JP2002187726A5 - - Google Patents
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Description
【特許請求の範囲】
【請求項1】上型の成形面を凹または凸形状とし下型の成形面を同一形状で極性が逆の凸または凹形状としてなる上下型間にガラス素材を配置した後、加熱・加圧工程および冷却工程を経てガラス基板をプレス成形する製造方法において、
前記冷却工程にて、前記上下型のうち成形面が凹形状側の型の温度が凸形状側の型の温度より高くなるように温度差を設けることを特徴とするガラス基板の製造方法。
【請求項2】 前記冷却工程において、前記ガラス素材がガラス転移点近傍となったときに、上下型に温度差を設けることを特徴とする請求項1記載のガラス基板の製造方法。
【請求項3】上下型間にガラス素材を配置した後、加熱・加圧工程および冷却工程を経てガラス基板をプレス成形する製造方法において、
前記冷却工程にて、前記上下型のうち一方の温度が他方の温度より高くなるように温度差を設けると共に、当該温度差を設けた冷却途中にて前記上下型のうち一方の温度が他方の温度より低くなるように温度差を逆転させることを特徴とするガラス基板の製造方法。
【請求項4】上型の成形面を凹または凸形状とし下型の成形面を同一形状で極性が逆の凸または凹形状としてなる上下型間にガラス素材を配置した後、加熱・加圧工程および冷却工程を経てガラス基板をプレス成形する製造方法において、
前記冷却工程にて、前記上下型のうち成形面が凸形状側の型の温度が凹形状側の型の温度より高くなるように温度差を設けると共に、当該温度差を設けた冷却途中にて成形面が凸形状側の型の温度が凹形状側の型の温度より低くなるように温度差を逆転させることことを特徴とするガラス基板の製造方法。
【請求項5】 前記冷却工程において、前記ガラス素材がガラス転移点近傍となったときに、上下型の温度差を逆転させることを特徴とする請求項3または請求項4記載のガラス基板の製造方法。
【請求項6】上下型の成形面の平坦度を5μm以下としたことを特徴とする請求項1または請求項4記載のガラス基板の製造方法。
【請求項7】互いの間にガラス素材を配置し加熱・加圧工程および冷却工程を経てガラス基板をプレス成形する上下型からなるガラス基板成形用金型において、
上型の成形面を凹または凸形状とし下型の成形面を同一形状で極性が逆の凸または凹形状としたことを特徴とするガラス基板成形用金型。
【請求項8】上下型の成形面の平坦度を5μm以下としたことを特徴とする請求項7記載のガラス基板成形用金型。
【請求項9】上下型と、プレス成形時に前記上下型の成形面間の距離を規制する規制部材と、前記上下型をガイドおよび保温する胴型からなるガラス基板成形用金型において、
少なくとも前記規制部材の熱収縮量Xが、前記上下型間に配置したガラス素材の熱収縮量X'に対してX'-10μm<X<X'であることを特徴とするガラス基板成形用金型。
【請求項1】上型の成形面を凹または凸形状とし下型の成形面を同一形状で極性が逆の凸または凹形状としてなる上下型間にガラス素材を配置した後、加熱・加圧工程および冷却工程を経てガラス基板をプレス成形する製造方法において、
前記冷却工程にて、前記上下型のうち成形面が凹形状側の型の温度が凸形状側の型の温度より高くなるように温度差を設けることを特徴とするガラス基板の製造方法。
【請求項2】 前記冷却工程において、前記ガラス素材がガラス転移点近傍となったときに、上下型に温度差を設けることを特徴とする請求項1記載のガラス基板の製造方法。
【請求項3】上下型間にガラス素材を配置した後、加熱・加圧工程および冷却工程を経てガラス基板をプレス成形する製造方法において、
前記冷却工程にて、前記上下型のうち一方の温度が他方の温度より高くなるように温度差を設けると共に、当該温度差を設けた冷却途中にて前記上下型のうち一方の温度が他方の温度より低くなるように温度差を逆転させることを特徴とするガラス基板の製造方法。
【請求項4】上型の成形面を凹または凸形状とし下型の成形面を同一形状で極性が逆の凸または凹形状としてなる上下型間にガラス素材を配置した後、加熱・加圧工程および冷却工程を経てガラス基板をプレス成形する製造方法において、
前記冷却工程にて、前記上下型のうち成形面が凸形状側の型の温度が凹形状側の型の温度より高くなるように温度差を設けると共に、当該温度差を設けた冷却途中にて成形面が凸形状側の型の温度が凹形状側の型の温度より低くなるように温度差を逆転させることことを特徴とするガラス基板の製造方法。
【請求項5】 前記冷却工程において、前記ガラス素材がガラス転移点近傍となったときに、上下型の温度差を逆転させることを特徴とする請求項3または請求項4記載のガラス基板の製造方法。
【請求項6】上下型の成形面の平坦度を5μm以下としたことを特徴とする請求項1または請求項4記載のガラス基板の製造方法。
【請求項7】互いの間にガラス素材を配置し加熱・加圧工程および冷却工程を経てガラス基板をプレス成形する上下型からなるガラス基板成形用金型において、
上型の成形面を凹または凸形状とし下型の成形面を同一形状で極性が逆の凸または凹形状としたことを特徴とするガラス基板成形用金型。
【請求項8】上下型の成形面の平坦度を5μm以下としたことを特徴とする請求項7記載のガラス基板成形用金型。
【請求項9】上下型と、プレス成形時に前記上下型の成形面間の距離を規制する規制部材と、前記上下型をガイドおよび保温する胴型からなるガラス基板成形用金型において、
少なくとも前記規制部材の熱収縮量Xが、前記上下型間に配置したガラス素材の熱収縮量X'に対してX'-10μm<X<X'であることを特徴とするガラス基板成形用金型。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載のガラス基板の製造方法は、上型の成形面を凹または凸形状とし下型の成形面を同一形状で極性が逆の凸または凹形状としてなる上下型間にガラス素材を配置した後、加熱・加圧工程および冷却工程を経てガラス基板をプレス成形する製造方法において、前記冷却工程にて、前記上下型のうち成形面が凹形状側の型の温度が凸形状側の型の温度より高くなるように温度差を設けることを特徴とするものである。なお、前記冷却工程において、前記ガラス素材がガラス転移点近傍となったときに、上下型に温度差を設ける。また、上下型の成形面の平坦度を5μm以下とする。この構成によると、冷却工程にて上下型のうち成形面が凹形状側の型の温度を凸形状側の型の温度より高くすることで、凸形状の型側に反ったガラス基板が上下型の温度差によって凹形状の型側に反り、基板表面が超平滑性を有すると共に軸対称性に優れたガラス基板を成形でき、かつ、プレス成形にて大量かつ安価にガラス基板を製造することができる。
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載のガラス基板の製造方法は、上型の成形面を凹または凸形状とし下型の成形面を同一形状で極性が逆の凸または凹形状としてなる上下型間にガラス素材を配置した後、加熱・加圧工程および冷却工程を経てガラス基板をプレス成形する製造方法において、前記冷却工程にて、前記上下型のうち成形面が凹形状側の型の温度が凸形状側の型の温度より高くなるように温度差を設けることを特徴とするものである。なお、前記冷却工程において、前記ガラス素材がガラス転移点近傍となったときに、上下型に温度差を設ける。また、上下型の成形面の平坦度を5μm以下とする。この構成によると、冷却工程にて上下型のうち成形面が凹形状側の型の温度を凸形状側の型の温度より高くすることで、凸形状の型側に反ったガラス基板が上下型の温度差によって凹形状の型側に反り、基板表面が超平滑性を有すると共に軸対称性に優れたガラス基板を成形でき、かつ、プレス成形にて大量かつ安価にガラス基板を製造することができる。
本発明の請求項4に記載のガラス基板の製造方法は、上型の成形面を凹または凸形状とし下型の成形面を同一形状で極性が逆の凸または凹形状としてなる上下型間にガラス素材を配置した後、加熱・加圧工程および冷却工程を経てガラス基板をプレス成形する製造方法において、前記冷却工程にて、前記上下型のうち成形面が凸形状側の型の温度が凹形状側の型の温度より高くなるように温度差を設けると共に、当該温度差を設けた冷却途中にて成形面が凸形状側の型の温度が凹形状側の型の温度より低くなるように温度差を逆転させることことを特徴とするものである。なお、前記冷却工程において、前記ガラス素材がガラス転移点近傍となったときに、上下型の温度差を逆転させる。また、上下型の成形面の平坦度を5μm以下とする。この構成によると、冷却工程にて上下型のうち成形面が凸形状側の型の温度が凹形状側の型の温度より高くなるように温度差を設けると共に、冷却途中にて成形面が凸形状側の型の温度を凹形状側の型の温度より低くなるように温度差を逆転させることで、温度が高くかつ凸形状である型側に反ったガラス基板が、冷却途中で温度の高い凹形状の型側に反り、基板表面が超平滑性を有すると共に軸対称性に優れたガラス基板を成形でき、かつ、プレス成形にて大量かつ安価にガラス基板を製造することができる。
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JP2000383426A JP2002187726A (ja) | 2000-12-18 | 2000-12-18 | ガラス基板の製造方法およびガラス基板成形用金型 |
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JP2000383426A Withdrawn JP2002187726A (ja) | 2000-12-18 | 2000-12-18 | ガラス基板の製造方法およびガラス基板成形用金型 |
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2000
- 2000-12-18 JP JP2000383426A patent/JP2002187726A/ja not_active Withdrawn
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