JP2002189855A - 無線電話、無線電話の使用方法、無線電話を用いた決済システム、無線電話を用いた決済方法、およびプログラム - Google Patents
無線電話、無線電話の使用方法、無線電話を用いた決済システム、無線電話を用いた決済方法、およびプログラムInfo
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Abstract
利用可能にする。 【解決手段】 利用者41は決済機関43に口座開設の
申請をする(1)。すると携帯電話1がその利用者に発行
される(2)。利用者41が決済機関43に入金を行なう
と口座の開設が完了する。入金した金額は、RAM35
内の不揮発的に記憶が可能なエリアに保存される。利用
者41が、商業施設45に赴き、商品を購入する(3)。
この際、商業施設45に予め設置された端末装置(図示
しない)と携帯電話1とを接続する。なお、この端末装
置はサーバー47と接続されている。次に認証を行なう
(4)。商業施設45の店員が、利用者41からの購入意
思に基づいて端末装置を操作すると、利用明細データが
サーバー47に送信される(5)。すると、サーバー47
内の残高から利用金額が引き落され、携帯電話1内の残
高も利用金額が引かれた値に更新される。
Description
用方法、その無線電話を用いて決済を行なうシステム、
その決済方法、およびプログラムに関する。
rsonal Handyphone System)といった無線電話を用い
て、通話だけでなく様々な情報を利用可能にされてい
る。
更に有用にすることを目的としており、無線電話を預貯
金の通帳代りに使用可能にする決済システム、それに用
いられる無線電話、これらに対応する方法、および無線
電話に実行させるプログラムを提供するものである。
課題を解決するためになされた本発明の請求項1に記載
の無線電話は、画像表示装置と、少なくとも預貯金の残
高を記憶する記憶手段と、当該無線電話の利用者の預貯
金口座の、少なくとも入金の履歴、出金の履歴、および
残高からなる情報を、該情報が記録されたサーバーから
受信する取引履歴受信手段と、該取引履歴受信手段によ
り受信された入金の履歴、出金の履歴、および残高を前
記画像表示装置に出力する使用履歴表示手段と、を備え
たことを特徴とする。
手段に記憶されているため、いつでも残高照会ができ、
しかも取引履歴受信手段によって残高が更新されるた
め、その預貯金口座を運営する金融機関やATMに行か
なくても最新の残高を知ることができる。また取引履歴
受信手段により受信された、過去の入出金の履歴や残高
が使用履歴表示手段により画像表示装置に表示されるた
め、従来の通帳と同様に使用することができる。そして
これにより、従来の通帳が不要となる(但し併存しても
構わない)。
載の無線電話において、商業施設に予め設置された端末
装置に当該無線電話を接続するための接続手段と、前記
商業施設にて前記利用者が商品の販売およびサービスの
提供の少なくとも一方を受けた事に伴う前記商業施設か
らの代金の請求を前記接続手段を介して受けると、該代
金を前記記憶手段の残高から差し引く残高更新手段と、
前記サーバーと交信をして前記残高更新手段により更新
された残高に該サーバーの前記残高を更新する第1整合
手段とを備えたことを特徴とする。
(例えば、百貨店、飲食店、遊技施設)にこの無線電話
を持って行き、そこに予め設置された端末装置と接続手
段を介して接続すれば、残高更新手段および第1整合手
段によって、即時決済が可能となる。なお、同様のこと
は請求項3のようにしても実現できる。
項1に記載の無線電話において、商業施設に予め設置さ
れた端末装置に当該無線電話を接続するための接続手段
を備えたものであり、前記端末装置が、前記商業施設に
て前記利用者が商品の販売およびサービスの提供の少な
くとも一方を受けるとその代金を、前記サーバーに記録
されている残高から差し引くものであり、更に当該無線
電話は、前記端末装置により差し引かれてなる残高を前
記接続手段を介して受信し、該残高に前記記憶手段に記
憶された残高を整合させる第2整合手段を備えたことを
特徴とする。
れた残高を基準としてサーバーの残高を修正したが、請
求項3ではサーバーに記憶された残高を基準として記憶
手段に記憶された残高を修正している。このようにして
も、即時決済を行なうことができる。
は3に記載の無線電話において、前記接続手段を介して
前記端末装置と当該無線電話が接続された状態で、前記
利用者が、前記商業施設にて商品の販売およびサービス
の提供の少なくとも一方を受けると、その受けた内容お
よびその代金を、前記画像表示装置に出力する利用内容
表示手段を備えたことを特徴とする。
うとその内容が画像表示装置に表示されるので、決済内
容を利用者が確認することができる。なお、請求項1〜
4に記載の無線電話を、無線電話の使用方法として記載
したのが、それぞれ請求項10〜13に記載の本発明で
あり、それぞれ対応する無線電話と同様の効果を奏する
ことができる。また、請求項19に記載のプログラム
は、プログラムを実行可能なCPUを備えた無線電話
を、請求項1から4のいずれかに記載の無線電話として
機能させるものである。従ってこのプログラムをCPU
に実行させると、それぞれ対応する手段を有する無線電
話となり、それぞれ対応する無線電話と同様の効果を奏
することができる。
め設置された端末装置と、少なくとも預貯金の残高を記
憶する記憶手段、および前記端末装置と接続するための
接続手段を備えた無線電話と、当該無線電話の利用者の
預貯金口座の、少なくとも入金の履歴、出金の履歴、お
よび残高が記録されたサーバーと、を主要部とし、前記
端末装置と前記無線電話とが前記接続手段により接続さ
れた状態で、前記利用者が、前記商業施設にて前記利用
者が商品の販売およびサービスの提供の少なくとも一方
を受けると、その代金を前記記憶手段の残高および前記
サーバーに記憶された残高から差し引く決済手段を備え
たことを特徴とする無線電話を用いた決済システム(以
下、単に決済システムとも言う)をその要旨とする。
話を持って商業施設に行き、そこに設置された端末装置
と無線電話を接続手段を介して接続すれば、現金を持た
なくても商品を購入したりサービスを受けたり(以下、
適宜「商品の購入」で代表させる)することができる。
しかも決済がその場で行なわれるので、利用者が口座の
預貯金を使い過ぎる心配がない。
載の無線電話を用いた決済システムにおいて、前記決済
手段が、前記代金の差し引きを、前記利用者が商業施設
から商品の販売およびサービスの提供の少なくとも一方
を受けてから予め定められた日数の後の日である決済日
に行なうものであることを特徴とする。
購入してから予め定められた日数(例えば、30日間)
の間、決済の猶予が為されるので、利用者にとっては、
前述した預貯金の使い過ぎの可能性が生じる反面、その
猶予の期間内に代金を用意することにより所望の商品を
購入することができる。また、預貯金の口座を管理する
側(主に金融機関)にとっては、その猶予の期間の金利
を請求することも可能となる。
載の無線電話を用いた決済システムにおいて、前記決済
日が近付くと、前記利用者に決済日が近いことを報知す
る決済日報知手段を備えたことを特徴とする。このよう
な決済システムによれば、決済日報知手段により決済日
が近付いて来たことが報知されるので、口座の残高が不
足している場合には、口座への入金を忘れるのを防止す
ることができる。なお、決済日が近付いて来たことの検
知は、予め日数(例えば、3日間)を決めておき、決済
日からその日数分だけ前になったら「近付いた」と判定
するようにすることが挙げられる。
載の無線電話を用いた決済システムにおいて、前記決済
日報知手段が、前記無線電話に電話を掛けることにより
該無線電話の利用者に報知するものであることを特徴と
する。このような決済システムによれば、無線電話に報
知が為されるので、報知のための構成を改めて設ける必
要がない。なお、この記載には反するが、無線電話がメ
ール機能を備えたものであれば、電子メールで報知して
も略同様の効果を奏する。
8にいずれか記載の無線電話を用いた決済システムにお
いて、前記サーバーに記憶された残高が予め定められた
金額よりも少なくなると、残高が少ない旨を前記利用者
に報知する残高報知手段を備えたことを特徴とする。
予め定められた金額(例えば、1万円)よりも少なくな
ると、残高報知手段によってそれが利用者に報知される
ので、使い過ぎを防止することができる。なお、残高報
知手段も決済日報知手段と同様、利用者の無線電話に電
話を掛けることにより報知しても良いし、無線電話がメ
ール機能を備えたものであれば、電子メールで報知して
も良い。
を無線電話を用いた決済方法として記載したのが、それ
ぞれ請求項14〜18に記載の本発明であり、それぞれ
対応する決済システムと同様の効果を奏することができ
る。
明する。まず、図1は本発明を適用した携帯電話1であ
り、図1(a)が携帯電話1の外観、図1(b)が携帯
電話1の内部構成のブロック図である。携帯電話1は、
液晶ディスプレイにて構成された表示部15、矢印キー
17、機能キー19、数字キー20などを備えている。
携帯電話1は、前述の表示部15、矢印キー17、機能
キー19の他、アンテナ21を介して送受信する信号を
変調・復調して携帯電話網を構成する基地局との間で無
線通信を行うための送受信部23、通話時に他の電話装
置から送られてくる音声信号を音声として出力したり基
地局から呼出信号が送信されてきたことを利用者に知ら
せるための着信音を発生したりする音声出力部25、利
用者の音声を入力するための音声入力部27、外部機器
と接続するためのコネクタ28、これら各部に接続され
て各種制御処理を行うための制御部29を備えている。
制御部29は、マイクロコンピュータとして構成され、
CPU31、ROM33、RAM35を備えると共に、
これらを互いに接続するバスライン(図示せず)や、こ
れら各部と接続するためのI/O(図示せず)等を備え
ている。なお、図示されていないが、携帯電話1はカレ
ンダー付き時計も備えている。そして、一般的な携帯電
話1としての機能を、ROM33に格納されたプログラ
ムを実行することにより実現する。
挙げるものがある。即ち、送受信部23から基地局に対
して、他の電話装置を呼び出すためのダイヤル番号を送
信させる発呼処理、基地局から呼出信号を受信すると、
音声出力部25から着信音を発生させ、表示部15に着
信内容などを表示させる着信処理、着信音の発生に応じ
て利用者により携帯電話1を携帯電話網に接続する指令
が入力されると、送受信部23を介して当該携帯電話1
を携帯電話網に接続させる接続処理、発呼処理により呼
出先の電話装置が携帯電話網に接続されて、その着呼者
側の電話装置との通話が可能になったときや接続処理に
より当該携帯電話1が携帯電話網に接続されて発呼者側
の電話装置との通話が可能になったときに利用者が音声
入力部25から入力した音声信号を送受信部13から基
地局に送信したり携帯電話網から送信されてきた音声信
号に基づいて、音声出力部25から音声を発生させたり
する音声入出力処理、当該携帯電話1が基地局に接続さ
れた状態にあるときに利用者により携帯電話1と基地局
との接続を切断する指令が入力されるとその接続を切断
する切断処理、インターネットを介して電子メールを送
受信するメール処理等である。
態の概略説明図を示す。本図に示すように本システム
は、携帯電話1を所有する(又はこれから所有しようと
する)利用者41と、決済機関43と、商業施設45
と、サーバー47を主要部として構成される。決済機関
43としては、銀行、証券会社、農業共同組合、郵便局
などが挙げられ、また商業施設45としては百貨店、飲
食店、遊技施設などが挙げられる。なお、本図では決済
機関43とサーバー47とが離れているかのように図示
されているが、サーバー47は決済機関43内に設置さ
れる(もちろん本図の通りに、別の箇所に設置しても良
い)。
なお(1)〜(5)の数字は図2の番号に対応している。ま
た、ここでは利用者41がまだ携帯電話1を所有してい
ないものと仮定する。まず、利用者41はステップ(以
下Sと記載)100にて決済機関43に口座開設の申請
をする(1)。これは利用者41が決済機関43の店舗に
直接出向いて行なってもよいし、インターネットを介し
て申し込んだり、申請書類を郵送したりすることにより
行なっても良い。するとS110にて携帯電話1がその
利用者に発行される(2)。この携帯電話1は、その電話
番号と口座番号とがリンクされており(S120)、利
用者41は口座番号を意識することなく携帯電話1を用
いることにより自分の口座を指定することが可能にされ
ている。利用者41が決済機関43に入金を行なうと口
座の開設が完了する(S130)。入金した金額は、R
AM35内の不揮発的に記憶が可能なエリアに保存され
る。このエリアが本発明の記憶手段に相当する。
1は、商業施設45に赴き、商品を購入したりサービス
を利用したりする(S140:(3):図2では「商品の
購入」で代表させている)。この際、商業施設45に予
め設置された端末装置(図示しない)と携帯電話1とを
コネクタ28にケーブルを差し込むことにより接続す
る。コネクタ28が本発明の接続手段に相当する。な
お、この端末装置はサーバー47と接続されている。そ
して利用者41が携帯電話1の機能キー19を押してメ
ニュー画面(図示しない)を呼び出し、更に矢印キー1
7および機能キー19を操作することにより図4に示す
画面を呼び出す。本画面は、口座番号を表示するエリア
51、通帳残高を表示するエリア53、通帳残高を表示
するエリア53、通帳残高を表示するエリア53、本日
の年月日を表示するエリア55、購入した賞品と価格を
表示するエリア57、購入額の合計を表示するエリア5
9等から構成されている。なお、本画面を起動させた時
点ではエリア57、59は空欄となっている。
れは利用者41が暗証番号を携帯電話1の数字キー20
を用いて入力することにより行なわれる。利用者41が
数字キーを1つ入力するごとにエリア61に※が1つ表
示されていき、暗証番号が正しく入力されると欄63に
「●」が表示され、認証が完了する。暗証番号が誤って
いる場合は、欄65に「●」が表示され、暗証番号の再
入力を促す。続くS160では、商品の購入データを確
認をする。商業施設45の店員が、利用者41からの購
入意思に基づいて端末装置を操作すると、例えば、本図
に示すように商品名およびその価格がエリア57に表示
されていき、エリア59に合計額が表示される。これが
本発明の利用内容表示手段に相当する。この表示を見て
利用者41は、自分が購入しようとしている商品および
その価格を確認する。
の下(図1(a)において▼と表示されているキー)を
押すと、決済のエリア67が反転し、ここで機能キー1
9を押すと決済が完了し、利用明細データがサーバー4
7に送信される(S170:(5))。なお、この時、携
帯電話1を用いずに行なった取引(例えば、入金、給与
の振り込み、公共料金の自動引落など)に関するデータ
がサーバー47から送信され、これがRAM35に記憶
される。これと同様の事は、携帯電話1が備える通帳記
入機能によっても可能にされている。通帳記入機能と
は、携帯電話1から直接サーバー47を呼び出し(イン
ターネットなどの通信網を介して呼び出す場合も含
む)、サーバー47から取引のデータをダウンロードす
るものであり、本発明の取引履歴受信手段に相当する。
から利用金額(エリア59に表示された額)が引き落さ
れ(本発明の第2整合手段に相当)、RAM35内の残
高も利用金額が引かれた値に更新される(S180:本
発明の残高更新手段に相当。なお第2整合手段と残高更
新手段とを総じて、本発明の決済手段に相当する、と解
釈することもできる)。このとき、購入した日時や商業
施設45の名称もRAM35内に記録される。購入した
日時は、携帯電話1のカレンダー付き時計の日時が用い
られ、商業施設45の名称は端末装置からケーブルを介
して入力される。なお、残高が利用金額に満たない場合
は決済ができないようにされている。こうして決済が完
了すると、更新された残高がエリア55に表示される
(S190)。
の画面も表示可能となっている。この様子を図5に示
す。本画面は、図4の画面を呼び出したのと略同様に機
能キー19を押してメニュー画面を呼び出し、更に矢印
キー17および機能キー19を操作することにより呼び
出される。本図に示すように、本画面では、RAM35
内に記録された内容に基づいて、使用日、支払額、入金
額、適用、残高が表示される。この処理が本発明の使用
履歴表示手段に相当する。従って、この画面を見れば、
従来の通帳と同様、預金の使用状況や残高を知ることが
できる。
説明してきたが、本発明はこの一実施形態に何等限定さ
れるものではなく様々な態様で実施しうる。例えば、上
記実施形態では無線電話として携帯電話を用いたが、P
HSを用いて同様の事を実現しても良い。
電話1とをコネクタ28を介して接続したが無線にて行
なっても良い。すなわち、端末装置を携帯電話1から発
呼可能に構成し、商品データの確認や認証ができるよう
にしても良い。また、決済をその場で行なうのではな
く、引落を所定期間(例えば、1ヶ月)後にするように
しても良い。こうすると、決済機関43としては利用者
41からその期間の利息を取れるようになる。そしてこ
の態様では、決済日が近付いて来た際(例えば、3日
前)に決済機関43から自動的に「決済日が近い」旨を
報知する電話が携帯電話1に掛かって来るようにしても
良い。これが本発明の決済日報知手段に相当する。な
お、この報知は電子メールで携帯電話1に届くように構
成しても良い。
(例えば、1万円未満)になると、決済機関43から
「決済日が近い」旨を報知する電話が携帯電話1に掛か
って来たり、電子メールで携帯電話1に届いたりするよ
うに構成しても良い。これが本発明の残高報知手段に相
当する。これらは自動的に行なわれるようにすることが
望ましい。
ず、携帯電話1を通信端末として用い、エリア53に表
示する残高照会や決済を行なうようにしても良い。ま
た、RAM35内に記録する日時は、携帯電話1のカレ
ンダーではなく、商業施設45の通信端末やサーバー4
7から受け取っても良い。
基づいて行なったが、これ以外の方法により行なっても
良い。例えば、前述の通帳記入機能と統合して、図5の
画面を呼び出す都度、携帯電話1からサーバー47にア
クセスし、サーバー47に記憶された取引データをダウ
ンロードして表示するようにしても良い。
をRAM35にロードし、それを実行することにより本
発明の無線電話として機能するものを用いても良い。
携帯電話1の説明図である。
の概略説明図である。
概略を示す説明図である。
15に表示された画面の一例を示す説明図である。
れた様子を示す説明図である。
Claims (19)
- 【請求項1】 画像表示装置と、 少なくとも預貯金の残高を記憶する記憶手段と、 当該無線電話の利用者の預貯金口座の、少なくとも入金
の履歴、出金の履歴、および残高からなる情報を、該情
報が記録されたサーバーから受信する取引履歴受信手段
と、 該取引履歴受信手段により受信された入金の履歴、出金
の履歴、および残高を前記画像表示装置に出力する使用
履歴表示手段と、 を備えたことを特徴とする無線電話。 - 【請求項2】 請求項1に記載の無線電話において、 商業施設に予め設置された端末装置に当該無線電話を接
続するための接続手段と、 前記商業施設にて前記利用者が商品の販売およびサービ
スの提供の少なくとも一方を受けた事に伴う前記商業施
設からの代金の請求を前記接続手段を介して受けると、
該代金を前記記憶手段の残高から差し引く残高更新手段
と、 前記サーバーと交信をして前記残高更新手段により更新
された残高に該サーバーの前記残高を更新する第1整合
手段と、 を備えたことを特徴とする無線電話。 - 【請求項3】 請求項1に記載の無線電話において、 商業施設に予め設置された端末装置に当該無線電話を接
続するための接続手段を備えたものであり、 前記端末装置が、前記商業施設にて前記利用者が商品の
販売およびサービスの提供の少なくとも一方を受けると
その代金を、前記サーバーに記録されている残高から差
し引くものであり、 更に当該無線電話は、前記端末装置により差し引かれて
なる残高を前記接続手段を介して受信し、該残高に前記
記憶手段に記憶された残高を整合させる第2整合手段
と、 を備えたことを特徴とする無線電話。 - 【請求項4】 請求項2または3に記載の無線電話にお
いて、 前記接続手段を介して前記端末装置と当該無線電話が接
続された状態で、前記利用者が、前記商業施設にて商品
の販売およびサービスの提供の少なくとも一方を受ける
と、その受けた内容およびその代金を、前記画像表示装
置に出力する利用内容表示手段を備えたことを特徴とす
る無線電話。 - 【請求項5】 商業施設に予め設置された端末装置と、 少なくとも預貯金の残高を記憶する記憶手段、および前
記端末装置と接続するための接続手段を備えた無線電話
と、 当該無線電話の利用者の預貯金口座の、少なくとも入金
の履歴、出金の履歴、および残高が記録されたサーバー
と、 を主要部とし、 前記端末装置と前記無線電話とが前記接続手段により接
続された状態で、前記利用者が、前記商業施設にて前記
利用者が商品の販売およびサービスの提供の少なくとも
一方を受けると、その代金を前記記憶手段の残高および
前記サーバーに記憶された残高から差し引く決済手段を
備えたことを特徴とする無線電話を用いた決済システ
ム。 - 【請求項6】 請求項5に記載の無線電話を用いた決済
システムにおいて、 前記決済手段が、前記代金の差し引きを、前記利用者が
商業施設から商品の販売およびサービスの提供の少なく
とも一方を受けてから予め定められた日数の後の日であ
る決済日に行なうものであることを特徴とする無線電話
を用いた決済システム。 - 【請求項7】 請求項6に記載の無線電話を用いた決済
システムにおいて、 前記決済日が近付くと、前記利用者に決済日が近いこと
を報知する決済日報知手段を備えたことを特徴とする無
線電話を用いた決済システム。 - 【請求項8】 請求項7に記載の無線電話を用いた決済
システムにおいて、 前記決済日報知手段が、前記無線電話に電話を掛けるこ
とにより該無線電話の利用者に報知するものであること
を特徴とする無線電話を用いた決済システム。 - 【請求項9】 請求項5から8にいずれか記載の無線電
話を用いた決済システムにおいて、 前記サーバーに記憶された残高が予め定められた金額よ
りも少なくなると、残高が少ない旨を前記利用者に報知
する残高報知手段を備えたことを特徴とする無線電話を
用いた決済システム。 - 【請求項10】 画像表示装置を備えた無線電話の使用
方法であって、 少なくとも預貯金の残高を記憶し、 当該無線電話の利用者の預貯金口座の、少なくとも入金
の履歴、出金の履歴、および残高からなる情報を、該情
報が記録されたサーバーから受信し、 該受信された入金の履歴、出金の履歴、および残高を前
記画像表示装置に出力することを特徴とする無線電話の
使用方法。 - 【請求項11】 請求項10に記載の無線電話の使用方
法において、 商業施設に予め設置された端末装置に当該無線電話を接
続し、 前記商業施設にて前記利用者が商品の販売およびサービ
スの提供の少なくとも一方を受けた事に伴う前記商業施
設からの代金の請求を受けると、該代金を前記残高から
差し引き、 前記サーバーと交信をして当該無線電話の残高に該サー
バーの前記残高を更新することを特徴とする無線電話の
使用方法。 - 【請求項12】 請求項10に記載の無線電話の使用方
法において、 商業施設に予め設置された端末装置に当該無線電話を接
続し、 前記端末装置が、前記商業施設にて前記利用者が商品の
販売およびサービスの提供の少なくとも一方を受けると
その代金を、前記サーバーに記録されている残高から差
し引き、 当該無線電話が、前記端末装置により差し引かれてなる
残高を前記サーバーから受信し、該残高に当該無線電話
に記憶された残高を整合させる、 ことを特徴とする無線電話の使用方法。 - 【請求項13】 請求項11または12に記載の無線電
話の使用方法において、 前記端末装置と当該無線電話が接続された状態で、前記
利用者が、前記商業施設にて商品の販売およびサービス
の提供の少なくとも一方を受けると、その受けた内容お
よびその代金を、前記画像表示装置に出力することを特
徴とする無線電話の使用方法。 - 【請求項14】 商業施設に予め設置された端末装置
と、 少なくとも預貯金の残高を記憶する記憶手段、および前
記端末装置と接続するための接続手段を備えた無線電話
と、 当該無線電話の利用者の預貯金口座の、少なくとも入金
の履歴、出金の履歴、および残高が記録されたサーバー
と、 を主要部とし、 前記端末装置と前記無線電話とが前記接続手段により接
続された状態で、前記利用者が、前記商業施設にて前記
利用者が商品の販売およびサービスの提供の少なくとも
一方を受けると、その代金を前記記憶手段の残高および
前記サーバーに記憶された残高から差し引くことを特徴
とする無線電話を用いた決済方法。 - 【請求項15】 請求項14に記載の無線電話を用いた
決済方法において、 前記代金の差し引きを、前記利用者が商業施設から商品
の販売およびサービスの提供の少なくとも一方を受けて
から予め定められた日数の後の日である決済日に行なう
ことを特徴とする無線電話を用いた決済方法。 - 【請求項16】 請求項15に記載の無線電話を用いた
決済方法において、 前記決済日が近付くと、前記利用者に決済日が近いこと
を報知することを特徴とする無線電話を用いた決済方
法。 - 【請求項17】 請求項16に記載の無線電話を用いた
決済方法において、 前記無線電話に電話を掛けることにより該無線電話の利
用者に報知することを特徴とする無線電話を用いた決済
方法。 - 【請求項18】 請求項14から17にいずれか記載の
無線電話を用いた決済方法において、 前記サーバーに記憶された残高が予め定められた金額よ
りも少なくなると、残高が少ない旨を前記利用者に報知
することを特徴とする無線電話を用いた決済方法。 - 【請求項19】 プログラムを実行可能なCPUを備え
た無線電話を請求項1から4のいずれかに記載の無線電
話として機能させるためのプログラム。
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