JP2002188661A - フローティングキャリパ型ディスクブレーキ - Google Patents

フローティングキャリパ型ディスクブレーキ

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JP2002188661A
JP2002188661A JP2000387317A JP2000387317A JP2002188661A JP 2002188661 A JP2002188661 A JP 2002188661A JP 2000387317 A JP2000387317 A JP 2000387317A JP 2000387317 A JP2000387317 A JP 2000387317A JP 2002188661 A JP2002188661 A JP 2002188661A
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caliper
rotor
support
guide
guide pins
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JP2000387317A
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English (en)
Inventor
Yutaka Nishikawa
裕 西川
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Akebono Brake Industry Co Ltd
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Akebono Brake Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軽量化の為にキャリパ2aをアルミニウム合
金製とし、強度が必要なガイドピン6a、6aを鉄製と
した場合でも、金属電位の差による腐食が発生するのを
防止する。 【解決手段】 上記各ガイドピン6a、6aをサポート
3a側に固定すると共に、摺動自在に係合させるガイド
孔7a、7aを、上記キャリパ2a側に設ける。これら
各ガイド孔7a、7aと上記各ガイドピン6a、6aと
の摺動部を、ピンブーツ8a、8aにより覆って、これ
ら各ガイドピン6a、6aと上記キャリパ2aとの接触
部に、雨水等の水分が付着するのを防止する。又、上記
サポート3aは、上記各ガイドピン6a、6aと同様に
鉄系のものとする。この構成により、上記課題を解決す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明に係るフローティン
グキャリパ型ディスクブレーキは、自動車の制動を行な
う為に利用するもので、本発明はこの様なディスクブレ
ーキの耐久性を確保しつつ軽量化を可能にするものであ
る。
【0002】
【従来の技術】自動車の制動を行なう為のディスクブレ
ーキとして従来から、図4〜5に示す様な構造のものが
使用されている。この図4〜5に示したディスクブレー
キは、制動時にロータ1に対しキャリパ2を変位させ
る、フローティングキャリパ型と呼ばれるものである。
このフローティングキャリパ型ディスクブレーキは、車
輪(図示せず)と共に回転する上記ロータ1の一側に隣
接させる状態で設けるサポート3を、このサポート3の
下部に設けた取付孔4、4を介して車体(図示せず)に
固定する。このサポート3は、上記キャリパ2を上記ロ
ータ1の軸方向の変位自在に支持している。
【0003】この為に、上記ロータ1の回転方向(図1
〜5の左右方向)に関して上記キャリパ2の両端部に固
設した1対の取付部5、5に、それぞれガイドピン6、
6の基端部を支持固定している。そして、これらガイド
ピン6、6を互いに平行に、上記ロータ1の軸方向(図
1、3、4の上下方向、図2、5の表裏方向)に配置し
ている。一方、上記ロータ1の回転方向に関して上記サ
ポート3の両端部に、それぞれガイド孔7、7を、上記
1対のガイドピン6、6と等ピッチで形成している。そ
してこれら各ガイドピン6、6を上記各ガイド孔7、7
内に、摺動自在に挿入している。この構成により、上記
サポート3に対して上記キャリパ2が、上記ロータ1の
軸方向に変位自在となる。尚、上記各ガイドピン6、6
と上記サポート3の両端部で上記各ガイド孔7、7の開
口端部との間には、ゴムの如きエラストマー等の弾性材
を蛇腹状に形成する事により伸縮自在とした、ピンブー
ツ8、8を掛け渡している。従って、上記各ガイドピン
6、6と上記各ガイド孔7、7との摺動部に、雨水等の
異物が入り込む事はない。
【0004】又、上記サポート3にインナ側(車両の幅
方向中央寄りで、図1、4の下側)のパッド9aを、上
記ロータ1の軸方向の摺動自在に係合させている。又、
上記キャリパ2のアウタ側端部に設けたキャリパ爪10
の内側面(図4の下面)に、アウタ側(車両の幅方向外
寄りで、図1、4の上側)のパッド9bを支持してい
る。これらインナ側、アウタ側両パッド9a、9bは、
それぞれ裏板11a、11bの片面で上記ロータ1の側
面に対向する面にライニング12a、12bを添設して
成る。このうちのインナ側のパッド9aは、上記裏板1
1aの両端部に形成した係合突部13、13を上記サポ
ート3に形成した係合凹部14、14に、上記ロータ1
の軸方向に摺動自在に係合させる事で、上記サポート3
に対し支持されている。一方、上記アウタ側のパッド9
bは、上記裏板11bの裏面の複数個所に形成した係止
突部15、15を上記キャリパ爪10の内側面に形成し
た係止凹部16、16に内嵌する事で、このキャリパ爪
10の内側面に保持している。 更に、上記キャリパ2
のインナ側端部に設けたシリンダ部17内に、上記イン
ナ側のパッド9aを上記ロータ1に対して押圧するピス
トン(図示省略)を内蔵している。
【0005】制動を行なう場合には、上記シリンダ部1
7内に圧油を送り込み、上記ピストンにより上記インナ
側のパッド9aを、上記ロータ1の内側面に、図4の下
から上に押し付ける。すると、この押し付け力の反作用
として上記キャリパ2が、前記各ガイドピン6、6と前
記各ガイド孔7、7との摺動に基づいて、図4の下方に
変位し、上記キャリパ爪10が上記アウタ側のパッド9
bを、上記ロータ1の外側面に押し付ける。この結果、
このロータ1が内外両側面側から強く挟持されて、制動
が行なわれる。
【0006】上述の様に構成し作用するフローティング
キャリパ型ディスクブレーキの軽量化を図る為に、構成
部品の一部をアルミニウム(純アルミニウム及びアルミ
ニウムを主成分とする合金を含む。)により造る事が、
実用新案登録第2576340号公報等に記載されてい
る様に、従来から考えられている。この場合に、特に重
量が嵩むキャリパ2をアルミニウム製とする事が、必要
な強度及び剛性を確保しつつ十分な重量の低減効果を得
られる事から、有効であると考えられている。但し、こ
の様な場合でも、大きな強度を要求されるガイドピン
6、6は鉄(純鉄及び鉄を主成分とする合金を含む。)
製とする必要がある。従って、鉄とアルミニウムとが直
接接触する状態となる。
【0007】図4〜5に示した従来構造で、上記キャリ
パ2をアルミニウム製とすると共に上記各ガイドピン
6、6を鉄製とした場合には、鉄製のガイドピン6、6
とアルミニウム製のキャリパ2とが直接接触した部分が
外部に露出する。この様な場合に、この接触部に雨水等
の水分が付着すると、この接触部でアルミニウム製のキ
ャリパ2に、金属電位の差に基づいて、著しい腐食が発
生する。
【0008】この様な、金属電位が異なる異種金属同士
の接触に基づく腐食を防止する為に従来は、上記接触部
に塗装やメッキ等、防錆の為の表面皮膜を形成する事が
行なわれている。又、上記実用新案登録第257634
0号公報には、不導体製のスペーサにより、異種金属同
士が直接接触しない様にして、上記腐食を防止する構造
が記載されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述した様な、従来か
ら知られている異種金属同士の接触に基づく腐食を防止
する技術の場合、コストが嵩む他、必ずしも十分な効果
を発揮できない可能性がある。即ち、表面皮膜を形成す
るにしろ、スペーサを設けるにしろ、腐食防止の為に新
たな工程或は部品が必要になる為、その分、コストが嵩
む。又、表面皮膜の場合、タイヤが跳ねた石等により剥
れる可能性があり、その場合には当該部分の腐食を防止
できなくなる。更に、スペーサの場合には、鉄製のガイ
ドピンに付着した雨水等の水分がアルミニウム製のキャ
リパ側に流れてこのキャリパの表面に付着する事を防止
できない。この為、アルミニウム製のキャリパの表面
に、鉄イオンが混入した水分が付着する可能性がある。
周知の様に、鉄イオンが混入した水分は、含まない水分
に比べて、アルミニウムの腐食を著しくする。従って、
上記スペーサによる防食効果は限られたものとなる可能
性がある。本発明のフローティングキャリパ型ディスク
ブレーキは、この様な事情に鑑みて発明したものであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のフローティング
キャリパ型ディスクブレーキは、前述した従来から知ら
れているフローティングキャリパ型ディスクブレーキと
同様に、サポートと、1対のパッドと、キャリパと、ピ
ストンとを備える。このうちのサポートは、車輪と共に
回転するロータに隣接して車体に固定する。又、上記1
対のパッドは、上記ロータの軸方向の変位を自在とする
と共に、このロータの両側面に対向させて配置してい
る。又、上記キャリパは、上記ロータの軸方向の変位を
自在として上記サポートに支持されている。又、上記ピ
ストンは、上記キャリパに内蔵している。そして、上記
ピストンの押し出しに伴い、上記1対のパッドを上記ロ
ータの両側面に押し付ける事で制動を行なう様に構成し
ている。
【0011】特に、本発明のフローティングキャリパ型
ディスクブレーキに於いては、上記キャリパはアルミニ
ウム、マグネシウム、チタンの単体又はそれらを含む合
金である軽合金製であって、ガイド孔を、上記ロータの
軸方向に形成している。更に、上記サポートは上記キャ
リパと異なる金属から成り、ロータの周方向端部に上記
サポートと同系の金属製のガイドピンの基端部を支持固
定している。そして、このガイドピンを上記ガイド孔に
摺動自在に挿入すると共に、このガイドピンとガイド孔
との摺動部を、伸縮自在なブーツにより覆っている。
【0012】
【作用】上述の様に構成する本発明のフローティングキ
ャリパ型ディスクブレーキによれば、特に腐食防止の為
の新たな工程或は部品を要する事なく、互いに異なる金
属製のガイドピンとキャリパとの接触部に、雨水等の水
分が付着する事を防止できる。この為、軽量でしかも十
分な耐久性を有するフローティングキャリパ型ディスク
ブレーキを、低コストで実現できる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1〜3は、本発明の実施の形態
の1例を示している。本発明のフローティングキャリパ
型ディスクブレーキを構成するサポート3aは、鉄製
で、車輪と共に回転するロータ1に隣接して車体に固定
する。このロータ1の回転方向に関して、上記サポート
3aの両端部に、鉄製のガイドピン6a、6aの基端部
を、それぞれ支持固定している。この為に図示の例で
は、上記サポート3aの両端部にねじ孔18、18を形
成し、これら各ねじ孔18、18に、上記各ガイドピン
6a、6aの基端部に形成した雄ねじ部19、19を螺
合し、更に緊締している。この状態で上記各ガイドピン
6a、6aは上記サポート3aを介して車体に対し、互
いに平行に、上記ロータ1の軸方向に支持固定される。
【0014】この様な上記各ガイドピン6a、6aによ
りキャリパ2aを上記サポート3aに対し、上記ロータ
1の軸方向の変位を自在に支持している。このキャリパ
2aは、アルミニウム合金製で、前述した従来構造の場
合と同様に、キャリパ爪10aとシリンダ部17aとを
有する。特に、本発明のフローティングキャリパ型ディ
スクブレーキを構成するキャリパ2aの場合には、上記
ロータ1の回転方向に関して両端部に、1対のガイド孔
7a、7aを形成している。これら両ガイド孔7a、7
aは、それぞれインナ側(図1の下側)のみが開口した
有底の円孔であり、上記1対のガイドピン6a、6aと
同じピッチで形成している。又、上記各ガイド孔7a、
7aの内径は、これら各ガイドピン6a、6aの外径よ
りも僅かに大きい。従って、これら各ガイドピン6a、
6aを上記各ガイド孔7a、7a内に挿入する事によ
り、上記キャリパ2aを上記サポート3aに対し、上記
ロータ1の軸方向の変位を自在に支持できる。
【0015】そして、上記各ガイドピン6a、6aと上
記各ガイド孔7a、7aとの摺動部を、ゴムの如きエラ
ストマー等の弾性材製で伸縮自在なピンブーツ8a、8
aにより覆っている。この為に図示の例では、上記各ガ
イドピン6a、6aの中間部外周面の基端寄り部分に固
定側係止溝21、21を、それぞれ全周に亙って形成し
ている。一方、上記キャリパ2aのインナ側側面の両端
部で上記各ガイド孔7a、7aの開口周縁部に形成した
支持筒部22、22の外周面に移動側係止溝23、23
を、それぞれ全周に亙って形成している。上記各ピンブ
ーツ8a、8aは、軸方向に関する断面形状を波形とし
た筒状で、両端部内周面にそれぞれ全周に亙って形成し
た係止突条24、24を上記固定側、移動側両係止溝2
1、23に、密に嵌着している。この状態で上記各ピン
ブーツ8a、8aは上記摺動部を、上記各ガイドピン6
a、6aと上記各ガイド孔7a、7aとの円滑な摺動を
自在としたまま、外部から完全に遮断する。
【0016】又、上記キャリパ2aにアウタ側のパッド
9b´を、上記サポート3aにインナ側のパッド9a´
を、それぞれ支持している。これらインナ側、アウタ側
両パッド9a´、9b´は、それぞれ裏板11a´、1
1b´の片面で上記ロータ1の側面に対向する面にライ
ニング12a´、12b´を添設して成る。このうちの
インナ側のパッド9a´は、上記裏板11a´の両端部
に形成した係合突部13a、13aを上記サポート3a
に形成した係合凹部14a、14aに、ステンレスのば
ね鋼製のアンチラトルスプリング20、20を介して上
記ロータ1の軸方向の摺動自在に係合させる事により、
上記サポート3aに対し支持されている。一方、上記ア
ウタ側のパッド9b´は、上記裏板11b´の裏面の複
数個所に形成した係止突部15a、15aを前記キャリ
パ爪10aの内側面に形成した係止凹部16a、16a
に内嵌する事により、このキャリパ爪10aの内側面に
保持されている。従って、上記両パッド9a´、9b´
のライニング12a´、12b´は、それぞれ上記ロー
タ1の両側面に対向している。
【0017】更に、上記キャリパ2aのインナ側端部の
シリンダ部17a内に設けた図示しないシリンダ空間内
に、上記インナ側のパッド9a´を上記ロータ1に対し
て押圧するピストン(図示省略)を内蔵している。上記
シリンダ空間内には、上記キャリパ2aのインナ側端面
に設けた給排口25を通じて、圧油を給排自在としてい
る。そして、圧油の供給に伴ってピストンを、前記ロー
タ1のインナ側側面に向け押し出し自在としている。
【0018】上述の様に構成する本発明のフローティン
グキャリパ型ディスクブレーキにより制動を行なう場合
には、上記給排口25を通じて上記シリンダ空間内に圧
油を送り込み、上記ピストンにより上記インナ側のパッ
ド9a´を、上記ロータ1の内側面に、図1の下から上
に押し付ける。すると、この押し付け力の反作用として
上記キャリパ2aが、前記各ガイドピン6a、6aと前
記各ガイド孔7a、7aとの摺動に基づいて、図1の下
方に変位し、前記キャリパ爪10aが上記アウタ側のパ
ッド9b´を、上記ロータ1の外側面に押し付ける。こ
の結果、このロータ1が内外両側面側から強く挟持され
て、制動が行なわれる。
【0019】特に、本発明のフローティングキャリパ型
ディスクブレーキによれば、腐食防止の為の新たな工程
或は部品を要する事なく、それぞれが鉄製である、上記
1対のガイドピン6a、6aと、アルミニウム合金製で
ある上記キャリパ2aに形成したガイド孔7a、7aと
の接触部に、雨水等の水分が付着する事を防止できる。
即ち、この付着防止の為の前記各ピンブーツ8a、8a
は、上記各ガイドピン6a、6aと上記各ガイド孔7
a、7aとの摺動部への異物進入防止の為に元々必要な
ものであって、新たな部品が必要になる訳ではない。し
かも、上記各ピンブーツ8a、8aは、長期間の使用に
堪える事を考慮して、十分な強度並びに耐久性を有する
ものであるから、長期間に亙って上記鉄製のガイドピン
6a、6aと上記アルミニウム製のキャリパ2aとの接
触部に、雨水等の水分が付着するのを防止できる。この
為、このキャリパ2aに、フローティングキャリパ型デ
ィスクブレーキの耐久性の影響を及ぼす様な、著しい腐
食が発生する事を有効に防止でいる。尚、上記各ガイド
ピン6a、6aと前記サポート3aとの接触部には、雨
水等の水分が付着する可能性がある。但し、これら各ガ
イドピン6a、6aとサポート3aとは、何れも鉄製で
ある為、これら両部材6a、3a同士の接触部で、金属
電位の差に基づく著しい腐食が発生する事はない。
【0020】
【発明の効果】本発明のディスクブレーキは、以上に述
べた通り構成され作用するので、軽量でしかも十分な耐
久性を有するフローティングキャリパ型ディスクブレー
キを、低コストで実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の1例を示す平面図。
【図2】図1の下方から見た図。
【図3】図1のA部拡大図。
【図4】従来構造の1例を示す平面図。
【図5】図4の下方から見た図。
【符号の説明】
1 ロータ 2、2a キャリパ 3、3a サポート 4 取付孔 5 取付部 6、6a ガイドピン 7、7a ガイド孔 8、8a ピンブーツ 9a、9b、9a′、9b′ パッド 10、10a キャリパ爪 11a、11b、11a′、11b′ 裏板 12a、12b、12a′、12b′ ライニング 13、13a 係合突部 14、14a 係合凹部 15、15a 係止突部 16、16a 係止凹部 17、17a シリンダ部 18 ねじ孔 19 雄ねじ部 20 アンチラトルスプリング 21 固定側係止溝 22 支持筒部 23 移動側係止溝 24 係止突条 25 給排口

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輪と共に回転するロータに隣接して車
    体に固定するサポートと、このロータの軸方向の変位を
    自在とすると共に、このロータの両側面に対向させて配
    置した1対のパッドと、このロータの軸方向の変位を自
    在として上記サポートに支持したキャリパと、このキャ
    リパに内蔵したピストンとを備え、このピストンの押し
    出しに伴い、上記1対のパッドを上記ロータの両側面に
    押し付けて制動を行なうフローティングキャリパ型ディ
    スクブレーキに於いて、上記キャリパは軽合金製であっ
    て、ガイド孔を、上記ロータの軸方向に形成しており、
    上記サポートは上記キャリパと異なる金属から成り、ロ
    ータの周方向端部に上記サポートと同系の金属製のガイ
    ドピンの基端部を支持固定しており、このガイドピンを
    上記ガイド孔に摺動自在に挿入すると共に、このガイド
    ピンとガイド孔との摺動部を、伸縮自在なブーツにより
    覆っている事を特徴とするフローティングキャリパ型デ
    ィスクブレーキ。
  2. 【請求項2】 キャリパがアルミニウム合金製で、サポ
    ート及びガイドピンが鉄系金属製である、請求項1に記
    載したフローティングキャリパ型ディスクブレーキ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2015137359A1 (ja) * 2014-03-10 2015-09-17 曙ブレーキ工業株式会社 フローティング型ディスクブレーキ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015137359A1 (ja) * 2014-03-10 2015-09-17 曙ブレーキ工業株式会社 フローティング型ディスクブレーキ
JP2015169301A (ja) * 2014-03-10 2015-09-28 曙ブレーキ工業株式会社 フローティング型ディスクブレーキ

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