JP2002180447A - 樹皮を含有する油吸着材 - Google Patents

樹皮を含有する油吸着材

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JP2002180447A
JP2002180447A JP2000380687A JP2000380687A JP2002180447A JP 2002180447 A JP2002180447 A JP 2002180447A JP 2000380687 A JP2000380687 A JP 2000380687A JP 2000380687 A JP2000380687 A JP 2000380687A JP 2002180447 A JP2002180447 A JP 2002180447A
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oil
bark
outer cover
oil adsorbent
rope
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JP2000380687A
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Masaki Saito
雅樹 齊藤
Hide Ogura
秀 小倉
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OITA KEN
Oita Prefectural Government
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OITA KEN
Oita Prefectural Government
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A20/00Water conservation; Efficient water supply; Efficient water use
    • Y02A20/20Controlling water pollution; Waste water treatment
    • Y02A20/204Keeping clear the surface of open water from oil spills

Abstract

(57)【要約】 【課題】 回収作業が比較的難しい高い粘度の油でも包
囲及び吸収及び付着可能な油吸収材を得、油吸着材とし
ての機能を強化し、また油の回収を確実にして、包囲し
た流出油や固形ゴミ等を効率良く陸上や船上に回収でき
るようにする。 【解決手段】 水面に浮遊する油を包囲及び吸収及び付
着するため、粉末状又は繊維状の樹皮等の充填材を内部
に充填し、種々の形状に加工可能で、透液性材料から成
る外部カバーを包含する油吸着材であり、ロープの付設
や、樹皮への撥水剤や浮力増強材等を添加混入も可能で
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この出願の発明は、油吸着材
に関するもので、例えば、水面に浮遊する油を包囲及び
吸収及び付着する油吸着材に関するものであり、油吸着
材としての機能を強化し、油の回収を確実に行うことの
できる油吸着材に関するものである。
【0002】
【従来の技術とその解決課題】 油の流出は重大な環境
汚染の原因となるので、水面に浮遊する油を収集したり
分解したりする様な方法が提案され、使用されている。
大きく分けて流出直後の水面上で油を燃焼させる方法、
界面活性剤で油を分散させる等の化学的方法、微生物に
より油を分解する生物学的方法、油吸着材や油水分離器
などで油を回収する物理的方法などがある。物理的回収
を容易にするために油を包囲するオイルフェンス(ブー
ム)や油固化剤などを用いる場合もある。
【0003】一般的に、タンカー事故などで水面に流出
した油は、粘度が高いほど回収が困難とされている。粘
度が低いガソリンや軽油はそもそも、水面上から蒸発す
るので回収を要しない場合が多い。また、粘度の低いあ
るいは中程度の油は、界面活性剤で処理できるほか、各
種の油吸着材で比較的容易に回収することが可能であ
る。一方、粘度の高い重油など、中でもC重油はそれ自
体が界面活性剤や油吸着材での処理が困難である上、平
成9年1月のナホトカ号事故でも顕著だったように、原
油中の水分を含んで粘度が更に上がり、ムース化油と言
われるチョコレートムースのような柔らかい固形状に変
質し、処理や回収を一層困難にし、ガット船などの海洋
土木的手法や柄杓などの手作業中心の回収方法を取らざ
るを得ないことが知られている。
【0004】上記の処理及び回収方法のうち、物理的方
法は環境への二次的影響の小ささや安全性から好ましい
とされる油回収方法である。一般に油吸着材やオイルフ
ェンス(ブーム)はポリプロピレンなどの合成樹脂や化
学繊維からなるが、回収後の燃焼が容易な天然繊維、例
えば綿や藁が用いられる場合もある。
【0005】樹皮については、微細に粉砕されたものを
水面に散布し、油を吸着した後に回収する例があるが、
粉末状の樹皮が油の吸着前または吸着後に散逸して、回
収の効率が悪くなる場合があった。
【0006】また、樹皮を外部カバーの中に充填して使
用する例があるが、外部カバーとして多孔質の紙や布な
どの目の細かいものを用いると、油によっては、前述の
例と同様に油が目に詰まって、内部へ油が通過するのを
妨げる問題があり、また、目の粗いものを用いると大量
にこぼれ落ちて機能を損ねる、という欠点があった。
【0007】さらに、樹皮に合成樹脂等の接着成分を混
入し熱圧着させて不織布状にしたものを油吸着材として
用いる例があるが、熱処理工程を含むため使用エネルギ
ーが多く、コスト面、環境面で不利であった。
【0008】
【解決課題】外部カバーの中に充填された樹皮は、樹皮
単体に比べて回収時の取り扱いが容易であるが、粉末状
の樹皮がこぼれ落ちることなく、かつ油、特に粘度の高
い油の通過を妨げない目の粗さをもった外部カバーを此
れまで見出されていない。
【0009】また、オイルフェンス(ブーム)として包
囲した油を他の資機材を用いて陸上や船上に回収する方
法は、二度手間であり、作業性が劣るものであった。
【0010】本発明では、様々な形状に加工が可能で且
つ取り扱いの容易な外部カバーに充填された樹皮から成
り、回収作業が比較的難しい高い粘度の油でも包囲及び
吸収及び付着することが可能な油吸着材を得ることを目
的としている。
【0011】また、本発明では、必要に応じて、樹皮に
予め撥水剤を添加混入したり、撥水加工を施し、樹皮の
水中での親油性及び疎水性を高めて、油吸着材としての
機能を強化した油吸着材を得ることを目的としている。
【0012】さらに、本発明では、必要に応じて、浮力
増強材の混入で、油吸着飽和後でも、油吸着材を沈降さ
せることなく、油の回収を確実に行うことが可能な油吸
着材を得ることを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】この出願発明は、上記記
載のとおりの課題を解決するため、水面に浮遊する油を
包囲及び吸収及び付着するための、粉末状又は繊維状の
樹皮等の充填材を内部に充填し、透性材料から成る外
部カバーを包含する油吸着材(請求項1)、さらに、油
吸着材を構成する充填材として、樹皮に撥水剤を添加し
たり樹皮を撥水加工すると共に、樹皮にパーライト等の
浮力増強材を混入した油吸着材(請求項2)を提供す
る。
【0014】また、この出願発明は、油吸着材同志の連
結形態を考慮して、外部カバーにロープを付設するもの
(請求項3)、縦方向に連結する油吸着材の端部に間隔
を空けて2本以上の連結補助ロープを付設し、重複部分
を有しつつ連結することを可能にするもの(請求項4)
を提供する。
【0015】さらに、そのロープの耐用年数経過後にお
ける処理を考慮して、外部カバーやロープを微生物分解
可能な材料で製作するもの(請求項5)をも提供する。
【0016】またさらに、この出願発明は、油吸着材の
形状を考慮して、樹皮等を充填した外部カバーを平たい
シート状に加工し、キルティンングを施したり(請求項
6)、円柱状に加工したもの(請求項7)をも提供す
る。
【0017】
【発明の実施の形態】杉などの樹皮を木本体から離脱さ
せる際には通常、長さ数mm以下の粉末状のものから数
十cm程度の繊維状のものまで種々の形状のものが生ず
る。
【0018】従来は、均質化等の目的から長さがまちま
ちの樹皮を、一旦、粉砕して粉末状にした後に油吸着材
に用いていたため、前述の外部カバーの問題を生じてい
た。
【0019】本発明では、生じる樹皮の内、粉末状又は
繊維状のものを選別して使用することにより、粘度の高
い油の通過を妨げない目の大きさを持つ、例えば網状を
した、透液性の外部カバーに充填しても、樹皮が大量に
こぼれ落ちて機能を損ねることのない状態で実現する。
特に、長さ0.1mm以上から数cmのものを選別した
場合に好ましいものであった。また、網状の外部カバー
は網目の不織布によっても同様に機能するものであっ
た。
【0020】この選別に際し、目的の長さを有する樹皮
の割合を高めるため、剥離した樹皮にある程度の衝撃や
圧力を与えて短く加工することも可能である。
【0021】また、樹皮の水中での親油性及び疎水性を
高め、油吸着材としての機能を強化するために、樹皮に
予め撥水剤を添加混入したり、撥水加工を施すことも可
能である。
【0022】さらに、浮力を増強するために、樹皮中
に、パーライト、バーミキュライト等鉱石又はその発泡
体や、再生ガラスの発泡体の低密度の物質を浮力増強材
として混入することも可能である。実際、パーライト混
入前では、油吸着飽和状態の直後に一部水中沈降現象が
見られたが、パーライト20%混入後の試作品では、1
ヵ月経過時点でも沈降が生じなかった。
【0023】外部カバーは、対象とする油の粘度により
最適な目の大きさが異なるが、図3に示すように、例え
ば、0.1mmから1cm程度のものを用いると、重油
などの粘度の高い油の通過を妨げず、かつ樹皮が大量に
こぼれ落ちることもなく、目的の用途に適していること
が判った。
【0024】この外部カバーの材質は、特に油の包囲お
よび吸収および付着の機能を大きく左右するものではな
く、取り扱い時に破損しない程度の強度を持ち、本体が
沈降してしまわない程度に軽いものであれば、安価なポ
リエチレン製の網や使用済みの漁網などでも構わない。
【0025】また、上述したように、網目の不織布を使
用することも可能である。
【0026】しかし、樹皮の使用後の燃焼処理が容易で
ある利点を損なわないためにも、同様の利点をもつ綿な
どの天然素材を用いることが望ましい。
【0027】なお、樹皮の見かけの比重は、杉の場合で
乾燥状態で0.03から0.1、浸水後で0.1から
0.3程度であり、金属製の重い網等を用いない限り、
油を吸着する前の時点で、水中において本体が沈降する
ことはない。
【0028】この外部カバーと樹皮からなる油吸着材
は、それ単体ではオイルフェンス(ブーム)として水面
に浮遊する油を囲い込み、油の回収を容易にする目的で
使用することができる。
【0029】また、外部カバーには、単体で包囲した油
を陸上又は船上に回収するため牽引用のロープを付設す
ることができる。この場合、外部カバーに直接接続した
り、外部カバーの上部および/または下部に網を結合し
てこの網を介して間接的に接続することもできる。この
ロープには、沈降具合を調節するための鉄などの錘を設
置することもできる。
【0030】外部カバーやロープの材質については、使
用後処理を考慮して、天然繊維又は生分解性ポリマー等
を使用することによって、微生物分解による処分を可能
とすることでき、天然繊維の使用の場合には、焼却処分
の際の有毒ガス発生の抑制が可能である。
【0031】特に、外部カバーやロープの材質を100
%天然繊維素材とする場合は、製造時、使用時、処分時
のいずれにおいてもその環境負荷を低減することができ
る。
【0032】また、必要に応じて、オイルフェンス(ブ
ーム)として用いる場合等に、油吸着材を縦方向に連結
して長大化することができ、大面積の油を包囲・回収す
ることが可能である。その際、油吸着材端部に2本以上
のロープをある程度の間隔を空けて付設することによ
り、重複部分を有しつつ連結することが可能であるた
め、連結部から油が散逸することを防ぐことが可能であ
る。
【0033】
【実施例】(実施例1) 図1に示すように、平たいシ
−ト形状の網からなる外部シ−ト1に樹皮2が充填され
ている。また、樹皮が内部で移動しないように適当な間
隔に糸によるキルティング3を施している。
【0034】また、両端部に展張作業あるいは回収作業
に使用するロープ4を有する。この実施例によれば、幅
と長さを変えることにより、正方形のものから細長いオ
イルフェンス(ブーム型)のものまで実現可能である。
【0035】(実施例2) 図2に示すように、円柱状
の網から成る外部カバーに樹皮が充填されている。樹皮
が内部で移動しないように、円柱状網の軸方向内部空間
に適当な間隔で軸を横切る面をなして隔壁を設けてあ
る。この隔壁は、外部カバーと同様の材質で作製される
が、実施例1のようなキルティングで代用することもで
きる。
【0036】また、実施例1の平たいシ−ト形状のもの
を丸めて円柱状にした後、外周部分を適当な間隔で糸で
固定することにより、樹皮が内部で移動しない実施例1
と同等のものを得ることも可能である。
【0037】この中央部あるいは外周部に展張作業ある
いは回収作業に使用するロープ4を備えることができ
る。このロープ4には浮遊および沈降具合を調節するた
めに錘や浮きを設置することが可能である。
【0038】実施例1、2は、ある程度の波浪中で、油
の周囲に展張することで油を包囲するオイルフェンス
(ブーム)の役割を果たすことができる。
【0039】また、自身が油を吸収および付着するの
で、少量の油であれば本品のみで油を回収することが可
能である。
【0040】(実施例3) 図3に示すように、大面積
の油を包囲・回収する際には、油吸着材を縦方向に連結
することが可能であり、その際に、連結部から油を散逸
させないために、重複部分を有しつつ連結すべく、端部
に2本以上のロープをある程度の間隔を空けて付設して
ある。
【0041】(実施例4) 工場内の排水槽等、コント
ロールされた水面で用いる場合は、ロープ付設の必要の
ないこともあり、図4のタイプの油吸着材を用いること
が可能である。
【0042】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0043】本発明では、生じる樹皮のうち、長さ0.
1mmから数cmの粉末状又は繊維状のものを選別して
使用しているので、樹皮が大量にこぼれ落ちて機能を損
ねることがなく、安定した油吸着機能を維持することが
できる。
【0044】また、これらの樹皮は、目の粗い網状の外
部カバーに充填することができるので、細かい網目が油
の通過を妨げて油の吸着に支障をきたすことがなく、こ
れまで回収が困難とされていたC重油やムース化油のよ
うな粘度の高い油の包囲および吸収および付着に用いる
ことができる。このように、C重油のような高い粘度の
油には網状の材料が有利であり、一方A重油のような低
い粘度の油には不織布の方が有利である。
【0045】さらに、パーライト、バーミキュライト等
の鉱石又はその発泡体や再生ガラスの発泡体等低密度の
物質を混入することによって、浮力増強を図ることがで
きるので、油吸着飽和後でも、油吸着材を沈降させるこ
とがなく、長時間に亘って、油の回収を確実に行うこと
ができる。
【0046】これにより、大量に発生するものの、従来
は大半が燃焼か埋立によって処理され、産業廃棄物とし
て厄介な存在であった樹皮、特に杉の樹皮が有効活用で
きるため、環境保全の観点から望ましい上、世界各地で
安定供給が可能である。使用後の処分も、微生物分解
や、有毒ガスの発生しない焼却によるなど環境保護を考
慮した処分が可能である。
【0047】特に、廃棄物を原料とするために従来の新
品の石油製品である油吸着材に比べ、はるかに安価であ
り、事業者の負担にならず、大量の備蓄が可能である。
【0048】また、油流出事故で直接の被害者となりや
すい漁民や地元民が、自衛のために備蓄することもコス
ト面から難しいことではなく、対策上、最も重要とされ
る事故発生直後からの初期対応が、彼ら沿岸民によって
可能となるため、効果は計り知れない。
【0049】さらに、樹皮を主な原料とし、軽作業での
製造が可能なため中山間地域の材料振興、新産業創出、
過疎対策に繋がることが期待できる。
【0050】また、製造工程は簡単な縫製作業が中心で
あるため、身体障害者、知的障害者等の社会参加を支援
する事業に組み入れることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を平たいシ−ト形状で実現した油吸着
材を示す図である。
【図2】 本発明を円柱形状で実現した油吸着材を示す
図である。
【図3】 本発明を平たいシ−ト形状で実現し、端部に
2本以上の連結用ロープを有する油吸着材を示す図であ
る。
【図4】 本発明を平たいシ−ト形状で実現し、ロープ
を有しない油吸着材を示す図である。
【図5】 樹皮サイズ(通過網目)と油吸着材自重当た
りの吸油重量の関係を示す図である。
【符号の説明】
1 外部カバー 2 樹皮 3 キルティング 4 ロープ 5 連結用補助ロープ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水面に浮遊する油を包囲及び吸収及び付
    着するため、粉末状又は繊維状の樹皮等の充填材が内部
    に充填され、透液性材料から成る外部カバーを包含する
    油吸着材。
  2. 【請求項2】 請求項1において、油吸着材を構成する
    充填材として、樹皮に、撥水剤の添加又は樹皮を撥水加
    工する共に、充填材の樹皮に、パーライト、バーミキュ
    ライト等鉱石又はその発泡体や、再生ガラスの発泡体等
    の浮力増強材を混入したことをことを特徴とする油吸着
    材。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、外部カバーに
    直接又は網を介してロープを付設したことを特徴とする
    油吸着材。
  4. 【請求項4】 請求項3において、縦方向に連結する油
    吸着材の端部に間隔を空けた2本以上の連結用補助ロー
    プを付設し、重複部分を有しつつ連結することを可能に
    したことを特徴とする油吸着材。
  5. 【請求項5】 請求項1又は4のいずれかにおいて、外
    部カバーまたは/およびロープを、天然繊維等の微生物
    分解可能な材料から作成したことを特徴とする油吸着
    材。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれかにおいて、
    樹皮等を充填した外部カバーを平たいシート状に加工
    し、キルティンングを施したことを特徴とする油吸着
    材。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれかにおいて、
    樹皮等を充填した外部カバーを円柱状に加工したことを
    特徴とする油吸着材。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004230249A (ja) * 2003-01-29 2004-08-19 Toray Ind Inc 油水分離ユニット
KR100764884B1 (ko) * 2007-03-22 2007-10-09 한국원자력연구원 카폭 섬유 부재를 이용한 오일 필터
KR100819461B1 (ko) * 2007-01-17 2008-04-07 한국원자력연구원 케이폭 섬유을 이용한 흡유 그물
KR200456009Y1 (ko) * 2008-10-31 2011-10-10 한국원자력연구원 케이폭 섬유를 이용한 흡유 구조물

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