JP2002182249A - 電気泳動表示パネル - Google Patents

電気泳動表示パネル

Info

Publication number
JP2002182249A
JP2002182249A JP2000378599A JP2000378599A JP2002182249A JP 2002182249 A JP2002182249 A JP 2002182249A JP 2000378599 A JP2000378599 A JP 2000378599A JP 2000378599 A JP2000378599 A JP 2000378599A JP 2002182249 A JP2002182249 A JP 2002182249A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrophoretic
counter electrode
display panel
electrophoretic particles
dispersed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000378599A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoyuki Hayashi
直之 林
Makoto Fukuda
眞 福田
Norio Saruwatari
紀男 猿渡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2000378599A priority Critical patent/JP2002182249A/ja
Publication of JP2002182249A publication Critical patent/JP2002182249A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrochromic Elements, Electrophoresis, Or Variable Reflection Or Absorption Elements (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気泳動表示パネルに関し、簡単な構成によ
って凝集した電気泳動粒子を隠蔽して、良好な白色度と
良好なコントラストを両立する。 【解決手段】 表示面側の対向電極2の平面形状を光6
を透過する開口5を有する形状とするとともに、断面形
状における少なくとも一対の側面を表示面から内部に向
かってテーパ状とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気泳動表示パネル
に関するものであり、特に、電気泳動粒子の隠蔽不足に
起因する白色度の低下を改善するための対向電極の形状
及び構成材料に特徴のある電気泳動表示パネルに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電気泳動表示装置としては、電極
により構成される表示セル内に染料、油状性液体、泳動
粒子である二酸化チタンを封入し、二酸化チタン粒子を
電極に印加した電圧によって発生する電界によって移動
させて各種情報を表示する方法が提案(必要ならば、特
公昭50−15115号公報参照)されている。
【0003】しかし、この方法では、電極上で染料が退
色したり、二酸化チタンが自然凝集する等の問題が発生
するため、この様な問題を解決するために、マイクロカ
プセル内に染料、油状性液体、二酸化チタンを封入する
方法が提案(必要ならば、特開昭64−86116号公
報参照)されている。
【0004】この場合のマイクロカプセルの調整法とし
ては、相分離法、界面重合法、或いは、不溶化反応法等
があり、この内、相分離法としては、アラビアゴム/ゼ
ラチン系のコンプレックスコアセルベーション法を用い
ることが提案(必要ならば、特開平7−173798号
公報参照)されている。
【0005】しかしながら、いずれにしても、着色した
液体中に分散された二酸化チタンでは、十分な反射率が
得ることができず、コントラストが低いという問題があ
る。
【0006】一方、パネルの下部を白色板で構成し、光
を吸収する泳動粒子を電界により拡散や凝集することで
表示を行う方法が提案(必要ならば、特開平11−21
9135号公報或いは米国特許第5,872,552号
明細書参照)されているので、ここで、図6及び図7を
参照して白色板を用いた電気泳動パネルの一例を説明す
る。
【0007】図6(a)及び(b)参照 図6(a)は、電圧を印加しない状態における従来の白
色板を用いた電気泳動表示装置の1画素分の模式的平面
図であり、また、図6(b)は模式的断面図であり、白
色基板41上に設けられたラインアンドスペースパター
ンの下部対向電極42の表面を覆うように、白色反射層
43を設け、一方、透明板44上にラインアンドスペー
スパターンの上部対向電極45を設け、この白色基板4
1と透明板44とを対向させ、間隙に黒色の電気泳動粒
子47を分散させた分散液46を注入したものである。
【0008】図に示すように、上部対向電極45と下部
対向電極42との間に電圧が印加されない状態において
は、黒色の電気泳動粒子47は均一に分散して白色基板
41の表面を覆うことになるので、灰黒色の表示とな
る。
【0009】図7(a)及び(b)参照 図7(a)は、電圧を印加した状態における従来の白色
板を用いた電気泳動表示装置の1画素分の模式的平面図
であり、また、図7(b)は模式的断面図であり、上部
対向電極45と下部対向電極42との間に電圧を印加す
ることによって、黒色の電気泳動粒子47は上部対向電
極45側に凝集され、白色基板41の表面が表れること
によって、白色の表示となる。
【0010】この様に、白色板を用いた電気泳動表示パ
ネルにおいては、電極に電気泳動粒子を凝集することで
従来に比べて高いコントラストを実現しており、また、
下部対向電極42の表面を白色反射層43で覆うことに
よって、より白色度の高い表示パネルを実現している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の白色板
を用いた電気泳動表示パネルにおいては、上部対向電極
45の周囲に電気泳動粒子47を凝集させても、図7に
示すように全ての電気泳動粒子47を隠蔽することがで
きず、したがって、白色を表示する場合に、上部対向電
極45の側部に凝集した電気泳動粒子47が微小な線パ
ターンとして見えてしまうという問題がある。
【0012】この様な線パターンの問題を解決するため
には分散液46中の電気泳動粒子47の量を減らせば良
いが、そうすると、コントラストが低下するという問題
がある。即ち、白色度とコントラストはトレードオフの
関係にあるので、良好な白色度と良好なコントラストを
両立することは困難である。
【0013】一方、電気泳動粒子47を凝集する上部対
向電極45の表示面側を幅広の白色板で覆うことによっ
て凝集した電気泳動粒子47を隠蔽することは可能であ
るが、そうすると、白色板が特異点となって、像の見え
に違和感を与えるという問題が発生し、また、白色板を
取り付ける際に高い位置精度を必要とするという問題が
ある。
【0014】したがって、本発明は、簡単な構成によっ
て凝集した電気泳動粒子を隠蔽して、良好な白色度と良
好なコントラストを両立することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】ここで、図1を参照し
て、本発明における課題を解決するための手段を説明す
るが、図1は表示面側の凝集用の対向電極近傍の概略的
要部断面図であり、また、図における符号1はPET
(ポリエチレンテレフタレート)フィルム等の透明板で
ある。 図1参照 上述の目的を達成するために、本発明は、表示方向に沿
って上下に対向電極2を配置するとともに、対向電極2
間に電気泳動粒子3を分散した誘電性液体4からなる分
散液を満たし、対向電極2間で発生する電界により誘電
性液体4中の電気泳動粒子3を移動させ、分散液の吸収
率或いは反射率のいずれかの変化により像表示を行う電
気泳動表示パネルにおいて、表示面側の対向電極2の平
面形状を光6を透過する開口5を有する形状とするとと
もに、断面形状における少なくとも一対の側面を表示面
から内部に向かってテーパ状とすることを特徴とする。
【0016】この様に、表示方向に沿って上下に対向電
極2を配置した場合、表示面側の対向電極2、即ち、凝
集用の対向電極2の断面形状における少なくとも一対の
側面を表示面から内部に向かってテーパ状とすることに
よって、電気泳動粒子3を凝集させた場合、凝集した電
気泳動粒子3を表示面側の対向電極2のテーパ部によっ
てほぼ隠蔽することができ、優れた白色性で優れたコン
トラストを実現することができる。
【0017】また、本発明は、表示方向に略垂直な方向
に対向電極2を配置するとともに、対向電極2間に電気
泳動粒子3を分散した誘電性液体4からなる分散液を満
たし、対向電極2間で発生する電界により誘電性液体4
中の電気泳動粒子3を移動させ、分散液の吸収率或いは
反射率のいずれかの変化により像表示を行う電気泳動表
示パネルにおいて、少なくとも一方の対向電極2の断面
形状における少なくとも一対の側面を表示面から内部に
向かってテーパ状とすることを特徴とする。
【0018】この様に対向電極2を水平方向に配置した
場合、少なくとも一方の対向電極2、即ち、凝集用の対
向電極2の断面形状における少なくとも一対の側面を表
示面から内部に向かってテーパ状とすることによって、
電気泳動粒子3を凝集させた場合、凝集した電気泳動粒
子3を表示面側の対向電極2のテーパ部によってほぼ隠
蔽することができ、優れた白色性で優れたコントラスト
を実現することができる。
【0019】また、上記のいずれの方式においても、凝
集用の対向電極2を、導電性粉末を分散させた樹脂で構
成することによって、スクリーン印刷法によって断面が
テーパ状の対向電極2を簡単に形成することが可能にな
り、特に、導電性粉末を分散させた光硬化性樹脂によっ
て構成した場合には、断面がテーパ状の対向電極2を焦
点をずらした露光によって簡単に形成することが可能に
なる。
【0020】また、電気泳動粒子3の分散安定性の観点
からは、電気泳動粒子3が染料或いは顔料の少なくとも
一方を分散させた樹脂からなり、且つ、誘電性液体4中
に変性シリコーンオイル等の分散安定剤を添加すること
が望ましく、また、変性シリコーンオイル以外の分散安
定剤を用いた場合には、例えば、分散安定剤を構成する
アミン基と電気泳動粒子3の有するカルボキシル基とを
脱水反応によって化学反応させて結合することが望まし
い。
【0021】この様に、変性シリコーンオイルを添加し
た場合には、変性シリコーンオイルの界面活性作用によ
り安定した分散性が得られ、また、分散安定剤と電気泳
動粒子3とを加熱等によって化学反応させた場合には、
電気泳動粒子3の表面には脱水反応によってアミン基と
カルボキシル基とが結合し、この分子鎖が電気泳動粒子
3の自然凝集を抑制するので分散性が安定する。
【0022】
【発明の実施の形態】ここで、図2及び図3を参照して
本発明の第1の実施の形態の電気泳動表示パネルを説明
するが、まず、図2を参照して本発明の第1の実施の形
態の電気泳動表示パネルの製造方法を説明する。 図2(a)参照 まず、厚さが、例えば、60μmの白濁した合成紙(ユ
ポ:王子油化合成紙株式会社製商品名)11に、ITO
からなる画素に対応するベタ形状の下部対向電極12を
設けた厚さが、例えば、150μmのPETフィルム1
3を接着剤14を用いて接着し、次いで、画素表示部に
相当する部分を中抜きした厚さが、例えば、50μmの
ポリエチレンフィルム15を熱融着させる。なお、図に
おいては、図示を簡単にするために示していないが、実
際には、ポリエチレンフィルム15の一部に分散液を注
入するための切欠部を設けておく。
【0023】図2(b)参照 次いで、厚さが、例えば、100μmのPETフィルム
16上に、Al粉末を分散させたエポキシ、ウレタン、
ポリエステルの混合系からなる紫外線硬化樹脂(ユニデ
ィック:大日本インキ製商品名)を、例えば、40μm
の厚さに塗布してAl粉末分散紫外線硬化樹脂層17を
形成する。
【0024】次いで、集光レンズ18を用いて焦点をず
らしたエキシマレーザからの紫外線19を、例えば、2
00μmの間隔でAl粉末分散紫外線硬化樹脂層17に
照射して、Al粉末分散紫外線硬化樹脂層17を選択的
に硬化させる。
【0025】図2(c)参照 次いで、キレシンで洗浄してAl粉末分散紫外線硬化樹
脂層17の未硬化部分を除去することによって、断面形
状が一辺の長さが50μmの正三角形のストライプ状の
上部対向電極20が得られる。
【0026】図2(d)参照 次いで、この様に形成した上部対向電極20を形成した
PETフィルム16を、ポリエチレンフィルム15に接
着剤を用いて貼り合わせることによって、空パネルを形
成する。
【0027】次に、空パネルに注入する分散液の調整方
法を説明する。まず、電気泳動粒子として、 青色顔料である銅フタロシアニン 30重量部 エポキシ樹脂 60重量部 アミン変性ワックス 15重量部 をニーダにより加熱混合して、塊状の着色樹脂を調整す
る。
【0028】次いで、 塊状の着色樹脂 20重量部 ジメチルシリコーンオイル(粘度5cst)70重量部 とともに、アルミナボールを用いたボールミルにより1
00時間粉砕し、粒径が1〜5μmの電気泳動粒子を作
成する。
【0029】次いで、この電気泳動粒子を含むジメチル
シリコーンオイルを、分散安定剤であるフッ素変性シリ
コーンオイルを3wt%添加したジメチルシリコーンオ
イルにより、例えば、1〜2%に希釈することによって
表示に用いる分散液を調整する。
【0030】この様に調整した電気泳動粒子を分散させ
た分散液を、図2(d)に示した空パネルのセル部に注
入することによって、電気泳動表示パネルの基本構成が
完成する。
【0031】次に、図3を参照して、本発明の第1の実
施の形態における表示原理を説明する。 図3(a)参照 図3(a)は、電圧を印加しない状態における電気泳動
表示パネルの模式的状態を示す概略的断面図であり、中
抜きされたポリエチレンフィルム15によって構成され
た空間に電気泳動粒子22が均一に分散された分散液2
1が満たされた状態となり、PETフィルム16を介し
て入射した光は着色樹脂粒子からなる電気泳動粒子22
に吸収されて青色表示となる。
【0032】図3(b)参照 図3(b)は、下部対向電極12と上部対向電極20と
の間に1000Vの電圧を印加した状態における電気泳
動表示パネルの模式的状態を示す概略的断面図であり、
分散液21中の電気泳動粒子22は上部対向電極20に
電気的に引かれて凝集し、PETフィルム16を介して
入射した光を吸収することがないので、合成紙11の表
面が表れて白表示となる。
【0033】この第1の実施の形態においては表示面側
の上部対向電極20の断面形状をテーパ状としているの
で、上部対向電極20の近傍に凝集して電気泳動粒子2
2はテーパ状部によって隠蔽されるので表示面側から確
認されず、従来と同じ濃度の電気泳動粒子22を含む分
散液21を用いても線パターンのない良好な白表示が得
られる。
【0034】また、上部対向電極20をAl粉末分散紫
外線硬化樹脂を用いて形成しているので、焦点をずらし
た露光を行うことによって、テーパ状の凝集電極を簡単
に形成することができる。また、この上部対向電極20
はAl粉末を含んでいるので白色度が高く、電圧印加時
における白色表示において、上部対向電極20が表示の
支障になることはない。
【0035】次に、図4を参照して、本発明の第2の実
施の形態の電気泳動表示パネルを説明するが、上部対向
電極の製造工程が異なるだけで他の構成は上記の第1の
実施の形態と同じであるので、上部対向電極の製造工程
のみを説明する。 図4(a)参照 まず、厚さが、例えば、100μmのPETフィルム1
6上に、スクリーン印刷法を用いてAg粉末を分散させ
た未硬化の一液性シコーンゴムを印刷して幅が例えば、
50μmで、厚さが10μmのストライプ状の印刷電極
層23を形成する。
【0036】図4(b)参照 次いで、この様なスクリーン印刷を、線幅を10μmづ
つ減少させながら全体で5層積層させることによって段
階的にテーパ状の上部対向電極24を形成する。以降
は、上記の第1の実施の形態と同様な工程を行うことに
よって、第1の実施の形態とほぼ同様の電気泳動表示パ
ネルの基本構成が完成する。
【0037】この本発明の第2の実施の形態において
は、スクリーン印刷法を用いているので、テーパ状の上
部対向電極24を比較的簡単に形成することができ、且
つ、積層数及び減少幅を調整することによって、任意の
傾斜を有するテーパ状電極を形成することができる。
【0038】また、この場合も、上部対向電極はAg粉
末を分散させたシリコーンゴムによって構成しているの
で白色度が高く、電圧印加時における白色表示におい
て、上部対向電極20が表示の支障になることはない。
【0039】次に、図5を参照して、本発明の第3の実
施の形態の横方向電界印加型の電気泳動表示パネルを説
明する。 図5(a)及び(b)参照 図5(a)は、本発明の第3の実施の形態の電圧印加時
における横方向電界印加型の電気泳動表示パネルの1画
素分の概略的平面図であり、また、図5(b)は、図5
(a)におけるA−A′を結ぶ一点鎖線に沿った概略的
断面図である。
【0040】まず、厚さが、例えば、150μmのPE
Tフィルム32上にAl粉末分散紫外線硬化樹脂層を厚
さが、例えば、50μmになるように塗布し、平行な紫
外線を1画素に輪郭に対応する枠状パターンになるよう
に照射したのち、キレシンで洗浄して未硬化のAl粉末
分散紫外線硬化樹脂を除去し、枠状の対向電極33を形
成する。なお、図においては、図示を簡単にするために
示していないが、実際には、対向電極33の一部に分散
液を注入するための切欠部を設けておく。
【0041】次いで、このPETフィルム32を接着剤
(図示を省略)を用いて厚さが、例えば、60μmの白
濁した合成紙(ユポ:王子油化合成紙株式会社製商品
名)31に貼り合わせる。
【0042】一方、厚さが、例えば、100μmのPE
Tフィルム35上にAl粉末分散紫外線硬化樹脂層を厚
さが、例えば、50μmになるように塗布し、Al粉末
分散紫外線硬化樹脂層の表面において矩形状のパターン
となるとともに焦点をずらした紫外線を照射したのち、
キレシンで洗浄して未硬化のAl粉末分散紫外線硬化樹
脂を除去し、1画素の中央部に平面形状が矩形状で且つ
断面形状がテーパ状の凝集用対向電極34を形成する。
【0043】次いで、PETフィルム32とPETフィ
ルム35とを対向させ接着剤(図示を省略)で貼り合わ
せることによって空パネルを形成したのち、上記の第1
の実施の形態と同様の分散液36を注入することによっ
て、横方向電界印加型の電気泳動表示パネルの基本構成
が完成する。
【0044】この場合、対向電極33と凝集用対向電極
34との間に電圧を印加することによって分散液36中
に分散されていた電気泳動粒子37は、テーパ状の凝集
用対向電極37の近傍に凝集し、凝集した電気泳動粒子
37は、凝集用対向電極37のテーパ部の陰に隠されて
表示面側からは見られないので、鮮明な白表示が得られ
ることになる。
【0045】この第3の実施の形態に示すように、横方
向電界印加型の電気泳動表示パネルにおいても、断面形
状がテーパ状の凝集用対向電極34を設けることによっ
て、凝集した電気泳動粒子37を隠蔽することができ、
電気泳動粒子37の分散量を低減することなく良好な白
表示が得られる。
【0046】以上、本発明の各実施の形態を説明してき
たが、本発明は各実施の形態に記載した構成及び条件に
限られるものではなく、各種の変更が可能である。例え
ば、上記の各実施の形態においては、電気泳動粒子を凝
集する対向電極に、白色度を高めるためにAl或いはA
g等の白灰色の金属光沢を発する導電性粉末を分散させ
ているが、Al或いはAgに限られるものではなく、A
u,Cu,ITO等の金属或いは黒鉛を用いても良いも
のである。
【0047】また、上記の第1及び第3の実施の形態に
おいてはエポキシ、ウレタン、ポリエステルの混合系か
らなる紫外線硬化樹脂を用いているが、混合系に限られ
るものではなく、ウレタンアクリレート系、エポキシア
クリレート系、エステルアクリレート系、アクリレート
系、エポキシ系、ビニルエーテル系、或いは、オキセタ
ン系等の樹脂を用いても良いものである。
【0048】また、上記の第1及び第3の実施の形態に
おいては、言及していないが、実際には光重合開始剤を
添加して用いるものであり、この様な光重合開始剤とし
ては、アセトフェノン系、ベンゾインエーテル系、ベン
ゾフェノン系、チオキサントン系等の重合開始剤を用い
れば良い。
【0049】また、上記の第1及び第3の実施の形態に
おいては、紫外線光源としてエキシマレーザを用いてい
るが、エキシマレーザに限られるものではなく、使用す
る光重合開始剤の吸収波長を照射できる光源であれば良
く、例えば、Nd;YAGレーザの3倍高調波、水銀
灯、キセノンランプ、メタルハライドランプ等を用いて
も良いものである。
【0050】また、上記の第2の実施の形態において
は、スクリーン印刷するベース樹脂としてシリコーンゴ
ムを用いているが、シリコーンゴムに限られるものでは
なく、ポリエステル、エポキシ、シリコーン、ポリビニ
ルアセタール、ポリカーボネート、アクリル、或いは、
ウレタン等の樹脂を単独或いは混合して用いても良いも
のである。
【0051】また、テーパ状対向電極の形成方法は、焦
点をずらした露光或いはスクリーン印刷法に限られるも
のではなく、対向電極として金属を均一な膜厚に堆積さ
せたのち、等方性ウェット・エッチングを施しても良い
ものである。この場合、きれいなテーパ状にはならない
ものの、丸みを帯びた形状の断面形状となり、この丸み
の部分で電気泳動粒子を隠蔽することができる。
【0052】また、上記の第3の実施の形態において
は、対向電極32を基板側のPETフィルムに設けてい
るが、表示面側のPETフィルム側に設け、凝集用対向
電極と同一の金属粉末分散紫外線硬化樹脂によって形成
しても良いものである。なお、この場合、露光を別工程
で行って枠状の対向電極の側面を略垂直にしても良い
し、或いは、凝集用対向電極と同様に焦点をずらした紫
外線を照射して断面形状がテーパ状になるように形成し
ても良いものである。
【0053】また、上記の各実施の形態においては、表
示面側の透明板としてPETフィルムを用いているが、
PETフィルムに限られるものではなく、透明性の高い
ものであれば良く、例えば、ガラスを用いても良いもの
である。
【0054】また、上記の各実施の形態においては、基
板側に白濁した合成紙を貼り合わせているが、この様な
合成紙は、二酸化チタン、二酸化ケイ素、アルミナ、炭
酸カルシウム等を分散させた樹脂で構成すれば良く、或
いは、合成紙ではなく、二酸化チタン、二酸化ケイ素、
アルミナ、炭酸カルシウム等を分散させたガラスを用い
ても良いものである。さらに、この様な白濁した合成紙
或いはガラスを透明な樹脂或いはガラス上に積層して用
いても良いものである。
【0055】さらには、白色性を高めるために、基板側
のPETフィルム自体に二酸化チタン、二酸化ケイ素、
アルミナ、炭酸カルシウム等を分散させても良いもので
ある。
【0056】また、上記の各実施の形態においては、電
気泳動粒子の沈澱、自然凝集により電気泳動粒子の濃度
が不均一になることを防止するために、中抜きのポリエ
チレンフィルムを熱融着させて表示パネルを複数のセル
に分割しているが、ポリエチレンフィルムに限られるも
のではなく、テーパ状の対向電極と同様に、スクリーン
印刷法を用いてシリコーンゴム或いはアクリル等の樹脂
を積層させて隔壁を形成しても良いものである。なお、
隔壁等によって複数のセルに分割する必要は必ずしもな
いものである。
【0057】また、上記の各実施の形態においては、電
気泳動粒子として、分散安定性や高いコントラストを得
るために、着色剤を分散させた樹脂粒子を用いている
が、この様な着色剤としては銅フタロシアニンに限られ
るものではなく、各種の顔料及び染料を用いても良いも
のである。
【0058】例えば、顔料としては、溶性アゾ系、モノ
アゾ系、ジスアゾ系等のアゾ顔料、フタロシアニン系、
キナクリドン系、ペリリン系、ペリノン系、イソインド
リン系等の多環式顔料、或いは、カーボン、マグネタイ
ト等の黒色顔料が挙げられる。
【0059】この場合、顔料のベース樹脂中における分
散性を高めるために、顔料をシラン化合物、フッ素化合
物、脂肪酸セッケン等の表面処理剤や或いは紫外線照射
による表面処理を施しても良いものである。
【0060】また、上記の各実施の形態においては、顔
料を分散させるベース樹脂としてエポキシ樹脂を用いて
いるが、エポキシ樹脂に限られるものではなく、ポリエ
ステル、シリコーン、ポリビニルアセタール、ポリカー
ボネート、アクリル、ウレタン等の樹脂を単独或いは混
合して用いても良いものである。
【0061】また、上記の各実施の形態においては言及
していないが、樹脂粒子の帯電性を制御するために、帯
電制御剤を添加しても良いものであり、例えば、正帯電
制御剤としては、ニグロシン染料、トリフェニルメタン
系染料、四級アンモニウム塩等が挙げられ、負帯電制御
剤としては、サリチル酸系化合物、ホウ素系化合物が挙
げられる。なお、顔料や帯電制御剤をベース樹脂に効率
良く分散するために、ニーダー等を用いても良いもので
ある。
【0062】また、電気泳動粒子は顔料分散樹脂粒子に
限られるものではなく、周知のコロイド粒子、種々の有
機・無機顔料(二酸化チタン等)、染料、金属粉等の微
粒子を用いても良いものであり、この場合には、吸収率
の変化以外に、反射率野変化によって表示を行うことが
可能になる。
【0063】また、上記の各実施の形態においては、電
気泳動粒子を分散させる誘電体液体としてジメチルシリ
コーンオイルを用いているが、ジメチルシリコーンオイ
ルに限られるものではなく、他のシリコーンオイル、炭
化水素、ハロゲン化水素、アルコール、カルボン酸無水
物、動物性油類が挙げられ、これらを単独で或いは混合
して用いれば良い。特に、イソパラフィン、オレイン
酸、シリコーンオイル、或いは、動物性油類は、揮発性
が低く且つ安定な溶媒であるので好適である。
【0064】また、上記の各実施の形態においては、電
気泳動粒子の分散性を高めるために分散安定剤としてフ
ッ素変性シリコーンオイルを添加しているが、フッ素変
性シリコーンオイルに限られるものではなく、アミノ変
性、カルボキシル変性、アルコール変性、エポキシ変性
等の他の変性シリコーンオイルや、金属石鹸、油溶性界
面活性剤を用いても良いものである。
【0065】特に、溶媒となる誘電性液体として、無色
・無臭であるイソパラフィンやシリコーンオイルを用い
た場合には、相溶性の観点から、アミノ変性、カルボキ
シル変性、アルコール変性、エポキシ変性等の変性シリ
コーンオイルを用いることが望ましい。
【0066】また、他の分散安定剤としては、ポリスチ
レン、ポリジメチルシロキサン、ポリイソブチレン、ポ
リメチルメタクリレート、ポリエチレン、ポリブタジエ
ン等の樹脂を用いても良いものであり、この場合、加熱
処理等を施すことによって電気泳動粒子の表面と化学結
合させることによって、さらに安定性を増すことができ
る。
【0067】この場合の化学反応は、アミン基、アミド
基、エステル基、エーテル基等の官能基を通して行われ
るため、これらの官能基を有する顔料,樹脂を電気泳動
粒子として用いる必要がある。また、電気泳動粒子を樹
脂粒子によって構成する場合には、これらの官能基を有
する顔料、樹脂、ワックスを混合した樹脂を用いても良
いものである。
【0068】また、上記の各実施の形態においては、青
色着色樹脂を用いたモノクロ表示としているが、イエロ
ー、マゼンタ、及び、シアンの3色を用いて3層重合わ
せることによってフルカラー表示としても良いものであ
る。
【0069】また、上記の各実施の形態においては、単
純マトリクス型表示パネルとして説明しているが、単純
マトリクス型に限られるものではなく、各画素に対して
TFT等のアクティブ素子を設けてアクティブマトリク
ス型電気泳動表示パネルとしても良いものである。
【0070】ここで、再び、図1を参照して、本発明の
詳細な特徴を説明する。 図1参照 (付記1) 表示方向に沿って上下に対向電極2を配置
するとともに、前記対向電極2間に電気泳動粒子3を分
散した誘電性液体4からなる分散液を満たし、前記対向
電極2間で発生する電界により前記誘電性液体4中の電
気泳動粒子3を移動させ、前記分散液の吸収率或いは反
射率のいずれかの変化により像表示を行う電気泳動表示
パネルにおいて、前記表示面側の対向電極2の平面形状
を光を透過する開口5を有する形状とするとともに、断
面形状における少なくとも一対の側面を表示面から内部
に向かってテーパ状とすることを特徴とする電気泳動表
示パネル。 (付記2) 表示方向に略垂直な方向に対向電極2を配
置するとともに、前記対向電極2間に電気泳動粒子3を
分散した誘電性液体4からなる分散液を満たし、前記対
向電極2間で発生する電界により前記誘電性液体4中の
電気泳動粒子3を移動させ、前記分散液の吸収率或いは
反射率のいずれかの変化により像表示を行う電気泳動表
示パネルにおいて、前記少なくとも一方の対向電極2の
断面形状における少なくとも一対の側面を表示面から内
部に向かってテーパ状とすることを特徴とする電気泳動
表示パネル。 (付記3) 上記断面形状における少なくとも一対の側
面が表示面から内部に向かってテーパ状とした対向電極
2が、導電性粉末を分散させた樹脂から構成されること
を特徴とする付記1または2に記載の電気泳動表示パネ
ル。 (付記4) 上記断面形状における少なくとも一対の側
面が表示面から内部に向かってテーパ状とした対向電極
2が、スクリーン印刷法によって形成された電極層を複
数層積層させた電極によって構成されることを特徴とす
る付記3記載の電気泳動表示パネル。 (付記5) 上記対向電極2を構成する樹脂が、光硬化
性樹脂であることを特徴とする付記3記載の電気泳動表
示パネル。 (付記6) 上記対向電極2が、上記光硬化性樹脂に焦
点をずらした光を照射して硬化させた電極によって構成
されることを特徴とする付記5記載の電気泳動表示パネ
ル。 (付記7) 上記電気泳動粒子3が、染料或いは顔料の
少なくとも一方を分散させた樹脂からなり、且つ、上記
誘電性液体4中に分散安定剤を添加したことを特徴とす
る付記1乃至6のいずれか1に記載の電気泳動表示パネ
ル。(5) (付記8) 上記分散安定剤が、変性シリコーンオイル
であることを特徴とする付記7記載の電気泳動表示パネ
ル。 (付記9) 上記分散安定剤が、上記電気泳動粒子3と
化学結合していることを特徴とする付記7記載の電気泳
動表示パネル。
【0071】
【発明の効果】本発明によれば、凝集用対向電極の断面
形状を表示面から内部に向かってテーパ状としているの
で、凝集した電気泳動粒子をテーパ部によって効果的に
隠蔽することができ、それによって、電気泳動粒子の含
有量を低減することなく白色度の高い表示を実現するこ
とができ、高い白色性とコンタラストを両立させた電気
泳動表示パネルの実現・普及に寄与するところが大き
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理的構成の説明図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の製造工程の説明図
である。
【図3】本発明の第1の実施の形態における表示原理の
説明図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態の製造工程の説明図
である。
【図5】本発明の第3の実施の形態の電気泳動表示パネ
ルの概略的構成図である。
【図6】従来の白色板を用いた電気泳動表示パネルの電
圧無印加時の構成説明図である。
【図7】従来の白色板を用いた電気泳動表示パネルの電
圧印加時の構成説明図である。
【符号の説明】
1 透明板 2 対向電極 3 電気泳動粒子 4 誘電性液体 5 開口 6 光 11 合成紙 12 下部対向電極 13 PETフィルム 14 接着剤 15 ポリエチレンフィルム 16 PETフィルム 17 Al粉末分散紫外線硬化樹脂層 18 集光レンズ 19 紫外線 20 上部対向電極 21 分散液 22 電気泳動粒子 23 印刷電極層 24 上部対向電極 31 合成紙 32 PETフィルム 33 対向電極 34 凝集用対向電極 35 PETフィルム 36 分散液 37 電気泳動粒子 41 白色基板 42 下部対向電極 43 白色反射層 44 透明板 45 上部対向電極 46 分散液 47 電気泳動粒子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 猿渡 紀男 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 5C094 AA06 BA09 BA75 BA76 BA84 BA93 JA08

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示方向に沿って上下に対向電極を配置
    するとともに、前記対向電極間に電気泳動粒子を分散し
    た誘電性液体からなる分散液を満たし、前記対向電極間
    で発生する電界により前記誘電性液体中の電気泳動粒子
    を移動させ、前記分散液の吸収率或いは反射率のいずれ
    かの変化により像表示を行う電気泳動表示パネルにおい
    て、前記表示面側の対向電極の平面形状を光を透過する
    開口を有する形状とするとともに、断面形状における少
    なくとも一対の側面を表示面から内部に向かってテーパ
    状とすることを特徴とする電気泳動表示パネル。
  2. 【請求項2】 表示方向に略垂直な方向に対向電極を配
    置するとともに、前記対向電極間に電気泳動粒子を分散
    した誘電性液体からなる分散液を満たし、前記対向電極
    間で発生する電界により前記誘電性液体中の電気泳動粒
    子を移動させ、前記分散液の吸収率或いは反射率のいず
    れかの変化により像表示を行う電気泳動表示パネルにお
    いて、前記少なくとも一方の対向電極の断面形状におけ
    る少なくとも一対の側面を表示面から内部に向かってテ
    ーパ状とすることを特徴とする電気泳動表示パネル。
  3. 【請求項3】 上記断面形状における少なくとも一対の
    側面が表示面から内部に向かってテーパ状とした対向電
    極が、導電性粉末を分散させた樹脂から構成されること
    を特徴とする請求項1または2に記載の電気泳動表示パ
    ネル。
  4. 【請求項4】 上記対向電極を構成する樹脂が、光硬化
    性樹脂であることを特徴とする請求項3記載の電気泳動
    表示パネル。
  5. 【請求項5】 上記電気泳動粒子が、染料或いは顔料の
    少なくとも一方を分散させた樹脂からなり、且つ、上記
    誘電性液体中に分散安定剤を添加したことを特徴とする
    請求項1乃至4のいずれか1項に記載の電気泳動表示パ
    ネル。
JP2000378599A 2000-12-13 2000-12-13 電気泳動表示パネル Withdrawn JP2002182249A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000378599A JP2002182249A (ja) 2000-12-13 2000-12-13 電気泳動表示パネル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000378599A JP2002182249A (ja) 2000-12-13 2000-12-13 電気泳動表示パネル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002182249A true JP2002182249A (ja) 2002-06-26

Family

ID=18847139

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000378599A Withdrawn JP2002182249A (ja) 2000-12-13 2000-12-13 電気泳動表示パネル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002182249A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003005228A (ja) * 2001-06-22 2003-01-08 Fujitsu Ltd 粒子の電気泳動または回転を利用した表示装置
JP2005292256A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Toshiba Corp 電気泳動表示装置
WO2009034715A1 (ja) * 2007-09-12 2009-03-19 Isao Ota 粒子移動型表示装置とその製造法
JP2009086390A (ja) * 2007-10-01 2009-04-23 Isao Ota 表示装置とその製造法
JP2010002933A (ja) * 2001-04-02 2010-01-07 E Ink Corp 画像安定性を改良した電気泳動媒体
KR100973377B1 (ko) * 2002-10-29 2010-07-30 파나소닉 주식회사 표시 장치 및 화상 표시에 이용되는 입자의 제조 방법
JP2010211037A (ja) * 2009-03-11 2010-09-24 Seiko Epson Corp 電気泳動装置、電子機器
US7986297B2 (en) 2003-07-14 2011-07-26 Hitachi Displays, Ltd. Image display apparatus utilizing electrophoresis

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010002933A (ja) * 2001-04-02 2010-01-07 E Ink Corp 画像安定性を改良した電気泳動媒体
EP1666964B1 (en) * 2001-04-02 2018-12-19 E Ink Corporation Electrophoretic medium with improved image stability
JP2003005228A (ja) * 2001-06-22 2003-01-08 Fujitsu Ltd 粒子の電気泳動または回転を利用した表示装置
KR100973377B1 (ko) * 2002-10-29 2010-07-30 파나소닉 주식회사 표시 장치 및 화상 표시에 이용되는 입자의 제조 방법
US7986297B2 (en) 2003-07-14 2011-07-26 Hitachi Displays, Ltd. Image display apparatus utilizing electrophoresis
JP2005292256A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Toshiba Corp 電気泳動表示装置
WO2009034715A1 (ja) * 2007-09-12 2009-03-19 Isao Ota 粒子移動型表示装置とその製造法
JP2009086390A (ja) * 2007-10-01 2009-04-23 Isao Ota 表示装置とその製造法
JP2010211037A (ja) * 2009-03-11 2010-09-24 Seiko Epson Corp 電気泳動装置、電子機器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TW550529B (en) An improved electrophoretic display with dual-mode switching
TWI270835B (en) Display device and generation method of image display particle
TWI231880B (en) An improved electrophoretic display with dual-mode switching
JP5719122B2 (ja) 電気光学ディスプレイ
US6392786B1 (en) Electrophoretic medium provided with spacers
US8089686B2 (en) Electronic display device providing static grayscale image
JP4093958B2 (ja) インプレーンスイッチング電気泳動ディスプレイ
JP2004020818A (ja) カラー電気泳動表示装置
TW200415432A (en) An improved electrophoretic display with dual-mode switching
TW200415431A (en) An improved electrophoretic display with dual-mode switching
JP2002139750A (ja) 画像表示媒体、画像表示装置及び画像表示方法
JP2005537519A5 (ja)
JP4573516B2 (ja) 表示装置
JP2004012949A (ja) 電気泳動表示装置
JP2002182249A (ja) 電気泳動表示パネル
JP4207446B2 (ja) 多色表示パネルの製造方法
JP2007139913A (ja) 画像表示装置
KR20060012662A (ko) 전기이동 디스플레이 디바이스와 이러한 디바이스를제조하기 위한 방법
US6950226B2 (en) Process for producing electrophoretic display device
US20050006337A1 (en) Process for producing display device
JP2001117123A (ja) 表示装置及びその製造方法
JP4797282B2 (ja) 表示パネルの製造方法
JP2004500583A (ja) 電気泳動ディスプレイおよび材料
JP2001301233A (ja) 画面情報複写方法及び装置
JP4562446B2 (ja) 画像表示用パネル及び画像表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20080304