JP2002187960A5 - 偏光板、偏光板の製造方法及び液晶表示装置 - Google Patents

偏光板、偏光板の製造方法及び液晶表示装置 Download PDF

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【特許請求の範囲】
【請求項1】 光学的に二軸性を有し、流延製膜時における幅手方向の屈折率が最大となるように調製し、長尺ロールとして作製された面内リターデーション値R が30〜300nmであり、厚み方向のリターデーション値R が30〜300nmであるセルロースエステルフィルムと、長尺ロールとして作製され製膜時または製膜後に幅手方向に延伸されたトリアセチルセルロースフィルム、二色性物質を含有する偏光子を有することを特徴とする偏光板。
【請求項2】 前記セルロースエステルフィルムの面内リターデーション値R が40〜150nmであり、厚み方向のリターデーション値R が60〜250nmであることを特徴とする請求項1に記載の偏光板。
【請求項3】 前記セルロースエステルフィルムが、下記式(1)及び(2)を同時に満足することを特徴とする請求項1または2に記載の偏光板。
式(1) 2.4≦A+B≦2.8
式(2) 1.4≦A≦2.0
〔式中、Aはアセチル基の置換度、Bは炭素原子数3または4のアシル基の置換度を表す。〕
【請求項4】 前記二色性物質の配向方向と前記セルロースエステルフィルムの面内で最大屈折率を与える方向とのなす角度が80°〜100°であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の偏光板。
【請求項5】 前記偏光子の光透過軸と前記セルロースエステルフィルムの面内で最大屈折率を与える方向とのなす角度が−10°〜10°であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の偏光板。
【請求項6】 前記セルロースエステルフィルムまたは前記トリアセチルセルロースの延伸倍率が1.02〜1.2倍となるように延伸されたものであることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の偏光板。
【請求項7】 前記セルロースエステルフィルムまたは前記トリアセチルセルロースの延伸倍率が1.05〜1.15倍となるように延伸されたものであることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の偏光板。
【請求項8】 請求項1〜7のいずれか1項に記載の偏光板と液晶セルを有する液晶表示装置において、該偏光板のセルロースエステルフィルムが該偏光板の二色性物質を含有する偏光子と該液晶セルとの間に配置されることを特徴とする液晶表示装置。
【請求項9】 前記偏光板の光透過軸と、液晶セルの該偏光板を配置する側のラビング軸または液晶配向軸が直交することを特徴とする請求項8に記載の液晶表示装置。
【請求項10】 偏光板と液晶セルとの貼合面側に配置される該偏光板のセルロースエステルフィルムの屈折率が最大となる方向と、該偏光板の光透過軸とのなす角が−10°〜10°に調整されている事を特徴とする請求項8または9に記載の液晶表示装置。
【請求項11】 下記(1)〜(3)の工程を経て請求項1〜7のいずれか1項に記載の偏光板を作製したことを特徴とする偏光板の製造方法。
(1)光学的に二軸性を付与する操作を施し、且つ、流延製膜時における幅手方向の屈折率が最大となるように調整したセルロースエステルフィルムの長尺ロールを作製する
(2)二色性物質を含有する偏光子を形成する
(3)該長尺ロールに該偏光子をラミネートする
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明の上記目的は、下記の構成1〜11により達成された。
1.光学的に二軸性を有し、流延製膜時における幅手方向の屈折率が最大となるように調製し、長尺ロールとして作製された面内リターデーション値R が30〜300nmであり、厚み方向のリターデーション値R が30〜300nmであるセルロースエステルフィルムと、長尺ロールとして作製され製膜時または製膜後に幅手方向に延伸されたトリアセチルセルロースフィルム、二色性物質を含有する偏光子を有することを特徴とする偏光板。
2.前記セルロースエステルフィルムの面内リターデーション値R が40〜150nmであり、厚み方向のリターデーション値R が60〜250nmであることを特徴とする前記1に記載の偏光板。
3.前記セルロースエステルフィルムが、下記式(1)及び(2)を同時に満足することを特徴とする前記1または2に記載の偏光板。
式(1) 2.4≦A+B≦2.8
式(2) 1.4≦A≦2.0
〔式中、Aはアセチル基の置換度、Bは炭素原子数3または4のアシル基の置換度を表す。〕
4.前記二色性物質の配向方向と前記セルロースエステルフィルムの面内で最大屈折率を与える方向とのなす角度が80°〜100°であることを特徴とする前記1〜3のいずれか1項に記載の偏光板。
5.前記偏光子の光透過軸と前記セルロースエステルフィルムの面内で最大屈折率を与える方向とのなす角度が−10°〜10°であることを特徴とする前記1〜3のいずれか1項に記載の偏光板。
6.前記セルロースエステルフィルムまたは前記トリアセチルセルロースの延伸倍率が1.02〜1.2倍となるように延伸されたものであることを特徴とする前記1〜5のいずれか1項に記載の偏光板。
7.前記セルロースエステルフィルムまたは前記トリアセチルセルロースの延伸倍率が1.05〜1.15倍となるように延伸されたものであることを特徴とする前記のいずれか1項に記載の偏光板。
8.前記1〜7のいずれか1項に記載の偏光板と液晶セルを有する液晶表示装置において、該偏光板のセルロースエステルフィルムが該偏光板の二色性物質を含有する偏光子と該液晶セルとの間に配置されることを特徴とする液晶表示装置。
9.前記偏光板の光透過軸と、液晶セルの該偏光板を配置する側のラビング軸または液晶配向軸が直交することを特徴とする前記に記載の液晶表示装置。
10.偏光板と液晶セルとの貼合面側に配置される該偏光板のセルロースエステルフィルムの屈折率が最大となる方向と、該偏光板の光透過軸とのなす角が−10°〜10°に調整されている事を特徴とする前記8または9に記載の液晶表示装置。
11.下記(1)〜(3)の工程を経て前記1〜7のいずれか1項に記載の偏光板を作製したことを特徴とする偏光板の製造方法。
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