JP2002183052A - 電子メールの伝達方法及び通信装置 - Google Patents

電子メールの伝達方法及び通信装置

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JP2002183052A
JP2002183052A JP2000383934A JP2000383934A JP2002183052A JP 2002183052 A JP2002183052 A JP 2002183052A JP 2000383934 A JP2000383934 A JP 2000383934A JP 2000383934 A JP2000383934 A JP 2000383934A JP 2002183052 A JP2002183052 A JP 2002183052A
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Yukihiro Azuma
幸博 東
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作者が生身のペット或いは子供と接す
るような愛情を抱くことができる、仮想生物を用いた電
子メールの伝達方法及び通信装置を提供する。 【解決手段】 電子メールの使用状況に応じて変化する
仮想生物の知性レベルを記憶し、前記知性レベルに基づ
いて、伝達可能な電子メールの内容を決定することを特
徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子メールと共に
仮想生物を送信可能な電子メールの伝達方法及び通信装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】室内を模倣したGUI画面上に電子ペッ
トを表示し、擬似的に電子ペットが電子メールを配達し
ているように見せるものについての発明が、特開平11
−65964号公報に記載されている。
【0003】前記公報によれば、電子ペットは、飼い主
である通信装置の操作者が、電子ペットに対してマウス
を用いておやつを与えたり撫でたりすることにより、ペ
ットの性格や挙動が決定されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来のよ
うな電子ペットは、飼い主の育て方により性格や挙動は
異なるものの、電子ペットの成長を示す指標がなく、電
子ペットが機械的に見えてしまう。そのため、飼い主が
仮想生物に対して愛情を感じ難い。
【0005】本発明はこのような問題を解決するために
なされたもので、操作者が生身のペット或いは子供と接
するような愛情を抱くことができる、仮想生物を用いた
電子メールの伝達方法及び通信装置を提供することを課
題とする。
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
になされた本発明に係る電子メールの伝達方法は、請求
項1記載の如く、電子メールの使用状況に応じて変化す
る仮想生物の知性レベルを記憶し、前記知性レベルに基
づいて、伝達可能な電子メールの内容を決定することを
特徴としている。
【0006】斯かる構成によれば、仮想生物に対して知
性レベルが記憶され、知性レベルに基づいて伝達可能な
電子メールの内容が決定するので、あたかも子供の能力
に応じて言葉が話せるような感覚を送信者や受信者がも
つことができる。従って、仮想生物に対する愛情を抱い
たり、子供を育てるような感覚をもつことができる。こ
こで、仮想生物としては、仮想の動植物の他、実在の動
植物(人間を含む)を模式的に示したものなどが含まれ
る。
【0007】また、請求項1記載の電子メールの伝達方
法を、請求項2記載の如く、前記知性レベルを、電子メ
ールの送信回数に応じて変化させ、前記電子メールの内
容には、仮想生物が伝達可能な電子メールの文字数が含
まれており、前記仮想生物を用いて送信した電子メール
の送信回数を記憶し、前記記憶されている電子メールの
送信回数の数の増加にしたがって、知性レベルを上昇さ
せ、伝達可能な文字数を増加させることもできる。
【0008】また、本発明に係る通信装置としての特徴
は、請求項4記載の如く、仮想生物に関する情報を記憶
する仮想生物記憶手段と、電子メールのテキストデータ
を記憶するメール記憶手段と、電子メールを送受信する
通信手段と、仮想生物及び電子メールを表示可能な表示
手段とが設けられており、前記仮想生物に関する情報に
は、仮想生物が伝達可能な電子メールの文字数、及び仮
想生物を用いて送信した電子メールの送信回数が含ま
れ、電子メールの送信回数が増加するほど、仮想生物を
用いて送信する電子メールの文字数が増加するよう、前
記送信回数と文字数とが関連付けられ、前記送信回数に
基づく文字数の電子メールと仮想生物は、その電子メー
ルを受信した側の表示手段に表示されている点にある。
【0009】斯かる請求項2又は4記載の構成によれ
ば、電子メールの送信回数が増加するほど、仮想生物が
伝達可能な文字数が増加することにより、あたかも仮想
生物が知性をもち、成長しているような感覚を送信者や
受信者に感じさせることができる。従って、仮想生物に
生身のペット、或いは子供と接するような愛情をもつこ
とができる。
【0010】また、請求項2記載の電子メールの伝達方
法は、請求項3記載の如く、前記電子メールの内容に
は、電子メールで表示可能な文字の種類が含まれてお
り、前記記憶されている電子メールの送信回数の増加に
したがって、知性レベルを上昇させ、伝達可能な文字の
種類を増加させることもできる。
【0011】また、請求項4記載の通信装置を、請求項
5記載の如く、前記仮想生物に関する情報に、仮想生物
が伝達可能な文字の種類を含み、電子メールの送信回数
が増加するほど、仮想生物を用いて送信する文字の種類
が増加するよう、前記送信回数と文字の種類を関連付
け、前記記憶された文字の種類を用いた電子メールを、
仮想生物と共に送信することもできる。
【0012】斯かる請求項3又は5記載の構成とするこ
とにより、知性の高さが文字表記にも現れることとな
り、擬人化が図られる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図面に基づいて説明する。図1は本発明に係る通信装
置の接続関係の一例を示す概要説明図であり、図2は、
通信装置の内部構成を示す説明図である。なお、本実施
形態において、仮想生物は二足歩行を行うねこを模式化
した画像を示すが、仮想生物はこのような動物に限定さ
れることなく、創作上の動植物や実在の動植物(人間を
含む)を模写或いは模式化したものなど、適宜変更可能
である。
【0014】図1において、参照符号20は、インター
ネット30にプロバイダー及び電話回線を介して接続可
能な、利用者側の通信装置を示す。前記通信装置20と
しては、それぞれ液晶ディスプレイ、CRTディスプレ
イ等から構成される表示手段21(図2参照)と、キー
ボード、マウス、テンキー等の入力手段22(図2参
照)を有する、パーソナルコンピュータ、PDA(携帯
情報端末)、電子メール機能を有する携帯電話等が好適
に用いられる。
【0015】また、インターネット30には、メールサ
ーバー40が接続されており、通信装置20から他の通
信装置20への電子メールのやりとりは、通信装置20
が接続されているメールサーバー40、及び他の通信装
置20が接続されているメールサーバー40を介して行
われている。なお、以下の説明において通信装置20に
接続されているメールサーバー40間のやりとりは、S
MTPを通じて行われているものとし、説明を省略す
る。
【0016】前記通信装置20には、図2に示すよう
に、電子メールを送受信可能なメール部10が設けられ
ており、以下に前記メール部10の構成について詳細に
説明する。図2に示すように、メール部10には、電子
メールの内容、送信者のメールアドレス、受信者のメー
ルアドレスなどのメールに関する情報が記憶されている
電子メール記憶手段11、及び仮想生物に関するデータ
を記憶する生物記憶手段12が設けられている。上記各
記憶手段としては、ハードディスク等が好適に用いられ
得る。
【0017】ここで、仮想生物とは、通信装置の表示手
段21で表示され、あたかも表示手段の表示画面上で実
際に生きているように動く画像を意味する。
【0018】更に、メール部10には、データの転送、
各部の制御、種々の演算、プログラムの実行等を行い、
CPUなどから構成されている制御手段15、及び電子
メールを送受信するための通信手段16が設けられてい
る。
【0019】前記生物記憶手段12内の生物データテー
ブル120に記憶される仮想生物に関する情報には、図
3に示すように、その仮想生物を特定する識別番号、仮
想生物の知性レベル、電子メールの送信回数、仮想生物
の画像データが格納されているファイル名、仮想生物の
見かけ上の特徴を示す特徴データなどが含まれている。
【0020】ここで、仮想生物の知性レベルとは、仮想
生物がどの程度の知性を有しているかを定量的に示すも
ので、例えば1,2,・・・,10などの数字で表示さ
れており、知性レベルが上昇するほど、大きな数字で表
現される。知性レベルは、例えば電子メールの送信回数
により上昇し、知性レベルが上昇することによって、仮
想生物が相手先に対して伝達可能な電子メールの内容が
豊富になるよう、知性レベルと電子メールの内容とが関
連付けられている。電子メールの内容には、例えば仮想
生物が記憶可能な文字数や、仮想生物が表示可能な文字
の種類(例えばひらがな、カタカナ、漢字、記号、アル
ファベットなど)などが含まれる。
【0021】仮想生物Aが伝達可能な文字数は知性レベ
ルに基づいて決定されるよう、知性レベルと伝達可能な
文字数とが関連付けられている。例えば、知性レベルが
3以下であれば、伝達可能な文字数が6文字、知性レベ
ルが4〜6であれば10文字、知性レベルが7〜10で
あれば文字数に制限無し、などと設定することができ
る。すなわち、知性レベルの数字が大きくなるほど、伝
達可能な文字数が増加する設定となっている。
【0022】また、仮想生物Aが伝達可能な文字の種類
も、知性レベルの高さに応じて増加するように設定され
ている。例えば、知性レベルが3以下であれば、ひらが
なのみ、知性レベルが4〜5であればひらがなとカタカ
ナ、知性レベルが6〜7であればひらがな、カタカナ、
漢字、知性レベルが8〜9であれば、ハイフォン、ひら
がな、カタカナ、句読点などの記号、知性レベルが10
であれば、ひらがな、カタカナ、漢字、記号、アルファ
ベットが送信可能となるように設定されている。
【0023】尚、仮想生物が伝達可能な文字数や文字の
種類は、操作者には視認不能とされている。
【0024】さらに、前記特徴データとしては、例え
ば、仮想生物の色、羽の有無、目の形、まつげの長短、
四肢の長短などが挙げられる。
【0025】次に、上述のように構成された通信装置を
用いた電子メールの伝達方法について図4を参照しなが
ら説明する。
【0026】まず、通信装置20の操作者は、予め設定
されている複数の仮想生物の中から1匹を選択する。そ
の際、例えば表示手段には仮想生物の画像が表示されて
おり、操作者がその中から気に入った仮想生物をクリッ
クするなどすることによって選択が行われるように構成
することもできるし、仮想生物の知性レベルや特徴デー
タなどを参照することによって選択するように構成して
もよい。
【0027】操作者が選択した仮想生物Aの画像から、
仮想生物Aが特定され、特定された仮想生物Aに関する
データは、前記生物記憶手段12から呼び出される。
【0028】次に、通信装置20の操作者は、電子メー
ルの入力画面が表示されると(図5(a)参照)、伝達
したいメッセージ、送信先などをキーボードなどの入力
手段22を用いて入力する(図4のステップS10)。
【0029】入力が完了すると、入力されたメッセージ
と送信先は、一旦電子メール記憶手段11に保存され
る。また、メッセージは、一旦RAMなどの一時記憶手
段にも記憶される。
【0030】一方、予め設定されている仮想生物Aの伝
達可能な文字数が生物記憶手段12から呼び出され、前
記電子メール記憶手段11に記憶されたメッセージが、
前記文字数分を除いて制御手段15にて削除される。削
除されずに残存した文字数分のメッセージが電子メール
記憶手段11に上書き保存される。
【0031】このとき、仮想生物Aが伝達可能な文字の
種類が生物記憶手段12の生物データテーブル120に
記憶された知性レベルから決定されており、操作者が入
力した文字の種類が仮想生物Aにとって伝達不能な文字
の種類である場合には、伝達可能な文字の種類に変換さ
れたうえで、伝達可能な文字数分が残存することとな
る。
【0032】例えば、知性レベルが「1」である場合、
操作者が「お友達になってね」と漢字まじりで入力した
と仮定すると、仮想生物Aは、ひらがなしか伝達できな
いため、まず入力されたメッセージを制御手段15にお
いて「おともだちになってね」と、ひらがなに変換する
(図4のステップS20)。
【0033】そして、ひらがなに変換された「おともだ
ちになってね」というメッセージの中から、予め設定さ
れている文字数のみを残して削除する。上述の例のよう
に、知性レベルが「1」である場合、伝達可能な文字数
が6文字なので、「おともだちに」を残し、「なって
ね」を削除する(図4のステップS30)。残された
「おともだちに」が、電子メール記憶手段11に上書き
保存される。
【0034】このとき、操作者によって入力されたメッ
セージを削除した場合には、残された部分のメッセージ
に、忘れたことを示す語尾、例えば「・・・なんだっけ
?」などを付加して、電子メール記憶手段11に記憶さ
せる。
【0035】また、メッセージを削除していない場合に
は、送信元から伝達することをを示す語尾、例えば「っ
て言ってたよ。」などを付加して、電子メール記憶手段
11に記憶させる。これらの語尾は、予め語尾記憶手段
(図示せず)に記憶されており、適宜引用される。
【0036】操作者、換言すると電子メールの送信者
が、所定の操作、例えば、予め設けられた送信ボタンな
どをクリックすることにより、電子メールは電子メール
記憶手段11に記憶された送信先のメールサーバーに、
通信手段16を介して送信される。このとき、電子メー
ル記憶手段11には、仮想生物の知性レベル及び特徴デ
ータも記憶されており、電子メールと共に送信される。
このとき、生物データテーブル120内の電子メール送
信回数はカウントアップされる。
【0037】このとき、送信者側の通信装置において
は、メッセージの伝達を仮想生物Aに依頼する文言、例
えば「って伝えて」を、前記一時記憶手段に記憶されて
いる「おともだちになってね」というメッセージに加え
る手順が制御手段15により行われて、「お友達になっ
てね、って伝えて。」と表示手段の画面に表示される
(図5(b)参照)。このような表示を行うことによ
り、送信者が仮想生物Aに対して、メッセージの伝達を
依頼しているような感覚を味わうことができる。さら
に、このような依頼の表示の際、仮想生物Aがうなずく
ような画像を表示することにより、送信者の依頼に対し
て、仮想生物Aが了解したように送信者に思わせること
も可能である。尚、「って伝えて。」は、前記語尾記憶
手段内に記憶されている。
【0038】送信された電子メールが、相手先でメール
サーバーから通信手段を介して受信されると、図6に示
すように、相手先の通信装置の表示手段の画面に、上述
の電子メール記憶手段11に保存されていたメッセージ
を、仮想生物Aと共に表示する。
【0039】このようにして、相手先の表示手段の画面
においては、あたかも仮想生物Aが電子メールの送信者
からのメッセージを伝達しているように表示することが
できる。
【0040】ここで、相手先にも仮想生物がいる場合に
は、その仮想生物と送信した仮想生物Aが話をしている
ような画面を表示することもできる。
【0041】このように、送信回数により、仮想生物A
が伝達可能な文字数と、伝達可能な文字の種類が決定さ
れており、送信回数が増加するほど伝達可能な文字数や
文字の種類が増加するように構成することにより、電子
メールの送信者(通信装置の操作者)は、仮想生物Aが
あたかも人間が文字を覚えて成長するような感覚をもつ
ことができる。
【0042】さらには、送信者が送った電子メールのう
ち、途中までしか届かなかった場合など、受信者が送信
者に対して内容の確認を電話などによって行うことも考
えられ、人と人とのコミュニケーションを図ることも可
能である。
【0043】なお、上記実施形態においては、電子メー
ルの送信回数によって知性レベルが上昇したが、電子メ
ールの送信回数に加えて、電子メールを送信した相手先
の仮想生物の知性レベルを参照し、相手先の仮想生物の
知性レベルが自分の知性レベルよりも高い場合には、更
に知性レベルを上昇させるように構成してもよい。
【0044】このような場合には、電子メールを送信し
た相手先の仮想生物の知性レベルを、相手先の仮想生物
の生物データテーブルから呼び出す。相手先の仮想生物
の知性レベルが自分の知性レベル(送信時に添付されて
いる)よりも高い場合には、自分の知性レベルを1レベ
ル以上であって、相手先の仮想生物の知性レベルを超え
ないレベルまで上昇させ、知性レベルを更新する。
【0045】更新された知性レベルは、仮想生物と共に
自動的に返信される。返信された知性レベルは、仮想生
物Aに関するデータが記憶されている生物データテーブ
ル120へ伝送され、生物データテーブル120内の知
性レベルが返信された知性レベルへと更新される。
【0046】上記実施形態においては、入力したメッセ
ージを一旦電子メール記憶手段11に記憶した後、仮想
生物が伝達可能な文字数を生物記憶手段12から参照
し、電子メール記憶手段11に記憶されているメッセー
ジから伝達可能な文字数を超過した文字を削除するよう
に構成したが、電子メール記憶手段には、制御手段によ
り超過した文字が削除されて残存した文字のみを記憶さ
せてもよい。
【0047】また、前記実施形態においては、電子メー
ルの送信回数の増加に応じて、仮想生物が伝達可能な文
字数や文字の種類が増加したが、電子メールの送信回数
に変えて、時間の経過と共に伝達可能な文字数や文字の
種類を増加させてもよい。このように時間の経過と共に
伝達可能な文字数や文字の種類を増加させることによっ
ても、知性が時間の経過と共に高まるように操作者に感
じさせることができる。従って、電子メールの送信者
(通信装置の操作者)は、仮想生物に対して子供を育て
ているような感覚で、愛情を感じることができる。
【0048】なお、仮想生物の知性の発達としては、電
子メールの送信回数の増加又は時間の経過と共に文字数
と文字の種類の両方を増加させなくとも、少なくとも文
字数か文字の種類の何れか一方が増加するように構成す
れば充分である。
【0049】また、操作者が、単語や文章を所定の回数
以上、例えば3回以上入力すると、その単語や文章は必
ず伝達可能とするよう、入力した単語や文章を、その回
数と共に記憶する入力語記憶手段を設け、入力語記憶手
段を参照して伝達する電子メールの内容から所定回数以
上入力された単語や文章を残存させるように通信装置を
構成してもよい。このように構成することにより、より
擬人化が図られる。或いは、所定の回数以上入力した単
語や文章は、操作者が入力しなくとも必ず相手先に伝達
するように通信装置を構成してもよい。
【0050】さらには、操作者が入力した文章を、単語
に分解し、電子メールの送信回数の増加又は時間の経過
と共に、伝達可能な単語の数を増加させるように通信装
置を構成してもよい。その場合には、生物記憶手段の生
物データテーブルに、文字数に代えて、単語の数を記憶
させればよい。
【0051】また、送信者と受信者の双方の通信装置に
仮想生物がいる場合には、その仮想生物間でお見合いを
させてもよい。このような場合には、例えば双方の通信
装置間における電子メールの送受信回数を、相手の識別
番号と関連付けて生物データテーブルに記憶し、所定回
数以上であればお見合いが可能であることを示す画像を
表示させる。そして、双方の操作者がお見合いに合意す
ることを示すコマンドなどを入力することにより、お見
合いが成立する。
【0052】このように、お見合いが成立した後、所定
期間後には、前記2匹の仮想生物の特徴を兼ね備えた卵
(又は仮想生物の子供)が出現する。その際には、例え
ばそれぞれの仮想生物の特徴データから少なくとも1つ
づつ取り出し、その卵(新たな仮想生物)の特徴データ
とすることにより、卵がそれぞれの特徴を兼ね備える。
【0053】このように、お見合いが成立すると、それ
ぞれの特徴を兼ね備えた子供が生まれるように構成すれ
ば、様々な特徴をもつ仮想生物をお見合いさせることに
より、個性のある仮想生物を生成することができ、操作
者にとって、子供が生まれるときのような楽しみを疑似
体験させることができる。尚、仮想生物の卵は、仮想生
物の種類に応じて子供の形や種の形などで生まれるよ
う、画像を適宜変更することができる。例えば、仮想生
物が人間の画像であれば、赤ん坊の画像を初期の画面に
表示し、仮想生物が他の哺乳類の模式化された画像であ
る場合には、その哺乳類の子供の姿を模式化した画像を
初期の画面に表示すればよい。
【0054】
【発明の効果】本発明によれば、電子メールの送信者
は、仮想生物に対して、生身のペット或いは子供と同じ
ような愛情をもつことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る通信装置の接続関係の一例を示す
概要説明図。
【図2】通信装置の内部構成を示す説明図。
【図3】生物記憶手段の生物データテーブルの構成を示
す説明図。
【図4】通信装置内の電子メール作成工程を示すフロ
ー。
【図5】(a)は、電子メールの入力を促す画面の一例
を示し、(b)は、送信画面の一例を示す。
【図6】受信側の表示画面の一例。
【符号の説明】
11 電子メール記憶手段 12 生物記憶
手段 15 制御手段 16 通信手段 20 通信装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 仮想生物が添付された電子メールの伝
    達方法であって、 仮想生物の知性レベルを記憶し、 前記知性レベルに基づいて、伝達可能な電子メールの内
    容を決定することを特徴とする電子メールの伝達方法。
  2. 【請求項2】 前記知性レベルは、電子メールの送信
    回数に応じて変化し、 前記電子メールの内容には、仮想生物が伝達可能な電子
    メールの文字数が含まれており、 前記仮想生物を用いて送信した電子メールの送信回数を
    記憶し、 前記記憶されている電子メールの送信回数の数の増加に
    したがって、知性レベルが上昇し、伝達可能な文字数が
    増加する請求項1記載の電子メールの伝達方法。
  3. 【請求項3】 前記電子メールの内容には、電子メー
    ルで表示可能な文字の種類が含まれており、 前記記憶されている電子メールの送信回数の増加にした
    がって、知性レベルが上昇し、伝達可能な文字の種類が
    増加する請求項2記載の電子メールの伝達方法。
  4. 【請求項4】 電子メールを、仮想生物を用いて送受
    信可能な通信装置であって、 仮想生物に関する情報を記憶する仮想生物記憶手段と、 電子メールのテキストデータを記憶するメール記憶手段
    と、 電子メールを送受信する通信手段と、 仮想生物及び電子メールを表示可能な表示手段とが設け
    られており、 前記仮想生物に関する情報には、仮想生物が伝達可能な
    電子メールの文字数、及び仮想生物を用いて送信した電
    子メールの送信回数が含まれ、 電子メールの送信回数が増加するほど、仮想生物を用い
    て送信する電子メールの文字数が増加するよう、前記送
    信回数と文字数とが関連付けられ、 前記送信回数に基づく文字数の電子メールと仮想生物
    は、その電子メールを受信した側の表示手段に表示され
    てなることを特徴とする通信装置。
  5. 【請求項5】 前記仮想生物に関する情報には、仮想
    生物が伝達可能な文字の種類が含まれ、 電子メールの送信回数が増加するほど、仮想生物を用い
    て送信する文字の種類が増加するよう、前記送信回数と
    文字の種類が関連付けられ、 前記記憶された文字の種類を用いた電子メールを、仮想
    生物と共に送信する請求項3記載の通信装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107169872A (zh) * 2017-05-09 2017-09-15 北京龙杯信息技术有限公司 用于生成虚拟礼物的方法、存储设备和终端

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107169872A (zh) * 2017-05-09 2017-09-15 北京龙杯信息技术有限公司 用于生成虚拟礼物的方法、存储设备和终端

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