JPH1165965A - 電子メールの自動送信制御方法、自動送信制御装置及び自動送信制御プログラム供給媒体 - Google Patents

電子メールの自動送信制御方法、自動送信制御装置及び自動送信制御プログラム供給媒体

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JPH1165965A
JPH1165965A JP34982797A JP34982797A JPH1165965A JP H1165965 A JPH1165965 A JP H1165965A JP 34982797 A JP34982797 A JP 34982797A JP 34982797 A JP34982797 A JP 34982797A JP H1165965 A JPH1165965 A JP H1165965A
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和彦 八谷
Michio Kitamura
道雄 北村
Takashi Kouki
俊 幸喜
Namie Ootaki
奈見江 大瀧
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部屋の内部を模したGUI画面上にあたかも
ペットが行き来して手紙を配達するかのようなアニメー
ション表示を伴って、電子メールを簡単に送信するとと
もに、ユーザがエージェントに親しみを持って電子メー
ルを送信できるようにする。 【解決手段】電子ペットの経験に応じて更新されるエー
ジェントデータを電子メールの添付書類として送信する
ことで、部屋の内部を模したGUI画面100上に、あ
たかもペット103が行き来して手紙を配達するかのよ
うなアニメーションを表示する。このアニメーション表
示されるペット自体の挙動を飼育環境に応じて変化さ
せ、電子ペットにより、予め用意された文例の中からエ
ージェントデータに応じた文例を選択して、飼い主であ
るユーザ宛又はユーザの過去のメール送信相手に自発的
に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】通信ネットワークを介してパ
ーソナルコンピュータなどの通信端末間で電子メールを
授受するための電子メールの自動送信制御方法、自動送
信制御装置及び自動送信制御プログラム供給媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】離れているコンピュータ間で互いに情報
を授受することができる世界的な規模の通信ネットワー
ク環境を提供するインターネットの一つの利用形態とし
て、電子メールが広く普及している。
【0003】インターネットの電子メール・システムで
は、各ドメイン毎にメール・サーバが分散して設けられ
ており、クライアント(ユーザ)は自分の所属するドメ
インのメール・サーバに対して電子メールの送受信を行
う。
【0004】すなわち、送信者は、伝えたい内容をエデ
ィタで記述し、メーラ(メールを送受信するためのソフ
トウエア)と呼ばれる電子メール用クライアント・ツー
ルによって、必要なアドレスと宛名を付与して受信者に
送る。
【0005】送信者の所属するドメインのメール・サー
バは、送信すべきメールを組織の代表のメール・サーバ
に送る。代表メール・サーバは、次にたどり着くべきサ
ーバ/ノードのアドレスを付与してネットワークに送
る。ネットワークは、宛名を参照しながら、それを通信
相手(受信者)の所属するメール・サーバに順次転送す
る。
【0006】受信者は、メーラを起動した際に到着通知
が表示されるなどの各種方法で、自分のポストに電子メ
ールが着信したことを確認し、メーラによって自分宛の
メールを読むことができる。
【0007】電子メールの配送には、TCP/IP(Tra
nsmission Control Protocol/Internet Protocol)の上
位プロトコルであるSMTP(Simple Mail Transfer Pr
otocol)を通信プロトコルとして用いる。通常、メーラ
によって、自動的に書式の組立てが行われ、メール本文
には、SMTPに従って、日付[Date:]、 メール送信
元名[From:]、宛先名[To:]、標題[Subject:]、カ
ーボン・コピー(CarbonCopy)[Cc:] 、ブラインド・カ
ーボン・コピー(Blind Carbon Copy)[Bcc:]などの語
句を先頭に記述した行からなるヘッダが先頭部分に付加
される。
【0008】また、インターネットの電子メールシステ
ムは、テキスト(文字情報:キャラクタ・コード)が基
本であるが、英語以外の言語や画像、音声などのマルチ
メディア・データを扱うことができるようにするための
拡張フォーマットがMIME(Multipurpose Internet M
ail Extension)として定義されている。すなわち、静止
画情報、動画情報、音声情報などは圧縮した上でキャラ
クタ・コードに変換してMIME形式でテキストに組み
込まれて送られる。受信側は、自動的にMIME形式を
解釈し、組み込まれているそれぞれの情報がどういう形
式なのかを調べて、それぞれを表示/再生するするため
のビューア/プレーヤ・ツールを起動する。
【0009】ここで、例えば、電子メールに画像情報を
付加して送信することにより、画像と文字とが混在した
電子メールを送受信することができるようにするした電
子メールシステムとしては、本出願人が先に提案した特
開平5−274233号公報が知られている。この電子
メールシステムによれば、端末のキーボード又はマウス
が操作され、CRTに表示された便箋上に文字のみから
なる本文と画像が描かれ、キーボード又はマウスが操作
されて電子メールの送信コマンドが発せられる。すると
本文の最上行に宛名が記入されているか否かが判定さ
れ、宛名が記入されていると判定された場合、宛名、差
出人及び現在の日付からなる電子メールのヘッダが作成
される。次に便箋上に画像が描かれているか否かが判定
され、画像が描かれていると判定された場合、画像が描
かれている便箋のページを示すページ情報、画像の位置
を示す位置情報及び画像の名称よりなる画像情報データ
が作成され、電子メールのヘッダに付加され、本文が付
加されて送信される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述した電子メールシ
ステムは、使い慣れると非常に便利である反面、実際の
生活で慣れ親しんでいる手紙の配達の仕組みとは全く異
なっているため、初めてパーソナルコンピュータを使用
して電子メールのやり取りを行うユーザーにとっては、
利用し難いという側面があった。すなわち、電子メール
をやり取りするためのソフトウェアであるメーラーの操
作方法をマニュアル等で学習し、十分に理解した上でな
ければ利用することができなかった。
【0011】また、近年、インターネット端末と呼ばれ
るインターネットへのアクセス機能を組み込んだセット
トップボックスが商品化されており、このインターネッ
ト端末を家庭用のテレビジョン受像機に接続すること
で、パーソナルコンピュータを所有していないユーザー
であっても手軽にインターネットのサービスを利用でき
るようになってきている。しかしながら、このようなイ
ンターネット端末のユーザーにとっても、メーラーの操
作方法は直感的に理解し得るものでかった。
【0012】ここで、ユーザーの使い勝手を考慮した電
子メールのGUI(Graphical UserInterface)として
は、例えば、米国General Magic Inc.が開発したMagic
Cap(商標)と呼ばれるOSで実現される机の上を模倣
したデスクトップメタファの画面が知られている。な
お、このMagic CapのGUI画面の表示例を図
57に示す。このMagic CapのGUI画面は、
日常的な道具や生活空間の比喩がイメージ化されてお
り、その初期画面は、書斎を模したデスクトップ画面3
00となっている。このデスクトップ画面300には、
現在の時刻を示す時計301、受信された電子メールの
数を示すインボックス302、送信待ちの電子メールの
数を示すアウトボックス303、ファイルを保存するた
めのファイルキャビネット304などが表示されてい
る。さらに、電話305、アドレス帳306、電子メー
ルで送信するメッセージを作成するためのハガキ30
7、ノート308、スケジュール帳309などが、引き
出しの付いた机の上に置かれた状態で表示されており、
これらを直接、ペンでタッチすることで操作が可能とな
っている。
【0013】しかしながら、このようなMagic C
apのGUI画面においては、実際のハガキを模したイ
メージが表示されるものの、そのハガキ307を受け取
って配達する過程、若しくは他のユーザーからハガキ3
07が配達される過程は一切表示されないため、配達行
為そのものを直感的に把握することができなかった。し
たがって、電子メールのやり取りの過程や操作方法を、
実際の生活上で行われている手紙の配達の仕組みから類
推することはできなかった。
【0014】なお、特開平3−222033号(対応米
国特許5347628)公報には、データ処理装置のイ
ンターフェースとして、室内を模倣したデスクトップメ
タファの画面を動画的アイコンにより電子データを直感
的にアクセス可能にしたGUIに関する技術が開示され
ている。
【0015】そこで、上述の如き従来の実状に鑑み、本
発明の目的は、現実世界指向GUIを利用し、電子メー
ルを自分の代理であるエージェントに託して直感的に理
解し得る操作により簡単に送信することができるばかり
でなく、ユーザすなわち依頼者が親しみを持ってエージ
ェントを使用することができる電子メールの自動送信制
御方法及び自動送信制御装置並びに自動送信制御プログ
ラム供給媒体を提供することにある。
【0016】また、本発明の他の目的は、上記エージェ
ントが自発的に送信する電子メールの内容にユーザが飽
きてしまう時期に上記エージェントの機能を停止させる
ことができ、また、上記エージェントの機能が停止した
ことをユーザ宛やユーザの電子メール相手宛への電子メ
ールにより知らせることができる電子メールの自動送信
制御方法及び自動送信制御装置並びに自動送信制御プロ
グラム供給媒体を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電子メール
の自動送信制御方法及び自動送信制御装置並びに自動送
信制御プログラム供給媒体は、電子メールの送信を指定
する送信命令に応じて、メールヘッダを付加したメール
本文に、電子メールを配達するエージェントの挙動を制
御するエージェントパラメータを添付して、ユーザの電
子メール相手宛に送信するとともに、上記エージェント
に対する操作履歴が反映された経験内容に応じてエージ
ェントパラメータを変更し、上記エージェントパラメー
タに基づいてエージェントが予め準備された文例の電子
メールをユーザ宛に自発的に送信することを特徴とす
る。
【0018】また、本発明に係る電子メールの自動送信
制御方法及び自動送信制御装置並びに自動送信制御プロ
グラム供給媒体は、電子メールの送信を指定する送信命
令に応じて、メールヘッダを付加したメール本文に、電
子メールを配達するエージェントの挙動を制御するエー
ジェントパラメータを添付して、ユーザの電子メール相
手宛に送信するとともに、上記エージェントに対する操
作履歴が反映された経験内容に応じてエージェントパラ
メータを変更し、上記エージェントパラメータに基づい
てエージェントが予め準備された文例の電子メールをユ
ーザの電子メール相手宛に自発的に送信することを特徴
とする。
【0019】また、本発明に係る電子メールの自動送信
制御方法及び自動送信制御装置並びに自動送信制御プロ
グラム供給媒体は、電子メールの送信を指定する送信命
令に応じて、メールヘッダを付加したメール本文に、電
子メールを配達するエージェントの挙動を制御するエー
ジェントパラメータを添付して、ユーザの電子メール相
手宛に送信するとともに、上記エージェントに対する操
作履歴が反映された経験内容に応じてエージェントパラ
メータを変更し、上記エージェントパラメータに基づい
てエージェントがユーザ又はユーザの電子メール相手を
ランダムに選択して予め準備された文例の電子メールを
ユーザ宛又はユーザの電子メール相手宛に自発的に送信
することを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0021】本発明は、例えば図1に示すように、それ
ぞれ公衆電話回線1,2とインターネット・サービスプ
ロバイダ11,12を介してインターネット10に接続
される複数のパーソナルコンピュータ21,22間で電
子メールの送信・受信を行うインターネットの電子メー
ル・システムに適用される。
【0022】インターネット・サービスプロバイダ11
は、LAN(Local Area Network)11Bを介して相互に
接続されたルータ11A、コミュニケーション・サーバ
11Cやメール・サーバ11Dなどで構成されている。
メール・サーバ11Dには電子メールを一時的に蓄積す
るためのハードディスクドライブで構成されるメール・
スプール11Eが設けられており、コミュニケーション
・サーバ11Cには公衆電話回線1を介してパーソナル
コンピュータ21と接続するためのモデム11Fが設け
られている。このインターネット・サービスプロバイダ
11は、コミュニケーション・サーバ11Cに対し公衆
電話回線1を介してダイヤルアップIP接続したクライ
アント(ユーザ)のパーソナルコンピュータ21から送
信されてきた電子メールをメール・サーバ11Dに転送
し、メール・サーバ11Dはこの転送されてきた電子メ
ールをインターネット10を介して相手先が属している
ドメインのインターネット・サービスプロバイダ12の
メール・サーバ(図示略)に転送する。また、インター
ネット・サービスプロバイダ11は、インターネット1
0を介してクライアント(ユーザ)宛の電子メールが転
送されてくるとメール・スプール11Eに蓄積して保存
しておき、該当するクライアント(ユーザ)からの転送
要求があるとそのクライアント(ユーザ)宛に電子メー
ルを転送する。なお、他のインターネット・サービスプ
ロバイダ12,・・・も上記インターネット・サービス
プロバイダ11と基本的に同様な電子メール蓄積・転送
機能を備えている。
【0023】また、インターネット・サービスプロバイ
ダ11のクライアント(ユーザ)のパーソナルコンピュ
ータ21は、演算処理ユニット(CPU:Central Processi
ng Unit)21a、リードオンリーメモリ(ROM: Read On
ly Memory)21b、ランダムアクセスメモリ(RAM:Rand
om Access Memory)21c、ハードディスクドライブ(HD
D:Hard Disk Drive)21d、フロッピーディスクドライ
ブ(FDD:Floppy DiskDrive)21e、CD−ROMドラ
イブ21f、表示制御部(CRTC: Cathode RayTube Cont
roller)21g、モデム21h、インターフェース部(I/
F) 21iやビデオRAM21jなどが設けられた装置
本体21Aと、上記表示制御部21gに接続されたCR
T表示装置21Bと、上記インターフェース部21iに
接続されたキーボード21C及びマウス21Dとからな
る。
【0024】そして、このパーソナルコンピュータ21
は、装置本体21Aに設けられたモデム21hを介して
公衆電話回線1に接続されるようになっている。
【0025】パーソナルコンピュータ21は、例えば、
CD−ROMドライブ21fによりCD−ROM21E
に格納された電子メール送受信プログラムを読み出して
インストールすることにより、メーラとして機能する。
なお、電子メール送受信プログラムは、インターネット
10上のソニーコミュニケーションネットワーク株式会
社によって運用されているWWW(World WIide Web) サ
ーバの例えばhttp://www.so−net.o
r.jp/postpet(登録商標)/index.
htmlから、インターネット・サービスプロバイダ1
1及び上記公衆電話回線1を介してダウンロードしてイ
ンストールしてもよい。
【0026】したがって、本発明の特許請求の範囲にお
けるプログラム供給媒体は、例えば、CD−ROM21
Eなどの記録媒体のみならず、インターネットやデジタ
ル衛星データ放送などの伝送媒体をも包含する広義の媒
体を意味するものである。
【0027】この実施の形態では、他のパーソナルコン
ピュータ22も上記パーソナルコンピュータ21と同じ
電子メール送受信プログラムがインストールされること
により、メーラとして機能するようになっている。
【0028】そして、上記電子メール送受信プログラム
がインストールされたパーソナルコンピュータ21にお
いて、上記演算処理ユニット21aは、メーラが起動さ
れると、室内を模倣したGUI(Graphical User Interf
ace)画面に対応するビットマップデータを生成して表示
制御部21gのビデオRAM21j上に書き込み、上記
表示制御部21gにより表示装置21Bの画面上に図2
に示すGUI画面100を表示させる。
【0029】また、上記演算処理ユニット21aは、上
記GUI画面100上にポインティングカーソル101
を重ねて表示するために、上記ポインティングカーソル
101のビットマップデータをビデオRAM21j上の
所定位置に書き込む。これにより、上記表示装置21B
の画面に表示されたGUI画面100上のマウス21D
で指定された位置にポインティングカーソル101が表
示される。
【0030】GUI画面100の上部には、そのタイト
ル102が表示される。図2に示すGUI画面100で
は、タイトル102として「PostPet(部屋)」と表
示されている。なお、PostPet及びポストペットは、
ソニーコミュニケーションネットワーク株式会社によっ
て提供されるインターネット電子メール送受信プログラ
ムであるメーラの商標である。
【0031】この場合、上記演算処理ユニット21a
は、電子メールの送信・受信を行うエージェントとし
て、例えば熊の人形を模したポストペット103と、ロ
ボットの人形を模したポストマン104を上記GUI画
面100上に重ねて表示するために、上記GUI画面1
00に対応するビットマップデータ上に重ねて上記ポス
トペット103とポストマン104のビットマップデー
タを上記ビデオRAM21j上の所定位置に書き込む。
これにより、上記表示装置21Bには、GUI画面10
0上に上記ポストペット103とポストマン104が表
示される。
【0032】ここで、上記ポストペット103のキャラ
クタとしては、例えば、図3に示すように、熊の人形を
模したテディイベア(モモ)103A、オカガメ(スミ
コ)103B、雑種ネコ(フロ)103C、ミニウサギ
(ミッピ)103D、はてな君103Eなどが準備され
ており、これらの内のはてな君103Eを除いた1種類
を上記ポストペット103すなわちエージェントとして
登録して使用することができるようになっている。ま
た、上記ポストペット103は、後述するように学習機
能により変化するエージェントパラメータによって、挙
動が決定されるようになっている。
【0033】また、この図2に示す「PostPet(部
屋)」のGUI画面100の左側部分には、図4に示す
ような「メールを書く」のGUI画面110の表示を指
示するためのメールを書くアイコン105A、図5に示
すような「受信簿」のGUI画面120の表示を指示す
るための受信簿アイコン105B、図示しない「送信
簿」のGUI画面の表示を指示するための送信簿アイコ
ン105C及び接続を指示するためのメールチェックア
イコン105Dが表示されている。
【0034】そして、ユーザが例えばマウス21Dの操
作によりポインティングカーソル101を上記「Post
Pet(部屋)」のGUI画面の例えばメールを書くアイ
コン105A上に移動させて、上記メールを書くアイコ
ン105Aをクリックすると、上記演算処理ユニット2
1aは、図4に示すように、上記「PostPet(部
屋)」のGUI画面100に「メールを書く」のGUI
画面110を重ねた状態のビットマップデータを上記ビ
デオRAM21j上の所定位置に書き込む。これによ
り、上記表示装置21Bの画面には、上記「PostPet
(部屋)」のGUI画面100と「メールを書く」のG
UI画面110がマルチウインドウ表示される。
【0035】上記GUI画面110の上部には、タイト
ル112として「メールを書く」と表示される。この
「メールを書く」のGUI画面110は、その上側半分
がメールヘッダの内容を表示するための第1の表示領域
113で、また、下側半分がメールの内容を表示するた
めの第2の表示領域114となっている。上記第1の表
示領域113には、ユーザが例えばキーボード21Cを
操作することにより入力される宛先名[To:]、メール
送信元名[From:]、標題[Subject:]、カーボン・コ
ピー (Carbon Copy)[Cc:]、アタッチメント[Attachm
ent:]などのヘッダ情報が表示される。また、この第1
の表示領域113には、上記ポストペット103による
メールの発送を指示するためのペットにわたすアイコン
115Aと、上記ポストマン104によるメールの発送
を指示するためのポストマンにわたすアイコン115B
が表示されている。
【0036】また、上記第2の表示領域114には、ユ
ーザが例えばキーボード21Cを操作することにより入
力されたメール本文が表示される。
【0037】そして、ユーザが、マウス21Dを操作し
て、図19に示すようにポインティングカーソル101
を「メールを書く」のGUI画面110のペットにわた
すアイコン115A上に移動させ、マウスボタンをクリ
ックすると、演算処理ユニット21aは、後述する図1
0に示す送信サブルーチン処理の内の、ステップSP2
0からSP27の処理を実行して、ペットメールを送信
する。
【0038】すなわち、演算処理ユニット21aは、図
6に示すように、メールヘッダ201を付加したメール
本文202に、ポストペット103の挙動を決めるエー
ジェントパラメータ203を添付書類として添付して成
る電子メールのデータを生成し、これをペットメールと
して相手先に送信する。
【0039】ここで、上記エージェントパラメータ20
3は、図6に示すように、メールの発信日時を示す発信
日時情報203A、受信側がこのデータをモディファイ
して返信する必要があるか否かを示すメール寿命情報2
03B、ポストペットが今まで扱ったメールの回数を示
すシリアルナンバ情報203Cやポストペットの環境情
報、刺激情報や欲求情報などポストペット・パラメータ
情報203Dなどの、それぞれ4バイトのデータからな
る。
【0040】ポストペット・パラメータ情報203D
は、図7に示すように、内部パラメータと外部パラメー
タからなる。内部パラメータは、メールカウント、年
齢、性別、知力、体力、気力、友情(飼い主との)、空
腹度、幸福度、清潔度、バイオリズム(不確定要素)、
ノイズ(不確定要素)、友情(相手との)、積極性/消
極性(+/−)、明朗/陰鬱(+/−)、やさしさ/つ
めたさ(+/−)、集中/散漫(+/−)、おしゃれ好
き/無骨もの(+/−)、着飾り度、魅力度、味覚レベ
ル等からなる。外部パラメータは、位置、部屋の居心
地、ユーザーアクション−なぐられ回数(度)、ゲスト
アクション−呼びかけられ、ゲストアクション−友情示
され、ゲストアクション−敵意示され、ゲストアクショ
ン−アイテムくれる、ゲストアクション−アイテム要求
とからなる。これらのパラメータは、後述する感情ユニ
ットに入力されて行動ユニットを起動させ、ポストペッ
ト103の挙動を決定するものである。
【0041】そして、上記エージェントパラメータ20
3は、インターネットメールの拡張機能であるMIME
(Multipurpose Internet Mail Extension)に従ってA〜
Z,a〜z,0〜9の文字を用いるBase64フォー
マットに変換されて添付される。メール本文202に添
付されるエージェントパラメータ203の一例を図8に
示す。ここで、MIMEでは2種類のエンコード方法を
規定しており、RFC(Request for Comments)151
2に記述されているBase64では、3バイトを4等
分にすることによりコードの幅を狭めて、各バイトの示
す値を0〜63までの64種類の数値に納め、この64
種類の数値にA〜Z,a〜z,0〜9の文字コードが割
り当てられている。なお、RFCに関する詳細は、Doug
las Comer著”Internetworking with TCP/Ip”1988,Pr
entice-Hall ISBNO-13-470154-2025に記述されている。
【0042】一方、ユーザが、マウス21Dを操作し
て、図13に示すように、ポインティングカーソル10
1を「メールを書く」のGUI画面110のポストマン
にわたすアイコン115B上に移動させ、マウスボタン
をクリックすると、演算処理ユニット21aは、後述す
る図10に示す送信サブルーチン処理の内の、ステップ
SP29からSP33の処理を実行して、通常の電子メ
ールを送信する。
【0043】すなわち、演算処理ユニット21aは、単
に、メールヘッダ201を付加したメール本文202か
ら成る電子メールのデータを生成し、これを通常の電子
メールとして相手先に送信する。
【0044】次に、図9から図12を参照して上述した
電子メール送受信プログラムがインストールされたパー
ソナルコンピュータ21の動作について説明する。
【0045】まず、図9の全体の動作を包括的に示すジ
ェネラル・フローチャートのステップSP1〜ステップ
SP13について説明する。
【0046】図9のステップSP1においては、ユーザ
による操作が、自分の(ユーザ自身の)ペットに対する
操作であるか否かが判断される。すなわち、ユーザによ
って、マウス21Dが操作され、図2に示すポインティ
ングカーソル101をポストペット103(図2におい
ては、テディイベア103A)の上に重ねて、マウス2
1Dを左右に動かす操作やマウスボタンをクリックする
操作、若しくは図32,33に示すように、世話のプル
ダウンメニューから「洗う」や「おやつ」などが選択さ
れ、ポストペット103に対する世話を行う操作などが
行われた場合は、これらのユーザによる操作が、自分の
(ユーザ自身の)ペットに対する操作であると判断され
て、ステップSP2へ進み、それ以外の操作であった場
合は、ステップSP4へ進む。
【0047】ステップSP2においては、電子メール送
受信プログラムの起動時にHDD21dから読み出さ
れ、RAM21cにストアされている自分のペットのエ
ージェントパラメータの更新処理が行われる。このエー
ジェントパラメータ更新処理の詳細については、図12
に基づいて、後述する。
【0048】そして、次のステップSP3において、更
新されたエージェントパラメータに対応した自分のペッ
トの挙動をアニメーション表示するための処理が実行さ
れた後、ステップSP1へ戻る。
【0049】ステップSP1において、自分の(ユーザ
自身の)ペットに対する操作ではないものと判断され
て、ステップSP4へ進むと、このステップSP4にお
いて、メールを書くアイコン105Aがクリック操作さ
れたか否かが判断され、肯定結果の場合は、ステップS
P5へ、否定結果の場合はステップSP7へ進む。
【0050】ステップSP5においては、送信すべき電
子メールのヘッダや本文テキストの入力処理のサブルー
チンが実行され、まず、図4に示す「メールを書く」の
GUI画面110が表示された後、ユーザによるテキス
ト入力指示に従って、電子メールのヘッダや本文テキス
トが作成され、その後、ステップSP6へ進む。
【0051】ステップSP6においては、後述する図1
0の送信サブルーチン処理が実行された後、再びステッ
プSP1へ戻る。
【0052】一方、ステップSP7において、受信簿ア
イコン105Bがクリック操作されたか否かが判断さ
れ、肯定結果の場合は、ステップSP8へ、否定結果の
場合はステップSP9へ進む。ステップSP8において
は、図5に示す「受信簿」のGUI画面120を表示す
るための受信簿表示サブルーチン処理が実行された後、
再びステップSP1へ戻る。
【0053】ステップSP9において、送信簿アイコン
105Cがクリック操作されたか否かが判断され、肯定
結果の場合は、ステップSP10へ、否定結果の場合は
ステップSP11へ進む。ステップSP10において
は、図示しない「送信簿」のGUI画面を表示するため
の送信簿表示サブルーチン処理が実行された後、再びス
テップSP1へ戻る。
【0054】ステップSP11において、メールチェッ
クアイコン105Dがクリック操作されたか否かが判断
され、肯定結果の場合は、ステップSP12へ、否定結
果の場合はステップSP13へ進む。ステップSP12
においては、後述する図11の受信サブルーチン処理が
実行された後、再びステップSP1へ戻る。また、ステ
ップSP13においては、その他の処理が実行された
後、再びステップSP1へ戻る。
【0055】次に、図10の送信サブルーチン処理のフ
ローチャートのステップSP20〜SP33について説
明する。
【0056】ユーザが、マウス21Dを操作して、図1
9に示すようにポインティングカーソル101を「メー
ルを書く」のGUI画面110のペットにわたすアイコ
ン115A上に移動させ、マウスボタンをクリックする
と、ペットにわたすアイコン115Aが操作されたもの
と判断されて、ステップSP20からステップSP21
へ進み、RAM21cにストアされているペット在宅フ
ラグが“1”か否かが判断され、自分のペットが在宅
中、すなわち、ペット在宅フラグが“1”であると判断
された場合は、以降のステップSP22からSP27の
処理を実行して、ペットメールを送信する。
【0057】すなわち、図6に示すように、メールヘッ
ダ201を付加したメール本文202に、ポストペット
103の挙動を決めるエージェントパラメータ203を
添付書類として添付して成る電子メールのデータを生成
し、これをペットメールとして相手先に送信する。
【0058】この場合、ペット在宅フラグが“1”であ
る場合にのみ、すなわち、自分のペットが在宅中である
場合にのみ、ペットメールを送信することができる。
【0059】まず、ステップSP22において、SMT
P(Simple Mail Transfer Protocol)の転送プロトコル
に基づいてメール転送を依頼すべく、サービスプロバイ
ダ11のメールサーバ11Dに接続し、次の、ステップ
SP23において、接続が完了したことが判断される
と、ステップSP24へ進み、図20〜23に示すよう
に、自分のペット(図2に示すテディイベア103A)
が飼い主の電子メールを手紙に見立てて、メールポスト
106に投函された手紙を回収して配達するためにドア
107を開けて外出するアニメーションを表示する。さ
らに、次のステップSP25において、RAM21cに
ストアされている自分のペットのエージェントパラメー
タが、MIMEのBase64で規定されたエンコード
方法でエンコードされ、次のステップSP26におい
て、エンコード済みのエージェントパラメータが添付書
類として、メール本文202に添付され、このペットメ
ールをメールサーバ11Dへ送信する。
【0060】そして、ステップSP27において、 R
AM21cにストアされているペット在宅フラグが
“0”、すなわち不在にセットされた後、ステップSP
28へ進み、メールサーバ11Dに対する接続を解除
し、一連の送信サブルーチン処理を終えて、図9のステ
ップSP1へ戻る。
【0061】一方、ユーザが、マウス21Dを操作し
て、図13に示すように、ポインティングカーソル10
1を「メールを書く」のGUI画面110のポストマン
にわたすアイコン115B上に移動させ、マウスボタン
をクリックすると、ポストマンにわたすアイコン115
Bが操作されたものと判断されて、ステップSP20か
らステップSP29を経てステップSP30へ進み、こ
のステップSP30からSP33の処理を実行して、通
常の電子メールを送信する。
【0062】すなわち、単に、メールヘッダ201を付
加したメール本文202から成る電子メールのデータを
生成し、これを通常の電子メールとして相手先に送信す
る。
【0063】まず、ステップSP30において、SMT
Pの転送プロトコルに基づいてメール転送を依頼すべ
く、サービスプロバイダ11のメールサーバ11Dに接
続し、次の、ステップSP31において、接続が完了し
たことが判断されると、ステップSP32へ進み、図1
4〜18に示すように、ポストマン104が飼い主の電
子メールを手紙に見立てて、メールポスト106に投函
された手紙を回収し、配達に出かけるアニメーションを
表示する。さらに、次のステップSP33において、通
常の電子メールをメールサーバ11Dへ送信した後、ス
テップSP28へ進み、メールサーバ11Dに対する接
続を解除し、一連の送信サブルーチン処理を終えて、図
9のステップSP1へ戻る。
【0064】また、上述したステップ20及び29にお
いて、ペットにわたすアイコン115A又はポストマン
にわたすアイコン115Bの何れも操作されずに、「メ
ールを書く」のGUI画面110の右上のクローズボッ
クスがクリックされた場合は、ステップSP34におい
て、メールを書くウインドウを閉じるものと判断され、
上述した送信サブルーチン処理を実行せずに、図9のス
テップSP1へ戻る。
【0065】次に、図11の受信サブルーチン処理のス
テップSP40〜SP59について説明する。
【0066】まず、ステップSP40において、TCP
/IPの上位プロトコルであるPOP3(Post Office P
rotocol Version3) の通信プロトコルに基づいて、サー
ビスプロバイダ11のメールサーバ11Dに接続し、次
の、ステップSP41において、接続が完了したことが
判断されると、ステップSP42へ進み、メールサーバ
11Dのメールドロップに自分宛の着信メールが存在す
るか否かを問い合わせる。すなわち、メールサーバ11
Dのメールスプール11E内の自分宛のメールが格納さ
れるディレクトリに、着信メールが存在すか否かを調べ
る。この個人のメール用ディレクトリは、一般にメール
ドロップと呼ばれる個人用の着信メール格納領域であ
り、郵便局の私書箱の機能と同様な機能を有している。
【0067】ステップ42において、着信メールがある
と判断された場合は、次のステップ43へ進むが、着信
メールがないと判断された場合は、ステップSP50へ
進み、メールサーバ11Dに対する接続を解除し、一連
の受信サブルーチン処理を終えて、図9のステップSP
1へ戻る。
【0068】ステップSP42において、メールドロッ
プに着信メールがあると判断された場合、ステップSP
43において、自分宛の電子メールをメールサーバ11
Dから受信し、次のステップSP44において、受信し
た自分宛の電子メールのメールヘッダ201のデータに
基づいて、その電子メールがペットメールであるか否か
が判断される。ステップSP44において、受信した電
子メールがペットメールであると判断された場合は、次
のステップSP45へ進み、自分の出したペットメール
の返信メールであるか否かが判断される。
【0069】ここで、自分の出したペットメールが相手
側で自動返信処理されると、そのメール本文202が削
除され、メールヘッダ201と、添付書類として添付さ
れたエージェントパラメータ203とから成る送信した
ペットメールの一部分が返信メールとして返信されてく
る。
【0070】ステップSP45において、自分の出した
ペットメールの返信メールであると判断された場合、次
のステップSP46へ進み、RAM21cにストアされ
ているペット在宅フラグが“1”、すなわち在宅にセッ
トされた後、ステップSP47へ進み、MIMEのBa
se64で規定されたエンコード方法でエンコードされ
ている添付書類がデコードされる。
【0071】次のステップSP48においては、デコー
ドされたエージェントパラメータに基づいて、RAM2
1cにストアされている自分のペットのエージェントパ
ラメータが更新され、次のステップSP49において、
更新されたエージェントパラメータに応じた挙動で、自
分のペットがドア107を開けて帰宅するアニメーショ
ンを表示する処理を実行する。
【0072】次に、ステップSP50へ進み、メールサ
ーバ11Dに対する接続を解除し、一連の受信サブルー
チン処理を終えて、図9のステップSP1へ戻る。
【0073】一方、ステップSP45において、自分の
出したペットメールの返信メールではないものと判断さ
れた場合、ステップSP51へ進み、TOC(Table Of
Contents)ファイルの新たな着信メールの追加に伴う
更新処理が実行される。
【0074】ここで、TOCファイルとは、クライアン
トのローカルディスク(HDD21d)で保持している
受信簿のリストファイルであり、メールヘッダ201の
部分を抽出したファイルである。 具体的には、TO、FRO
M、CC、Subject、プライオリティ、添付書類の有無を示
す添付フラグ、ペットメールか否かを示す種別フラグ、
そのメールヘッダ201に対応するメール本文202の
ローカルディスク内のアドレス等からなる。
【0075】まず、受信簿を開くと、受信メールの一覧
が表示されるが、それは、TOCファイルから生成され
る。そして、その一覧から、あるメールを指定すると、
メールファイル(メール本文202の集合ファイル)か
ら、該当するアドレスのメール本文202を切り出す仕
組みとなっている。
【0076】例えば、TOCファイルにおいて、FROM:a
aaaaa@ipd.sony.co.jp,Subject:Patent for PostPet
......,Address(from 1100to 1120)となっていたとす
ると、メール本文202を表示するときは、メールファ
イルの1100番地から1120番地に該当するテキストを切り
出して表示する。
【0077】次に、ステップSP52において、メール
ファイルの新たな着信メールの追加に伴う更新処理が実
行され、メール本文202が格納されたメールファイル
が更新された後、ステップSP53へ進み、MIMEの
Base64で規定されたエンコード方法でエンコード
されている添付書類がデコードされる。
【0078】次のステップSP54においては、デコー
ドされたエージェントパラメータに応じた挙動で、図2
5〜28に示すように、相手のペット(図25〜28に
おいては、テディイベア103A)がドア107を開け
て訪問し、所定時間、滞在した後、ドアを開けて帰宅す
るアニメーションを表示する処理を実行する。この相手
のペットが滞在している期間内において、ユーザにより
マウス21Dが操作され、ポインティングカーソル10
1を相手のペットの上に重ねて、マウス21Dを左右に
動かす操作やマウスボタンをクリックする操作が行われ
ると、ステップSP55において、そのユーザの操作に
基づいて相手のペットのエージェントパラメータの更新
処理が行われ、次に、ステップSP56において、相手
のペットのエージェントパラメータが、MIMEのBa
se64で規定されたエンコード方法でエンコードさ
れ、次のステップSP57において、エンコード済みの
エージェントパラメータが添付書類として、メールヘッ
ダ201に添付され、このペットメールがメールサーバ
11Dへ自動返信される。
【0079】次に、ステップSP50へ進み、メールサ
ーバ11Dに対する接続を解除し、一連の受信サブルー
チン処理を終えて、図9のステップSP1へ戻る。
【0080】一方、ステップSP44において、受信し
た自分宛の電子メールのメールヘッダ201のデータに
基づいて、受信した電子メールがペットメールではな
く、通常の電子メールであると判断された場合は、ステ
ップSP58へ進み、TOCファイルの更新処理がなさ
れた後、ステップSP59において、メールファイルの
更新処理がなされ、さらに、ステップSP50へ進み、
メールサーバ11Dに対する接続を解除し、一連の受信
サブルーチン処理を終えて、図9のステップSP1へ戻
る。
【0081】次に、図12のエージェントパラメータ更
新処理のステップSP60〜SP67について説明す
る。
【0082】ここで、上記演算処理ユニット21aは、
図12のフローチャートに示すように、上記表示装置2
1Bの画面に表示されるポインティングカーソル101
が「PostPet(部屋)」のウインドウ領域内に移動し
たか否かを監視し(ステップSP60)、ポインティン
グカーソル101が「PostPet(部屋)」のウインド
ウ領域外にある場合にはブルダウンメニュー等のその他
の処理を行っており(ステップSP61)、ポインティ
ングカーソル101が「PostPet(部屋)」のウイン
ドウ領域内すなわち部屋の中に入ると、ポインティング
カーソル101を開いた手の形状に変更する(ステップ
SP62)。これにより、ポインティングカーソル10
1は、図40に示すように「PostPet(部屋)」のG
UI画面100上で部屋の外に位置しているときには矢
印の形で表示されているが、図41に示すように部屋の
中に入ると開いた手の形で表示される。
【0083】そして、上記演算処理ユニット21aは、
マウス21Dの左右往復移動操作によりポインティング
カーソル101がポストペット画像の表示領域内を横切
ったか否かを判定して(ステップSP63)、その判定
結果が「YES」すなわちポインティングカーソル10
1がポストペット画像の表示領域内を横切った場合に、
ポストペットが撫でられたものとみなして後述する各種
欲求のエージェンシーA1〜A18の更新処理ルーチン
を実行する(ステップSP64)。これにより、「Pos
tPet(部屋)」のGUI画面100上では、図42、
図43、図44に示すように、上記開いた手の形で表示
されたポインティングカーソル101をポストペット1
03の上を左右往復移動させることによって、上記ポス
トペット103を撫でることができる。
【0084】さらに、上記演算処理ユニット21aは、
ポインティングカーソル101がポストペット画像の表
示領域内に移動されて、マウス21Dのマウスボタンが
クリックされたか否かを判定して(ステップSP6
5)、その判定結果が「YES」すなわちポインティン
グカーソル101がポストペット画像の表示領域内にあ
る状態でマウス21Dがクリックされた場合に、ポイン
ティングカーソル101を握り拳の形状に変更し(ステ
ップSP66)、ポストペットが殴られたものとみなし
て各種欲求のエージェンシーA1〜A18の更新処理ル
ーチンを実行する(ステップSP67)。これにより、
「PostPet(部屋)」のGUI画面100上では、マ
ウス21Dのクリック操作によって、図45に示すよう
に、握り拳の形で表示されたポインティングカーソル1
01で上記ポストペット103を殴ることができる。
【0085】上記演算処理ユニット21aは、ポストマ
ン104によるメール送信を実行する際に、上記ビデオ
RAM21j上でポストマン104のビットマップデー
タを順次変更して、図4に示した「PostPet(部
屋)」のGUI画面100上で、ポストマン104が移
動しメールポスト106に投函されたメールを回収して
配達に向かう動作を行うアニメーションを上記表示制御
部21gにより表示装置21Bの画面に表示させる。
【0086】具体的には、図13に示すように「メール
を書く」のGUI画面110におけるポストマン104
によるメールの発送を指示するためのポストマンにわた
すアイコン115Bをクリックすると、図14に示すよ
うにポストマン104が「PostPet(部屋)」のGU
I画面100上で左側から現れて、図15に示すように
メールポスト106の位置まで移動し、図16に示すよ
うにポストマン104がメールポスト106に投函され
たメールを回収して、図17、図18に示すように配達
に向かう動作を行うアニメーション表示を行う。
【0087】また、上記演算処理ユニット21aは、ポ
ストペット103によるメール送信を実行する際に、上
記ビデオRAM21j上でポストペット103のビット
マップデータを順次変更して、図4に示した「PostPe
t(部屋)」のGUI画面100上で、ポストペット1
03がメールを持って歩いてドア107のところまで移
動し、ドア107を開いて外出するアニメーションを上
記表示制御部21gにより表示装置21Bの画面に表示
させる。
【0088】具体的には、図19に示すように「メール
を書く」のGUI画面110におけるポストペット10
3によるメールの発送を指示するためのペットにわたす
アイコン115Aをクリックすると、図20に示すよう
に「PostPet(部屋)」のGUI画面100上で、ポ
ストペット103がメールポスト106の位置まで移動
し、図21に示すようにポストペット103がメールポ
スト106に投函されたメールを回収して、図22、図
23に示すようにポストペット103がメールを持って
歩いてドア107のところまで移動し、ドア107を開
いて外出するアニメーション表示を行う。このとき「P
ostPet(部屋)」のGUI画面100の下側には、ポ
ストペット103によるメールの発送を示す「モモ(ペ
ットの名前)はおつかいにいきました。」なるメッセー
ジが表示される。
【0089】ここで、上記ポストペット103によるメ
ール送信は、1つのポストペット103すなわち1つエ
ージェントにより1通の電子メールを送信するもので、
「PostPet(部屋)」のGUI画面100上でポスト
ペット103が不在の状態すなわちポストペット103
が外出している状態では実行することができないように
なっている。
【0090】それに対して、上記ポストマン104によ
るメール送信は、1つのポストマン104すなわち1つ
のエージェントにより1つ以上の電子メールを送信する
もので、いつでも実行することができるようになってい
る。すなわち、上記「PostPet(部屋)」のGUI画
面100上でポストペット103が不在の状態すなわち
ポストペット103が外出している状態でも、上記ポス
トマン104によるメール送信は行うことができる。
【0091】上記ポストペットの挙動はメールに添付さ
れていたエージェントパラメータより決定され、上記演
算処理ユニット21aは、ポストペットによるメールが
受信されたさいに、エージェントパラメータがあれば、
上記ビデオRAM21j上でポストペットのビットマッ
プデータを順次変更して、図24に示すように、「Pos
tPet(部屋)」のGUI画面100上で、例えばポス
トペット103Dがドア107を開いて入室してきて、
メールをテーブル108上に置き、さらに、室内を歩き
回るなど上記エージェントパラメータで定義されたのポ
ストペットの挙動を行うアニメーションを上記表示制御
部21gにより表示装置21Bの画面に表示させる。
【0092】具体的には、ポストペットによるメールが
受信された際に、エージェントパラメータがあれば、図
24に示すように「PostPet(部屋)」のGUI画面
100上で先ずドア107が開き、次に、例えば図25
に示すようにポストペット103Aが入室してきて、図
26に示すようにメールをテーブル108上に置き、さ
らに、図27に示すよう、室内を歩き回るなどしてから
出ていきドア107を閉じるアニメーション表示を行
う。このとき「PostPet(部屋)」のGUI画面10
0の下側には、メールの着信を示す「パパさんちのモモ
がきました。」なるメッセージが表示される。
【0093】また、上記演算処理ユニット21aは、
「PostPet(部屋)」のGUI画面100上のポスト
ペット103Bをユーザが例えばマウス21Dの操作に
よりポインティングカーソル101でクリックしたり、
キーボード21Cを操作することにより、その操作内容
に応じて予め定義された変更を加えて、上記ポストペッ
ト103Bの挙動を決定するエージェントパラメータを
加工する。具体的には、マウス21Dの操作によりポス
トペット103Bを撫でたり、殴ったりする操作などに
応じてエージェントパラメータが加工される。
【0094】そして、上記演算処理ユニット21aは、
上記加工したエージェントパラメータを送信側に自動返
送する。
【0095】ここで、上記演算処理ユニット21aは、
自動返送されたエージェントパラメータを受信すると、
図28に示すように「PostPet(部屋)」のGUI画
面100上で先ずドア107を開き、次に、例えば図2
9に示すようにポストペット103が入室してきて、図
30に示すようにドア107を閉じるのアニメーション
を上記表示制御部21gにより表示装置21Bの画面に
表示させる。このとき「PostPet(部屋)」のGUI
画面100の下側には、ポストペット103が外出先か
ら戻ってきたことを示す「モモ(ペットの名前)が帰っ
てきました。」なるメッセージが表示される。
【0096】さらに、図31に示すように「PostPet
(部屋)」のGUI画面100上では、この部屋に在室
しているポストペット103に対する世話を指示するア
イコン115Eがクリックされると、図32に示すよう
に世話の内容を示す「ペットの状態」、「洗う」、「お
やつ」などの項目表示のプルダウンメニュー125が開
かれる。そして、例えば「おやつ」の項目が選択される
と、図33に示すように、おやつの名前、残量及び品質
を一覧表示するウインドウ130が開かれる。このおや
つを一覧表示するウインドウ130には、選択したおや
つの破棄を指示する「すてる」ボタン121と、選択し
たおやつのをポストペット103に与えることを指示す
る「あげる」ボタン122が設けられている。この一覧
表示されたおやつのどれかを選択して「あげる」ボタン
122をクリックすると、図34に示すように、選択さ
れたおやつ例えばキャンディ109がテーブル108上
に置かれる。これにより、この部屋に在室しているポス
トペット103に上記キャンディ109が与えられる。
ここで、「おやつ」は、デフォルトとして予め数種類が
用意されているが、インターネット上のWWWサーバ
(例えばhttp://www.so-net.or.jp/postpet/index.htm
l)からダウンロードするなどの方法で、最新の「おや
つ」ファイルを入手し、電子メール送受信プログラムの
実行ファイルであるPostPet.exeと同じディレクトリに
存在する「おやつ」フォルダにペースト(貼り付け)す
ることで、新たに追加することが可能である。
【0097】また、上記図32に示したプルダウンメニ
ュー125に表示された「洗う」の項目が選択される
と、図35に示すように、「PostPet(部屋)」のG
UI画面100上でポストペット103が桶123を使
って入浴する。このとき「PostPet(部屋)」のGU
I画面100の下側には、ポストペット103が入浴中
であることを示す「入浴しています。」なるメッセージ
が表示される。
【0098】ここで、ポストペット103は、メールの
配達に行ったり、おやつを食べたりすることにより汚れ
る。汚れている状態は、図36に示すように、ポストペ
ット103の周りの点々で表現される。そして、上記世
話のプルダウンメニュー125に表示された「洗う」の
項目を選択して、ポストペット103を入浴させること
により、汚れはとれる。
【0099】また、上記世話のプルダウンメニュー12
5に表示される「模様替え」の項目が選択されると、図
37に示すような「模様替え」のウインドウ135が開
かれる。そして、好きな部屋例えば図37に網掛け処理
を施して示すように雑種ネコセットを選択して、「変
更」ボタン136を押すと、図38に示すように、部屋
が模様替えされる。ここで、「部屋の模様」は、デフォ
ルトとして予め数種類が用意されているが、インターネ
ット上のWWWサーバ(例えばhttp://www.so-net.or.j
p/postpet/index.html)からダウンロードするなどの方
法で、「部屋の模様」ファイルを入手し、電子メール送
受信プログラムの実行ファイルであるPostPet.exeと同
じディレクトリに存在する「プラグイン」フォルダにペ
ースト(貼り付け)することで、新たに追加することが
可能である。
【0100】さらに、上記世話のプルダウンメニュー1
25に表示される「ペットの状態」の項目が選択される
と、図39に示すようなウインドウ138が開かれて、
ペットの状態が表示される。このウインドウ138に表
示されるペットの状態により、ユーザは、ペットの種
類、名前、性別、年齢、幸福度、頭脳、体調、おなか、
カッコよさ、おこづかい及びコメントを確認することが
できる。幸福度や頭脳などは、ペットのパラメータの値
によって、表現が可変する。
【0101】このようなメーラの機能を備えるパーソナ
ルコンピュータ21と同様のメーラの機能を備えるパー
ソナルコンピュータ22間では、ポストペット103に
よる電子メールを授受することができ、パーソナルコン
ピュータ21側でポストペット103Aによる電子メー
ルの送信を実行して、パーソナルコンピュータ22へメ
ールを送ると、パーソナルコンピュータ22が図11に
示す受信サブルーチンを実行することによって、図46
のタイムチャートに示すように、パーソナルコンピュー
タ22側でポストペット103Aによる電子メールの受
信時刻をチェックして、メール寿命の期間内であればポ
ストペット103Aを表示装置22Bの画面上に表示
し、加工したエージェントパラメータを自動返送する。
【0102】送信元のパーソナルコンピュータ21は、
ポストペット103Aによる電子メールの送信を実行す
ると、送信先からポストペット103Aのエージェント
パラメータが返送されくるまでの間、「PostPet(部
屋)」のGUI画面100上でポストペット103が不
在の状態すなわちポストペット103が外出している状
態になってしまい、ポストペット103によるメール送
信を実行することができないが、エージェントパラメー
タがメール寿命の期間内に自動返送されることにより、
1つのポストペット103Aを繰り返し使用して電子メ
ールを一通ずつ送信することができる。
【0103】また、送信元のパーソナルコンピュータ2
1では、自動返送されたエージェントパラメータにより
決定される動作をポストペット103Aが行うようにな
る。さらに、受信側のパーソナルコンピュータ22で
は、例えばエージェントとしてポストペット103Bが
登録されているとすると、パーソナルコンピュータ21
から送信されたポストペット103Aによる電子メール
を受信すると、その電子メールに添付されたエージェン
トパラメータにより決定される動作を行うポストペット
103Aとのインタラクションによって、上記ポストペ
ット103Bのエージェントパラメータが変化する。
【0104】また、パーソナルコンピュータ21側でポ
ストペット103Aによる電子メールの送信を実行し
て、パーソナルコンピュータ22へメールを送ったとき
に、パーソナルコンピュータ22が図11に示す受信サ
ブルーチンを実行しない場合に、すなわち、通信ネット
ワークにパーソナルコンピュータ22が接続されていな
い場合には、図47のタイムチャートに示すように、電
子メールがインターネット・サービスプロバイダ12の
メールサーバに保存され、上記パーソナルコンピュータ
22が通信ネットワークに接続された時点で受信される
ことになる。この場合、ポストペット103Aは、上記
電子メールが受信されるまでの間、上記メールサーバに
残っている。したがって、送信元のパーソナルコンピュ
ータ21では、「PostPet(部屋)」のGUI画面1
00上でポストペット103Aが不在の状態すなわちポ
ストペット103Aが外出している状態で、ポストペッ
ト103Aによるメール送信を実行することができなく
なってしまうので、ポストペット103Aにより送信す
る電子メールに寿命を設定しておき、このメール寿命の
期間内に送信先からポストペット103Aのエージェン
トパラメータが返送されこないときには、メール寿命の
期間のタイムアウトにより自動的にポストペット103
Aのエージェントパラメータを生成して、「PostPet
(部屋)」のGUI画面100上にポストペット103
Aを出現させる。
【0105】なお、上記受信側のパーソナルコンピュー
タ22では、通信ネットワークに接続されるとポストペ
ット103Aによる電子メールの受信時刻をチェック
し、その電子メールに添付されているエージェントパラ
メータの発信日時情報とメール寿命情報に基づいてメー
ル寿命の期間内にあるか否かを判定して、メール寿命の
期間内にあれば上述の受信サブルーチンに入るを待っ
て、加工したエージェントパラメータを自動返送する。
また、上記ポストペット103Aによる電子メールの受
信時刻がメール寿命の期間を超過していた場合には、上
述の受信サブルーチンを実行していてもポストペット1
03Aの表示はせず、また、エージェントパラメータの
返送は行わない。
【0106】ここで、上述した図11のステップSP5
7の自動返信処理の付加機能であるペット到着確認機能
について説明を加える。
【0107】前述したように、ステップSP57におい
ては、電子メールの発信側のGUI画面100上に、ポ
ストペット103の帰宅の様子をアニメーション表示す
ることを実現するために、受信側で受信したペットメー
ルのメール本文202を削除し、さらに、エージェント
パラメータ203をユーザ操作に基づいて加工し、その
加工済みのエージェントパラメータ203のみをメール
ヘッダ201に添付して自動返信するようになってい
る。これにより、電子メールの発信側では、前述したス
テップSP49の処理により、そのGUI画面100上
に図28〜図30に示すようなポストペット103の帰
宅の様子をアニメーション表示する。
【0108】このエージェントパラメータ203の自動
返信に加えて、ペットが到着したことを電子メールのテ
キストイメージとして発信者へ自動返信して伝える機能
が、ペット到着確認メール機能である。
【0109】すなわち、図51〜図54の処理の流れに
沿って説明するとに、図53と図54で示されるよう
に、「自動返信」メールA’が、送信先のユーザBのパ
ーソナルコンピュータ22からメールサーバ11Dを介
して発信元のユーザAのパーソナルコンピュータ21へ
自動返送される。この「自動返信」メールA’に加え
て、「ペット到着確認メール」が送信先のユーザBのパ
ーソナルコンピュータ22からメールサーバ11Dを介
して発信元のユーザAのパーソナルコンピュータ21へ
自動返信されるようにする。
【0110】この「ペット到着確認メール」は、送信先
のユーザBのパーソナルコンピュータ22の電子メール
送受信プログラムによって自動生成される。
【0111】ここで、図55に示すセットアップのGU
I画面140において、ユーザAが自分のペットの名前
として「MOMO」を設定し、ユーザBが自分のペット
の名前として「ミッピ」を設定したものとする。
【0112】すると、「ペット到着確認メール」として
は、次のようなメールが設定される。
【0113】すなわち、標題(Subject) として「ひみつ
の日記」が自動設定され、その本文には、例えば、 「きょう、(ユーザB)のところへ行った。 ミッピと遊んだ。 ちょっとなぐられた。 たくさんなぐられた。 MOMO 」 なる文章が自動設定される。
【0114】このような「ペット到着確認メール」が、
「自動返信」メールA’に加えて、ユーザBのパーソナ
ルコンピュータ22からメールサーバ11Dを介して発
信元のユーザAのパーソナルコンピュータ21へ自動返
信される。
【0115】これにより、「ひみつの日記」を標題とす
る「ペット到着確認メール」が、通常の電子メールと同
様に、ユーザAの受信簿に追加される。
【0116】この「ペット到着確認メール」は、ユーザ
B側のパーソナルコンピュータ22の電子メール送受信
プログラムによって自動生成され、その本文は、電子メ
ールを届けに来たポストペットに対するユーザBの操
作、すなわち相手のポストペットをなでた、なぐった等
の行為が反映された文章となっている。これにより、電
子メールが送信相手に確実に配達されたことを確認する
ことができるという実用面での効果の他に、ポストペッ
トが飼い主のお使いをしている実感が得られるという心
理的な効果が得られる。
【0117】ここで、ポストペットの挙動は、エージェ
ントパラメータ203により次のようにして決定され
る。
【0118】すなわち、ポストペットを取り巻く環境
と、ユーザからの刺激により、擬似的な欲求の大小が決
定される。そして、各欲求エージェンシーは、持ち点と
感度を持ち。各行動ユニットは、各欲求エージェンシー
の持ち点を入力として、新たな持ち点を加算する。そし
て、持ち点の一番大きい行動ユニットが発現する。
【0119】欲求エージェンシー及び行動ユニットの持
ち点は、 新しい持ち点=古い持ち点+(入力×感度) で計算される。感度は、個々の欲求エージェンシー及び
行動ユニットと入力される要素との関係の深さである。
感度自体も入力により変化するようになっている。
【0120】すなわち、ポストペットの挙動を決定する
感情ユニットは、図48に示すように、ポストペットを
取り巻く環境パラメータの値の変化した結果を取り込ん
で(ステップA)、変化した環境パラメータに基づいて
挙動を決定し(ステップB)、とった挙動を判定して
(ステップC)、内部パラメータの値を変化させる(ス
テップD)イベント処理を行う。
【0121】具体的には、図49に示すように、入力さ
れるポストペットを取り巻く環境を示す年齢、知力、体
力、気力、親密度、汚れ具合、空腹度などの環境情報E
1〜E7と、ポストペットに対するユーザからの刺激を
示す殴る、蹴る、電子メールを出すなどの刺激情報S1
〜S3を入力とし、各種欲求のエージェンシーA1〜A
18は、年齢チェッカC1、知力チェッカC2、体力チ
ェッカC3、気力チェッカC4、好き嫌いチェッカC
5、身なりチェッカC6、空腹度チェッカC7などの各
種チェッカC1〜C7を通じて環境情報E1〜E7を、
また、直接刺激情報S1〜S3をチェックすることによ
り各々の持ち点が算出される。各行動ユニットU1〜U
25は、このようにして算出された欲求エージェンシー
の持ち点を入力とし、各々の持ち点とし、持ち点が最大
となった行動ユニットが起動される。すなわち、反応の
ための基本単位を図50に示してあるように、感情ユニ
ットは、基本エージェンシーAと、チェッカCと、行動
ユニットUから構成される。
【0122】上記各種欲求のエージェンシーとしては、
マウスを探す欲求を持つマウス探し屋A1、食べ物を探
す欲求をもつ食べ物探し屋A2、おもちゃを探す欲求を
もつおもちゃ探し屋A3、排便の要求を持つトイレした
い屋A4、睡眠の要求を持つ眠り屋A5、会話の欲求を
持つ話屋A6、サンプリングの欲求を持つサンプリング
屋A7、手紙を書く欲求を持つ書き屋A8、食欲を持つ
食べ屋A9、過去を振り返る欲求を持つ思い出し屋A1
0、占を行う欲求を持つ占い屋A11、暴れる欲求を持
つ暴れ屋A12、静止する欲求を持つじっとする屋A1
3、喧嘩をする欲求を持つケンカ屋A14、恋愛の欲求
を持つ愛し合い屋A15、ものを探す欲求を持つ探し屋
A16、反省の欲求を持つ反省屋A17、評価の欲求を
持つ評価屋A18などが準備されている。
【0123】また、行動ユニットとしては、あるく動作
をアニメーション表示するためのあるくユニットU1、
はしる動作をアニメーション表示するためのはしるユニ
ットU2、すわる動作をアニメーション表示するための
すわるユニットU3、座って片手をあげる動作をアニメ
ーション表示するための片手あげ(座)ユニットU4、
立って片手をあげる動作をアニメーション表示するため
の片手あげ(立)ユニットU5、座って両手をあげる動
作をアニメーション表示するための両手あげ(座)ユニ
ットU6、立って両手をあげる動作をアニメーション表
示するための両手あげ(立)ユニットU7、呼びかけ動
作をアニメーション表示するための呼びかけユニットU
8、持って歩く動作をアニメーション表示するための持
って歩くユニットU9、手をたたく動作をアニメーショ
ン表示するための手をたたくユニットU10、立って暴
れる動作をアニメーション表示するための暴れる(立)
ユニットU11、寝て暴れる動作をアニメーション表示
するための暴れる(寝)ユニットU12、食べたり書い
たりする動作をアニメーション表示するための食べる書
くユニットU13、排便動作をアニメーション表示する
ためのトイレユニットU14、なぐる動作をアニメーシ
ョン表示するためのなぐるユニットU15、防御動作を
アニメーション表示するための防御ユニットU16、寝
る動作をアニメーション表示するための寝るユニットU
17、倒れる動作をアニメーション表示するための倒れ
るユニットU18、うなずく動作をアニメーション表示
するためのうなずくユニットU19、踊る動作をアニメ
ーション表示するための踊るユニットU20、ふらふら
する動作をアニメーション表示するためのふらふらユニ
ットU21、さかだちする動作をアニメーション表示す
るためのさかだちユニットU22、しまう動作をアニメ
ーション表示するためのしまうユニットU23、特技を
見せる動作をアニメーション表示するため特技ユニット
U24、持つ動作をアニメーション表示するための持つ
ユニットU25などがある。
【0124】そして、この実施の形態においては、ポス
トペット103には、1種類につき約50種類の文例が
準備されている。各文例は、ポストペット103の「知
力」に応じてランク分けされており、上記食べる書くユ
ニットU13が起動されると、その時点での「知力」に
応じたランクに属する文例がランダムに選択される。上
記ポストペット103の知力は、ユーザのコンピュータ
に登録されてからの経過時間により定まるポストペット
103の年齢E1やポストペット103が今まで扱った
メールの回数を示すシリアルナンバ情報203Cなどに
よって変化する。
【0125】選択された文例は、電子メールとして、ユ
ーザ自身やユーザが過去にポストペット103で電子メ
ールを送信したことのある電子メール相手をランダムに
選択して送信される。
【0126】ここで、ポストペット103が自発的に送
信するメールの文例として、例えばインストール直後の
知能の低い状態の『あ。』,『ねーねー』や『あの
ね』、また、知能の中程度の状態における『メールのし
くみをりかいしました。あんがい簡単なんですね。』、
知能の高い状態における『すべてよきことにはあります
ね。』、お別れのメール『じかんがきたようです。かん
がえられなくなってきました。あなたをかなしませなく
ないのでもういきます。わたしは幸せものでした。さよ
うなら。』などペットの種類別あるいは共通に準備され
ている。
【0127】そして、この実施の形態におけるポストペ
ット103Aであれば、例えば『私の名前はMOMOで
す。よろしくお願いします。』などの文例の電子メール
をユーザやユーザの電子メール相手に電子メールを自発
的に出すことができる。上記食べる書くユニットU13
の持ち点は、ポストペット103の年齢E1、知力E
2、体力E3や気力E4などによって変化し、ポストペ
ット103が自発的に電子メールを出した点でリセット
される。ポストペット103の体力E3や気力E4は、
ユーザやユーザの電子メール相手による刺激や経験内容
によって変化する。例えば、ポストペット103の体力
E3は、電子メールを出すと低下し、食べたり、寝たり
することにより上昇する。また、ポストペット103の
気力E4は、ユーザやユーザの電子メール相手により虐
待されると低下し、可愛いがってもらえば上昇する。こ
れにより、ポストペット103は、ユーザやユーザの電
子メール相手に電子メールを自発的に何回も出すことが
できる。
【0128】また、ポストペット103の年齢E1や知
力E2や高くなってポストペット103がユーザやユー
ザの電子メール相手に電子メールを自発的に出す回数が
増えて、同じ文例が何度も出てくることによりユーザが
ポストペット103に飽きてしまうのを防止するため
に、ポストペット103には「寿命」が設定される。
【0129】ポストペット103に設定される「寿命」
は、通常ペットが運んだメールの数(回数)に換算して
500通程度とし、体力E3や気力E4などによって変
化する。
【0130】そして、「寿命」が尽きたポストペット1
03は、例えばポストペット103Aであれば『MOM
Oは、遠いところに旅立ちます。・・・・永いことお世
話になりありがとうございました。さようなら。』など
の最後の電子メールをユーザやユーザの電子メール相手
に出して、エージェントとしての機能を停止する。
【0131】このような構成の電子メール・システムで
は、図51に示すように、例えばユーザAのパーソナル
コンピュータ21の「ポストペット」は、エージェント
パラメータをMIME形式のメールとしてペットAに持
たせたメール本文と一緒にエンコードして宛先すなわち
ユーザBへメールAを送信する。これにより、ペットA
は、ユーザAのパーソナルコンピュータ21からいなく
なる。
【0132】次に、図52に示すように、宛先の「ポス
トペット」ユーザBがメールチェック実行すると、メー
ルAがユーザBのパーソナルコンピュータ22の「ポス
トペット」に取り込まれる。
【0133】さらに、図53に示すように、ユーザBの
「ポストペット」は、ユーザBのペットルーム内で起こ
る様々なイベントによるペットAの状態の変化を記録
し、ペットAを「自動返信」メールA’としてユーザ宛
Aに送り返す。
【0134】そして、図54に示すように、ユーザAが
パーソナルコンピュータ21の「ポストペット」でメー
ルチェックを行うと、「自動返信」メールA’が取り込
まれる。これにより、ユーザAのパーソナルコンピュー
タ21の「ポストペット」は、ユーザBのところでのイ
ベントが反映された形になっている新しいエージェント
パラメータとして使用する。
【0135】すなわち、エージェントの画像データを、
ユーザ及びユーザのメール相手の双方のパーソナルコン
ピュータ上に持ち、実際には、エージェントの挙動を制
御するエージェントパラメータを送ることで、あたかも
エージェントの画像データが送られているような結果が
得られる。画像データを送るのではなく、エージェント
パラメータを送ることで、ユーザの接続時間は減少し、
ダイヤルアップユーザの場合、インターネットの接続料
金及び電話料金の節約になる。また、授受するデータ量
が相対的に少なくなるので、インターネット全体の資源
の節約になる。
【0136】なお、一番はじめにポストペットを起動す
ると、図55に示すようにペットを選択するためのGU
I画面140になり、テディイベア103A、オカガメ
103B、雑種ネコ103C、ミニウサギ103Dの中
から、ペットを1種類選ぶことができる。「体調」,
「機嫌」,「頭脳」,「容姿」の各パラメータが、刻々
と変動しており、ペットを選択(クリック)するタイミ
ングで決定される。ただし、上記ペットを選択(クリッ
ク)するタイミングで決定された各パラメータは、あく
までも初期値であって、ユーザによるペットの飼育の状
況に応じて変化する。「ペットのまなえ」と「あなたの
なまえ」の項目は、ユーザが自由に入力することができ
る。
【0137】また、ポストペットでは、ユーザのローカ
ルディスクにペットの画像データが格納されているた
め、将来ペットの種類が増えたとき、新たなペットを表
示することができないので、上述の図3に示したはてな
くん103Eというキャラクタの画像データを持ってい
る。すなわち、テディイベア103A、オカガメ103
B、雑種ネコ103C、ミニウサギ103Dの画像デー
タしか持たないユーザの元に、新たな定義されたキャラ
クタのポストペットによりメールが送られてきた場合
に、図56に示すようにはてなくん103Eが表示され
る。このように、ポストペットでは、ペットの種類が増
えても、はてなくん103Eを出現させることにより、
対応することができ、新たにペットの種類を増やすこと
ができる。
【0138】なお、上述の実施の形態では、本発明をイ
ンターネットに適用した場合ついて説明したが、本発明
は、インターネット上でのメール通信以外に、イントラ
ネット上でのメール通信やPIAFS(PHS Internet A
ccess Forum Standard)に対応したパーソナルハンディ
ホンやその他の移動通信端末を利用したメール通信シス
テムに適用することができる。
【0139】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、電子メールのやり取りの過程を、実際の生活上で行
われている手紙の配達の行為を模したエージェントの挙
動として表現することで、容易に機能や操作手順を類推
することができ、初めてパーソナルコンピュータを使用
して電子メールのやり取りを行うユーザーにとっても容
易に操作方法を習得して利用することが可能となる。ま
た、エージェントすなわち電子ペットの経験に応じて更
新されるエージェントデータを電子メールの添付書類と
して送信し、受信側ではペットデータのみを自動返信す
ることで、送受信双方の部屋の内部を模したGUI画面
上にあたかもペットが行き来して手紙を配達するかのよ
うなアニメーション表示を伴って、電子メールを送受信
するとともに、このアニメーション表示される電子ペッ
トを仮想的に飼育することができる。また、頭を撫で
る、おやつをあげる等のユーザによるマウスの操作に応
じて、電子ペットの性格や挙動を決定するエージェント
データを更新し、アニメーション表示されるペット自体
の挙動を飼育環境に応じて変化させることにより、アニ
メーション表示される電子ペットを仮想的に飼育するこ
とができる。しかも、電子ペットは、予め用意された文
例の中からエージェントデータに応じた文例を選択し
て、飼い主であるユーザ宛又はユーザの過去のメール送
信相手に自発的に送信することができる。
【0140】このように、送受信双方の部屋の内部を模
したGUI画面上で仮想的に飼育される電子ペットに託
してメールを授受することにより、メールの送信者及び
受信者が共に電子ペットを飼育するという意識を持つこ
とになりことになり、気持ちこもったメールの授受が行
われ、コミュニュケーション手段として有効に機能す
る。
【0141】しかも、エージェントの画像データを、ユ
ーザ及びユーザのメール相手の双方のパーソナルコンピ
ュータ上に持ち、実際には、エージェントの挙動を制御
するエージェントパラメータを送ることで、あたかもエ
ージェントの画像データが送られているような結果が得
られる。このように、画像データを送るのではなく、エ
ージェントパラメータを送ることで、ユーザの接続時間
は減少し、ダイヤルアップユーザの場合、インターネッ
トの接続料金及び電話料金の節約になる。また、授受す
るデータ量が相対的に少なくなるので、インターネット
全体の資源の節約になる。
【0142】すなわち、本発明に係る電子メールの自動
送信制御方法及び自動送信制御装置並びに自動送信制御
プログラム供給媒体では、電子メールの送信を指定する
送信命令に応じて、メールヘッダを付加したメール本文
に、電子メールを配達するエージェントの挙動を制御す
るエージェントパラメータを添付して、ユーザの電子メ
ール相手宛に送信するとともに、上記エージェントに対
する操作履歴が反映された経験内容に応じてエージェン
トパラメータを変更し、上記エージェントパラメータに
基づいてエージェントが予め準備された文例の電子メー
ルをユーザ宛に自発的に送信することにより、現実世界
指向GUIを利用して自分の代理であるエージェントに
より電子メールを直感的に理解し得る簡単な操作で送信
することができることができるばかりでなく、ユーザす
なわち依頼者がエージェントに親しみを持ってエージェ
ントを使用することができる。
【0143】また、本発明に係る電子メールの自動送信
制御方法及び自動送信制御装置並びに自動送信制御プロ
グラム供給媒体では、電子メールの送信を指定する送信
命令に応じて、メールヘッダを付加したメール本文に、
電子メールを配達するエージェントの挙動を制御するエ
ージェントパラメータを添付して、ユーザの電子メール
相手宛に送信するとともに、上記エージェントに対する
操作履歴が反映された経験内容に応じてエージェントパ
ラメータを変更し、上記エージェントパラメータに基づ
いてエージェントが予め準備された文例の電子メールを
ユーザの電子メール相手宛に自発的に送信することによ
り、現実世界指向GUIを利用して自分の代理であるエ
ージェントにより電子メールを直感的に理解し得る簡単
な操作で送信することができることができるばかりでな
く、ユーザの電子メール相手がエージェントに親しみを
持って電子メールに応答するようになり、気持ちこもっ
たメールの授受が行われ、有効に機能するコミュニュケ
ーション手段を提供することができる。
【0144】さらに、本発明に係る電子メールの自動送
信制御方法及び自動送信制御装置並びに自動送信制御プ
ログラム供給媒体では、電子メールの送信を指定する送
信命令に応じて、メールヘッダを付加したメール本文
に、電子メールを配達するエージェントの挙動を制御す
るエージェントパラメータを添付して、ユーザの電子メ
ール相手宛に送信するとともに、上記エージェントに対
する操作履歴が反映された経験内容に応じてエージェン
トパラメータを変更し、上記エージェントパラメータに
基づいてエージェントがユーザ又はユーザの電子メール
相手をランダムに選択して予め準備された文例の電子メ
ールをユーザ宛又はユーザの電子メール相手宛に自発的
に送信することにより、メールの送信者及び受信者が共
に電子ペットを飼育するという意識を持つことになりこ
とになり、気持ちこもったメールの授受が行われ、有効
に機能するコミュニュケーション手段を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用した電子メール・システムの概
略構成を示すブロック図である。
【図2】 上記電子メール・システムにおいてパーソナ
ルコンピュータにインストールされたメーラの起動によ
り表示される「PostPet(部屋)」のGUI画面を示
す図である。
【図3】 上記メーラに準備されているポストペットの
種類を示す図である。
【図4】 メーラにより表示される「メールを書く」の
GUI画面を示す図である。
【図5】 メーラにより表示される「受信簿」のGUI
画面を示す図である。
【図6】 上記ポストペットにより送信される電子メー
ルの構造を示す図である。
【図7】 上記ポストペットにより送信される電子メー
ルのメール本文に添付されるエージェントパラメータの
種類を示す図である。
【図8】 上記ポストペットにより送信される電子メー
ルのメール本文に添付されるエージェントパラメータ一
例を示す図である。
【図9】 上記メーラの処理機能全体を示すフローチャ
ートである。
【図10】 上記メーラによる送信処理の内容を示すフ
ローチャートである。
【図11】 上記メーラによる受信処理の内容を示すフ
ローチャートである。
【図12】 上記メータによるエージェントパラメータ
の更新処理の内容を示すフローチャートである。
【図13】 上記メーラにより表示される「メールを書
く」のGUI画面においてポストマンによるメール送信
を指示する状態を示す図である。
【図14】 上記ポストマンによるメール送信を指示し
た場合の「PostPet(部屋)」のGUI画面の状態を
示す図である。
【図15】 上記ポストマンによるメール送信を指示し
た場合の「PostPet(部屋)」のGUI画面の状態を
示す図である。
【図16】 上記ポストマンによるメール送信を指示し
た場合の「PostPet(部屋)」のGUI画面の状態を
示す図である。
【図17】 上記ポストマンによるメール送信を指示し
た場合の「PostPet(部屋)」のGUI画面の状態を
示す図である。
【図18】 上記ポストマンによるメール送信を指示し
た場合の「PostPet(部屋)」のGUI画面の状態を
示す図である。
【図19】 上記メーラにより表示される「メールを書
く」のGUI画面においてポストペットによるメール送
信を指示する状態を示す図である。
【図20】 上記ポストペットによるメール送信を指示
した場合の「PostPet(部屋)」のGUI画面の状態
を示す図である。
【図21】 上記ポストペットによるメール送信を指示
した場合の「PostPet(部屋)」のGUI画面の状態
を示す図である。
【図22】 上記ポストペットによるメール送信を指示
した場合の「PostPet(部屋)」のGUI画面の状態
を示す図である。
【図23】 上記ポストペットによるメール送信を指示
した場合の「PostPet(部屋)」のGUI画面の状態
を示す図である。
【図24】 ポストペットによる電子メールを受信した
ときの「PostPet(部屋)」のGUI画面の表示例を
示す図である。
【図25】 上記ポストペットによる電子メールを受信
したときの「PostPet(部屋)」のGUI画面の状態
を示す図である。
【図26】 上記ポストペットによる電子メールを受信
したときの「PostPet(部屋)」のGUI画面の状態
を示す図である。
【図27】 上記ポストペットによる電子メールを受信
したときの「PostPet(部屋)」のGUI画面の状態
を示す図である。
【図28】 上記ポストペットによるメール送信を行い
ポストペットが戻ってきた場合の「PostPet(部
屋)」のGUI画面の状態を示す図である。
【図29】 上記ポストペットによるメール送信を行い
ポストペットが戻ってきた場合の「PostPet(部
屋)」のGUI画面の状態を示す図である。
【図30】 上記ポストペットによるメール送信を行い
ポストペットが戻ってきた場合の「PostPet(部
屋)」のGUI画面の状態を示す図である。
【図31】 上記「PostPet(部屋)」のGUI画面
おいてポストペットの世話をする指示するアイコンをク
リックする状態を示す図である。
【図32】 上記「PostPet(部屋)」のGUI画面
おいてポストペットの世話を指示するアイコンをクリッ
クしてプルダウンメニューを開いた状態を示す図であ
る。
【図33】 上記「PostPet(部屋)」のGUI画面
おいて上記プルダウンメニューの項目「おやつ」を選択
してウインドウを開いた状態を示す図である。
【図34】 上記「PostPet(部屋)」のGUI画面
おいて上記プルダウンメニューの項目「おやつ」を選択
して開いたウインドウで「あげる」ボタンをクリックす
る状態を示す図である。
【図35】 上記「PostPet(部屋)」のGUI画面
おいて上記プルダウンメニューの項目「洗う」を選択し
た状態を示す図である。
【図36】 上記「PostPet(部屋)」のGUI画面
おいてポストペットが汚れている状態を示す図である。
【図37】 上記「PostPet(部屋)」のGUI画面
おいて上記プルダウンメニューの項目「模様かえ」を選
択した状態を示す図である。
【図38】 模様替えを実行した状態の「PostPet
(部屋)」のGUI画面を示す図である。
【図39】 上記「PostPet(部屋)」のGUI画面
おいて上記プルダウンメニューの項目「ペットの状態」
を選択した状態を示す図である。
【図40】 上記「PostPet(部屋)」のGUI画面
おいて部屋の外に位置しているポインティングカーソル
の表示状態を示す図である。
【図41】 上記「PostPet(部屋)」のGUI画面
おいて部屋内に位置しているポインティングカーソルの
表示状態を示す図である。
【図42】 上記「PostPet(部屋)」のGUI画面
おいてポストペットをなでる操作の状態を示す図であ
る。
【図43】 上記「PostPet(部屋)」のGUI画面
おいてポストペットをなでる操作の状態を示す図であ
る。
【図44】 上記「PostPet(部屋)」のGUI画面
おいてポストペットをなでる操作の状態を示す図であ
る。
【図45】 上記「PostPet(部屋)」のGUI画面
おいてポストペットを殴る操作の状態を示す図である。
【図46】 上記メーラがそれぞれインストールされた
2つのパーソナルコンピュータが通信ネットワークに同
時に接続されている状態での電子メールの授受の手順を
示すタイムチャートである。
【図47】 上記メーラがそれぞれインストールされた
2つのパーソナルコンピュータが通信ネットワークに時
間的にずれて接続される状態での電子メールの授受の手
順を示すタイムチャートである。
【図48】 ポストペットの挙動を決定する感情ユニッ
トのイベント処理を示すフローチャートである。
【図49】 ポストペットの挙動をエージェントパラメ
ータにより決定する手法を説明する図である。
【図50】 感情ユニットの基本構成を示す図である。
【図51】 ポストペットによるユーザAからユーザB
へのメールAの送信を模式的に示す図である。
【図52】 上記メールAのユーザBによる取り込みを
模式的に示す図である。
【図53】 上記ユーザBによるエージェントパラメー
タの自動返信を模式的に示す図である。
【図54】 上記ユーザBから自動返信されたエージェ
ントパラメータの受信を模式的に示す図である。
【図55】 ポストペットを選択するためのGUI画面
を示す図である。
【図56】 はてなくんを出現させた状態の「PostPe
t(部屋)」のGUI画面を示す図である。
【図57】 Magic CapのGUI画面の表示例
を示す図である。
【符号の説明】
1,2 公衆電話回線、10 インターネット、11,
12 インターネット・サービスプロバイダ、11A
ルータ、11B LAN、11C コミュニケーション
・サーバ、11D メール・サーバ、11E メール・
スプール、11F モデム、21,22 パーソナルコ
ンピュータ、21A,22A 装置本体、21B,22
B 表示装置、21C,22C キーボード、21D,
22Dマウス、21a 演算処理ユニット、21b リ
ードオンリーメモリ、21cランダムアクセスメモリ、
21d ハードディスクドライブ、21e フロッピー
ディスクドライブ、21f CD−ROMドライブ、2
1g 表示制御部、21h モデム、21i インター
フェース部、203エージェントパラメータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大瀧 奈見江 東京都渋谷区恵比寿南1−4−7−403

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子メールの送信を指定する送信命令に
    応じて、メールヘッダを付加したメール本文に、電子メ
    ールを配達するエージェントの挙動を制御するエージェ
    ントパラメータを添付して、ユーザの電子メール相手宛
    に送信するとともに、 上記エージェントに対する操作履歴が反映された経験内
    容に応じてエージェントパラメータを変更し、 上記エージェントパラメータに基づいてエージェントが
    予め準備された文例の電子メールをユーザ宛に自発的に
    送信することを特徴とする電子メールの自動送信制御方
    法。
  2. 【請求項2】 上記エージェントの経験内容に応じてク
    ラス分けして準備された複数の文例から、上記エージェ
    ントの経験内容に応じたクラス内で、送信する電子メー
    ルの文例をランダムに選択して、ユーザ宛に電子メール
    を自発的に送信する制御を行うことを特徴とする請求項
    1記載の電子メールの自動送信制御方法。
  3. 【請求項3】 上記エージェントの有効期間を設定して
    おき、上記有効期間満了時に電子メールをユーザ宛に自
    発的に送信することを特徴とする請求項2記載の電子メ
    ールの自動送信制御方法。
  4. 【請求項4】 電子メールの送信を指定する送信命令に
    応じて、メールヘッダを付加したメール本文に、電子メ
    ールを配達するエージェントの挙動を制御するエージェ
    ントパラメータを添付して、ユーザの電子メール相手宛
    に送信するとともに、 上記エージェントに対する操作履歴が反映された経験内
    容に応じてエージェントパラメータを変更し、 上記エージェントパラメータに基づいてエージェントが
    予め準備された文例の電子メールをユーザの電子メール
    相手宛に自発的に送信することを特徴とする電子メール
    の自動送信制御方法。
  5. 【請求項5】 上記エージェントの経験内容に応じてク
    ラス分けして準備された複数の文例から、上記エージェ
    ントの経験内容に応じたクラス内で、送信する電子メー
    ルの文例をランダムに選択して、ユーザの電子メール相
    手宛に電子メールを自発的に送信することを特徴とする
    請求項4記載の電子メールの自動送信制御方法。
  6. 【請求項6】 電子メールの送信を指定する送信命令に
    応じて、メールヘッダを付加したメール本文に、電子メ
    ールを配達するエージェントの挙動を制御するエージェ
    ントパラメータを添付して、ユーザの電子メール相手宛
    に送信するとともに、 上記エージェントに対する操作履歴が反映された経験内
    容に応じてエージェントパラメータを変更し、 上記エージェントパラメータに基づいてエージェントが
    ユーザ又はユーザの電子メール相手をランダムに選択し
    て予め準備された文例の電子メールをユーザ宛又はユー
    ザの電子メール相手宛に自発的に送信することを特徴と
    する電子メールの自動送信制御方法。
  7. 【請求項7】 上記エージェントの経験内容に応じてク
    ラス分けして準備された複数の文例から、上記エージェ
    ントの経験内容に応じたクラス内で、送信する電子メー
    ルの文例をランダムに選択して、ユーザ宛又はユーザの
    電子メール相手宛に自発的に送信することを特徴とする
    請求項6記載の電子メールの自動送信制御方法。
  8. 【請求項8】 上記エージェントの有効期間を設定して
    おき、上記有効期間満了時にユーザ宛又はユーザの電子
    メール相手宛に電子メールを自発的に送信することを特
    徴とする請求項7記載の電子メールの自動送信制御方
    法。
  9. 【請求項9】 エージェントを画面上に表示するととも
    に上記エージェントの挙動をエージェントパラメータに
    応じて管理するエージェントマネージャと、 電子メールの送信を指定する送信命令を受け付ける送信
    命令受付手段と、 電子メールの送信を指定する送信命令を上記送信命令受
    付手段が受け付けると、上記エージェントマネージャに
    より制御され、メールヘッダが付加されたメール本文に
    エージェントの挙動を決めるエージェントパラメータを
    添付して、ユーザの電子メール相手宛に電子メールを送
    信するメール送信手段とを備え、 上記エージェントマネージャは、エージェントに対する
    操作履歴が反映された経験内容に応じてエージェントパ
    ラメータを変更し、エージェントパラメータに基づいて
    エージェントが予め準備された文例の電子メールをユー
    ザ宛に自発的に送信することを特徴とする電子メールの
    自動送信制御装置。
  10. 【請求項10】 上記エージェントマネージャは、上記
    エージェントの経験内容に応じてクラス分けして準備さ
    れた複数の文例から、上記エージェントの経験内容に応
    じたクラス内で、送信する電子メールの文例をランダム
    に選択して、ユーザ宛に電子メールを自発的に送信する
    ことを特徴とする請求項9記載の電子メールの自動送信
    制御装置。
  11. 【請求項11】 上記エージェントマネージャは、上記
    エージェントの有効期間を設定しておき、上記有効期間
    満了時に電子メールをユーザ宛に自発的に送信すること
    を特徴とする請求項10記載の電子メールの自動送信制
    御装置。
  12. 【請求項12】 エージェントを画面上に表示するとと
    もに上記エージェントの挙動をエージェントパラメータ
    に応じて管理するエージェントマネージャと、 電子メールの送信を指定する送信命令を受け付ける送信
    命令受付手段と、 電子メールの送信を指定する送信命令を上記送信命令受
    付手段が受け付けると、上記エージェントマネージャに
    より制御され、メールヘッダが付加されたメール本文に
    エージェントの挙動を決めるエージェントパラメータを
    添付して、ユーザの電子メール相手宛に電子メールを送
    信するメール送信手段とを備え、 上記エージェントマネージャは、上記エージェントに対
    する操作履歴が反映された経験内容に応じてエージェン
    トパラメータを変更し、上記エージェントパラメータに
    基づいてエージェントが予め準備された文例の電子メー
    ルをユーザの電子メール相手宛に自発的に送信すること
    を特徴とする電子メールの自動送信制御装置。
  13. 【請求項13】 上記エージェントマネージャは、エー
    ジェントの経験内容に応じてクラス分けして準備された
    複数の文例から、上記エージェントの経験内容に応じた
    クラス内で、送信する電子メールの文例をランダムに選
    択して、ユーザの電子メール相手宛に電子メールを自発
    的に送信することを特徴とする請求項12記載の電子メ
    ールの自動送信制御装置。
  14. 【請求項14】 エージェントを画面上に表示するとと
    もに上記エージェントの挙動をエージェントパラメータ
    に応じて管理するエージェントマネージャと、 電子メールの送信を指定する送信命令を受け付ける送信
    命令受付手段と、 電子メールの送信を指定する送信命令を上記送信命令受
    付手段が受け付けると、上記エージェントマネージャに
    より制御され、メールヘッダが付加されたメール本文に
    エージェントの挙動を決めるエージェントパラメータを
    添付して、ユーザの電子メール相手宛に電子メールを送
    信するメール送信手段とを備え、 上記エージェントマネージャは、エージェントに対する
    操作履歴が反映された経験内容に応じてエージェントパ
    ラメータを変更し、上記エージェントパラメータに基づ
    いてエージェントがユーザ又はユーザの電子メール相手
    をランダムに選択して予め準備された文例の電子メール
    をユーザ宛又はユーザの電子メール相手宛に電子メール
    を自発的に送信することを特徴とする電子メールの自動
    送信制御装置。
  15. 【請求項15】 上記エージェントマネージャは、上記
    エージェントの経験内容に応じてクラス分けして準備さ
    れた複数の文例から、上記エージェントの経験内容に応
    じたクラス内で、送信する電子メールの文例をランダム
    に選択して、ユーザ宛又はユーザの電子メール相手宛に
    電子メールを自発的に送信する行うことを特徴とする請
    求項14記載の電子メールの自動送信制御装置。
  16. 【請求項16】 上記エージェントマネージャは、上記
    エージェントの有効期間を設定しておき、上記有効期間
    満了時にユーザ宛又はユーザの電子メール相手宛に電子
    メールを自発的に送信することを特徴とする請求項15
    記載の電子メールの自動送信制御装置。
  17. 【請求項17】 電子メールの送信を指定する送信命令
    に応じて、メールヘッダを付加したメール本文にエージ
    ェントパラメータを添付して、ユーザの電子メール相手
    宛に電子メールを送信するエージェントを画面上に表示
    するとともに上記エージェントの挙動をエージェントパ
    ラメータにより管理して、上記エージェントに対する操
    作履歴が反映された経験内容に応じてエージェントパラ
    メータを変更し、上記エージェントパラメータに基づい
    てエージェントが予め準備された文例の電子メールをユ
    ーザ宛に自発的に送信する制御を行うことを特徴とする
    コンピュータにより読み取り実行可能な自動送信制御プ
    ログラムを供給する電子メールの自動送信制御プログラ
    ム供給媒体。
  18. 【請求項18】 上記エージェントの経験内容に応じて
    クラス分けして準備された複数の文例から、上記エージ
    ェントの経験内容に応じたクラス内で、送信する電子メ
    ールの文例をランダムに選択して、ユーザ宛に電子メー
    ルを自発的に送信する制御を行うことを特徴とする請求
    項17記載のコンピュータにより読み取り実行可能なエ
    ージェント制御プログラムを供給する電子メールの自動
    送信制御プログラム供給媒体。
  19. 【請求項19】 上記エージェントの有効期間を設定し
    ておき、上記有効期間満了時に電子メールをユーザ宛に
    自発的に送信する制御を行うことを特徴とする請求項1
    8記載のコンピュータにより読み取り実行可能なエージ
    ェント制御プログラムを供給する電子メールの自動送信
    制御プログラム供給媒体。
  20. 【請求項20】 電子メールの送信を指定する送信命令
    に応じて、メールヘッダを付加したメール本文にエージ
    ェントパラメータを添付して、ユーザの電子メール相手
    宛に電子メールを送信するエージェントを画面上に表示
    するとともに上記エージェントの挙動をエージェントパ
    ラメータにより管理し、上記エージェントに対する操作
    履歴が反映された経験内容に応じてエージェントパラメ
    ータを変更し、上記エージェントパラメータに基づいて
    エージェントが予め準備された文例の電子メールをユー
    ザの電子メール相手宛に自発的に送信する制御を行うこ
    とを特徴とするコンピュータにより読み取り実行可能な
    エージェント制御プログラムを供給する電子メールの自
    動送信制御プログラム供給媒体。
  21. 【請求項21】 上記エージェントの経験内容に応じて
    クラス分けして準備された複数の文例から、上記エージ
    ェントの経験内容に応じたクラス内で、送信する電子メ
    ールの文例をランダムに選択して、ユーザの電子メール
    相手宛に電子メールを自発的に送信する制御を行うこと
    を特徴とする請求項20記載のコンピュータにより読み
    取り実行可能なエージェント制御プログラムを供給する
    電子メールの自動送信制御プログラム供給媒体。
  22. 【請求項22】 電子メールの送信を指定する送信命令
    に応じて、メールヘッダを付加したメール本文にエージ
    ェントパラメータを添付して、ユーザの電子メール相手
    宛に電子メールを送信するエージェントを画面上に表示
    するとともに上記エージェントの挙動をエージェントパ
    ラメータにより管理し、上記エージェントに対する操作
    履歴が反映された経験内容に応じてエージェントパラメ
    ータを変更し、上記エージェントパラメータに基づいて
    エージェントがユーザ又はユーザの電子メール相手をラ
    ンダムに選択して予め準備された文例の電子メールをユ
    ーザ宛又はユーザの電子メール相手宛に電子メールを自
    発的に送信する制御を行うことを特徴とするコンピュー
    タにより読み取り実行可能なエージェント制御プログラ
    ムを供給する電子メールの自動送信制御プログラム供給
    媒体。
  23. 【請求項23】 上記エージェントの経験内容に応じて
    クラス分けして準備された複数の文例から、上記エージ
    ェントの経験内容に応じたクラス内で、送信する電子メ
    ールの文例をランダムに選択して、ユーザ宛又はユーザ
    の電子メール相手宛に電子メールを自発的に送信する制
    御を行うことを特徴とする請求項22記載のコンピュー
    タにより読み取り実行可能なエージェント制御プログラ
    ムを供給する電子メールの自動送信制御プログラム供給
    媒体。
  24. 【請求項24】 上記エージェントの有効期間を設定し
    ておき、上記有効期間満了時にユーザ宛又はユーザの電
    子メール相手宛に電子メールを自発的に送信する制御を
    行うことを特徴とする請求項23記載のコンピュータに
    より読み取り実行可能なエージェント制御プログラムを
    供給する電子メールの自動送信制御プログラム供給媒
    体。
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