JP2002189439A - データラッチ回路および液晶表示装置 - Google Patents

データラッチ回路および液晶表示装置

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JP2002189439A
JP2002189439A JP2000387063A JP2000387063A JP2002189439A JP 2002189439 A JP2002189439 A JP 2002189439A JP 2000387063 A JP2000387063 A JP 2000387063A JP 2000387063 A JP2000387063 A JP 2000387063A JP 2002189439 A JP2002189439 A JP 2002189439A
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Tetsuo Morita
田 哲 生 森
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 貫通電流が流れないようにして消費電力の低
減を図るデータラッチ回路と液晶表示装置を提供する。 【解決手段】 本発明の液晶表示装置は、信号線および
走査線が列設された画素アレイ部1と、走査線を駆動す
る走査線駆動回路2と、信号線を駆動する信号線駆動回
路3とを有する。走査線駆動回路2は、外部から供給さ
れた垂直同期信号に基づいて垂直走査パルスをシフトさ
せる垂直シフトレジスタ11を有する。サンプリング期
間中は、サンプリングラッチ回路13の出力を固定の論
理に設定するため、サンプリング期間中に電源電圧端子
VDDから接地端子VSSに貫通電流が流れなくなり、消費
電力の低減が図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルデータを
所定のサンプリング期間にラッチするデータラッチ回路
に関し、特に、液晶表示装置の内部に用いられるデジタ
ル階調データのラッチ用のデータラッチ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、アクティブマトリクス型の液晶
表示装置は、アレイ基板と対向基板との間に液晶層を挟
んで封止した構造になっている。アレイ基板は、マトリ
クス状に配置される複数の画素電極と、これら画素電極
に沿って行方向に配置される複数の走査線と、これら画
素電極に沿って列方向に配置される複数の信号線と、信
号線および走査線の交点付近に配置される画素TFTと
を有する。
【0003】画素TFTは、走査線の電圧によりオン・
オフし、オンした場合には、対応する信号線の電圧を画
素電極に供給する。
【0004】最近のTFT特性の向上、及び微細加工技
術の進歩により、走査線を駆動する走宜線駆動回路と、
信号線を駆動する信号線駆動回路とをアレイ基板上に形
成することも技術的に可能になってきた。
【0005】図1は、外部から供給されたデジタル階調
データに基づいて信号線を駆動する、従来のデジタル式
の液晶表示装置の概略構成を示すブロック図である。図
1では、一例として、電源電圧VDD=10V、接地電圧
VSS=−5V、デジタル階調データVHigh=3V、VLo
w=0Vのデジタルインタフェース回路内蔵の液晶表示
装置(LCD:Liquid Crystal Display)を想定してい
る。
【0006】図1の液晶表示装置は、信号線および走査
線が列設された画素アレイ部1と、走査線を駆動する走
査線駆動回路2と、信号線を駆動する信号線駆動回路3
とを有する。走査線駆動回路2は、画素アレイ部1の外
部から供給された垂直同期信号に基づいて垂直走査パル
スをシフトさせる垂直シフトレジスタを有する。
【0007】信号線駆動回路3は、図7に示すように、
水平シフトレジスタ11と、デジタルビデオバスライン
12と、サンプリングラッチ回路13と、ロードラッチ
回路14と、D/A変換回路15とを有する。
【0008】デジタルビデオバスライン12にはデジタ
ル階調データが供給される。このデジタル階調データ
は、水平シフトレジスタ11からのタイミング信号によ
りサンプリングラッチ回路13にラッチされる。この
際、サンプリングラッチ回路13が有するレベルシフト
機能により、デジタル階調データは、信号線駆動回路3
の駆動電圧(VDD,VSS)にレベル変換される。サン
プリングラッチ回路13において、一水平ライン分のデ
ジタル階調データのラッチが終了するまでの時間は、一
ライン期間と呼ばれる。
【0009】ロードラッチ回路14は、各サンプリング
ラッチ回路がそれぞれ異なるタイミングでラッチしたデ
ータを同タイミングでラッチする。ロードラッチ回路1
4でのラッチ動作が終了した後、各サンプリングラッチ
回路13は次の水平ラインのラッチ動作を順に行う。
【0010】サンプリングラッチ回路13がラッチ動作
を行っている最中に、その直前の水平ラインについて、
D/A変換回路15はデジタル階調電圧をアナログ階調
電圧に変換する。このアナログ階調電圧は、対応する信
号線に供給される。上述した動作を繰り返すことによ
り、画素アレイ部1内の全画素表示領域に画像が表示さ
れる。
【0011】図7はサンプリングラッチ回路13の具体
的な回路構成を示す図である。同図において、CMOSイン
バータ81の入力端(以下ノードA)はCMOSインバータ
82の出力端に接続され、CMOSインバータ81の出力端
(以下ノードB)はCMOSインバータ82の入力端に接続
されている。これら2つのインバータはNMOSトランジス
タ83を介して負電源VSSに、PMOSトランジスタ84を
介して正電源VDDに接続されている。これら2つのイン
バータはループ状に接続され、デジタル信号を記憶する
記憶回路80を形成している。
【0012】デジタル階調データはNMOSトランジスタ8
5を介してノードAに、デジタル階調データの逆相信号
である/デジタル階調データはNMOSトランジスタ86を
介してノードBに接続されている。
【0013】シフトレジスタ11からのタイミング信号
はPMOSトランジスタ84とNMOSトランジスタ85,86
のゲートに入力され、タイミング信号の逆相信号はNMOS
トランジスタ83のゲートに入力されている。
【0014】また、ノードAにはCMOSインバータ87
が、ノードBにはCMOSインバータ88がそれぞれ接続さ
れ、CMOSインバータ87の出力はロードラッチ回路14
に入力される。
【0015】次に、図7のサンプリングラッチ回路13
の回路動作について、図8のタイミングチャートを用い
て説明する。
【0016】時刻t1において、シフトレジスタ11か
らのタイミング信号がハイレベルになると、NMOSトラン
ジスタ83とPMOSトランジスタ84がオフ、NMOSトラン
ジスタ85とNMOSトランジスタ86がオンになり、デジ
タル階調データとその逆相データがノードAおよびノー
ドBにそれぞれ取り込まれる。
【0017】次に、時刻t2においてシフトレジスタ1
1からのタイミング信号がローレベルになると、NMOSト
ランジスタ85とNMOSトランジスタ86がオフ、NMOSト
ランジスタ83とPMOSトランジスタ84がオンになり、
デジタル階調データの入力が遮断されるとともに、記憶
回路80に電源電圧が供給される。記憶回路80では、
ノードAとノードBでデジタル階調データとその逆相デ
ータの電圧比較が行われ、高い電位(VHigh)がVDD
に、低い電位(VLow)がVSSにそれぞれレベル変換さ
れる。
【0018】インバータ87,88はそれぞれノードA
の寄生容量と、ノードBの寄生容量を同じにするために
挿入される。すなわち、図9のように、ノードA側の信
号だけをロードラッチ回路14に供給すると、ノードA
の寄生容量と、ノードBの寄生容量に差が生じ、時刻t
2でデジタルデータをレベル変換する際に、記憶回路8
0が誤動作を起こす可能性がある。そこで、一番単純な
CMOS回路部品であるインバータをノードAおよびノード
Bにそれぞれ接続し、ノードA,Bの寄生容量をほぼ同
じ値にする。
【0019】ノードAにつながるインバータ87の出力
は、時刻t3〜t4の間に、ロードラッチ回路にラッチ
される。
【0020】図7のような回路構成にすれば、サンプリ
ングラッチ回路13に供給されるデジタル階調データの
電圧レベルを0−3Vの低電圧に設定できる。すなわ
ち、デジタルビデオバスライン12を低電圧で駆動で
き、低消費電力化が可能になるとともに、外部のタイミ
ング1Cからレベルシフト回路を介さず直接デジタルデ
ータを入力できるので、システムの構成を簡略化でき
る。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図7お
よび図8に示したデジタル階調方式の液晶表示装置の場
合、シフトレジスタ11からのタイミング信号がハイレ
ベルになって(時刻t1〜t2)、デジタル階調データ
をメモリ内に取り込む際、インバータ87およびインバ
ータ88に0Vと3V(または3Vと0V)が取り込ま
れるため、インバータ87,88を構成するNMOSおよび
PMOSトランジスタが全部オン状態になる。これにより、
電源電圧端子VDDから接地端子VSSに向けて貫通電流が
流れ、サンプリングラッチ回路13の消費電流が大きく
なってしまうという問題がある。
【0022】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、貫通電流が流れないようにして
消費電力の低減を図るデータラッチ回路および液晶表示
装置を提供することにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明は、所定のサンプリング期間にデジタル
データをラッチするデータラッチ回路において、出力端
および入力端が互いにループ状に接続された第1および
第2のインバータを有する記憶回路と、前記第1および
第2のインバータに電源電圧を供給するか否かを切替制
御する第1および第2のスイッチ素子と、ラッチ対象と
なるデジタルデータを前記記憶回路に供給するか否かを
切替制御する第3のスイッチ素子と、前記記憶回路に記
憶されたデータを読み出す出力回路と、を備え、前記第
1および第2のスイッチ素子は、前記サンプリング期間
以外の期間にオンして前記第1および第2のインバータ
に電源電圧を供給し、前記第3のスイッチ素子は、前記
サンプリング期間内にオンしてデジタルデータを前記記
憶回路に供給し、前記出力回路は、前記サンプリング期
間内に前記出力回路の電源端子から接地端子に向けて貫
通電流が流れないように、貫通電流防止機能を有する。
【0024】本発明では、データラッチ回路の出力回路
に貫通電流防止機能を持たせたため、サンプリング期間
内の消費電力の低減が図れる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るデータラッチ
回路および液晶表示装置について、図面を参照しながら
具体的に説明する。以下では、液晶表示装置内部のサン
プリングラッチ回路に本発明のデータラッチ回路を適用
する例について説明する。
【0026】図1は本発明に係る液晶表示装置の全体構
成を示すブロック図である。ここでは、一例として、電
源電圧VDD=10V,接地電圧VSS=−5V、デジタル
階調データがVHigh=3V、VLow=0Vのデジタルイ
ンタフェース回路を内蔵した液晶表示装置(LCD)を
想定している。
【0027】図1の構成は、従来の液晶表示装置と同様
であり、信号線および走査線が列設された画素アレイ部
1と、走査線を駆動する走査線駆動回路2と、信号線を
駆動する信号線駆動回路3とを有する。走査線駆動回路
2は、外部から供給された垂直同期信号に基づいて垂直
走査パルスをシフトさせる垂直シフトレジスタ11を有
する。
【0028】信号線駆動回路3は、図1に示すように、
水平シフトレジスタ11と、デジタルビデオバスライン
12と、サンプリングラッチ回路(S-latch)13と、
ロードラッチ回路(L-latch)14と、D/A変換回路
15とを有する。
【0029】デジタルビデオバスライン12にはデジタ
ル階調データが供給される。このデジタル階調データ
は、水平シフトレジスタ11からのタイミング信号によ
りサンプリングラッチ回路13にラッチされる。この
際、サンプリングラッチ回路13が有するレベルシフト
機能により、デジタル階調データは、信号線駆動回路3
の駆動電圧(VDD,VSS)にレベル変換される。
【0030】サンプリングラッチ回路13での一水平ラ
イン分のデジタル階調データのラッチが終了するまでの
時間は、一ライン期間と呼ばれる。
【0031】ロードラッチ回路14は、各サンプリング
ラッチ回路がそれぞれ異なるタイミングでラッチしたデ
ータを同タイミングでラッチする。ロードラッチ回路1
4でのラッチ動作が終了した後、各サンプリングラッチ
回路13は次の水平ラインのラッチ動作を順に行う。
【0032】サンプリングラッチ回路13がラッチ動作
を行っている最中に、その直前の水平ラインに対して、
D/A変換回路15はデジタル階調電圧をアナログ階調
電圧に変換する。このアナログ階調電圧は、対応する信
号線に供給される。上述した動作を繰り返すことによ
り、画素アレイ部1内の全画素表示領域に画像が表示さ
れる。
【0033】図2はサンプリングラッチ回路13の具体
的な回路構成を示す回路図である。図2のサンプリング
ラッチ回路13は、出力端および入力端が互いにループ
状に接続され2個のインバータ(第1および第2のイン
バータ)21,22からなる記憶回路20と、これらイ
ンバータのそれぞれに電源電圧VDDおよび接地電圧VSS
を供給するか否かを切替制御するトランジスタ(第1お
よび第2のスイッチ素子)23,24と、デジタル階調
データを記憶回路20に供給するか否かを切替制御する
トランジスタ(第3のスイッチ素子)25,26と、記
憶回路20に記憶されたデータを非サンプリング期間に
ロードラッチ回路14に供給するNOR回路(出力回
路、第1および第2の論理演算回路)27,28とを有
する。
【0034】PMOSトランジスタ24〜26のゲート
端子には、不図示のレジスタ回路2からのタイミング信
号(シフトパルス)が入力される。このタイミング信号
がハイレベルのときは、サンプリング期間を表してい
る。NMOSトランジスタ23のゲート端子には、このタイ
ミング信号をインバータ29で反転した信号が入力され
る。
【0035】NOR回路27,28は、PMOSトランジス
タ31,32とNMOSトランジスタ33,34とを有し、
レジスタ回路2からのタイミング信号がハイレベルのと
き、すなわちサンプリング期間中は、トランジスタ33
がオンしてトランジスタ31がオフし、NOR回路27,
28の出力はローレベル固定になる。また、レジスタ回
路2からのタイミング信号がローレベルのとき、すなわ
ち非サンプリング期間中は、トランジスタ31がオンし
てトランジスタ33がオフし、デジタル階調データを反
転したデータがNOR回路27,28から出力される。
【0036】次に図2のデータラッチ回路の回路動作を
図3のタイミングチャートに基づいて説明する。
【0037】時刻t1において、レジスタ回路2からの
タイミング信号がハイレベルになると、NMOSトラン
ジスタ23とPMOSトランジスタ24がオフ、NMO
Sトランジスタ25とNMOSトランジスタ26がオン
になり、デジタル階調データとその反転データがノード
AおよびノードBにそれぞれ取り込まれる。
【0038】次に、時刻t2において、レジスタ回路2
からのタイミング信号がローレベルになると、NMOS
トランジスタ25とNMOSトランジスタ26がオフに
なる代わりに、NMOSトランジスタ23とPMOSト
ランジスタ24がオンになり、デジタル階調データがサ
ンプリングラッチ回路13に取り込まれなくなるが、記
憶回路20には電源電圧VDD,VSSが供給される。記憶
回路20は、ノードA,Bにて、デジタル階調データと
/デジタル階調データの電圧比較を行い、ハイレベル電
圧VHighがVDDに、ローレベル電圧VLowがVSSになる
ように、レベル変換を行う。すなわち、記憶回路20
は、時刻t2の直前にノードA,Bに取り込んだデータ
をレベル変換して保持する。
【0039】NOR回路27,28には、時刻t1〜t
2の期間内は、0−3V振幅のデータが供給される。こ
の期間内は、シフトレジスタ11からのタイミング信号
はハイレベルであるため、NOR回路27,28内のPM
OSトランジスタ31はオフ状態である。このため、電源
端子VDDから接地端子VSSに貫通電流が流れるおそれは
なく、従来のサンプリングラッチ回路13に比べて消費
電力を大幅に低減できる。
【0040】また、図2のサンプリングラッチ回路13
は、ノードA側とB側のそれぞれにNOR回路27,2
8を有するため、ノードA,Bの寄生容量がほぼ同等で
あり、従来のサンプリングラッチ回路13と同様、時刻
t2にてデジタルデータを安定して昇圧することができ
る。
【0041】時刻t2以降、レジスタ回路2からのタイ
ミング信号はローレベルになり、NOR回路27,28
は単純なインバータ回路として機能するため、図7に示
す従来のサンプリングラッチ回路13と同様の出力をロ
ードラッチ回路14に供給することができる。
【0042】このように、本実施形態では、サンプリン
グ期間中は、サンプリングラッチ回路13の出力を固定
の論理に設定するため、サンプリング期間中に電源電圧
端子VDDから接地端子VSSに貫通電流が流れなくなり、
消費電力の低減が図れる。
【0043】図2では、NOR回路27,28をサンプ
リングラッチ回路13の出力段に挿入する例を説明した
が、レジスタ回路2がオン期間中、VDDからVSSへの貫
通電流を防止する機能を持った他の回路素子をNOR回
路27,28の代わりに挿入しても、同様の効果が得ら
れる。例えば、図4のようにクロックトインバータ4
7,48を挿入しても、同様の効果が得られる。
【0044】図4のクロックトインバータ47,48
は、電源電圧VDDと接地電圧VSSとの間に直列接続され
た4つのトランジスタ35〜38を有する。トランジス
タ35,38は、レジスタ回路2からのタイミング信号
がローレベルのとき、すなわち非サンプリング期間中に
オンする。これらトランジスタ35,38がオンする
と、デジタル階調データが反転されてクロックトインバ
ータ47,48から出力される。一方、サンプリング期
間中は、トランジスタ35,38がオフし、クロックト
インバータ47,48は直前の状態を保持する。
【0045】このように、クロックトインバータ47,
48内のトランジスタ35,38により、クロックトイ
ンバータ47,48内に貫通電流が流れるのを防止でき
る。
【0046】クロックトインバータ47,48以外の変
形例として、図5に示すようにNAND回路57,58を挿
入してもよい。図5のNAND回路57,58はトランジス
タ91〜94で構成されている。トランジスタ91は、
レジスタ回路2からのタイミング信号がハイレベル、す
なわちサンプリング期間にオンする。このとき、サンプ
リングラッチ回路13の出力はハイレベル固定になり、
NAND回路57,58内を貫通電流が流れなくなる。一
方、レジスタ回路2からのタイミング信号がローレベ
ル、すなわち非サンプリング期間のときは、トランジス
タ91がオフしてトランジスタ94がオンし、デジタル
階調データを反転したデータがサンプリングラッチ回路
13から出力される。
【0047】また、上述した実施形態では、貫通電流を
防ぐ信号として、シフトレジスタ11からのタイミング
信号、またはその反転信号を利用したが、時刻t1〜t
2の期間に貫通電流が流れるのを防ぐ機能を持つ信号を
別に設けることにより、同様に貫通電流を防止できる。
【0048】例えば、図6は、NOR回路67,68内
のトランジスタのオン・オフをロード信号により行う例
を示す回路図である。ロード信号は、図8に示すように
時刻t3〜t4の間にハイレベルになるため、時刻t3
以前はトランジスタ33がオンしてトランジスタ31が
オフする。したがって、時刻t3以前は、サンプリング
ラッチ回路13の出力は常にローレベルになる。一方、
時刻t3〜t4の間は、デジタル階調データを反転した
データがサンプリングラッチ回路13から出力される。
【0049】上述した図2のサンプリングラッチ回路1
3では、デジタル階調データとその反転データの双方を
記憶回路20に取り込む例を説明したが、いずれか一方
のみを取り込んでもよい。これにより、図2のトランジ
スタ25,26の一方とNOR回路27,28の一方と
をそれぞれ省略でき、回路構成を簡略化できる。
【0050】上述した実施形態では、本発明のデータラ
ッチ回路を液晶表示装置の信号線駆動回路に用いる例を
説明したが、信号線駆動回路以外の目的、例えば、走査
線駆動回路内のシフトレジスタ11などにも適用可能で
ある。
【0051】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、データラッチ回路の出力回路に貫通電流防止機能
を持たせたため、サンプリング期間内の消費電力の低減
を図れる。したがって、本発明を液晶表示装置に適用す
れば、低消費電力型の液晶表示装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る液晶表示装置の全体構成を示すブ
ロック図。
【図2】サンプリングラッチ回路13の具体的な回路構
成を示す回路図。
【図3】図2の回路の動作タイミング図。
【図4】NOR回路の代わりにクロックトインバータを
設けたサンプリングラッチ回路の回路図。
【図5】NOR回路の代わりにNAND回路を設けたサンプ
リングラッチ回路の回路図。
【図6】NOR回路内のトランジスタのオン・オフをロ
ード信号により行う例を示す回路図。
【図7】サンプリングラッチ回路の具体的な回路構成を
示す図。
【図8】図7の回路の動作タイミング図。
【図9】ノードA側の信号だけをロードラッチ回路に供
給したサンプリングラッチ回路の回路図。
【符号の説明】
1 画素アレイ部 2 走査線駆動回路 3 信号線駆動回路 11 水平シフトレジスタ 12 デジタルビデオバスライン 13 サンプリングラッチ回路 14 ロードラッチ回路 15 D/A変換回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H093 NA16 NC15 NC22 NC23 NC26 NC34 ND38 ND39 5C006 AA01 AA02 AA11 AA22 AF83 BB16 BC12 BC14 BC16 BF03 BF04 BF11 BF26 BF27 BF34 BF42 FA47 5C080 AA10 BB05 DD26 FF11 JJ02 JJ03 JJ04

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定のサンプリング期間にデジタルデータ
    をラッチするデータラッチ回路において、 出力端および入力端が互いにループ状に接続された第1
    および第2のインバータを有する記憶回路と、 前記第1および第2のインバータに電源電圧を供給する
    か否かを切替制御する第1および第2のスイッチ素子
    と、 ラッチ対象となるデジタルデータを前記記憶回路に供給
    するか否かを切替制御する第3のスイッチ素子と、 前記記憶回路に記憶されたデータを読み出す出力回路
    と、を備え、 前記第1および第2のスイッチ素子は、前記サンプリン
    グ期間以外の期間にオンして前記第1および第2のイン
    バータに電源電圧を供給し、 前記第3のスイッチ素子は、前記サンプリング期間内に
    オンしてデジタルデータを前記記憶回路に供給し、 前記出力回路は、前記サンプリング期間内に前記出力回
    路の電源端子から接地端子に向けて貫通電流が流れない
    ように、貫通電流防止機能を有することを特徴とするデ
    ータラッチ回路。
  2. 【請求項2】前記出力回路は、前記サンプリング期間内
    は所定の論理の信号を出力し、前記サンプリング期間以
    外は前記記憶回路に記憶されたデータを反転出力するこ
    とを特徴とする請求項1に記載のデータラッチ回路。
  3. 【請求項3】前記出力回路は、 前記サンプリング期間内は所定の論理の信号を出力し、
    前記サンプリング期間以外は前記第1のインバータの出
    力を反転出力する第1の論理演算回路と、 前記サンプリング期間内は所定の論理の信号を出力し、
    前記サンプリング期間以外は前記第2のインバータの出
    力を反転出力する第2の論理演算回路と、を備えること
    を特徴とする請求項2に記載のデータラッチ回路。
  4. 【請求項4】前記出力回路には、前記サンプリング期間
    か否かを示す第1の信号と、前記サンプリング期間以外
    の所定の期間に特定の論理になる第2の信号とが供給さ
    れ、前記出力回路は、 前記サンプリング期間内は所定の論理の信号を出力し、
    前記サンプリング期間以外で前記第2の信号が前記特定
    の論理になったときに前記第1のインバータの出力を反
    転出力する第1の論理演算回路と、 前記サンプリング期間内は所定の論理の信号を出力し、
    前記サンプリング期間以外で前記第2の信号が前記特定
    の論理になったときに前記第2のインバータの出力を反
    転出力する第2の論理演算回路と、を有することを特徴
    とする請求項2に記載のデータラッチ回路。
  5. 【請求項5】前記第1および第2の論理演算回路は、NA
    NDゲート、NORゲートおよびクロックトインバータの
    いずれかを含むことを特徴とする請求項3または4に記
    載のデータラッチ回路。
  6. 【請求項6】列設された信号線および走査線と、 信号線および走査線の交点付近に配設された表示素子
    と、 信号線のそれぞれを駆動する信号線駆動回路と、 走査線のそれぞれを駆動する走査線駆動回路と、を備え
    た液晶表示装置において、 前記信号線駆動回路は、 複数のレジスタ回路を有し、各レジスタ回路のそれぞれ
    から、クロック信号に同期させてシフトさせたシフトパ
    ルスを順に出力するシフトレジスタと、 前記シフトパルスのそれぞれに同期させて、画素情報に
    関するデジタルデータをラッチする請求項1〜5のいず
    れかに記載の複数のデータラッチ回路と、 前記複数のデータラッチ回路のラッチ出力をロード信号
    に同期させて同時にラッチするロードラッチ回路と、 前記ロードラッチ回路のラッチ出力をアナログ画素電圧
    に変換した後、対応する信号線に供給するD/A変換回
    路と、を備えることを特徴とする液晶表示装置。
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