JP2002191086A - 機器制御システム、機器制御方法、および、制御プログラムを記録された記録媒体 - Google Patents

機器制御システム、機器制御方法、および、制御プログラムを記録された記録媒体

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JP2002191086A
JP2002191086A JP2000386496A JP2000386496A JP2002191086A JP 2002191086 A JP2002191086 A JP 2002191086A JP 2000386496 A JP2000386496 A JP 2000386496A JP 2000386496 A JP2000386496 A JP 2000386496A JP 2002191086 A JP2002191086 A JP 2002191086A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワークに接続された複数の機器制御装
置間で、制御情報についての連携を図る。 【解決手段】 中継装置210は、ネットワークを介し
て、機器制御装置B201〜203と接続される。中継
装置210から機器制御装置201に、機器220,2
30の制御情報が提示される()。機器制御装置20
1において、制御情報の入力()および送信()が
なされると、プロトコルの変換後()、機器220の
制御がなされる()。この後、中継装置210は、機
器220の制御結果の情報を収集し()、当該情報
を、ネットワーク上の制御に直接関係していない機器制
御装置B203に通知する()。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機器制御システ
ム、機器制御方法、および、制御プログラムを記録され
た記録媒体に関し、特に、所定の機器を制御するための
装置がネットワークに複数接続されている場合に前記所
定の機器を制御するための、機器制御システム、機器制
御方法、および、制御プログラムを記録された記録媒体
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、特開平10−161880号
公報や特開2000−125370号公報等に、グロー
バルネットワークを介して、ローカルネットワークに接
続されている機器を、機器を制御するための装置(以
下、機器制御装置と言う)であるリモートコントローラ
を用いて制御する遠隔制御システムが開示されている。
【0003】具体的には、特開平10−161880号
公報に開示された技術には、次のA〜Cの特徴がある。
【0004】A.グローバルネットーワークに接続され
たリモートコントローラとグローバルネットワークとロ
ーカルネットワークの間に存在するローカルコントロー
ラが備えられる点。
【0005】B.リモートコントローラおよびローカル
コントローラに制御プログラムがインストール可能であ
り、制御プログラムのバージョンアップも可能である
点。
【0006】C.リモートコントローラは、ローカルコ
ントローラにメッセージを送信することにより、ローカ
ルネットワークに接続された機器の制御を実行する点。
【0007】また、特開2000−125370号公報
に開示された技術には、次のa〜dの特徴がある。
【0008】a.ネットワークに接続された複数のゲー
トウェイ装置が存在する点。 b.各機器が、ゲートウェイ装置に接続されている点。
【0009】c.リモートコントローラはゲートウェイ
装置と通信可能な点。 d.ゲートウェイ装置はネットワークを介して通信する
ことにより、或るゲートウェイ装置に接続された機器の
制御を行なう点。
【0010】上記した技術では、ネットワークに接続さ
れたリモートコントローラからネットワークの他所に存
在する機器を制御することができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術では、ネットワークに接続されたリモートコントロー
ラが複数存在する場合でも、リモートコントロール間で
は、情報の連携がなされていなかった。したがって、各
リモートコントローラによって、重複した制御がなされ
る場合がある。
【0012】本発明は、かかる実情に鑑み考え出された
ものであり、その目的は、ネットワークに接続された複
数の機器制御装置間で、制御情報についての連携を図る
ことのできる機器制御システム、機器制御方法、およ
び、制御プログラムを記録された記録媒体を提供するこ
とである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の或る局面に従っ
た機器制御システムは、制御対象となる機器と、前記機
器とネットワークを介して接続され、前記機器を制御す
るための、複数の機器制御装置と、前記ネットワークに
接続された中継装置とを含み、前記中継装置は、或る前
記機器制御装置から入力された情報に応じて、前記機器
に、当該機器を制御する制御情報を送信する、制御情報
送信部と、前記機器が前記制御情報に応じて制御された
か否かの結果についての情報を収集する、結果情報収集
部と、前記制御情報に応じて前記機器が制御されたか否
かの結果の情報を、他の前記機器制御装置に送信する、
結果情報送信部とを備えることを特徴とする。
【0014】本発明のある局面に従うと、或る機器制御
装置から送信された情報に基づいてなされた機器の制御
の結果を、他の機器制御装置においても認識できる。
【0015】これにより、或る機器を制御できる複数の
機器制御装置の間で、当該或る機器の制御に関する情報
を連携させることができる。このため、複数の機器制御
装置によって、重複した、または、機器の制御に関して
支障をきたすような複数の制御がなされることを回避で
きる。
【0016】また、本発明の機器制御システムでは、前
記機器が、前記中継装置を備えることが好ましい。
【0017】また、本発明の機器制御システムでは、前
記機器制御装置が、前記中継装置を備えることが好まし
い。
【0018】また、本発明の機器制御システムでは、前
記機器制御装置は、前記結果情報送信部の前記結果の情
報の送信先を指定するための指定部を備え、前記結果情
報送信部は、前記指定部によって指定された送信先にの
み、前記結果の情報を送信することが好ましい。
【0019】これにより、ユーザの所望の態様で、機器
制御装置間での情報の連携を図ることができる。
【0020】また、本発明の機器制御システムでは、前
記結果情報送信部の前記結果の情報の送信先を登録され
た登録部をさらに含み、前記結果情報送信部は、前記指
定部によって指定された送信先にのみ、前記結果の情報
を送信することが好ましい。
【0021】これにより、機器制御装置間での情報の連
携の態様に、優先順位を設けることができる。
【0022】また、本発明の機器制御システムでは、前
記登録部は、前記中継装置に備えられることが好まし
い。
【0023】また、本発明の機器制御システムでは、前
記登録部は、前記機器に備えられることが好ましい。
【0024】また、本発明の機器制御システムでは、前
記機器制御装置は、前記機器を制御することを許可され
た許可装置と、前記機器を制御することを許可されてい
ない非許可装置とを含み、前記中継装置は、前記非許可
装置から、前記機器を制御する旨の情報が入力された場
合には、前記許可装置に前記非許可装置による前記機器
の制御を許可するか否かの情報を要求し、前記許可装置
が許可する情報を送信した場合に、前記非許可装置から
送信された情報に基づいて前記機器を制御することが好
ましい。
【0025】これにより、機器の制御について予め許可
されていない機器制御装置にも、許可装置による許可を
要するという適切なプロセスを経て、機器の制御を可能
とすることができる。
【0026】また、本発明の機器制御システムでは、前
記中継装置は、前記非許可装置から、前記機器を制御す
る旨の情報が入力された場合、すべての前記許可装置
に、前記非許可装置による前記機器の制御を許可するか
否かの情報を要求することが好ましい。
【0027】また、本発明の機器制御システムでは、前
記中継装置は、すべての前記許可装置が許可する情報を
送信した場合に、前記非許可装置から送信された情報に
基づいて、前記機器を制御することが好ましい。
【0028】また、本発明の機器制御システムでは、前
記機器制御装置は、前記機器を制御することを許可され
た許可装置と、前記機器を制御することを許可されてい
ない非許可装置とを含み、前記中継装置は、前記非許可
装置から、前記機器を制御する旨の情報が入力された場
合には、前記許可装置に前記非許可装置による前記機器
の制御を許可するか否かの情報を要求し、前記許可装置
が許可する情報を送信した場合に、前記非許可装置に前
記機器を制御するための情報を送信することが好まし
い。
【0029】これにより、機器の制御について予め許可
されていない機器制御装置にも、許可装置による許可を
要するという適切なプロセスを経て、機器の制御を可能
とすることができる。
【0030】また、本発明の機器制御システムでは、前
記中継装置は、前記非許可装置から、前記機器を制御す
る旨の情報が入力された場合、すべての前記許可装置
に、前記非許可装置による前記機器の制御を許可するか
否かの情報を要求することが好ましい。
【0031】また、本発明の機器制御システムでは、前
記中継装置は、すべての前記許可装置が許可する情報を
送信した場合に、前記非許可装置に前記機器を制御する
ための情報を送信することが好ましい。
【0032】また、本発明の機器制御システムでは、前
記機器制御装置は、前記機器と前記ネットワークを介さ
ずに接続される装置をさらに含むことが好ましい。
【0033】これにより、機器制御装置を、さらに、ネ
ットワークを介さずに機器の制御を行なえる装置とも、
制御情報に関して、連携させることができる。
【0034】本発明の他の局面に従った機器制御方法
は、制御対象となる機器と、前記機器とネットワークを
介して接続されかつ前記機器を制御するための複数の機
器制御装置とを含む機器制御システムにおける機器制御
方法であって、或る前記機器制御装置の送信した情報に
応じて、前記機器に、当該機器を制御する制御情報を送
信するステップと、前記機器が前記制御情報に応じて制
御されたか否かの結果についての情報を収集するステッ
プと、前記制御情報に応じて前記機器が制御されたか否
かの結果の情報を、他の前記機器制御装置に送信するス
テップを含むことを特徴とする。
【0035】本発明の他の局面に従うと、機器制御シス
テムにおいて、或る機器制御装置から送信された情報に
基づいてなされた機器の制御の結果を、他の機器制御装
置においても認識できる。
【0036】これにより、或る機器を制御できる複数の
機器制御装置の間で、当該或る機器の制御に関する情報
を連携させることができる。このため、複数の機器制御
装置によって、重複した、または、機器の制御に関して
支障をきたすような複数の制御がなされることを回避で
きる。
【0037】本発明のさらに他の局面に従った制御プロ
グラムを記録する記録媒体は、制御対象となる機器と、
前記機器とネットワークを介して接続されかつ前記機器
を制御するための複数の機器制御装置とを含む機器制御
システムにおいて前記機器を制御するための制御プログ
ラムを記録媒体であって、コンピュータに、或る前記機
器制御装置の送信した情報に応じて、前記機器に、当該
機器を制御する制御情報を送信するステップと、前記機
器が前記制御情報に応じて制御されたか否かの結果につ
いての情報を収集するステップと、前記制御情報に応じ
て前記機器が制御されたか否かの結果の情報を、他の前
記機器制御装置に送信するステップとを実行させる制御
プログラムを記録することを特徴とする。
【0038】本発明のさらの他の局面に従うと、コンピ
ュータによる制御が実行されることにより、或る機器制
御装置から送信された情報に基づいてなされた機器の制
御の結果を、他の機器制御装置においても認識できる。
【0039】これにより、或る機器を制御できる複数の
機器制御装置の間で、当該或る機器の制御に関する情報
を連携させることができる。このため、複数の機器制御
装置によって、重複した、または、機器の制御に関して
支障をきたすような複数の制御がなされることを回避で
きる。
【0040】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0041】[第1の実施の形態]図1は、本実施の形
態の遠隔制御システムの構成を示す図である。
【0042】本実施の形態のシステムには、機器制御装
置B201〜203、中継装置210、および、機器2
20,230が含まれる。機器制御装置B201〜20
3と、中継装置210とは、グローバルネットワーク2
04を介して接続されている。グローバルネットワーク
204としては、たとえば、インターネット等の、広域
ネットワークを挙げることができる。中継装置210と
機器220,230とは、ローカルネットワーク205
を介して接続されている。ローカルネットワーク205
は、中継装置210と機器220,230とによって構
成されるような、比較的小規模なネットワークであり、
たとえば、TCP/IP(transmissioncontrol protoc
ol/internet protocol)で接続された宅内家電ネットワ
ークなどが考えられる。
【0043】機器220,230としては、たとえば、
汎用のコンピュータと汎用コンピュータからの制御を受
けるビデオデッキを接続したものや、ネットワークに直
接接続できるコンピュータ機能を有するテレビ等の家電
製品を挙げることができる。機器220,230は、そ
れぞれ、機器220,230の動作を制御するための機
器制御部221,231、および、機器管理制御装置A
223,233を備えている。機器制御部221,23
1は、機器220,230の内部に備えられるものであ
り、ローカルネットワーク205に直接接続されるもの
である。一方、機器制御装置A223,233は、ビデ
オデッキの外表面に備えられる操作ボタン群やテレビの
赤外線リモコン等の、機器220,230の外部に備え
られるものであり、ローカルネットワーク205とは直
接接続されないものである。機器制御装置A223,2
33は、機器220,230と一体的に構成される場合
もあれば、別体で構成される場合もある。
【0044】また、機器220,230には、それぞ
れ、システム内に存在する機器制御装置を管理し、か
つ、連携させる、機器制御装置管理連携部222,23
2を備えている。
【0045】本実施の形態では、機器220,230の
制御するための機器制御装置には、機器制御装置B20
1〜203と、機器制御装置223,233の二種類が
ある。機器制御装置B201〜203は、グローバルネ
ットワーク204に接続され、機器制御装置223,2
33は、機器220に直接接続されている。
【0046】中継装置210としては、たとえば、イン
ターネットに常時接続された汎用コンピュータを挙げる
ことができる。中継装置210の内部には、ネットワー
クに接続された機器を登録し、要求に応じて、登録され
た機器の情報を出力する機器管理部211、機器管理部
211に登録されている情報を外部に提示する情報提示
部213、および、グローバルネットワーク204とロ
ーカルネットワーク205の通信プロトコルを相互に変
換するプロトコル変換部212が備えられている。
【0047】図2は、中継装置210のブロック図であ
る。中継装置210は、CPU2101、ハードディス
ク2102、ROM(read only memory)2103、R
AM(random access memory)2104、表示装置21
05、操作部2106、通信部2107を含む。CPU
2101は、中継装置210の動作を全体的に制御する
ものである。ハードディスク2102は、CPU210
1の実行するプログラムを記憶するものであり、また、
各種の情報を記憶できるものであり、後述するデータベ
ース219を含む。中継装置210が汎用コンピュータ
によって構成される場合には、操作部2106は、キー
ボードおよびマウスを含む。通信部2107は、中継装
置210がグローバルネットワーク204やローカルネ
ットワーク205を介して他の装置と情報の送受信を行
なうためのものであり、たとえば、ネットワークカード
により構成される。
【0048】図3は、図1に示すシステムの構成要素
を、模式的に示す図である。また、図4は、図1の中継
装置210においてなされる処理のフローチャートであ
る。図1〜図4を参照して、本システムで行なわれる情
報の送受信の態様を説明する。なお、図3では、送受信
される情報の内容を、送受信される順序に従って〜
として示している。
【0049】まず、中継装置210は、機器制御装置B
201に対して、当該中継装置210に登録されている
内容を、グローバルネットワーク204上の機器制御装
置B201〜203に対して提示する処理を行なう(図
3では、。図4では、ステップS1。なお、以下、ス
テップを省略する。)。これにより、機器制御装置B2
01〜203において、中継装置210に登録されてい
る内容を閲覧でき、かつ、閲覧できる情報に応じて操作
を行なえるようになる。
【0050】この操作は、具体的には、以下のように行
なわれる。まず、予め、機器220,230の機器制御
装置管理連携部222,232において、携帯電話等の
機器制御装置B201〜203のブラウザ機能によって
表示および操作できる形のHTML(hypertext markup
language)文書が作成され、当該HTML文書が情報
提示部213に登録される。そして、中継装置210
は、当該HTML文書を、サーブレットプログラムが用
いて、グローバルネットワーク204を介して、機器制
御装置B201〜203に、表示させる。
【0051】次に、中継装置210は、上記のように表
示させた内容に応じて、機器制御装置B201〜203
において入力された情報を、受付ける(図4では、S
2)。つまり、このとき、機器制御装置B201〜20
3では、情報が入力され(図3では、)、当該情報が
中継装置210に対して送信される(図3では、)。
このような情報の流れは、たとえば、機器制御装置B2
01〜203において、上記したブラウザ機能を用いて
表示されるWebページのリンクをたどることにより、
ユーザ情報の入力、制御対象とする機器の種類(ビデ
オ、テレビ等)の選択、または、制御態様(予約録画、
録画開始等)の選択のための操作を行なうことにより、
実行される。
【0052】機器制御装置B201〜203から情報が
入力されると、中継装置210は、当該情報が、グロー
バルネットワーク204を介して送信されてきたもので
あるか否かを判断する(図4では、S3)。グローバル
ネットワーク204を介して送信されてきたものである
と判断すると、S4で、送信されてきた情報のプロトコ
ルを、ローカルネットワーク205において利用できる
プロトコルに変換し(図3では、)、S5に進む。一
方、S3で、グローバルネットワーク204を介して送
信されてきたものではないと判断すると、そのまま、S
5に進む。
【0053】S4で行なわれる、プロトコルの変換と
は、たとえば、Webページからの入力を元に、Jin
iクライアントプログラムが動作し、JiniのLoo
kUpプログラムを介して、ローカルネットワーク上の
機器の備えるJiniサービスプログラムを呼び出すこ
とにより、実行される。
【0054】そして、中継装置210は、S5で、機器
制御部221または231による、機器220または2
30の制御が行なわれる(図3では、)。なお、この
制御は、機器制御装置B201〜203から中継装置2
10に送信された情報に基づいて、実行される。この制
御の一例としては、S4で呼び出されたJiniサービ
スプログラムに基づいて、機器220または230の一
例であるテレビの電源が入れられる、というものを挙げ
ることができる。
【0055】なお、中継装置210は、S6で、S5で
の制御の結果(制御が成功したか失敗したか)および当
該制御の結果の送信先のそれぞれについての情報を収集
して、S7に進む(図3では、)。
【0056】次に、中継装置210は、S7で、S6で
収集した送信先についての情報に従って、機器制御装置
B201〜203に、上記した制御の結果を送信(通
知)して、S8に進む(図3では、)。なお、S7で
結果が通知される機器制御装置B201〜203とは、
グローバルネットワーク204に接続されている機器制
御装置Bであって、S2において中継装置210に対し
て情報を送信したもの以外の機器制御装置Bである。つ
まり、S7では、直接機器の制御に関与した機器制御装
置B以外のすべての機器制御装置(機器制御装置Aおよ
び機器制御装置B)に対して、機器の制御の結果が通知
される。
【0057】そして、中継装置210は、直接機器の制
御に関与した機器制御装置Bに、制御の結果を通知する
(図3では、。図4では、S10。)。
【0058】なお、本実施の形態の変形例(図5を参照
して、後述する)として、S2において情報を機器の制
御についての情報を入力した機器制御装置が、グローバ
ルネットワーク204に直接接続されていない場合(機
器制御装置A223または233である場合)を考え
る。このような場合には、中継装置210は、制御情報
が、グローバルネットワーク204を介して入力されて
いないとして(S8でNoと判断し)、制御結果につい
ての情報のプロトコルの変換を変換してから(図4で
は、S9。図3では、。)、制御の結果を通知する
(S10)。
【0059】機器制御装置に対して、中継装置210が
制御の結果を通知する態様としては、S2で機器を制御
するためのリンクをたどった先で表示されるWebペー
ジをS9で作成したHTML文で記述されたWebペー
ジにすることを挙げることができる。
【0060】次に、図5を参照して、本実施の形態の変
形例について説明する。この変形例では、機器220,
230の制御が、グローバルネットワーク204を介し
て行なわれるのではなく、機器制御装置A223,23
3から、機器220,230に対して、直接、つまり、
ネットワークを介さずに、行なわれる。
【0061】具体的には、まず、機器制御装置A22
3,233に対して機器220,230を制御するため
の情報を入力する操作がなされる(図5)。
【0062】これに応じて、機器220,230の制御
が実行される(図5)。機器220,230の制御が
実行された旨が、中継装置210に対して送信される
(図5)。
【0063】そして、中継装置210は、制御が成功し
たか否かについての情報を収集する(図5)。
【0064】そして、中継装置210は、収集した情報
を、制御情報が入力された機器制御装置A223または
233以外の機器制御装置に通知する(図5)。な
お、中継装置210は、グローバルネットワーク204
を介して通知する場合は、情報のプロトコル変換が行な
う。
【0065】そして、中継装置210は、制御情報が入
力された機器情報装置Aに対して、結果情報を通知し
て、処理を終了する(図5)。
【0066】[第2の実施の形態]図6は、本発明の第
2の実施の形態であるシステムを示す図である。
【0067】上記した第1の実施の形態では、機器制御
装置B201において最初に表示される情報(図3にお
けるの処理時に表示される情報)は、機器220,2
30の機器制御装置管理連携部222,232において
作成され、中継装置210の情報提示部213に登録さ
れていた。
【0068】一方、本実施の形態では、機器220,2
30が機器制御装置管理連携部222,232を備える
代わりに、中継装置210が、機器制御装置管理連携部
214を備えている。
【0069】基本的に、本実施の形態のシステムでは、
第1の実施の形態で説明したシステムと同様の情報の送
受信がなされる。ただし、機器制御装置B201におい
て最初に表示される情報(図3におけるの処理時に表
示される情報)は、中継装置210の機器制御装置管理
連携部214において作成され、中継装置210の情報
提示部213に登録される。
【0070】[第3の実施の形態]図7は、本発明の第
3の実施の形態のシステムの構成要素を模式的に示す図
である。また、図8は、本実施の形態の中継装置210
の実行する処理のフローチャートである。
【0071】なお、本実施の形態のシステムを構成する
要素は、第1の実施の形態のシステムを構成する要素と
同様である。したがって、同じ要素には、同じ符号を付
し、第1の実施の形態における動作との相違点のみを説
明する。
【0072】図7に示すシステムでは、中継装置210
から機器制御装置B201へ、情報提示部213に登録
されている情報を表示する(図7では、。図8では、
S11。)。
【0073】これに応じて、機器制御装置B201で
は、機器220を制御するための情報の入力が行なわ
れ、かつ、当該情報が、中継装置210へ、送信され
る。これは、図3では、およびに相当する。なお、
本実施の形態では、このとき、さらに、機器制御装置B
201において、機器220への制御の結果を送信する
際の通知先を指定する情報(通知先指定情報)が入力さ
れ、中継装置210へ送信される(図7では、,
)。そして、これに応じて、中継装置210では、機
器制御情報に加え、通信先指定情報の受付け処理がなさ
れる(図8では、S12)。
【0074】この後、第1の実施の形態と同様に、中継
装置210では、プロトコルの変換(図3および図7に
おける、図8ではS13〜S14)、機器220への
制御内容の送信(図3および図7における、図8では
S15)、そして、機器220における制御結果につい
ての情報の収集(図3および図7における、図8では
S16)が行なわれる。
【0075】そして、本実施の形態では、中継装置21
0は、収集した制御結果についての情報を、機器制御装
置B201から入力されS12で受付けた指定通知先に
のみ送信する(図7では、図8ではS17)。なお、
図7では、指定通知先は、機器制御装置B203となっ
ている。
【0076】そして、中継装置210は、制御情報を送
信してきた機器制御装置B201に対して、収集した制
御結果についての情報を、必要に応じてプロトコルの変
換を行なった後で送信し(図7では,、図8ではS
18〜S20)、処理を終了する。
【0077】以上説明した本実施の形態では、機器の制
御結果は、制御情報を送信する機器制御装置Bによって
指定された通知先にのみ、通知される。
【0078】[第4の実施の形態]図9は、本発明の第
4の実施の形態のシステムの構成要素を模式的に示す図
である。本実施の形態のシステムを構成する要素は、第
1の実施の形態のシステムを構成する要素と同様であ
る。したがって、同じ要素には、同じ符号を付し、第1
の実施の形態における動作との相違点のみを説明する。
【0079】本実施の形態では、第1の実施の形態と同
様に、中継装置210では、機器制御装置B201への
制御情報の提示(図3および図9における)、機器制
御装置B201からの制御情報の入力の受付け(図3お
よび図9における,)、プロトコルの変換(図3お
よび図9における)、機器220または230への制
御内容の送信(図3および図9における)、そして、
機器220または230における制御結果についての情
報の収集(図3および図9における)が行なわれる。
【0080】なお、本実施の形態の中継装置210は、
データベース219を備えている。データベース219
には、機器220,230と、それぞれに制御がなされ
た際の制御結果を通知すべき機器制御装置B201〜2
03とが、関連付けられて、記憶されている。具体的に
は、データベース219には、機器220の制御結果が
通知される機器制御装置Bとして、機器制御装置B20
1,202が挙げられている。また、データベース21
9には、機器230の制御結果が通知される機器制御装
置Bとして、機器制御装置B202が挙げられている。
【0081】そして、本実施の形態では、中継装置21
0は、制御結果についての情報を通知する(図9の
)。なお、このときの情報の通知先は、データベース
219の記憶内容に従う。つまり、機器220に対して
制御が行なわれた場合の制御結果は、機器制御装置B2
01,202に通知される。また、機器230に対して
制御が行なわれた場合の制御結果は、機器制御装置B2
01,202に通知される。
【0082】そして、この後、制御結果の情報が、必要
に応じて、プロトコルの変換がなされた後、制御情報を
出力した機器制御装置B201に対して通知される(図
9の,)。
【0083】以上説明した本実施の形態では、機器の制
御結果は、中継装置210に記憶された情報によって指
定された通知先にのみ、通知される。
【0084】[第5の実施の形態]図10は、本発明の
第5の実施の形態のシステムの構成要素を模式的に示す
図である。本実施の形態のシステムを構成する要素は、
第4の実施の形態のシステムを構成する要素と同様であ
る。したがって、同じ要素には、同じ符号を付し、第4
の実施の形態における動作との相違点のみを説明する。
【0085】本実施の形態では、機器220,230
に、それぞれ、データベース229,239が備えられ
ている。そして、データベース229,239には、そ
れぞれ、当該機器の制御が行なわれた際に、制御結果を
通知する機器制御装置Bが登録されている。具体的に
は、データベース229には、機器制御装置B201お
よび202が登録され、データベース239には、機器
制御装置B202が登録されている。これにより、機器
220における制御結果は、機器制御装置B201およ
び202に通知され、機器230における制御結果は、
機器制御装置B202に通知される。
【0086】つまり、本実施の形態のシステムでは、第
4の実施の形態において、中継装置210のデータベー
ス219に登録されていた制御結果の通知先が、機器2
20,230に備えられるデータベース229,239
に変更されていることになる。
【0087】[第6の実施の形態]図11は、本発明の
第6の実施の形態のシステムの構成要素を模式的に示す
図である。本実施の形態のシステムを構成する要素は、
第4の実施の形態のシステムを構成する要素と同様であ
る。したがって、同じ要素には、同じ符号を付し、第4
の実施の形態における動作との相違点のみを説明する。
【0088】本実施の形態では、機器制御装置B201
は、中継装置210から制御情報を送信されたこと(図
9および図11の)に応じて、制御情報を入力され
(図9および図11の)、当該情報を、中継装置21
0に送信する(図9および図11の)。
【0089】なお、本実施の形態では、機器制御装置B
201は、制御情報とともに、制御結果の通知先を指定
する情報(通知先指定情報)を入力され、(図11の
)、当該情報も、制御情報と合わせて、中継装置21
0に送信する(図11の)。
【0090】また、本実施の形態でも、中継装置210
は、機器と、機器の制御結果の通知先とを関連付けるデ
ータベース219を備えている。そして、中継装置21
0は、データベース219に登録された通知先と、制御
情報とともに送信されてきた通知先指定情報とに基づい
て、制御結果の通知先を決定する。具体的には、制御結
果の通知先を、データベース219に登録されるか、ま
たは、通知先指定情報により指定されている通知先とす
ることが考えられる。または、データベース219に登
録され、かつ、通知先指定情報により指定されている通
知先を、制御結果の通知先とすることも考えられる。
【0091】つまり、本実施の形態のシステムでは、制
御情報を入力され送信する機器制御装置B201が中継
装置210に送信する通知先指定情報と、中継装置21
0のデータベース219に登録されている情報とから、
機器の制御結果の通知先が決定される。
【0092】[第7の実施の形態]図12は、本発明の
第7の実施の形態のシステムの構成要素を模式的に示す
図である。また、図13は、本実施の形態の中継装置2
10の実行する処理のフローチャートである。
【0093】なお、本実施の形態のシステムを構成する
要素は、第1の実施の形態のシステムを構成する要素と
同様である。したがって、同じ要素には、同じ符号を付
し、第1の実施の形態における動作との相違点のみを説
明する。
【0094】図12に示すシステムでは、まず、中継装
置210から機器制御装置B201に対して、制御情報
が提示される(図12では、。図13では、S2
1。)。
【0095】なお、本実施の形態のシステムでは、機器
制御装置B201〜203の中で、機器220,230
を制御する権限を与えられているものと与えられていな
いものが存在する。具体的には、機器制御装置B201
には、上記の権限は与えられていないが、機器制御装置
B202には、上記の権限が与えられている。
【0096】上記の権限を与えられていない機器制御装
置B201は、与えられている機器制御装置B202か
ら許可を受けることにより、機器220,230の制御
を行なうことができる。
【0097】つまり、制御情報が提示されたことに応じ
て、機器制御装置B201では、制御情報の代わりに、
制御を依頼する情報である制御依頼情報が入力され、送
信される(図12では,)。これに応じて、中継装
置210は、制御依頼情報を受付け(図13のS2
2)、上記の権限を与えられている機器制御装置B20
2に、機器制御装置B201から制御依頼があったこと
を通知する(図12では、図13ではS23)。
【0098】そして、機器制御装置B202は、この通
知に対し、機器制御装置B201の送信した制御依頼情
報に従って機器が制御されることを許可するか否かの情
報を送信する(図12では)。そして、中継装置21
0は、許可されたと判断すると(図13のS24でYE
S判断時)、必要に応じてプロトコルの変換を行なった
後、機器230の制御を行なう(図12では、図13
ではS25,S26)。
【0099】その後、中継装置210は、制御結果を収
集し(図13ではS27)、制御依頼情報を送信してき
た機器制御装置B201に対して、収集した制御結果に
ついての情報を、必要に応じてプロトコルの変換を行な
った後で送信し(図13では、S28〜S29)、処理
を終了する。
【0100】以上説明した本実施の形態では、機器制御
装置Bの中で、機器の制御権限が与えられたものと、与
えられていないものが存在する。そして、制御権限が与
えられていない機器制御装置Bから制御依頼情報が送信
された場合、制御権限を与えられている機器制御装置B
によって許可された場合のみ、機器の制御が実行され
る。
【0101】[第8の実施の形態]図14は、本発明の
第8の実施の形態のシステムの構成要素を模式的に示す
図である。本実施の形態のシステムを構成する要素は、
第7の実施の形態のシステムを構成する要素と同様であ
る。したがって、同じ要素には、同じ符号を付し、第4
の実施の形態における動作との相違点のみを説明する。
【0102】本実施の形態のシステムでは、機器制御装
置B201,202は、機器220,230の制御権限
を与えられ、機器制御装置B203は、与えられていな
い。
【0103】そして、制御権限が与えられていない機器
制御装置B203が、制御情報を提示されたこと(図1
4の)に応じて、制御依頼情報を入力され(図14の
)、中継装置210に送信した(図14の)場合、
中継装置210は、制御権限を与えられている、すべて
の機器制御装置B(機器制御装置B201,202)に
対して、機器制御装置B203から制御依頼情報が送信
されたことを通知する(図14の)。
【0104】そして、中継装置210は、機器制御装置
B201,202の少なくとも一方から、制御を許可す
る情報が送信されれば(図14の)、機器220の制
御が行なわれる。
【0105】また、図15に示すように、制御権限が与
えられていない機器制御装置B203において、制御依
頼情報が入力され(図15の)、中継装置210に送
信された(図15の)場合、中継装置210は、制御
権限を与えられているすべての機器制御装置B(機器制
御装置B201,202)に対して、機器制御装置B2
03から制御依頼情報が送信されたことを通知し(図1
5の)、これらのすべてから、許可する情報を通知さ
れること(図15の)を条件として、機器220の制
御を行なってもよい。
【0106】[第9の実施の形態]図16は、本発明の
第9の実施の形態のシステムの構成要素を模式的に示す
図である。また、図17は、本実施の形態の中継装置2
10の実行する処理のフローチャートである。
【0107】なお、本実施の形態のシステムを構成する
要素は、第1の実施の形態のシステムを構成する要素と
同様である。したがって、同じ要素には、同じ符号を付
し、第1の実施の形態における動作との相違点のみを説
明する。
【0108】図16に示すシステムでは、まず、中継装
置210から機器制御装置B201に対して、制御情報
が提示される(図16では、図17ではS31)。
【0109】なお、本実施の形態のシステムでは、機器
制御装置B201〜203の中で、機器220,230
を制御する権限を与えられているものと与えられていな
いものが存在する。具体的には、機器制御装置B201
には、上記の権限は与えられていないが、機器制御装置
B202には、上記の権限が与えられている。
【0110】上記の権限を与えられていない機器制御装
置B201は、与えられている機器制御装置B202か
ら許可を受け、中継装置210から制御権限情報を送信
されることにより、機器220,230の制御を行なう
ことができる。制御権限情報とは、たとえば、機器22
0,230の一時的なユーザIDとパスワードの組が考
えられる。
【0111】制御情報が提示されたことに応じて、機器
制御装置B201では、制御情報の代わりに、制御を依
頼する情報である制御依頼情報が入力され、送信される
(図16では,)。これに応じて、中継装置210
は、制御依頼情報を受付け(図17のS32)、上記の
権限を与えられている機器制御装置B202に、機器制
御装置B201から制御依頼があったことを通知する
(図16では、図17ではS33)。
【0112】そして、機器制御装置B202は、この通
知に対し、機器制御装置B201の送信した制御依頼情
報に従って機器が制御されることを許可するか否かの情
報を送信する(図16では)。そして、中継装置21
0は、許可されたか否かを判定し(図16では、図1
7ではS34)、判定結果と制御権限情報(許可された
場合のみ)とを、機器制御装置B201に送信する(図
16では、図17ではS35)。
【0113】これに応じて、機器制御装置B201で
は、機器230の制御情報が入力され(図16の)、
制御権限情報とともに送信される(図16の)。
【0114】そして、中継装置210は、機器制御装置
B201から制御権限情報が送信されてきたか否かを判
断し、送信されてきたと判断すると(図17のS36で
YES判断時)、機器制御情報の入力を受付け(S3
7)、適宜プロトコルを変換し(S38)、機器230
に対して制御を行なう(S39)。
【0115】その後、中継装置210は、制御結果を収
集し(図S40)、制御依頼情報および制御情報を送信
してきた機器制御装置B201に対して、収集した制御
結果についての情報を、必要に応じてプロトコルの変換
を行なった後で送信し(S41〜S42)、処理を終了
する。
【0116】以上説明した本実施の形態では、機器制御
装置Bの中で、機器の制御権限が与えられたものと、与
えられていないものが存在する。そして、制御権限が与
えられていない機器制御装置Bから制御依頼情報が送信
された場合、制御権限を与えられている機器制御装置B
によって許可された場合に、制御権限が与えられていな
い機器制御装置Bに対して、制御権限情報が与えられ
る。これにより、一時的に、制御権限が与えられていな
い機器制御装置Bにも、機器の制御が許可されることに
なる。
【0117】なお、図18に示すように、制御権限を与
えられていない機器制御装置B203から制御依頼情報
が送信された場合()、中継装置210は、制御権限
の与えられているすべての機器制御装置B(機器制御装
置B201,202とされる)にその旨を通知し、いず
れか一方から、許可する情報が送信されて来た場合に、
機器制御装置B203に制御権限情報を送信してもよ
い。
【0118】さらに、図19に示すように、制御権限を
与えられていない機器制御装置B203から制御依頼情
報が送信された場合()、中継装置210は、制御権
限の与えられているすべての機器制御装置B(機器制御
装置B201,202とされる)にその旨を通知し、そ
のすべてから、許可する情報が送信されて来た場合に、
機器制御装置B203に制御権限情報を送信してもよ
い。
【0119】
【発明の効果】本発明によると、或る機器制御装置から
送信された情報に基づいてなされた機器の制御の結果
を、他の機器制御装置においても認識できる。このた
め、或る機器を制御できる複数の機器制御装置の間で、
当該或る機器の制御に関する情報を連携させることがで
きる。このため、複数の機器制御装置によって、重複し
た、または、機器の制御に関して支障をきたすような複
数の制御がなされることを回避できる。
【0120】また、本発明では、機器制御装置等から指
定された送信先(通知先)にのみ、制御結果についての
情報を送信(通知)できるため、ユーザの所望の態様
で、機器制御装置間での情報の連携を図ることができ
る。
【0121】また、本発明では、予めデータベース等に
登録された送信先(通知先)にのみ、制御結果について
の情報を送信(通知)できるため、機器制御装置間で情
報を連携させる際、機器制御装置間で優先順位を設ける
ことができる。
【0122】また、本発明では、機器を制御することを
許可されていない機器制御装置から機器を制御する旨の
情報が入力された場合には、機器の制御を許可された機
器制御装置によって許可されることを条件として、当該
許可されていない機器制御装置から送信された情報に基
づいた機器の制御を実行できる。このため、機器の制御
について予め許可されていない機器制御装置にも、許可
装置による許可を要するという適切なプロセスを経て、
機器の制御を可能とすることができる。
【0123】また、本発明では、機器制御装置は、機器
と、ネットワークを介して接続され得るもの(機器制御
装置B)の他に、ネットワークを介さずに接続されるも
の(機器制御装置A)も含むことができる。このため、
ネットワークを介して機器を制御できる装置と、ネット
ワークを介さずに機器を制御できる装置が、互いに、制
御情報に関して連携されることになる。
【0124】今回開示された各実施の形態はすべての点
で例示であって制限的なものではないと考えられるべき
である。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請
求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味
および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図さ
れる。
【0125】また、以上説明された各実施の形態におい
て開示された技術は、単独で適用されても良いし、複合
されて適用されてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態であるシステムを
示す図である。
【図2】 図1の中継装置のブロック図である。
【図3】 図1のシステムの構成要素および情報の流れ
を、模式的に示す図である。
【図4】 図1の中継装置においてなされる処理のフロ
ーチャートである。
【図5】 図1のシステムの変形例についての、構成要
素および情報の流れを模式的に示す図である。
【図6】 本発明の第2の実施の形態であるシステムを
示す図である。
【図7】 本発明の第3の実施の形態であるシステムを
示す図である。
【図8】 図7の中継装置の実行する処理のフローチャ
ートである。
【図9】 本発明の第4の実施の形態であるシステムを
示す図である。
【図10】 本発明の第5の実施の形態であるシステム
を示す図である。
【図11】 本発明の第6の実施の形態であるシステム
を示す図である。
【図12】 本発明の第7の実施の形態であるシステム
を示す図である。
【図13】 図12の中継装置の実行する処理のフロー
チャートである。
【図14】 本発明の第8の実施の形態であるシステム
を示す図である。
【図15】 図14の変形例のシステムを示す図であ
る。
【図16】 本発明の第9の実施の形態であるシステム
を示す図である。
【図17】 図16の中継装置の実行する処理のフロー
チャートである。
【図18】 図16の変形例のシステムを示す図であ
る。
【図19】 図16の別の変形例のシステムを示す図で
ある。
【符号の説明】
201,202,203 機器制御装置B、204 グ
ローバルネットワーク、205 ローカルネットワー
ク、210 中継装置、220,230 機器、21
4,221,231 機器制御部、222,232 機
器制御装置管理連携部、223,233 機器制御装置
A。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 9/00 311 H04Q 9/00 311J H04L 12/28 100 H04L 12/28 100H H04M 11/00 301 H04M 11/00 301 (72)発明者 戸田 浩義 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 5K033 BA08 DA06 DB12 DB18 EA07 5K048 AA15 BA01 BA13 DA03 DC01 EB02 EB12 FC01 HA03 5K101 KK11 LL02 MM07 NN18 NN21 PP03

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御対象となる機器と、 前記機器とネットワークを介して接続され、前記機器を
    制御するための、複数の機器制御装置と、 前記ネットワークに接続された中継装置とを含み、 前記中継装置は、 或る前記機器制御装置から入力された情報に応じて、前
    記機器に、当該機器を制御する制御情報を送信する、制
    御情報送信部と、 前記機器が前記制御情報に応じて制御されたか否かの結
    果についての情報を収集する、結果情報収集部と、 前記制御情報に応じて前記機器が制御されたか否かの結
    果の情報を、他の前記機器制御装置に送信する、結果情
    報送信部とを備える、機器制御システム。
  2. 【請求項2】 前記機器は、前記中継装置を備える、請
    求項1に記載の機器制御システム。
  3. 【請求項3】 前記機器制御装置は、前記中継装置を備
    える、請求項1に記載の機器制御システム。
  4. 【請求項4】 前記機器制御装置は、前記結果情報送信
    部の前記結果の情報の送信先を指定するための指定部を
    備え、 前記結果情報送信部は、前記指定部によって指定された
    送信先にのみ、前記結果の情報を送信する、請求項1〜
    請求項3のいずれか1項に記載の機器制御システム。
  5. 【請求項5】 前記結果情報送信部の前記結果の情報の
    送信先を登録された登録部をさらに含み、 前記結果情報送信部は、前記指定部によって指定された
    送信先にのみ、前記結果の情報を送信する、請求項1〜
    請求項3のいずれか1項に記載の機器制御システム。
  6. 【請求項6】 前記登録部は、前記中継装置に備えられ
    る、請求項5に記載の機器制御システム。
  7. 【請求項7】 前記登録部は、前記機器に備えられる、
    請求項5に記載の機器制御システム。
  8. 【請求項8】 前記機器制御装置は、前記機器を制御す
    ることを許可された許可装置と、前記機器を制御するこ
    とを許可されていない非許可装置とを含み、 前記中継装置は、前記非許可装置から、前記機器を制御
    する旨の情報が入力された場合には、前記許可装置に前
    記非許可装置による前記機器の制御を許可するか否かの
    情報を要求し、前記許可装置が許可する情報を送信した
    場合に、前記非許可装置から送信された情報に基づいて
    前記機器を制御する、請求項1〜請求項7のいずれか1
    項に記載の機器制御システム。
  9. 【請求項9】 前記中継装置は、前記非許可装置から、
    前記機器を制御する旨の情報が入力された場合、すべて
    の前記許可装置に、前記非許可装置による前記機器の制
    御を許可するか否かの情報を要求する、請求項8に記載
    の機器制御システム。
  10. 【請求項10】 前記中継装置は、すべての前記許可装
    置が許可する情報を送信した場合に、前記非許可装置か
    ら送信された情報に基づいて、前記機器を制御する、請
    求項9に記載の機器制御システム。
  11. 【請求項11】 前記機器制御装置は、前記機器を制御
    することを許可された許可装置と、前記機器を制御する
    ことを許可されていない非許可装置とを含み、 前記中継装置は、前記非許可装置から、前記機器を制御
    する旨の情報が入力された場合には、前記許可装置に前
    記非許可装置による前記機器の制御を許可するか否かの
    情報を要求し、前記許可装置が許可する情報を送信した
    場合に、前記非許可装置に前記機器を制御するための情
    報を送信する、請求項1〜請求項7のいずれか1項に記
    載の機器制御システム。
  12. 【請求項12】 前記中継装置は、前記非許可装置か
    ら、前記機器を制御する旨の情報が入力された場合、す
    べての前記許可装置に、前記非許可装置による前記機器
    の制御を許可するか否かの情報を要求する、請求項11
    に記載の機器制御システム。
  13. 【請求項13】 前記中継装置は、すべての前記許可装
    置が許可する情報を送信した場合に、前記非許可装置に
    前記機器を制御するための情報を送信する、請求項12
    に記載の機器制御システム。
  14. 【請求項14】 前記機器制御装置は、前記機器と前記
    ネットワークを介さずに接続される装置をさらに含む、
    請求項1〜請求項13のいずれか1項に記載の機器制御
    システム。
  15. 【請求項15】 制御対象となる機器と、前記機器とネ
    ットワークを介して接続されかつ前記機器を制御するた
    めの複数の機器制御装置とを含む機器制御システムにお
    ける機器制御方法であって、 或る前記機器制御装置の送信した情報に応じて、前記機
    器に、当該機器を制御する制御情報を送信するステップ
    と、 前記機器が前記制御情報に応じて制御されたか否かの結
    果についての情報を収集するステップと、 前記制御情報に応じて前記機器が制御されたか否かの結
    果の情報を、他の前記機器制御装置に送信するステップ
    を含む、機器制御方法。
  16. 【請求項16】 制御対象となる機器と、前記機器とネ
    ットワークを介して接続されかつ前記機器を制御するた
    めの複数の機器制御装置とを含む機器制御システムにお
    いて前記機器を制御するための制御プログラムを記録媒
    体であって、コンピュータに、 或る前記機器制御装置の送信した情報に応じて、前記機
    器に、当該機器を制御する制御情報を送信するステップ
    と、 前記機器が前記制御情報に応じて制御されたか否かの結
    果についての情報を収集するステップと、 前記制御情報に応じて前記機器が制御されたか否かの結
    果の情報を、他の前記機器制御装置に送信するステップ
    とを実行させる制御プログラムを記録する、記録媒体。
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