JP2002182467A - 現像装置、画像形成装置及び画像形成プロセスユニット - Google Patents

現像装置、画像形成装置及び画像形成プロセスユニット

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JP2002182467A
JP2002182467A JP2000382045A JP2000382045A JP2002182467A JP 2002182467 A JP2002182467 A JP 2002182467A JP 2000382045 A JP2000382045 A JP 2000382045A JP 2000382045 A JP2000382045 A JP 2000382045A JP 2002182467 A JP2002182467 A JP 2002182467A
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toner
developer
developing device
carrier
latent image
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Noriyoshi Tarumi
紀慶 樽見
Hajime Koyama
一 小山
Katsuhiro Aoki
勝弘 青木
Takashi Hodoshima
隆 程島
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トナー摩擦帯電用の接触部材を設けることな
く一成分現像が可能となるとともに、画像形成動作開始
時の欠陥画像の発生を防止することができる現像装置、
画像形成装置及びプロセスカートリッジを提供する。 【解決手段】 トナーを担持する現像ローラ402と、
トナーと磁性粒子とを含む現像剤を担持する磁気ブラシ
ローラ403とを備えた現像装置において、トナー供給
領域Sにおける磁気ブラシローラ403上の現像剤と現
像ローラ402との接触量を変化させるように磁気ブラ
シローラ403を移動させる磁気ブラシローラ移動装置
101と、現像ローラ非駆動時に磁気ブラシローラ40
3上の現像剤と現像ローラ402との接触量を低下させ
るように、磁気ブラシローラ移動装置101を制御する
コントローラ100とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリンタ
ー、FAXなどの画像形成装置、該装置に用いる現像装
置及び画像形成プロセスユニットに係り、詳しくは、表
面にトナーを担持し潜像担持体に対向する現像領域に搬
送するトナー担持体と、トナーと磁性粒子とを含む二成
分現像剤を担持してトナー担持体に対向するトナー供給
領域に搬送し、二成分現像剤中のトナーをトナー担持体
に供給するトナー供給部材とを有する現像装置、該現像
装置を備えた画像形成装置及び画像形成プロセスユニッ
トに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の画像形成装置に用いる現
像装置として、トナーと磁性粒子とを含む二成分現像剤
を用いて潜像担持体上の静電潜像を現像する二成分現像
装置と、トナーを一成分現像剤として用いて潜像担持体
上の静電潜像を現像する一成分現像装置が知られてい
る。これらの現像装置のうち後者の一成分現像装置は、
構成が簡易で小型化できるというメリットを有してい
る。また、磁性粒子を用いないため、二成分現像剤の磁
気ブラシが潜像担持体へ当たる状態の影響で、静電潜像
に忠実でなく多少現像ムラが発生してしまう現象、いわ
ゆる磁気ブラシマークが発生しない。更に、二成分現像
装置に比して現像剤層が薄く、いわゆるエッジ効果と呼
ばれる現象も少ない。このため、一成分現像装置は、高
精細な画像の再現性に優れている。なかでも、非磁性一
成分現像剤を用いるものは、カラー化への対応が優れて
おり、高繊細なカラー画像を得る現像装置として適して
いる。
【0003】しかしながら、通常の一成分現像装置で
は、トナー担持体上のトナーの帯電制御はトナー担持体
に接触するブレードやトナー供給ローラ等の接触部材に
よる摩擦帯電で行われるため、トナーの帯電制御性の高
速化、高耐久化への対応が難しいという課題がある。ま
た、上記接触部材の加圧でトナー担持体上のトナーにス
トレスがかかってトナーフィルミングが起ったり、トナ
ー内に外添剤が入り込んだりすることにより、画質の劣
化を招くおそれがある。更に、トナー担持体と上記接触
部材との摩擦により両者が摩耗して現像特性が経時的に
変化するおそれもあった。これらの問題を解決するため
に、上記従来のブレードやトナー供給ローラ等の接触部
材による摩擦帯電を用いないで、所定極性に帯電したト
ナーをトナー担持体上に供給して担持させることが好ま
しい。
【0004】上記接触部材による摩擦帯電を用いないで
所定極性に帯電したトナーをトナー担持体上に供給して
担持させることができる現像装置として、二成分現像剤
からなる磁気ブラシを表面に形成したトナー供給部材を
用い、トナー供給部材上の磁気ブラシよりトナーのみが
トナー担持体に供給される現像装置が提案されている
(例えば、特開昭56−40862号公報、特開昭59
−172662号公報、特開平7−20714号公報参
照)。これらの現像装置では、トナー供給部材(磁気ロ
ーラ、磁気ブラシ形成体)上に二成分現像剤を担持して
磁気ブラシを形成する。この磁気ブラシ中のトナーは磁
性粒子との摩擦により所定極性に帯電される。そして、
このトナー供給部材上の磁気ブラシから所定極性に帯電
されたトナーのみが、トナー担持体(現像ローラ、トナ
ー層保持体)上に移動して担持される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記特開昭
56−40862号公報等に記載されているようにトナ
ー供給部材に形成した磁気ブラシからトナーのみがトナ
ー担持体上に供給される現像装置において、トナー担持
体等が駆動されない非画像形成状態で長時間放置された
後、画像形成を行なうと、トナー担持体とトナー供給部
材とが対向しているトナー供給領域の形状に対応した模
様の欠陥画像が発生する場合があった。この画像形成開
始時の欠陥画像の原因について本発明者らが実験等によ
り調べたところ、トナー担持体が駆動されていないトナ
ー担持体非駆動時に、トナー供給部材上に形成される磁
気ブラシの先端部とトナー担持体表面とが接触した状態
で長期に保持されることが、上記欠陥画像の原因になっ
ていることがわかった。特に、この欠陥画像は、トナー
担持体にゴム材を使用したり、トナー担持体の表面部に
樹脂層を設けたりした場合に発生しやすかった。上記欠
陥画像の原因としては、トナー担持体にトナー供給部材
上の現像剤層が接触し続けることによってトナー担持体
が変形すること、トナー担持体の表面へ接触するトナー
や磁性粒子などの現像剤構成分の電荷によりトナー担持
体の内部に電荷が発生すること、静電的にトナーがトナ
ー担持体へ強く付着するあるいはトナーの成分が熱的に
トナー担持体上へ付着することなどが考られる。
【0006】本発明は以上の背景のもとでなされたもの
であり、その目的は、トナー担持体上のトナーを摩擦帯
電するための接触部材を設けることなく一成分現像が可
能となるとともに、画像形成動作開始時の欠陥画像の発
生を防止することができる現像装置、該現像装置を備え
た画像形成装置及び画像形成プロセスユニットを提供す
ることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、所定方向に移動可能な表面にト
ナーを担持し潜像担持体に対向する現像領域に搬送する
トナー担持体と、トナーと磁性粒子とを含む現像剤を担
持して該トナー担持体に対向するトナー供給領域に搬送
し、該現像剤中のトナーを該トナー担持体に供給するト
ナー供給部材とを備えた現像装置において、該トナー供
給領域における該トナー供給部材上の現像剤と該トナー
担持体との接触量を変化させる現像剤接触量可変手段
と、該トナー担持体の表面移動が停止したトナー担持体
非駆動時に該トナー供給部材上の現像剤と該トナー担持
体との接触量を低下させるように、該現像剤接触量可変
手段を制御する制御手段とを設けたことを特徴とするも
のである。なお、上記トナー供給部材上の現像剤とトナ
ー担持体との接触量を低下させる態様には、トナー供給
部材上の現像剤とトナー担持体とを離間させる態様も含
まれる。
【0008】請求項1の現像装置では、トナー供給部材
に担持された現像剤中のトナーは磁性粒子との摩擦で帯
電されながら、磁性粒子とともに、トナー担持体に対向
するトナー供給領域へ搬送される。このトナー供給領域
で、トナー供給部材の現像剤中のトナーがトナー担持体
に供給され担持される。そして、制御手段で現像剤接触
量可変手段を制御することにより、トナー担持体の表面
移動が停止したトナー担持体非駆動時に、トナー供給部
材上の現像剤とトナー担持体との間の接触量を低下させ
るので、トナー供給部材上の現像剤とトナー担持体との
比較的強い接触状態が長時間にわたって保持されること
がない。
【0009】請求項2の発明は、請求項1の現像装置に
おいて、上記現像剤接触量可変手段が、上記トナー担持
体と上記トナー供給部材との間の距離を変化させるよう
に該トナー供給部材を移動させるトナー供給部材移動手
段であることを特徴とするものである。
【0010】請求項2の現像装置では、トナー供給部材
移動手段を制御することにより、トナー担持体と上記ト
ナー供給部材との間の距離を変化させ、トナー供給部材
上の現像剤とトナー担持体との間の接触量を低下させ
る。
【0011】請求項3の発明は、請求項1の現像装置に
おいて、上記現像剤接触量可変手段が、上記トナー供給
領域における上記トナー供給部材上の現像剤の量を変化
させる現像剤量可変手段であることを特徴とするもので
ある。
【0012】請求項3の現像装置では、現像剤量可変手
段を制御することにより、上記トナー供給領域における
トナー供給部材上の現像剤の量を減少させ、トナー供給
部材上の現像剤とトナー担持体との間の接触量を低下さ
せる。
【0013】請求項4の発明は、請求項3の現像装置に
おいて、上記現像剤量可変手段が、上記トナー供給部材
の表面に接離可能に設けられた現像剤量規制部材と、該
現像剤量規制部材を該トナー供給部材の表面に接離させ
るように駆動する現像剤規制部材駆動手段とを用いて構
成されていることを特徴とするものである。
【0014】請求項4の現像装置では、現像剤規制部材
駆動手段を制御して現像剤量規制部材をトナー供給部材
の表面に接触させることにより、トナー供給部材上の現
像剤量を減少させ、トナー供給部材上の現像剤とトナー
担持体との間の接触量を低下させる。
【0015】請求項5の発明は、請求項3の現像装置に
おいて、上記トナー供給部材が、回動可能な非磁性の円
筒状部材と、該円筒状部材の内部に設けられた複数の磁
極を有する磁石体とを用いて構成され、上記現像剤量可
変手段が、該円筒状部材の内部で該磁石体を移動させる
磁石体移動手段であることを特徴とするものである。
【0016】請求項5の現像装置では、上記トナー担持
体非駆動時に、磁石体移動手段を制御し、円筒状部材の
内部で磁石体を移動させることにより、上記トナー供給
領域におけるトナー供給部材上の現像剤の量を減少させ
る。
【0017】請求項6の発明は、請求項5の現像装置に
おいて、上記磁石体が、上記トナー供給領域で上記トナ
ー供給部材上にブラシ状の現像剤を形成するための主磁
極と、該トナー供給部材上の現像剤を該トナー供給領域
に供給するように搬送するとともに該トナー供給領域か
ら該現像剤を回収するように搬送する搬送磁極とを有
し、上記トナー担持体非駆動時に、該磁石体の主磁極が
上記トナー供給領域に対向する位置から離間させるよう
に該磁石体を移動させることを特徴とするものである。
【0018】請求項6の現像装置では、上記トナー担持
体非駆動時に、磁石体の主磁極がトナー供給領域に対向
する位置から離間させるように磁石体を移動させること
により、上記トナー供給領域におけるトナー供給部材上
の現像剤の量を減少させる。
【0019】請求項7の発明は、請求項6の現像装置に
おいて、上記トナー担持体非駆動時における上記磁石体
の位置が、上記複数の磁極のうち互いに隣り合う異極性
の磁極の中央部が上記トナー供給領域に対向する位置で
あることを特徴とするものである。
【0020】請求項7の現像装置では、上記トナー担持
体非駆動時に、上記磁石体における複数の磁極のうち互
いに隣り合う異極性の磁極の中央部を上記トナー供給領
域に対向させることにより、上記トナー供給領域におい
てトナー供給部材表面に現像剤を担持させる磁力を弱め
る。
【0021】請求項8の発明は、請求項6の現像装置に
おいて、上記トナー担持体非駆動時における上記磁石体
の位置が、上記複数の磁極のうち互いに隣り合う同極性
の磁極の中央部が上記トナー供給領域に対向する位置で
あることを特徴とするものである。
【0022】請求項8の現像装置では、上記トナー担持
体非駆動時に、上記磁石体における複数の磁極のうち互
いに隣り合う同極性の磁極の中央部を上記トナー供給領
域に対向させることにより、上記トナー供給領域におい
てトナー供給部材表面に現像剤を担持させる磁力を弱め
る。
【0023】請求項9の発明は、請求項1、2、3、
4、5、6、7又は8の現像装置において、上記トナー
担持体が、弾性体で形成されていることを特徴とするも
のである。
【0024】請求項9の現像装置では、トナー担持体を
弾性体で形成することにより、トナー担持体の柔軟化を
図ることができる。
【0025】請求項10の発明は、請求項1、2、3、
4、5、6、7、8又は9の現像装置において、上記ト
ナー担持体の表面が、樹脂で形成されていることを特徴
とするものである。
【0026】請求項10の現像装置では、上記弾性体で
トナー担持体の柔軟化を図るとともに、トナー担持体の
表面に形成した樹脂に、トナー搬送性の向上、トナー薄
層の均一性の向上、トナーフィルミングの発生防止、耐
摩耗性等の機能を持たせることができる。
【0027】請求項11の発明は、請求項1、2、3、
4、5、6、7又は8の現像装置において、上記トナー
担持体が、弾性体層と、該弾性体層上の弾性円筒体とに
より構成されていることを特徴とするものである。
【0028】請求項11の現像装置では、上記弾性体層
にトナー担持体の柔軟化の機能を持たせるとともに、上
記弾性円筒体に、トナー搬送性の向上、トナー薄層の均
一性の向上、トナーフィルミングの発生防止、耐摩耗性
等の機能を持たせることができる。
【0029】請求項12の発明は、潜像担持体と、該潜
像担持体に潜像を形成する潜像形成手段と、該潜像担持
体上の潜像を現像する現像装置と、該潜像担持体上のト
ナー像を転写材に転写する転写装置とを備えた画像形成
装置であって、該現像装置として、請求項1、2、3、
4、5、6、7、8、9、10又は11の現像装置を用
いたことを特徴とするものである。
【0030】請求項13の発明は、潜像担持体と、該潜
像担持体に潜像を形成する潜像形成手段と、該潜像担持
体上の潜像を現像する現像装置と、該潜像担持体上のト
ナー像が転写される中間転写体と、該潜像担持体上のト
ナー像を該中間転写体に転写する1次転写装置と、該中
間転写体上のトナー像を転写材に転写する2次転写装置
とを備えた画像形成装置であって、該現像装置として、
請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10又は
11の現像装置を用いたことを特徴とするものである。
【0031】請求項12及び13の画像形成装置では、
上記現像装置を用いることにより、トナー担持体の表面
移動が停止したトナー担持体非駆動時に、トナー供給部
材上の現像剤とトナー担持体との間の接触量を低下させ
るので、トナー供給部材上の現像剤とトナー担持体との
比較的強い接触状態が長時間にわたって保持されること
がない。
【0032】請求項14の発明は、潜像担持体、該潜像
担持体の表面を一様帯電する帯電装置、該潜像担持体上
のトナー像を転写材に転写する転写装置及び該潜像担持
体の表面をクリーニングするクリーニング装置の少なく
とも一つと、該潜像担持体上の潜像を現像する現像装置
とを、画像形成装置本体に対して着脱可能に一体構造物
として構成した画像形成プロセスユニットであって、該
現像装置として、請求項1、2、3、4、5、6、7、
8、9、10又は11の現像装置を用いたことを特徴と
するものである。
【0033】請求項14の画像形成プロセスユニットで
は、上記現像装置を用いることにより、トナー担持体の
表面移動が停止したトナー担持体非駆動時に、トナー供
給部材上の現像剤とトナー担持体との接触量を低下させ
るので、トナー供給部材上の現像剤とトナー担持体との
比較的強い接触状態が長時間にわたって保持されること
がない。しかも、画像形成プロセスユニットを画像形成
装置本体に着脱自在とすることにより、現像剤やトナー
が飛散しにくくなるとともに、画像形成装置の保守性が
向上する。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、電子写真式の画
像形成装置及び該画像形成装置に用いる現像装置に適用
した実施形態について説明する。まず、図1を用いて、
本実施形態に係る画像形成装置の全体の概略構成につい
て説明する。この画像形成装置は、潜像担持体としての
ドラム状の感光体1の周辺に、感光体1の表面を一様帯
電する帯電装置2、画像情報に基づいて変調されたレー
ザー光線等を感光体1に照射する露光装置3、感光体1
に形成された静電潜像(静電荷像)に対し現像ローラ4
02上の帯電トナーを付着させることでトナー像を形成
する現像装置4、感光体1上に形成されたトナー像を転
写材としての転写紙20に転写する転写装置5、転写後
に感光体1上に残ったトナーを除去するクリーニング装
置6等が順に配設されている。また、感光体1上に静電
潜像を形成する潜像形成手段は、上記帯電装置2及び露
光装置3により構成されている。上記感光体1として
は、有機感光体、アモルファスシリコンなどを用いるこ
とができる。また、潜像担持体としては、上記感光体の
他、磁気記録体、静電記録体などを用いることもでき
る。
【0035】また、上記帯電装置2としては、コロナワ
イヤを使用するコロナ帯電装置や、導電性ローラを感光
体1の表面に接触あるいは近接させて導電性ローラと図
示しない感光体1の電極との間にバイアス電圧を印加す
るローラ帯電装置などを用いることができる。
【0036】また、上記露光装置3は、露光位置Eにお
いて、帯電装置1で全面均一帯電されて感光化された感
光体1に対して選択的に画像光3aを照射して放電させ
ることにより、静電潜像を形成するものである。この露
光装置3としては、アナログ画像光を照射するものや、
レーザー走査光、LEDアレイ光等を照射するものを用
いることができる。アナログ画像光は、図示しない原稿
をスリット走査露光し、対応するスリット像を光学系に
より感光体1上に結像させたものである。上記レーザー
走査光やLEDアレイ光は、原稿からの反射光をCCD
などの光電変換素子上に結像させることにより生成され
る電気信号による画像信号あるいはワープロ、パソコン
等の外部装置から送られてきた画像信号に基づいて、半
導体レーザや発光ダイオードから出射される光を変調し
たものである。これらの画像光のうちレーザー走査光、
LEDアレイ光により形成される静電潜像は、いわゆる
オリジナル画像をデジタル化し、画像処理装置により画
像処理された通常微細なドットにより形成されるドット
像である。このドット画像を構成する各ドットの径は、
通常50〜200μmであるが、近年のデジタル画像、
即ちドットにより形成される2値画像の階調性を重視し
た高画像の実現へ向けて微細化が進んでおり、ドット径
は50μmより更に微細化の傾向であり、30μm、20
μmへと進展している。本実施形態の画像形成装置は、
このような微細なドットにより形成される2値画像の高
品位な再現性に特にすぐれた効果を示すものである。
【0037】また、本実施形態では、上記露光装置3に
よりネガ−ポジ露光を行なうように画像光3aが照射さ
れ、感光体1上に形成される微細なドットからなる静電
潜像は、画像部の電荷が放電されるネガ−ポジ像となっ
ている。従って、次工程である現像工程においては、静
電荷が減衰した部分にトナーを付着させるネガ−ポジ現
像が通常なされる。
【0038】上記感光体1上の静電潜像は現像装置4で
現像されてトナー像となる。この感光体1上のトナー像
は、転写装置5により転写紙20上に転写される。転写
紙上に転写されたトナー像は、図しない定着装置により
定着され、永久画像が形成される。一方、転写工程終了
後、感光体1に残留する残留トナーをクリーニング装置
6で除去するとともに、残留電荷を図示しない除電装置
で除去することにより、感光体1を再使用可能に初期化
する。
【0039】次に、本画像形成装置における現像装置4
について説明する。現像装置4は、現像容器401内に
トナー担持体としての現像ローラ402などが収容され
た現像器40と、トナーカートリッジ421から現像器
40にトナー10を補給するトナー補給部42とを備え
ている。現像器40は、現像容器401内に、上記現像
ローラ402のほか、トナー供給部材としての磁気ブラ
シローラ403、現像剤撹拌部材としてのアジテータ4
04、トナー補給部材3−2、磁気ブラシローラ403
上に形成される現像剤層DLの量(厚さ)規制と均一化
を行う現像剤量規制部材406等により構成されてい
る。なお、図1中の矢印A1、A2、A3、A4はそれ
ぞれ感光体1、現像ローラ402、磁気ブラシローラ4
03、アジテータ404の回転方向を示している。
【0040】上記構成の現像装置4において、トナー補
給部42のトナー補給ローラ422により補給されたト
ナー10は、アジテータ404により、トナー10と磁
性粒子としてのキャリア11とを含む現像剤12と混合
攪拌され、所望の極性に帯電され、磁気ブラシローラ4
03上へ搬送される。この磁気ブラシローラ403は、
軸部403a、複数の永久磁石により構成され複数の磁
極を固定してなる磁石体403b、磁石体403bの周
りを回転可能に設けられたトナー供給スリーブ403c
により構成されている。トナー供給スリーブ403c
は、表面にトナーと磁性キャリアより構成される現像剤
を担持することが可能で、現像剤量規制部材406によ
り均一化された現像剤層DLを担持し、トナー供給領域
Sにおいて現像ローラ402上へ均一薄層状にトナーを
供給する。
【0041】上記磁気ブラシローラ403の内部の磁石
体403bは、現像領域Dで磁気ブラシを形成する主磁
極M1と、複数個の搬送磁極S1、S2、S3、S4
(S2、S3は回収磁極)とを有している。図1の例に
おいては、主磁極M1はN極、搬送磁極S1はS極、S
2はS極、S3はN極、S4はN極である。搬送磁極S
2、S3は現像ローラ402へのトナー供給後の現像剤
搬送磁極であり、磁極S3は磁極S4と協働して反発磁
界を形成し、磁気ブラシローラ403上の現像剤層を、
磁気ブラシローラ403より分離し、アジテータ404
が設けられた現像剤攪拌部へ回収するための回収磁極で
ある。上記主磁極M1に対応する磁気ブラシローラ40
3の表面には、トナー供給用の磁気ブラシMBが形成さ
れ、磁気ブラシMBの先端部が現像ローラ402の表面
に接触している。
【0042】上記現像ローラ402の図示しない電極と
磁気ブラシローラ403の図示しない電極との間には、
トナー供給領域Sにおいて磁気ブラシローラ403上の
現像剤12から現像ローラ402へトナー10を確実に
供給するために、必要に応じてトナー供給バイアス電圧
が印加される。この現像ローラ402へのトナー10の
供給性を向上させるためには、トナー供給スリーブ40
3cと、現像剤12を構成するキャリア11とが導電性
を有することにより、電極の機能を兼ねることが望まし
い。上記トナー供給バイアス電圧としては、直流バイア
ス電圧を印加してもいいし、直流バイアス電圧に交番バ
イアス電圧を重畳したものを印加してもよい。交番バイ
アス電圧を重畳したものを印加した場合は、現像ローラ
402上に均一な薄層を安定に形成させる上で好都合で
ある。トナー供給領域Sでは、キャリア11との摩擦帯
電により所望の極性へ帯電しているトナーが、現像ロー
ラ402上に移動し、均一なトナー薄層として担持され
る。
【0043】なお、現像ローラ402の表面がトナー1
0との摩擦帯電により、静電的にトナーの保持が可能で
あれば必ずしも上記トナー供給バイアス電圧は必要とし
ない。この場合の現像ローラ402の表面材質として
は、トナー10の帯電極性と反対極性の帯電列にある材
料が望ましい。例えば、トナー10の帯電極性がマイナ
スであれば、アミノ基を有する有機化合物、トナー10
の帯電極性がプラスであれば、含フッ素化合物が好適で
ある。
【0044】上記現像ローラ402と感光体1とが対向
する現像領域Dでは、感光体1の図示しない電極と現像
ローラ402の図示しない電極との間に現像バイアス電
圧を印加した状態で、表面に均一に形成され所望の極性
に帯電されたトナー薄層を担持する現像ローラ402
が、感光体1に対して所定の相対速度と圧力にて接触す
る。この現像ローラ402上のトナーが、感光体1に形
成された静電潜像へ選択的に付着することにより、現像
が行なわれる。
【0045】また、本実施形態のような現像装置では、
非画像形成時などの現像ローラ402の非駆動時に磁気
ブラシローラ403上の磁気ブラシMBの先端部と現像
ローラ402の表面との接触を長期に保持した後、画像
形成を開始するときに接触模様の欠陥画像が発生するお
それがある。そこで、本実施形態では、この接触模様の
欠陥画像を未然に防止するために、磁気ブラシローラ4
03上の磁気ブラシMBの先端部と現像ローラ402の
表面との接触量を低下させる現像剤接触量可変手段と、
現像ローラ402が駆動されていない現像ローラ非駆動
時において、磁気ブラシローラ403上の磁気ブラシM
Bの先端部と現像ローラ402の表面との接触量を低下
させるように、上記現像剤接触量可変手段を制御する制
御手段とを設けている。
【0046】図1の画像形成装置における現像装置で
は、上記現像剤接触量可変手段として、現像ローラ40
2と磁気ブラシローラ403との間の距離を変化させる
ように磁気ブラシローラ403を図中矢印C、N方向に
移動させるトナー供給部材移動手段である磁気ブラシロ
ーラ移動装置101を、磁気ブラシローラ403の軸部
403aの端部に設けている。そして、この磁気ブラシ
ローラ移動装置101を、CPU、RAM、ROM、I
/Oインターフェース部などからなる制御手段としての
コントローラ100で制御し、上記現像ローラ非駆動時
に、磁気ブラシローラ403を図中矢印N方向に移動さ
せ、磁気ブラシローラ403上の磁気ブラシMBの先端
部と現像ローラ402の表面とを離間させている。な
お、通常の画像形成時には、磁気ブラシローラ403を
図中矢印C方向に移動させ、磁気ブラシローラ403上
の磁気ブラシMBの先端部と現像ローラ402の表面と
を所定の圧接力で接触させている。
【0047】以上、本実施形態によれば、磁気ブラシロ
ーラ403上の現像剤12から所定極性に帯電したトナ
ー10を現像ローラ402に供給して担持させることが
できるので、現像ローラ402上のトナーを摩擦帯電す
るための接触部材を設けることなく一成分現像が可能と
なる。しかも、現像ローラ402の駆動を停止した現像
ローラ非駆動時に、磁気ブラシローラ403上の現像剤
12と現像ローラ402との比較的強い接触状態が長時
間にわたって保持されることがなくなるので、画像形成
動作開始時の欠陥画像の発生を防止することができる。
特に、上記現像ローラ非駆動時に、磁気ブラシローラ4
03上の現像剤12と現像ローラ402とを離間させる
場合には、磁気ブラシローラ403上の現像剤12と現
像ローラ402との接触状態が長時間にわたって保持さ
れることがなくなるので、画像形成動作開始時の欠陥画
像の発生をより確実に防止することができる。
【0048】また、本実施形態によれば、現像ローラ4
02上にトナーの均一な薄層を形成するため、感光体1
に形成された静電潜像へのトナーの接触性、加えて供給
性に優れ、従来のトナーを担持するキャリア粒子を接触
せしめて現像を行う2成分現像剤を使用する現像装置に
比して、現像性能が大きく、又、均一現像性にも優れて
いる。特に、微細なドットにより形成される画像の場合
に優れた現像性能が得られる。このように優れた現像性
能が得られる理由としては、現像ローラ402の表面に
密に形成されたトナー層の接触がトナー面状接触である
本実施形態の現像装置の場合、トナーに対して粒径の大
きいキャリア粒子による接触が点状接触である従来の二
成分現像装置に比して、感光体1の静電潜像に対する接
触確率が明らかに大きいこと、上記従来の二成分現像装
置とは異なりキャリア粒子の運によって静電潜像へ付着
したトナーが捕獲される作用がないことなどが考えられ
る。
【0049】このように本実施形態の現像装置において
は、従来の二成分現像装置による広い面積の現像におい
て発生しがちな後端部の現像不良、感光体表面移動方向
と垂直方向の細線が細くなる現象、ドットにより形成さ
れる画像の各ドットの不均一現像性などの画像欠陥を解
決することができる。
【0050】また、本実施形態によれば、磁気ブラシロ
ーラ403上の磁気ブラシ(二成分現像剤)から帯電済
みのトナーのみを現像ローラ402上に供給し担持させ
ることができる。したがって、現像ローラ402上のト
ナーを薄層化ブレードなどの接触部材で摩擦帯電する必
要がなく、現像ローラ402上のトナーフィルミング
や、現像ローラ及び接触部材の摩耗による現像特性の経
時的な変化、薄層化ブレードなどの接触部材が非動作時
などに長時間接触状態があることによる画像のセットム
ラなどの問題がなくなる。また、現像ローラ402上の
トナーを薄層化ブレードなどの接触部材で摩擦帯電する
場合に比して駆動トルクの低減を図ることができる。更
に、薄層化ブレードなどの接触部材で摩擦帯電する場合
に発生していた小さい粒径のトナーより選択的に現像さ
れる「選択現像」による画質(解像度、階調性)の変化
を防止することができる。
【0051】また、本実施形態によれば、現像ローラ4
02上に担持したトナーの帯電量にバラツキが少なく安
定した帯電量分布を得ることができるので、特に2値プ
ロセスで画像を形成する場合において安定した飽和現像
が可能となる。したがって、地汚れや画像濃度不足(ド
ット抜け)に起因するザラツキがない画像を安定して形
成することができる。
【0052】なお、上記図1の実施形態では、上記現像
剤接触量可変手段として、磁気ブラシローラ403を移
動させる磁気ブラシローラ移動装置101を設けている
が、これに代えて、トナー供給領域Sにおける磁気ブラ
シローラ403上の現像剤の量を変化させる現像剤量可
変手段を設けても良い。図2の実施形態では、上記現像
剤量可変手段として、回動軸407aを中心に回動する
ことにより、磁気ブラシローラ403上の磁気ブラシの
穂切りを行なう穂切り位置Cと穂切り解除位置Nとの間
で移動自在な現像剤規制部材としての穂切り部材407
と、穂切り部材407を回転させる例えばカム機構など
からなる現像剤規制部材駆動手段としての穂切り部材駆
動装置102とが設けられている。この穂切り部材40
7は、磁気ブラシローラ403上の現像剤層DLの形成
を機械的に妨げるものであり、図2においては、磁気ブ
ラシローラ403の回転方向におけるトナー供給領域S
より上流側で、現像剤汲み上げ極(図2においてはS
4)に対応する現像剤汲み上げ位置Gより下流側に設け
られている。この穂切り部材407は、コントローラ1
00で穂切り部材駆動装置102を制御することによ
り、現像ローラ非駆動時は穂切り位置Cに位置させ、磁
気ブラシローラ403上に形成される現像剤層DLがト
ナー供給領域Sにおいて現像ローラ402に対して実質
的に接触しないように減少あるいは除去される。なお、
上記穂切り部材407は、磁気ブラシローラ403上の
現像剤層DLの形成を機械的に妨げるものであり、全く
現像剤層DLの形成を妨げるか、現像剤層が現像ローラ
402へ接触しないようい、あるいは接触があっても接
触模様が発生しない程度に、磁気ブラシローラ403上
に形成される現像剤層の量を減少させることができれば
良い。例えば、この穂切り部材407としては、図2の
構成例で用いたような磁気ブラシローラ403の軸方向
に沿った板状のものだけでなく、種々の構成を採用する
ことができる。
【0053】また、図3に示すように、上記現像剤接触
量可変手段として、上記磁気ブラシローラのトナー供給
スリーブ403cの内部で磁石体403bを移動させる
磁石体移動手段としての磁石体駆動装置103を設け、
この磁石体駆動装置を103をコントローラ100で制
御するようにしても良い。この場合は、現像ローラ非駆
動時に、磁気ブラシローラ内部の磁石体403bを並進
移動あるいは回転させることによりトナー供給領域Sに
おいて、現像ローラ402に対して磁気ブラシローラ4
04上の現像剤層DLが接触しない、あるいは接触して
も接触模様の欠陥画像が発生しないように、磁気ブラシ
ローラ404上の現像剤の状態を変化させる。
【0054】例えば、磁石体403bを通常の画像形成
時の位置(図3の位置)から回転させ、上記主磁極M1
の位置をトナー供給領域Sに対向する位置からずらすよ
うに制御する。図4は、現像ローラ402と現像剤層D
Lとの接触の低減あるいは非接触を実現する具体例であ
り、互いに隣り合う磁極である主磁極M1(N極)と搬
送磁極S1(S極)との略中央位置がトナー供給位置S
に対向するように、磁石体403bを回転させている。
また、図5は、互いに隣り合う異なる磁極である搬送磁
極S3(N極)と搬送磁極S4(N極)との略中央部が
トナー供給位置Sに対向するように、磁石体403bを
回転させた例である。この例の場合、同じN極の2つの
磁極(S3、S4)の略中央部がトナー供給位置Sに対
向しているので、トナー供給領域Sに磁力線がなくなっ
て現像剤がほとんど存在しなくなり、現像ローラ402
と磁気ブラシローラ403上の現像剤との非接触が確実
に達成される。
【0055】また、上記図1〜図5に示した実施形態の
現像装置で用いる現像ローラ402としては、感光体が
ベルト状である場合は、Al、ステンレス、Cuなどハ
ードな金属ローラを用いることができる。一方、感光体
がハードなドラム状である場合は、現像ムラの発生を防
止するため、感光体と現像ローラとの軸方向における
非接触部がないこと、感光体と現像ローラとの圧力が
感光体に損傷を与えない程度に小さいこと、高画質の
実現と記録速度を得るために感光体に損傷を与えること
なく感光体と現像ローラとの相対速度が得られること、
などが要求されるため、ゴム材などの弾性体で形成した
ローラが好ましい。上記ゴム材としては、天然ゴム、シ
リコーンゴム、ウレタンゴム、フッ素ゴム、エチレン−
プロピレンゴム、ブチルゴムなど広く使用することがで
きる。また、耐摩耗性の向上など耐久性向上、導電化に
よる画質の向上、低電位潜像及び低電位なバイアス電圧
による現像の実現を目的として、上記ゴム材にTi
、Fe、SiO、SnOなどの無機化合
物微粉体、NaTiOなどのウィスカ類、カーボンブ
ラックなどを含有させてもよい。
【0056】また、現像ローラ402の表面は、確実な
トナー搬送性及び搬送安定性、形成されるトナー薄層均
一性及びトナー薄層均一安定性、トナーフィルミングの
発生の防止、表層の摩耗の防止などの画質、耐久性向上
を目的として、少なくとも表面部に好都合な樹脂層を設
けてもよい。上記樹脂層の材料としては、有機高分子化
合物、有機低分子化合物を含有する有機高分子化合物、
熱硬化樹脂、カーボンブラックを含有する有機化合物及
び樹脂、無機化合物微粒子を含有する有機化合物及び樹
脂などを用いることができる。このようにゴム材や樹脂
からなる表面を有する現像ローラ402を用いた場合、
前述の画像形成動作開始時の欠陥画像が発生しやすい
が、前述の制御を行なうことにより、かかる欠陥画像の
発生を防止することができる。
【0057】また、上記現像ローラ402としては、弾
性体層と弾性体層上に設けられた弾性円筒体とにより形
成されたものを用いることもできる。この場合は、弾性
体層に柔軟化(ソフト化)の機能を持たせ、その表面の
弾性円筒体に、トナー搬送性の向上、トナー薄層の均一
性の向上、トナーフィルミングの発生防止、耐摩耗性等
の機能を持たせることにより、画質の向上、感光体の耐
久性の向上等を図ることができる。
【0058】図6は、上記弾性体層と弾性円筒体とを備
えた現像ローラ402の一具体例を示す断面図である。
図6において、軸部402aの外周に、両面接着テー
プ、ホットメルト接着剤などの第一接着剤402bによ
り弾性体層402cが固定される。この弾性体層402
cの材料としては、感光体1への機械的負荷を低減する
とともに感光体1との接触幅を多く取るために、スポン
ジゴム、ウレタンフォームのような樹脂発泡体が好適で
ある。また、この弾性体層402cにより、現像ローラ
402のソフト化を促進し、感光体1との接触圧を大幅
に低減させることができるため、感光体1の損傷及び磨
耗を防止し、感光体1の耐久性を向上させることができ
る。
【0059】また、図6において、予め第二接着剤40
2dが塗布された弾性体層402cを弾性円筒体402
dへ挿入することにより、上記弾性体層402cの上に
第二接着剤402dを介して弾性円筒体402eが設け
られている。この弾性円筒体402eは、現像バイアス
電圧やトナー供給バイアス電圧を印加できる電極の機能
を兼ねるように、導電性を有することが好ましい。この
場合、必ずしも第二接着剤402dは必要でないが、弾
性円筒体402eが軸方向へずれることを防止するため
に第二接着剤402dを介在させることが望ましい。こ
の第二接着剤402dとしては、シリコンゴムなどのゴ
ム系、エポキシやウレタンなどの樹脂系接着剤等を用い
ることができる。特に、シリコンRTVやエポキシ系な
どの無溶剤の接着剤が望ましい。
【0060】図6の構成の現像ローラ402において、
弾性円筒体402eには、感光体1上の静電潜像への選
択的なトナー付着を達成するために、図示しない電源に
より前述のように現像バイアス電圧が印加される。この
現像バイアス電圧は、弾性円筒体402eへ直接印加す
ることもできるが、弾性円筒体402eは回転運動をし
ているので電圧印加不良の発生を防止するおそれがあ
る。そのため、現像ローラ402の軸部402aへ印加
することが望ましい。この場合、現像ローラ402を形
成する軸部402a、第一接着層402b、弾性体層
(ソフト化層)402c及び第二接着層402dは、導電
性を有することが望ましい。これらのうち、スポンジゴ
ム、発泡樹脂のような多孔質弾性体より構成される弾性
体層(ソフト化層)402cの導電化の方法としては、 カーボンブラック、銀、銅、アルミニウムなどよりな
る金属微粉体などの導電性微粉体を、材料の発泡前にあ
らかじめ含有させた後、発泡させる方法、 金属の真空蒸着やカーボンブラックなど微粉体の物理
的被着による方法、 導電性微粉体を樹脂、ゴム材(例えばシリコンRT
V)へ溶剤(例えばトルエン)などの分散媒により分散
させた分散液へ弾性体層(ソフト化層)402cを浸積す
ることにより、弾性体層(ソフト化層)402cへ上記分
散液をコートし、乾燥硬化させる方法、等がある。
【0061】上記各種方法のうちの方法で用いる導電
性微粉体のバインダーとしては、弾性体層(ソフト化層)
402cのソフト性を保持するためにゴム材が望まし
く、特に、無溶剤型のシリコンRTVゴムは望ましいバ
インダーである。
【0062】上記導電性の第二接着層402dとして
は、現像ローラ402のソフト性を損なわないように、
弾性ある導電材が使用されることが望ましい。例えば、
弾性体層(ソフト化層)402cにも使用される上記の
方法における弾性を有する樹脂、ゴム材などのバインダ
ーに導電性微粉体を分散させた材料が望ましい。
【0063】また、上記導電性の弾性円筒体402eと
しては、 電鋳(エレクトロフォーミング)により形成されたN
iシリンダ、 カーボンブラックなどの導電材を含有する導電化樹脂
の押し出し法により形成される樹脂シリンダ、 導電化熱収縮チューブを型材へ収縮させた後、型材よ
り引き抜いて形成したチューブ材、などが好適である。
これらのうち上記のNiシリンダの厚さは5〜200
μmが好適であり、より好ましくは20〜100μmであ
る。また、上記の樹脂シリンダにおける樹脂材として
は、ナイロン、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレ
ート、ポリカーボネート、塩化ビニル樹脂、ポリアミド
樹脂、ポリイミドアミド樹脂、ポリイミド樹脂など広く
選択可能である。この樹脂シリンダの厚さは10〜10
00μmが好適であり、より好ましくは20〜500μm
である。また、上記の導電化熱収縮チューブとして
は、カーボンブラック、金属、あるいはITO等の無機
化合物からなる導電性微粉体を、熱収縮チューブ製造前
に分散させたポリエチレン、塩化ビニルなどの樹脂を用
いる熱収縮チューブが好適である。熱収縮後の厚さは5
0〜2000μmが好適であり、より好ましくは80〜
1000μmである。また、弾性円筒体402e上に
は、必要に応じて、トナーを良好に担持可能なトナー担
持層を設けてもよい。
【0064】上記図6に示すように高度にソフト化(柔
軟化)を図るためにスポンジゴムやウレタンフォームな
どの発泡樹脂からなる弾性体層と弾性体層上に設けられ
た弾性円筒体により形成される現像ローラ402では、
現像ローラ非駆動時に現像ローラ表面と現像剤層(磁気
ブラシ)が長期に接触することにより、弾性体層に変形
が生じやすく、上記接触模様の欠陥画像が発生しやすい
が、前述の制御を行なうことにより、かかる欠陥画像の
発生を防止することができる。
【0065】また、上記各実施形態における現像ローラ
402は、非磁性トナーを通常静電気力、粘着力、表面
状態により搬送するため、従来の二成分現像における現
像剤担持体のごとく磁性を持たないため、現像装置か
ら、しばしば現像剤飛散やトナー飛散が発生するおそれ
がある。このため、感光体1、帯電装置2、転写装置
5、クリーニング装置6より選ばれる少なくとも一つ
と、上記現像装置4とを支持した、画像形成装置本体に
対して着脱可能に一体構造物からなる画像形成プロセス
ユニット(プロセスカートリッジ)としてもよい。この
ように画像形成装置本体に着脱自在とすることにより、
現像剤飛散やトナー飛散による機内の汚れを防止するこ
とができるとともに、画像形成装置の保守性を向上させ
ることができる。
【0066】なお、上記各実施形態では、感光体上に形
成したトナー像を転写紙に直接転写する場合について説
明したが、本発明は、感光体上のトナー像を一旦中間転
写体に転写し、その後、中間転写体上のトナー像を転写
紙に転写する画像形成装置及びそれに用いる現像装置に
も適用できるものである。例えば、一つの感光体上に各
色ごとのトナー像を順次形成し、感光体上の各色トナー
像を一次転写装置で中間転写体としての中間転写ベルト
に重ね合わせて転写し、中間転写ベルト上の重ねトナー
像を2次転写装置で転写紙に一括転写するカラー画像形
成装置及び該装置に用いる現像装置にも適用することが
できる。また例えば、中間転写体としての中間転写ベル
トの直線状の移動経路部分に沿って感光体を含む画像形
成ユニットを複数組並べて配置し、各画像形成ユニット
の感光体上に互いに異なる色のトナー像を形成し、各感
光体上のトナー像を一次転写装置で中間転写ベルト上に
重ね合わせて転写し、中間転写ベルト上の重ねトナー像
を2次転写装置で転写紙に一括転写するタンデム型のカ
ラー画像形成装置及び該装置に用いる現像装置にも適用
することができる。特に、本実施形態のようにトナーに
磁性体を含有しない非磁性トナーを使用することによ
り、良好なカラー画像の形成が可能となる。
【0067】
【発明の効果】請求項1乃至14の発明によれば、トナ
ー供給部材上の現像剤から所定極性に帯電したトナーを
トナー担持体に供給して担持させることができるので、
トナー担持体上のトナーを摩擦帯電するための接触部材
を設けることなく一成分現像が可能となる。しかも、ト
ナー担持体の表面移動が停止したトナー担持体非駆動時
に、トナー供給部材上の現像剤とトナー担持体との接触
状態が長時間にわたって保持されることがなくなるの
で、画像形成動作開始時の欠陥画像の発生を防止するこ
とができるという効果がある。
【0068】特に、請求項2の発明によれば、トナー担
持体と上記トナー供給部材との間の距離を変化させるこ
とにより、トナー供給部材上の現像剤とトナー担持体と
の接触量を低下させることができるという効果がある。
【0069】また特に、請求項3の発明によれば、トナ
ー供給領域におけるトナー供給部材上の現像剤の量を減
少させることにより、トナー供給部材上の現像剤とトナ
ー担持体との接触量を低下させることができるという効
果がある。
【0070】また特に、請求項4の発明によれば、現像
剤量規制部材をトナー供給部材の表面に接触させること
により、トナー供給部材上の現像剤量を減少させ、トナ
ー供給部材上の現像剤とトナー担持体との接触量を低下
させることができるという効果がある。
【0071】また特に、請求項5の発明によれば、円筒
状部材の内部で磁石体を移動させることにより、上記ト
ナー供給領域におけるトナー供給部材上の現像剤の量を
減少させ、トナー供給部材上の現像剤とトナー担持体と
の接触量を低下させることができるという効果がある。
【0072】また特に、請求項6の発明によれば、磁石
体の主磁極をトナー供給領域に対向する位置から離間さ
せることにより、トナー供給領域におけるトナー供給部
材上の現像剤の量を確実に減少させることができるとい
う効果がある。
【0073】また特に、請求項7及び8の発明によれ
ば、トナー供給領域におけるトナー供給部材上の現像剤
の量をより確実に減少させることができるという効果が
ある
【0074】また特に、請求項9及び10の発明によれ
ば、トナー担持体の柔軟化を図ることができるので、剛
性の高い潜像担持体を用いる場合でも、潜像担持体の損
傷が発生しにくくなるとともに、現像領域における潜像
担持体とトナー担持体とを接触を安定化させることがで
きるという効果がある。
【0075】また特に、請求項10の発明によれば、ト
ナー搬送性の向上、トナー薄層の均一性の向上、トナー
フィルミングの発生防止、耐摩耗性等の機能を、トナー
担持体に持たせることができるという効果がある。
【0076】また特に、請求項11の発明によれば、ト
ナー担持体の柔軟化を図ることができるともに、トナー
搬送性の向上、トナー薄層の均一性の向上、トナーフィ
ルミングの発生防止、耐摩耗性等の機能を、トナー担持
体に持たせることができるという効果がある。
【0077】特に、請求項14の発明によれば、現像剤
の飛散や、トナー飛散による機内の汚れを防止すること
ができるとともに、画像形成装置の保守性が向上すると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る画像形成装置の概略
構成図。
【図2】他の実施形態に係る画像形成装置の概略構成
図。
【図3】更に他の実施形態に係る画像形成装置の概略構
成図。
【図4】同画像形成装置における現像ローラ非駆動時の
磁石体の回転位置を示す説明図。
【図5】変形例に係る磁石体の回転位置を示す説明図。
【図6】現像ローラの一例を示す断面図。
【符号の説明】
1 感光体 2 帯電装置 3 露光装置 4 現像装置 5 転写装置 6 クリーニング装置 10 トナー 11 磁性粒子 12 二成分現像剤 20 転写紙 50 プロセスカートリッジ(画像形成プロセスユニ
ット) 100 コントローラ 101 磁気ブラシローラ移動装置 102 穂切り部材駆動装置 103 磁石体駆動装置 401 ケーシング 402 現像ローラ(トナー担持体) 402a 軸部 402b 第一接着剤 402c 弾性体層 402d 第二接着剤 402e 弾性円筒体 403 磁気ブラシローラ(トナー供給部材) 403a 軸部 403b 磁石体 403c トナー供給スリーブ 406 現像剤量規制部材 407 穂切り部材 407a 回動軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16C 13/00 F16C 13/00 B G03G 15/09 G03G 15/09 Z (72)発明者 青木 勝弘 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 程島 隆 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 2H031 AA06 AB03 AC04 AC07 AC30 AC34 BA05 BA09 BB01 EA01 2H077 AA01 AB03 AB14 AC04 AC12 AD06 AD13 AD18 AD23 AD24 AD36 AE06 BA01 BA09 DB25 EA14 EA15 FA13 FA22 FA26 GA03 3J103 AA02 AA13 AA23 AA71 FA14 FA18 GA57 GA58 GA60 HA03 HA12 HA20 HA48

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定方向に移動可能な表面にトナーを担持
    し潜像担持体に対向する現像領域に搬送するトナー担持
    体と、トナーと磁性粒子とを含む現像剤を担持して該ト
    ナー担持体に対向するトナー供給領域に搬送し、該現像
    剤中のトナーを該トナー担持体に供給するトナー供給部
    材とを備えた現像装置において、 該トナー供給領域における該トナー供給部材上の現像剤
    と該トナー担持体との接触量を変化させる現像剤接触量
    可変手段と、 該トナー担持体の表面移動が停止したトナー担持体非駆
    動時に該トナー供給部材上の現像剤と該トナー担持体と
    の接触量を低下させるように、該現像剤接触量可変手段
    を制御する制御手段とを設けたことを特徴とする現像装
    置。
  2. 【請求項2】請求項1の現像装置において、 上記現像剤接触量可変手段が、上記トナー担持体と上記
    トナー供給部材との間の距離を変化させるように該トナ
    ー供給部材を移動させるトナー供給部材移動手段である
    ことを特徴とする現像装置。
  3. 【請求項3】請求項1の現像装置において、 上記現像剤接触量可変手段が、上記トナー供給領域にお
    ける上記トナー供給部材上の現像剤の量を変化させる現
    像剤量可変手段であることを特徴とする現像装置。
  4. 【請求項4】請求項3の現像装置において、 上記現像剤量可変手段が、上記トナー供給部材の表面に
    接離可能に設けられた現像剤量規制部材と、該現像剤量
    規制部材を該トナー供給部材の表面に接離させるように
    駆動する現像剤規制部材駆動手段とを用いて構成されて
    いることを特徴とする現像装置。
  5. 【請求項5】請求項3の現像装置において、 上記トナー供給部材が、回動可能な非磁性の円筒状部材
    と、該円筒状部材の内部に設けられた複数の磁極を有す
    る磁石体とを用いて構成され、 上記現像剤量可変手段が、該円筒状部材の内部で該磁石
    体を移動させる磁石体移動手段であることを特徴とする
    現像装置。
  6. 【請求項6】請求項5の現像装置において、 上記磁石体が、上記トナー供給領域で上記トナー供給部
    材上にブラシ状の現像剤を形成するための主磁極と、該
    トナー供給部材上の現像剤を該トナー供給領域に供給す
    るように搬送するとともに該トナー供給領域から該現像
    剤を回収するように搬送する搬送磁極とを有し、 上記トナー担持体非駆動時に、該磁石体の主磁極が上記
    トナー供給領域に対向する位置から離間させるように該
    磁石体を移動させることを特徴とする現像装置。
  7. 【請求項7】請求項6の現像装置において、 上記トナー担持体非駆動時における上記磁石体の位置
    が、上記複数の磁極のうち互いに隣り合う異極性の磁極
    の中央部が上記トナー供給領域に対向する位置であるこ
    とを特徴とする現像装置。
  8. 【請求項8】請求項6の現像装置において、 上記トナー担持体非駆動時における上記磁石体の位置
    が、上記複数の磁極のうち互いに隣り合う同極性の磁極
    の中央部が上記トナー供給領域に対向する位置であるこ
    とを特徴とする現像装置。
  9. 【請求項9】請求項1、2、3、4、5、6、7又は8
    の現像装置において、 上記トナー担持体が、弾性体で形成されていることを特
    徴とする現像装置。
  10. 【請求項10】請求項1、2、3、4、5、6、7、8
    又は9の現像装置において、上記トナー担持体の表面
    が、樹脂で形成されていることを特徴とする現像装置。
  11. 【請求項11】請求項1、2、3、4、5、6、7又は
    8の現像装置において、 上記トナー担持体が、弾性体層と、該弾性体層上の弾性
    円筒体とにより構成されていることを特徴とする現像装
    置。
  12. 【請求項12】潜像担持体と、該潜像担持体に潜像を形
    成する潜像形成手段と、該潜像担持体上の潜像を現像す
    る現像装置と、該潜像担持体上のトナー像を転写材に転
    写する転写装置とを備えた画像形成装置であって、 該現像装置として、請求項1、2、3、4、5、6、
    7、8、9、10又は11の現像装置を用いたことを特
    徴とする画像形成装置。
  13. 【請求項13】潜像担持体と、該潜像担持体に潜像を形
    成する潜像形成手段と、該潜像担持体上の潜像を現像す
    る現像装置と、該潜像担持体上のトナー像が転写される
    中間転写体と、該潜像担持体上のトナー像を該中間転写
    体に転写する1次転写装置と、該中間転写体上のトナー
    像を転写材に転写する2次転写装置とを備えた画像形成
    装置であって、 該現像装置として、請求項1、2、3、4、5、6、
    7、8、9、10又は11の現像装置を用いたことを特
    徴とする画像形成装置。
  14. 【請求項14】潜像担持体、該潜像担持体の表面を一様
    帯電する帯電装置、該潜像担持体上のトナー像を転写材
    に転写する転写装置及び該潜像担持体の表面をクリーニ
    ングするクリーニング装置の少なくとも一つと、該潜像
    担持体上の潜像を現像する現像装置とを、画像形成装置
    本体に対して着脱可能に一体構造物として構成した画像
    形成プロセスユニットであって、 該現像装置として、請求項1、2、3、4、5、6、
    7、8、9、10又は11の現像装置を用いたことを特
    徴とする画像形成プロセスユニット。
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