JP2002189325A - 回転体の駆動装置及びこれを用いた画像形成装置 - Google Patents

回転体の駆動装置及びこれを用いた画像形成装置

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JP2002189325A
JP2002189325A JP2000387387A JP2000387387A JP2002189325A JP 2002189325 A JP2002189325 A JP 2002189325A JP 2000387387 A JP2000387387 A JP 2000387387A JP 2000387387 A JP2000387387 A JP 2000387387A JP 2002189325 A JP2002189325 A JP 2002189325A
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gear
image
gears
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image forming
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JP2000387387A
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English (en)
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Yasuhide Saito
安秀 斎藤
Takayuki Yazawa
孝幸 矢澤
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【解決課題】 歯車減速機構を採用した場合でも、回転
むらが増幅され、画像ジッターが著しく発生したり、ア
イドラギアの噛み合い周波数の振動が増幅されて回転体
に伝わり、画像品位を低下させるのを防止することがで
き、低コストにて高品位の画像を形成することが可能な
回転体の駆動装置及びこれを用いた画像形成装置を提供
することを課題とする。 【解決手段】 駆動モータからの駆動力を画像形成用の
回転体に伝達する複数のギアのうち、少なくともその1
つのギアを、直径の異なる複数のギアを同軸状に設けた
多段のギア2−1、2−2、3−1、3−2によって構
成し、当該多段のギア2−1、2−2、3−1、3−2
の大歯車と小歯車のモジュールと歯数を異ならせるよう
に構成して課題を解決した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子写真方式、
静電記録方式、イオノグラフィー、磁気記録方式等の画
像形成方式を採用し、カラーや白黒の画像を形成するプ
リンタや複写機、あるいはファクシミリ等の画像形成装
置に使用される回転体の駆動装置及びこれを用いた画像
形成装置に関し、特に、感光体ドラムや中間転写ドラム
等の回転体を精度良く回転駆動することができ、カラー
や白黒の画像として歪みや色ずれを抑えた高画質の画像
を形成することが可能な回転体の駆動装置及びこれを用
いた画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電子写真方式等を採用し
たカラーや白黒の画像を形成するプリンタや複写機など
の画像形成装置としては、種々の方式のものが提案され
ており、実際に製品化されてきてもいる。特に近年、パ
ーソナルコンピュータやインターネット、あるいはデジ
タルカメラ等の普及に伴って、カラープリンタの開発が
目覚ましい。上記カラープリンタ等の画像形成装置にお
いては、白黒同様の高速性とコンパクトさ、低価格化を
満足したオフィス用のカラー画像を形成可能な装置が強
く要望されている。
【0003】ところで、一般に、上記電子写真方式等を
採用した画像形成装置において、感光体ドラムや中間転
写ドラムの様に、その上で静電潜像やトナー像を形成す
る回転体は、回転むらが著しく画像品位を低下させる。
特に、グラフィックパターンを出力させたとき、回転体
の回転むらによる濃淡の縞模様(以下、「画像ジッタ
ー」と言う。)が発生し、画像品位の低下が顕著であ
る。この回転むらの原因は、駆動モータと感光体ドラム
等の間の動力伝達系の精度あるいは歯車のバックラッシ
ュ等によるものである。その為、近年のプリンタや複写
機等の画像形成装置では、特開昭62−110015号
公報等に開示されているように、歯車等の中間機構を設
けることなく、感光体ドラムのドラム軸と駆動モータの
モータ軸とを直結した所謂ダイレクトドライブ方式が採
用されるようになってきている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術の場合には、次のような問題点を有している。す
なわち、複数の感光体ドラムを有する所謂タンデム型の
画像形成装置の場合、例えば、Y(イエロー)、M(マ
ゼンタ)、C(シアン)、BK(ブラック)に対して、
それぞれ独立の感光体ドラムを有するような画像形成装
置の場合には、各感光体ドラムの駆動装置に、ダイレク
トドライブ方式を採用すると、感光体ドラムの数に対応
した駆動モータが必要となり、非常に高価なものとなっ
てしまうという問題点を有している。
【0005】そこで、かかる問題点を回避するために
は、従来の歯車減速機構を用いた駆動装置を採用せざる
を得ず、特に、駆動モータと感光体ドラム等の間の動力
伝達系に複数のギアを使用した場合には、回転むらが増
幅されてしまい、画像ジッターが著しく発生し、画像品
位を低下させるという問題点が依然として未解決のまま
となる。
【0006】また、駆動モータと感光体ドラム等の間の
動力伝達系に複数のギアを使用した場合には、複数の感
光体ドラム等の回転体を、同一の回転速度で駆動する必
要があり、変速しないアイドラギアを用いると、上記ア
イドラギアの駆動部分と被駆動部分の噛み合い周波数は
同じであるため、その周波数の振動が増幅されて中間転
写ドラムや感光体ドラムに伝わり、画像品位を低下させ
るという問題点があることが、本発明者らの研究によっ
て明らかとなった。特に、アイドラギアが複数ある場合
は、その噛み合い周波数の振動が重畳されて増幅される
ため、その影響が顕著である。
【0007】更に説明すると、図14に示すように、4
つの回転体1001〜1004を1つの駆動モータ1005を用いて
回転駆動する場合、複数のギア1021〜1025を経由する構
成となる。その際、すべてのギア1021〜1025をアイドラ
ギアで構成すると、図15に示すように、噛み合い周波
数が同一の周波数(例えば、135Hz)で重なる構成
となる。これは、同じ周波数の振動が数個所で発生して
いることを現し、この構成により出力された画像から速
度変動率を測定すると、図16に示すような結果が得ら
れる。この図16に示すグラフから明らかなように、1
35Hzの信号が増幅されていることが分かる。
【0008】そこで、この発明は、上記従来技術の問題
点を解決するためになされたものであり、その目的とす
るところは、歯車減速機構を採用した場合でも、回転む
らが増幅され、画像ジッターが著しく発生したり、アイ
ドラギアの噛み合い周波数の振動が増幅されて回転体に
伝わり、画像品位を低下させるのを防止することがで
き、低コストにて高品位の画像を形成することが可能な
回転体の駆動装置及びこれを用いた画像形成装置を提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1に記載された発明は、駆動モータからの駆
動力を複数のギアを介して、画像形成用の回転体に伝達
することにより、当該画像形成用の回転体を回転駆動す
るための回転体の駆動装置において、図1に示すよう
に、前記駆動モータからの駆動力を画像形成用の回転体
に伝達する複数のギアのうち、少なくともその1つのギ
アを、直径の異なる複数のギアを同軸状に設けた多段の
ギア2−1、2−2、3−1、3−2によって構成し、
当該多段のギア2−1、2−2、3−1、3−2の大歯
車と小歯車のモジュールと歯数を異ならせたことを特徴
とする回転体の駆動装置である。
【0010】また、請求項2に記載された発明は、駆動
モータからの駆動力を複数のギアを介して、画像形成用
の回転体に伝達することにより、当該画像形成用の回転
体を回転駆動するための回転体の駆動装置において、前
記駆動モータからの駆動力を画像形成用の回転体に伝達
する複数のギアのすべてを、直径の異なる複数のギアを
同軸状に設けた多段のギアによって構成し、当該多段の
ギアの大歯車と小歯車の歯数を異ならせたことを特徴と
する回転体の駆動装置である。
【0011】さらに、請求項3に記載された発明は、前
記多段のギアにおいて、駆動モータ側から各ギアのモジ
ュールが順次大きくなるように構成したことを特徴とす
る請求項1又は2記載の回転体の駆動装置である。
【0012】また更に、請求項4に記載された発明は、
駆動モータからの駆動力を複数のギアを介して、画像形
成用の回転体に伝達することにより、当該画像形成用の
回転体を回転駆動するための回転体の駆動装置におい
て、前記駆動モータからの駆動力を複数のギアを介して
伝達することにより、回転駆動される後段側の画像形成
用の回転体と、その中間に配置される中間的な画像形成
用の回転体とを備え、当該中間的な画像形成用の回転体
を介して後段側の画像形成用の回転体を回転駆動するよ
うに構成し、前記中間的な画像形成用の回転体の一端部
に、入力側のギアを取り付けるとともに、当該中間的な
画像形成用の回転体の他端部に、出力側のギアを取り付
け、前記入力側のギアと出力側のギアのモジュールと歯
数を異ならせたことを特徴とする回転体の駆動装置であ
る。
【0013】さらに、請求項5に記載された発明は、駆
動モータからの駆動力を複数のギアを介して、画像形成
用の回転体に伝達することにより、当該画像形成用の回
転体を回転駆動するための回転体の駆動装置において、
前記駆動モータからの駆動力を複数のギアを介して伝達
することにより、回転駆動される後段側の画像形成用の
回転体と、その中間に配置される中間的な画像形成用の
回転体とを備え、当該中間的な画像形成用の回転体を介
して後段側の画像形成用の回転体を回転駆動するように
構成し、前記中間的な画像形成用の回転体の一端部にギ
アを取り付け、このギアを直径の異なる複数のギアを同
軸状に設けた多段のギアによって構成し、当該多段のギ
アの大歯車と小歯車のモジュールと歯数を異ならせたこ
とを特徴とする回転体の駆動装置である。
【0014】又、請求項6に記載された発明は、駆動モ
ータからの駆動力を複数のギアを介して像担持体に伝達
し、当該像担持体を回転駆動することにより、画像を形
成する画像形成装置において、前記駆動モータからの駆
動力を像担持体に伝達する複数のギアのうち、少なくと
もその1つのギアを、直径の異なる複数のギアを同軸状
に設けた多段のギアによって構成し、当該多段のギアの
大歯車と小歯車のモジュールと歯数を異ならせたことを
特徴とする画像形成装置である。
【0015】また、請求項7に記載された発明は、駆動
モータからの駆動力を複数のギアを介して像担持体に伝
達し、当該像担持体を回転駆動することにより、画像を
形成する画像形成装置において、前記駆動モータからの
駆動力を像担持体に伝達する複数のギアのすべてを、直
径の異なる複数のギアを同軸状に設けた多段のギアによ
って構成し、当該多段のギアの大歯車と小歯車の歯数を
異ならせたことを特徴とする画像形成装置である。
【0016】さらに、請求項8に記載された発明は、各
色毎の入力情報に応じた各潜像を形成し該各潜像を対応
する色のトナーで現像して複数の単色トナー像を得、こ
れら複数の単色トナー像が記録媒体上に定着されること
によりカラー画像を形成する画像形成装置であって、各
色毎の入力情報に応じた各潜像が形成され該各潜像が対
応する色のトナーで現像されて各単色トナー像が形成さ
れる3個以上の像担持体、又は各色毎の入力情報に応じ
た各潜像が順次形成され該各潜像が対応する色のトナー
で現像されて各単色トナー像が順次形成される単一の像
担持体と、前記像担持体に接触ないし近接して配置さ
れ、該像担持体上に形成された各単色トナー像が転写さ
れる1個もしくは複数個の中間転写体と、前記1個もし
くは複数個の中間転写体上に転写されたトナー像を記録
媒体に転写するための最終転写回転体とを備え、少なく
とも2回以上のトナー像の転写工程を経てカラー画像を
形成する画像形成装置において、前記駆動モータからの
駆動力を画像形成用の回転体に伝達する複数のギアのう
ち、少なくともその1つのギアを、直径の異なる複数の
ギアを同軸状に設けた多段のギアによって構成し、当該
多段のギアの大歯車と小歯車のモジュールと歯数を異な
らせたことを特徴とする画像形成装置である。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の実施の形態に
ついて図面を参照して説明する。
【0018】実施の形態1 図2はこの発明の実施の形態1に係る回転体の駆動装置
を適用した画像形成装置としてのタンデム型のフルカラ
ープリンタを示すものである。
【0019】図2において、01はタンデム型のフルカラ
ープリンタの本体を示すものであり、このプリンタ本体
01の内部には、大別して、フルカラーの画像形成を行う
プリントヘッドデバイス(Print Head Device )02と、
このプリントヘッドデバイス02の静電潜像担持体として
の4つの感光体ドラム11, 12, 13, 14に画像露光を施す
露光装置としてのROS(Raster Output Scanner )03
と、上記プリントヘッドデバイス02の各色の現像装置4
1, 42, 43, 44に対応する色のトナーを供給する4つの
トナーボックス04Y,04M,04C,04K と、上記プリントヘッ
ドデバイス02に転写媒体としての転写用紙Pを供給する
給紙カセット05と、上記プリントヘッドデバイス02から
トナー像が転写された用紙Pに対して、定着処理を施す
定着装置06と、この定着装置06によって片面に画像が定
着された用紙Pを、表裏を反転した状態で、再度プリン
トヘッドデバイス02の転写部へと搬送する両面用搬送経
路07と、プリンタ本体01の外部から所望の用紙Pを給紙
する手差し給紙手段08と、プリンタの動作を制御するコ
ントローラ09と、画像信号に対して画像処理を施す画像
処理回路や高圧電源回路等からなる電気回路10とが設け
られている。なお、図2中、Tは画像が形成された用紙
Pを排出する排出トイレを示すものであり、この排出ト
イレT は、プリンタ本体01の上部に一体的に配置されて
いる。
【0020】上記プリンタ本体01の内部に配設される種
々の部材のうち、露光装置としてのROS03は、イエロ
ー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック
(K)の各色に対応した画像データに基づいて点灯駆動
される4つの半導体レーザや、これら4つの半導体レー
ザから出射される4本のレーザ光を、偏向走査するため
のf−θレンズやポリゴンミラー、あるいは複数枚の反
射ミラーなどから構成されている。
【0021】図3はこの発明の実施の形態1に係る回転
体の駆動装置を適用した画像形成装置としてのタンデム
型フルカラープリンタのプリントヘッドデバイスを示す
ものである。尚、図3中の矢印は、各回転部材の回転方
向を示している。
【0022】このプリントヘッドデバイス02は、図3に
示すように、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン
(C)、ブラック(K)用の各感光体ドラム(静電潜像
担持体)11, 12, 13, 14を有する画像形成ユニット1,
2, 3, 4と、これら感光体ドラム11, 12, 13, 14に接触
する一次帯電用の帯電ロール(接触型帯電装置)21, 2
2, 23, 24と、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シア
ン(C)、ブラック(K)の各色のレーザ光31, 32, 3
3, 34を照射するROS(露光装置)03(図2参照)
と、上記感光体ドラム11, 12, 13, 14上に形成された静
電潜像を、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン
(C)、ブラック(K)の各色のトナーで現像する現像
装置41, 42, 43, 44と、上記4つの感光体ドラム11, 1
2, 13, 14のうちの2つの感光体ドラム11, 12に接触す
る第1の一次中間転写ドラム(中間転写体)51及び他の
2つの感光体ドラム13, 14に接触する第2の一次中間転
写ドラム(中間転写体)52と、上記第1、第2の一次中
間転写ドラム51, 52に接触する二次中間転写ドラム(中
間転写体)53と、この二次中間転写ドラム53に接触する
最終転写ロール(転写部材)60とで、その主要部が構成
されている。
【0023】感光体ドラム11, 12, 13, 14は、共通の接
平面M を有するように一定の間隔をおいて配置されてい
る。また、第1の一次中間転写ドラム51及び第2の一次
中間転写ドラム52は、各回転軸が該感光体ドラム11, 1
2, 13, 14軸に対し平行かつ所定の対称面を境界とした
面対称の関係にあるように配置されている。さらに、二
次中間転写ドラム53は、該感光体ドラム11, 12, 13, 14
と回転軸が平行であるように配置されている。
【0024】各色毎の画像情報に応じた信号は、図示し
ない画像処理ユニットによりラスタライジングされて図
示しないレーザ光学ユニットに入力される。このレーザ
光学ユニットでは、各色毎の画像情報に基づいて、シア
ン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック
(K)の各色のレーザ光31, 32, 33, 34が変調され、対
応する色の感光体ドラム11, 12, 13, 14に照射される。
【0025】上記各感光体ドラム11, 12, 13, 14の周囲
では、周知の電子写真方式による各色毎の画像形成プロ
セスが行なわれる。まず、上記感光体ドラム11, 12, 1
3, 14としては、例えば、直径20mmのOPC感光体
を用いた感光体ドラムが用いられ、これらの感光体ドラ
ム11, 12, 13, 14は、後述する回転体の駆動装置によっ
て、例えば、表面速度95mm/secの回転速度で回転
駆動される。上記感光体ドラム11, 12, 13, 14の表面
は、図2に示すように、接触型帯電装置としての帯電ロ
ール12, 22, 32, 42に、約-840VのDC電圧を印加する
ことによって、例えば約-300V程度に帯電される。な
お、上記接触型の帯電装置としては、ロールタイプのも
の、フィルムタイプのもの、ブラシタイプのもの等が挙
げられるが、どのタイプのものを用いても良い。この実
施の形態では、近年、電子写真装置で一般に使用されて
いる帯電ロールを採用している。また、感光体ドラム1
1, 12, 13, 14の表面を帯電させるために、この実施の
形態では、DCのみ印加の帯電方式をとっているが、A
C+DC印加の帯電方式を用いても良い。
【0026】その後、感光体ドラム11, 12, 13, 14の表
面には、露光装置としての図示しないレーザ光学ユニッ
トによってシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー
(Y)、ブラック(K)の各色に対応したレーザ光31,
32, 33, 34が照射され、各色毎の入力画像情報に応じた
静電潜像が形成される。感光体ドラム11, 12, 13, 14
は、レーザ光学ユニットで静電潜像が書き込まれた際
に、その画像露光部の表面電位は例えば-60 V以下程度
にまで除電される。
【0027】また、上記感光体ドラム11, 12, 13, 14の
表面に形成されたシアン(C)、マゼンタ(M)、イエ
ロー(Y)、ブラック(K)の各色に対応した静電潜像
は、対応する色の現像装置41, 42, 43, 44によって現像
され、各感光体ドラム11, 12, 13, 14上にシアン
(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック
(K)の各色のトナー像として可視化される。
【0028】この実施の形態では、現像装置41, 42, 4
3, 44として、磁気ブラシ接触型の二成分現像方式を採
用しているが、この発明の適用範囲はこの現像方式に限
定されるものではなく、非接触型の現像方式など、他の
現像方式においてもこの発明を充分に適用することがで
きることは勿論である。
【0029】現像装置41, 42, 43, 44には、それぞれ色
の異なったシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー
(Y)、ブラック(K)色のトナーと、キャリアからな
る現像剤が充填されている。これらの現像装置41, 42,
43, 44は、不図示のトナー補給装置からトナーが補給さ
れると、この補給されたトナーは、オーガー404 で充分
にキャリアと攪拌されて摩擦帯電される。現像ロール40
1 の内部には、複数の磁極を所定の角度に配置したマグ
ネットロール(不図示)が固定した状態で配置されてい
る。この現像ロール401 に現像剤を搬送するパドル403
によって、当該現像ロール401 の表面近傍に搬送された
現像剤は、現像剤量規制部材402 によって現像部に搬送
される量が規制される。この実施の形態では、上記現像
剤の量は、30〜50g/m2 であり、また、このとき現像
ロール401 上に存在するトナーの帯電量は、概ね-20 〜
35μC/g 程度である。
【0030】上記現像ロール401 上に供給されたトナー
は、マグネットロールの磁力によって、キャリアとトナ
ーで構成された磁気ブラシ状となっており、この磁気ブ
ラシが感光体ドラム11, 12, 13, 14と接触している。こ
の現像ロール401 にAC+DCの現像バイアス電圧を印加し
て、現像ロール401 上のトナーを感光体ドラム11, 12,
13, 14上に形成された静電潜像に現像することにより、
トナー像が形成される。この実施の形態では、この現像
バイアス電圧はACが4 kHz、1.5 kVppで、DCが-2
30V程度である。
【0031】次に、上記各感光体ドラム11, 12, 13, 14
上に形成されたシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロ
ー(Y)、ブラック(K)の各色のトナー像は、第1の
一次中間転写ドラム51及び第2の一次中間転写ドラム52
上に、静電的に二次転写される。感光体ドラム11, 12上
に形成されたシアン(C)およびマゼンタ(M)色のト
ナー像は、第1の一次中間転写ドラム51上に、感光体ド
ラム13, 14上に形成されたイエロー(Y)、ブラック
(K)色のトナー像は、第2の一次中間転写ドラム52上
に、それぞれ転写される。従って、第1の一次中間転写
ドラム51上には、感光体ドラム11または12のどちらから
転写された単色像と、感光体ドラム11及び12の両方から
転写された2色のトナー像が重ね合わされた二重色像が
形成されることになる。また、第2の一次中間転写ドラ
ム52上にも、感光体ドラム13,14 から同様な単色像と二
重色像が形成される。
【0032】上記第1及び第2の一次中間転写ドラム5
1,52 上に感光体ドラム11,12,13,14からトナー像を静電
的に転写するために必要な表面電位は、+250〜500 V程
度である。この表面電位は、トナーの帯電状態や雰囲気
温度、湿度によって最適値に設定されることになる。こ
の雰囲気温度や湿度は、雰囲気温度や湿度によって抵抗
値が変化する特性を持った部材の抵抗値を検知すること
で簡易的に知ることが可能である。上述のように、トナ
ーの帯電量が-20 〜35μC/g の範囲内にあり、常温常
湿環境下にある場合には、第1及び第2の一次中間転写
ドラム51,52 の表面電位は、+380V程度が望ましい。
【0033】この実施の形態で用いる第1、第2の一次
中間転写ドラム51, 52は、例えば、外径が42mmに形成
され、抵抗値は108 Ω程度に設定される。第1、第2
の一次中間転写ドラム51, 52は、単層、あるいは複数層
からなる表面が可撓性、もしくは弾性を有する円筒状の
回転体であり、一般的には、図4に示すように、Feや
Al等からなる金属製コアとしての金属パイプ51a, 52a
の上に、導電性シリコーンゴム等で代表される低抵抗弾
性ゴム層51b, 52b(R=102 〜103 Ω)が、厚さ0.1 〜
10mm程度に設けられている。更に、第1、第2の中間転
写ドラム51, 52の最表面は、代表的にはフッ素樹脂微粒
子を分散させたフッ素ゴムを厚さ3 〜100 μmの高離型
層51c, 52c(R=105 〜109 Ω)として形成し、シラン
カップリング剤系の接着剤51d, 52d(プライマ)で接着
されている。ここで重要なのは、抵抗値と表面の離型性
であり、高離型層の抵抗値がR=105 〜109 Ω程度であ
り、高離型性を有する材料であれば、特に材料は限定さ
れない。
【0034】このように第1、第2の一次中間転写ドラ
ム51, 52上に形成された単色又は二重色のトナー像は、
二次中間転写ドラム53上に静電的に2次転写される。従
って、二次中間転写ドラム53上には、単色像からシアン
(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック
(K)色の四重色像までの最終的なトナー像が形成され
ることになる。
【0035】この二次中間転写ドラム53上へ第1及び第
2の一次中間転写ドラム51,52 からトナー像を静電的に
転写するために必要な表面電位は、+600〜1200V程度で
ある。この表面電位は、感光体ドラム11, 12, 13, 14か
ら第1の一次中間転写ドラム51及び第2の一次中間転写
ドラム52へ転写するときと同様に、トナーの帯電状態や
雰囲気温度、湿度によって最適値に設定されることにな
る。また、転写に必要なのは、第1及び第2の一次中間
転写ドラム51,52 と二次中間転写ドラム53との間の電位
差であるので、第1及び第2の一次中間転写ドラム51,5
2 の表面電位に応じた値に設定することが必要である。
上述のように、トナーの帯電量が-20 〜35μC/g の範
囲内にあり、常温常湿環境下であって、第1及び第2の
一次中間転写ドラム51,52 の表面電位が+380V程度の場
合には、二次中間転写ドラム53の表面電位は、+880V程
度、つまり第1及び第2の一次中間転写ドラム51,52 と
二次中間転写ドラム53との間の電位差は、+500V程度に
設定することが望ましい。
【0036】この実施の形態で用いる二次中間転写ドラ
ム53は、例えば、外径が第1及び第2の一次中間転写ド
ラム51,52 と同じ42mmに形成され、抵抗値は1011Ω
程度に設定される。また、上記二次中間転写ドラム53も
第1、第2の一次中間転写ドラム51, 52と同様、単層、
あるいは複数層からなる表面が可撓性、もしくは弾性を
有する円筒状の回転体であり、一般的にはFeやAl等
からなる金属製コアとしての金属パイプの上に、導電性
シリコーンゴム等で代表される低抵抗弾性ゴム層(R=
102 〜103 Ω)が、厚さ0.1 〜10mm程度に設けられてい
る。更に、二次中間転写ドラム53の最表面は、代表的に
はフッ素樹脂微粒子を分散させたフッ素ゴムを厚さ3 〜
100 μmの高離型層として形成し、シランカップリング
剤系の接着剤(プライマ)で接着されている。ここで、
二次中間転写ドラム53の抵抗値は、第1及び第2の一次
中間転写ドラム51,52 よりも高く設定する必要がある。
そうしないと、二次中間転写ドラム53が第1及び第2の
一次中間転写ドラム51,52を帯電してしまい、第1及び
第2の一次中間転写ドラム51,52 の表面電位の制御が難
しくなる。このような条件を満たす材料であれば、特に
材料は限定されない。
【0037】次に、上記二次中間転写ドラム53上に形成
された単色像から四重色像までの最終的なトナー像は、
最終転写ロール60によって、用紙搬送路P を通る用紙に
3次転写される。この用紙は、不図示の紙送り工程を経
て用紙搬送ロール90を通過し、二次中間転写ドラム53と
最終転写ロール60のニップ部に送り込まれる。この最終
転写工程の後、用紙上に形成された最終的なトナー像
は、定着器70によって定着され、一連の画像形成プロセ
スが完了する。
【0038】最終転写ロール60は、例えば、外径が20m
mに形成され、抵抗値は108 Ω程度に設定される。こ
の最終転写ロール60は、図5に示すように、金属シャフ
ト61の上にウレタンゴム等からなる被覆層62を設け、そ
の上に必要に応じてコーティングを施して構成されてい
る。最終転写ロール60に印加される電圧は、雰囲気温
度、湿度、用紙の種類(抵抗値等)等によって最適値が
異なり、概ね+1200 〜5000V程度である。この実施の形
態では、定電流方式を採用しており、常温常湿環境下で
約+6μAの電流を通電して、ほぼ適正な転写電圧(+1600
〜2000V) を得ている。
【0039】なお、上記二次中間転写ドラム53上などに
残留したトナーは、クリーニング工程において、電位勾
配を付けることにより、最終転写ロール60に集められ、
当該最終転写ロール60の表面に圧接するクリーニング装
置80のクリーニングブレード801等によって除去さ
れる。
【0040】図6及び図7は上記の如く構成されるタン
デム型フルカラープリンタに適用された回転体の駆動装
置を示す正面構成図及び斜視構成図である。この駆動装
置は、1モータ、一体ギヤー・トレインで駆動力を伝達
する駆動系からなる。
【0041】DCブラシレス・モータ、ステッピング・
モータに代表される駆動モータ91の駆動軸には、駆動ギ
ア92が取り付けられており、この駆動ギア92は、第1段
及び第2段の減速ギア93, 94を介して、第3の中間転写
ドラム53の端部に取り付けられた第1の中間転写ギア95
に噛合されている。上記第1段の減速ギア93は、同軸上
に固着された直径の大きなギア93a と直径の小さなギア
93b とから構成されているとともに、第2段の減速ギア
94は、同軸上に固着された直径の大きなギア94a と直径
の小さなギア94b とから構成されている。また、上記第
1段の減速ギア93は、その直径の大きなギア93a が駆動
ギア92と噛み合っており、直径の小さなギア93b は、第
2段の減速ギア94の直径の大きなギア94a と噛み合って
いる。さらに、上記第2段の減速ギア94は、その直径の
小さなギア94b が第3の中間転写ドラム53の端部に取り
付けれた第1の中間転写ギア95と噛み合っている。
【0042】また、上記第3の中間転写ドラム53の端部
に取り付けれた第1の中間転写ギア95は、第1及び第2
の中間転写ドラム53の端部に取り付けれた第2及び第3
の中間転写ギア96,97 に噛合されており、これらの第2
及び第3の中間転写ギア96,97 のうち、第2の中間転写
ギア96には、感光体ドラム11,12 の端部に取り付けれた
感光体ギア98,99 が噛み合っているとともに、第3の中
間転写ギア97には、感光体ドラム13,14 の端部に取り付
けれた感光体ギア100,101 が噛み合っている。なお、こ
こで用いられているギアは、すべてはすば歯車から構成
されており、駆動力の伝達特性の点から、はすば歯車を
用いるのが望ましいが、これに限定されるものではな
く、平歯車等を用いてもよい。
【0043】ところで、この実施の形態では、駆動モー
タからの駆動力を複数のギアを介して、画像形成用の回
転体に伝達することにより、当該画像形成用の回転体を
回転駆動するための回転体の駆動装置において、前記駆
動モータからの駆動力を画像形成用の回転体に伝達する
複数のギアのうち、少なくともその1つのギアを、直径
の異なる複数のギアを同軸状に設けた多段のギアによっ
て構成し、当該多段のギアの大歯車と小歯車のモジュー
ルと歯数を異ならせるように構成されている。
【0044】図8(a)(b)は上記の如く構成される
タンデム型フルカラープリンタに適用された回転体の駆
動装置を示す正面構成図及びB−B線断面構成図であ
る。この回転体の駆動装置は、各現像装置の現像ロール
を回転駆動するためのものである。尚、上記駆動装置
は、1モータ、一体ギヤー・トレインで駆動力を伝達す
る駆動系から構成されている。
【0045】DCブラシレス・モータ、ステッピング・
モータに代表される駆動モータ111の駆動軸には、駆動
ギア112 が取り付けられており、この駆動ギア112 は、
第1のギア113 を介して第2のギア114 に噛合されてい
る。また、上記第2のギア114 には、2つの第3のギア
115,116 が噛合されているとともに、これら2つの第3
のギア115,116 のうち、一方の第3のギア115 には、2
つの第4のギア117,118 がそれぞれ噛合されており、他
方の第3のギア116 には、2つの第4のギア119,120 が
それぞれ噛合されている。そして、上記4つの第4のギ
ア117,118,119,120 には、4つの現像装置の現像ロール
の端部に取り付けられた図示しない現像ロールギアが噛
合されている。
【0046】上記第1のギア113 は、直径の大きなギア
113aと直径の小さなギア113bとが、同軸状に一体的に設
けられた2段のギアから構成されている。同様に、第2
乃至第4のギア114,115,116 も、直径の大きなギア114
a,115a,116aと直径の小さなギア114b,115b,116bとが、
同軸状に一体的に設けられた2段のギアから構成されて
いる。
【0047】そして、上記第1のギア113 の直径の小さ
なギア113bは、駆動モータ111 の駆動軸に取り付けられ
た駆動ギア112 と噛み合っており、当該第1のギア113
の直径の大きなギア113aは、第2のギア114 の直径の大
きなギア114aと噛み合っている。さらに、上記第2のギ
ア114 の直径の小さなギア114bは、第3のギア115 の直
径の大きなギア115aと噛み合っているとともに、当該第
3のギア115 の直径の小さなギア115bは、第4のギア11
7 の直径の大きなギア117aと噛み合っている。また、上
記第4のギア117 の直径の小さなギア117bは、各現像装
置の現像ロールの端部にそれぞれ取り付けられた図示し
ない現像ロールギアが噛合されている。
【0048】ところで、上記第1乃至第4のギア113 〜
117 は、すべて、直径の異なる複数のギアを同軸状に設
けた2段のギアからなり、当該2段ギアの大歯車と小歯
車のモジュールと歯数を異ならせるように構成されてい
る。
【0049】すなわち、上記駆動モータ111 の駆動軸に
取り付けられた駆動ギア112 は、図9に示すように、そ
の歯数が18、モジュールが0.45に設定されてお
り、当該駆動ギア112 と噛み合う第1のギア113 の小径
のギア113aは、歯数が95、モジュールが0.45に設
定されている。また、上記第1のギア113 の大径のギア
113bは、歯数が97、モジュールが0.5に設定されて
おり、当該大径のギア113aと噛み合う第2のギア114 の
大径のギア114aは、歯数が98、モジュールが0.5に
設定されている。さらに、上記第2のギア114 の小径の
ギア114bは、歯数が110、モジュールが0.4に設定
されており、当該小径のギア114bと噛み合う第3のギア
115 の大径のギア115aは、歯数が87、モジュールが
0.4に設定されており、当該第3のギア115 の小径の
ギア115bは、歯数が66、モジュールが0.45に設定
されている。また更に、上記第3のギア115 の小径のギ
ア115bと噛み合う第4のギア117 の大径のギア117aは、
歯数が56、モジュールが0.45に設定されており、
当該第4のギア117 の小径のギア117bは、歯数が27、
モジュールが0.6に設定されている。さらに、上記第
4のギア117 の小径のギア117bと噛み合う図示しない現
像ロールギアは、歯数が25、モジュールが0.6に設
定されている。
【0050】以上の構成において、この実施の形態に係
る回転体の駆動装置が適用された画像形成装置では、次
のようにして、歯車減速機構を採用した場合でも、回転
むらが増幅され、画像ジッターが著しく発生したり、ギ
アの噛み合い周波数の振動が増幅されて回転体に伝わ
り、画像品位を低下させるのを防止することができ、低
コストにて高品位の画像を形成することが可能となって
いる。
【0051】すなわち、上記実施の形態に係る回転体の
駆動装置が適用された画像形成装置では、図6及び図7
に示すように、4つの感光体ドラム11, 12, 13, 14を駆
動モータ91によって回転駆動することにより、図3に示
すように、これら4つの感光体ドラム11, 12, 13, 14上
にイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色のトナ
ー像を形成して、当該イエロー、マゼンタ、シアン、ブ
ラックの各色のトナー像を、第1及び第2の中間転写ド
ラム51,52,53を介して、記録用紙P上に多重に転写・定
着することにより、カラー画像を形成するようになって
いる。
【0052】その際、上記画像形成装置では、図8に示
すように、4つの感光体ドラム11,12, 13, 14上に形成
された静電潜像を現像する現像装置41,42,43,44 の現像
ロール401 が、駆動モータ111 によって第1、第2、第
3、第4のギア113,114,115,117 を介して回転駆動され
る。
【0053】ところで、第1、第2、第3、第4のギア
113,114,115,117 は、図9に示すように、すべて、直径
の異なる複数のギアを同軸状に設けた2段のギアによっ
て構成され、当該2段のギアの大歯車と小歯車のモジュ
ールと歯数を異ならせるように構成されている。そのた
め、上記駆動モータ111 の駆動軸に取り付けられた駆動
ギア112 と、第1のギア113 の小径ギア113bの噛み合い
周波数は、次式から135Hzとなる。 モータ回転周波数=7.5Hz ギアの噛み合い周波数=歯数×モータ回転周波数=18×7.5Hz =135Hz
【0054】これに対して、上記第1のギア113 の大径
ギア113aと第2のギア114 の大径ギア114aの噛み合い周
波数は、137.842Hzとなり、以下、第2のギア
114の小径ギア114bと第3のギア115 の大径ギア115aの
噛み合い周波数は、154.721Hz、第3のギア11
5 の小径ギア115bと第4のギア117 の大径ギア117aの噛
み合い周波数は、117.374Hz、第4のギア117
の小径ギア117bと図示しない現像ロールギアの噛み合い
周波数は、56.591Hzとなる。
【0055】このように、上記第1乃至第4のギア113,
114,115,117 の大径ギアと小径ギアの歯数及びモジュー
ルを互いに異ならせることにより、各第1乃至第4のギ
ア113,114,115,117 が噛み合う際の噛み合い周波数は、
図9に示すように、それぞれ異なった値となる。そのた
め、駆動モータ111 と現像ロール401 の間の動力伝達系
に複数のギア113,114,115,117 を使用した場合でも、回
転むらが増幅されることがなく、しかも、ギア113,114,
115,117 の駆動部分と被駆動部分の噛み合い周波数が各
々異なるため、図10に示すように、その周波数の振動
が増幅されることがなく、当該周波数の振動が中間転写
ドラム51,52,53や感光体ドラム11, 12,13, 14に増幅さ
れて伝わることを防止できるので、歯車減速機構を採用
した場合でも、回転むらが増幅され、画像ジッターが著
しく発生したり、ギアの噛み合い周波数の振動が増幅さ
れて回転体に伝わり、画像品位を低下させるのを防止す
ることができ、低コストにて高品位の画像を形成するこ
とが可能となっている。
【0056】なお、前記の実施の形態では、第1乃至第
4のギア113,114,115,117 のすべての大径ギアと小径ギ
アの歯数及びモジュールを互いに異ならせるように構成
したが、複数のギアのうち、少なくとも1つのギアの大
径ギアと小径ギアの歯数及びモジュールを互いに異なら
せるように構成しても良い。
【0057】また、前記の実施の形態では、第1乃至第
4のギア113,114,115,117 のすべての大径ギアと小径ギ
アの歯数及びモジュールを互いに異ならせるように構成
したが、すべてのギアの歯数のみを異ならせるように構
成しても良い。
【0058】実施の形態2 図11はこの発明の実施の形態2を示すものであり、前
記実施の形態と同一の部分には同一の符号を付して説明
すると、この実施の形態では、駆動モータからの駆動力
を画像形成用の回転体に伝達する複数のギアのうち、少
なくともその1つのギアを、直径の異なる複数のギアを
同軸状に設けた多段のギアによって構成し、当該多段の
ギアにおいて、駆動モータ側から各ギアのモジュールが
順次大きくなるように構成したものである。
【0059】すなわち、この発明の実施の形態2では、
図11に示すように、駆動モータ111 の駆動軸に取り付
けられた駆動ギア112 の歯数が18、モジュールが0.
4に設定されており、当該駆動ギア112 と噛み合う第1
のギア113 の大径のギア113aは、歯数が90、モジュー
ルが0.4に設定されている。また、上記第1のギア11
3 の小径のギア113bは、歯数が70、モジュールが0.
5に設定されており、当該小径のギア113bと噛み合う第
2のギア114 の大径のギア114aは、歯数が85、モジュ
ールが0.5に設定されている。さらに、上記第2のギ
ア114 の小径のギア114bは、歯数が65、モジュールが
0.6に設定されており、当該小径のギア114bと噛み合
う第3のギア115 の大径のギア115aは、歯数が88、モ
ジュールが0.6に設定されている。また、上記第3の
ギア115 の小径のギア115bは、歯数が75、モジュール
が0.7に設定されているとともに、当該第3のギア11
5の小径のギア115bと噛み合う現像ロールギア120 は、
歯数が80、モジュールが0.7に設定されている。
【0060】このように、上記実施の形態2では、多段
のギア113,114,115,117 において、駆動モータ側から各
ギアのモジュールが順次大きくなるように構成したの
で、噛み合い周波数の振動が増幅されるのを防止できる
のは勿論のこと、減速比を大きくすることができ、ギア
113,114,115,117 の噛み合い周波数の振動が増幅されて
回転体に伝わり、画像品位を低下させるのを一層確実に
防止することができ、低コストにて高品位の画像を形成
することが可能となっている。
【0061】実施の形態3 図12はこの発明の実施の形態3を示すものであり、前
記実施の形態と同一の部分には同一の符号を付して説明
すると、この実施の形態3では、駆動モータからの駆動
力を複数のギアを介して伝達することにより、回転駆動
される後段側の画像形成用の回転体と、その中間に配置
される中間的な画像形成用の回転体とを備え、当該中間
的な画像形成用の回転体を介して後段側の画像形成用の
回転体を回転駆動するように構成し、前記中間的な画像
形成用の回転体の一端部に、入力側のギアを取り付ける
とともに、当該中間的な画像形成用の回転体の他端部
に、出力側のギアを取り付け、前記入力側のギアと出力
側のギアのモジュールと歯数を異ならせるように構成さ
れている。
【0062】すなわち、この発明の実施の形態3では、
図12に示すように、第2の中間転写ドラム53に、その
軸方向の一端部に入力側のギア95a が取り付けられてい
るとともに、当該第2の中間転写ドラム53の他端部に
は、出力側のギア95b を取り付けられており、前記入力
側のギア95a と出力側のギア95b のモジュールと歯数を
異ならせるように構成されている。
【0063】このように構成することにより、前記実施
の形態1と同様に、中間転写体を駆動する入力側のギア
と出力側のギアの噛み合い周波数が異なるため、その周
波数の振動が増幅されることがなく、当該周波数の振動
が中間転写ドラムや感光体ドラムに増幅されて伝わるこ
とを防止できるので、歯車減速機構を採用した場合で
も、回転むらが増幅され、画像ジッターが著しく発生し
たり、ギアの噛み合い周波数の振動が増幅されて回転体
に伝わり、画像品位を低下させるのを防止することがで
き、低コストにて高品位の画像を形成することが可能と
なっている。
【0064】なお、上記の実施の形態3では、中間的な
画像形成用の回転体の両端部に、入力側のギアと出力側
のギアとそれぞれ取り付けたものであるが、これに限定
されるものではなく、図13に示すように、中間的な画
像形成用の回転体の一端部にギアを取り付け、このギア
を直径の異なる複数のギアを同軸状に設けた多段のギア
によって構成し、当該多段のギアの大歯車と小歯車のモ
ジュールと歯数を異ならせるように構成しても良い。
【0065】尚、この様に構成した場合には、多段のギ
アの大歯車と小歯車を一体成形することが可能となり、
コストを削減することができる。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、歯車減速機構を採用した場合でも、回転むらが増幅
され、画像ジッターが著しく発生したり、アイドラギア
の噛み合い周波数の振動が増幅されて回転体に伝わり、
画像品位を低下させるのを防止することができ、低コス
トにて高品位の画像を形成することが可能な回転体の駆
動装置及びこれを用いた画像形成装置を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1はこの発明の一実施の形態(特に、請求
項6)に係る回転体の駆動装置を示す構成図である。
【図2】 図2はこの発明の実施の形態1に係る回転体
の駆動装置を適用した画像形成装置としてのカラープリ
ンタを示す構成図である。
【図3】 図3はこの発明の実施の形態1に係る画像形
成装置としてのカラープリンタの要部を示す構成図であ
る。
【図4】 図4は中間転写ドラムを示す断面図である。
【図5】 図5は最終転写ロールを示す断面図である。
【図6】 図6はこの発明の実施の形態1に係る回転体
の駆動装置を適用した画像形成装置としてのカラープリ
ンタの駆動系を示す構成図である。
【図7】 図7はこの発明の実施の形態1に係る回転体
の駆動装置を適用した画像形成装置としてのカラープリ
ンタの駆動系を示す斜視構成図である。
【図8】 図8(a)(b)はこの発明の実施の形態1
に係る回転体の駆動装置を示す側面構成図及び断面構成
図である。
【図9】 図9はこの発明の実施の形態1に係る回転体
の駆動装置を適用した際のギアの噛み合い周波数を示す
説明図である。
【図10】 図10はこの発明の実施の形態1に係る回
転体の駆動装置を適用した画像形成装置としてのカラー
プリンターの作用を示す説明図である。
【図11】 図11はこの発明の請求項3に係る回転体
の駆動装置を示す構成図である。
【図12】 図12はこの発明の実施の形態3に係る回
転体の駆動装置を示す構成図である。
【図13】 図13はこの発明の請求項5に係る回転体
の駆動装置を示す構成図である。
【図14】 図14(a)(b)は従来技術による回転
体の駆動装置を示す側面構成図及び断面構成図である。
【図15】 図15は従来技術による回転体の駆動装置
を適用した際のギアの噛み合い周波数を示す説明図であ
る。
【図16】 図16は従来技術による回転体の駆動装置
を適用した画像形成装置としてのカラープリンターの作
用を示す説明図である。
【符号の説明】
1, 2, 3, 4 画像形成ユニット 11, 12, 13, 14 感光体ドラム(像担持体) 21, 22, 23, 24 帯電ロール(接触型帯電装置) 31, 32, 33, 34 レーザ光 41, 42, 43, 44 現像装置 401 現像ロール 402 現像剤量規制部材 403 パドル 404 オーガー 51, 52 一次中間転写ドラム(中間転写体) 53 二次中間転写ドラム(中間転写体) 60 最終転写ロール(最終転写回転体) 61 金属シャフト 62 被覆層 80 クリーニング装置 801 クリーニングブラシ 802 クリーニングブレード 90 用紙搬送ロール 95,96,97 中間転写体ギア 98,99,100,101 感光体ギア P 用紙搬送路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 21/00 350 G03G 21/00 350 Fターム(参考) 2H030 AA06 AB02 BB42 BB71 2H032 BA08 2H035 CA07 CB01 CG03 2H071 CA02 CA05 DA09 DA15 DA26 3J030 BA05 BD09 CA10

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動モータからの駆動力を複数のギアを
    介して、画像形成用の回転体に伝達することにより、当
    該画像形成用の回転体を回転駆動するための回転体の駆
    動装置において、前記駆動モータからの駆動力を画像形
    成用の回転体に伝達する複数のギアのうち、少なくとも
    その1つのギアを、直径の異なる複数のギアを同軸状に
    設けた多段のギアによって構成し、当該多段のギアの大
    歯車と小歯車のモジュールと歯数を異ならせたことを特
    徴とする回転体の駆動装置。
  2. 【請求項2】 駆動モータからの駆動力を複数のギアを
    介して、画像形成用の回転体に伝達することにより、当
    該画像形成用の回転体を回転駆動するための回転体の駆
    動装置において、前記駆動モータからの駆動力を画像形
    成用の回転体に伝達する複数のギアのすべてを、直径の
    異なる複数のギアを同軸状に設けた多段のギアによって
    構成し、当該多段のギアの大歯車と小歯車の歯数を異な
    らせたことを特徴とする回転体の駆動装置。
  3. 【請求項3】 前記多段のギアにおいて、駆動モータ側
    から各ギアのモジュールが順次大きくなるように構成し
    たことを特徴とする請求項1又は2記載の回転体の駆動
    装置。
  4. 【請求項4】 駆動モータからの駆動力を複数のギアを
    介して、画像形成用の回転体に伝達することにより、当
    該画像形成用の回転体を回転駆動するための回転体の駆
    動装置において、前記駆動モータからの駆動力を複数の
    ギアを介して伝達することにより、回転駆動される後段
    側の画像形成用の回転体と、その中間に配置される中間
    的な画像形成用の回転体とを備え、当該中間的な画像形
    成用の回転体を介して後段側の画像形成用の回転体を回
    転駆動するように構成し、前記中間的な画像形成用の回
    転体の一端部に、入力側のギアを取り付けるとともに、
    当該中間的な画像形成用の回転体の他端部に、出力側の
    ギアを取り付け、前記入力側のギアと出力側のギアのモ
    ジュールと歯数を異ならせたことを特徴とする回転体の
    駆動装置。
  5. 【請求項5】 駆動モータからの駆動力を複数のギアを
    介して、画像形成用の回転体に伝達することにより、当
    該画像形成用の回転体を回転駆動するための回転体の駆
    動装置において、前記駆動モータからの駆動力を複数の
    ギアを介して伝達することにより、回転駆動される後段
    側の画像形成用の回転体と、その中間に配置される中間
    的な画像形成用の回転体とを備え、当該中間的な画像形
    成用の回転体を介して後段側の画像形成用の回転体を回
    転駆動するように構成し、前記中間的な画像形成用の回
    転体の一端部にギアを取り付け、このギアを直径の異な
    る複数のギアを同軸状に設けた多段のギアによって構成
    し、当該多段のギアの大歯車と小歯車のモジュールと歯
    数を異ならせたことを特徴とする回転体の駆動装置。
  6. 【請求項6】 駆動モータからの駆動力を複数のギアを
    介して像担持体に伝達し、当該像担持体を回転駆動する
    ことにより、画像を形成する画像形成装置において、前
    記駆動モータからの駆動力を像担持体に伝達する複数の
    ギアのうち、少なくともその1つのギアを、直径の異な
    る複数のギアを同軸状に設けた多段のギアによって構成
    し、当該多段のギアの大歯車と小歯車のモジュールと歯
    数を異ならせたことを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】 駆動モータからの駆動力を複数のギアを
    介して像担持体に伝達し、当該像担持体を回転駆動する
    ことにより、画像を形成する画像形成装置において、 前記駆動モータからの駆動力を像担持体に伝達する複数
    のギアのすべてを、直径の異なる複数のギアを同軸状に
    設けた多段のギアによって構成し、当該多段のギアの大
    歯車と小歯車の歯数を異ならせたことを特徴とする画像
    形成装置。
  8. 【請求項8】 各色毎の入力情報に応じた各潜像を形成
    し該各潜像を対応する色のトナーで現像して複数の単色
    トナー像を得、これら複数の単色トナー像が記録媒体上
    に定着されることによりカラー画像を形成する画像形成
    装置であって、 各色毎の入力情報に応じた各潜像が形成され該各潜像が
    対応する色のトナーで現像されて各単色トナー像が形成
    される3個以上の像担持体、又は各色毎の入力情報に応
    じた各潜像が順次形成され該各潜像が対応する色のトナ
    ーで現像されて各単色トナー像が順次形成される単一の
    像担持体と、 前記像担持体に接触ないし近接して配置され、該像担持
    体上に形成された各単色トナー像が転写される1個もし
    くは複数個の中間転写体と、 前記1個もしくは複数個の中間転写体上に転写されたト
    ナー像を記録媒体に転写するための最終転写回転体とを
    備え、 少なくとも2回以上のトナー像の転写工程を経てカラー
    画像を形成する画像形成装置において、 前記駆動モータからの駆動力を画像形成用の回転体に伝
    達する複数のギアのうち、少なくともその1つのギア
    を、直径の異なる複数のギアを同軸状に設けた多段のギ
    アによって構成し、当該多段のギアの大歯車と小歯車の
    モジュールと歯数を異ならせたことを特徴とする画像形
    成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US9217982B2 (en) 2011-03-10 2015-12-22 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus with synchronized gear transmission mechanism
JP2016196898A (ja) * 2015-04-02 2016-11-24 株式会社リコー 駆動装置および画像形成装置

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