JP2002186601A - 排尿計測装置 - Google Patents

排尿計測装置

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JP2002186601A
JP2002186601A JP2000390819A JP2000390819A JP2002186601A JP 2002186601 A JP2002186601 A JP 2002186601A JP 2000390819 A JP2000390819 A JP 2000390819A JP 2000390819 A JP2000390819 A JP 2000390819A JP 2002186601 A JP2002186601 A JP 2002186601A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】衛生的で且つ、患者に精神的負担のかからな
い、更には排尿毎に排尿量と排尿時間とから平均尿流率
を演算できる排尿計測装置を提供する。 【解決手段】排尿を蓄積する排尿容器6と、排尿を検出
するセンサー13,14と、排尿時間を計時する計時手
段と、計時手段により計時されたデータを送信する送信
手段とを備えた排尿蓄積部2と、排尿蓄積部2の送信手
段からのデータを受信する受信手段と、排尿蓄積部2の
排尿重量を測定する重量測定手段と、演算手段と、表示
部分とを備えた計測部20とを有し、演算手段が、排尿
重量と排尿時間とから平均尿流率を求めることを特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、被検者の排尿を計
測する装置、特に排尿障害者や入院患者の排尿の排尿時
間、排尿重量、平均尿流率等を計測する排尿計測装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】入院時における尿管理は、従来病院のト
イレ内に、2リットル程度の容器が患者ごとに置かれ、
患者が排泄した尿を紙コップ等で採集し、前記容器に移
し替えて蓄尿し、その後看護婦等が容器の目盛を読み取
ることで毎日の尿量等を計測することが行われていた。
また排尿を自動的に測定するものとして、排尿を溜める
容器と、排尿量解析装置とが一体構成された装置が病院
等に設置され、自動的に排尿量等を測定する技術が提案
されている(特開平5−107246)。更に排尿容器
近傍に録音マイクを取り付け、排尿時の音をテープレコ
ーダーに記録して時間を測定する一方、排尿量はコップ
で計量し、1回の全排尿量を前記測定時間で割ることに
より平均尿流率を計測する技術等も提案されている(平
成10年11月第50回日本し尿器科学会西日本総会
東京共済病院し尿器科 木村明 氏による)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】日々の排尿をトイレ内
に置かれた容器に蓄積する技術では、蓄尿による臭いが
発生するほか、衛生面でも好ましいものではなかった。
また排尿を採集する容器と解析装置が一体になっている
排尿自動解析装置については、患者の通院診断時に医師
または看護婦が排尿解析装置に向かって排尿するように
促しても患者が尿意を催さなかったり、患者に精神的な
重圧感がかかり、自然な状態での排尿計測が難しかっ
た。更にこれら排尿自動解析装置を家庭に設置するには
大型で、高価であった。更に排尿容器に録音マイクを取
り付けて平均尿流量率を検出するものは、操作が煩雑で
あった。
【0004】本発明は、上記従来技術の課題を解決する
ために、衛生的で且つ、患者に精神的負担のかからな
い、更には排尿毎に排尿量と排尿時間とから平均尿流率
を演算できる排尿計測装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、排尿を蓄積す
る排尿容器と、排尿を検出するセンサーと、排尿時間を
計時する計時手段と、前記計時手段により計時されたデ
ータを送信する送信手段とを備えた排尿蓄積部と、前記
排尿蓄積部の送信手段からのデータを受信する受信手段
と、前記排尿蓄積部の排尿重量を測定する重量測定手段
と、演算手段と、表示部分とを備えた計測部とを有し、
前記演算手段が、前記排尿重量と前記排尿時間とから平
均尿流率を求めることを特徴とする。
【0006】前記排尿容器は柔軟性材料から構成される
使い捨て容器からなり、前記排尿蓄積部に対して脱着自
在に構成したことを特徴とする。
【0007】前記排尿蓄積部には被検者が前記排尿蓄積
部を持つための取っ手を設け、この取っ手に排尿測定の
ための起動スイッチと、排尿の状態を示す表示部を設け
たことを特徴とする。
【0008】前記排尿検出センサーは、前記排尿容器の
底部付近の排尿を検出する位置に、複数設けたことを特
徴とする。
【0009】前記排尿蓄積部の上部には、前記排尿容器
を固定する部材を設けたことを特徴とする。
【0010】前記排尿蓄積部の上部には、前記排尿容器
を固定する部材を設けたことを特徴とする。
【0011】前記排尿蓄積部を前記計測部に載置するこ
とにより、前記受信手段が前記送信手段からのデータを
受信し、前記重量測定手段が排尿重量を測定し、前記演
算手段が前記排尿時間と前記排尿重量とから平均尿流率
を演算し、前記表示部に表示することを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
形態を説明する。図1は本発明の排尿計測装置1の排尿
蓄積部2を計測部20に載置した一部破断した側面図で
あり、図2は排尿蓄積部2の平面図、図3は計測部20
の斜視図である。図1及び図2に示す排尿蓄積部2は、
円筒形の上部支持体3と、円筒形の下部支持体4と、上
部支持体3と下部支持体4とを接続する支持片5とが一
体に形成される。この排尿蓄積部2には、円筒形の上部
支持体3の中空上部より挿入または取り出しできる排尿
容器6が設けられる。この排尿容器6は透明な柔軟性材
料、たとえばポリエチレン等の透明な使い捨てできる市
販の容器である。上部支持体3の上面部には、両側面か
ら指先が入る程度の凹部7、8が設けられると共に、こ
の凹部7、8の両端には排尿容器6の上端部を固定する
突起部材9が4個形成され、排尿容器6を装着した時に
排尿容器6を固定するようになっている。また、この凹
部7、8と直角方向の上部支持体3には、取っ手10が
一体に形成されている。
【0013】この取っ手10の上面には、排尿測定起動
スイッチSW1と、排尿の状態を表示するLEDからな
る表示素子11とを設ける。なお、前記排尿測定起動ス
イッチSW1は、押しボタン式のスイッチであり、被験
者が取っ手10を持ったときに親指の腹の部分が接する
位置ある。
【0014】上記下部支持体4の外周側には、取っ手1
0と直角方向に2箇所の目印線12を設ける。また、下
部支持体4の円筒形内側には、2つの排尿センサー1
3、14を設ける。この排尿センサー13、14は、赤
外線の発光ダイオードからなる発光部13a、14aと
受光部13b、14bがそれぞれ対になり、排尿容器6
をまたいで設けられるとともに、2つの排尿センサー1
3、14が直交して設けられ、排尿容器6に尿が入った
ときに赤外線の屈折による電圧変化を検出する。この排
尿センサー13、14を直交して2箇所設けたのは、排
尿容器6が多少傾いても、排尿時にどちらかの排尿セン
サーが働くようになっている。この場合の排尿センサー
は液体状の尿を検出できるものであれば可視光、電気容
量、電磁誘導、超音波、圧力、温度、匂い等々如何なる
形式のものでもよい。また下部支持体4の底面にはデー
タ送信手段である発光体15が設けられ、発光体15は
前記排尿センサー同様の赤外線発光ダイオードからな
る。
【0015】図3は計測部20の外観の概略を示す斜視
図である。この計測部20は、略直方体からなる筐体2
1と、前記排尿蓄積部2の下部支持体4を着脱自在に固
定する固定枠22を設けた計測台23からなり、計測台
23の下部の筐体21内に公知の秤機構を設けている。
固定枠22の内側の計測台23には、排尿蓄積部2の時
間データ受信のための受光孔23aと、この受光孔23
aの下部に赤外線受光素子24とが設けられている。ま
た、固定枠22の外周側には一対の目印線25が設けら
れ、目印線25を前記排尿蓄積部2の下部支持体4の目
印線12と合わせることにより、排尿蓄積部2の発光体
15と計測部20の受光素子24が対面するようになっ
ている。更に、固定枠22の内側の計測台23にセット
スイッチSW2を設け、前記排尿蓄積部2が固定枠22
に載置セットしたときに排尿蓄積部2の下部支持体4の
底面によりセットスイッチSW2がONされように構成
されている。
【0016】図4は図3の正面手前側に設けられた操作
部分30と表示部31の詳細を示す正面図である。この
操作部分30には計測部20の電源のON/OFFスイ
ッチSW3と、表示モードを切り替える切り替スイッチ
SW4と、最新の測定データを表示する現在スイッチS
W5と、過去のデータを表示する過去スイッチSW6と
が設けられている。また、表示部31には、液晶等から
なる表示素子32が設けられ、この表示素子32の右側
には尿量、尿流率、排尿時間の文字が記載され、同じく
左側には、本日、昨日、一昨日の文字が記載されてい
る。
【0017】図5は、排尿蓄積部2の制御回路構成の概
略を示すブロック図である。この制御回路は前記下部支
持体4の底部に収められ、マイクロコンピュータを備え
た制御器40に、タイマー41、電源42、排尿測定起
動スイッチSW1、排尿センサー13、14を備えた排
尿センサー部43、表示素子11、データ送信する発光
体15とが接続されている。
【0018】図6は計測部20内部の制御回路構成の概
略を示したブロック図で、マイクロコンピュータを備え
た制御器50に、重量センサー51と、受光素子24を
含むデータ受信部52と、メモリ53と、時刻データを
作成する時計54と、ON/OFFスイッチSW3等を
含むキー入力部55と、表示素子32と、電源56とを
接続する。
【0019】次に、図7のフローチャートと図1及び図
2に基づき、排尿時の排尿蓄積部2の操作を説明する。
まず、排尿容器6の鍔部を親指と人差し指で摘み、上部
支持体3の円筒形の中空上部より差込み排尿容器6の底
面を下部支持体4に当たるように挿入する。そして排尿
容器6の鍔部が上部支持体3に位置した時(このとき親
指と、人指し指は上部支持体3の凹部7、8に位置して
いる)に前記親指と人差し指で多少排尿容器6を力強く
摘み、排尿容器6の鍔部を楕円形状にし、四箇所に有す
る突起部材9を逃げ、そのまま押し込み、この突起部材
9の下部に排尿容器6の鍔部を位置せしめ親指と人差し
指を離し突起部材9に引っ掛けて固定する。
【0020】次に、取っ手10を握り持ち、親指で排尿
測定起動スイッチSW1を押すと、電源42より図5の
制御回路全体に電気が供給される(ステップS1)。こ
の電源オンによりステップS2で制御器40内部のデー
タ等が初期化されるとともに、ステップS3で電源をオ
フするオートパワーオフタイマーをスタートさせ、ステ
ップS4に進み、表示素子11が排尿測定の準備ができ
たことを知らせるために点滅表示してステップS5に進
む。
【0021】その後に取っ手10を持ったまま前記排尿
容器6に排尿することにより、2対の排尿センサー1
3、14が液体である尿が赤外線を屈折することにより
排尿を感知する。この感知によりステップS5でYes
と判断されステップS6に進み、ステップS5でNoと
判断されると、ステップS7に進み、オートパワーオフ
タイマーがタイムアウトしたか否かを判断する。タイム
アウトしていなければ、Noと判断され、ステップS5
に戻る。タイムアウトしたと判断されると、ステップS
7でYesと判断されてステップS8で電源をオフす
る。
【0022】排尿センサー13、14で排尿が感知さ
れ、ステップS6に進むと、表示素子6を点滅から常時
点灯にし、ステップS9で排尿時間の計時を開始し、ス
テップS10で排尿が終了したときに被験者がオンする
排尿測定起動スイッチSW1の状態を判断する。オンさ
れなければ排尿が継続しているとしてNoと判断し、計
時を継続する。排尿が終了して被験者が排尿測定起動ス
イッチSW1がオンすると、ステップS10でYesと
判断されステップS11に進む。ステップS11では表
示素子6を常時点灯から点滅に切り替え、ステップS1
2で排尿時間の演算処理を行う。その後ステップS13
にて発光体15より排尿時間データを発信するととも
に、発信時間を制限するタイマーをスタートする。この
タイマーは、排尿後に排尿蓄積部2を計測部20にセッ
トする間、データ発信を継続させるものであるので、少
なくとも約3分程度の時間が必要である。そしてこのタ
イマーがタイムアウトすると、ステップS14にてYe
sと判断され、ステップS15にて電源をオフする。
【0023】なお、このフローチャートでは被験者が排
尿後の処理に手間取って、ステップS14、S15で一
度電源がオフするとデータの発信ができない処理になっ
ているが、取っ手10等に別のスイッチを設けて再度の
データ発信ができるようにすることができる。
【0024】次に図8のフローチャートを用いて、排尿
した尿量(重量)等を計測する手順とその結果のデータ
表示とを説明する。まず、計測部20に設けたON/O
FFスイッチSW3を押し電源をオンする(ステップS
20)。電源をオンすると、図6に記載された制御回路
全体に電気が供給され、ステップS21で制御器50の
マイクロコンピュータが初期設定される。そしてステッ
プS22で時刻表示がなされる(通常は時刻表示)。な
お時刻設定がなされてなく、現在時刻を表示できない場
合には、公知の時刻設定の方法を用いて、このステップ
S22で設定する。
【0025】次に前記排尿蓄積した排尿蓄積部2を計測
部20の計測台23に設けた固定枠22に嵌め込で固定
する。このとき取っ手10が計測部20の図3における
奥側(表示部の反対側)に向くようにして、排尿蓄積部
2の下部支持体4に設けた目印線12を固定枠22の目
印線25に合わせて載せセットする(図1)。上記のよ
うに計測部20に排尿蓄積部2を固定してセットする
と、下部支持体4に設けた発光体15が計測部20の受
光素子24の上部に配置(図1)されると共に、下部支
持体4の底部がセットスイッチSW2を押し、セットス
イッチSW2がオンされる。
【0026】ステップS23ではこのセットスイッチS
W2のオンの立ち上がりを判断するもので、Yesと判
断されるとステップS24に進み、受光素子24がデー
タの受信を開始する。この受信は安定したデータ受信が
行えるようにステップS25に示すように一定時間受信
を続ける。ステップS25で一定時間が経過すると、Y
esと判断され、ステップS26に進み、受信データを
確認する。このステップS26では、受信データが正し
いフォーマットで受信しているか否かを確認するもの
で、ステップS27にて判断する。ステップS27で正
常でないと判断されると、NoとなりステップS28に
進み、表示素子32にエラーの表示を一定時間行う。ス
テップS29では、一定時間のエラー表示を判断するも
ので、タイマーがタイムアウトすると、Yesと判断さ
れてステップS22に戻り時刻表示を行う。
【0027】スッテプS27にて受信データが正常であ
れば、Yesと判断されてステップS30に進み、排尿
蓄積部2の重量を引いた排尿重量を測定するとともに、
排尿時間と排尿重量とから尿流率を演算し、ステップS
31で排尿日、排尿時刻、排尿日における排尿の回数、
排尿重量、尿流率、排尿時間をメモリ53に記憶する。
そしてステップS32で受信及び測定したデータに基き
図9で示すように本日の横の表示素子32にひし形のマ
ークと、最新データのその日の排尿回数の3と、排尿時
刻10:30とを表示し、ステップS33で制御器50
のマイクロコンピュータ内部のモードカウンターをステ
ップS21で0にリセットされているものに1を加算
し、ステップS23に戻る。
【0028】この表示は、被験者がどのスイッチも押さ
ない場合ステップS23からステップS40、ステップ
S60、ステップS63を通り、この表示を継続するが
制御器50の内部タイマーにて一定時間、たとえば30
秒後に現在時刻表示のみに切り替わるように構成されて
いる。
【0029】この表示の状態でモードスイッチSW4を
押すと、ステップS40でYesと判断されステップS
41に進む。このステップS41では、モードカウンタ
に1を加算するのでモードカウンターは2になり、ステ
ップS42でNoと判断され、ステップS43に進み、
ステップS44で図10に示すように本日の排尿回数が
3回目で、尿量が180mlを表示する。さらにモード
スイッチSW4を押すと、ステップS40からステップ
s41でカウンタがカウントアップされてモードカウン
タは3となり、ステップS42、S43に進み、S45
でYesと判断されステップS46にて図11に示すよ
うに3.0ml/secの平均尿流率を表示する。さら
にモードスイッチSW4を押すと、ステップS40から
ステップS41でカウントアップされてモードカウンタ
は4となり、ステップS47でYesと判断されて、ス
テップS48にて図12に示す排尿時間の表示となる。
この表示でモードスイッチSW4を押すと、ステップS
41でカウントアップしてモードカウンターが5となり
ステップS47でNoと判断され、ステップS49でモ
ードカウンターを0に戻し、ステップS22に戻ること
で図13に示すように現在時刻の表示に戻る。ここで更
にモードスイッチSW4をオンすると、ステップS4
0、S41、S42、S50と進んで、再び本日の排尿
回数と最新の排尿時刻の表示になる。
【0030】次に操作部分30の現在スイッチSW5を
押すと、ステップS60でYesと判断され、ステップ
S61にて制御器50のマイクロコンピュータ内の回数
カウンタを0にし、メモリ53より最新データを読み出
す。その後ステップS41に進み、上記の説明のように
最新の測定データを表示する。
【0031】ここで過去スイッチSW6をオンすると、
ステップS60からステップS63に進み、Yesと判
断されステップS64で回数カウンタを1加算して、ス
テップS65で最新のデータより1つ前のデータをメモ
リ53より読み出しステップS41に進む。ステップS
41に進むと、現在スイッチSW5をオンしたときと同
様に読み出したデータに基づきステップS42、S50
で図14に示すように最新データの一つ前のその日の排
尿回数と排尿時刻の表示を行う。この表示でモードスイ
ッチSW4を押すと、現在スイッチSW5を押したとき
と同様に、ステップS40からステップS50にて順次
排尿量、平均尿流率、排尿時間の表示を行うことができ
る。
【0032】さらに、過去スイッチSW6を押すとステ
ップS64、S65に進み、最新データより2つ前のデ
ータを読み出して、ステップS41に進み同様に排尿回
数・時刻、尿量、平均尿流率、排尿時間を表示する。な
お、過去スイッチSW6を繰り返し押すことで読み出し
たデータの排尿日が昨日、または一昨日の場合には、表
示素子32の左側のひし形のマークが昨日、一昨日の位
置に移動する。
【0033】ここで現在スイッチSW5を押すと、ステ
ップS60でYesと判断されステップS61で回数カ
ウンタを0にして、ステップS62にて最新データを読
み出し、ステップS41に進みすでに説明したと同様に
最新データの表示を行う。
【0034】なお、ステップS27で受信データが正常
でないときには時刻表示になるが、この場合には排尿蓄
積部2を計測部20から取り外し、再度セットすること
により受信データの取り込みができる。
【0035】計測が終了後は、排尿容器6の鍔部を上部
支持体3の凹部7、8より親指と人差し指で掴み、排尿
容器6のみ引き上げ取りはずし、尿を捨てると共に、排
尿容器6を捨てる。これにより蓄尿によるにおいの問題
もなく、衛生面でも好ましい。
【0036】なお、2回目以降の計測は前記1回目の計
測同様に図7のフローチャート及び図8のステップS2
3からステップS31の手順に従って行えば、計測部2
0のメモリ53に順次測定回数ごとに前記データ(排尿
日、測定時刻、測定日における回数、尿量、平均尿流
率、排尿時間)を記憶する。日が替わる(明日)とその
日を本日として1回目、2回目、と順次測定し更新記憶
する。
【0037】なお、この発明は上記発明の実施の形態に
限定されるものではなく、前記データより一日の総排尿
量、平均排尿量、平均尿流率、平均排尿時間等を演算し
たり、プリンターに接続して記録したり、パソコンにデ
ータを配信してもよい。
【0038】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の排尿計
測は、請求項1の排尿計測装置によれば、患者が排尿し
やすく、衛生的に、排尿毎に排尿量と排尿時間とから平
均尿流率が簡単に測定できる。
【0039】請求項2の排尿計測装置によれば、排尿容
器が柔軟性であるため排尿蓄積部に取り付けやすく、使
い捨て容器のため安価で排尿後洗う必要がなく、衛生的
である。
【0040】請求項3の排尿計測装置によれば、排尿時
に操作が簡単にでき、また表示素子が排尿の状態を表示
するので、被験者が間違いなく測定できる。
【0041】請求項4の排尿計測装置によれば、排尿蓄
積部の底面に排尿センサーが直交するように受光部と発
光部が複数設けてあるため、排尿時に排尿容器が傾いて
いてもどちらかの排尿センサーで感知するためより正確
に排尿開始時間が感知できる。
【0042】請求項5の排尿計測装置によれば、排尿蓄
積部の上部支持体に固定部材を設けているので、前記排
尿容器が排尿蓄積部に確実に固定され、正確な時間が計
測できる。
【0043】請求項6の排尿計測装置によれば、排尿し
た排尿蓄積部を計測部に載置することにより、計測結果
を、測定ごとに排尿の重量、平均尿流率、排尿時間、計
測回数を記憶でき、記憶したものを再度過去に戻って表
示が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の排尿計測装置1の排尿蓄積部2を計測
部20に載置した一部破断した測面図である。
【図2】排尿蓄積部2の平面図である。
【図3】計測部20の斜視図である。
【図4】計測部20の操作部分30と表示部31の詳細
を示す正面図である。
【図5】排尿蓄積部2の制御回路構成のブロック図であ
る。
【図6】計測部20の制御回路構成のブロック図であ
る。
【図7】排尿蓄積部2のフローチャートである。
【図8】計測部20のフローチャートである。
【図9】最新測定時のその日の排尿回数と排尿時刻の表
示例を示す図である。
【図10】最新測定時の回数と尿量の表示例を示す図で
ある。
【図11】最新測定時の回数と平均尿流率の表示例を示
す図である。
【図12】最新測定時の回数と排尿時間の表示例を示す
図である。
【図13】時刻表示の表示例を示す図である。
【図14】最新測定の1つ前のその日の排尿回数と排尿
時刻の表示例を示す図である。
【符号の説明】
1 排尿計測装置 2 排尿蓄積部 3 上部支持体 4 下部支持体 5 支持片 6 排尿容器 7、8 凹部 9 固定部材 10 取っ手 11 表示素子 13、14 排尿センサー 13a、14a 発光部 13b、14b 受光部 15 発光体 20 計測部 21 筐体 22 固定枠 23 計測台 23a 受光孔 24 赤外線受光素子 30 操作部分 31 表示部 SW1 排尿測定起動スイッチ SW2 セットSW SW3 ON/OFFスイッチ SW4 モード切り替スイッチ SW5 現在スイッチ SW6 過去スイッチ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排尿を蓄積する排尿容器と、排尿を検出
    するセンサーと、排尿時間を計時する計時手段と、前記
    計時手段により計時されたデータを送信する送信手段と
    を備えた排尿蓄積部と、前記排尿蓄積部の送信手段から
    のデータを受信する受信手段と、前記排尿蓄積部の排尿
    重量を測定する重量測定手段と、演算手段と、表示部分
    とを備えた計測部とを有し、前記演算手段が、前記排尿
    重量と前記排尿時間とから平均尿流率を求めることを特
    徴とする排尿計測装置。
  2. 【請求項2】 前記排尿容器は柔軟性材料から構成され
    る使い捨て容器からなり、前記排尿蓄積部に対して脱着
    自在に構成したことを特徴とする請求項1記載の排尿計
    測装置。
  3. 【請求項3】 前記排尿蓄積部には被験者が前記排尿蓄
    積部を持つための取っ手を設け、この取っ手に排尿測定
    のための起動スイッチと、排尿の状態を示す表示部を設
    けたことを特徴とする請求項第1項記載の排尿計測装
    置。
  4. 【請求項4】 前記排尿検出センサーは、前記排尿容器
    の底部付近の排尿を検出する位置に、複数設けたことを
    特徴とする請求項第1項記載の排尿計測装置。
  5. 【請求項5】 前記排尿蓄積部の上部には、前記排尿容
    器を固定する部材を設けたことを特徴とする請求項2又
    は4記載の排尿計測装置。
  6. 【請求項6】 前記排尿蓄積部を前記計測部に載置する
    ことにより、前記受信手段が前記送信手段からのデータ
    を受信し、前記重量測定手段が排尿重量を測定し、前記
    演算手段が前記排尿時間と前記排尿重量とから平均尿流
    率を演算し、前記表示部に表示することを特徴とする請
    求項第1項記載の排尿計測装置。
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