JP2002184533A - 温度ヒューズ付接続器 - Google Patents

温度ヒューズ付接続器

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JP2002184533A
JP2002184533A JP2000375788A JP2000375788A JP2002184533A JP 2002184533 A JP2002184533 A JP 2002184533A JP 2000375788 A JP2000375788 A JP 2000375788A JP 2000375788 A JP2000375788 A JP 2000375788A JP 2002184533 A JP2002184533 A JP 2002184533A
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thermal fuse
connector
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contact
insulating case
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JP2000375788A
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Kaoru Kanda
薫 神田
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SMK Corp
Original Assignee
SMK Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】接続異常による発熱によって火災が起きるのを
防止する。 【解決手段】ソケットである外部接続部14を有するコ
ンタクト9と外部接続部15を有するコンタクト5との
間に温度ヒューズ6を接続する。外部接続部15は電源
に接続される。外部接続部14には、開孔4から被接続
体が接続される。開孔4からゴミ、埃等が進入し、外部
接続部14に溜まると接続異常により発熱する。この熱
が温度ヒューズ6に伝わり、所定の温度になると温度ヒ
ューズが溶断して、被接続体への電源の供給が停止する
ので、接続異常による発熱によって火災が起こることを
防ぐことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、温度ヒューズ付接
続器に関するものであり、さらに詳しくは、電源に接続
されて使用される温度ヒューズ付接続器に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来は、実用新案登録第3052783
号のプラグが知られている。すなわち、このプラグは、
図5に示すように、プラグ端子101、コード102、
コンタクト103、温度ヒューズ104、及び絶縁ケー
ス106からなる。コード102は、導電体109を絶
縁体110で被覆するものであり、絶縁体110の先端
を除去して導電体109を露出させて、導電体109を
ネジ105によってコンタクト103に電気的機械的に
取り付ける。また、温度ヒューズ104は、リード線1
08がネジ105によってプラグ端子101に電気的機
械的に取り付けられる。即ち、温度ヒューズ104は、
プラグ端子101と導電体109との間に接続される。
また、プラグ端子101は、絶縁ケース106に形成さ
れた開孔107から外部へ突出している。プラグ100
は、例えばプラグ端子101を家庭用コンセントのよう
な電源に接続して、延長コードのようにして使用するも
のである。コード102のコンタクト103に接続する
端部と反対側の端部には、電器機器(例えばCDプレー
ヤー)等が接続される。このようなプラグ100は、何
らかの原因で内部が異常発熱すると、この熱が温度ヒュ
ーズ104に伝わり、所定の温度に達すると温度ヒュー
ズ104が溶断し、これによって電源の供給が停止す
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のプ
ラグ100は、プラグ端子101が突出するための開孔
107、及びコード102を引き出すための開孔111
は、各々プラグ端子101及びコード102によってほ
ぼ塞がれており、ここからゴミ等が入ることはほとんど
なかった。したがって、このようなプラグ100におい
ては、ゴミ等が外部から内部に進入することによって、
接続部が発熱することはほとんどなかった。しかし、電
源に接続するための接続器はソケットになっているもの
もあり、その場合には外部に開放した比較的大きな開孔
を有するものであるため、この開孔よりゴミ等が容易に
進入し、また一旦ゴミ等が進入するとソケットの場合に
はゴミ等が溜まりやすい形状であるため、接続部にゴミ
等が溜まって接続異常による発熱が起き、そのまま電源
供給が続くと火災に至るという問題があった。特に、通
常電源はテレビの後ろ等のゴミが溜まりやすい場所にあ
るため、上記危険性が高いものであった。
【0004】本発明の目的は、接続異常による発熱が起
こった場合には、電源の供給を停止して、発火による火
災等を防止する温度ヒューズ付接続器を提供するもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、外部の被接続
体と繰り返し接続可能な外部接続部を有する複数のコン
タクトと、前記コンタクトを収納保持するとともに、前
記外部接続部が外部の被接続体と接続できるように形成
された開孔を有する絶縁ケースと、前記コンタクトの間
を接続する温度ヒューズとからなり、前記コンタクトの
少なくとも一つは、前記外部接続部が前記絶縁ケース内
に位置するソケットであることを特徴とする。
【0006】更に、前記温度ヒューズは、前記コンタク
トにネジによって接続されていることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照して詳細に説明する。図1乃至図4は、本発明の実
施の形態を示したものであり、図1は接続器1の斜視
図、図2は接続器1の平面図、図3は接続器1の断面
図、図4は接続器1の使用状態を示した図である。
【0008】本発明の接続器1は、コンタクト9、コン
タクト5、絶縁ケース2、ねじ7,8、温度ヒューズ6
からなる。
【0009】絶縁ケース2は、2分割可能なものをネジ
等の機械的手段によって一体にするものである。対向す
る二つの側面であって互いに上下方向(図3の左右方
向)に位置をずらして、矩形状の貫通孔である開孔4、
12が各々2個ずつ互いに平行に形成されている。開孔
4は、後述するプラグ端子22が挿入できる大きさに形
成されている。また、絶縁ケース2には、温度ヒューズ
6を収納するための空間である収納部10が形成されて
いる。
【0010】コンタクト5,9は、金属板をプレス加工
して形成したものであり、各々2個ずつ絶縁ケース2に
収納保持されている。コンタクト9は、絶縁ケース2の
内部に位置するソケットである外部接続部14を有して
いる。一方、コンタクト5は、外部へ突出するプラグで
ある外部接続部15を有している。
【0011】次に、接続器1の組立方法について説明す
る。まず最初に、絶縁ケース2に、コンタクト5,9を
ねじ7,8によって仮止め状態で取り付ける。次に、温
度ヒューズ6を絶縁ケース2の収納部10に収納し、温
度ヒューズ6のリード線11をネジ7,8によって締め
付けて、温度ヒューズ6をコンタクト5,9に電気的機
械的に取り付けて固定すると同時に、コンタクト5,9
も絶縁ケース2へ固定する。次に、2分割の絶縁ケース
2をネジ等で機械的に一体にして、接続器1が完成す
る。この状態で、外部接続部15は開孔12から外部へ
突出し、外部接続部14は絶縁ケース2の内部であって
開孔4の位置に配置されるため、外部接続部14,15
が外部の電気機器と接続できる。温度ヒューズ6は、リ
ード線11を折り曲げた状態で収納部10に収納されて
おり、絶縁ケース2内部の壁16に沿って壁16に当接
して取り付けられている。また、温度ヒューズ6は、コ
ンタクト9よりもコンタクト5側に近づいて取り付けら
れている。
【0012】次に、接続器1の使用方法及び動作につい
て、図4を用いて説明する。外部接続部15を電源ソケ
ット20の開孔23に挿入して、電源ソケット内部の電
源コンタクト(図示省略)に接続する。そして、電気機
器(例えばCDプレーヤー)のプラグ21のプラグ端子
22を接続器1の開孔4に挿入して、外部接続部14に
接続する。これによって、電源ソケット20より電気機
器に、接続器1を介して電源を供給することができる。
電源の供給が不要な場合には、プラグ端子22を開孔4
から引き抜くと、プラグ端子22と外部接続部14との
接続が遮断され、電気機器への電源の供給はできない状
態になる。一方、電気機器のプラグ21の挿抜が頻繁に
行われれるか若しくは長い間コンタクト9への接続がさ
れないと、ゴミや埃等が、開孔4から内部に進入する。
そして、外部接続部14部分にゴミ等が残ったまま電気
機器のプラグ21のプラグ端子22を外部接続部14に
接続して使用すると、接触抵抗値が高くなるために発熱
する。この熱を温度ヒューズ6が感知し、所定の温度に
なると溶断し、コンタクト5とコンタクト9との間の電
気的接続を遮断する。これによって、電気機器への電源
の供給が停止する。この接続器1を再使用したい場合に
は、溶断した温度ヒューズ6を新しいものと交換すれば
何度でも使用することができる。なお、絶縁ケース2は
ネジ等によって機械的に一体にされているだけであるた
め、温度ヒューズ6の交換は容易である。
【0013】このような接続器1によれば、絶縁ケース
2に、コンタクト5,9を収納保持するとともに、プラ
グ端子22の外部接続部14への接続を可能にする開孔
4を形成し、ソケットである外部接続部14を絶縁ケー
ス2の内部であって開孔4の位置に配置し、コンタクト
5とコンタクト9との間に温度ヒューズ6を接続したの
で、開孔4からゴミ等が進入し易く、かつゴミ等が溜ま
りやすいものにあっても、接続異常により発熱した際に
は、温度ヒューズ6が溶断して電源供給を遮断するの
で、火災等の事故を防ぐことができる。また、温度ヒュ
ーズ6のコンタクト5,9への接続は、リード線11を
ネジ7,8によってコンタクト5,9を固定するのと同
時に接続できるので、接続作業が容易である。また、2
分割の絶縁ケース2はネジ等の機械的手段によって一体
になっているので、温度ヒューズ6を交換する際にはネ
ジ等を取り外せば良いだけなので、温度ヒューズ6の交
換が容易である。
【0014】尚、本発明は上記実施の形態に限定される
ものではなく、本発明の範囲内で種々の変形が考えられ
る。例えば、本発明は、絶縁ケース2の対向する側面の
みに開孔4,12を形成したが、必ずしも対向する側面
に形成する必要はなく、底面、平面等の任意の面に形成
することができる。また、開孔の数も必ずしも2つにす
る必要はなく、3つ、4つ等の任意の数にできる。な
お、開孔の数が増える場合には、外部接続部の数もそれ
に応じて増やす必要がある。また、本発明は、コンタク
トの一方をソケットとし、他方をプラグにしたが、必ず
しも一方をソケットにして他方をプラグにする必要はな
く、全てソケットにしても良い。また、本発明は、温度
ヒューズ6とコンタクト5,9とをネジ7,8により接
続しているが、必ずしもネジにより接続する必要はな
く、接続できる手段であれば何でも良い。また、温度ヒ
ューズ6を収納する位置も任意の位置にすることができ
る。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明の接続器は、
外部の被接続体と繰り返し接続可能な外部接続部を有す
る複数のコンタクトと、コンタクトを収納保持するとと
もに、外部接続部が外部の被接続体と接続できるように
形成された開孔を有する絶縁ケースと、コンタクトの間
を接続する温度ヒューズとからなり、コンタクトの少な
くとも一つは、外部接続部が絶縁ケース内に位置するソ
ケットであるので、ゴミ、埃等が内部に進入することに
よる接続異常で発熱して火災が発生することを防ぐこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る接続器1の斜視図
【図2】本発明に係る接続器1の平面図
【図3】本発明に係る接続器1の断面図
【図4】本発明に係る接続器1の使用状態を説明する図
【図5】従来の接続器100の説明図
【符号の説明】
1 接続器 2 絶縁ケース 4 開孔 5、9 コンタクト 6 温度ヒューズ 10 収納部 11 リード線 12 開孔 14、15 外部接続部 20 電源ソケット 21 プラグ 22 プラグ端子 23 開孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部の被接続体と繰り返し接続可能な外
    部接続部を有する複数のコンタクトと、前記コンタクト
    を収納保持するとともに、前記外部接続部が外部の被接
    続体と接続できるように形成された開孔を有する絶縁ケ
    ースと、前記コンタクトの間を接続する温度ヒューズと
    からなり、前記コンタクトの少なくとも一つは、前記外
    部接続部が前記絶縁ケース内に位置するソケットである
    ことを特徴とする温度ヒューズ付接続器。
  2. 【請求項2】 前記温度ヒューズは、前記コンタクトに
    ネジによって接続されていることを特徴とする請求項1
    記載の温度ヒューズ付接続器。
JP2000375788A 2000-12-11 2000-12-11 温度ヒューズ付接続器 Pending JP2002184533A (ja)

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