JP2002189330A - カラー画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成装置

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JP2002189330A
JP2002189330A JP2000389800A JP2000389800A JP2002189330A JP 2002189330 A JP2002189330 A JP 2002189330A JP 2000389800 A JP2000389800 A JP 2000389800A JP 2000389800 A JP2000389800 A JP 2000389800A JP 2002189330 A JP2002189330 A JP 2002189330A
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image forming
image
transfer belt
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transfer
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JP2000389800A
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English (en)
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Yoshifumi Kosagi
祥史 小鷺
Shigeru Sawada
茂 沢田
Masaki Tanaka
雅樹 田中
Akio Ukai
晃生 鵜飼
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 選択された画像形成モードに対応して作像に
関与しない感光体を転写ベルトから離隔し、感光体の不
必要な摩耗を防ぐことができるカラー画像形成装置を提
供する。 【解決手段】 画像形成モードとしてカラーモードが選
択されると、一次転写ローラ14、15及び16は、転
写ベルト11と感光体24C、24M、24Y及び24
Kとの接触が維持される位置に設定される。また、モノ
クロモード(ブラック)が選択されると、一次転写手段
を構成する一次転写ローラ14は、感光体24Kの外周
面に沿つて角度θ1 だけZ1 方向に回転し、転写ベルト
11と感光体24Kとの接触が維持されたまま転写ベル
ト11は感光体24Cから寸法ΔLだけ離隔される。一
次転写ローラ15及び16は、X1 方向に移動して転写
ベルト11は感光体24M、24Yから寸法ΔL だけ離
隔される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複写機、プリン
タ、FAX、或いはこれ等の機能を備えた複合装置等の
電子写真方式のカラー画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式のカラー画像形成装置で
は、複数の像担持体の上に形成された各色のトナー像を
一旦中間転写体(一次転写体)上に順次重畳して転写
し、形成された中間転写体上のカラートナー像を記録媒
体に転写するようにした、中間転写体を使用するものが
一般的である。
【0003】図11は、従来の中間転写体を使用するタ
ンデム方式のカラー画像形成装置100の構成の概略を
示す断面図である。図11において、101Y、101
M、101C、101Kは、それぞれイエロー、マゼン
タ、シアン、ブラックの各色の画像を形成する作像ユニ
ット、102は水平に架設された中間転写体を構成する
転写ベルトである。
【0004】ループ状の転写ベルト102はローラ10
3、104、105の間に架設され、特にローラ10
3、104の間の転写ベルト102は水平に架設され
る。ローラ104は図示しない駆動機構により駆動さ
れ、転写ベルト102は矢印a方向に一定の速度で駆動
される。
【0005】作像ユニット101Y、101M、101
C、101Kは、水平に架設された転写ベルト102の
下面に並列に配置されている。それぞれの作像ユニット
101Y、101M、101C、101Kは同一の構成
であり、各作像ユニットは、それぞれイレーサ、帯電チ
ャージャ、感光体、プリントヘッド、現像器を備えてい
る。プリントヘッドには制御部110からイエロー、マ
ゼンタ、シアン、ブラックの各色の画像信号が供給され
る。
【0006】作像ユニット101Y、101M、101
C、101Kの転写ベルト102を挟んで反対側には、
一次転写ローラ106Y、106M、106C、106
Kが配置されている。
【0007】また、転写ベルト102を挟んでローラ1
04と対向する位置には二次転写ローラ107が配置さ
れて二次転写部108が構成され、装置下部に配置され
ている給紙部109から供給された記録媒体が、二次転
写部108の転写ベルト102と二次転写ローラ107
との間に搬送されるように構成されており、二次転写部
108の記録媒体搬送方向下流側には定着部111が配
置されている。
【0008】この他、転写ベルト102の移動経路に
は、基準位置検出センサ112、クリーナ113などが
配置されている。
【0009】次に、その動作の概略を説明する。図示し
ない画像読取装置で画像を読取つて得られたカラープリ
ントデータ、或いはパーソナルコンピユータ等から出力
されたカラープリントデータは制御部110に入力さ
れ、ここで所定の階調補正、その他の信号処理が施され
た後、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色の
画像信号として、各作像ユニット101Y〜101Kの
プリントヘッドに供給される。
【0010】各作像ユニット101Y〜101Kのプリ
ントヘッドからはレーザ光が感光体上に投射されて画像
潜像が形成される。感光体上の画像潜像は現像器により
現像され、形成されたトナー像は一次転写ローラ106
Y〜106Kの作用により転写ベルト102の上に転写
される。
【0011】このとき、制御部110から各プリントヘ
ッドへ画像信号を出力するタイミングを調整すること
で、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色のト
ナー像を順次転写ベルト102上に重畳転写してカラー
トナー像を形成する。
【0012】即ち、作像ユニット101Yにより形成さ
れ、転写ベルト102上に転写されたイエロートナー像
の上に、作像ユニット101Yにより形成されたマゼン
タトナー像を転写し、その上に作像ユニット101Cに
より形成されたシアントナー像を転写し、さらにその上
に作像ユニット101Kにより形成されたブラックトナ
ー像を転写して、カラートナー像を転写ベルト102上
に形成する。
【0013】転写ベルト102上に形成されたカラート
ナー像が転写部108に到達するタイミングに合わせて
給紙部109から記録媒体が転写部108に搬送され、
転写ベルト102上に形成されたカラートナー像は二次
転写ローラ107の作用により記録媒体上に転写され
る。この後、記録媒体は定着部111においてカラート
ナー像の定着処理が行われ、カラー画像が形成された記
録媒体が完成する。
【0014】上記したような、タンデム方式のカラー画
像形成装置では、複数(上記の例では4個)の作像ユニ
ットが横方向に配置されるから、装置全体が横方向に長
くなり大型になるほか、転写ベルトの長さも長くなるの
で、転写ベルトの走行が不安定になるという不都合があ
る。
【0015】この対策として、例えば、特開平5−35
043号公報に開示されているように、一次転写ローラ
に対して複数の作像ユニットをその左右に、或いは放射
状に配置し、装置全体が横方向に長くならないように、
また、転写ベルトの長さを短くして転写ベルトの走行安
定性を高めたものが提案されている。
【0016】図12は、上記した構成のカラー画像形成
装置の構成の概略を説明する図で、201Y、201
M、201C、201Kは、それぞれイエロー、マゼン
タ、シアン、ブラックの各色の画像を形成する作像ユニ
ット、202は転写ベルトで、一次転写ローラ203と
ローラ204との間に架設され、図示しない駆動機構に
より矢印b方向に一定の速度で駆動される。
【0017】作像ユニット201Y、201M、201
C、201Kは一個の一次転写ローラ203の周囲に放
射状に配置されており、作像ユニット201Y〜201
Kと一次転写ローラ203との間には転写ベルト202
が介在している。
【0018】また、転写ベルト202を挟んでローラ2
04と対向する位置には二次転写ローラ205が配置さ
れて二次転写部206が構成され、図示しない給紙部か
ら供給された記録媒体が、二次転写部206の転写ベル
ト202と二次転写ローラ205との間に搬送されるよ
うに構成されている。
【0019】以上の構成の動作は、図11に示すカラー
画像形成装置の動作と同様で、作像ユニット201Y〜
201Kの感光体上に形成された各色のトナー像は、一
次転写ローラ203の作用により転写ベルト202の上
に順次重畳転写されてカラートナー像が形成される。転
写ベルト202の上に転写されたカラートナー像は転写
部206において、二次転写ローラ205の作用により
記録媒体上に転写され、定着処理が行われてカラー画像
が形成された記録媒体が完成する。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】上記したカラー画像形
成装置では、画像形成モードがモノクロモード、例えば
黒色画像を形成するブラックモードが選択された場合で
も、4個全ての作像ユニットが駆動されて一次転写体で
ある転写ベルトに接触するから、実際に画像形成に使用
されるブラック作像ユニットの感光体以外の、他の作像
ユニットの感光体も無駄に消耗し、感光体の寿命を著し
く短縮してしまうという不都合がある。この発明は、上
記課題を解決することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記課題を
解決するもので、請求項1の発明は、像担持体と、前記
像担持体上に潜像を形成する潜像形成手段と、前記潜像
を現像してトナー像を形成する現像手段とを備えた複数
個の作像ユニットと、前記複数個の作像ユニットに対向
して配置された一次転写体と、前記作像ユニットの像担
持体上に形成されたトナー像を前記一次転写体に転写す
る複数の一次転写手段とを備え、前記複数の一次転写手
段のうち少くとも1つの一次転写手段は、選択された画
像形成モードに対応して少くとも1つの対向配置された
前記像担持体から離隔する方向に移動可能に構成されて
いることを特徴とする。
【0022】そして、前記画像形成装置は、前記一次転
写体上に転写されたトナー像を記録媒体に転写する二次
転写手段を備えている。
【0023】また、前記一次転写体は、複数のローラに
より懸架されたループ状のベルトである。
【0024】そして、前記複数の一次転写手段は、該転
写手段が前記像担持体から離隔する方向に移動すると
き、像担持体の表面に添つて移動する一次転写手段を含
むものとする。
【0025】前記複数の一次転写手段は、転写ローラで
あつてもよく、また、転写ブレード或いは転写ブラシで
あつてもよい。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて説明する。
【0027】[第1の実施の形態]図1は、この発明の
第1の実施の形態の画像形成装置10の構成の概略を示
す断面図である。第1の実施の形態では、一次転写手段
として転写ローラを使用するものである。
【0028】図1において、11は一次転写体を構成す
るループ状の転写ベルトで、図示しない駆動機構により
駆動されるローラ12と、張力を付与するために揺動自
在に支持されたテンションローラ13の間に所定の張力
で架設され、図1において矢印a方向に移動するように
構成されている。
【0029】転写ベルト11のループの内側には、一次
転写手段を構成する導電性の材料で構成された円筒状の
一次転写ローラ14、15及び16が配置され、その表
面は転写ベルト11の内面に接触すると共に、図示しな
い駆動機構により転写ベルト11の移動方向に添つて回
転するように構成されている。なお、一次転写ローラ1
4、15及び16の直径は、ローラ12及びテンション
ローラ13の直径よりも大きく構成されている。
【0030】転写ベルト11のループの外側には、転写
ベルト11の上流側から4つの作像ユニットのうち、シ
アン作像ユニット21C、マゼンタ作像ユニット21
M、イエロー作像ユニット21Yが1個の保持体21L
に収容され、図1において転写ベルト11の左側に配置
されている。また、転写ベルト11の最下流側の、図1
において転写ベルト11の右側には、ブラック作像ユニ
ット21Kが配置されている。
【0031】シアン作像ユニット21C、マゼンタ作像
ユニット21M、イエロー作像ユニット21Y、及びブ
ラック作像ユニット21Kは略同一の構成を備えてお
り、それぞれの作像ユニットは、帯電チャージャ22
C、22M、22Y、22K、レーザ発光装置を備えた
プリントヘッド23C、23M、23Y、23K、感光
体24C、24M、24Y、24K、現像器25C、2
5M、25Y、25K、イレーサ26C、26M、26
Y、26Kを備えている。
【0032】感光体24C、24Kは一次転写ローラ1
4に対向する位置に転写ベルト11を挟んで配置されて
おり、また、感光体24Mは一次転写ローラ15に対向
する位置に、感光体24Yは一次転写ローラ16に対向
する位置に転写ベルト11を挟んで配置されている。
【0033】テンションローラ13に対向する位置に
は、二次転写手段を構成する揺動自在に支持された二次
転写ローラ17が転写ベルト11を挟んで配置されて二
次転写部18を形成しており、転写ベルト11と二次転
写ローラ17との間を記録媒体Pが通過するとき、転写
ベルト11上のトナー像が記録媒体P上に転写されるよ
うに構成されている。
【0034】なお、記録媒体Pがテンションローラ13
と二次転写ローラ17とのニップ部を安定して通過する
ように、ニップ部付近には図示されていない搬送ガイド
が設けられており、テンションローラ13、図示されて
いない搬送ガイド及び二次転写ローラ17は共通の支持
部材に取付られており、一体に揺動可能に構成されてい
る。
【0035】この他、図1に示すように、画像形成装置
10には、その下部に記録媒体給紙部20が配置され、
記録媒体搬送路上にはタイミングローラ対19が配置さ
れており、また、二次転写ローラ17の下流側には定着
装置28及び排出トレイ29が配置されている。
【0036】さらに、転写ベルト11の上に形成された
トナー像の先端を検出するため、ブラック作像ユニット
21Kの下流側と二次転写部18との間に、レジストセ
ンサ30が配置されている。また、二次転写部18と作
像ユニット21Cの上流側との間には、転写ベルト11
上の残留トナーを除去するクリーナ27が配置されてい
る。
【0037】次に、上記した画像形成装置の動作の概略
について説明する。まず、画像形成モードとしてカラー
モードが選択されたときの動作について説明する。図示
されていない画像読取装置、パソコン等から出力された
R、G、Bの三原色に色分解されたカラー画像信号は、
感光体の階調特性に応じて階調補正その他の信号処理が
なされた後、D/A変換され、シアン、マゼンタ、イエ
ロー、ブラックの各画像信号として作像ユニット21C
〜21Kのプリントヘッド23C、23M、23Y、2
3Kに供給される。
【0038】プリントヘッド23C、23M、23Y、
23Kは入力された画像信号に基づいてレーザ装置から
出力されるレーザ光を変調して感光体24C、24M、
24Y、24Kの上に投射し、画像潜像を形成する。感
光体24C〜Kの上の画像潜像は、それぞれの作像ユニ
ットの現像器25C〜25Kに装填されているシアン、
マゼンタ、イエロー、ブラックの各トナーにより現像さ
れる。
【0039】感光体上への画像潜像の形成から現像処
理、転写ベルト11への転写タイミングは、以下のよう
に制御される。
【0040】即ち、まず、作像ユニット21Cが作動
し、プリントヘッド23Cにより感光体24C上に画像
潜像が形成され、現像器25Cのシアントナーで現像さ
れ、形成されたシアントナー像は一次転写ローラ14に
印加される静電荷の作用により転写ベルト11へ転写さ
れる。
【0041】転写ベルト11の矢印a方向の移動によ
り、転写ベルト上のシアントナー像が作像ユニット21
Mに来るタイミングに合わせて作像ユニット21Mが作
動し、プリントヘッド23Mにより感光体24M上に画
像潜像が形成され、現像器25Mのマゼンタトナーで現
像され、形成されたマゼンタトナー像は一次転写ローラ
15に印加される静電荷の作用により転写ベルト11上
のシアントナー像の上に重畳して転写される。
【0042】転写ベルト11の矢印a方向の移動によ
り、転写ベルト上のマゼンタトナー像が作像ユニット2
1Yに来るタイミングに合わせて作像ユニット21Yが
作動し、プリントヘッド23Yにより感光体24Y上に
画像潜像が形成され、現像器25Yのイエロートナーで
現像され、形成されたイエロートナー像は一次転写ロー
ラ16に印加される静電荷の作用により転写ベルト11
上のマゼンタトナー像の上に重畳して転写される。
【0043】転写ベルト11の矢印a方向の移動によ
り、転写ベルト上のイエロートナー像が作像ユニット2
1Kに来るタイミングに合わせて作像ユニット21Kが
作動し、プリントヘッド23Kにより感光体24K上に
画像潜像が形成され、現像器25Kのブラックトナーで
現像され、形成されたブラックトナー像は一次転写ロー
ラ14に印加される静電荷の作用により転写ベルト11
上のイエロートナー像の上に重畳して転写される。
【0044】このようにして、転写ベルト11の上に
は、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの各トナー
像が重畳されてカラートナー像が形成され、転写ベルト
11の矢印a方向の移動により、転写ベルト11の上の
カラートナー像の先端がレジストセンサ30により検出
されると、二次転写部18が作動し、タイミングローラ
対19まで搬送されて待機状態にあつた記録媒体Pの搬
送が開始され、転写ベルト11上のカラートナー像が二
次転写ローラ17に印加される静電荷の作用により記録
媒体Pに転写される。
【0045】この後、カラートナー像が転写された記録
媒体Pは定着装置28を通過し、カラートナー像の定着
処理が行われ、排出トレイ29に排出される。
【0046】画像形成モードとしてモノクロモード(ブ
ラック)が選択されたときは、作像ユニット21Kのみ
が作動する。プリントヘッド23Kにより感光体24K
上に形成された画像潜像は、現像器25Kのブラックト
ナーで現像され、形成されたブラックトナー像は一次転
写ローラ14の作用により転写ベルト11上に転写され
る。転写ベルト11の上のブラックトナー像の先端がレ
ジストセンサ30により検出されると、二次転写部18
が作動して記録媒体Pに転写され、定着処理を経て排出
される。
【0047】次に、図2及び図3を参照して、一次転写
体を構成するループ状の転写ベルトと作像ユニットの感
光体との接触及び離隔について説明する。
【0048】ここでは、シアン作像ユニット21C、マ
ゼンタ作像ユニット21M、イエロー作像ユニット21
Yの各感光体24C、24M、24Yが転写ベルト11
に接触及び離隔し、ブラック作像ユニット21Kの感光
体24Kは常時転写ベルト11に接触しているものとし
て説明する。
【0049】図2は、画像形成モードとしてカラーモー
ドが選択されたときの、各感光体24C、24M、24
Y、及び24Kが転写ベルト11に接触している状態を
示している。各感光体24C、24M、24Y、及び2
4Kの上に形成されたシアン、マゼンタ、イエロー、及
びブラックの各トナー像は、順次転写ベルト11の上に
重畳して転写され、カラートナー像が形成される。
【0050】次に、画像形成モードとしてモノクロモー
ド(ブラック)が選択されると、一次転写手段を構成す
る一次転写ローラ14は、図3に示すように感光体24
Kの外周面に沿つて角度θ1 だけZ1 方向に回転して、
転写ベルト11と感光体24Kとの接触が維持されたま
ま、転写ベルト11は感光体24Cから寸法ΔL だけ離
隔される。また、一次転写ローラ15及び16は、図3
に示すようにX1 方向に移動して、転写ベルト11は感
光体24M、24Yから寸法ΔL だけ離隔される。な
お、一次転写ローラ14は、一度両方の感光体(この例
では感光体24Kと24C)から離隔してから一方の感
光体に再接触するようにしてもよい。
【0051】これにより、転写ベルト11と感光体24
Kとの接触が維持されたまま、転写ベルト11から感光
体24C、24M、24Yを離隔することができ、作像
に関与しない作像ユニット21C、21M、21Yの画
像形成動作を停止して感光体24C、24M、24Yの
回転を停止し、無駄な摩耗を防ぐことができる。なお、
感光体24M及び24Yと一次転写ローラ15及び16
とを離隔させないこともできる。この場合は、例えば、
作像ユニットへの出力をオフにする、作像ユニット転写
ベルトから離隔させる、感光体を回転だけさせる、等の
手段による。
【0052】一次転写ローラ14の回転、及び一次転写
ローラ15及び16の移動手段は、公知のリンク機構そ
の他の適宜の手段を採用することができる。
【0053】[第2の実施の形態]第2の実施の形態
は、前記した第1の実施の形態の画像形成装置10にお
いて、一次転写手段として一次転写ローラに代えて一次
転写ブレードを使用したものである。一次転写手段が相
違する以外は、第1の実施の形態のものと同じであるか
ら、同一部材には同一符号を付して説明を省略し、以
下、一次転写ブレードの構成と、一次転写ブレードによ
る転写ベルトと感光体との接触及び離隔について説明す
る。
【0054】図4及び図5は、一次転写ブレードの構成
と、一次転写ブレードによる転写ベルトと作像ユニット
の感光体との接触及び離隔を説明する図である。
【0055】一次転写ブレード31は、回転軸31dの
周囲に放射状に配置された3枚のブレード31a、31
b及び31cから構成される。一次転写ブレード32
は、回転軸32cの周囲に放射状に配置された2枚のブ
レード32a及び32bから構成され、一次転写ブレー
ド33は、一次転写ブレード32と同様の構成で、回転
軸33cの周囲に放射状に配置された2枚のブレード3
3a及び33bから構成される。
【0056】図4はカラーモードが選択されたときの一
次転写ブレード31、32及び33の作動位置を示す図
で、一次転写ブレード31のブレード31aが転写ベル
ト11を感光体24Cに当接させ、ブレード31bが転
写ベルト11を感光体24Kに当接させる。また、一次
転写ブレード32のブレード32aが転写ベルト11を
感光体24Mに当接させ、一次転写ブレード33のブレ
ード33aが転写ベルト11を感光体24Yに当接させ
る。
【0057】この状態において、一次転写ブレード31
〜33に静電荷を印加することで、感光体24C〜24
K上のカラートナー像を転写ベルト11に転写すること
ができる。
【0058】図5はモノクロモード(ブラック)が選択
されたときの一次転写ブレード31、32及び33の作
動位置を示す図で、一次転写ブレード31乃至33は、
カラーモードの作動位置から90度回転した位置をと
る。
【0059】一次転写ブレード31のブレード31cが
転写ベルト11を感光体24Kに当接させる。ブレード
31a及び31bは退避位置に移動するから、転写ベル
ト11は感光体24Cから寸法ΔL だけ離隔され、転写
ベルト11は感光体24Cに接触しない。また、一次転
写ブレード32及び一次転写ブレード33も退避位置に
移動するから、転写ベルト11は感光体24M及び24
Yから寸法ΔL だけ離隔され、転写ベルト11は感光体
24M及び24Yに接触しない。
【0060】これにより、転写ベルト11と感光体24
Kとの接触が維持されたまま、転写ベルト11から感光
体24C、24M、24Yを離隔することができ、作像
に関与しない作像ユニット21C、21M、21Yの画
像形成動作を停止して感光体24C、24M、24Yの
回転を停止し、無駄な摩耗を防ぐことができる。
【0061】一次転写ブレード31、32及び33の回
転移動手段は、公知のリンク機構その他の適宜の手段を
採用することができる。なお、ここでは静電荷を印加す
るためにブレード(一次転写ブレード)を使用している
が、ブレードに代えてブラシを使用することもできる。
ブラシは全体がブラシのもの、先端部のみがブラシのも
の等、電荷を与えることができるものであればどのよう
な構成でもよい。
【0062】[第3の実施の形態]図6は、この発明の
第3の実施の形態の画像形成装置50の構成の概略を示
す断面図である。図6において、51は一次転写体を構
成するループ状の転写ベルトで、図示しない駆動機構に
より駆動されるローラ52と、張力を付与するために揺
動自在に支持されたテンションローラ53の間に所定の
張力で架設され、図1において矢印a方向に移動するよ
うに構成されている。
【0063】転写ベルト51のループの内側には、一次
転写手段を構成する導電性の材料で構成された円筒状の
一次転写ローラ54及び55が配置され、その表面は転
写ベルト51の内面に接触すると共に、図示しない駆動
機構により転写ベルト51の移動方向に添つて回転する
ように構成されている。なお、一次転写ローラ54及び
55の直径は、ローラ52及びテンションローラ53の
直径よりも大きく構成されている。
【0064】転写ベルト51のループの外側には、転写
ベルト51の上流側から4つの作像ユニット、即ちシア
ン作像ユニット61C、マゼンタ作像ユニット61M、
イエロー作像ユニット61Y、ブラック作像ユニット6
1Kが配置される。
【0065】シアン作像ユニット61C、マゼンタ作像
ユニット61M、イエロー作像ユニット61Y、ブラッ
ク作像ユニット61Kは略同一の構成を備えており、そ
れぞれの作像ユニットは、帯電チャージャ62C、62
M、62Y、62K、レーザ発光装置を備えたプリント
ヘッド63C、63M、63Y、63K、感光体64
C、64M、64Y、64K、現像器65C、65M、
65Y、65K、イレーサ66C、66M、66Y、6
6Kを備えている。
【0066】感光体64C、64Kは一次転写ローラ5
4に対向する位置に転写ベルト51を挟んで配置されて
おり、また、感光体64M、64Yは一次転写ローラ5
5に対向する位置に転写ベルト51を挟んで配置されて
いる。
【0067】テンションローラ53に対向する位置に
は、二次転写手段を構成する揺動自在に支持された二次
転写ローラ56が転写ベルト51を挟んで配置されて二
次転写部57を形成しており、転写ベルト51と二次転
写ローラ56との間を記録媒体Pが通過するとき、転写
ベルト51上のトナー像が記録媒体P上に転写されるよ
うに構成されている。
【0068】なお、記録媒体Pがテンションローラ53
と二次転写ローラ56とのニップ部を安定して通過する
ように、ニップ部付近には図示されていない搬送ガイド
が設けられており、テンションローラ53、図示されて
いない搬送ガイド及び二次転写ローラ56は共通の支持
部材に取付られており、一体に揺動可能に構成されてい
る。
【0069】この他、図6に示すように、画像形成装置
50には、その下部に記録媒体給紙部70が配置され、
記録媒体搬送路上にはタイミングローラ対58が配置さ
れており、また、二次転写ローラ56の下流側には定着
装置68及び排出トレイ69が配置されている。
【0070】さらに、転写ベルト51の上に形成された
トナー像の先端を検出するため、ブラック作像ユニット
61Kの下流側と二次転写部57との間に、レジストセ
ンサ59が配置されている。また、二次転写部57と作
像ユニット61Cの上流側との間には、転写ベルト51
上の残留トナーを除去するクリーナ67が配置されてい
る。
【0071】上記した画像形成装置の動作は、第1の実
施の形態のものと同様である。即ち、図示されていない
画像読取装置、パソコン等から出力されたR、G、Bの
三原色に色分解されたカラー画像信号は、信号処理さ
れ、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの各画像信
号として作像ユニット61C〜61Kのプリントヘッド
63C〜63Kに供給される。
【0072】プリントヘッド63C〜63Kは、入力さ
れた画像信号に基づいてレーザ装置から出力されるレー
ザ光を変調して感光体64C〜64Kの上に画像潜像を
形成する。感光体64C〜64Kの上の画像潜像は、そ
れぞれの作像ユニットの現像器65C〜65Kに装填さ
れているシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの各ト
ナーにより現像される。
【0073】まず、作像ユニット61Cが作動し、感光
体64C上に画像潜像が形成され、現像器65Cのシア
ントナーで現像され、形成されたシアントナー像は、一
次転写ローラ54に印加される静電荷の作用により転写
ベルト51へ転写される。
【0074】転写ベルト51の矢印a方向の移動によ
り、転写ベルト上のシアントナー像が作像ユニット61
Mに来るタイミングに合わせて作像ユニット61Mが作
動し、感光体64M上に画像潜像が形成され、現像器6
5Mのマゼンタトナーで現像され、形成されたマゼンタ
トナー像は一次転写ローラ55に印加される静電荷の作
用により転写ベルト51上のシアントナー像の上に重畳
して転写される。
【0075】以下順次、作像ユニット61Y及び作像ユ
ニット61Kが作動し、形成されたイエロートナー像
は、マゼンタトナー像の上に重畳して転写され、形成さ
れたブラックトナー像は転写ベルト51上のイエロート
ナー像の上に重畳して転写される。
【0076】このようにして、転写ベルト51の上に
は、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの各トナー
像が重畳されてカラートナー像が形成される。
【0077】転写ベルト51の矢印a方向の移動によ
り、転写ベルト51の上のカラートナー像の先端がレジ
ストセンサ59により検出されると、二次転写部57が
作動し、タイミングローラ対58まで搬送されて待機状
態にあつた記録媒体Pの搬送が開始され、転写ベルト5
1上のカラートナー像が二次転写ローラ56に印加され
る静電荷の作用により記録媒体Pに転写される。
【0078】この後、カラートナー像が転写された記録
媒体Pは定着装置68を通過し、カラートナー像の定着
処理が行われ、排出トレイ69に排出される。
【0079】以上説明した第3実施の形態では、感光体
64C、64Kは一次転写ローラ54に対向する位置に
転写ベルト51を挟んで配置されており、また、感光体
64M、64Yは一次転写ローラ55に対向する位置に
転写ベルト51を挟んで配置されており、例えば、一次
転写ローラ54では作像ユニット61Cによるシアント
ナー像と、作像ユニット61Kによるブラックトナー像
とを同時に転写ベルト51上に転写し、一次転写ローラ
55では作像ユニット61Mによるマゼンタトナー像
と、作像ユニット61Yによるイエロートナー像とを同
時に転写ベルト11上に転写することができる。
【0080】このように、一次転写ローラ54、55に
おいて、2個の作像ユニット(作像ユニット61Cと6
1K、又は作像ユニット61Mと61Y)のトナー像の
転写ベルト11への転写タイミングを整合させることに
より、一次転写ローラの個数を減少させることができる
ばかりでなく、一次転写ローラに偏心等があつても画像
濃度の調整を行うことができる。
【0081】即ち、例えば、一次転写ローラ54の偏心
により半径の大きい部分が作像ユニット61Cに対向し
た場合、トナー像(この場合はシアントナー)に大きな
圧力が加わり濃度の高いトナー像が転写される。一方、
この時点では一次転写ローラ54の半径の小さい部分が
作像ユニット61Kに対向するから、トナー像(この場
合はブラックトナー)には小さな圧力が加わり、濃度の
低いトナー像が転写される。
【0082】これにより、対向する2個の作像ユニット
の間では画像濃度の相殺作用が働き、濃度むらの少ない
画像を形成することができる。4個の作像ユニットの間
でも同様に画像濃度の相殺作用が働くから、画像全体と
して濃度むらの少ない画像を形成することができる。
【0083】転写ベルト51を懸架するローラ52、テ
ンションローラ53の直径を一次転写ローラ54、55
の直径よりも小さくすることで、転写ベルトが一次転写
ローラに接触するかかり長さを長くすることができ、転
写ベルトが一次転写ローラに接線で接触する従来の構成
のものよりも転写性能を向上させることができる。
【0084】また、転写ベルト51を懸架するローラ5
2の駆動部分を固定することにより、作像ユニット61
Cから作像ユニット61Kまでの範囲では転写ベルト5
1は感光体64Cと一次転写ローラ54とのニップ部か
らローラ52を経て感光体64Kと一次転写ローラ54
とのニップ部まで一定の長さを保つから、濃度むらを抑
制して安定した画像を形成することができる。
【0085】次に、図7及び図8を参照して、一次転写
体を構成するループ状の転写ベルト51と作像ユニット
の感光体との接触及び離隔について説明する。
【0086】ここでは、シアン作像ユニット21C、マ
ゼンタ作像ユニット21M、イエロー作像ユニット21
Yの各感光体24C、24M、24Yが転写ベルト11
に接触及び離隔し、ブラック作像ユニット21Kの感光
体24Kは常時転写ベルト11に接触しているものとし
て説明する。
【0087】図7は、画像形成モードとしてカラーモー
ドが選択されたときの、各感光体64C、64M、64
Y、及び64Kが転写ベルト51に接触している状態を
示している。各感光体64C、64M、64Y、及び6
4Kの上に形成されたシアン、マゼンタ、イエロー、及
びブラックの各トナー像は、順次転写ベルト61の上に
重畳して転写され、カラートナー像が形成される。
【0088】次に、画像形成モードとしてモノクロモー
ド(ブラック)が選択されると、一次転写ローラ54
は、図8に示すように、感光体64Kの外周面に沿つて
角度θ2 だけZ2 方向に回転し、転写ベルト51と感光
体64Kとの接触が維持されたまま、転写ベルト51は
感光体64Cから寸法ΔL だけ離隔する。また、一次転
写ローラ55は、図8でX2 方向に移動し、転写ベルト
51は感光体64M及び64Yから寸法ΔL だけ離隔す
る。なお、一次転写ローラ54は、一度両方の感光体
(この例では感光体64Kと64C)から離隔してから
一方の感光体に再接触するようにしてもよい。
【0089】一次転写ローラ54の回転、及び一次転写
ローラ55の移動手段は、公知のリンク機構その他の適
宜の手段を採用することができる。
【0090】これにより、転写ベルト51と感光体64
Kとの接触が維持されたまま、転写ベルト51から感光
体64C、64M、64Yを離隔することができ、作像
に関与しない作像ユニット61C、61M、61Yの画
像形成動作を停止して感光体64C、64M、64Yの
回転を停止し、無駄な摩耗を防ぐことができる。なお、
感光体64M及び64Yと一次転写ローラ55とを離隔
させないこともできる。この場合は、例えば、作像ユニ
ットへの出力をオフにする、作像ユニット転写ベルトか
ら離隔させる、感光体を回転だけさせる、等の手段によ
る。
【0091】[第4の実施の形態]第4の実施の形態
は、前記した第3の実施の形態の画像形成装置50にお
いて、一次転写手段として一次転写ローラに代えて一次
転写ブレードを使用したものである。一次転写手段が相
違する以外は、第3の実施の形態のものと同じであるか
ら、同一部材には同一符号を付して説明を省略し、以
下、一次転写ブレードの構成と、一次転写ブレードによ
る転写ベルトと感光体との接触及び離隔について説明す
る。
【0092】図9及び図10は、一次転写ブレードの構
成と、一次転写ブレードによる転写ベルトと作像ユニッ
トの感光体との接触及び離隔を説明する図である。
【0093】一次転写ブレード71は、回転軸71dの
周囲に放射状に配置された3枚のブレード71a、71
b及び71cから構成される。一次転写ブレード72
は、回転軸72cの周囲に放射状に配置された2枚のブ
レード72a及び72bから構成される。
【0094】図9はカラーモードが選択されたときの一
次転写ブレード71及び72の作動位置を示す図で、一
次転写ブレード71のブレード71aが転写ベルト51
を感光体64Cに当接させ、ブレード71bが転写ベル
ト51を感光体64Kに当接させる。また、一次転写ブ
レード72のブレード72aが転写ベルト51を感光体
64Mに当接させ、ブレード72bが転写ベルト51を
感光体64Yに当接させる。
【0095】この状態において、一次転写ブレード7
1、72に静電荷を印加することで、感光体64C〜6
4K上のカラートナー像を転写ベルト51に転写するこ
とができる。なお、ここでは静電荷を印加するためにブ
レード(一次転写ブレード)を使用しているが、ブレー
ドに代えてブラシを使用することもできる。ブラシは全
体がブラシのもの、先端部のみがブラシのもの等、電荷
を与えることができるものであれば、どのような構成で
もよい。
【0096】図10はモノクロモード(ブラック)が選
択されたときの一次転写ブレード71及び72の作動位
置を示す図で、一次転写ブレード71及び72は、カラ
ーモードの作動位置から90度回転した位置をとる。
【0097】一次転写ブレード71のブレード71cが
転写ベルト51を感光体64Kに当接させる。ブレード
71a及び71bは退避位置に移動するから、転写ベル
ト51は感光体64Cから寸法ΔL だけ離隔され、転写
ベルト51は感光体64Cに接触しない。また、一次転
写ブレード72も退避位置に移動するから、転写ベルト
51は感光体64M及び64Yから寸法ΔL だけ離隔さ
れ、転写ベルト51は感光体64M及び64Yに接触し
ない。
【0098】これにより、転写ベルト51と感光体64
Kとの接触が維持されたまま、転写ベルト51から感光
体64C、64M、64Yを離隔することができ、作像
に関与しない作像ユニット61C、61M、61Yの画
像形成動作を停止して感光体64C、64M、64Yの
回転を停止し、無駄な摩耗を防ぐことができる。
【0099】なお、感光体64M及び64Yと一次転写
ブレード72のブレード72a及び72bとを離隔させ
ないこともできる。この場合は、例えば、作像ユニット
への出力をオフにする、作像ユニット転写ベルトから離
隔させる、感光体を回転だけさせる等の手段による。
【0100】一次転写ブレード71及び72の回転移動
手段は、公知のリンク機構その他の適宜の手段を採用す
ることができる。
【0101】
【発明の効果】以上説明したとおり、この発明の画像形
成装置は、選択された画像形成モードに対応して、複数
の一次転写手段から所定の一次転写手段が像担持体から
離隔する方向に移動可能に構成されたものである。
【0102】これにより、画像形成モードとしてカラー
モードが選択された場合は、作像に関与する全ての像担
持体に一次転写手段を接近させ、全ての像担持体上のト
ナー像を一次転写体に転写させてカラー画像を形成する
ことができる。また、画像形成モードとしてモノクロモ
ードが選択された場合は、作像に関与する像担持体上の
トナー像を一次転写体に転写させてモノクロ画像を形成
すると共に、作像に関与しない像担持体については一次
転写手段を離隔させるから、作像に関与しない像担持体
の不必要な摩耗を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態の画像形成装置の
構成の概略を示す断面図。
【図2】第1の実施の形態の転写ベルトと作像ユニット
の感光体との接触及び離隔を説明する図(その1)。
【図3】第1の実施の形態の転写ベルトと作像ユニット
の感光体との接触及び離隔を説明する図(その2)。
【図4】第2の実施の形態の転写ベルトと作像ユニット
の感光体との接触及び離隔を説明する図(その1)。
【図5】第2の実施の形態の転写ベルトと作像ユニット
の感光体との接触及び離隔を説明する図(その2)。
【図6】この発明の第3の実施の形態の画像形成装置の
構成の概略を示す断面図。
【図7】第3の実施の形態の転写ベルトと作像ユニット
の感光体との接触及び離隔を説明する図(その1)。
【図8】第3の実施の形態の転写ベルトと作像ユニット
の感光体との接触及び離隔を説明する図(その2)。
【図9】第4の実施の形態の転写ベルトと作像ユニット
の感光体との接触及び離隔を説明する図(その1)。
【図10】第4の実施の形態の転写ベルトと作像ユニッ
トの感光体との接触及び離隔を説明する図(その2)。
【図11】従来の中間転写体を使用するタンデム型のカ
ラー画像形成装置の構成の概略を示す断面図。
【図12】従来の複数の作像ユニットを放射状に配置し
たカラー画像形成装置の構成の概略を説明する図。
【符号の説明】 10、50 画像形成装置 11 転写ベルト(一次転写体) 12、52 ローラ 13、53 テンションローラ 14、15 、16 一次転写ローラ(一次転写手段) 17、56 二次転写ローラ(二次転写手段) 18、57 二次転写部 19、58 タイミングローラ対 20、70 給紙部 21C、61C シアン作像ユニット 21M、61M マゼンタ作像ユニット 21Y、61Y イエロー作像ユニット 21K、61K ブラック作像ユニット 22C、22M、22Y、22K、62C、62M、6
2Y、62K 帯電チャージャ 23C、23M、23Y、23K、63C、63M、6
3Y、63K プリントヘッド(潜像形成手段) 24C、24M、24Y、24K、64C、64M、6
4Y、64K 感光体(像担持体) 25C、25M、25Y、25K、65C、65M、6
5Y、65K 現像器(現像手段) 26C、26M、26Y、26K、66C、66M、6
6Y、66K イレーサ 27、67 クリーナ 28、68 定着装置 29、69 排出トレイ 30、59 レジストセンサ 31、32、33 一次転写ブレード(一次転写手段) 71、72 一次転写ブレード(一次転写手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 雅樹 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 鵜飼 晃生 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 Fターム(参考) 2H030 AB02 AD16 BB02 BB42 BB43 BB46 BB53 BB54 2H032 AA05 AA15 BA01 BA09 BA23 CA02 CA13

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体と、前記像担持体上に潜像を形
    成する潜像形成手段と、前記潜像を現像してトナー像を
    形成する現像手段とを備えた複数個の作像ユニットと、 前記複数個の作像ユニットに対向して配置された一次転
    写体と、 前記作像ユニットの像担持体上に形成されたトナー像を
    前記一次転写体に転写する複数の一次転写手段とを備
    え、 前記複数の一次転写手段のうち少くとも1つの一次転写
    手段は、選択された画像形成モードに対応して少くとも
    1つの対向配置された前記像担持体から離隔する方向に
    移動可能に構成されていることを特徴とする画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】 前記画像形成装置は、前記一次転写体上
    に転写されたトナー像を記録媒体に転写する二次転写手
    段を備えていることを特徴とする請求項1記載の画像形
    成装置。
  3. 【請求項3】 前記一次転写体は、複数のローラにより
    懸架されたループ状のベルトであることを特徴とする請
    求項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記複数の一次転写手段は、該転写手段
    が前記像担持体から離隔する方向に移動するとき、像担
    持体の表面に添つて移動する一次転写手段を含むことを
    特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記複数の一次転写手段は、転写ローラ
    であることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記複数の一次転写手段は、転写ブレー
    ドであることを特徴とする請求項1記載の画像形成装
    置。
  7. 【請求項7】 前記複数の一次転写手段は、転写ブラシ
    であることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006145633A (ja) * 2004-11-16 2006-06-08 Canon Inc カラー画像形成装置
US7715767B2 (en) * 2006-06-19 2010-05-11 Fuji Xerox Co., Ltd. Image forming apparatus with extended image carrier life

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JP2006145633A (ja) * 2004-11-16 2006-06-08 Canon Inc カラー画像形成装置
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