JP2002181878A - ガス絶縁電気機器の部分放電検出装置 - Google Patents

ガス絶縁電気機器の部分放電検出装置

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JP2002181878A
JP2002181878A JP2000380735A JP2000380735A JP2002181878A JP 2002181878 A JP2002181878 A JP 2002181878A JP 2000380735 A JP2000380735 A JP 2000380735A JP 2000380735 A JP2000380735 A JP 2000380735A JP 2002181878 A JP2002181878 A JP 2002181878A
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opening
closing operation
magnetic flux
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JP2000380735A
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Kuniaki Nakajima
邦昭 中島
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部分放電の検出精度を向上させる。 【解決手段】 容器16,17の外部に容器16,17
間の絶縁スペーサ18と対向するように配置され、漏洩
磁束を検出して漏洩磁束検出信号26aを出力する磁束
検出手段26と、接触子22,23の開閉動作を検出し
て開閉動作信号25aを出力する開閉動作検出手段25
と、開閉動作信号25aにより漏洩磁束検出信号26a
を取り込んで、漏洩磁束検出信号26aの複数個の平均
値が所定値を超えたとき部分放電検出信号27aを出力
する部分放電判定手段27とを備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ガス絶縁電気機
器の部分放電の有無を監視するガス絶縁電気機器の部分
放電検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は、例えば特開平6−148257
号公報に記載された従来のガス絶縁電気機器の部分放電
検出装置を示す構成図である。図6において、SF6
ス等の絶縁ガスが封入された容器1,2間に絶縁スペー
サ3を配置して、絶縁スペーサ3に支持された中心導体
4を容器1,2内に配置している。そして、各容器1,
2間はボルト等の締結部材(図示せず)で絶縁スペーサ
3を介して連結されると共に、締結部材(図示せず)を
介して電気的にも導通状態に維持されている。ここで、
中心導体4の点4aで部分放電が発生したとする。する
と、部分放電のエネルギーが容器1内の絶縁ガスを振動
させるので、振動5が発生する。そして、絶縁ガスの振
動5が容器1に機械的な振動を与える。この機械的な振
動を加速度センサ等の振動検出手段6が検出して振動検
出信号6aを出力する。一方、点4aでの部分放電によ
り容器1内に電磁波の電流サージ波7が発生する。そし
て、電流サージ波7が絶縁スペーサ3に到達したとき、
電流サージ波7により発生した磁束が漏洩磁束8となっ
て、絶縁スペーサ3から外部へ漏洩する。この漏洩磁束
8を磁束検出手段9が検出して漏洩磁束検出信号9aを
出力する。ここで、漏洩磁束検出信号9aが設定値を超
えると、トリガ手段10からトリガ信号10aが出力さ
れる。波形記憶手段11はトリガ信号10aが入力され
ると、振動検出信号6aを記憶する。波形記憶手段11
に振動検出信号6aの波形が複数個記憶されると、加算
処理手段12で加算処理後に平均化処理手段13で平均
化処理して波形信号13aが出力される。そして、異常
判定手段14は波形信号13aが所定のしきい値を超え
たとき、部分放電が発生した判断して異常発生を報知す
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のガス絶縁電気機
器の部分放電検出装置は以上のように構成されているの
で、部分放電発生の要因となる、遮断部の開閉動作に伴
う接触子(図示せず)間の摺動による金属粉の発生時、
あるいは遮断部の開閉動作に伴う振動による残存異物の
顕在化時等に関わらずに連続して部分放電の検出を行う
ため、環境ノイズの影響を受けて誤判定を行う恐れがあ
り、部分放電の検出精度を向上させることが困難である
という問題点があった。この発明は以上のような問題点
を解消するためになされたもので、部分放電の発生要因
となる遮断部等の動作と関連づけて検出することによ
り、部分放電の検出精度を向上させることができるガス
絶縁電気機器の部分放電検出装置を提供することを目的
とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明に係わるガス絶
縁電気機器の部分放電検出装置は、複数の金属製容器間
を絶縁スペーサで仕切って、容器内に配置した接離可能
な一対の接触子を絶縁スペーサで支持し、隣接した容器
間を電気的に導通させて容器内に絶縁ガスを封入したガ
ス絶縁電気機器の部分放電を検出するガス絶縁電気機器
の部分放電検出装置において、容器の外部に容器間の絶
縁スペーサと対向するように配置され、漏洩磁束を検出
して漏洩磁束検出信号を出力する磁束検出手段と、接触
子の開閉動作を検出して開閉動作信号を出力する開閉動
作検出手段と、開閉動作信号により漏洩磁束検出信号を
取り込んで、漏洩磁束検出信号の複数個の平均値が所定
値を超えたとき部分放電検出信号を出力する部分放電判
定手段とを備えたものである。
【0005】また、容器の外面部に配置されて容器内の
部分放電により発生した容器の振動を検出して振動検出
信号を出力する振動検出手段と、接触子の開閉動作を検
出して開閉動作信号を出力する開閉動作検出手段と、開
閉動作信号により振動検出信号を取り込んで、振動検出
信号の複数個の平均値が所定値を超えたとき部分放電検
出信号を出力する部分放電判定手段とを備えたものであ
る。また、容器の外部に容器間の絶縁スペーサと対向す
るように配置され、漏洩磁束を検出して漏洩磁束検出信
号を出力する磁束検出手段と、接触子の開閉動作を検出
して開閉動作信号を出力する開閉動作検出手段と、容器
の外面部に配置されて容器内の部分放電により発生した
容器の振動を検出して振動検出信号を出力する振動検出
手段と、開閉動作信号により漏洩磁束検出信号を取り込
んで、漏洩磁束検出信号及び振動検出信号のいずれかの
複数個の平均値が所定値を超えたとき部分放電検出信号
を出力する部分放電判定手段とを備えたものである。さ
らに、開閉動作信号を一対の接触子の開閉動作に連動し
て動作する接点信号としたものである。
【0006】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は実施の形態
1を示す構成図である。図1において、15〜17はS
F6ガス等の絶縁ガスが封入された金属製の容器、18
は容器15、16間に配置された絶縁スペーサで、ボル
ト(図示せず)により容器15、16に固着されてい
る。19は容器16、17間に配置された絶縁スペーサ
で、ボルト(図示せず)により容器16、17間に固着
されている。なお、容器15、16間及び容器16、1
7間はボルト(図示せず)により電気的に導通状態にな
るように接続されている。20は容器15内に配置され
た導体で、絶縁スペーサ18で支持されている。21は
容器17内に配置された導体で、絶縁スペーサ19で支
持されている。22は容器16内に配置された固定側の
接触子で、絶縁スペーサ18で支持されている。23は
容器16内に配置されて接触子22と一対で接離可能な
可動側の接触子で、絶縁スペーサ19で支持されてい
る。なお、導体20と接触子22との間及び導体21と
接触子23との間は電気的に接続されている。24は可
動側の接触子23を駆動する操作手段、25は可動側の
接触子23と連動して動作する開閉動作検出手段で、接
点の開閉により開閉動作信号25aを出力する。26は
絶縁スペーサ18と対向するように配置された磁束検出
手段で、部分放電により絶縁スペーサ18から漏洩した
漏洩磁束を検出して漏洩磁束検出信号26aを出力す
る。27は部分放電判定手段で、開閉動作信号25aが
入力されると漏洩磁束検出信号26aを取り込んで、漏
洩磁束検出信号26aが所定値を超えたとき部分放電検
出信号27aを出力する。
【0007】次に動作について説明する。図1におい
て、容器16内の一対の接触子22、23間で「開」動
作が行われたとすると、操作手段24の動きに連動して
開閉動作検出手段25から開閉動作信号25aが出力さ
れる。開閉動作信号25aが入力された部分放電判定手
段27は、接触子22、23間の開動作が行われたと認
識して、漏洩磁束検出信号26aを所定の時間(例えば
30分間)取り込んで記憶する。通常、部分放電は断続
的に連続して発生するので、部分放電判定手段27は漏
洩磁束検出信号26aが複数個記憶されると、加算して
平均値を算出する。そして、複数個の漏洩磁束検出信号
26aの平均値が予め決められた設定値を超えたとき、
部分放電が発生したと判断して部分放電検出信号27a
を出力する。なお、設定値は実測値及び経験値から決定
される。以上のように、一対の接触子22、23の動作
時に出力される開閉動作信号25aにより、部分放電判
定手段27が漏洩磁束検出信号26aを取り込んで、漏
洩磁束検出信号26aの複数個の平均値が所定値を超え
たとき、部分放電検出信号27aを出力することによ
り、異常発生原因の最も大きな接触子22、23の動作
と関連づけて部分放電の判定を行うので、検出精度の向
上を図ることができる。実施の形態1において、一対の
接触子21、22の「開」動作に連動して出力される開
閉動作信号25aにより、漏洩磁束検出信号26aを放
電判定手段27が取り込むものについて説明したが、接
触子21、22の「閉」動作に連動して出力される開閉
動作信号により、漏洩磁束検出信号26aを取り込むよ
うにしても同様の効果を期待することができる。
【0008】実施の形態2.図2は実施の形態2を示す
構成図である。図2において、15〜25は実施の形態
1のものと同様のものである。28は容器16の外面に
取り付けられた加速度センサ等の振動検出手段で、容器
16の振動を検出して振動検出信号28aを出力する。
29は部分放電判定手段で、開閉動作信号25aが入力
されると振動検出信号28aを取り込んで、振動検出信
号28aが所定値を超えたとき部分放電検出信号29a
を出力する。次に動作について説明する。図2におい
て、一対の接触子22、23間で「開」動作が行われて
開閉動作信号25aが部分放電検出手段29に入力され
ると、部分放電検出手段29が振動検出信号28aの取
り込みを始める。通常、部分放電は断続的に連続して発
生するので、部分放電判定手段29は振動検出信号28
aが複数個記憶されると、加算して平均値を算出する。
そして、複数個の振動検出信号28aの平均値が所定値
を超えたとき、部分放電が発生したと判断して部分放電
検出信号29aを出力する。上記において、一対の接触
子21、22の「開」動作に連動して出力される開閉動
作信号25aにより、振動検出信号28aを放電判定手
段29が取り込むものについて説明したが、接触子2
1、22の「閉」動作に連動して出力される開閉動作信
号により、振動検出信号28を取り込むようにしても同
様の効果を期待することができる。同様の効果を期待す
ることができる。以上のように、一対の接触子22、2
3の動作時に出力される開閉動作信号25aにより、部
分放電判定手段29が振動検出信号28aを取り込ん
で、振動検出信号28aの複数個の平均値が所定値を超
えたとき部分放電検出信号29aを出力するので、異常
発生要因の最も大きな接触子22、23の動作と関連づ
けて部分放電の判定を行うので、検出精度の向上を図る
ことができる。
【0009】実施の形態3.図3は実施の形態3を示す
構成図である。図3において、15〜26は実施の形態
1のものと同様のものであり、28は実施の形態2のも
のと同様のものである。30は部分放電判定手段で、開
閉動作信号25aが入力されると漏洩磁束検出信号26
a及び振動検出信号28aを取り込んで、漏洩磁束検出
信号26a又は振動検出信号28aが所定値を超えたと
き部分放電検出信号30aを出力する。次に動作につい
て説明する。図3において、一対の接触子22、23間
で「開」動作が行われて開閉動作信号25aが部分放電
検出手段30に入力されると、部分放電検出手段30が
漏洩磁束検出信号26a及び振動検出信号28aの取り
込みを始める。部分放電検出手段30は漏洩磁束検出信
号26a又は振動検出信号28aが複数個記憶される
と、加算して平均値を算出する。そして、平均値が所定
値を超えたとき、部分放電が発生したと判断して部分放
電検出信号30aを出力する。
【0010】上記において、一対の接触子21、22の
「開」動作に連動して出力される開閉動作信号25aに
より、漏洩磁束検出信号26a及び振動検出信号28a
を放電判定手段30が取り込むものについて説明した
が、接触子21、22の「閉」動作に連動して出力され
る開閉動作信号25aにより、漏洩磁束検出信号26a
及び振動検出信号28aを取り込むようにしても同様の
効果を期待することができる。以上のように、一対の接
触子22、23の動作時に出力される開閉動作信号25
aにより、部分放電判定手段30が漏洩磁束検出信号2
6a及び振動検出信号28aを取り込んで、漏洩磁束検
出信号26a又は振動検出信号28aの少なくともいず
れかの複数個の平均値が所定値を超えたとき部分放電検
出信号30aを出力することにより、異常発生要因の最
も大きな接触子22、23の動作と関連づけて部分放電
の判定を行うので、検出精度の向上を図ることができ
る。
【0011】実施の形態4.図4は実施の形態4を示す
構成図である。図4において、15〜24、26は実施
の形態1のものと同様のものである。31は操作手段2
4を駆動する遮断コイルで、接触子22、23間を開極
する。32は操作手段24を駆動する投入コイルで、接
触子22、23間を閉極する。33は開閉動作検出手段
で、遮断コイル31の制御電流を検出して開閉動作信号
33aを出力する。34は開閉動作検出手段で、投入コ
イル32の制御電流を検出して開閉動作信号34aを出
力する。35は部分放電判定手段で、開閉動作信号33
a、34aのいずれかが入力されると漏洩磁束検出信号
26aを取り込んで、漏洩磁束検出信号26aの複数個
の平均値が所定値を超えたとき部分放電検出信号35a
を出力する。次に動作について説明する。図4におい
て、例えば遮断コイル31に制御電流が流れると、操作
手段24が駆動されて接触子22、23間が開極され
る。この制御電流を開閉動作検出手段33が検出して開
閉動作信号33aを出力する。部分放電判定手段35は
開閉動作信号33aが入力されると、漏洩磁束検出信号
26aの取り込みを始める。さらに部分放電判定手段3
5は漏洩磁束検出信号26aが複数個記憶されると、加
算して平均値を算出する。そして、平均値が所定値を超
えたとき、部分放電判定手段35は部分放電が発生した
と判断して部分放電検出信号35aを出力する。
【0012】上記において、一対の接触子21、22の
「開」動作に連動して出力されるいずれかの開閉動作信
号33a,34aにより、放電判定手段35が漏洩磁束
検出信号26aを取り込むものについて説明したが、接
触子21、22の「閉」動作に連動して出力される開閉
動作信号により、放電判定手段35が漏洩磁束検出信号
26aを取り込むようにしても同様の効果を期待するこ
とができる。以上のように、一対の接触子22、23の
動作時に出力される開閉動作信号33a,34aのいず
れかにより、部分放電判定手段35が漏洩磁束検出信号
26aを取り込んで、漏洩磁束検出信号26aの複数個
の平均値が所定値を超えたとき部分放電検出信号35a
を出力することにより、異常発生要因の最も大きな接触
子22、23の動作と関連づけて部分放電の判定を行う
ので、検出精度の向上を図ることができる。実施の形態
1及び実施の形態2において、一対の接触子21、22
の開閉動作の検出を接触子23と連動して動作する開閉
動作検出手段25の開閉動作信号25aにより確認する
ものについて説明したが、図4に示すように開閉動作検
出手段33,34により検出した開閉動作信号33a,
34aにより確認しても同様の効果を期待することがで
きる。
【0013】実施の形態5.図5は実施の形態5を示す
構成図である。図5において、16〜24、26は、実
施の形態1のものと同様のものである。36は操作手段
24の動作に連動する開閉動作検出手段で、操作手段2
4により接触子22、23の開閉が行われたとき、操作
手段24の動作工程を検出して開閉動作信号36aを出
力する。37は部分放電判定手段で、開閉動作信号36
aが入力されると漏洩磁束検出信号26aを取り込ん
で、漏洩磁束検出信号26aの複数個の平均値が所定値
を超えたとき部分放電検出信号37aを出力する。次に
動作について説明する。図5において、例えば操作手段
24が駆動されて接触子22、23間が開極される。す
ると、操作手段24の動作工程を検出して開閉動作信号
36aが出力される。部分放電検出手段37に開閉動作
信号36aが入力されると、漏洩磁束検出信号26aの
取り込みを始める。さらに部分放電判定手段37は漏洩
磁束検出信号26aが複数個記憶されると、加算して平
均値を算出する。そして、平均値が所定値を超えたと
き、部分放電判定手段37は部分放電が発生したと判断
して部分放電検出信号37aを出力する。上記におい
て、一対の接触子21、22の「開」動作に連動して出
力される開閉動作信号36aにより、放電判定手段37
が漏洩磁束検出信号26aを取り込むものについて説明
したが、接触子21、22の「閉」動作に連動して出力
される開閉動作信号により、放電判定手段37が漏洩磁
束検出信号26aを取り込むようにしても同様の効果を
期待することができる。
【0014】以上のように、一対の接触子22、23の
動作時に出力される開閉動作信号36aにより、部分放
電判定手段37が漏洩磁束検出信号26aを取り込ん
で、漏洩磁束検出信号26aの複数個の平均値が所定値
を超えたとき部分放電検出信号37aを出力することに
より、異常発生要因の最も大きな接触子22、23の動
作と関連づけて部分放電の判定を行うので、検出精度の
向上を図ることができる。実施の形態1及び実施の形態
2において、一対の接触子21、22の開閉動作の検出
を接触子23と連動して動作する開閉動作検出手段25
の開閉動作信号25aにより確認するものについて説明
したが、図5に示すように操作手段24の動作に連動す
る開閉動作検出手段36により検出した開閉動作信号3
6aにより確認しても同様の効果を期待することができ
る。
【0015】
【発明の効果】この発明によれば、一対の接触子の動作
時に出力される開閉動作信号により、部分放電判定手段
が漏洩磁束検出信号を取り込んで、漏洩磁束検出信号の
複数個の平均値が所定値を超えたとき部分放電検出信号
を出力することにより、異常発生原因の最も大きな接触
子の動作と関連づけて部分放電の判定を行うので、検出
精度の向上を図ることができる。また、一対の接触子の
動作時に出力される開閉動作信号により、部分放電判定
手段が振動検出信号を取り込んで、振動検出信号の複数
個の平均値が所定値を超えたとき部分放電検出信号を出
力するので、異常発生要因の最も大きな接触子の動作と
関連づけて部分放電の判定を行うので、検出精度の向上
を図ることができる。また、一対の接触子の動作時に出
力される開閉動作信号により、部分放電判定手段が漏洩
磁束検出信号及び振動検出信号を取り込んで、漏洩磁束
検出信号又は振動検出信号の少なくともいずれかの複数
個の平均値が所定値を超えたとき部分放電検出信号を出
力することにより、異常発生要因の最も大きな接触子の
動作と関連づけて部分放電の判定を行うので、検出精度
の向上を図ることができる。さらに、開閉動作信号を一
対の接触子の開閉動作に連動して動作する接点信号とし
たことにより、開閉動作を容易に検出することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示す構成図であ
る。
【図2】 この発明の実施の形態2を示す構成図であ
る。
【図3】 この発明の実施の形態3を示す構成図であ
る。
【図4】 この発明の実施の形態4を示す構成図であ
る。
【図5】 この発明の実施の形態5を示す構成図であ
る。
【図6】 従来のガス絶縁電気機器の部分放電検出装置
を示す構成図である。
【符号の説明】
15〜17 容器、 18,19 絶縁スペーサ、2
2,23 接触子、26 磁束検出手段、27,29,
30,37 部分放電検出手段、28 振動検出手段。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の金属製容器間を絶縁スペーサで仕
    切って、上記容器内に配置した接離可能な一対の接触子
    を上記絶縁スペーサで支持し、隣接した上記容器間を電
    気的に導通させて上記容器内に絶縁ガスを封入したガス
    絶縁電気機器の部分放電を検出するガス絶縁電気機器の
    部分放電検出装置において、上記容器の外部に上記容器
    間の上記絶縁スペーサと対向するように配置され、漏洩
    磁束を検出して漏洩磁束検出信号を出力する磁束検出手
    段と、上記接触子の開閉動作を検出して開閉動作信号を
    出力する開閉動作検出手段と、上記開閉動作信号により
    上記漏洩磁束検出信号を取り込んで、上記漏洩磁束検出
    信号の複数個の平均値が所定値を超えたとき部分放電検
    出信号を出力する部分放電判定手段とを備えたことを特
    徴とするガス絶縁電気機器の部分放電検出装置。
  2. 【請求項2】 複数の金属製容器間を絶縁スペーサで仕
    切って、上記容器内に配置した接離可能な一対の接触子
    を上記絶縁スペーサで支持し、隣接した上記容器間を電
    気的に導通させて上記容器内に絶縁ガスを封入したガス
    絶縁電気機器の部分放電を検出するガス絶縁電気機器の
    部分放電検出装置において、上記容器の外面部に配置さ
    れて上記容器内の部分放電により発生した上記容器の振
    動を検出して振動検出信号を出力する振動検出手段と、
    上記接触子の開閉動作を検出して開閉動作信号を出力す
    る開閉動作検出手段と、上記開閉動作信号により上記振
    動検出信号を取り込んで、上記振動検出信号の複数個の
    平均値が所定値を超えたとき部分放電検出信号を出力す
    る部分放電判定手段とを備えたことを特徴とするガス絶
    縁電気機器の部分放電検出装置。
  3. 【請求項3】 複数の金属製容器間を絶縁スペーサで仕
    切って、上記容器内に配置した接離可能な一対の接触子
    を上記絶縁スペーサで支持し、隣接した上記容器間を電
    気的に導通させて上記容器内に絶縁ガスを封入したガス
    絶縁電気機器の部分放電を検出するガス絶縁電気機器の
    部分放電検出装置において、上記容器の外部に上記容器
    間の上記絶縁スペーサと対向するように配置され、漏洩
    磁束を検出して漏洩磁束検出信号を出力する磁束検出手
    段と、上記接触子の開閉動作を検出して開閉動作信号を
    出力する開閉動作検出手段と、上記容器の外面部に配置
    されて上記容器内の部分放電により発生した上記容器の
    振動を検出して振動検出信号を出力する振動検出手段
    と、上記開閉動作信号により上記漏洩磁束検出信号を取
    り込んで、上記漏洩磁束検出信号及び上記振動検出信号
    のいずれかの複数個の平均値が所定値を超えたとき部分
    放電検出信号を出力する部分放電判定手段とを備えたこ
    とを特徴とするガス絶縁電気機器の部分放電検出装置。
  4. 【請求項4】 開閉動作信号は一対の接触子の開閉動作
    に連動して動作する接点信号であることを特徴とする請
    求項1から請求3のいずれか一項に記載のガス絶縁電気
    機器の部分放電検出装置。
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