JP2002190893A - 複合装置 - Google Patents

複合装置

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JP2002190893A
JP2002190893A JP2000390317A JP2000390317A JP2002190893A JP 2002190893 A JP2002190893 A JP 2002190893A JP 2000390317 A JP2000390317 A JP 2000390317A JP 2000390317 A JP2000390317 A JP 2000390317A JP 2002190893 A JP2002190893 A JP 2002190893A
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Takao Otsuka
隆雄 大塚
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アクティブフィルタでは補正しきれないイン
ピーダンス不整合を補正し、高速ファクス通信を実現さ
せる複合装置を提供する。 【解決手段】 アナログG3ファクシミリ機能を有する
複合装置において、交換機側のインピーダンスを計測す
るインピーダンス計測器25と、通信トランスのインピ
ーダンスを計測されたインピーダンスに整合させる終端
切替23とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はアナログG3ファク
シミリ機能を有する複合装置に関する。
【0002】
【従来の技術】特許第2572137号公報には、アナ
ログ電話回線接続端末の用件として求められるところ
の、待機中にハイインピーダンスとすることを実現する
方式が示されている。特開平8−186657号公報に
は、アナログ電話回線インターフェースに可変の直流抵
抗回路を備えた構成が示されている。特開平11−25
2297号公報には、ファクシミリ信号の送信路、受信
路に設けられたアクティブフィルタをテスト信号により
選択する技術が示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】特許第2572137
号の方式は、待機中に高インピーダンスとし、通信中は
低インピーダンスにするという、アナログ電話回線接続
端末の用件として求められる基本的な動作を行う。即
ち、インピーダンスを、待機中と通信中で切り替えるも
のであるため、アナログ電話回線接続端末の用件を満た
すようにしただけである。
【0004】特開平8−186657号公報は、アナロ
グ電話回線インターフェースに、可変の直流抵抗回路を
具備し、交換機からの直流電流を制御したものである。
この構成においては、回線の直流抵抗による通信信号の
抵抗損失を補正することは可能であるが、交流成分の補
正には全く効果がない。電流により、インダクタを変化
させる項目もあるが、交流成分についての補正には不充
分である。また、構内交換機や簡易交換機などの設備に
接続した場合には、回線損失は擬似的にこれらの設備に
よって作られたものであり、制御された電流に対応して
も逆に劣化を及ぼすことになる。
【0005】特開平11−252297号公報は、ファ
クシミリ信号の送信路、受信路に設けられたアクティブ
フィルタ(ケーブルイコライザ)を切り替えることによ
り、回線による交流成分の劣化を補正するものである。
しかし、2線4線変換あとでのイコライジングでは、回
線、回線インターフェースのアンマッチングが大きけれ
ばフィルタ的には急激な変化特性を持つことになり、共
振など悪影響を及ぼす。また、V34ファクシミリ通信
信号などはフィルタ特性の影響を受けやすく、急激な変
化特性があると通過できず、より低速にシフトダウンし
てしまう。
【0006】本発明は、アクティブフィルタでは補正し
きれないインピーダンス不整合を補正し、高速ファクス
通信を実現させる複合装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、アナログG3ファクシミリ
機能を有する複合装置において、交換機側のインピーダ
ンスを計測するインピーダンス計測手段と、通信トラン
スのインピーダンスを計測されたインピーダンスに整合
させる終端切替手段とを備えたことを特徴とする複合装
置に関するものである。
【0008】また請求項2記載の発明は、回線ループ電
流を検出する回線電流検出手段を備え、終端切替手段に
より、ループ電流によるインピーダンス整合のずれを補
正することを特徴とする請求項1記載の複合装置に関す
るものである。
【0009】また請求項3記載の発明は、インピーダン
ス計測を定期的に行う機能を有するIO制御手段を備え
たことを特徴とする請求項1記載の複合装置に関するも
のである。
【0010】また請求項4記載の発明は、ファクシミリ
送信の通常動作を判別する機能と該動作を停止、再始動
する機能を有する制御手段を備え、制御手段は、ファク
シミリ送信時の通常動作に割り込んでインピーダンス計
測手段に計測を行わせることを特徴とする請求項1記載
の複合装置に関するものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に従って説明する。図1は本発明の実施の形態に係る複
合装置のブロック図である。複合装置全般を制御するC
PU1があり、プログラムを格納したROM2、情報蓄
積のRAM3、CPU1がデータ処理に用いるワークR
AM4がある。RAM3は1次電池でバックアップさ
れ、電源OFF時にも内容が保持される。また、複合装
置全般で使用する操作パネル5aと操作パネル制御部5
b、スキャナ6aとスキャナ制御部6b、プロッタ7a
とプロッタ制御部7bを備える。また、各種IO8aを
制御する各種IO制御部8bがある。その他のI/Oと
しては、用紙、ドア、ヒーター温度などのセンサーやモ
ーター類などがある。
【0012】また、コピーデータのファイリング機能の
ため、ファイリングに適した圧縮伸長を行う圧縮伸長制
御部9aと蓄積用大容量メモリ9bがある。ファクシミ
リデータの画像処理やfax圧縮伸長を行うfax画像
処理部10aは、SAF蓄積機能のための大容量メモリ
10bをローカルに接続している。fax通信は、アナ
ログ電話網などと接続するアナログ回線IF11aを介
して、G3faxモデム11bを装備する。装置全体
は、ACコード12からの電源供給を受け、複合装置で
使用する直流電源が直流電源供給部13で生成される。
本発明は主に、アナログ回線IF11aとCPU1によ
る制御プログラム(ROM2に格納)に特徴がある。
【0013】図2はアナログ回線IFのブロック図であ
る。電話網との接続点14aと外付電話機を従属接続す
る接続点14bを装備している。電話網との接続点直後
には、電話網からの妨害信号である、雷サージやノイズ
信号を除去する雷サージ保護15とチョークコイル16
がある。また、回線を閉結しているかどうか検出する回
線電流検出17も有する。faxオフフックリレー18
を経由して、待機時には呼出信号検出19を平行接続し
て、外付電話機側に接続する。リレーがfax側に切り
替わると回線閉結20、通信トランス21が回線と接続
し、fax信号はアナログフロントエンド22を介して
G3faxモデムと通信できる。呼出信号はIO制御部
8bのロジックで判別され、CPU1で認識することが
できる。本発明のブロックは、主に通信トランス21の
終端切替23と、接続リレー24でラインに接続するイ
ンピーダンス計測器25からなる。
【0014】以下、請求項に沿って、実施の形態を説明
していく。請求項1記載の発明を説明する。図3は終端
切替周辺の回路図、図4はインピーダンス計測器の回路
図である。終端切替23は、抵抗R1と、直列接続され
た抵抗R2とコンデンサCとの並列接続の構成とする。
抵抗、コンデンサは、ボリューム可変や複数の素子のス
イッチ切替などにより複数の特性にすることができる。
ボリューム可変ではアナログ的に微調整が可能であり、
よりマッチングが取れる。
【0015】インピーダンス計測器25は、周波数を走
査できる発振器OSC、インピーダンス整合抵抗R3、
R4と電圧計からなる。抵抗はアナログ回線網の規格に
よるが、R3=600Ω、R4=50kΩが代表的な値
である。
【0016】図5のフローに沿って動作を説明する。通
信端末規格(以下PTT)で定められた回線条件にマッ
チングした、トランスの終端(基本終端)を選択し、イ
ンピーダンス計測器25の抵抗をR3にする(S1)。
接続リレー24を切り替え(S2)、インピーダンス計
測器25と通信トランス21を接続する。OSCを振幅
が一定になるようにして、周波数をスイープさせる(S
3)。そのとき、図4の電圧計、電流計のデータから、
通信トランス1次側でのゲイン、位相が求められる。こ
れをRAM3に記憶する(S4)。
【0017】次に、インピーダンス計測器25の抵抗を
R4に切り替え、回線をモデム側に閉結させる(S
5)。OSCを同様にスイープさせ(S6)、ゲイン
2、位相2を求める(S7)。このとき、回線からのト
ーン信号の周波数はリジェクトしておく。オフフックリ
レー18を戻し、回線は待機状態に戻す(S8)。求め
られたゲイン1、2及び位相1、2から比較計算すると
(S9)、回線(交換機)のインピーダンスが求められ
る。通信トランス21に関しては予め、マッチングする
インピーダンスと終端との関係が求められている。測定
した回線インピーダンスに対応した、終端(R1、2及
びC)を設定する(S10、S11)。
【0018】請求項2記載の発明を説明する。上記にお
いて、回線をモデム側に閉結させ、オフフックしたと
き、ループ電流を回線電流検出17で検出する。予め、
回線電流に対応した、マッチングするインピーダンスと
終端との関係を求めておき、得られたゲイン1、2、位
相1、2と回線電流から最適な終端を求め、設定する。
そのフローを図6のステップS1〜S12に示す。
【0019】請求項3記載の発明を説明する。この発明
では、インピーダンス計測のスケジュール表を作ってお
く。例えば、1時間おきに、AM0:00、1:0
0、、、、、PM11:00とする。実施の形態では、
IO制御部8bにリアルタイムクロックICを装備して
いるものとする。計測時刻をチェックし、時刻になれ
ば、請求項1記載の発明の動作を行うものとする。その
フローを図7のステップS1〜S12に示す。なお、得
られるインピーダンスが予め決められた、許容できる誤
差範囲内であれば、2時間おきにするなど、再スケジュ
ールしてもいい。
【0020】請求項4記載の発明を説明する。この発明
は、ファクシミリ送信毎にインピーダンス整合を行うも
のである。オペレータが操作パネル5aなどからファク
シミリ送信動作を指示してきたとき、各種送信設定の入
力中に、その旨を判別する(その旨のプログラムのms
gを検出する)。まず、基本終端における基準のゲイン
1、位相1の測定を行う。人の操作より十分早く処理で
きるが、処理時間によっては、ダイヤル送信をマスクし
ておいてもいい。
【0021】次に、ダイヤル信号の歪みを防ぐため、イ
ンピーダンス計測器25を切り離し、ダイヤル番号送出
を許可する。通常fax動作が進み、着呼局の応答(C
ED,DIS信号)を待つ(msg検出)。これらの信
号は規格上信号オフ期間があるが、応答があれば、その
タイミングを待つ。R4を選択し、インピーダンス計測
を行い、終端設定し、fax送信動作の継続を許可す
る。そのフローを図8のステップS1〜S16に示す。
なお、fax通常動作における、about処理がある
と、上記動作は強制的にaboutするものである。
【0022】
【発明の効果】請求項1の複合装置においては、ファク
シミリがオフフックしたときのインピーダンス整合さ
せ、アクティブフィルタの悪影響を抑制しているので、
V34通信など高速通信にあった通信路設定がよりよく
できる。
【0023】請求項2の複合装置においては、回線ルー
プ電流によるインピーダンス整合のずれを抑制している
ので、よりよく通信路設定ができる。
【0024】請求項3の複合装置においては、定期的に
インピーダンス整合を行い、時間帯による整合のずれを
抑制しているので、よりよく通信路設定ができる。
【0025】請求項4の複合装置においては、ファクシ
ミリ送信ごとにインピーダンス整合を行い、接続ルート
による違いなどのずれを抑制しているので、よりよく通
信路設定ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る複合装置のブロック
図である。
【図2】アナログ回線IFのブロック図である。
【図3】終端切替周辺の回路図である。
【図4】インピーダンス計測器の回路図である。
【図5】第1の制御例のフローチャートである。
【図6】第2の制御例のフローチャートである。
【図7】第3の制御例のフローチャートである。
【図8】第4の制御例のフローチャートである。
【符号の説明】
23 終端切替 25 インピーダンス計測器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アナログG3ファクシミリ機能を有する
    複合装置において、交換機側のインピーダンスを計測す
    るインピーダンス計測手段と、通信トランスのインピー
    ダンスを計測されたインピーダンスに整合させる終端切
    替手段とを備えたことを特徴とする複合装置。
  2. 【請求項2】 回線ループ電流を検出する回線電流検出
    手段を備え、終端切替手段により、ループ電流によるイ
    ンピーダンス整合のずれを補正することを特徴とする請
    求項1記載の複合装置。
  3. 【請求項3】 インピーダンス計測を定期的に行う機能
    を有するIO制御手段を備えたことを特徴とする請求項
    1記載の複合装置。
  4. 【請求項4】 ファクシミリ送信の通常動作を判別する
    機能と該動作を停止、再始動する機能を有する制御手段
    を備え、制御手段は、ファクシミリ送信時の通常動作に
    割り込んでインピーダンス計測手段に計測を行わせるこ
    とを特徴とする請求項1記載の複合装置。
JP2000390317A 2000-12-22 2000-12-22 複合装置 Pending JP2002190893A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101587677A (zh) * 2008-05-23 2009-11-25 双叶电子工业株式会社 荧光显示器的驱动电路
JP2011188457A (ja) * 2010-03-11 2011-09-22 Konica Minolta Business Technologies Inc 伝送路終端回路およびこれを備えたデータ受信装置、画像形成装置

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