JP2002183099A - 写真撮影促進カメラ、写真撮影促進システム及び写真撮影促進方法 - Google Patents

写真撮影促進カメラ、写真撮影促進システム及び写真撮影促進方法

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JP2002183099A
JP2002183099A JP2000375700A JP2000375700A JP2002183099A JP 2002183099 A JP2002183099 A JP 2002183099A JP 2000375700 A JP2000375700 A JP 2000375700A JP 2000375700 A JP2000375700 A JP 2000375700A JP 2002183099 A JP2002183099 A JP 2002183099A
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JP
Japan
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photographing
message
time
photography
promotion
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Application number
JP2000375700A
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English (en)
Inventor
Masaru Iwagaki
賢 岩垣
Hiroaki Takano
博明 高野
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】忘れられがちな写真撮影を促すことができる写
真撮影促進カメラ、写真撮影促進システム及び写真撮影
促進方法の提供。 【解決手段】計時手段6と、写真撮影の日時を順次履歴
として記憶する撮影履歴記憶手段3aと、撮影履歴に基
づいて撮影のブランク期間を演算し、最後の撮影日時か
らの経過時間と撮影ブランク期間とを比較する演算手段
4と、撮影者に対してメッセージを告知するメッセージ
告知手段5と、コンピュータ端末10と接続するための
接続手段7と、携帯端末にメッセージを送出する通信手
段11とを備え、経過期間が撮影ブランク期間より長い
場合に、メッセージ告知手段5において写真撮影を促す
音声、文字又は画像を告知し、携帯端末10又はコンピ
ュータ端末11に写真撮影を促す音声、文字メール又は
画像メールを送信して、写真撮影を促す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、定期的に行われる
ことが好ましい行動や期限管理が好ましい行動、特に、
忘れられがちな写真撮影の促進に用いて好適な写真撮影
促進カメラ、写真撮影促進システム及び写真撮影促進方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、通常のカメラに加えて、レンズ付
フィルムなどの携帯型カメラやデジタルカメラの普及も
著しく、写真撮影が手軽で容易になり、撮影機会は大幅
に増大している。その一方で、写真撮影は日常的に行わ
れる行動とはなっておらず、カメラを常に持ち歩く習慣
も定着していないため、写真撮影を行う際には事前の心
構え、準備が必要である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような状況におい
ては、写真撮影の予定がありながらうっかり撮影を忘れ
てしまったり、写真撮影の予定を思い出してもカメラを
持参していないために撮影ができない等の事由により、
写真撮影の機会を逃してしまって後悔する例が未だに多
く発生している。
【0004】上記事例として以下のものが挙げられる。
(1)趣味として、定期的にあるいは季節が変わるたび
に、風景や人々の生活ぶりを写真撮影していても、仕事
に追われていたり特別の行事でついつい写真撮影を忘れ
てしまうことがある。(2)年間行事であっても、行事
への参加を忘れたり、カメラの持参を忘れたりすること
がある。(3)1人目の子供の写真撮影はこまめに行っ
ているのに、2人目以降の子供の写真撮影は忘れがちと
なってしまう。(4)最近では、自分の遺影は自分の気
に入った写真を使って欲しいという要望が多くなりつつ
有るが、高齢者は年1回以上の遺影撮影を忘れがちであ
る。(5)親戚や友人、知人の結婚式などの特別の行事
が予定されているのに、写真撮影を忘れてしまうことが
ある。
【0005】このような事態は、写真撮影の機会が所定
のブランク期間をおいて行われるために、つい忘れてし
まうことに起因しており、これを防ぐためには、カレン
ダー等に事前に写真撮影の予定を記入する等の煩雑な処
置を行わなければならないという問題がある。
【0006】また、写真撮影の場合に限らず、所定のブ
ランク期間をおいて行われる行動、例えば、自動車のオ
イルや家電製品の消耗品等の交換や、お年寄りや体の不
自由な人の介護などは、日々の行動が忙しくなると忘れ
てしまいやすくなり、何らかの方法でこれらの行動を意
識させることが望まれている。
【0007】更に、期限管理を行うことが好ましい行
動、例えば、賞味期限の近づいている食品等の使用促進
や賞味期限の過ぎた食品の廃棄、CD、ビデオ、DV
D、本等のレンタル品の返却等においても、これらの行
動を忘れないように意識させるためのサービスが望まれ
ている。
【0008】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであって、その主たる目的は、定期的に行われること
が好ましい行動や期限管理が好ましい行動、特に、忘れ
られがちな写真撮影を促すことができる写真撮影促進カ
メラ、写真撮影促進システム及び写真撮影促進方法を提
供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、計時手段と、処理を行った期日の履歴を
記憶する手段と、前記履歴に基づき平均的なブランク期
間を算出し、該ブランク期間と現在までの経過時間とを
比較して処理を促すメッセージを告知するか否かを判断
する演算手段と、前記メッセージを音声、文字又は画像
の少なくとも一の方法で告知する手段と、を少なくとも
有するものである。
【0010】また、本発明は、計時手段と、期限管理を
行う所定の期日を記憶する手段と、前記所定の期日と現
在までの経過時間とを比較して処理を促すメッセージを
告知するか否かを判断する演算手段と、前記所定の期日
の到来前に、前記メッセージを音声、文字又は画像の少
なくとも一の方法で告知する手段と、を少なくとも有す
るものである。
【0011】また、本発明は、計時手段と、写真撮影の
日時を順次履歴として記憶する手段と、前記撮影履歴に
基づいて撮影のブランク期間を演算し、最後の撮影日時
からの経過時間と前記ブランク期間とを比較する手段
と、撮影者に対してメッセージを告知する手段とを少な
くとも有し、前記経過期間が前記ブランク期間より長い
場合に、前記メッセージ告知手段により、写真撮影を促
すメッセージが少なくとも1回告知されるものである。
【0012】本発明の写真撮影促進カメラは、計時手段
と、定型的な行事データを記憶する手段と、現在の日時
と前記定型的な行事データの日時とを比較する手段と、
撮影者に対してメッセージを告知する手段とを少なくと
も有し、前記定型的な行事データの日時と現在の日時と
の差が予め定めた所定の期間以下となった場合に、前記
メッセージ告知手段により、前記行事の案内と共に写真
撮影を促すメッセージが少なくとも1回告知されるもの
である。
【0013】また、本発明の写真撮影促進カメラは、計
時手段と、撮影者固有の行事データを記憶する手段と、
現在の日時と前記固有の行事データの日時とを比較する
手段と、撮影者に対してメッセージを告知する手段とを
少なくとも有し、前記固有の行事データの日時と現在の
日時との差が予め定めた所定の期間以下となった場合
に、前記メッセージ告知手段により、写真撮影を促すメ
ッセージが少なくとも1回告知されるものである。
【0014】本発明においては、前記写真撮影促進カメ
ラに、コンピュータ端末と交信する手段を備え、前記コ
ンピュータ端末で入力したデータ、又は、前記コンピュ
ータ端末がインターネット網を通じて取得したデータが
前記記憶手段に記憶される構成とすることができる。
【0015】また、本発明においては、前記写真撮影促
進カメラに、携帯端末又はコンピュータ端末に対してデ
ータを送信する手段を備え、前記メッセージが前記携帯
端末又は前記コンピュータ端末で告知されることが好ま
しい。
【0016】本発明の写真撮影促進システムは、上記写
真撮影促進カメラと、該写真撮影促進カメラに接続され
る前記携帯端末又は前記コンピュータ端末とで構成され
るものである。
【0017】本発明においては、前記コンピュータ端末
が、インターネット網を通じて、所定のサービス業者が
保有するデータベースと接続されていることが好まし
く、前記所定のサービス業者が保有する前記データベー
スに、前記写真撮影促進カメラの前記記憶手段に記憶さ
れた撮影履歴と、該写真撮影促進カメラで撮影された写
真データとが少なくとも蓄積されている構成とすること
ができる。
【0018】本発明の写真撮影促進方法は、撮影者から
送信された写真撮影履歴を記憶し、データベース化する
ステップと、前記写真撮影履歴情報に基づいて前記撮影
者固有の撮影のブランク期間を算出するステップと、前
記ブランク期間に基づいて撮影のブランクが発生したか
否かを判断するステップと、撮影のブランクが発生した
と判断した場合に、前記撮影者に対して写真撮影を促進
するメッセージを告知するステップとを少なくとも有す
るものである。
【0019】また、本発明の写真撮影促進方法は、撮影
者から送信された写真撮影履歴と定型的な行事データと
を記憶し、データベース化するステップと、前記定型的
な行事データの日時と現在の日時との差が予め定めた所
定の期間以下となったか否かを判断するステップと、所
定の期間以下と判断した場合に、前記撮影者に対して、
以前に行った対応する行事の写真撮影状況の案内と写真
撮影を促進するメッセージとを告知するステップとを少
なくとも有するものである。
【0020】また、本発明の写真撮影促進方法は、撮影
者から送信された写真撮影履歴と前記撮影者に固有の行
事データとを記憶し、データベース化するステップと、
前記固有の行事データの日時と現在の日時との差が予め
定めた所定の期間以下となったか否かを判断するステッ
プと、所定の期間以下と判断した場合に、前記撮影者に
対して写真撮影を促進するメッセージとを告知するステ
ップとを少なくとも有するものである。
【0021】本発明の写真撮影促進サービスの提供方法
は、上記写真撮影促進方法を、写真の現像、プリントを
行うサービス業者が行うものであり、前記サービス業者
が、前記撮影者からの依頼に基づき、前記データベース
に記憶されたデータを加工して任意の構成による写真ア
ルバムを作成し、提供する構成とすることができる。
【0022】このように、本発明は上記構成により、写
真撮影の間隔があいた場合や、年間行事が近づいた場合
や、2人目以降の子供の撮影予定等の特別行事が近づい
てきた場合に、カメラに設けたメッセージ告知手段に写
真撮影を促進するメッセージが音声、文字、画像等によ
って告知され、また、カメラに設けた通信手段により、
写真撮影を促進するメッセージがコンピュータ端末や携
帯端末等に自動的に送信されるため、写真撮影の機会を
逃すことを防止することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明に係る写真撮影促進カメラ
は、その好ましい一実施の形態において、計時手段6
と、写真撮影の日時を順次履歴として記憶する撮影履歴
記憶手段3aと、撮影履歴に基づいて撮影のブランク期
間を演算し、最後の撮影日時からの経過時間と撮影ブラ
ンク期間とを比較する演算手段4と、撮影者に対してメ
ッセージを告知するメッセージ告知手段5と、コンピュ
ータ端末10と接続するための接続手段7と、携帯端末
にメッセージを送出する通信手段11とを備え、経過期
間が撮影ブランク期間より長い場合に、メッセージ告知
手段5において写真撮影を促す音声、文字又は画像を告
知し、携帯端末10又はコンピュータ端末11に写真撮
影を促す音声、文字メール又は画像メールを送信して、
写真撮影を促すものである。
【0024】
【実施例】上記した本発明の実施の形態についてさらに
詳細に説明すべく、本発明の実施例について図面を参照
して説明する。
【0025】[実施例1]まず、本発明の第1の実施例
に係る写真撮影促進カメラ、写真撮影促進システム及び
該カメラを用いた写真撮影促進方法について、図1乃至
図7を参照して説明する。図1は、本発明の第1の実施
例に係る写真撮影促進カメラを模式的に示す斜視図であ
り、図2は、その構成を示す図である。また、図3及び
図4は、本実施例の写真撮影促進カメラの動作を示すフ
ローチャート図であり、図5は、本実施例のカメラを適
用したシステム例を示す図である。また、図6は、メー
ル形式のメッセージの例を示す図であり、図7はソフト
ウェアで処理される撮影履歴等の表示例を示す図であ
る。
【0026】図1及び図2に示すように、本実施例の写
真撮影促進カメラ1は、カメラ本体2と、計時手段6
と、シャッターに連動して写真撮影の日時を順次記憶
し、履歴を更新する撮影履歴記憶手段3aと、撮影促進
の基準となる撮影ブランク期間を演算し、最後の撮影日
時からの経過時間との比較を行う演算手段4と、写真撮
影を促す文字、画像、音声、チャイム等の出力を行うメ
ッセージ告知手段5とを少なくとも有するものである。
【0027】上記構成の写真撮影促進カメラ1の具体的
動作について、図3を参照して説明する。まず、撮影者
(ユーザー)がシャッターを押して写真撮影を行うと
(S100)、撮影履歴記憶手段3aに撮影の日時が記
憶され、撮影履歴が更新される(S101)。そして、
予め定めた所定の周期で撮影頻度を集計し(S10
2)、平均撮影ブランク時間(x)を算出する(S10
3)。
【0028】この平均撮影ブランク時間(x)として
は、撮影履歴記憶手段3aに記憶された撮影群毎の間隔
を単純に平均化して求めることもできるが、写真撮影頻
度の算出やブランク発生の判断を厳密なものとせず、人
間にとって不快感を与えない”1/fゆらぎ”を加味し
て演算されることが好ましく、統計的、人間工学的処理
が施されることが好ましい。
【0029】そして、S104において、撮影履歴記憶
手段3aに記憶された最後の撮影日時から計時手段6で
得た現在の日時までの経過時間(k)と前述した方法で
求めた平均撮影ブランク時間(x)とを比較し、撮影の
ブランクが発生した(すなわち、経過時間(k)>平均
撮影ブランク時間(x))と判断した場合には、撮影者
に対して写真撮影を促すメッセージを告知し(S10
5)、撮影のブランクが発生していないと判断した場合
には、そのまま待機する(S106)。
【0030】なお、S105におけるメッセージの告知
は、音声表示、文字表示、画像表示の少なくとも1つを
含むことが好ましい。また、表示内容としては、”最近
撮影していないから撮影しろ”というような命令的な表
現ではなく、図1に示すように、”カメラを持って出か
けてみませんか”というようなソフトで遠回しな表現の
方が好ましい。
【0031】また、本実施例においては、図2に示すよ
うに、写真撮影促進カメラ1に携帯電話等の携帯端末1
1に対して信号を送出する通信手段8を設け、写真撮影
促進カメラ1からの写真撮影促進が、携帯端末11に自
動送信されて撮影者に知らせるようにすることもでき
る。この場合の動作について、図4を参照して説明す
る。
【0032】まず、図3と同様に、シャッターを押すと
(S200)、撮影履歴記憶手段3aに撮影日時が記憶
されて撮影履歴が更新され(S201)、所定の周期で
撮影頻度を集計し(S202)、前記した手法を用いて
平均撮影ブランク時間(x)を算出する(S203)。
【0033】そして、S204において、撮影のブラン
クが発生した(すなわち、経過時間(k)>平均撮影ブ
ランク(x))と判断したら、直ちに撮影を促すメッセ
ージを携帯端末11等に自動送信しても良いが、この例
では、強制的となって撮影者に不快感を与えないよう
に、更に、経過時間(k)と平均撮影ブランク時間
(x)の2倍の期間との比較を行い、経過時間(k)≦
平均撮影ブランク時間(x)×2の場合は写真撮影促進
カメラ1側での告知のみとし、経過時間(k)>平均撮
影ブランク(x)×2の場合のみ携帯端末11等にメッ
セージを送信するようにしている。
【0034】また、写真撮影促進カメラ1から携帯端末
11等に直接メッセージを送信する方法の他、インター
ネット網13を通じて送信することもできる。例えば、
図5に示すように、写真撮影促進カメラ1からインター
ネット網13に写真撮影促進信号を送信し、該信号を受
信したサービス業者は、予め定められたコンピュータ端
末10又は携帯端末11に信号を送信することもでき
る。
【0035】その際、サービス業者では、受信した信号
をそのままコンピュータ端末10又は携帯端末11にデ
ータを送信することもできるが、サービス業者が保有す
るデータベース12を参照して所定のデータを付加して
送出することが好ましい。例えば、図6に示すように、
データベース12に蓄積された情報を参照して、撮影履
歴や経過時間、推奨する撮影場所、撮影サンプル画像等
を添付して撮影を促進するメールを送信することがもで
き、この方法により一層撮影者の撮影意欲をそそること
ができる。
【0036】このように、写真撮影促進カメラ1に通信
手段8を備え、撮影促進をコンピュータ端末10や携帯
端末11に自動送信することにより、写真撮影促進カメ
ラ1を棚にしまい込んだ場合においても、写真撮影促進
メッセージを見忘れることがないので、より効果的に写
真撮影の促進を行うことができる。
【0037】また、演算手段4において平均撮影ブラン
ク時間(x)を自動的に演算する方法に代えて、予め撮
影者が撮影ブランク時間を入力することもできる。例え
ば、写真撮影を行う頻度には個人差があり、一意的に撮
影ブランク期間を決定することが好ましくない場合もあ
る。そのような場合には、図2に示すように、写真撮影
促進カメラ1に入力手段9を設け、該手段により直接入
力するか、又は、接続手段7を介してコンピュータ端末
10等の外部機器から撮影ブランク期間を入力すること
もできる。
【0038】更に、コンピュータ端末10において、撮
影履歴の記憶、データ処理、一覧表示等を行わせること
もできる。この場合には、例えば、図7に示すようなフ
ォーマットにより表示することができ、撮影者は撮影の
時期、場所、代表的な撮影写真等を見て写真撮影の意識
を高めることもできる。
【0039】[実施例2]次に、本発明の第2の実施例
に係る写真撮影促進カメラ、写真撮影促進システム及び
写真撮影促進方法について、図8乃至図10を参照して
説明する。図8は、本実施例の写真撮影促進カメラの構
成を示す図であり、図9は、年間行事データの取得を行
う際の手順を示すフローチャート図である。また、図1
0は、本実施例のカメラを用いて構成したシステムの一
例を示す図である。なお、本実施例は、前記した第1の
実施例で示した撮影ブランク時間を演算する代わりに、
事前に日程が明確になっている年間行事等を記憶してお
き、該年間行事に基づいて写真撮影の促進を図るもので
ある。
【0040】本実施例の写真撮影促進カメラ1は、図8
に示すように、カメラ本体2と、計時手段6と、年間行
事データ等の定型的なデータを記憶する手段3bと、現
在の日時と年間行事データとを比較を行う演算手段4
と、写真撮影を促す文字、画像、音声、チャイム等を出
力するメッセージ告知手段5とを少なくとも有するもの
である。そして、写真撮影促進カメラ1が、記憶手段3
bに記憶されている年間行事データに基づいて、事前に
撮影者に対してそのイベントのお知らせとともに、写真
撮影を促す表示をすることを特徴とするものである。
【0041】その際、特に、”昨年は○月○日に何枚撮
影しました・・・”等の表示をすることによって、今年
も撮影しようという意欲をかき立てることが出来るので
好ましい。また、年間行事データとしては、写真撮影と
して忘れがちなものも含めておくことが好ましい。例え
ば、暑中見舞い用ポストカード用写真撮影、年賀状用ポ
ストカード用写真撮影、・・・・・などがある。
【0042】このような年間行事は定型的なものであ
り、撮影者自らが事前にカメラに入力するのは煩雑であ
る。そこで、この年間行事は予めカメラに備えた記憶手
段3bに登録しておくか、メモリカード等の媒体を介し
てカメラに入力するか、又はインターネットを通じて年
間行事等の情報を提供するサービス業者から配信サービ
スを受ける方法を採用することもできる。
【0043】配信サービスを利用する場合には、例え
ば、図9及び図10に示すようなフローチャート及び構
成にてサービスの提供を受けることができる。まず、年
間行事情報等の配信サービスを行うサービス業者が提供
するソフトウェアを任意のコンピュータ端末で起動し
(S300)、メニュー画面を表示する(S301)。
このメニュー画面には、例えば、年間行事の登録、ユー
ザーデータ登録、特別行事の登録等の選択肢が表示さ
れ、ユーザーが年間行事の登録を選択すると(S30
2)、年間行事情報サービスの利用モードに移行し、サ
ービスの利用を希望すると(S305)インターネット
に接続される(S306)。そして、サービス業者が保
有するデータベース12から情報を取得すると(S30
7)、この年間行事情報をカメラに送信する(S30
4)。
【0044】このように、写真撮影促進カメラ1に年間
行事のような定型的なデータを記憶する手段3bを備
え、この情報を入力手段9により直接入力、記憶媒体を
用いて入力又はインターネット網13を利用してサービ
ス業者から取得し、この年間行事データと現在日時とを
比較して、年間行事が近づいてきた場合にイベントのお
知らせと写真撮影促進メッセージを写真撮影促進カメラ
1で表示又はコンピュータ端末10や携帯端末11に送
信することにより、写真撮影を促進することができる。
【0045】なお、撮影者に対してそのイベントのお知
らせとともに写真撮影を促す表示をするのは、概イベン
トの事前に行われるが、事前とは1ヶ月前、1週間前、
前日などのわかりやすい時期を設定することが好まし
い。また、事前の表示は1回でも良いが、1ヶ月前、1
週間前、前日のように、複数回表示することによって、
イベントに対する事前の準備がやりやすくなり、写真撮
影を忘れにくくなるのでより好ましい。
【0046】[実施例3]次に、本発明の第3の実施例
に係る写真撮影促進カメラ、写真撮影促進システム及び
該カメラを用いた写真撮影促進方法について図11乃至
図14を参照して説明する。図11は、本実施例の写真
撮影促進カメラを模式的に示す斜視図であり、図12
は、その構成を示す図である。また、図13及び図14
は、本実施例の写真撮影促進カメラを用いた動作を示す
フローチャート図である。本実施例は前記した第2の実
施例に示した年間行事等の定型的な行事データの代わり
に、撮影者毎に個有な特別行事等を記憶しておき、該特
別行事に基づいて写真撮影の促進を図るものである。
【0047】本実施例の写真撮影促進カメラ1は、図1
2に示すように、カメラ本体2と、計時手段6と、写真
撮影履歴に基づき算出された特別行事データ、又は個別
に入力した特別行事データを記憶する手段3cと、現在
の日時と特別行事データとを比較を行う演算手段4と、
写真撮影を促す文字、画像、音声、チャイム等を出力す
るメッセージ告知手段5とを少なくとも有するものであ
る。そして、写真撮影促進カメラ1が、記憶手段3cに
記憶されている特別行事データに基づいて、事前に撮影
者に対して写真撮影を促すメッセージを告知することを
特徴とするものである。
【0048】写真撮影は、年間行事のような定型的な行
事に限らず、撮影者固有の特別な行事に基づいて行われ
るケースも多々あり、このような場合も撮影者が撮影を
意識していないと忘れてしまいがちである。例えば、1
人目の子供が産まれたときは子供の成長の各段階でこま
めに写真の撮影を行うが、2人目以降の子供に対しては
撮影頻度が1人目に比べて少なくなってしまうことは良
く知られており、親が相当努力しないと2人目以降の子
供の写真は少なくなってしまう。
【0049】このような子供の成長記録写真として一般
的なものは、誕生日写真、実家に帰省したときの祖父母
との写真、暑中見舞いや年賀状でのポストカード写真、
保育園や幼稚園での行事写真、七五三写真などがある
が、日常の何気ない写真の撮影頻度は、1人目の子供と
2人目以降の子供を同じようにすることは極めて困難で
ある。
【0050】そこで、本実施例では、予め2人目以降の
子供の特別な行事データをカメラに記憶しておき、この
データに基づいて写真撮影の促進を図るものである。例
えば、以前に撮影した1人目の子供の撮影履歴を写真撮
影促進カメラ1又はコンピュータ端末10等で確認し、
このデータに基づいて子供の出産から各成長段階におい
て撮影したタイミングを抽出し、この撮影のタイミング
を2人目以降の子供の出産日にリンクさせて撮影を促す
メッセージを送出することができる。
【0051】具体的な動作について、図13を参照して
説明すると、まず、カメラ電源を起動すると(S40
0)、メニュー画面が表示される(S401)。このメ
ニュー表示は、予め設定された種々の撮影記録モードの
切り替えを行うものであり、子供写真撮影記録モードを
選択して撮影を行うと(S402)、撮影日時のデータ
が記憶手段3cに記憶され、子供写真撮影に関する写真
撮影履歴が更新される(S403)。
【0052】このように予め種々のモードを設定し、モ
ードの選択/切り替えを行う画面を設けることにより、
特定のモードで撮影を行った場合にはそのモードに関す
る撮影履歴情報のみが更新されるため、他のモードで撮
影したデータと混同が生じることがなく、履歴管理及び
履歴管理に基づく促進メッセージの送出を複数同時に行
うことができる。
【0053】なお、特別行事を入力する方法として、出
産日を入力するとその後の主要なイベントを表示するよ
うなソフトウェアを用いて入力支援を行うこともでき、
このようなソフトウェアを写真のプリントを行う業者が
サービスする形態とすることもできる。
【0054】以上、子供の写真に関して説明したが、特
別な行事として、結婚式、新築祝い、法事・・・などの
毎年実施されることがなく、かつ人の成長に伴う必然性
のないもの、不定期のもの等を対称としたイベントを入
力する場合に適用することができる。
【0055】例えば、高齢者であることを入力しておく
ことによって、少なくとも年1回、撮影者に対して遺影
用の写真撮影を促す表示をすることもできる。この場合
の表示は、”遺影用の写真を撮りましょう”という直接
的なものであってもよいし、”また1年長生きできてお
めでとうございます。記念写真を撮りましょう”という
ソフトなものであっても良く、後者の方が好ましい。
【0056】高齢者の場合、自分で自分の写真を撮るこ
とが困難な場合が多いので、配偶者、家族、介護者など
が撮影者となる場合が多い。そこでそのような場合に
は、写真撮影促進カメラ1でメッセージを告知すると共
に、予め設定した家族等の携帯端末11、コンピュータ
端末10に送信することが好ましい。また、家庭ではな
く老人ホームなどでは一括して写真撮影することができ
る。
【0057】なお、前記した第1の実施例では撮影ブラ
ンク時間に基づいて撮影を促進する場合について、第2
の実施例では定型的な年間行事データに基づいて撮影を
促進する場合について、そして本実施例では撮影者固有
の特別行事データに基づいて撮影を促進する場合につい
て説明したが、これらは単独でもまた任意に組み合わせ
て用いることもできる。
【0058】そして、これらを複合して用いることによ
り、撮影者が撮影した実績などが総合的に記憶され、そ
の撮影者独特の撮影予定データベースがカメラ内に構築
されるので、撮影者のカメラに対する愛着や、撮影者と
カメラとの一体感が生まれるのでより好ましい。この場
合には、図14に示すようにメニュー画面においてそれ
ぞれのモードの設定画面を設けることにより、複数のイ
ベントに基づく促進情報を発信することが可能となる。
なお、概データベースはバックアップをとったり、メモ
リカード等に保存しておいて、別のカメラにも適用出来
ることが好ましい。
【0059】[実施例4]次に、本発明の第4の実施例
に係る写真撮影促進カメラについて説明する。前記した
第1乃至第3の実施例では、所定の時期に写真撮影促進
カメラ1が撮影者に対してメッセージを知らせるもので
あるが、音声表示の場合は、静置されているカメラが突
然音声を発して知らせるよりも、人がカメラに接近した
ことを検知して、あるいは人がカメラを手に取ったこと
を検知して、あるいは人がカメラの起動スイッチを入れ
ることによって、音声で知らせる方が、驚くことが無く
親切である。
【0060】文字表示、画像表示の場合は、表示部の文
字や画像が点滅したり、テロップのように移動表示し
て、人が気付くようにすることが好ましい。画像表示の
場合は、知らせたいイベントをイラスト化し、イベント
の期日や、”・・・まであと何日”等の文字表示を添付
することが好ましい。
【0061】[実施例5]次に、本発明の第5の実施例
に係る写真撮影促進サービス方法について説明する。前
記した第1乃至第4の実施例では、写真撮影促進カメラ
が直接又は携帯端末11、コンピュータ端末10を介し
て撮影者に対して知らせる場合について示したが、より
きめ細かい写真撮影サービスは、写真取り扱い業者のデ
ータベースによって行われることが好ましい。そこで、
本実施例では、写真取り扱い業者が行う写真撮影促進サ
ービスの方法について記載する。
【0062】日々の写真フィルムの現像・プリント、ま
たはデジタルカメラのプリントアウトなどは、従来は写
真撮影の度毎に独立して行われ、ユーザーが写真取り扱
い業者に直接出向く場合には特定の写真取り扱い業者を
常に指定するとは限らない。そこで、写真取り扱い業者
等のサービス業者でこれらの依頼情報をアップロードし
ておいて、ユーザー毎のデータベースを構築し、このデ
ータベースに基づきコンピュータから自動的にユーザー
に情報提供するようにすると、よりきめ細かいサービス
を提供することができる。
【0063】例えば、ネットワークを用いたユーザーの
端末(コンピュータ端末10、携帯端末11等)への電
子メール、無線通信によるユーザーのカメラへの送信、
自動印刷されたダイレクトメール、あるいはプリント引
き渡し時のタイミングで写真撮影に付随する情報を添付
することなどができる。
【0064】また、サービス業者に、撮影フィルムの現
像・プリント、またはデジタルカメラのプリントアウト
を依頼することによって、任意の構成による写真アルバ
ムを提供することができる。すなわち、写真撮影状況が
データベースとして保管してあるので、画像データをフ
ァイルに取り込んでおけば、暦年ごとのアルバムでも、
同一行事での変化をまとめたアルバムでも、あるいは特
定の個人別のアルバムでも、任意の形態のアルバム作成
が可能になるという長所がある。
【0065】このようなサービス方法は、業者(店舗、
現像所など)にとっては、このシステムを導入すること
によって、固定客を確保できるので経営の安定化を図る
ことができ、顧客にとっては、写真の撮影を管理しても
らえ、写真の整理やアルバムの作成の煩雑さから解消さ
れ、顧客の好みにあったサービスが受けられるという長
所がある。
【0066】このように、サービス業者側で撮影履歴の
管理を行うことにより、カメラ側の構成を簡略化するこ
とができ、また、前記した通信手段8を備えたカメラを
用いる場合には、撮影した写真を自動的に予め定めたサ
ービス業者に送信して、サービス業者側で写真データを
保存し、撮影者からの指示に基づいて選択された写真の
みをプリントしたり、アルバムとして作成することもで
きる。
【0067】そして、このようなサービスをインターネ
ット網13を介して行うことにより、撮影者は好きなと
きに好きなだけ写真撮影を行えば、自動的に写真撮影履
歴や写真データがサービス業者に蓄積され、その蓄積デ
ータをホームページ上で閲覧して選択し、サービス業者
が選択された写真をプリントして撮影者に郵送したり、
アルバムデータを電子データとして撮影者に提供する等
が可能となり、撮影の度毎にサービス業者に出向く手間
を省くことができ、より写真撮影を手軽なものにするこ
とができる。
【0068】なお、前記した実施例では、写真撮影促進
カメラ、写真撮影促進システム及び該カメラを用いた写
真撮影促進方法について説明したが、促進メッセージの
告知や期限管理は写真撮影に限らず、日常生活における
種々の場面で必要となるものである。例えば、従来技術
において説明したように、所定の間隔をおいて行われる
行動、例えば、自動車のオイルや家電製品の消耗品等の
交換や、お年寄りや体の不自由な人の介護、賞味期限の
近づいている食品等の使用促進や賞味期限の過ぎた食品
の廃棄、CD、ビデオ、DVD、本等のレンタル品の返
却等は意識していないと忘れがちなものである。
【0069】そこで、これらの管理を前記した実施例と
同様の手段、手法を用いて行うこともできる。例えば、
計時手段、記憶手段、演算手段、メッセージ告知手段、
外部機器との接続手段及び通信手段を備えた機器を用
い、オイル交換時期などを記憶手段に記憶しておき、オ
イル交換時期が近づいてきたときなどに、メッセージ告
知手段によってオイル交換を促すメッセージを表示した
り、音声で通知したり、携帯端末に送信したり、インタ
ーネット網を介してメール文としてコンピュータ端末に
送信したりすることもできる。
【0070】この場合、これらの手段を他の用途に用い
る機器に付加することによっても実現することができ
る。例えば、前記したオイル交換の場合は車のオーディ
オ、ナビゲーション機器にこれらの手段を付加したり、
一般的な家電製品の消耗品の期限管理の場合は家庭内の
時計やオーディオ機器と融合させることができる。ま
た、賞味期限の管理の場合は、冷蔵庫にこれらの手段を
付加し、さらにはバーコード入力手段を備えることによ
って食品の包装に付加された情報を読み取り、賞味期限
が近づいてきたら自動的に音声で知らせるようにするこ
ともできる。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の写真撮影
促進カメラ、写真撮影促進システム及び該カメラを用い
た写真撮影促進方法によれば、写真撮影の間隔があいた
場合や、年間行事が近づいた場合や、2人目以降の子供
の撮影予定等の特別行事が近づいてきた場合に、カメラ
に設けたメッセージ告知手段に写真撮影を促進するメッ
セージが音声、文字、画像等によって告知されるため、
写真撮影の機会を逃すことを防止することができる。
【0072】また、カメラに設けた通信手段により、写
真撮影を促進するメッセージがコンピュータ端末や携帯
端末等に自動的に送信されるため、カメラをしまい込ん
でしまっている場合でも、写真撮影を思い出すことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る写真撮影促進カメ
ラを模式的に示す斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施例に係る写真撮影促進カメ
ラの構成を示す図である。
【図3】本発明の第1の実施例に係る写真撮影促進カメ
ラの動作を示すフローチャート図である。
【図4】本発明の第1の実施例に係る写真撮影促進カメ
ラの動作を示すフローチャート図である。
【図5】本発明の第1の実施例に係る写真撮影促進カメ
ラを用いたシステム例を示す図である。
【図6】本発明の第1の実施例に係る写真撮影促進シス
テムにより送出されるメール文の一例を示す図である。
【図7】本発明の第1の実施例に係る写真撮影促進シス
テムにより処理、記憶されるデータの一例を示す図であ
る。
【図8】本発明の第2の実施例に係る写真撮影促進カメ
ラの構成を示す図である。
【図9】本発明の第2の実施例に係る写真撮影促進方法
における年間行事データの取得手順を示すフローチャー
ト図である。
【図10】本発明の第2の実施例に係る写真撮影促進カ
メラを用いたシステム例を示す図である。
【図11】本発明の第3の実施例に係る写真撮影促進カ
メラを模式的に示す斜視図である。
【図12】本発明の第3の実施例に係る写真撮影促進カ
メラの構成を示す図である。
【図13】本発明の第3の実施例に係る写真撮影促進カ
メラの動作を示すフローチャート図である。
【図14】本発明の第3の実施例に係る写真撮影促進カ
メラの動作を示すフローチャート図である。
【符号の説明】
1 写真撮影促進カメラ 2 カメラ本体 3a 撮影履歴記憶手段 3b 年間行事記憶手段 3c 特別行事記憶手段 4 演算手段 5 メッセージ告知手段 6 計時手段 7 外部機器接続手段 8 通信手段 9 入力手段 10 コンピュータ端末 11 携帯端末 12 データベース 13 インターネット網

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】計時手段と、処理を行った期日の履歴を記
    憶する手段と、前記履歴に基づき平均的なブランク期間
    を算出し、該ブランク期間と現在までの経過時間とを比
    較して処理を促すメッセージを告知するか否かを判断す
    る演算手段と、前記メッセージを音声、文字又は画像の
    少なくとも一の方法で告知する手段と、を少なくとも有
    することを特徴とする処理促進装置。
  2. 【請求項2】計時手段と、期限管理を行う所定の期日を
    記憶する手段と、前記所定の期日と現在までの経過時間
    とを比較して処理を促すメッセージを告知するか否かを
    判断する演算手段と、前記所定の期日の到来前に、前記
    メッセージを音声、文字又は画像の少なくとも一の方法
    で告知する手段と、を少なくとも有することを特徴とす
    る処理促進装置。
  3. 【請求項3】前記処理促進装置に、携帯端末又はコンピ
    ュータ端末に対して前記メッセージを送信する手段を備
    え、前記メッセージが前記携帯端末又は前記コンピュー
    タ端末で告知されることを特徴とする請求項1又は2に
    記載の処理促進装置。
  4. 【請求項4】計時手段と、写真撮影の日時を順次履歴と
    して記憶する手段と、前記撮影履歴に基づいて撮影のブ
    ランク期間を演算し、最後の撮影日時からの経過時間と
    前記ブランク期間とを比較する手段と、撮影者に対して
    メッセージを告知する手段とを少なくとも有し、前記経
    過期間が前記ブランク期間より長い場合に、前記メッセ
    ージ告知手段により、写真撮影を促すメッセージが少な
    くとも1回告知されることを特徴とする写真撮影促進カ
    メラ。
  5. 【請求項5】計時手段と、定型的な行事データを記憶す
    る手段と、現在の日時と前記定型的な行事データの日時
    とを比較する手段と、撮影者に対してメッセージを告知
    する手段とを少なくとも有し、前記定型的な行事データ
    の日時と現在の日時との差が予め定めた所定の期間以下
    となった場合に、前記メッセージ告知手段により、前記
    行事の案内と共に写真撮影を促すメッセージが少なくと
    も1回告知されることを特徴とする写真撮影促進カメ
    ラ。
  6. 【請求項6】計時手段と、撮影者固有の行事データを記
    憶する手段と、現在の日時と前記固有の行事データの日
    時とを比較する手段と、撮影者に対してメッセージを告
    知する手段とを少なくとも有し、前記固有の行事データ
    の日時と現在の日時との差が予め定めた所定の期間以下
    となった場合に、前記メッセージ告知手段により、写真
    撮影を促すメッセージが少なくとも1回告知されること
    を特徴とする写真撮影促進カメラ。
  7. 【請求項7】請求項4乃至6に記載の手段を複数組み合
    わせて構成される写真撮影促進カメラ。
  8. 【請求項8】前記固有の行事データが、1人目の子供の
    写真撮影履歴をもとに作製された2人目以降の子供の写
    真撮影の予定、又は、高齢者に対して行う遺影用の写真
    撮影の予定の少なくとも一方を含むことを特徴とする請
    求項6又は7に記載の写真撮影促進カメラ。
  9. 【請求項9】前記写真撮影促進カメラに、コンピュータ
    端末と交信する手段を備え、前記コンピュータ端末で入
    力したデータ、又は、前記コンピュータ端末がインター
    ネット網を通じて取得したデータが前記記憶手段に記憶
    されることを特徴とする請求項4乃至8のいずれか一に
    記載の写真撮影促進カメラ。
  10. 【請求項10】前記メッセージ告知手段に告知される前
    記メッセージが、音声、文字表示、画像表示のいずれか
    を含むことを特徴とする請求項4乃至9のいずれか一に
    記載の写真撮影促進カメラ。
  11. 【請求項11】前記写真撮影促進カメラに、携帯端末又
    はコンピュータ端末に対してデータを送信する手段を備
    え、前記メッセージが前記携帯端末又は前記コンピュー
    タ端末で告知されることを特徴とする請求項4乃至10
    のいずれか一に記載の写真撮影促進カメラ。
  12. 【請求項12】前記メッセージが、前記写真撮影促進カ
    メラの前記メッセージ告知手段で告知された後、所定の
    間隔をおいて前記携帯端末又は前記コンピュータ端末に
    送信されることを特徴とする請求項11記載の写真撮影
    促進カメラ。
  13. 【請求項13】請求項4乃至12のいずれか一に記載の
    写真撮影促進カメラと、該写真撮影促進カメラに接続さ
    れる前記携帯端末又は前記コンピュータ端末とで構成さ
    れる写真撮影促進システム。
  14. 【請求項14】前記コンピュータ端末が、インターネッ
    ト網を通じて、所定のサービス業者が保有するデータベ
    ースと接続されていることを特徴とする請求項13記載
    の写真撮影促進システム。
  15. 【請求項15】前記所定のサービス業者が保有する前記
    データベースに、前記写真撮影促進カメラの前記記憶手
    段に記憶された撮影履歴と、該写真撮影促進カメラで撮
    影された写真データとが少なくとも蓄積されていること
    を特徴とする請求項14記載の写真撮影促進システム。
  16. 【請求項16】前記データベースに、更に、推奨する写
    真撮影場所及び写真サンプルのデータが蓄積されている
    ことを特徴とする請求項15記載の写真撮影促進システ
    ム。
  17. 【請求項17】前記携帯端末又は前記コンピュータ端末
    で告知される前記メッセージが、音声、文字メール、画
    像メールのいずれかを含むことを特徴とする請求項13
    乃至16のいずれか一に記載の写真撮影促進システム。
  18. 【請求項18】前記文字メール又は前記画像メールに、
    前記所定のサービス業者が保有する前記データベースに
    基づくデータが付加されることを特徴とする請求項17
    記載の写真撮影促進システム。
  19. 【請求項19】撮影者から送信された写真撮影履歴を記
    憶し、データベース化するステップと、前記写真撮影履
    歴情報に基づいて前記撮影者固有の撮影のブランク期間
    を算出するステップと、前記ブランク期間に基づいて撮
    影のブランクが発生したか否かを判断するステップと、
    撮影のブランクが発生したと判断した場合に、前記撮影
    者に対して写真撮影を促進するメッセージを告知するス
    テップとを少なくとも有することを特徴とする写真撮影
    促進方法。
  20. 【請求項20】撮影者から送信された写真撮影履歴と定
    型的な行事データとを記憶し、データベース化するステ
    ップと、前記定型的な行事データの日時と現在の日時と
    の差が予め定めた所定の期間以下となったか否かを判断
    するステップと、所定の期間以下と判断した場合に、前
    記撮影者に対して、以前に行った対応する行事の写真撮
    影状況の案内と写真撮影を促進するメッセージとを告知
    するステップとを少なくとも有することを特徴とする写
    真撮影促進方法。
  21. 【請求項21】撮影者から送信された写真撮影履歴と前
    記撮影者に固有の行事データとを記憶し、データベース
    化するステップと、前記固有の行事データの日時と現在
    の日時との差が予め定めた所定の期間以下となったか否
    かを判断するステップと、所定の期間以下と判断した場
    合に、前記撮影者に対して写真撮影を促進するメッセー
    ジとを告知するステップとを少なくとも有することを特
    徴とする写真撮影促進方法。
  22. 【請求項22】前記固有の行事データに基づいて告知さ
    れる前記メッセージが、家族の写真撮影状況をデータベ
    ース化しておき、1人目の子供の写真撮影データをもと
    に、2人目以降の子供の写真撮影を前記撮影者に対して
    促進するメッセージであることを特徴とする請求項21
    記載の写真撮影促進方法。
  23. 【請求項23】前記固有の行事データに基づいて告知さ
    れる前記メッセージが、個人または集団の写真撮影状況
    と年齢状況をデータベース化しておき、少なくとも年1
    回の遺影用の写真撮影を提案するか、または撮影者に対
    して遺影用の写真撮影を促進するメッセージであること
    を特徴とする請求項21記載の写真撮影促進方法。
  24. 【請求項24】前記写真撮影履歴、前記年間行事データ
    又は前記特別行事データが、写真の現像、プリントを行
    うサービス業者が保有するデータベースに記憶されるこ
    とを特徴とする請求項19乃至23のいずれか一に記載
    の写真撮影促進方法。
  25. 【請求項25】請求項19乃至24のいずれか一に記載
    の写真撮影促進方法を、写真の現像、プリントを行うサ
    ービス業者が行うことを特徴とする写真撮影促進サービ
    スの提供方法。
  26. 【請求項26】前記サービス業者が、前記撮影者からの
    依頼に基づき、前記データベースに記憶されたデータを
    加工して任意の構成による写真アルバムを作成し、提供
    することを特徴とする請求項25記載の写真撮影促進サ
    ービスの提供方法。
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