JP2002185257A - ダイオード検波回路 - Google Patents

ダイオード検波回路

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JP2002185257A
JP2002185257A JP2000377421A JP2000377421A JP2002185257A JP 2002185257 A JP2002185257 A JP 2002185257A JP 2000377421 A JP2000377421 A JP 2000377421A JP 2000377421 A JP2000377421 A JP 2000377421A JP 2002185257 A JP2002185257 A JP 2002185257A
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Takahiro Yokota
恭弘 横田
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R21/00Arrangements for measuring electric power or power factor
    • G01R21/10Arrangements for measuring electric power or power factor by using square-law characteristics of circuit elements, e.g. diodes, to measure power absorbed by loads of known impedance
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03DDEMODULATION OR TRANSFERENCE OF MODULATION FROM ONE CARRIER TO ANOTHER
    • H03D1/00Demodulation of amplitude-modulated oscillations
    • H03D1/08Demodulation of amplitude-modulated oscillations by means of non-linear two-pole elements
    • H03D1/10Demodulation of amplitude-modulated oscillations by means of non-linear two-pole elements of diodes

Abstract

(57)【要約】 【課題】 【解決手段】交流信号が入力される第1のダイオード
と、前記第1のダイオードの検波出力を入力する抵抗と
コンデンサの第1の並列回路と、一端に前記第1の並列
回路のコンデンサの充電電圧が正入力端に入力される第
1の演算増幅器と、前記第1の演算増幅器の出力が入力
される第2のダイオードと、前記第2のダイオードの出
力を入力し、前記第1及び第2のダイオードの導通/非
導通の比を制御する第1のスイッチと発振器を備える第
1のスイッチ回路と、前記第1のスイッチ回路の出力を
入力する抵抗とコンデンサの第2の並列回路とを有す
る。前記第2の並列回路のコンデンサの充電電圧が前記
第1の演算増幅器の負入力端に挿入され、更に、前記第
1の演算増幅器の出力を保持する保持回路とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ダイオード検波回
路に関し、特に高周波信号の検波に適したダイオード検
波回路に関する。
【0002】
【従来の技術】ダイオードを用いた検波回路あるいは整
流回路が知られている。図1は、その一構成例である。
ダイオードD1のカソード側に抵抗R1とコンデンサC
1の並列回路が接続されている。
【0003】ここで、図1のダイオード検波回路を携帯
電話と基地局間の高周波信号のレベルを検知することに
用いる場合など、入力信号の高周波電圧レベルが小さい
時は、ダイオードD1の順方向電圧降下が無視出来ない
ものとなる。
【0004】すなわち、入力された高周波電圧がダイオ
ードD1の順方向電圧により減圧(電圧降下)されて、
抵抗R1の両端に出力される。また、ダイオードD1の
電圧・電流特性が非直線性を有するので、上記の携帯電
話と基地局間の高周波信号の如き微小高周波電圧の領域
では、検波直線性が劣化する。
【0005】さらにダイオードD1の温度特性の影響に
よって、検波特性の温度変動が大きくなる。温度変化に
よる順方向電圧の変動は、−2mV/℃程度で温度によ
って変化することから、50℃の変化で、出力電圧が−
100mVも変動することになる。
【0006】そこで、検波直線性や温度変動を改善した
図2に示すダイオード検波回路が提案されている(特開
平7−111421号公報記載の「ダイオード検波回
路」)。図2に示すダイオード検波回路は、演算増幅器
OA1により検波用ダイオードD1の電圧降下及び変動
を、補償用ダイオードD2の電圧降下及び変動で打ち消
す様に構成している。
【0007】検波用ダイオードD1に抵抗R1を、補償
用ダイオードD2には抵抗R2を対応させ、抵抗R1と
R2の比を検波用ダイオードD1の飽和電流値と補償用
ダイオードD2の飽和電流値との比に等しく設定してい
る。これによりダイオードD1とD2に異なる種別のダ
イオードが使用できる。
【0008】図3は、他のダイオード検波回路であっ
て、演算増幅器OA1を検波用ダイオードD1の入力側
に設け、検波用ダイオードD1の出力を演算増幅器OA
1の負入力側に帰還することにより順方向電圧がゼロの
ダイオードD1として働く。なお、図3の回路のままで
あれば、回路出力は脈流になる。図1、図2の例と同様
に、出力側にコンデンサを付加すると、高周波電圧の尖
頭値を保持することができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記図2の回路では、
高周波電圧をダイオードD1で整流した後に、演算増幅
器OA1とダイオードD2で補正することにより、ダイ
オードD1の電圧降下及び温度変動を救済することを目
的としている。
【0010】しかし、この回路は、図4に示すように、
ダイオードD1が高周波信号を整流する時に半サイクル
のみ電流WC1が流れるのに対し、ダイオードD2は直
流電流DC1が流れる。従って、ダイオードD1とD2
の動的な動作が大きく異なる。
【0011】さらに、図2に示すコンデンサ入力の検波
回路の場合は、高周波電圧WC1とサージ電流SCの関
係を図5に示すごとく、高周波電圧の尖頭値近くの短い
時間にダイオードD1を通ってサージ電流SCが流れ
て、コンデンサC1を充電する。そして、次の半サイク
ルまで徐々に放電し(図中PV)、また、次の尖頭値近
くで充電することを繰り返す。直流電圧の平均値が交流
電圧WC1の尖頭値に近くなるにつれ、サージ電流SC
の流れる時間が減少し、サージ電流SCと平均直流電流
との比は大きくなる。
【0012】このサージ電流SCが流れている時間率
は、ダイオードD1の内部抵抗とカソード側に外部容量
の積に関係するが、概ね1サイクルの20分の1程度で
ある。さらに、ダイオードD2に流れる直流電流DC
は、サージ電流SCの約1/12である。
【0013】従って、ダイオードD1とD2の内部抵抗
が同じであっても、流れるサージ電流SCと直流電流D
Cとの差が大きく異なることから、ダイオードD1とダ
イオードD2の順方向電圧に違いが生じると云う欠点が
ある。
【0014】さらに、入力の高周波電圧の尖頭値PVが
忠実に直流出力として出力出来ないという問題がある。
【0015】一方、図3の回路は、理想ダイオード検波
(整流)回路として紹介されている回路であるが、演算
増幅器OA1の出力をダイオードD1で整流しているた
めに、演算増幅器OA1で高周波信号を増幅する必要が
ある。さらに、スルーレートの関係から整流する高周波
信号よりも十分高い(10倍以上)帯域幅が演算増幅器
OA1に要求されるという欠点がある。
【0016】当然、演算増幅器OA1の性能さえ良けれ
ば、図3の回路は理想的であるが、1〜2GHzの高い
高周波電圧で利得増幅することさえ簡単ではないとこ
ろ、更に、10〜20GHzの高い高周波電圧を高い利
得で増幅することは著しくコストアップになってしま
う。
【0017】上記の様に、図2及び図3の従来例回路で
は、それぞれに上記問題点を有することになる。
【0018】したがって、本発明の目的は、上記従来の
ダイオード検波回路における問題を解決し、微小入力の
高周波電圧に対しも理想的な整流電圧を得ることができ
るダイオード検波回路を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成する本発
明に従うダイオード検波回路は、交流信号が入力される
第1のダイオードと、前記第1のダイオードの検波出力
を入力する抵抗とコンデンサの第1の並列回路と、一端
に前記第1の並列回路のコンデンサの充電電圧が正入力
端に入力される第1の演算増幅器と、前記第1の演算増
幅器の出力が入力される第2のダイオードと、前記第2
のダイオードの出力を入力し、前記第1及び第2のダイ
オードの導通/非導通の比を制御する第1のスイッチと
発振器を備える第1のスイッチ回路と、前記第1のスイ
ッチ回路の出力を入力する抵抗とコンデンサの第2の並
列回路とを有し、前記第2の並列回路のコンデンサの充
電電圧が前記第1の演算増幅器の負入力端に挿入され、
更に、前記第1の演算増幅器の出力を保持する保持回路
とを有することを特徴とする。
【0020】上記課題を達成する本発明に従うダイオー
ド検波回路は、更に好ましい態様として、前記保持回路
の入力側に前記第1のスイッチ回路と交互に開閉する第
2のスイッチ回路を有し、前記保持回路は、前記第1の
演算増幅器の出力の正側尖頭値を保持することを特徴と
することを特徴とする。
【0021】また、本発明に従うダイオード検波回路
は、更に好ましい態様として、前記保持回路は、前記第
1の演算増幅器の出力の負側尖頭値を保持することを特
徴とする。
【0022】さらにまた、本発明に従うダイオード検波
回路は、好ましい態様として、前記第1のダイオードの
順方向で越える正電圧源を有することを特徴とする。さ
らに、本発明に従うダイオード検波回路は、好ましい態
様として、前記第1の演算増幅器の正入力端に前記第1
のダイオードの順方向で越える負電圧源を有することを
特徴とする。
【0023】さらに、本発明に従うダイオード検波回路
は、好ましい態様として、前記第1のスイッチ回路は、
前記第2のダイオードの導通時間を第1のダイオードの
導通時間に近似させることを特徴とする。
【0024】また、本発明に従うダイオード検波回路
は、好ましい態様として、前記第1及び第2の並列回路
の抵抗の抵抗値を同一又は近似の値とし、前記第1の並
列回路の抵抗とコンデンサと入力周波数の積と、前記第
2の並列回路の抵抗とコンデンサと前記発振器の周波数
の積を一致させることにより、前記第1及び第2のダイ
オードの充電電流の尖頭値と放電電流の平均値の比を合
わせることを特徴とする。
【0025】本発明の特徴は、更に図面に従って説明さ
れる発明の実施の形態から明らかになる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下図面に従い本発明の実施の形
態を説明する。なお、図示される実施の形態は本発明の
説明のためのものであり、本発明の適用がこれに限定さ
れるものではない。
【0027】図6は、本発明の第1の実施の形態例であ
る。図6の実施の形態例の特徴は、図2のダイオード検
波回路では、検波用ダイオードD1が半サイクル又は、
サージ電流SCを流し、補償用ダイオードD2に直流が
流れることが問題であった。
【0028】したがって、本発明に従う図6の回路で
は、補償用ダイオードD2にも半サイクル又は、サージ
電流が流れるようにしている。
【0029】このために、補償用ダイオードD2と演算
増幅器OA1の−端子の間に、発振器OSCの出力で開
閉制御される第1のスイッチSW1を設けている。
【0030】この第1のスイッチSW1を開閉して、補
償用ダイオードD2の導通時間と不導通時間の比が検波
用ダイオードD1のそれらに同じになるようにしてい
る。すなわち、図6において、検波用ダイオードD1に
流れる電流は、図5に示したごとく、サージ電流SCと
なる。したがって、図6の回路は、補償用ダイオードD
2に流れる電流もサージ電流とするべく、発振器OSC
により第1のスイッチSW1を駆動して開閉させる。
【0031】すなわち、入力される高周波信号の周波数
と、コンデンサC1と抵抗R1の積、第1のスイッチS
W1の開閉周波数と、コンデンサC2と抵抗R2の積を
対応してそれぞれ同じにすることにより、検波用ダイオ
ードD1の尖頭電流と平均電流、補償用ダイオードD2
の尖頭電流と平均電流の比を等しくすることが可能にな
る。
【0032】図7は、発振器OSCの出力のデューティ
波形例を示す図であり、図7Aはデューティ50%の波
形、図7Bはデューティ17%の波形を示している。こ
のように発振器OSCの出力のデューティを制御するこ
とにより、スイッチSW2の開閉期間を制御することも
可能である。
【0033】このように、図6に示す実施の形態例回路
においては、検波用ダイオードD1と同様に、補償用ダ
イオードD2に半サイクル又は、サージ電流が流れるこ
とにより、実効的な順方向電圧が検波用ダイオードD1
と補償用ダイオードD2において同じになり、理想的な
整流電圧即ち、検波出力が得られる。
【0034】また、図6において、第2のスイッチSW
2により第1の演算増幅器と接続される第2の演算増幅
器OA2とダイオードD3及びコンデンサC3により正
側尖頭値を保持する保持回路を構成する。
【0035】第1のスイッチSW1が開の場合、第1の
演算増幅器OA1のマイナス端子の電圧が減少し、出力
電圧が“H”になってしまうので、そのまま出力するこ
とが出来ない。このために補償用ダイオードD2の動作
状態の電圧を第2の演算増幅器OA2に出力する為、第
1のスイッチSW1に同期して、第2のスイッチSW2
を導通させる。
【0036】すなわち、第1のスイッチSW1が閉の時
に、補償用ダイオードD2に電流が流れ、検波用ダイオ
ードD1に電流が流れている状態と同じになる、その時
の電圧を第2のスイッチSW2を通して第2の演算増幅
器OA2に加え、第3のダイオードD3を通してコンデ
ンサC3に充電し、その電圧を保持する。
【0037】図8は、図6において、発振器OSCと第
2の演算増幅器OA2との間に挿入される遅延回路DL
であり、抵抗RとコンデンサCの積分回路を入力側に有
する演算増幅器OA3で構成される。
【0038】第1のスイッチSW1への駆動と第2のス
イッチSW2への駆動信号が同じであっても、スイッチ
SW1,SW2の動作時間に違いが出る場合が有る。し
たがって、スイッチSW1が動作してから、確実にスイ
ッチSW2が動作するよう、発振器OSCと第2のスイ
ッチSW2の間に遅延回路DLを挿入する。
【0039】図9は、遅延回路DLの入力パルスと出力
パルスの関係を示す図である。入力パルス(図9A)
が、CR積分回路で積分され(a)、所定の閾値bを超
える時、演算増幅器OA3から出力パルスが得られる。
したがって、閾値bを変えることにより遅延時間τを調
整することができる。
【0040】図10は、本発明の第2の実施の形態例で
あるダイオード検波回路を示す図である。図10の回路
の特徴は、図6の実施の形態例回路に対し、正側尖頭値
を保持する保持回路に代えて負側尖頭地を保持する回路
を備えるようにしている。
【0041】図11は、図6における正側尖頭値の保持
回路(図11A)と、図10における負側尖頭値の保持
回路(図11B)を比較する図である。図11から明ら
かなようにダイオードD3の接続方向を変えることによ
り、正側または負側尖頭値の保持を代えることができ
る。
【0042】さらに、図10の実施の形態例では負側尖
頭値の保持回路を用いることにより、尖頭値保持回路の
機能をプラスのピークからマイナスのピークの保持にす
ることで、第2のスイッチSW2を省くことができる。
第1のスイッチSW1が導通し、第2のダイオードD2
が動作状態の時の電圧をコンデンサC3に保持する。
【0043】ここで、図12には、ダイオードの電圧・
電流特性の一例であり、ポイントコンタクトダイオード
の電圧・電流特性Iと、シリコンダイオードの電圧・電
流特性IIが示される。
【0044】ポイントコンタクトダイオードの場合Iで
は、低い電圧でも電流が流れ、低い電圧から連続性の有
る整流が可能で有るが、シリコンダイオードの場合II、
順方向電圧以下の低い電圧では、流れる電流が著しく少
ない(実質的にはゼロに見做せる)為、順方向電圧(図
13、a)以下は図13に示すごとく入力電圧と出力電
圧が順方向電圧以下では一致しない(図13,b)。
【0045】この問題を解決するためには、正電源を信
号源に直列に設け、順方向電圧を若干上回る電圧を与え
ることにより入力電圧がゼロからの連続した整流出力得
ることが可能である。
【0046】図14は、本発明に従う実施の形態例であ
って、図6の第1の実施の形態例回路において、ダイオ
ードD1に直列にD1の順方向電圧を超える正電源VS
1を設けた回路である。
【0047】図15は、本発明に従う更に別の実施の形
態例であって、図6の実施の形態回路における演算増幅
器OA1のプラス端子にダイオードD1の順方向電圧を
超える負電源と電流源VS2を設けている。電流値は数
10μA程度でも良く、又、負電源VS2の電圧Bを少
し大きめにすることにより、電流源Iは抵抗でも代用可
能である。
【0048】図16は、上記の各実施の形態に適用され
る整流回路に種々の態様例を示す図である。
【0049】図16Aは、ダイオードD1を信号源に対
し、並列に挿入する態様である。図16は、倍電圧整流
回路の提要である。また、図16Cは、全波倍電圧整流
回路とする態様例である。
【0050】図16Aにおいて、直列抵抗R1'は信号
源から見て充分大きく、並列抵抗R1に比べ充分低いこ
とを条件とする。なお、抵抗R1'の代わりに高周波コ
イル(RFC)を用いることは、更に良い結果をもたら
す。
【0051】(付記1)交流信号が入力される第1のダ
イオードと、該第1のダイオードの検波出力を入力する
抵抗とコンデンサの第1の並列回路と、一端に前記第1
の並列回路のコンデンサの充電電圧が正入力端に入力さ
れる第1の演算増幅器と、該第1の演算増幅器の出力が
入力される第2のダイオードと、該第2のダイオードの
出力を入力し、前記第1及び第2のダイオードの導通/
非導通の比を制御する第1のスイッチと発振器を備える
第1のスイッチ回路と、該第1のスイッチ回路の出力を
入力する抵抗とコンデンサの第2の並列回路とを有し、
該第2の並列回路のコンデンサの充電電圧が前記第1の
演算増幅器の負入力端に挿入され、更に、前記第1の演
算増幅器の出力を保持する保持回路とを有することを特
徴とするダイオード検波回路。
【0052】(付記2)付記1において、さらに、前記
保持回路の入力側に前記第1のスイッチ回路と交互に開
閉する第2のスイッチ回路を有し、前記保持回路は、前
記第1の演算増幅器の出力の正側尖頭値を保持すること
を特徴とすることを特徴とするダイオード検波回路。
【0053】(付記3)付記1において、前記保持回路
は、前記第1の演算増幅器の出力の負側尖頭値を保持す
ることを特徴とすることを特徴とするダイオード検波回
路。
【0054】(付記4)付記1において、さらに、前記
第1のダイオードの順方向で越える正電圧源を有するこ
とを特徴とするダイオード検波回路。
【0055】(付記5)付記1において、前記第1の演
算増幅器の正入力端に前記第1のダイオードの順方向で
越える負電圧源を有することを特徴とするダイオード検
波回路。
【0056】(付記6)付記1において、前記第1のス
イッチ回路は、前記第2のダイオードの導通時間を第1
のダイオードの導通時間に近似させることを特徴とする
ダイオード検波回路。
【0057】(付記7)付記1において、前記第1及び
第2の並列回路の抵抗の抵抗値を同一又は近似の値と
し、前記第1の並列回路の抵抗とコンデンサと入力周波
数の積と、前記第2の並列回路の抵抗とコンデンサと前
記発振器の周波数の積を一致させることにより、前記第
1及び第2のダイオードの充電電流の尖頭値と放電電流
の平均値の比を合わせることを特徴とするダイオード検
波回路。
【0058】
【発明の効果】以上図面に従い、実施の形態例を説明し
たように本発明により、微小入力の高周波電圧に対しも
理想的な整流電圧を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のダイオード検波回路を示す図である。
【図2】従来のダイオードを用いる理想ダイオード検波
回路を示す図である。
【図3】従来のダイオードを用いる他のダイオード検波
回路を示す図である。
【図4】半波整流(脈流)と直流電流の関係を示す図であ
る。
【図5】交流電圧とサージ電流の関係を示す図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態例を示す図である。
【図7】図6における発振器OSC出力のデューティ波
形例を示す図である。
【図8】図6における遅延回路DLの実施例を示す図で
ある。
【図9】遅延回路の閾値と遅延の関係を示す図である。
【図10】本発明の他のダイオード検波回路例を示す図
である。
【図11】正側及び負側尖頭値保持回路例を示す図であ
る。
【図12】ダイオードの電圧・電流特性例を示す図であ
る。
【図13】シリコンダイオードを用いた場合の入出力電
圧を示す図である。
【図14】本発明の他のダイオード検波回路例を示す図
である。
【図15】本発明の更に他のダイオード検波回路例を示
す図である。
【図16】本発明に適用されるダイオード検波回路の態
様例を示す図である。
【符号の説明】
D1〜D3 ダイオード OA1〜OA3 演算増幅器 R1、R2 抵抗 C1,C2 コンデンサ SW1,SW1 スイッチ OSC 発振器

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】交流信号が入力される第1のダイオード
    と、 該第1のダイオードの検波出力を入力する抵抗とコンデ
    ンサの第1の並列回路と、 一端に前記第1の並列回路のコンデンサの充電電圧が正
    入力端に入力される第1の演算増幅器と、 該第1の演算増幅器の出力が入力される第2のダイオー
    ドと、該第2のダイオードの出力を入力し、前記第1及
    び第2のダイオードの導通/非導通の比を制御する第1
    のスイッチと発振器を備える第1のスイッチ回路と、 該第1のスイッチ回路の出力を入力する抵抗とコンデン
    サの第2の並列回路とを有し、 該第2の並列回路のコンデンサの充電電圧が前記第1の
    演算増幅器の負入力端に挿入され、更に、 前記第1の演算増幅器の出力を保持する保持回路とを有
    することを特徴とするダイオード検波回路。
  2. 【請求項2】請求項1において、 さらに、前記保持回路の入力側に前記第1のスイッチ回
    路と交互に開閉する第2のスイッチ回路を有し、 前記保持回路は、前記第1の演算増幅器の出力の正側尖
    頭値を保持することを特徴とすることを特徴とするダイ
    オード検波回路。
  3. 【請求項3】請求項1において、 前記保持回路は、前記第1の演算増幅器の出力の負側尖
    頭値を保持することを特徴とすることを特徴とするダイ
    オード検波回路。
  4. 【請求項4】請求項1において、 さらに、前記第1のダイオードの順方向で越える正電圧
    源を有することを特徴とするダイオード検波回路。
  5. 【請求項5】請求項1において、 前記第1の演算増幅器の正入力端に前記第1のダイオー
    ドの順方向で越える負電圧源を有することを特徴とする
    ダイオード検波回路。
JP2000377421A 2000-12-12 2000-12-12 ダイオード検波回路 Withdrawn JP2002185257A (ja)

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