JP2002191681A - オゾンを用いた脱臭・殺菌方法及び装置 - Google Patents

オゾンを用いた脱臭・殺菌方法及び装置

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JP2002191681A
JP2002191681A JP2000395818A JP2000395818A JP2002191681A JP 2002191681 A JP2002191681 A JP 2002191681A JP 2000395818 A JP2000395818 A JP 2000395818A JP 2000395818 A JP2000395818 A JP 2000395818A JP 2002191681 A JP2002191681 A JP 2002191681A
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JP
Japan
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ozone
air
oxygen
nozzle
deodorizing
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JP2000395818A
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English (en)
Inventor
Hikoichi Nishimura
彦一 西村
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Farm Wakayama Kk
Original Assignee
Farm Wakayama Kk
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  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
  • Oxygen, Ozone, And Oxides In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 オゾンと加圧されたエアとを混合したオゾン
エアをノズルから被処理体に直接吹き付けるように噴射
させ、オゾンエアを被処理体に対し充分に接触させてオ
ゾンによる脱臭・殺菌を充分に発揮させることができる
オゾンを用いた脱臭・殺菌方法及び装置を提供する。 【解決手段】 オゾンと加圧されたエアとを混合してオ
ゾンエアとし、該オゾンエアをノズルを介して被処理体
に直接吹き付けるように噴射せしめ、被処理体の脱臭・
殺菌を行うオゾンを用いた脱臭・殺菌方法にしている。
また酸素供給部20に接続されて酸素の供給を受けオゾ
ンを発生させるオゾン発生器2と、加圧エアを導入して
該加圧エアの除湿を行う除湿器3と、除湿エアの供給を
受けてオゾンエアとして混合せしめる混合部55と、該
混合部55のオゾンエアを噴出せしめるノズル部52と
を備えたオゾンを用いた脱臭・殺菌装置としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オゾンエアをノズ
ルを介し被処理体に直接吹き付け、被処理体の脱臭・殺
菌を行うオゾンを用いた脱臭・殺菌方法及び装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、車両等の閉鎖状の室内脱臭は、
脱臭剤を室内の適所に設置し空気の循環により脱臭を行
う方法や、シガーライター電源に繋ぐ小型のオゾン発生
器によって生成したオゾンを室内に充満させ、オゾンに
よる脱臭を行う等の脱臭手段が行われている。上記室内
でオゾン発生器を作動させる従来の脱臭手段は、送風機
による室内対流空気を直接的にプラズマ放電させてオゾ
ンを生成し、これをオゾン化空気として放出し室内の脱
臭を行うようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然し、上記従来のよう
な脱臭剤による室内の脱臭手段は、室内空気が脱臭剤に
直接的に接触することによる雰囲気脱臭を行うことはで
きるが、シート(座席)やマット等の敷物、或いはダッ
シュボードの裏面に付着する、煙草の煙,人体の汗,腐
敗物やかび類等が伴う嫌な臭いの根源(以下臭源とい
う)に対し、これを分解したり充分な脱臭又は殺菌を行
うことができないものであると共に、脱臭剤が早期に飽
和したり劣化し易い等の欠点がある。
【0004】また室内でオゾン発生器を作動させるオゾ
ン脱臭手段では、室内の空気をプラズマ放電でオゾン化
空気にする際に、空気中の窒素も酸化し窒素酸化物(N
OX)の濃度を上昇させるので、人体への悪影響を懸念
されることから高濃度のオゾン生成が制約され、オゾン
による脱臭効果を充分に発揮することができない。また
上記臭源が、例えば通気性を有するシートやマットであ
る場合に、その表面下で略3〜5ミリ程度の深部に達し
ている場合や構造物の壁面間やシートのコーナー部等の
狭い間隙(以下狭隙空間部という)内に付着又は停滞し
ている臭源に対しては、室内で対流するオゾン化空気に
よる脱臭が困難である等の欠点がある。
【0005】また車両等の室内をプラズマ放電で直接的
にオゾン化空気にする脱臭手段は、狭い車両等の室内で
の窒素酸化物による低濃度慢性毒性等や、窒素酸化物が
湿気によりさらに酸化し硝酸(HNO3 )を生成し易い
ために、濃度の調節や脱臭処理時間等の設定が煩雑で、
使用上の制約を伴い簡単に使用することが困難である等
の課題がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記従来の問題点を解消
するために本発明によるオゾンを用いた脱臭・殺菌方法
は、第1に、オゾンと加圧されたエアとを混合してオゾ
ンエアとし、該オゾンエアをノズルを介して被処理体に
直接吹き付けるように噴射せしめ、被処理体の脱臭・殺
菌を行うことを特徴としている。
【0007】第2に、加圧されたエアを除湿処理してオ
ゾンと混合することを特徴としている。
【0008】第3に、被処理体のオゾンエア噴射対象部
が通気性を備えたマット状部、又は狭隙空間部であるこ
とを特徴としている。
【0009】上記従来の問題点を解消するために本発明
によるオゾンを用いた脱臭・殺菌装置は、第1に、酸素
供給部20に接続されて酸素の供給を受けオゾンを発生
させるオゾン発生器2と、加圧エアを導入して該加圧エ
アの除湿を行う除湿器3と、除湿エアの供給を受けてオ
ゾンエアとして混合せしめる混合部55と、該混合部5
5のオゾンエアを噴出せしめるノズル部52とを備えた
ことを特徴としている。
【0010】第2に、酸素供給部20が酸素を収容する
酸素ボンベ20aであることを特徴としている。
【0011】第3に、酸素供給部20が空気中の酸素を
分離して酸素を発生させる酸素発生装置20bであるこ
とを特徴としている。
【0012】第4に、オゾン発生器2と混合部55との
間にオゾンを貯溜するオゾンタンク22を介設したこと
を特徴としている。
【0013】第5に、混合部55とノズル部52とを備
えたノズル具5を、オゾン供給部2aと加圧エア供給部
3aとに、可撓性を有する所定長さの送給管50,51
を介して連結することを特徴としている。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態を図面に基づ
いて説明する。図面に示す符号1は、オゾンエアによっ
て被処理体の脱臭又は殺菌を行う本発明に係わる処理装
置(脱臭・殺菌装置)であり、酸素の供給を受けオゾン
を発生させるオゾン発生器2を備えたオゾン供給部2a
と、コンプレッサー30に接続されて加圧エアを導入し
て該加圧エアの除湿を行う除湿器3を備えた加圧エア供
給部3aと、オゾンと除湿エアの供給を受けてオゾンエ
アとして混合せしめて噴出するノズル具5とから構成し
ている。
【0015】そして図1に示すように処理装置1は、上
記オゾン供給部2aと加圧エア供給部3aとを、キャス
タ10を備えた箱状のケース11内にコンパクトに纏め
た状態で収容設置することにより、地上から所定の高さ
において防爆型の仕様となるように閉成した処理装置本
体1aを構成し、該処理装置本体1aの外側に後述する
構成を以て、前記酸素供給部20とコンプレッサー30
を設置すると共に、ノズル具5を可撓性を有する送給管
50,51を介して連結し、処理装置1の運転操作を制
御盤6に設けた操作パネル部6aで行うようにしてい
る。またケース11の側面には、上記ノズル具5或いは
送給管50,51を係脱可能に支持させる支持具12を
把手を兼ねるように設けている。
【0016】以下上記各部の詳細な構成について説明す
る。先ず、図2に示す本発明の第1実施形態に係わる処
理装置1について説明すると、オゾン供給部2aは、酸
素ガスを圧縮封入した酸素供給部20としての酸素ボン
ベ20aと、該酸素ボンベ20aから送給される酸素ガ
スを、プラズマ放電によってオゾン化処理しオゾンを生
成させるオゾン発生器2と、生成されたオゾンの供給を
受けて所定の量と圧力下に貯溜するオゾンタンク22と
から構成していると共に、オゾン発生器2の過熱を防止
する冷却器2bを設けている。
【0017】そして、酸素ボンベ20aとオゾン発生器
2を所定長さの管路21で連結しており、該管路21の
中途部には、電気的に流量調節を行うレギュレーター2
3と、流量計25と電磁弁26を介装していると共に、
オゾン発生器2とオゾンタンク22の供給側の管路中に
一方向弁27を設け、オゾンタンク22の排出側には電
磁弁28を設け、該電磁弁28の送出端に前記ノズル具
5を備えた送給管50を取着している。従って、上記の
ように構成した処理装置1は、例えばガソリンスタンド
等に設置されて、車両の室内における脱臭や殺菌等を行
う目的で用いるとき、防爆型の仕様であること、及び酸
素ボンベ20aは処理装置本体1aとは分離した別置き
で、略1.5m3程度の取扱い易い容量であることが好
ましく、これにより処理装置本体1aの小型化及び軽量
化を図ることができて、装置の取扱い性や利便性を向上
させる等の利点がある。
【0018】また酸素供給部20として、酸素ボンベ2
0aを使用したことにより、純度の高い酸素ガスをオゾ
ン発生器2に簡単に供給することができると共に、オゾ
ン発生器2において窒素酸化物等の不純物を混入しない
良質なオゾンを生成することができる等の利点がある。
また本実施形態におけるオゾン発生器2は、供給される
酸素ガスを沿面放電方式のオゾナイザでプラズマ放電に
よってオゾンを生成させるようにしており、この場合に
酸素流量は略1リットル/min程度とし、酸素送給圧
力を0.1Mhp以下程度に設定することにより、オゾ
ン発生効率の向上を図っていると共に、オゾンは略0.
1Mgp程度で断続的にオゾンタンク22送給貯溜し、
オゾンタンク22から一定流量と圧力でオゾンを連続的
に送出するようにしている。
【0019】次に加圧エア供給部3aについて説明す
る。この加圧エア供給部3aは、建物等の構造物或いは
その室内に既設のエアを加圧して送給するコンプレッサ
ー30と、該コンプレッサー30から送給される加圧エ
アを除湿処理し、加圧エア中の水分を除去した加圧エア
(以下除湿エアとういう)をオゾンと混合せしめる除湿
器(エアドライヤ)3とからなり、除湿器3とノズル具
5とを連結する送給管51の基部側に、前述のものと同
様なレギュレーター31を設けている。
【0020】またこの実施形態では除湿器3は、加圧エ
アを露点−10℃程度で除湿処理することができる冷凍
式のエアドライヤを採用し、コンプレッサー30側から
送給される加圧エア内に加圧によって含有する水分を除
去するようにしており、これにより加圧エアを圧送する
送給管51並びにノズル具5内での結露の発生を的確に
防止すると共に、これら管路内で結露による雑菌や黴の
繁殖等を伴うことのないようにしている。また加圧エア
がオゾンガスと混合接触する際における、湿気の存在に
伴う窒素酸化物(NOX)や硝酸等の生成を簡潔な構成
を以て的確に抑制しながら、オゾンタンク22から一定
供給される高濃度のオゾンガスを、上記加圧エアで所望
の濃度に希釈しオゾンエアとして増量せしめ、良質なオ
ゾンエアを省エネを図りながら廉価に使用することがで
きるようにしている。
【0021】次にノズル具5について説明する。この図
示例におけるノズル具5は、オゾン発生器2のオゾンタ
ンク22側と除湿器3側とに各別に設けた、可撓性を有
する耐圧ホースからなる送給管50,51によって任意
な長さを以て連結しており、オゾンと除湿エアとを混合
してなるオゾンエアをノズル部52から勢いよく噴出さ
せ、被処理体に対しノズル部52を介してオゾンエアを
所定の吹き付け距離を有して直接吹き付けることによ
り、臭源の脱臭並びに殺菌等を簡単且つ確実に行うこと
ができるようにしている。
【0022】また図示例のノズル具5は、先端にノズル
部52を有するノズル管53の基部側に、送給管50と
連結するオゾンエア送給路50aと、送給管51側と連
結する除湿エア送給路51aを合流させる混合部55を
設けると共に、該混合部55の除湿エア送給路51a側
に除湿エアの流量調節を行う調節弁56を設け、該調節
弁56を把持部57側から摘み操作可能に設けたエジェ
クタ方式にすることにより、簡潔で軽量化を図りながら
取扱い操作し易い構成にしている。
【0023】従って、この構成からなるノズル具5は、
作業者が片手で把持部57を把持した状態で上記調節弁
56を簡単に摘み操作することができ、混合部55に到
る加圧エアの流量調節によって該混合部55内で混合さ
れるオゾンの混合量を簡単に手元調節することができ
る。また処理装置本体1aを被処理体から離間させた所
定の場所に定置させた状態で、ノズル具5は可撓性を有
する送給管50,51を介し、複数の被処理体の臭源に
対して自由に移動せしめると共に、ノズル部52を臭源
に適切に近接させることができるから、オゾンを用いた
脱臭並びに殺菌作業を能率よく簡単に行うことができる
等の利点がある。
【0024】尚、ノズル具5は図示例のものに限定され
ることなく、上記作業においてノズル管53は長さ調節
可能な構成にしたり、或いはフレキシブルな管材構造で
ノズル部52を首振り角度調節可能に構成してもよく、
この場合には例えば作業者が自動車や列車等の外部に居
ながらにしての、車両内のオゾンエアの吹き付け作業を
行うにあたり、シートやマットの裏側やダッシュボード
の裏奥側等に対し、ノズル部52を的確に入り込ませる
ことができ、高濃度のオゾンエアを直接的に噴射させ脱
臭・殺菌作業を容易に行うことができる。
【0025】また上記のように構成した処理装置1は、
処理装置本体1a内に前記操作パネル部6aを有する制
御盤6を備え、該制御盤6は除湿器3及びオゾン発生器
2の運転操作を司ると共に、前記レギュレーター23,
31並びに電磁弁26,28等を自動的及び手動的に選
択可能にコントロールして、所定のオゾンエアを効率よ
く送出することができるようにしている。
【0026】次に以上のように構成した処理装置1によ
る車両の室内の脱臭等を行う一使用態様について説明す
る。先ず制御盤6を操作して各レギュレーター23,3
1及び制御弁26,28、並びにオゾン発生器2,除湿
器3等を作動状態にすると、酸素ボンベ20aから送給
される酸素ガスは、オゾン発生器2によってオゾン化処
理されてオゾンタンク22に所定圧に貯溜されると共
に、コンプレッサー30から送給される加圧エアは除湿
器3によって除湿された除湿エア(ドライエア)になっ
てレギュレーター31を介しノズル具5に到る。
【0027】このような作業待機状態において、作業者
は車両の一部開かれた窓或いはドアからノズル具5を挿
入し、室内の全体或いは臭源と思われるシートやマッ
ト、並びに狭隙空間部等の被処理体に対し、ノズル具5
を片手で把持した状態で所定の吹き付け距離を維持し、
調節弁56を開動調節操作すると、これによりオゾンと
除湿エアとを適正に混合したオゾンエアをノズル52か
ら噴射させることができ、オゾンエアを被処理体に的確
に吹き付けることができるので、被処理体の脱臭や殺菌
等を簡単且つ的確に行うことができる。尚、上記吹き付
け距離は、各種実験の結果30〜70ミリ程度であるこ
とが好ましく、これにより高濃度状態のオゾンエアを噴
射時に希釈させることなく、被処理体に対し連続的に吹
き付けることができるものである。
【0028】即ち、片手把持操作するノズル具5のノズ
ル52から噴射されるオゾンエアは、被処理体の局所に
対し狙いを定め易く、所定のオゾン濃度と圧力を以て強
く吹き付けることが可能になるので、被処理体のオゾン
エア噴射対象部が通気性を備えたマット状部、又は狭隙
空間部であっても、その深部までオゾンエアを到達させ
ることができ、この部の臭源に対しオゾンによる脱臭作
用や殺菌分解作用を充分に発揮させることができると共
に、所定の吹き付け距離を有しているのでオゾンエアの
噴射によって被処理体を損傷することもない。またオゾ
ンエアは除湿されていることにより、この部の湿気をと
りながら乾燥を促進させるので、臭源を消滅させながら
シート等の被処理体を乾燥させて乗車使用時の快適性を
向上させることができる等の利点がある。
【0029】またノズル具5のノズル52は、把持部5
7から細長いノズル管53を介しノズル部52を有して
いるので、例えばダッシュボードの裏側やシートの裏側
等の狭隙空間部に対しても、ノズル52を接近させた状
態においてオゾンエアを噴出させることができるから、
この部の脱臭等を的確に行うことができると共に、普段
行われる通常の清掃手段では除去困難であった、塵埃や
付着物等の吹き飛ばし等を同時に行うことができ、また
上記の一連の作業は有効安定オゾン濃度を確保しなが
ら、作業者は室外からオゾンによる脱臭・殺菌方法をオ
ゾン濃度や塵埃の拡散を懸念することなく行うことがで
きる。
【0030】即ち、従来のオゾンを用いた被処理体に対
する脱臭・殺菌手段によるオゾン濃度の設定は、一般的
に効果を発揮するオゾン濃度は永年の実験値及び経験等
から2ppm以上で、5ppm以上からは作業者の人体
に配慮する必要があることから、技術的に0.01pp
m〜0.1ppm程度の低いオゾン濃度にしているの
で、オゾンによる臭源の脱臭・殺菌に即効性がないばか
りか、その作用効果が長続きしない等の欠点があった。
これに対し本発明によればオゾン濃度の設定は、一般的
に臭源の分解に理想とされる3〜5ppm程度のオゾン
エアを、吹き付け作業手段によって有効安定オゾン濃度
として採用可能にすることができるので、作業者への充
分な配慮を図りながら被処理体の臭源に対する脱臭・殺
菌を即時的及び持続的に行うことが可能になると共に、
吹き付け作業時に反射したり拡散し希釈されたオゾンエ
アによる、室内の雰囲気脱臭や殺菌等も併せて行うこと
ができる等の特徴がある。
【0031】次に、上記のような使用態様によって各種
の車両室内に対し、脱臭・殺菌を行った検査及び各種の
実験とその結果等について表1,表2及び図4〜図7を
参照し説明する。表1,表2は、一般生菌数・真菌(カ
ビ)数検査による「環境微生物検査報告書」であり、こ
の表は本発明出願人が、(株)環境理化学研究所(所在
地・・島根県出雲市)に依頼した検査の結果を示す。図
4〜図6は上記検査とは別に行った実験の「空中浮遊菌
比較結果」であり、図7は「オゾンエア濃度」の変化を
示す。
【0032】先ず、表1,表2で示す「環境微生物検査
報告書」の検査結果について説明すると、この検査は室
内容量の異なる「1BOX車(室量12,000リット
ル)」,「乗用車(室量4,000リットル)」,「軽
自動車(室量2,800リットル)」の3台の車に対
し、オゾンエアを噴射する処理前(オゾン未処理)と処
理後(オゾン処理)における一般生菌数と真菌(カビ)
数について行ったものである。このときのサンプリング
条件は、オゾンエアをエアサンプラーにて1分間(40
リットル/分)噴射した。そして、サンプリングの培養
条件は、一般生菌数で35℃,48時間とし、真菌(カ
ビ)数で20℃,72時間とした。
【0033】上記実験において、「1BOX車」,「乗
用車」,「軽自動車」に対する、オゾン未処理時の、一
般生菌数・真菌(カビ)数検査結果を表1に示す。
【0034】
【表1】
【0035】また「1BOX車」,「乗用車」,「軽自
動車」に対し、オゾン処理時の、一般生菌数・真菌(カ
ビ)数検査結果を表2に示す。
【0036】
【表2】
【0037】これによれば、「1BOX車」,「乗用
車」,「軽自動車」とも、一般生菌数・真菌(カビ)数
は、オゾン未処理時の表1の値からオゾン処理時の表2
の値で示すように大幅に低減したことが認められ、オゾ
ンを用いた脱臭・殺菌作用を確実に奏していることが確
認できた。
【0038】次に、上記「1BOX車」,「乗用車」,
「軽自動車」の室内にオゾンエアを噴射する処理前(オ
ゾン未処理)と処理後(オゾン処理)における、「空中
浮遊菌比較結果」の実験について図4〜図6を参照し説
明する。この実験では、本発明の処理装置1を用いオゾ
ンエアを本発明の方法によって約2分間噴射し、室内の
空中浮遊菌がオゾン未処理時からオゾン処理して菌数が
無くなるまでの変化を測定しグラフで表した。「1BO
X車」における「空中浮遊菌比較結果」を図4に、「乗
用車」における「空中浮遊菌比較結果」を図5に、「軽
自動車」における「空中浮遊菌比較結果」を図6にそれ
ぞれ示す。
【0039】尚、参考までに、室内にオゾンエアを噴射
した時のオゾンエア濃度の変化を測定し、「オゾンエア
濃度」としてグラフで表したものを図7に示す。これに
よれば、オゾンエア濃度はオゾン処理直後において最大
値が略0.07ppmであり、ここから時間と共に減少
し略10分程度で検知不能になることが認められる。
【0040】次に、上記のような実験及び各種試験の結
果並びに考察等について説明すると、各車に対しシート
やマット部並びに床面等の対象物に対し、略50ミリ程
度の吹き付け距離を有してオゾンエアを噴射させた実験
で、室量4,000リットルの「乗用車」においては、
オゾンエアを約2分間程度噴出した場合、その後約5分
程度の反応時間を経過すると、室内はオゾン完全飽和状
態となりオゾン処理が完了されて、その後爽やかな清涼
感を伴う雰囲気を形成することが認められた。
【0041】また室量12,000リットルの「1BO
X車」において、上記のものと同様にオゾンエアを約2
分間程度噴出した場合、その後約6分程度の反応時間を
経過すると、上記のものと同様に室内の脱臭を完了させ
ることができることが確認でき、爽やかな清涼感を伴う
雰囲気を形成することができた。
【0042】また上記のような実験並びに各種試験を行
った結果、シートやマット部等の通気性を有する被処理
体の場合に、各被処理体の表面下の深部(略3〜5ミリ
程度)にオゾンエアを略均一に到達させようとすると、
オゾンエアの噴出圧力は2Mhp程度に設定したときが
最も好結果であることが認められた。そして、ノズル5
2から噴出させるオゾン量は、臭気を伴う被処理体とし
ての室内の略10分の1程度が必要であることから、オ
ゾンエアの噴出量は毎分略200リットル程度であると
き、最も効率がよいことを把握することができた。
【0043】そして、各種実験によって得られた本発明
の脱臭・殺菌方法によって、オゾン処理した車に対する
成人100名を対象としたユーザーのアンケートの結果
は次の通りであり、在来の脱臭手段によるものより格段
に好結果であった。即ち、在来のものを使用したユーザ
ーの大半の意見は、脱臭に時間がかかると共に、完全脱
臭が困難であること、及び別の異なる臭いが残ることに
共通の不満があるのに対し、本発明による脱臭処理をし
たところ、略5〜10分程度以内で処理前の嫌な臭いが
無くなり、室内が清々しい雰囲気になると共に、シート
やマット部等も清掃感があり居住性も快適であるとする
者が82名に登り、最も気になる臭いは取れたとするも
のを含めると、約98名になった。また極めて短時間に
且つ簡単な方法によって脱臭に併せて殺菌も完了される
から、ガソリンスタンドにおいて給油時の待ち時間に併
せ、愛車の脱臭処理が行われるので大変便利である、等
々の肯定的な意見や感想が寄せられている。
【0044】尚、この実験では車両の室内に対し脱臭処
理を行った事例について説明したが、本発明による処理
装置1はこれに限ることなく、例えば下駄箱や各種ロッ
カー等の箱内の脱臭・殺菌手段としても有効であると共
に、また建物等の室内の他に屋外における特定な臭源部
に対し、ノズル52を近接させてオゾンエアを集中的に
吹き付けることができるから、局部的な臭源に対する脱
臭又は殺菌手段としても効果的に用いることができる。
【0045】また特に、前記ユーザーアンケートでみら
れるように、車両室内の脱臭に適していることから、処
理装置1をガソリンスタンドに設置し顧客に喜ばれるサ
ービスの提供が可能になると共に、コンパクトに纏めて
構成された処理装置1は移動可能に定置されること、及
び可撓性を有する送給管50,51を介しノズル具5を
自由に移動操作することができるので、作業者にとって
もオゾンを用いた脱臭・殺菌作業を簡単且つ容易に行う
ことができる等の利点がある。
【0046】次に図3で示す本発明の第2実施形態に係
わる処理装置1について説明する。尚、上記第1実施形
態のものと同様な構成、及び作用等については説明を省
略する。この処理装置1は、オゾン発生器2に酸素を供
給する酸素供給部20を、空気中の窒素等を分離して酸
素を発生させるPSA吸着分離方式からなる公知の酸素
発生装置20bとしていると共に、除湿器3に加圧エア
を供給する加圧エア供給部3aを、一般に使用されてい
る移動型のコンプレッサー30を用いた構成にしてい
る。
【0047】この構成により、上記酸素発生装置20b
が空気中から生成した略95%以上の酸素ガスをオゾン
発生器2に送給することができ、オゾン発生器2で生成
したオゾンをオゾンタンク22に貯溜してノズル具5に
送給可能にすると共に、上記コンプレッサー30で圧送
される加圧エアは加圧に伴う水分を含んでいるので、こ
れを除湿器3で除湿し除湿エアをノズル具5に送給し、
該ノズル具5の混合部55でオゾンと除湿エアを混合し
ノズル部52から噴出させる。
【0048】従って、この処理装置1によっても前記第
1実施形態のものと同様に、純度の高い酸素ガスをオゾ
ン発生器2に供給し、窒素酸化物等の不純物が混入しな
いオゾンを生成し、これによるオゾンエアをノズル部5
2から噴出させるので、脱臭・殺菌作用が良好で環境に
も好適な作業を行うことができる。また上記酸素発生装
置20bは処理装置本体1aと別置きで酸素ガスを連続
的に生成送給すると共に、また加圧エア供給部30は一
般的に使用されている移動型のコンプレッサーを処理装
置1の近隣に別置きにして用いているので、処理装置1
の長時間の使用が簡単であり、簡潔でコンパクトな構成
に纏めることができ利便性も向上する等の利点がある。
【0049】また本発明においては上記のような除湿器
3を利用することにより、一般的で廉価なコンプレッサ
ー30の採用を可能にしたが、湿気が少ない加圧エアを
送給する場合には除湿器3を省略してもよい。またオゾ
ンと除湿エアはノズル具5の混合部55で混合合流させ
るようにしたが、ノズル具5の上手側即ち処理装置本体
1a側に、オゾンと除湿エアとを混合させる適宜な構成
の混合部を設けてオゾンエアを発生させ、該オゾンエア
をノズル部52から噴射させたり、オゾンと除湿エアー
とをノズル部52側で直接的に混合噴射させるようにし
てもよい。
【0050】
【発明の効果】本発明は以上のようなオゾンを用いた脱
臭・殺菌方法にしたことにより、次のような効果を奏す
ることができるものである。オゾンと加圧されたエアと
を混合してオゾンエアとし、該オゾンエアをノズルから
被処理体に直接吹き付けるように噴射させることによ
り、オゾンエアを被処理体に対し充分に接触させること
ができ、オゾンによる脱臭・殺菌を充分に発揮させるこ
とができる。
【0051】またこの際、加圧されたエアを除湿処理し
オゾンと混合することにより、湿気の存在に伴う窒素酸
化物の生成を抑制しながら、送給管等の管路内での結露
等の発生を防止することができる。そして、被処理体の
オゾンエア噴射対象部が通気性を備えたマット状部、又
は狭隙空間部である場合に、その深部にオゾンエアを的
確に到達させることができ、この部の脱臭・殺菌を簡単
に行うことができる。
【0052】また本発明は以上のようなオゾンを用いた
脱臭・殺菌装置にしたことにより、次のような効果を奏
することができる。酸素供給部に接続されて酸素の供給
を受けオゾンを発生させるオゾン発生器と、加圧エアを
導入して該加圧エアの除湿を行う除湿器と、除湿エアの
供給を受けてオゾンエアとして混合せしめる混合部と、
該混合部のオゾンエアを噴出せしめるノズル部とを備え
た構成にすることにより、不純物の含有を抑制した良質
なオゾンと水分の含有を低減した除湿エアとを混合部で
オゾンエアとし、該オゾンエアをノズル部から被処理体
に向けて的確に噴射させることができるので、被処理体
の脱臭・殺菌等の処理を能率よく簡単に行うことができ
る。
【0053】また上記酸素供給部は酸素を収容する酸素
ボンベにすることにより、純度の高い酸素ガスをオゾン
発生器に簡単に送給することができると共に、良質なオ
ゾンを生成することができる。また酸素供給部は空気中
の窒素等を分離して酸素を発生させる酸素発生装置にす
ることにより、純度の高い酸素ガスをオゾン発生器に連
続的に送給することができると共に、良質なオゾンを生
成することができる。そして、オゾン発生器と混合部と
の間にオゾンを貯溜するオゾンタンクを介設したことに
より、オゾン発生器で生成したオゾンをオゾンタンクに
貯溜し、混合部に安定よく連続的に送給することができ
る。
【0054】また混合部とノズル部とを備えたノズル具
を、オゾン供給部と加圧エア供給部とに、可撓性を有す
る所定長さの送給管を介して連結することにより、処理
装置本体を定置させた状態でノズル具を送給管を介して
自由に移動操作して、ノズル部を被処理体に近接させオ
ゾンエアを噴射することができるから、車両等の室外か
らダッシュボードの裏側やシートの裏側等の狭隙空間部
に対しても、有効安定オゾン濃度を確保しながら、オゾ
ンを用いた脱臭・殺菌作業を能率よく簡単に行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の処理装置を示す斜視図。
【図2】本発明の第1実施形態に係わる処理装置の構成
を示す構造図。
【図3】本発明の第2実施形態に係わる処理装置の構成
を示す構造図。
【図4】1ボックスカーの脱臭・殺菌処理前後の浮遊菌
数を比較したグラフである。
【図5】乗用車の脱臭・殺菌処理前後の浮遊菌数を比較
したグラフである。
【図6】軽自動車の脱臭・殺菌処理前後の浮遊菌数を比
較したグラフである。
【図7】車内のオゾン処理後のオゾン濃度の変化を示す
グラフである。
【符号の説明】
1 処理装置(脱臭・殺菌装置) 2 オゾン発生器 2a オゾン供給部 3 除湿器 3a 加圧エア供給部 5 ノズル具 20 酸素供給部 20a 酸素ボンベ 20b 酸素発生装置 22 オゾンタンク 30 コンプレッサー 50,51 送給管 52 ノズル部 53 ノズル管 55 混合部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オゾンと加圧されたエアとを混合してオ
    ゾンエアとし、該オゾンエアをノズルを介して被処理体
    に直接吹き付けるように噴射せしめ、被処理体の脱臭・
    殺菌を行うオゾンを用いた脱臭・殺菌方法。
  2. 【請求項2】 加圧されたエアを除湿処理してオゾンと
    混合する請求項1のオゾンを用いた脱臭・殺菌方法
  3. 【請求項3】 被処理体のオゾンエア噴射対象部が通気
    性を備えたマット状部、又は狭隙空間部である請求項1
    又は2のオゾンを用いた脱臭・殺菌方法。
  4. 【請求項4】 酸素供給部(20)に接続されて酸素の
    供給を受けオゾンを発生させるオゾン発生器(2)と、
    加圧エアを導入して該加圧エアの除湿を行う除湿器
    (3)と、除湿エアの供給を受けてオゾンエアとして混
    合せしめる混合部(55)と、該混合部(55)のオゾ
    ンエアを噴出せしめるノズル部(52)とを備えたオゾ
    ンを用いた脱臭・殺菌装置。
  5. 【請求項5】 酸素供給部(20)が酸素を収容する酸
    素ボンベ(20a)である請求項4のオゾンを用いた脱
    臭・殺菌装置。
  6. 【請求項6】 酸素供給部(20)が空気中の酸素を分
    離して酸素を発生させる酸素発生装置(20b)である
    請求項4又は5のオゾンを用いた脱臭・殺菌装置。
  7. 【請求項7】 オゾン発生器(2)と混合部(55)と
    の間にオゾンを貯溜するオゾンタンク(22)を介設し
    た請求項4又は5又は6のオゾンを用いた脱臭・殺菌装
    置。
  8. 【請求項8】 混合部(55)とノズル部(52)とを
    備えたノズル具(5)を、オゾン供給部(2a)と加圧
    エア供給部(3a)とに、可撓性を有する所定長さの送
    給管(50),(51)を介して連結する請求項4又は
    5又は6又は7のオゾンを用いた脱臭・殺菌装置。
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