JP2002191017A - 画像データ記録方法 - Google Patents

画像データ記録方法

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JP2002191017A
JP2002191017A JP2000390325A JP2000390325A JP2002191017A JP 2002191017 A JP2002191017 A JP 2002191017A JP 2000390325 A JP2000390325 A JP 2000390325A JP 2000390325 A JP2000390325 A JP 2000390325A JP 2002191017 A JP2002191017 A JP 2002191017A
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JP2000390325A
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Atsushi Kato
篤志 嘉藤
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Fujitsu General Ltd
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Fujitsu General Ltd
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  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 比較的少ない容量の記録媒体を使用する場合
であっても、長時間の画像記録を可能にする。 【解決手段】 第１書込フェイズにおいて記録媒体の画
像記録用の全領域に記録を行い、第２書込フェイズにお
いて第１書込フェイズの全フレーム数がほぼ1/2に間引
かれるよう上書きによる記録を行い、第３書込フェイズ
において第１書込フェイズの全フレーム数がほぼ1/4に
間引かれ且つ第２書込フェイズの全フレーム数がほぼ1/
2に間引かれるよう上書きによる記録を行い、以降書込
フェイズが増加する毎に同様な上書きを繰り返して、以
前の各書込フェイズの各々の全フレーム数が書込フェイ
ズの増加毎にほぼ1/2ずつ間引かれるよう上書きによる
記録を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、監視画像等をディ
ジタル記録する画像データ記録方法に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】現在、コンビニエンスストアの店内、銀
行の現金自動預け払い装置の周囲、その他の監視対象領
域を撮像した監視画像を長時間ディジタル記録する方法
として次ようなのものがある。
【０００３】第１のものは、記録媒体の交換により長時
間記録を実現するもので、主にＭＯやＤＶＤなどの記録
媒体を使用し、残容量がなくなった時点で新しい記録媒
体に交換して記録を続行し、或いは一次記憶媒体として
ハードディスク等を使用し、一定量の記録毎にバックア
ップをＭＯ等で行い保管する方法である。ところが、こ
の方法は一定時間毎に記録媒体を交換する手間がかか
り、また交換を自動化できても装置規模や価格が大きく
なる問題がある。
【０００４】第２のものは、大容量記録媒体の搭載によ
り長時間記録を実現するもので、大容量のハードディス
ク等を使用する方法である。しかし、この場合は機器が
高価になるという問題がある。
【０００５】第３のものは、小〜中容量記録媒体への短
時間記録を実現するもので、機器コストを抑えるために
記録媒体の容量を小さくし、残容量がなくなった時点か
ら古い画像データを上書きにより消去し、新しい画像デ
ータを記録していくものである。しかし、この方法では
一定時間より以前の画像は消去されて再生させることが
できないという問題がある。
【０００６】第４のものは、小〜中容量記録媒体への間
欠・イベント記録を実現するもので、機器のコストを抑
えるために記録媒体の容量を小さくし、その分だけ画像
の記録間隔を長くしたり、センサ等が感知したときのみ
所定時間だけ記録するなどして、擬似的な長時間記録を
行うものである。しかし、この方法では記録間隔を長く
すると必要な瞬間の画像が参照できなくなる可能性が高
くなり、また常時人がいる場所ではセンサ検知による画
像記録は適用できない。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、監視対
象領域を撮像した画像を長時間ディジタル記録する要望
に対して、従来の方法では充分な対応ができなかった。
【０００８】本発明の目的は、小〜中容量の記録媒体を
使用したときでも、記録媒体の交換や記録間隔を長くす
るなどの必要なくして、長時間記録ができるようにした
画像データ記録方法を提供することである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の第１の発明は、画像データを記録媒体にフレーム単位
で記録する方法であって、第１書込フェイズにおいて前
記記録媒体の画像記録用の全領域に記録を行い、前記第
１書込フェイズに続く第２書込フェイズにおいて、前記
第１書込フェイズの全フレーム数がほぼ1/2に間引かれ
るよう上書きによる記録を行い、前記第２書込フェイズ
に続く第３書込フェイズにおいて、前記第１書込フェイ
ズの全フレーム数がほぼ1/4に間引かれ且つ前記第２書
込フェイズの全フレーム数がほぼ1/2に間引かれるよう
上書きによる記録を行い、以降書込フェイズが増加する
毎に同様な上書きを繰り返して、以前の各書込フェイズ
の各々の全フレーム数が書込フェイズの増加毎にほぼ1/
2ずつ間引かれるよう上書きによる記録を行うよう構成
した。
【００１０】第２の発明は、画像データを記録媒体にフ
レーム単位で記録する方法であって、第１書込フェイズ
において前記記録媒体の画像記録用の全領域に記録を行
い、且つ動き検出されたフレームにフラグを立て、前記
第１書込フェイズに続く第２書込フェイズにおいて、前
記第１書込フェイズで書き込まれたフレームの内の前記
フラグの立っていないフレームに上書きによる記録を行
い、且つ動き検出されたフレームにはフラグを立て、以
降書込フェイズが増加する毎に同様な上書きを繰り返す
よう構成した。
【００１１】第３の発明は、第２の発明において、所定
の書込フェイズでの記録が完了したとき、それまでの各
書込フェイズでの全フレーム数に対する全フラグ数の比
を算出し、該比が1/2以下のときは請求項２に記載の記
録方法を続行し、該比が1/2を超えるときは連続してフ
ラグが立っているフレーム部分についてほぼ１フレーム
置きにフラグを降ろして前記比が1/2以下になるよう調
整するよう構成した。
【００１２】第４の発明は、第１乃至第３の発明のいず
れか１つにおいて、前記書込フェイズが所定回数に達し
たとき、次回の書込フェイズにおいて前記記録媒体の画
像記録用の全領域に上書きで記録を行うよう構成した。
【００１３】第５の発明は、第１乃至第３の発明のいず
れか１つにおいて、前記フレームをフィールドに置換し
て構成した。
【００１４】
【発明の実施の形態】［第１の実施の形態］図１は本発
明の第１の実施の形態の記録方法の説明図である。本実
施形態では、監視画像の１回目（第１書込フェイズ）の
記録では記録媒体の画像記録領域が満杯になるまで通常
通りの記録を行う。図１の(a)は第１書込フェイズの記
録内容を表した図で、記録媒体を時間軸方向に伸ばして
表したものである。１はフレーム、２は記録媒体の画像
記録領域全体（容量）を示す。ここでは、Ａ１，Ａ２，
・・・の時間順序で１フレーム毎に画像データＡが記録
されていく。
【００１５】次に、画像記録領域の全部に書き込みが行
われたら、第１書込フェイズの記録データＡの全フレー
ムに対して１つ置きに上書きにより２回目（第２書込フ
ェイズ）の画像データＢを記録する。図１の(b)はこれ
を表した図で、Ｂ１，Ｂ２，・・・が第２書込フェイズ
の画像データＢのフレームである。この結果、第１書込
フェイズの画像データＡの全フレーム数は1/2に間引か
れる。
【００１６】次に第２書込フェイズの画像データＢにつ
いても画像記録領域の最終までその書き込み行われた
ら、第１書込フェイズの画像データＡの全フレーム数が
更に1/2（初回からでは1/4）に、第２書込フェイズの画
像データＢの全フレーム数が1/2になるように、３回目
（第３書込フェイズ）の画像データＣをＣ１，Ｃ２，・
・・のように上書きで記録する。図１(c)はこれを表し
た図である。この記録では、連続する４フレーム内に、
第１書込フェイズの画像データＡのフレームが１つ、第
２書込フェイズの画像データＢのフレームが１つ、第３
書込フェイズの画像データＣのフレームが２つ入るよう
に、行われる。
【００１７】以後、同様な上書きによる書き込みを繰り
返すことで、一定時間より前の画像データはいきなり消
失するのではなく、記録フレーム間隔が段々と長くなる
形で保管され、且つ新しい画像データも記録される。
【００１８】なお、以上の各書込フェイズで記録したフ
レームについては、例えばこれをハードディスクその他
の記録媒体に記録する場合には、ウインドウ９５，９
８，２０００やＭＡＣその他のＯＳを使用すると、その
読み出しは容易に行うことができる。また、画像データ
のフレームの間引きによる減少を書込フェイズが増える
毎に1/2、1/4、・・・のようにしているが、この間引き
率に限られるものではない。
【００１９】［第２の実施形態］この第２の実施形態で
は、監視領域のモーションディテクト（動き検知）の機
能と画像記録を組み合わせることにより、監視領域の画
像記録時に動きがあったとき、それを示すフラグを当該
動きのあったフレームに付加する。この場合は、第２書
込フェイズ以降の記録時に１フレーム置きに上書きする
のではなく、上記のフラグの立っていないフレームに対
して上書きを行う。これにより、監視機能に有効な部分
のフレームを消失することなく、長時間記録を行うこと
ができる。
【００２０】［第３の実施形態］上記の第２の実施形態
により記録した場合であっても、フラグの立っているフ
レームを全て残しておくと、上書きできる部分がなくな
ってくるので、この場合は下記のように行う。
【００２１】まず、予め決めた所定の書込フェイズでの
画像データ記録が記録媒体の画像記録領域の最終まで完
了したとき、それまでの各書込フェイズにおける全フラ
グ数をカウントし、各書込フェイズの全フレーム数に対
する全フラグ数の比（フラグ数／フレーム数）を得る。
【００２２】そして、その比が1/2以下であれば、次の
書込フェイズでの記録時も上記の第２の実施形態のよう
にフラグの立っていないフレームに上書きを行う。1/2
を超える場合は、２以上連続してフラグの立っているフ
レーム部分について、１フレーム置きにフラグを降ろ
し、当該書込フェイズの記録における全フレーム数に対
する全フラグ数の比が1/2以下になるよう、調整する。
これによっても上記した比が1/2以下にならない場合
は、これを繰り返す。
【００２３】以上により、フラグの立っているフレーム
に対し重み付けのある保存を行いつつ、長時間記録を行
うことができる。
【００２４】［第４の実施形態］上書きが進み、画像が
一定期間以上（所定回数の書込フェイズ以上）のものに
なってしまった場合は、次の書込フェイズの記録時に画
像記録領域に一律上書きを行い、初回に戻る。これによ
り、上書きによる記録が必要以上増えることが無くな
り、無制限に記録回数を増加させるときに比べて、記録
媒体の管理が簡単化する。
【００２５】［その他の実施形態］なお、以上では画像
データをフレーム単位で記録する場合について説明した
が、フィールド単位で記録する場合にも同様に適用する
ことができる。１フレーム期間に同一フィールドを２度
表示する方式にも適用できる。
【００２６】
【発明の効果】以上から本発明によれば、比較的少ない
容量の記録媒体を使用する場合であっても、長時間の画
像記録が可能となり、低価格での長時間記録が実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図１】 画像データの記録内容を示す図で、(a)は第
１書込フェイズ、(b)は第２書込フェイズ、(c)は第３書
込フェイズでの記録結果を示図である。
【符号の説明】
１：フレーム、２：記録媒体の画像記録領域全体（容
量） Ａ１，Ａ２，・・・：第１書込フェイズの画像データＡ
のフレーム Ｂ１，Ｂ２，・・・：第２書込フェイズの画像データＢ
のフレーム Ｃ１，Ｃ２，・・・：第３書込フェイズの画像データＣ
のフレーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 5C053 FA11 FA23 HA21 LA01 5C054 AA01 AA05 CA04 CC03 EA07 GA01 GB01 HA18 HA21 5D044 AB07 BC01 BC04 CC04 DE22 DE49 DE83 EF02 EF05 GK12 5D110 AA13 AA17 AA29 BC05 DA06 DA11 DA19

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】画像データを記録媒体にフレーム単位で記
    録する方法であって、 第１書込フェイズにおいて前記記録媒体の画像記録用の
    全領域に記録を行い、 前記第１書込フェイズに続く第２書込フェイズにおい
    て、前記第１書込フェイズの全フレーム数がほぼ1/2に
    間引かれるよう上書きによる記録を行い、 前記第２書込フェイズに続く第３書込フェイズにおい
    て、前記第１書込フェイズの全フレーム数がほぼ1/4に
    間引かれ且つ前記第２書込フェイズの全フレーム数がほ
    ぼ1/2に間引かれるよう上書きによる記録を行い、 以降書込フェイズが増加する毎に同様な上書きを繰り返
    して、以前の各書込フェイズの各々の全フレーム数が書
    込フェイズの増加毎にほぼ1/2ずつ間引かれるよう上書
    きによる記録を行う、 ことを特徴とする画像データ記録方法。
  2. 【請求項２】画像データを記録媒体にフレーム単位で記
    録する方法であって、 第１書込フェイズにおいて前記記録媒体の画像記録用の
    全領域に記録を行い、且つ動き検出されたフレームにフ
    ラグを立て、 前記第１書込フェイズに続く第２書込フェイズにおい
    て、前記第１書込フェイズで書き込まれたフレームの内
    の前記フラグの立っていないフレームに上書きによる記
    録を行い、且つ動き検出されたフレームにはフラグを立
    て、 以降書込フェイズが増加する毎に同様な上書きを繰り返
    す、 ことを特徴とする画像データ記録方法。
  3. 【請求項３】請求項２に記載の画像データ記録方法にお
    いて、 所定の書込フェイズでの記録が完了したとき、それまで
    の各書込フェイズでの全フレーム数に対する全フラグ数
    の比を算出し、 該比が1/2以下のときは請求項２に記載の記録方法を続
    行し、 該比が1/2を超えるときは連続してフラグが立っている
    フレーム部分についてほぼ１フレーム置きにフラグを降
    ろして前記比が1/2以下になるよう調整する、ことを特
    徴とする画像データ記録方法。
  4. 【請求項４】請求項１乃至３のいずれか１つにおいて、 前記書込フェイズが所定回数に達したとき、次回の書込
    フェイズにおいて前記記録媒体の画像記録用の全領域に
    上書きで記録を行う、 ことを特徴とする画像データ記録方法。
  5. 【請求項５】請求項１乃至４のいずれか１つにおいて、 前記フレームをフィールドに置換したことを特徴とする
    画像データ記録方法。
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