JP2002189772A - 農作物の栽培区画選定システム - Google Patents

農作物の栽培区画選定システム

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JP2002189772A JP2000387948A JP2000387948A JP2002189772A JP 2002189772 A JP2002189772 A JP 2002189772A JP 2000387948 A JP2000387948 A JP 2000387948A JP 2000387948 A JP2000387948 A JP 2000387948A JP 2002189772 A JP2002189772 A JP 2002189772A
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泰治 水倉
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渉 中川
Katsunori Kato
勝則 加藤
Yasuo Noma
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Abstract

(57)【要約】 【課題】農家からの請負経営の利益確保しながら、効率
良く資源投入でき、経営上のニーズに従って栽培区画を
選択することができる栽培区画選定システムを提供す
る。 【解決手段】作付対象の圃場は複数の区画に区分されて
いると共に、各区画における収穫量に関する情報を収穫
機等から検出し、該検出した情報をデータベース化す
る。ある年の栽培計画を行う際で全区画の総面積より少
ない区画からなる特定の面積の作付けを行う場合に、各
区画単位で過去の収穫量から粗利を算出して、最大の粗
利が得られる1以上の区画をコンピュータ処理して自動
選択する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、農作物の最適な栽
培区画選定システムに関し、更に詳しくは、作付対象の
複数の区画からなる圃場を内から、作付けを行なうに最
適な区画を自動的に選定する農作物の栽培区画選定シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、農協等において、複数の農家から
圃場を受託することで大規模な栽培・収穫を行ってい
る。また、一方で、米の生産過剰に伴って減反政策に伴
う生産調整も行われている。しかしながら、現状では上
記の場合、肥沃度、地勢など圃場条件が異なる複数の区
画を画一的に作業を進めるために、委託した農家間にお
いて不公平が生ずることがある。また、不公平でなくと
も不公平が生じていると感ずる農家もあると考えられ
る。例えば、農協が、肥沃で効率的に作業を行うことが
できる区画(栽培経費に対して収量が多い優良区画)を
所有するA農家と、やせ地で、効率的な作業ができない
区画(栽培経費に対して収量が少ない劣等区画)を所有
するB農家とから、委託を受けた場合、単に区画面積の
比率だけで収益を配分することは不公平或いは不公平感
を生ずる。
【0003】この不公平或いは不公平感を生ずることを
防ぐために、農協が委託農家単位の区画で減反率などを
考慮しながら個別に栽培・収穫作業を行うことも考えら
れるが、この場合は、作業効率の低下は避けられず受託
側の負担が大きくなるという問題がある。そこで、収穫
量及び作業効率の低下を来たさないで各区画の栽培・収
穫特性を考慮した栽培ができ、委託した農家に不公平或
いは不公平感が少ない委託・作業形態が望ましい。なぜ
なら、収穫量、各区画の栽培・収穫特性等を考慮したリ
ーゾナブルな委託栽培ができるなら、その特性に従って
収穫量(収益)を配分することができ、不公平感も少な
いからである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記課題を解決するた
めに、農業からの請負経営の利益確保しながら、効率良
く資源投入でき、経営上のニーズに従って区画を選択す
ることができる栽培区画選定システムを提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】したがって、本発明は、
上記課題を解決するために下記の手段を講じた。請求項
1記載の農作物の栽培区画選定システムは、作付対象の
圃場は複数の区画に区分されていると共に、各区画にお
ける収穫量に関する情報を収穫機等から検出し、該検出
した情報をデータベース化し、ある年の栽培計画を行う
際で全区画の総面積より少ない区画からなる特定の面積
の作付けを行う場合に、各区画単位で過去の収穫量から
粗利を算出して、最大の粗利が得られる1以上の区画を
コンピュータ処理して自動選択することを特徴とする。
【0006】請求項2記載の農作物の栽培区画選定シス
テムは、作付対象の圃場は複数の区画に区分されている
と共に、各区画における耕耘、施肥、移植、収穫等の各
種作業時間、肥料等の資材及び収穫量に関する情報を各
種作業機等から検出し、該検出した情報をデータベース
化し、ある年の栽培計画を行う際で全区画の推定総収穫
量より少ない特定の総収穫量とするために区画を選択し
て作付けを行う場合に、上記検出した情報から最少の総
作業時間又は/及び総資材となる1以上の区画をコンピ
ュータ処理して自動選択することを特徴とする。
【0007】請求項3記載の農作物の栽培区画選定シス
テムは、作付対象の圃場は複数の区画に区分されている
と共に、各区画における耕耘、施肥、移植、収穫等の各
種作業時間及び収穫量に関する情報を各種作業機等から
検出し、該検出した情報をデータベース化し、ある年の
栽培計画を行う際で全区画の推定総作業時間より少ない
特定の総作業時間とするために区画を選択して作付けを
行う場合に、上記検出した情報から最大の収穫量が得ら
れる1以上の区画をコンピュータ処理して自動選択する
ことを特徴とする。
【0008】請求項4記載の農作物の栽培区画選定シス
テムは、作付対象の圃場は複数の区画に区分されている
と共に、各区画における耕耘、施肥、移植、収穫等の各
種作業時間、肥料等の資材及び収穫量に関する情報を各
種作業機等から検出し、該検出した情報をデータベース
化し、ある年の栽培計画を行う際で全区画の総面積より
少ない区画からなる特定の総面積の作付けを行う場合
に、各区画単位で、過去の収穫量から粗利を算出し、且
つその当該過去の各種作業時間及び資材から必要生産経
費を算出させると共に、上記粗利から上記必要生産経費
を差し引いた実利を算出させ、上記特定の面積から、最
大の実利が得られる1以上の区画をコンピュータ処理し
て自動選択することを特徴とする。
【0009】請求項5記載の農作物の栽培区画選定シス
テムは、作付対象の圃場は複数の区画に区分されている
と共に、各区画における耕耘、施肥、移植、収穫等の各
種作業時間、肥料等の資材及び収穫量に関する情報を各
種作業機等から検出し、該検出した情報をデータベース
化し、ある年の栽培計画を行う際で全区画の総面積より
少ない区画の作付けを行う場合に、請求項1〜4記載の
農作物の栽培区画選定システムのうち、いずれかの採用
が選択可能とすることを特徴とする。
【0010】請求項6記載の農作物の栽培区画選定シス
テムは、請求項1〜5記載のいずれかの農作物の栽培区
画選定システムにおいて、農作物が稲であることを特徴
とする。請求項7記載の農作物の栽培区画選定システム
は、請求項2〜6記載のいずれかの農作物の栽培区画選
定システムにおいて、作業時間を工数に換えることを特
徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】(前提)以下、図面を参照して本
発明の実施例を稲作の場合について説明する。本実施例
においては、受託者が複数の農家から圃場(区画された
水田)を受託しており、しかも、全体として一定比率の
減反がなされるものとする。図2に示す地勢において、
栽培区画は100区画(00〜99)あるものとする。な
お、本発明の実施例に当っては、稲作において減反政策
が行われていることから、稲作の場合について説明する
が、他の作物の場合に適用することは可能である。
【0012】(各種作業)圃場においては、耕耘、施
肥、播種、田植え、除草、図3,4に示すようなコンバ
インCによる収穫作業などが行われる。そして、これら
の作業に伴う施肥量、苗量、作業時間等が各種センサに
よりカウントされ、作業機本体或いは衛星回線を通じて
管理センターSで保存される。例えば、複数のコンバイ
ンC・・による稲籾の収穫作業が行われる場合には、コ
ンバインCのハンドル1近傍には、モニタ2,3が配置
されており、モニタ2には各種センサ情報が表示され
る。
【0013】また、コンバインCの本体側には、機体側
コントローラが配置され、該機体側コントローラには、
各種検知情報が記憶媒体25として、図5に示されるよ
うに、取り外し可能なメモリーカード25に保存され、
この保存された各種検知情報は、コンピュータ26にお
ける本システムの演算時のデータベースとなる。これら
の保存は、圃場識別番号(00〜99)毎に行われることが
望ましい。また、更に、衛星回線や各種作業機に付設さ
れた移動体通信端末により、複数のコンバインCを統括
する管理センターSでリアルタイムですべてのコンバイ
ンCの状況が送られることが望ましい。この方法を採用
すれば、各コンバインCのオペレータと管理センターS
とは、同時に同一の情報を把握することが可能である。
【0014】(実施例1〜5に共通の事項)以下に複数
の実施例を提示するが、全ての実施例に共通する事項は
下記のとおりである。 1.メモリーカード或いは管理センタで蓄積されたデー
タベース情報を、100区画の区画(00〜99)からコン
ピュータ処理して特定の区画を選定する栽培区画選定シ
ステムである。 2.栽培区画の選定に当たっては、区画の特性だけを考
慮し、区画の所有者の都合を考慮しない。総区画を対象
として、最大の利益・効率を追求する。
【0015】3.耕作を一巡させるため、一定期間内に
すべて区画を耕作するという発想は持たない。換言すれ
ば、永年、全く耕作されない区画があっても良いとす
る。 4.栽培区画位置の特定のために、GPSを使用し、こ
れから得られる位置情報を、他の情報(収穫量、施肥
量、作業時間等)と組み合わせてデータベース化する。
データベース化された情報は、図8に示すように、圃場
識別番号毎に集められる。圃場ごとの面積以外はすべて
センサ情報である。
【0016】
【実施例1】(栽培区画選定システムの基本)実施例1
の栽培区画選定システムの基本は、収穫量に関する情報
をコンバインCから検出し、全区画(00〜99)より少な
い区画から最大の粗利を目指して、栽培区画を選定する
ことにある。なお、本実施例1のシステムを採用するに
当たっては、初期設定として、全区画の面積及び収穫量
に関するデータの入力が必要である。収穫量について
は、過去1〜3年の実績から算出する。
【0017】(作業区画位置認識)作業区画を特定する
ために、また、データの蓄積するために、コンバイン本
体に位置認識システムを搭載する。このために、位置セ
ンサは地図データベースとGPS(全世界測定システ
ム)情報を用いる。しかし、既知情報など他の公知の手
段を用いてもよい。
【0018】(収穫量センサ)収穫量を、コンバイン等
に搭載したセンサにより行う。なお、施肥量等の測定
は、マニュアル或いは別の手段で行っても良い。上記情
報は、メモリーカードの様なリムーバブル媒体にてコン
トローラからダウンロード可能とし、演算は、管理セン
ターSにて行う。具体的には、栽培区画毎に、収穫した
籾の容量を籾搬出パイプに付設した籾流量センサ、或い
は、籾収納袋の重量センサを用いて計量する。
【0019】(演算)コントロールセンターのコンピュ
ータで演算を行う。演算手法としては、収穫量に関する
情報をコンバインから検出し、全区画より少ない区画か
ら最大の粗利を目指して、栽培区画を選定することにあ
る。なお、本実施例1のシステムを採用するに当たって
は、各区画(100区画)の個別の面積、総面積(80
haとする)、過去3年間の区画別収穫量がわかってお
り、したがって、粗利は、過去3年間の平均収穫量に最
近の政府売渡価格を掛けた値として、解っているものと
する。
【0020】演算手法としては、減反率(40%とす
る。)が特定されており、その結果、作付予定面積は4
8ha(80ha×0.60)となる。A=区画粗利/
区画面積、としたときに、最初の演算として、Aが大き
い順に、NO.00〜99が付される。値Aは、「当該区画の
単位面積当りの収穫量」を表し、この値が大きいことが
望ましい。なお、区画により、米の品質が明らかに相違
する場合には、粗利計算に反映させることが望ましい。
そして、演算では、NO.00の面積+NO.01の面積+NO.03
の面積・・と加算させ、指定した作付け面積を超えた区
画までが栽培区画となる。例えば、NO.00の面積〜+NO.
61<48ha< NO.00の面積〜+NO.62の面積、となっ
たとき、NO.00〜+NO.62が栽培対象区画となる(図9の
N0.00〜99欄参照)。なお、粗利(略収穫量)は、年に
より変動するから、値Aは年毎に更新される。また、土
地管理等の観点から、演算前後において順位や数値を作
為的に変更可能してもよい。
【0021】
【実施例2】全区画の推定総収穫量(400,000kg)よ
り少ない特定の総収穫量(240,000kg)で、作業時間
及び資材を最少とすることを基本とする。センサとして
は、耕耘、施肥、移植、収穫等の各種作業時間、肥料等
の資材及び収穫量に関する情報を各種作業機等から検出
する。 (作業時間センサ)稲作作業の初期段階(例えば、初期
耕耘)から最終段階(例えば、収穫)までの作業時間の
測定を各作業機に付設したセンサで行う。この場合、例
えば、エンジンの運転時間を計測することが望ましい。
なお、作業時間の測定は、マニュアル或いは他の手段で
行ってデータベース化しても良い。
【0022】(量センサ)収穫量に加えて、施肥量、苗
量を、施肥機、田植え機等に搭載したセンサにより行
う。なお、施肥量等の測定は、マニュアル或いは別の手
段で行ってデータベース化しても良い。具体的には、田
植機に位置認識システムを搭載させると共に、田植機に
作業時間センサ(エンジンの駆動時間のカウント)を搭
載し、更に、施肥量や移植苗数をカウント(繰出量のカ
ウント)させて、その情報をコントロールセンターに送
る(無線電話、衛星通信等による)。上記情報は、メモ
リーカードの様なリムーバブル媒体にてコントローラか
らダウンロード可能とする。メモリーカードは、コンバ
インCを含む各種作業機及び管理センターSのコンピュ
ーターに着脱し易いから、データの蓄積・取扱に便利で
ある。
【0023】(演算)演算に当っては、B=区画作業時
間及び資材(経費換算とする。)/区画面積、とし、B
(経費少指数という)の少ない順に、識別ナンバーNO.0
00〜NO.099を付す。値Bは、「当該区画の単位面積当り
の区画作業時間及び資材」を表し、この値が小さいこと
が望ましい。そして、演算では、NO.000の予想収穫量+
NO.001の予想収穫量+NO.003の予想収穫量・・と加算さ
せ指定した予想収穫量を超えた区画までが栽培区画とな
る。例えば、NO.000の予想収穫量+〜+NO.058予想収穫
量<240,000kg< NO.000の予想収穫量+〜+NO.059の
予想収穫量面積となったとき、NO.000〜+NO.059が栽培
対象区画となる(図9のN0.000〜099欄参照)。なお、
区画作業時間及び資材(経費換算)は年により変動する
から、経費少指数は年毎に変動する。また、土地管理上
の観点から作為的に変更してもよい。
【0024】
【実施例3】特定の総作業時間において、最大の収穫量
を得ることを課題とする。この実施例3では、田植え
機、コンバイン、作業員等の員数や台数によって、総作
業時間は変動するから、実施に当っては、その都度、前
提値を代える必要がある。そして、センサにより、耕
耘、施肥、移植、収穫等の各種作業時間及び収穫量に関
する情報を各種作業機等から検出する。A(=区画収穫
量/区画面積)、を用い、Aの大きい順に、識別ナンバ
ーNO.0000〜NO.0099を付す(ここまでは、実施例1と同
じ。)。そして、演算では、NO.0000の作業時間+NO.00
01の作業時間+NO.0003の作業時間・・と加算させ特定
した作業時間を超えた区画までが栽培区画となる。例え
ば、NO.0000の作業時間〜+NO.0049の作業時間<特定作
業時間<NO.0000の作業時間〜+NO.0050の作業時間とな
ったとき、NO.0000〜+NO.0049が栽培対象区画となる
(図9のN0.0000〜0099欄参照)。
【0025】
【実施例4】作付け総面積が特定された場合において、
最大の実利(利益)を得ることができる区画の選定シス
テムを用いる。センサとしては、耕耘、施肥、移植、収
穫等の各種作業時間、肥料等の資材及び収穫量に関する
情報を各種作業機等から検出する。そして、収穫量から
粗利を計算し、各種作業時間及び資材から必要生産経費
を算出させる。そして、各粗利から各必要生産経費を差
し引いた実利を算出する。
【0026】減反率を40%とし、演算手法としては、
収穫量に関する情報をコンバインから検出し、全区画よ
り少ない区画から最大の実利を目指して、栽培区画を選
定する。なお、実施例4のシステムを採用するに当たっ
ては、実施例1と同様に、総面積80ha、各区画(1
00区画)の面積、過去3年間の区画別収穫量及び各必
要生産経費がわかっているものとする。演算手法として
は、減反率40%が特定されており、作付予定面積は4
8ha(80ha×0.60)となる。尚、各区画のそ
れぞれの面積は決まっている。C=区画実利/区画面
積、とし、C(実利指数)が大きい順に、全区画(10
0区画)に区画ナンバーNO.00000〜00099を付す。ま
た、区画実利は、当該区画の過去3年間の平均収穫量に
最近の政府売渡価格を掛けた値(円)から、当該区画の
生産経費を差し引いて算出する。値Cは、「当該区画の
単位面積当りの区画実利」を表し、この値が大きいこと
が望ましい。
【0027】そして、演算では、NO.0000の面積+NO.00
01の面積+NO.0003の面積・・と加算させ特定作付け総
面積を超えた区画までが栽培区画となる。例えば、NO.0
0000の面積〜+NO.00061の面積<48ha< NO.00000
の面積〜+NO.00062の面積となったとき、NO.00000〜+
NO.00062が栽培対象区画となる(図9のN0.00000〜0009
9欄参照)。なお、収穫量は、年により変動するから、
実利指数は年毎に変動する。また、土地管理上の観点か
ら作為的に変更してもよい。
【0028】
【実施例5】実施例5は、上記実施例1〜4のすべての
稲作栽培における区画の選定システムのうち、いずれの
システムでも選択可能とするものである。即ち、稲の栽
培区画選定システム作付対象の圃場が複数の区画に区分
されていると共に、各区画における耕耘、施肥、移植、
収穫等の各種作業時間、肥料等の資材及び収穫量に関す
る情報を各種作業機等から検出し、該検出した情報をデ
ータベース化し、ある年の栽培計画を行う際で全区画の
総面積より少ない区画の作付けを行う場合に、請求項1
〜4記載の農作物の栽培区画選定システムのうち、いず
れかの採用が選択可能とする農作物の栽培区画選定シス
テムとする。具体的な構成としては、請求項1〜4記載
の農作物の栽培区画選定システムに必要なセンサを具備
させ、選定ソフトを並存させて、ユーザーのニーズに応
じて各ソフトを起動させて選択可能とするか、又は、統
合ソフトをコンピュータ内に配置すればよい。このシス
テムによれば、経営上のニーズに従って区画選択方法を
自由に選ぶことができ、各経営体や栽培年度に応じて選
択が可能となる。
【0029】
【実施例6】上記実施例においては、作業時間をセンサ
によって算出し、必要経費の算出の基礎としているが、
作業時間の算出より作業工数のカウントは行い易いこと
から、作業時間を工数に代えることも可能である。 (その他)パーソナルコンピュータへのデータ入力は、
オペレータの手動計測、手動入力でもよく、作業機から
無線通信によって入力してもよい。なお、上記実施例は
稲作の場合を説明したが、他の作物の場合に適用するこ
とも可能である。また、上記資材の計算においては、資
材に加えて、トラクタ等の機材についても計算して合算
しても良い。
【0030】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、下記の効果を奏する。 1.請求項1記載の発明によれば、作付対象の圃場が複
数の区画に区分されていると共に、各区画における収穫
量に関する情報を収穫機等から検出し、該検出した情報
をデータベース化し、ある年の栽培計画を行う際で全区
画の総面積より少ない区画からなる特定の面積の作付け
を行う場合に、各区画単位で過去の収穫量から粗利を算
出して、最大の粗利が得られる1以上の区画をコンピュ
ータ処理して自動選択する農作物の栽培区画選定システ
ムとすることで、粗利、即ち、収穫量のみから最大の粗
利が得られる区画を選定することができ、簡単な構成で
効率良く資源投入でき、経営の利益確保ができる。
【0031】2.請求項2記載の発明によれば、作付対
象の圃場が複数の区画に区分されていると共に、各区画
における耕耘、施肥、移植、収穫等の各種作業時間、肥
料等の資材及び収穫量に関する情報を各種作業機等から
検出し、該検出した情報をデータベース化し、ある年の
栽培計画を行う際で全区画の推定総収穫量より少ない特
定の総収穫量とするために区画を選択して作付けを行う
場合に、上記検出した情報から最少の総作業時間又は/
及び総資材となる1以上の区画をコンピュータ処理して
自動選択する農作物の栽培区画選定システムとすること
で、単に総収穫量を特定するのみで、最少の総作業時間
又は/及び総資材とすることができ、効率良く資源投入
できるため、経営の利益確保ができる。
【0032】3.請求項3記載の発明によれば、作付対
象の圃場が複数の区画に区分されていると共に、各区画
における耕耘、施肥、移植、収穫等の各種作業時間及び
収穫量に関する情報を各種作業機等から検出し、該検出
した情報をデータベース化し、ある年の栽培計画を行う
際で全区画の推定総作業時間より少ない特定の総作業時
間とするために区画を選択して作付けを行う場合に、上
記検出した情報から最大の収穫量が得られる1以上の区
画をコンピュータ処理して自動選択する農作物の栽培区
画選定システムとすることで、単に総作業時間を特定す
るだけで、栽培する区画を選定することができ、効率良
く資源投入できるため、経営の利益確保ができる。
【0033】4.請求項4記載の発明によれば、作付対
象の圃場が複数の区画に区分されていると共に、各区画
における耕耘、施肥、移植、収穫等の各種作業時間、肥
料等の資材及び収穫量に関する情報を各種作業機等から
検出し、該検出した情報をデータベース化し、ある年の
栽培計画を行う際で全区画の総面積より少ない区画から
なる特定の総面積の作付けを行う場合に、各区画単位
で、過去の収穫量から粗利を算出し、且つその当該過去
の各種作業時間及び資材から必要生産経費を算出させる
と共に、上記粗利から上記必要生産経費を差し引いた実
利を算出させ、上記特定の面積から、最大の実利が得ら
れる1以上の区画をコンピュータ処理して自動選択する
農作物の栽培区画選定システムとすることで、経営上、
最も効率良く資源投入できるため、経営の利益確保がで
きる。
【0034】5.請求項5記載の発明によれば、請求項
1〜4記載の発明のいずれかの効果に加えて、農作物の
栽培区画選定システム作付対象の圃場が複数の区画に区
分されていると共に、各区画における耕耘、施肥、移
植、収穫等の各種作業時間、肥料等の資材及び収穫量に
関する情報を各種作業機等から検出し、該検出した情報
をデータベース化し、ある年の栽培計画を行う際で全区
画の総面積より少ない区画の作付けを行う場合に、請求
項1〜5記載の農作物の栽培区画選定システムのうち、
いずれかの採用が選択可能とする農作物の栽培区画選定
システムとすることで、経営上のニーズに従って区画選
択方法を自由に選ぶことができ、各経営体、年度に対応
できる。
【0035】6.請求項6記載の発明によれば、請求項
1〜5記載のいずれかの発明の効果に加えて、農作物が
稲である農作物の栽培区画選定システムとすることで、
稲作経営の利益確保ができる。
【0036】7.請求項7記載の発明によれば、請求項
2〜6記載のいずれかの発明の効果に加えて、作業時間
を工数に換える農作物の栽培区画選定システムとするこ
とで、比較的計算が複雑な作業時間を計量することな
く、効率良く資源投入できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施例の概念図。
【図2】同実施例を適用する圃場の概観図。
【図3】同実施例に用いるコンバインの側面図。
【図4】同実施例に用いるコンバインの側面図。
【図5】同コンバインに搭載されるコンピュータのメモ
リカードの使用図。
【図6】同実施例を適用する通信システム図。
【図7】同実施例を適用する中央コントローラのシステ
ム図。
【図8】同実施例に用いるデータベース説明図。
【図9】同実施例の演算結果説明図。
【符号の説明】
C・・・コンバイン S・・・管理センター 1・・・ハンドル 2,3・・・モニタ 25・・記憶媒体(メモリーカード) 26・・コンピュータ 30・・移動体通信端末(携帯電話)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 隆史 大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマー農機 株式会社内 (72)発明者 水倉 泰治 大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマー農機 株式会社内 (72)発明者 中川 渉 大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマー農機 株式会社内 (72)発明者 加藤 勝則 大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマーディ ーゼル株式会社内 (72)発明者 野間 康男 大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマーディ ーゼル株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作付対象の圃場は複数の区画(00〜99)
    に区分されていると共に、 各区画における収穫量に関する情報を収穫機等から検出
    し、該検出した情報をデータベース化し、 ある年の栽培計画を行う際で全区画の総面積より少ない
    区画からなる特定の面積の作付けを行う場合に、各区画
    単位で過去の収穫量から粗利を算出して、最大の粗利が
    得られる1以上の区画をコンピュータ処理して自動選択
    する(NO.00〜+NO.62)ことを特徴とする農作物の栽培
    区画選定システム。
  2. 【請求項2】 作付対象の圃場は複数の区画(00〜99)
    に区分されていると共に、 各区画における耕耘、施肥、移植、収穫等の各種作業時
    間、肥料等の資材及び収穫量に関する情報を各種作業機
    等から検出し、該検出した情報をデータベース化し、 ある年の栽培計画を行う際で全区画の推定総収穫量より
    少ない特定の総収穫量とするために区画を選択して作付
    けを行う場合に、上記検出した情報から最少の総作業時
    間又は/及び総資材となる1以上の区画をコンピュータ
    処理して自動選択する(NO.000〜+NO.059)ことを特徴
    とする農作物の栽培区画選定システム。
  3. 【請求項3】 作付対象の圃場は複数の区画に区分され
    ていると共に、 各区画における耕耘、施肥、移植、収穫等の各種作業時
    間及び収穫量に関する情報を各種作業機等から検出し、
    該検出した情報をデータベース化し、 ある年の栽培計画を行う際で全区画の推定総作業時間よ
    り少ない特定の総作業時間とするために区画を選択して
    作付けを行う場合に、上記検出した情報から最大の収穫
    量が得られる1以上の区画をコンピュータ処理して自動
    選択する(NO.0000〜+NO.0049)ことを特徴とする農作
    物の栽培区画選定システム。
  4. 【請求項4】 作付対象の圃場は複数の区画に区分され
    ていると共に、 各区画における耕耘、施肥、移植、収穫等の各種作業時
    間、肥料等の資材及び収穫量に関する情報を各種作業機
    等から検出し、該検出した情報をデータベース化し、 ある年の栽培計画を行う際で全区画の総面積より少ない
    区画からなる特定の総面積の作付けを行う場合に、各区
    画単位で、過去の収穫量から粗利を算出し、且つその当
    該過去の各種作業時間及び資材から必要生産経費を算出
    させると共に、 上記粗利から上記必要生産経費を差し引いた実利を算出
    させ、上記特定の面積から、最大の実利が得られる1以
    上の区画をコンピュータ処理して自動選択すること(N
    O.00000〜+NO.00062)を特徴とする農作物の栽培区画
    選定システム。
  5. 【請求項5】 作付対象の圃場は複数の区画に区分され
    ていると共に、 各区画における耕耘、施肥、移植、収穫等の各種作業時
    間、肥料等の資材及び収穫量に関する情報を各種作業機
    等から検出し、該検出した情報をデータベース化し、 ある年の栽培計画を行う際で全区画の総面積より少ない
    区画の作付けを行う場合に、請求項1〜4記載の農作物
    の栽培区画選定システムのうち、いずれかの採用が選択
    可能とすることを特徴とする農作物の栽培区画選定シス
    テム。
  6. 【請求項6】 農作物が稲であることを特徴とする請求
    項1〜5記載のいずれかの農作物の栽培区画選定システ
    ム。
  7. 【請求項7】 作業時間を工数に換えることを特徴とす
    る請求項2〜6記載のいずれかの農作物の栽培区画選定
    システム。
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