JP2002191196A - 車両用交流発電装置 - Google Patents

車両用交流発電装置

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JP2002191196A
JP2002191196A JP2000385327A JP2000385327A JP2002191196A JP 2002191196 A JP2002191196 A JP 2002191196A JP 2000385327 A JP2000385327 A JP 2000385327A JP 2000385327 A JP2000385327 A JP 2000385327A JP 2002191196 A JP2002191196 A JP 2002191196A
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rotor
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Hiroaki Kajiura
裕章 梶浦
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Denso Corp
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  • Synchronous Machinery (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】回路コスト負担、損失及び発熱の増加を抑止し
つつ、低回転時発電能力の増大や高回転時発電効率の向
上を実現する車両用交流発電装置を提供すること。 【解決手段】発電を行う界磁巻線型同期機のロータ側鉄
心部(界磁巻線型同期機の磁気回路のうちステータコア
を除く鉄心部分)120を、電流界磁磁界の方向の磁気
抵抗よりも電流界磁磁界の方向と直交する方向の磁気抵
抗が小さい形状(以下、逆磁気突極形ロータコア形状と
いう)とすることにより、発電時の力率を改善する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、界磁巻線型同期機
を用いた車両用交流発電装置に関する。本発明は、例え
ば車両等に搭載したバッテリ充電用発電装置や、ハイブ
リッド電気自動車用の発電機あるいは電動発電機として
使用されることができる。
【0002】
【従来の技術】特開平8ー214470号公報は、イン
バータから界磁巻線型同期機の電機子巻線に進相電流を
流すことにより、発電を行わせることを提案している。
この界磁巻線型同期機を用いた車両用交流発電装置は、
インバータの代わりに界磁巻線型同期機の交流発電電力
をダイオード整流のみ行う通常の車両用交流発電装置に
比べて低回転数域の発電出力を向上し、高回転数域にお
いても界磁制御との協調によって発電効率を向上するこ
とができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記進
相電流給電による界磁巻線型同期機を用いた従来の車両
用交流発電装置では、パワーMOSトランジスタなどの
スイッチング素子によりインバータを組む必要があり、
通常のダイオード整流器に比較して回路コストが大幅に
増大するという問題があった。
【0004】また、上記進相電流給電による力率低下に
より電機子巻線の抵抗損失及びそれに伴う発熱が増大
し、電機子巻線の冷却負担が増大した。
【0005】本発明は上記問題点に鑑みなされたもので
あり、回路コスト負担、損失及び発熱の増加を抑止しつ
つ、低回転時発電能力の増大や高回転転時発電効率の向
上を実現する車両用交流発電装置を提供することをその
目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の車両用交
流発電装置は、ハウジングに固定されたステータコア、
前記ステータコアに巻装された多数の相巻線からなる電
機子巻線、前記電機子巻線が巻装されたステータコア、
前記相巻線と鎖交する電流界磁磁界を形成する界磁巻
線、及び、前記ステータコアに対面する周面に前記電流
界磁磁界により界磁磁極が形成されるロータコアを含む
ロータ側鉄心部を有する多相の界磁巻線型同期機と、前
記電機子巻線にそれぞれ異なる位相の交流相電圧を印加
するとともに前記電機子巻線から出力される交流電力を
整流して出力する直交双方向変換回路と、前記交流相電
圧に対して進み位相の進相電流を前記直交双方向変換回
路から前記電機子巻線に給電して前記界磁巻線型同期機
を発電動作させる制御回路と、を備える車両用交流発電
装置において、前記ロータ側鉄心部は、前記電流界磁磁
界の方向の磁気抵抗よりも前記電流界磁磁界の方向と直
交する方向の磁気抵抗が小さい形状を有することを特徴
としている。
【0007】すなわち、本構成では、発電を行う界磁巻
線型同期機のロータ側鉄心部(界磁巻線型同期機の磁気
回路のうちステータコアを除く鉄心部分)を、電流界磁
磁界の方向の磁気抵抗よりも電流界磁磁界の方向と直交
する方向の磁気抵抗が小さい形状(以下、逆磁気突極形
ロータコア形状という)とした点をその特徴としてい
る。
【0008】このようにすれば、界磁巻線型同期機を用
いる車両用交流発電装置において、回路コスト負担、損
失及び発熱の増加を抑止しつつ、低回転時発電能力の増
大や高回転転時発電効率の向上を実現することができ
る。 以下、更に詳しく説明する。
【0009】たとえば上記公報記載の界磁巻線型同期機
を用いる車両用交流発電装置では、ロータ側鉄心部は、
界磁方向の磁気抵抗が、それと直交する方向の磁気抵抗
に対して小さい磁気突極構造を有している。
【0010】このため、界磁磁束ベクトルに対して進み
位相の電機子電流を与えて発電を行うと、電機子電流の
力率が低下し、この力率低下により、同発電出力当たり
の電機子電流が大きくなる。このため、インバータを構
成する高価なパワースイッチング素子を大型化してその
電流容量を確保しなければならず、回路コストが大幅に
増大してしまう。また、インバータや電機子巻線の電力
損失の増大による発電効率低下や、放熱能力の増大が必
須となる。
【0011】これに対して、本発明では、ロータ側鉄心
部(ロータ側磁気回路)を逆突極構造(界磁方向の磁気
抵抗が、それと直交する方向の磁気抵抗に対して大き
い)としたので、発電力率の向上による電機子電流低減
により従来の突極構造に比べてインバータのパワースイ
ッチング素子の小型化及びインバータや電機子巻線の電
力損失低減による効率向上、冷却負担緩和を実現するこ
とができる。
【0012】また、低回転時発電能力の増大や高回転時
発電効率の向上を、従来の突極構造の界磁巻線型同期機
と同様に確保することができる。
【0013】請求項2記載の車両用交流発電装置によれ
ば、請求項1に記載の車両用交流発電装置において更
に、前記界磁巻線は、前記ハウジングに固定されて前記
ロータコアにギャップを介して対面して前記ロータ側鉄
心部の一部を構成する静止継鉄部に巻装され、前記ロー
タコアは、前記相巻線と鎖交する磁石界磁磁界を形成す
る永久磁石を有することを特徴としている。
【0014】本構成によれば、逆突極構造を容易に実現
することができる。
【0015】請求項3記載の構成によれば請求項2に記
載の車両用交流発電装置において更に、前記ロータコア
は、前記磁石が挿入される磁石収容孔を軸方向に有する
積層電磁鋼板からなることを特徴としている。
【0016】本構成によれば、逆突極構造を容易に実現
することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の界磁巻線型同期機を用い
た車両用交流発電装置の好適な態様を以下の実施例によ
り具体的に説明する。
【0018】
【実施例】(全体構成)この実施例の車両用交流発電装
置の全体構成を図1に示す。車両用発電装置1は、界磁
子(ロータ)2及び電機子(ステータ)3を有する界磁
巻線型同期機と、回転位置センサ4、位相制御回路5、
励磁電流制御回路6、電圧印加回路(直交双方向変換回
路)7、励磁回路9、平滑コンデンサ10を有してい
る。
【0019】界磁子2は、図1では模式的に図示されて
おり、界磁巻線21と、界磁巻線21が巻装されたロー
タヨーク22と、ロータヨーク22の径方向外側に位置
するロータコア23と、ロータコア23に固定された永
久磁石24とを有している。永久磁石24が固定された
ロータコア23は後述するステータコアの径方向内側を
回転するが、ロータヨーク22は、後述するように、ロ
ータコア23と一体に回転する回転継鉄部と、ハウジン
グに固定されて界磁巻線21が巻装される静止継鉄部と
を有している。
【0020】電機子(ステータ)3は、固定子鉄心に巻
装された三相の電機子巻線31を有している。電機子巻
線31は、Y結線された3個の相巻線31a、31b、
31cにより構成されている。
【0021】回転位置センサ4は、界磁巻線21の磁束
方向と電機子巻線31との相対回転位置を検出するレゾ
ルバにより構成されている。
【0022】位相制御回路5は、回転位置センサ4の出
力に基づいて電圧印加回路7の後述する6個のトランジ
スタを断続制御して電機子巻線31に流れる電機子電流
の位相や大きさを制御する。
【0023】励磁電流制御回路6は、バッテリ11の電
圧に基づいて励磁回路9を制御して界磁巻線21に給電
する界磁電流を制御する。
【0024】制御回路6は、バッテリ11の電圧を検出
するS端子、イグニッションスイッチ13を介してバッ
テリ11に接続されるIG端子、および励磁回路9のト
ランジスタ9aに接続されるD端子が設けられるいわゆ
るレギュレータであって、周知の回路構成であるので説
明は省略する。
【0025】電圧印加回路7は直交双方向変換回路であ
って、三相全波整流回路を構成する6個のダイオ−ド7
3a、74a、73b、74b、73c、74cと、各
ダイオードと個別に並列接続されて三相インバータを構
成するパワーMOSトランジスタ71a、72a、71
b、72b、71c、72cとにより構成されている。
電圧印加回路7の三つの交流端は各相巻線31a、31
b、31cの端子に接続され、電圧印加回路7の一対の
直流端はバッテリ11の両端に接続されている。
【0026】励磁回路9は、界磁巻線21と直列に接続
されてバッテリ11から給電される界磁電流の断続を行
うトランジスタ9aと、界磁巻線21と逆並列に接続さ
れたダイオ−ド9bからなる。
【0027】平滑コンデンサ10は、電圧印加回路(直
交双方向変換回路)7からバッテリ11に出力される発
電出力を平滑する。バッテリ11は車両負荷14に給電
している。
【0028】界磁巻線21が励磁回路9より励磁される
ことによりロータコア23の外周面に界磁極が形成され
る。エンジン(図示せず)により駆動されるロータコア
23の回転(図1の反時計方向)により、相巻線31
a、31b、31cには、この順に電気角で120°の
位相差を持った相電圧が誘導される。 (上記界磁巻線型同期機の構造)次に、上記界磁巻線型
同期機100の構造を図2〜図5を参照して説明する。
【0029】界磁巻線型同期機100は、ステータ(図
1のステータ3に相当)130と、ロータ(図1のロー
タ2に相当)120とを有し、ステータ130は、フロ
ントフレーム191およびエンドフレーム192の内周
面に固定されている。
【0030】ロータ120は、軸受け193、194を
介してフロントフレーム191およびエンドフレーム1
92に支持されており、その外周面はエアギャップを介
してステータ130の内周面に対面している。141は
ロータ120の回転位置を測定するレゾルバロータであ
り、142はレゾルバステータである。
【0031】ステータ130は、電磁鋼板を軸方向に積
層してなる円筒状のステータコア132に三相電機子巻
線(図1の電機子巻線31に相当)131を巻装してな
る。
【0032】ロータ120は、ロータコア123、磁石
124、ピン(磁気短絡部材)129、ロータヨーク1
25、126、静止継鉄部(界磁コア)122、スペー
サ127を有している。
【0033】図3は、図2におけるAーA線矢視断面図
を示す。
【0034】ロータコア123は、多数の輪板状の電磁
鋼板を軸方向に積層することにより円筒形状に形成され
ている。ロータコア123は電磁鋼板を螺旋状に巻重ね
て軸方向に積層して製造されることもできる。ロータコ
ア123には、n(偶数)個の磁石収容孔123aが周
方向等間隔に軸方向にで設けられ、また隣り合う磁石挿
入穴123aの周方向中央部に丸穴123bが形成され
ている。磁石挿入穴123aには永久磁石124が、周
方向極性交互に挿入されている。
【0035】図4はロータ120のP矢視の外観図を示
す。
【0036】ロータヨーク125は、円環部125a
と、ボス部125bと、円環部125aから径方向外側
に放射状に伸びたn/2個の径方向リブ125cとで構
成されている。リブ125cには丸穴125dが設けら
れ、周方向奇数番目のピン129を挿入することにより
ロータコア123をロータヨーク125と一体に固定す
る。
【0037】図5はロータ120のQ矢視の外観図を示
す。
【0038】ロータヨーク126は、円環部126a
と、円環部126aから径方向外側に放射状に伸びたn
/2個の径方向リブ126bとで構成されている。リブ
126bには丸穴126cが設けられ、周方向偶数番目
のピン129を挿入することによりロータコア123を
ロータヨーク126と一体に固定し、これによって、ロ
ータコア123、ロータヨーク125、ロータヨーク1
26は一体に固定されている。
【0039】スペーサ127は、ロータコア123の内
周面に嵌入された非磁性リングであり、ロータヨーク1
25、ロータヨーク126により挟持されている。
【0040】128はシャフトであって、ロータヨーク
125に相対回転不能に圧入されている。
【0041】122は、軟磁性体よりなるフランジ状の
界磁コア(静止継鉄部)であって、その円板部はエンド
フレーム192の端壁部にねじ195に固定されてい
る。界磁コア122のボス部の内周面は、ロータヨーク
125のボス部125bの外周面に微小ギャップを隔て
て相対回転自在に固定され、ロータコア123の径内側
に存在する空間へ軸方向に突出している。界磁コア12
2のリヤ側の外周面はロータヨーク126の内周面に微
小ギャップを隔てて対面している。界磁コア122のボ
ス部には、界磁巻線121が巻着されている。
【0042】ステータ130は、三相電機子巻線131
および電磁鋼板を積層したステータコア132で構成さ
れ、ステータコア132は、三相電機子巻線131を挿
入するスロット133、ティース134およびコアバッ
ク135により構成されている。 (動作説明)ロータコア123に挿入された磁石124
は、周方向に着磁され、この磁石124によりロータコ
ア123の外周面に周方向所定ピッチでN磁極、S磁極
が極性交互に形成される。
【0043】N磁極の磁束は、N磁極側のピン129、
ロータヨーク125、界磁コア122、ロータヨーク1
26、S磁極側のピン129を通ってS磁極に達する短
絡磁路により短絡されている。これにより、永久磁石1
24の磁石磁束のうちステータ130側へ流れる有効磁
束はこの短絡分だけ減少している。
【0044】界磁巻線121に界磁電流を流すと、形成
される電流磁界が前述の磁石磁束を逆方向に押しのける
ため、この磁石磁束が界磁巻線121による電流磁束と
ともにステータ130側へ送り込まれ、ロータの回転に
伴って発電に必要な誘起電圧が電機子巻線131に誘起
される。
【0045】発電は、ロータ位置を回転位置センサ4で
検出することで誘起電圧の位相を把握し、位相制御回路
5により、電圧印加回路7のパワーMOSトランジスタ7
1a、72a、71b、72b、71c、72cを断続
制御して、誘起電圧の位相に対して遅れ角を有する電圧
を印加する。これによって、発電出力を大幅に向上する
ことは周知である。この遅れ角を90°程度にすること
により効果が大きくなることも知られている。 (効果)従来の界磁巻線型同期機のロータは、図6に示
されるように、界磁巻線により発生する界磁磁束の方向
においてロータコアとステータコアのギャップが小さく
なっており、これにより磁気抵抗が小さく(インダクタ
ンスLdは大)となっている。また、界磁磁束方向と直
交する方向では上記ギャップが大きくなっており、これ
により磁気抵抗が大きく(インダクタンスLqは小さ
く)なっている。
【0046】これに対し、本発明の回転機は、図7に示
されるように、界磁巻線21が巻装されたロータヨーク
22とロータコア23との間にエアギャップが存在する
ため、界磁巻線により発生する電流磁束の方向では磁気
抵抗が大きく(インダクタンスLdは小さく)なってい
る。また、この電流磁束方向と直交する方向では磁石に
より漏れ磁束を抑えることができるためにコア幅を広く
とれ、そのため磁気抵抗を小さく(インダクタンスLq
は大きく)なっている。
【0047】遅れ角90°で発電させたときのベクトル
図を図8および図9に示す。
【0048】力率角θは180°のとき力率1で最大と
なり、電機子相電流の全てが発電出力電流になる。従っ
て力率角は180°に近いほど望ましい。
【0049】図8は従来の界磁巻線型同期機のロータの
場合であって、Lq1<Ld1であるため流れる電流I
1の方向はVに対して力率角θ1だけずれる。
【0050】これに対して、図9に示したこの実施例の
場合においては、Lq2>Ld2であるために、流れる
電流12の方向はVに対して力率角θ2にずれる。この
とき、各力率角の関係は180<θ2<θ1であり、こ
の実施例の方が相電流Iを等しいとした場合に、発電出
力(3・V・I・cosθ)が増加することがわかる。 (変形態様)上記実施例では、本車両用交流発電装置を
発電機として使用することについて説明したが、電動機
として駆動することも当然可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の車両用交流発電装置の全体構成図であ
る。
【図2】図1の界磁巻線型同期機の軸方向断面図であ
る。
【図3】図1の界磁巻線型同期機のAーA線矢視径方向
断面図である。
【図4】図1の界磁巻線型同期機のP矢視径方向断面図
である。
【図5】図1の界磁巻線型同期機のQ矢視径方向断面図
である。
【図6】従来の界磁巻線型同期機の磁気抵抗の状態を示
す径方向模式図である。
【図7】実施例の界磁巻線型同期機の磁気抵抗の状態を
示す径方向模式図である。
【図8】従来の界磁巻線型同期機の特性を示すベクトル
図である。
【図9】実施例の界磁巻線型同期機の特性を示すベクト
ル図である。
【符号の説明】
5 位相制御回路(制御回路) 6 励磁電流制御回路 7 電圧印加回路(直交双方向変換回路) 9 励磁回路 131 電機子巻線 132 ステータコア 121 界磁巻線 120 ロータ 122 静止継鉄部(界磁コア、ロータ側鉄心部) 123 ロータコア(ロータ側鉄心部) 124 磁石 125 ロータヨーク(ロータ側鉄心部) 126 ロータヨーク(ロータ側鉄心部) 129 ピン(磁気短絡部材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02P 9/30 H02P 9/30 C Fターム(参考) 5H590 AA03 AA04 CA07 CA23 CC04 CC29 CD01 CD03 DD25 EA13 FA06 FA08 FC12 5H619 AA01 BB02 BB06 PP01 PP02 PP08 PP12 5H621 AA03 BB10 GA01 HH01 PP10 5H622 AA03 CA02 CA07 CA10 CB03 PP10

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハウジングに固定されたステータコア、前
    記ステータコアに巻装された多数の相巻線からなる電機
    子巻線、前記電機子巻線が巻装されたステータコア、前
    記相巻線と鎖交する電流界磁磁界を形成する界磁巻線、
    及び、前記ステータコアに対面する周面に前記電流界磁
    磁界により界磁磁極が形成されるロータコアを含むロー
    タ側鉄心部を有する多相の界磁巻線型同期機と、 前記電機子巻線にそれぞれ異なる位相の交流相電圧を印
    加するとともに前記電機子巻線から出力される交流電力
    を整流して出力する直交双方向変換回路と、 前記交流相電圧に対して進み位相の進相電流を前記直交
    双方向変換回路から前記電機子巻線に給電して前記界磁
    巻線型同期機を発電動作させる制御回路と、 を備える車両用交流発電装置において、 前記ロータ側鉄心部は、前記電流界磁磁界の方向の磁気
    抵抗よりも前記電流界磁磁界の方向と直交する方向の磁
    気抵抗が小さい形状を有することを特徴とする車両用交
    流発電装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の車両用交流発電装置にお
    いて、 前記界磁巻線は、前記ハウジングに固定されて前記ロー
    タコアにギャップを介して対面して前記ロータ側鉄心部
    の一部を構成する静止継鉄部に巻装され、 前記ロータコアは、前記相巻線と鎖交する磁石界磁磁界
    を形成する永久磁石を有することを特徴とする車両用交
    流発電装置。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の車両用交流発電装置にお
    いて、 前記ロータコアは、前記磁石が挿入される磁石収容孔を
    軸方向に有する積層電磁鋼板からなることを特徴とする
    車両用交流発電装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006158147A (ja) * 2004-12-01 2006-06-15 Denso Corp 車両用交流発電機

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