ1には、シャフト5、
6を通じてカッタブロック3、4を回転自在に支承する
とともに、裁断対象の紙葉類2の装置内部への送り込み
や、刃部7によって裁断された裁断片12を収容箱13
へ案内するためのガイド板14が設けられている。な
お、裁断片12がカッタディスク8の回転により巻き上
げられることを防止するために、紙葉類2の装置内部へ
の取込側(上方)から空気が送り込まれており、この気
流によって裁断片12の収容箱13への収容がサポート
されている。
6を通じてカッタブロック3、4を回転自在に支承する
とともに、裁断対象の紙葉類2の装置内部への送り込み
や、刃部7によって裁断された裁断片12を収容箱13
へ案内するためのガイド板14が設けられている。な
お、裁断片12がカッタディスク8の回転により巻き上
げられることを防止するために、紙葉類2の装置内部へ
の取込側(上方)から空気が送り込まれており、この気
流によって裁断片12の収容箱13への収容がサポート
されている。
【0034】また、前記ガイド板14は、装置内部への
紙葉類2の取込部分に形成された裁断ガイド部15が、
各カッタブロック3、4のカッタディスク8間に介在さ
れた状態、すなわち一方のカッタブロックの刃部7と対
向するように他方のカッタブロックに設けられている。
なお、シュレッダ1は、刃部7と紙葉類2との間に過大
な摩擦が生じ裁断抵抗が増大した場合、すなわち互いに
逆回転するカッタブロック3、4の回転負荷が一定の負
荷以上になった場合、リミッタとして設けられている過
負荷保護装置が作動し、シュレッダ本体の稼動が停止す
ように構成されている。
紙葉類2の取込部分に形成された裁断ガイド部15が、
各カッタブロック3、4のカッタディスク8間に介在さ
れた状態、すなわち一方のカッタブロックの刃部7と対
向するように他方のカッタブロックに設けられている。
なお、シュレッダ1は、刃部7と紙葉類2との間に過大
な摩擦が生じ裁断抵抗が増大した場合、すなわち互いに
逆回転するカッタブロック3、4の回転負荷が一定の負
荷以上になった場合、リミッタとして設けられている過
負荷保護装置が作動し、シュレッダ本体の稼動が停止す
ように構成されている。
【0035】次に、本実施形態に係るシュレッダ1の特
徴的な構成について説明する。すなわち、図4に示すよ
うに、シュレッダ1には、シャフト5、6の両端部に圧
縮コイルバネ16が取り付けられている。この圧縮コイ
ルバネ16は、シャフト5、6に対して軸方向に摺動可
能に取り付けられた可動リング18と、シャフト5、6
の、より端部側に固定された固定リング17との間に介
在されている。
徴的な構成について説明する。すなわち、図4に示すよ
うに、シュレッダ1には、シャフト5、6の両端部に圧
縮コイルバネ16が取り付けられている。この圧縮コイ
ルバネ16は、シャフト5、6に対して軸方向に摺動可
能に取り付けられた可動リング18と、シャフト5、6
の、より端部側に固定された固定リング17との間に介
在されている。
【0036】したがって、この圧縮コイルバネ16の付
勢力により、シャフト5、6の軸方向においてカッタブ
ロック3、4の刃部7どうしは、互いが常に接触した状
態で配置されることになるから、例えば紙葉類2の裁断
を続けて行くうちに刃部7の厚さ方向の磨耗が進んで
も、刃部7どうしは、圧縮コイルバネ16の付勢力によ
り、接触状態を維持することができる。
勢力により、シャフト5、6の軸方向においてカッタブ
ロック3、4の刃部7どうしは、互いが常に接触した状
態で配置されることになるから、例えば紙葉類2の裁断
を続けて行くうちに刃部7の厚さ方向の磨耗が進んで
も、刃部7どうしは、圧縮コイルバネ16の付勢力によ
り、接触状態を維持することができる。
【0037】これにより、例えば紙葉類の硬さ、厚さの
バラツキ、装置内部への紙葉類2の送り込み位置の偏り
等の影響で、接触している刃部7を引き離そうとする力
がカッタディスク8に対し不均等に加わった場合でも、
この不均等な力を圧縮コイルバネ16の弾性力により吸
収することができる。また、圧縮コイルバネ16の弾性
力を適宜設定することで、交互に配置された刃部7どう
しの厚さ方向の摩擦を軽減することも可能である。な
お、ここでは、弾性部材としてバネを適用しているが、
勿論弾性を有するゴム等の高分子材料を用いることも可
能である。
バラツキ、装置内部への紙葉類2の送り込み位置の偏り
等の影響で、接触している刃部7を引き離そうとする力
がカッタディスク8に対し不均等に加わった場合でも、
この不均等な力を圧縮コイルバネ16の弾性力により吸
収することができる。また、圧縮コイルバネ16の弾性
力を適宜設定することで、交互に配置された刃部7どう
しの厚さ方向の摩擦を軽減することも可能である。な
お、ここでは、弾性部材としてバネを適用しているが、
勿論弾性を有するゴム等の高分子材料を用いることも可
能である。
【0038】ここで、各カッタディスク8の刃部7は、
図2及び図3に示すように、円盤形状の周縁部から突出
した凸部7aと、この凸部7aを除くカッタディスク8
の最外周端である凹部縁端7bと、凸部7a及び凹部縁
端7bを除く部位であって、一方のカッタブロックにお
けるカッタディスク上の凸部7aに対し、回転軌跡が交
差する他方のカッタブロックにおけるカッタディスク上
の周縁部分(凸部7a及び凹部縁端7bよりも僅かに肉
厚が細くなり始める部位)とから構成されている。この
ような刃部7の凸部7a及び凹部縁端7bは、シャフト
5、6の軸方向において均一な厚さで且つカッタディス
ク8における最大の厚さで形成されている。
図2及び図3に示すように、円盤形状の周縁部から突出
した凸部7aと、この凸部7aを除くカッタディスク8
の最外周端である凹部縁端7bと、凸部7a及び凹部縁
端7bを除く部位であって、一方のカッタブロックにお
けるカッタディスク上の凸部7aに対し、回転軌跡が交
差する他方のカッタブロックにおけるカッタディスク上
の周縁部分(凸部7a及び凹部縁端7bよりも僅かに肉
厚が細くなり始める部位)とから構成されている。この
ような刃部7の凸部7a及び凹部縁端7bは、シャフト
5、6の軸方向において均一な厚さで且つカッタディス
ク8における最大の厚さで形成されている。
【0039】さらに、一方のカッタブロックにおけるカ
ッタディスク上の凸部7aに対し、回転軌跡が交差しな
い他方のカッタブロックにおけるカッタディスク上の部
位、つまりカッタディスク8上の刃部7を除く部位であ
る非裁断部19は、無論刃部7よりも薄く形成されてお
り、しかも内周側から外周側に向かって行くほど厚さが
厚くなるように形成されている。すなわち、カッタディ
スク8は、直径が例えば30〜120mmの範囲で形成
され、凸部7aを除くディスク表面(両面)に、曲率半
径3m〜10mとなる僅かな凹みが厚さ方向に形成され
ている。
ッタディスク上の凸部7aに対し、回転軌跡が交差しな
い他方のカッタブロックにおけるカッタディスク上の部
位、つまりカッタディスク8上の刃部7を除く部位であ
る非裁断部19は、無論刃部7よりも薄く形成されてお
り、しかも内周側から外周側に向かって行くほど厚さが
厚くなるように形成されている。すなわち、カッタディ
スク8は、直径が例えば30〜120mmの範囲で形成
され、凸部7aを除くディスク表面(両面)に、曲率半
径3m〜10mとなる僅かな凹みが厚さ方向に形成され
ている。
【0040】したがって、本実施形態のシュレッダ1に
おいては、紙葉類2の裁断は、刃部7どうしの点接触に
より行われる。この裁断のメカニズムは、ハサミによる
紙葉類2の裁断と同じ原理であり、刃部7どうしが点接
触するポイントで紙葉類2にせん断力を集中して加える
ため、小さい力で効率的に切れ味の良い裁断が実現され
る。これにより、裁断能力を左右する刃部7どうしの厚
さ方向の接触力、すなわち圧縮コイルバネ16の付勢力
を小さく設定することができるとともに、カッタブロッ
ク3、4の回転力も同様に低いトルクに設定できる。
おいては、紙葉類2の裁断は、刃部7どうしの点接触に
より行われる。この裁断のメカニズムは、ハサミによる
紙葉類2の裁断と同じ原理であり、刃部7どうしが点接
触するポイントで紙葉類2にせん断力を集中して加える
ため、小さい力で効率的に切れ味の良い裁断が実現され
る。これにより、裁断能力を左右する刃部7どうしの厚
さ方向の接触力、すなわち圧縮コイルバネ16の付勢力
を小さく設定することができるとともに、カッタブロッ
ク3、4の回転力も同様に低いトルクに設定できる。
【0041】ところで、このような形状のカッタディス
ク8は、刃部7を除く非裁断部19どうしは、肉厚が薄
く互いが摺動しない構造であることから、この非裁断部
19におけるディスク面(両面)に、弗化物樹脂系、シ
リコン樹脂系等の非粘着性(固体潤滑性)の高い樹脂が
コーティングされている。これにより接着テープ等が貼
着された紙葉類を裁断した場合のカッタディスク8への
接着剤の付着を抑制することができ、また仮にカッタデ
ィスク8へ接着剤が付着してしまった場合でもクリーニ
ングを容易に行うことができる。
ク8は、刃部7を除く非裁断部19どうしは、肉厚が薄
く互いが摺動しない構造であることから、この非裁断部
19におけるディスク面(両面)に、弗化物樹脂系、シ
リコン樹脂系等の非粘着性(固体潤滑性)の高い樹脂が
コーティングされている。これにより接着テープ等が貼
着された紙葉類を裁断した場合のカッタディスク8への
接着剤の付着を抑制することができ、また仮にカッタデ
ィスク8へ接着剤が付着してしまった場合でもクリーニ
ングを容易に行うことができる。
【0042】非粘着性の高い好ましい樹脂としては、P
TFE、FEP、PFA、ETFE、変性フッ素樹脂等
のフッ素樹脂、無電解Niめっきにフッ素樹脂(PTF
E等)を分散・共析させたフッ素含有めっき、特殊ポリ
オレフィン樹脂フィルム、又はシリコーンワニス等が好
適である。
TFE、FEP、PFA、ETFE、変性フッ素樹脂等
のフッ素樹脂、無電解Niめっきにフッ素樹脂(PTF
E等)を分散・共析させたフッ素含有めっき、特殊ポリ
オレフィン樹脂フィルム、又はシリコーンワニス等が好
適である。
【0043】ここで、カッタディスク8の硬さと耐久性
との関係について考察する。紙葉類の中には、タルク、
カオリナイト、セリナイト等の酸化物粒子が繊維間に分
散しているものもあり、このような紙葉類は言わば微細
なメッシュの砥石であるとも解釈できる。裁断対象の紙
葉類がこのような材料で形成されている場合、カッタデ
ィスク8の硬さと耐久性との関係が明確にあらわれる。
との関係について考察する。紙葉類の中には、タルク、
カオリナイト、セリナイト等の酸化物粒子が繊維間に分
散しているものもあり、このような紙葉類は言わば微細
なメッシュの砥石であるとも解釈できる。裁断対象の紙
葉類がこのような材料で形成されている場合、カッタデ
ィスク8の硬さと耐久性との関係が明確にあらわれる。
【0044】図5は、上記素材の紙葉類の裁断可能枚数
とカッタディスク8の硬さとの関係を示す実験結果であ
る。この結果から明らかなように、カッタディスク8の
硬さが約72HRC(ロックウェル硬さ)付近で、裁断
可能枚数が急激な立上りを示していることが判明してい
る。
とカッタディスク8の硬さとの関係を示す実験結果であ
る。この結果から明らかなように、カッタディスク8の
硬さが約72HRC(ロックウェル硬さ)付近で、裁断
可能枚数が急激な立上りを示していることが判明してい
る。
【0045】HRC72以上の硬さを有する金属材料
は、超硬合金と呼ばれる硬工具合金であり、Co、N
i、Fe等のマトリックスにWC、TiC、ZrC、H
fC、VC、NbC、TaC、Cr3C2、Mo2C等の
炭化物粒子を分散させた焼結合金である。本実施形態で
は、この超硬合金がカッタディスク8の材料として採用
されており、カッタディスクの寿命が大幅に改善されて
いる。
は、超硬合金と呼ばれる硬工具合金であり、Co、N
i、Fe等のマトリックスにWC、TiC、ZrC、H
fC、VC、NbC、TaC、Cr3C2、Mo2C等の
炭化物粒子を分散させた焼結合金である。本実施形態で
は、この超硬合金がカッタディスク8の材料として採用
されており、カッタディスクの寿命が大幅に改善されて
いる。
【0046】このように、本実施形態に係るシュレッダ
1は、シャフト5、6の軸方向において、交互に配置さ
れる刃部7どうしにギャップを設けず、刃部7どうしが
接触したかたちで配置されるとともに、カッタディスク
8の刃部7どうしが弾性的に接触する構造を採るもので
ある。したがって、本実施形態に係るシュレッダ1は、
カッタディスク8の平面度のバラツキ等の影響で、交互
に配置された刃部7どうしが直接的に衝突してしまうよ
うな場合でも、この際の衝撃を弾性的に緩和することが
可能である。
1は、シャフト5、6の軸方向において、交互に配置さ
れる刃部7どうしにギャップを設けず、刃部7どうしが
接触したかたちで配置されるとともに、カッタディスク
8の刃部7どうしが弾性的に接触する構造を採るもので
ある。したがって、本実施形態に係るシュレッダ1は、
カッタディスク8の平面度のバラツキ等の影響で、交互
に配置された刃部7どうしが直接的に衝突してしまうよ
うな場合でも、この際の衝撃を弾性的に緩和することが
可能である。
【0047】すなわち、本実施形態のシュレッダ1によ
れば、交互に配置された刃部どうしの直接的な衝突等を
懸念する必要がないことから、ギャップを設けず、刃部
7どうしの圧接構成を採ることが可能となり、これによ
り刃部7どうしの点接触による紙葉類2の裁断が実現さ
れ、裁断能力(切れ味)の向上を図ることができる。さ
らに、本実施形態のシュレッダ1によれば、刃部7どう
しが厚さ方向に磨耗しても、刃部7どうしを圧接させる
弾性構造により、刃部7の圧接状態を維持することが可
能なので、これにより初期の優れた裁断能力を長期間持
続させることができる。また、裁断能力の向上により、
裁断片12がより微細となり、紙葉類の持つ情報等の機
密性を向上させることもできる。
れば、交互に配置された刃部どうしの直接的な衝突等を
懸念する必要がないことから、ギャップを設けず、刃部
7どうしの圧接構成を採ることが可能となり、これによ
り刃部7どうしの点接触による紙葉類2の裁断が実現さ
れ、裁断能力(切れ味)の向上を図ることができる。さ
らに、本実施形態のシュレッダ1によれば、刃部7どう
しが厚さ方向に磨耗しても、刃部7どうしを圧接させる
弾性構造により、刃部7の圧接状態を維持することが可
能なので、これにより初期の優れた裁断能力を長期間持
続させることができる。また、裁断能力の向上により、
裁断片12がより微細となり、紙葉類の持つ情報等の機
密性を向上させることもできる。
【0048】さらに、本実施形態のシュレッダ1は、上
述したように、紙葉類2に対する優れた裁断能力を備え
ているとともに、この裁断能力を長期間発揮させること
が可能なので、カッタブロック3、4の回転負荷リミッ
タである過負荷保護装置が頻繁に作動してしまうことな
どが抑制される。また、不完全な紙葉類の裁断による裁
断片の嵩が増大すること等も抑制されるので、裁断片の
廃棄処理が困難となるおそれがなく、また装置内部で嵩
張った裁断片が、裁断片収容のための気流の乱れにのっ
て巻き上がり、空気の吸排気口に詰まってしまうといっ
た事故等も抑制される。
述したように、紙葉類2に対する優れた裁断能力を備え
ているとともに、この裁断能力を長期間発揮させること
が可能なので、カッタブロック3、4の回転負荷リミッ
タである過負荷保護装置が頻繁に作動してしまうことな
どが抑制される。また、不完全な紙葉類の裁断による裁
断片の嵩が増大すること等も抑制されるので、裁断片の
廃棄処理が困難となるおそれがなく、また装置内部で嵩
張った裁断片が、裁断片収容のための気流の乱れにのっ
て巻き上がり、空気の吸排気口に詰まってしまうといっ
た事故等も抑制される。
【0049】なお、本実施形態では交互に配置された刃
部7どうしが接触する構造を採っていたが、刃部7間に
ギャップを設けてもよい。すなわち、経済的な製造プロ
セスによって製作されるカッタディスク8の平坦度は、
例えば直径100mmのカッタディスクでは一般に10
μm程度は許容されるので、ギャップが15μm程度あ
ればこれを吸収できる。ここで、カッタブロック3、4
間で近接する交互に配置された刃部7どうしの軸方向の
ギャップは、紙葉類2の厚さの1/5程度を上限とした
ものが好ましい。すなわち、紙葉類2の厚さが、例えば
100〜80μmであれば、約20〜16μmのギャッ
プが形成されるように、カッタディスク8間に20〜1
6μmの厚さのスペーサを介在すること等が提案され
る。
部7どうしが接触する構造を採っていたが、刃部7間に
ギャップを設けてもよい。すなわち、経済的な製造プロ
セスによって製作されるカッタディスク8の平坦度は、
例えば直径100mmのカッタディスクでは一般に10
μm程度は許容されるので、ギャップが15μm程度あ
ればこれを吸収できる。ここで、カッタブロック3、4
間で近接する交互に配置された刃部7どうしの軸方向の
ギャップは、紙葉類2の厚さの1/5程度を上限とした
ものが好ましい。すなわち、紙葉類2の厚さが、例えば
100〜80μmであれば、約20〜16μmのギャッ
プが形成されるように、カッタディスク8間に20〜1
6μmの厚さのスペーサを介在すること等が提案され
る。
【0050】また、図6に示すように、図4に示したシ
ュレッダ1に、さらに個々のカッタブロック3、4の隣
接するカッタディスク8間に各々介在され、カッタディ
スク8をシャフト5、6の軸方向において各々弾性的に
支持する複数の板バネ21がさらに設けられている。こ
れにより、カッタディスク8どうしの接触点における圧
力を均等に分配することができるので、紙葉類2に対す
る良好な裁断能力が発揮される。また、この構造の場
合、シャフト5、6の両端部の圧縮コイルバネ16を省
略することも可能である。
ュレッダ1に、さらに個々のカッタブロック3、4の隣
接するカッタディスク8間に各々介在され、カッタディ
スク8をシャフト5、6の軸方向において各々弾性的に
支持する複数の板バネ21がさらに設けられている。こ
れにより、カッタディスク8どうしの接触点における圧
力を均等に分配することができるので、紙葉類2に対す
る良好な裁断能力が発揮される。また、この構造の場
合、シャフト5、6の両端部の圧縮コイルバネ16を省
略することも可能である。
【0051】さらに、本実施形態のカッタディスク8
は、紙葉類2に対し横切りを行うために径方向における
段差として形成された横切り部11が、のこぎり刃のよ
うにディスクの径方向に突出した凸部型であったが、こ
れに代えてディスクの径方向に凹ませて段差を形成した
切込型の横切り部を有するカッタディスクを本発明に適
用してもよい。
は、紙葉類2に対し横切りを行うために径方向における
段差として形成された横切り部11が、のこぎり刃のよ
うにディスクの径方向に突出した凸部型であったが、こ
れに代えてディスクの径方向に凹ませて段差を形成した
切込型の横切り部を有するカッタディスクを本発明に適
用してもよい。
【0052】(第2の実施形態)この実施形態に係るシ
ュレッダは、第1の実施形態のシュレッダ1が備えてい
たカッタディスク8及び圧縮コイルバネ16等に代え
て、図7に示すように、皿バネ型のカッタディスク22
を用いて構成されている。
ュレッダは、第1の実施形態のシュレッダ1が備えてい
たカッタディスク8及び圧縮コイルバネ16等に代え
て、図7に示すように、皿バネ型のカッタディスク22
を用いて構成されている。
【0053】このカッタディスク22は、曲率半径がメ
ートルオーダの皿バネ状のカッタ23aの膨出部分どう
しをはり合わせて構成されており、これにより周縁部の
刃部23がバネ性を有しシャフト5、6の軸方向におい
て弾性変形可能となっている。したがって、カッタディ
スク22の刃部23どうしは、互いを付勢しつつ接触状
態が維持されることになる。カッタディスク22を用い
る場合、第1の実施形態のような圧縮コイルバネ16等
の別部品としての弾性部材は不要であり、一方でカッタ
ディスク22間には、スペーサ24を介在させる。
ートルオーダの皿バネ状のカッタ23aの膨出部分どう
しをはり合わせて構成されており、これにより周縁部の
刃部23がバネ性を有しシャフト5、6の軸方向におい
て弾性変形可能となっている。したがって、カッタディ
スク22の刃部23どうしは、互いを付勢しつつ接触状
態が維持されることになる。カッタディスク22を用い
る場合、第1の実施形態のような圧縮コイルバネ16等
の別部品としての弾性部材は不要であり、一方でカッタ
ディスク22間には、スペーサ24を介在させる。
【0054】このような皿バネ型のカッタディスク22
は、プレス加工や熱処理等を実施するだけで簡易的に成
形できるので、シュレッダの製造コストを低減させるこ
とができる。
は、プレス加工や熱処理等を実施するだけで簡易的に成
形できるので、シュレッダの製造コストを低減させるこ
とができる。
【0055】(第3の実施形態)この実施形態に係るシ
ュレッダは、第1の実施形態のシュレッダ1のカッタデ
ィスク8及びカッタ板14に代えて、図8に平面図とし
て示すように、カッタディスク26及びガイド板27を
用いて構成されている。すなわち、カッタディスク26
が備える刃部28の先端部分の横切り部28aには、シ
ャフト5、6の径方向からみて鋭角なテーパが形成され
ている。また、ガイド板27には、この刃部28の先端
部分の形状に対応するように、裁断ガイド部29が形成
されている。
ュレッダは、第1の実施形態のシュレッダ1のカッタデ
ィスク8及びカッタ板14に代えて、図8に平面図とし
て示すように、カッタディスク26及びガイド板27を
用いて構成されている。すなわち、カッタディスク26
が備える刃部28の先端部分の横切り部28aには、シ
ャフト5、6の径方向からみて鋭角なテーパが形成され
ている。また、ガイド板27には、この刃部28の先端
部分の形状に対応するように、裁断ガイド部29が形成
されている。
【0056】ここで、交互に配置された刃部どうしの回
転軌跡が交差して行く動作を利用し、刃部の先端部が実
質的に紙葉類を厚み方向に突き破る直進動作、すなわ
ち、紙葉類の横方向に刃部の厚み分の切込を入れる、い
わゆる横切り動作において、図9、図10の平面図に示
すように、上記刃部28は、先端部分の横切り部28a
が紙葉類2と点接触することで、大きな集中荷重を紙葉
類2に与え容易に切り込みを入れることが可能である。
さらに、この鋭角なテーパのエッジ部分に沿って容易に
紙葉類2を横方向に裁断することができる。また一方
で、裁断ガイド部29を有するガイド板27は、紙葉類
2の横切り動作の際に、刃部28の先端部分から紙葉類
2が逃げないように保持することができ、裁断能力の向
上を図ることができる。
転軌跡が交差して行く動作を利用し、刃部の先端部が実
質的に紙葉類を厚み方向に突き破る直進動作、すなわ
ち、紙葉類の横方向に刃部の厚み分の切込を入れる、い
わゆる横切り動作において、図9、図10の平面図に示
すように、上記刃部28は、先端部分の横切り部28a
が紙葉類2と点接触することで、大きな集中荷重を紙葉
類2に与え容易に切り込みを入れることが可能である。
さらに、この鋭角なテーパのエッジ部分に沿って容易に
紙葉類2を横方向に裁断することができる。また一方
で、裁断ガイド部29を有するガイド板27は、紙葉類
2の横切り動作の際に、刃部28の先端部分から紙葉類
2が逃げないように保持することができ、裁断能力の向
上を図ることができる。
【0057】なお、紙葉類2と点接触可能なものとして
は、図11乃至図13の平面図にそれぞれ示すように、
刃部30の厚さ方向において先端部中央が山型に突出し
たカッタディスク31、刃部32の厚さ方向において両
縁部が突出したカッタディスク33、又は刃部34の厚
さ方向において複数の山型状の複数の突出部を備えるカ
ッタディスク35等が例示される。さらに、これらのカ
ッタディスクの刃部30、32、34の先端部の形状に
対応した裁断ガイド部36、37、38を備えるガイド
板39、40、41を共に用いることで、横切りの際の
裁断能力を向上させることができる。
は、図11乃至図13の平面図にそれぞれ示すように、
刃部30の厚さ方向において先端部中央が山型に突出し
たカッタディスク31、刃部32の厚さ方向において両
縁部が突出したカッタディスク33、又は刃部34の厚
さ方向において複数の山型状の複数の突出部を備えるカ
ッタディスク35等が例示される。さらに、これらのカ
ッタディスクの刃部30、32、34の先端部の形状に
対応した裁断ガイド部36、37、38を備えるガイド
板39、40、41を共に用いることで、横切りの際の
裁断能力を向上させることができる。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るシュ
レッダは、シャフトの軸方向において、交互に配置され
る刃部どうしにギャップを設けず、刃部どうしが接触し
たかたちで配置されるとともに、カッタディスクの少な
くとも刃部どうしが弾性的に接触する構造を採るもので
ある。したがって、本発明のシュレッダは、カッタディ
スクの平面度のバラツキ等の影響で、交互に配置された
刃部どうしが直接的に衝突してしまうような場合でも、
この際の衝撃を弾性的に緩和することが可能である。
レッダは、シャフトの軸方向において、交互に配置され
る刃部どうしにギャップを設けず、刃部どうしが接触し
たかたちで配置されるとともに、カッタディスクの少な
くとも刃部どうしが弾性的に接触する構造を採るもので
ある。したがって、本発明のシュレッダは、カッタディ
スクの平面度のバラツキ等の影響で、交互に配置された
刃部どうしが直接的に衝突してしまうような場合でも、
この際の衝撃を弾性的に緩和することが可能である。
【0059】すなわち、本発明のシュレッダによれば、
交互に配置された刃部どうしの直接的な衝突等を懸念す
る必要がないことから、ギャップを設けず、刃部どうし
を圧接するといった構成を採ることが可能となり、これ
により刃部どうしの点接触による紙葉類の裁断が実現さ
れ、裁断能力の向上を図ることができる。さらに、本発
明のシュレッダによれば、刃部どうしが厚さ方向に磨耗
しても、刃部どうしを圧接させる弾性構造により、刃部
の圧接状態を維持することが可能なので、これにより初
期の優れた裁断能力を長期間持続させることができる。
交互に配置された刃部どうしの直接的な衝突等を懸念す
る必要がないことから、ギャップを設けず、刃部どうし
を圧接するといった構成を採ることが可能となり、これ
により刃部どうしの点接触による紙葉類の裁断が実現さ
れ、裁断能力の向上を図ることができる。さらに、本発
明のシュレッダによれば、刃部どうしが厚さ方向に磨耗
しても、刃部どうしを圧接させる弾性構造により、刃部
の圧接状態を維持することが可能なので、これにより初
期の優れた裁断能力を長期間持続させることができる。
【図1】本発明の第1の実施形態に係るシュレッダの主
要部を示す正面図である。
要部を示す正面図である。
【図2】図1のシュレッダを構成するカッタディスク及
び裁断ガイド部を示す平面断面図(A−A断面図)であ
る。
び裁断ガイド部を示す平面断面図(A−A断面図)であ
る。
【図3】カッタディスクの図2と異なる部位の平面断面
図(B−B断面図)である。
図(B−B断面図)である。
【図4】図1のシュレッダの主要部を示す平面図であ
る。
る。
【図5】紙葉類の裁断可能枚数とカッタディスクの硬さ
との関係を示す実験結果である。
との関係を示す実験結果である。
【図6】図1のシュレッダと異なる他のシュレッダの主
要部を示す平面図である。
要部を示す平面図である。
【図7】図2の実施形態に係るシュレッダの主要部を示
す平面図である。
す平面図である。
【図8】本発明の第3の実施形態に係るシュレッダを構
成するカッタディスクの刃部及びガイド板の裁断ガイド
部を示す平面図である。
成するカッタディスクの刃部及びガイド板の裁断ガイド
部を示す平面図である。
【図9】図8のカッタディスクの刃部により紙葉類が横
切りされる直前の状態を示す平面図である。
切りされる直前の状態を示す平面図である。
【図10】図8のカッタディスクの刃部により紙葉類の
横切りが開始された直後の状態を示す平面図である。
横切りが開始された直後の状態を示す平面図である。
【図11】図8の刃部及び裁断ガイド部と形状の異なる
他の刃部及び裁断ガイド部を示す平面図である。
他の刃部及び裁断ガイド部を示す平面図である。
【図12】図8及び図11の刃部及び裁断ガイド部と形
状の異なる他の刃部及び裁断ガイド部を示す平面図であ
る。
状の異なる他の刃部及び裁断ガイド部を示す平面図であ
る。
【図13】図8、図11及び図12の刃部及び裁断ガイ
ド部と形状の異なる他の刃部及び裁断ガイド部を示す平
面図である。
ド部と形状の異なる他の刃部及び裁断ガイド部を示す平
面図である。
【図14】従来のシュレッダの主要部を示す平面断面図
である。
である。
【図15】図14のシュレッダの主要部を示す正面図で
ある。
ある。
1…シュレッダ、2…紙葉類、3・4…カッタブロッ
ク、5・6…シャフト、7・23・28・30・32・
34…刃部、7a…刃部を構成する凸部、7b…刃部を
構成する凹部縁端、8・22・26・31・33・35
…カッタディスク、11、12…裁断片、14・27・
39・40・41…ガイド板、15・29・36・37
・38…裁断補助部、16…圧縮コイルバネ、19…非
裁断部、20…エッジ部、21…板バネ、23a…カッ
タ、24…スペーサ、28a…横切り部、。
ク、5・6…シャフト、7・23・28・30・32・
34…刃部、7a…刃部を構成する凸部、7b…刃部を
構成する凹部縁端、8・22・26・31・33・35
…カッタディスク、11、12…裁断片、14・27・
39・40・41…ガイド板、15・29・36・37
・38…裁断補助部、16…圧縮コイルバネ、19…非
裁断部、20…エッジ部、21…板バネ、23a…カッ
タ、24…スペーサ、28a…横切り部、。
Claims (10)
- 【請求項1】 互いに異なる方向に回転する一対のカッ
タブロックを備えたシュレッダにおいて、 前記個々のカッタブロックが夫々、回転力を受けて回転
するシャフトと、このシャフトに夫々該シャフトの軸方
向へ摺動自在に軸支されるとともに前記シャフトと一体
で回転するように軸支され且つ周縁部に間欠的に凹部を
設けた刃部を有する複数のカッタディスクと、前記シャ
フトに支持された前記複数のカッタディスクを前記シャ
フトの少なくとも一端側より押圧する弾性部材とを備
え、 一方の前記カッタブロックのカッタディスクと他方の前
記カッタブロックのカッタディスクとが夫々の前記刃部
の回転軌跡が交差するように交互に重ねて配設されると
ともに前記弾性部材の弾性力によって互いに圧接してい
ることを特徴とするシュレッダ。 - 【請求項2】 互いに異なる方向に回転する一対のカッ
タブロックを備えたシュレッダにおいて、 前記個々のカッタブロックが夫々、回転力を受けて回転
するシャフトと、このシャフトに夫々該シャフトの軸方
向へ摺動自在に軸支されるとともに前記シャフトと一体
で回転するように軸支され且つ周縁部に間欠的に凹部を
設けた刃部を有する複数のカッタディスクと、前記シャ
フトに支持された前記複数のカッタディスクを前記シャ
フトの少なくとも一端側より押圧する弾性部材とを備
え、 一方の前記カッタブロックのカッタディスクと他方の前
記カッタブロックのカッタディスクとが夫々の前記刃部
の回転軌跡が交差するように交互に配設され、且つ前記
交互に配設された隣り合うカッタディスク間のギャップ
が15μm以下であることを特徴とするシュレッダ。 - 【請求項3】 互いに異なる方向に回転する一対のカッ
タブロックを備えたシュレッダにおいて、 前記個々のカッタブロックが夫々、回転力を受けて回転
するシャフトと、このシャフトに夫々該シャフトの軸方
向へ摺動自在に軸支されるとともに前記シャフトと一体
で回転するように軸支され且つ周縁部に間欠的に凹部を
設けた刃部を有し、少なくとも前記刃部の厚みを弾性的
に変位可能な弾性構造を持つ複数のカッタディスクとを
備え、 一方の前記カッタブロックのカッタディスクと他方の前
記カッタブロックのカッタディスクとが夫々の前記刃部
の回転軌跡が交差するように交互に重ねて配設されると
ともに前記カッタディスク自身が持つ弾性力によって互
いに圧接していることを特徴とするシュレッダ。 - 【請求項4】 互いに異なる方向に回転する一対のカッ
タブロックを備えたシュレッダにおいて、 前記個々のカッタブロックが夫々、回転力を受けて回転
するシャフトと、このシャフトに夫々該シャフトの軸方
向へ摺動自在に軸支されるとともに前記シャフトと一体
で回転するように軸支され且つ周縁部に間欠的に凹部を
設けた刃部を有する複数のカッタディスクと、前記シャ
フトに支持された前記複数のカッタディスクを前記シャ
フトの少なくとも一端側より押圧する第1の弾性部材と
を備え、 前記シャフトに前記複数のカッタディスクが第2の弾性
部材を介して夫々支持されていることを特徴とするシュ
レッダ。 - 【請求項5】 互いに異なる方向に回転する一対のカッ
タブロックを備えたシュレッダにおいて、 前記個々のカッタブロックが夫々、回転力を受けて回転
するシャフトと、このシャフトに夫々該シャフトの軸方
向へ摺動自在に軸支されるとともに前記シャフトと一体
で回転するように軸支され且つ周縁部に間欠的に凹部を
設けた刃部を有する複数のカッタディスクとを備え、 前記カッタディスクに設けられた前記刃部における凸部
全体の厚みと該刃部の前記凹部の縁端の厚みとが一致し
ており、且つこれらの部位の厚みが前記カッタディスク
における最大厚であることを特徴とするシュレッダ。 - 【請求項6】 互いに異なる方向に回転する一対のカッ
タブロックを備えたシュレッダにおいて、 前記個々のカッタブロックが夫々、回転力を受けて回転
するシャフトと、このシャフトに夫々該シャフトの軸方
向へ摺動自在に軸支されるとともに前記シャフトと一体
で回転するように軸支され且つ周縁部に間欠的に凹部を
設けた刃部を有する複数のカッタディスクとを備え、 前記カッタディスクの前記交差する刃部を除く表面に非
粘着性の高い材料をコーティングしてなることを特徴と
するシュレッダ。 - 【請求項7】 互いに異なる方向に回転する一対のカッ
タブロックを備えたシュレッダにおいて、 前記個々のカッタブロックが夫々、回転力を受けて回転
するシャフトと、このシャフトに夫々該シャフトの軸方
向へ摺動自在に軸支されるとともに前記シャフトと一体
で回転するように軸支され且つ周縁部に間欠的に凹部を
設けた刃部を有する複数のカッタディスクとを備え、 前記刃部における凸部の先端の厚み方向の形状が鋭角に
形成されていることを特徴とするシュレッダ。 - 【請求項8】 互いに異なる方向に回転する一対のカッ
タブロックを備えたシュレッダにおいて、 前記個々のカッタブロックが夫々、回転力を受けて回転
するシャフトと、 このシャフトに夫々該シャフトの軸方向へ摺動自在に軸
支されるとともに前記シャフトと一体で回転するように
軸支され且つ周縁部に間欠的に凹部を設けた刃部を有す
る複数のカッタディスクと、 前記刃部の先端に対向して設けられ、該刃部の先端との
間で被裁断紙をガイドするガイド部材とを具備すること
を特徴とするシュレッダ。 - 【請求項9】 互いに異なる方向に回転する一対のカッ
タブロックを備えたシュレッダにおいて、 前記個々のカッタブロックが夫々、回転力を受けて回転
するシャフトと、このシャフトに夫々該シャフトの軸方
向へ摺動自在に軸支されるとともに前記シャフトと一体
で回転するように軸支され且つ周縁部に間欠的に凹部を
設けた刃部を有する複数のカッタディスクとを備え、 前記カッタディスクの少なくとも刃部が、ロックウェル
硬度(HRC)72以上の素材を用いて作製されたもの
であることを特徴とするシュレッダ。 - 【請求項10】 互いに異なる方向に回転する一対のカ
ッタブロックを備えたシュレッダにおいて、 前記個々のカッタブロックが夫々、回転力を受けて回転
するシャフトと、このシャフトに夫々該シャフトの軸方
向へ摺動自在に軸支されるとともに前記シャフトと一体
で回転するように軸支され且つ周縁部に間欠的に凹部を
設けた刃部を有する複数のカッタディスクとを備え、 前記カッタディスクの少なくとも刃部が、WC、Ti
C、ZrC、HfC、VC、NbC、TaC、Cr
3C2、Mo2Cの中のいずれかの炭化物を分散粒子とし
て用いて、Fe、Co、Niの中のいずれかの金属を焼
結して得られた焼結合金により作製されたものであるこ
とを特徴とするシュレッダ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000393577A JP2002192002A (ja) | 2000-12-25 | 2000-12-25 | シュレッダ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000393577A JP2002192002A (ja) | 2000-12-25 | 2000-12-25 | シュレッダ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002192002A true JP2002192002A (ja) | 2002-07-10 |
Family
ID=18859346
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000393577A Withdrawn JP2002192002A (ja) | 2000-12-25 | 2000-12-25 | シュレッダ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002192002A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005177617A (ja) * | 2003-12-19 | 2005-07-07 | Toshiba Corp | 紙葉類裁断装置 |
| JP2006263589A (ja) * | 2005-03-24 | 2006-10-05 | Iris Ohyama Inc | カッターの支持軸 |
| US7198212B2 (en) | 2004-03-09 | 2007-04-03 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Sheet shredder |
| KR100758388B1 (ko) | 2007-01-19 | 2007-09-14 | 주식회사 이륜 | 문서 세단기의 커터 |
-
2000
- 2000-12-25 JP JP2000393577A patent/JP2002192002A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005177617A (ja) * | 2003-12-19 | 2005-07-07 | Toshiba Corp | 紙葉類裁断装置 |
| US7198212B2 (en) | 2004-03-09 | 2007-04-03 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Sheet shredder |
| CN100352552C (zh) * | 2004-03-09 | 2007-12-05 | 株式会社东芝 | 薄片切碎机 |
| JP2006263589A (ja) * | 2005-03-24 | 2006-10-05 | Iris Ohyama Inc | カッターの支持軸 |
| KR100758388B1 (ko) | 2007-01-19 | 2007-09-14 | 주식회사 이륜 | 문서 세단기의 커터 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6807739B2 (en) | Shaving device | |
| EP1308250A1 (en) | Razor assembly with replaceable cartridge | |
| CN102112249A (zh) | 薄板的剪切方法 | |
| CN100391703C (zh) | 一种剃须器 | |
| JP2002192002A (ja) | シュレッダ | |
| JP2595170B2 (ja) | ウェブ輪転印刷機のための折り機における横裁ち装置 | |
| JP6037690B2 (ja) | ロータリーカッター | |
| US20130145917A1 (en) | Apparatus for cutting sheet stack | |
| JP2009202255A (ja) | 粘着シート切断装置およびその製造方法 | |
| JP3420478B2 (ja) | ハサミおよびこれを備えたカッター機構並びにこれを備えた印刷装置 | |
| JPH11347999A (ja) | ダイカット装置 | |
| JP3420446B2 (ja) | ハサミおよびこれを備えたカッター機構並びにこれを備えた印刷装置 | |
| EP1574258B1 (en) | Sheet shredder | |
| JP4611495B2 (ja) | 丸刃式切断装置 | |
| JP3196934B1 (ja) | スリッティング装置 | |
| KR102522204B1 (ko) | 슬리터 | |
| JP2005177888A (ja) | スペーサおよびそれを用いたスリッタの刃替え方法 | |
| JPH0724225Y2 (ja) | スリッター | |
| KR102486193B1 (ko) | 슬리터 | |
| JPH05177585A (ja) | シート材切断装置 | |
| JPS6249954A (ja) | シ−ト状物体の切断装置 | |
| JP6267914B2 (ja) | スリッター装置 | |
| CN112810330A (zh) | 切刀组件和具有该切刀组件的打印机 | |
| CN1103660C (zh) | 剪刀、带剪刀的剪切机构及带有剪切机构的印刷装置 | |
| CN113894858B (zh) | 一种滚动式切割刀具 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20080304 |