JP2002180319A - フード - Google Patents

フード

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JP2002180319A
JP2002180319A JP2000380057A JP2000380057A JP2002180319A JP 2002180319 A JP2002180319 A JP 2002180319A JP 2000380057 A JP2000380057 A JP 2000380057A JP 2000380057 A JP2000380057 A JP 2000380057A JP 2002180319 A JP2002180319 A JP 2002180319A
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JP
Japan
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hood
string
face opening
head
dimension
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JP2000380057A
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English (en)
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Yoshio Ota
良雄 太田
Michiyuki Nagai
道之 永井
Shingo Matsumoto
真吾 松本
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】防寒衣や雨衣などのフードを着用した状態で、
着用者の回頭動作によっても視界を遮ることなく回頭動
作にあわせてフードが動くように、より少ない動作でフ
ードと頭の密着性を向上させることができるフードを提
供する。 【解決手段】フード側面において顔面開口部下部から顔
面開口部に沿って第1の紐通し部を形成するとともに、
顔面開口部下部から後頭部方向にかけて第2の紐通し部
を形成し、該それぞれの紐通し部に寸法調節用の紐を通
し、顔面開口部下部で寸法調節可能としたことを特徴と
するフード。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は防寒衣や雨衣などの
外衣のフードに関し、さらに詳しくは、着用者の回頭動
作に追随するように改良された外衣のフードに関する。
【0002】
【従来の技術】防寒衣や雨衣などのフードは衿部分に直
接縫着されているか、または、外衣の衿にボタンやファ
スナーなどで着脱自在に装着されるように取り付けられ
外衣と一体化されて使用されるようになっている。
【0003】このため、フードをかぶった状態で着用者
が横や後ろを振り向く際に首を回すと、フードを取り付
けた身頃部分が動かないためフードが前向きの状態に残
ってしまい、フード内の顔だけが動くため着用者の視界
がフードによって遮られ、視野を狭めてしまう。そこで
横や後ろを確認する際には、着用者は身体全体をその方
向に向けるか手でフードをずらすなどの動作を加えなけ
ればならない。しかし、広い場所に立ち止まった状態で
身体の方向を変える分には大きな問題は発生しないが、
自転車に乗っているときや釣り、スポーツ観戦など狭い
場所に座っている場合、身体全体や上半身の向きを変え
るというようなオーバーアクションは取れない場合も多
々見られる。
【0004】これらの問題点を解決するため、顔面開口
部にサイズ調節用の紐を取り付けたり、フードの後頭部
部分にサイズ調節用のベルトなどを取り付け、フードと
頭をフィットさせる方法が種々提案されている。
【0005】たとえば、実用新案第3022625号公
報では、顔面開口部の額の位置にベルトをとりつけ、フ
ードをベルトで額に密着させ頭部の動きに追従させる方
法が開示されている。また、実用新案第3057578
号公報では、フード取り付け部を稼働自在な連結子を用
い、フードを動きやすくし、頭の動きに追従しやすいフ
ードの取り付け方法が開示されている。また、特許第3
014292号公報にはフード後頭部に取り付けられた
サイズ調節用の紐ににより頭部に密着させる方法が開示
されている。さらには、特開平7−252712号公報
には開口部1本と後頭部にかけての2本の紐により頭部
にフィットさせる方法が開示されている。
【0006】しかし、実用新案第3022625号公報
に開示されたベルトで頭部に密着させる方法ではフード
の動きを頭部の動きに追従させるまでベルトを絞めると
額部分が圧迫され不快感が残る。また、実用新案第30
57578号公報に開示された稼働自在な連結子を用い
フードを動きやすくし、頭の動きに追従しやすくする方
法では取り付け部分がかさばり、首部分に負担がかかり
衣服としての着用感を損なう、コストがかかる等の問題
を有している。さらに、特許第3014292号公報や
特開平7−252712号公報に開示された後頭部に取
り付けられたサイズ調節用の紐ににより頭部に密着させ
る方法ではフード自体が後方に引かれ顔がフードから出
るなどの問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、簡単
な動作でフードと頭部とをフィットさせて頭部の動きに
追従させ、視界の確保が容易なフードを提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は以下の構成を採用する。すなわち、 (1)フード側面において顔面開口部下部から顔面開口
部に沿って第1の紐通し部を形成するとともに、顔面開
口部下部から後頭部方向にかけて第2の紐通し部を形成
し、該それぞれの紐通し部に寸法調節用の紐を通し、顔
面開口部下部で寸法調節可能としたことを特徴とするフ
ード。
【0009】(2)フード側面において顔面開口部下部
から頭頂部の両側に向かって略V字形状に第1および第
2の紐通し部を設け、該紐通し部に寸法調節用の紐を通
して顔面開口部下部で寸法調節可能としたことを特徴と
するフード。
【0010】(3)第1の紐通し部に通した寸法調節用
の紐と第2の紐通し部に通した寸法調節用の紐とが連続
する1本の紐からなることを特徴とする前記(1)また
は(2)に記載のフード。
【0011】(4)前記(1)〜(3)のいずれかに記
載のフードを取り付けたことを特徴とする衣服。本発明
は、フード側面において顔面開口部下部から顔面開口部
に沿って第1の紐通し部を形成するとともに、顔面開口
部下部から後頭部方向にかけて第2の紐通し部を形成
し、該紐通し部に寸法調節用の紐を通し、顔面開口部下
部で寸法調節可能としたフードである。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明のフードについて、一実施
態様を示す図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0013】図1、図2、図3、図4は、本発明のフー
ドの一態様を示す側面図であり、図1は紐通し部分の一
部を切り取り寸法調節用の紐の通し方を示したものであ
る。
【0014】図5、図6、図7、図8、図9、図10は
紐通し部の一態様を示す断面図である。
【0015】本発明における第1の紐通し部2はフード
1の頬部分から下部に位置する顔面開口部下部から、フ
ード1から顔を出す部分である顔面開口部4に沿って設
置されているものである。
【0016】図1において、第1の紐通し部2は、顔面
開口部4に余分なゆとりを与えないようにし、フード1
が顔に密着するように寸法調節するための紐通し部であ
る。この第1の紐通し部2は、図3に示す他の一実施態
様のように、顔面開口部に密着させず若干離した状態で
もよい。すなわち、フード1を着用した状態で頭の頭頂
点と対応するフード頂点より顔面開口部側に設置すれば
よい。
【0017】本発明における第2の紐通し部3は該顔面
開口部4下部からフード1を着用した状態で頭の頭頂点
と対応するフード頂点より後頭部側に設置されるもので
ある。すなわち、フード1の側面方向の余分なゆとりを
与えないようにし、フードが顔に密着するように寸法調
節するための紐通し部であり、顔面開口部4下部から後
頭部側フード頂点より下方側に向けて設置することが好
ましい。
【0018】すなわち、本発明の第1の紐通し部2と第
2の紐通し部3は顔面開口部4下部からフード1を着用
した状態で頭の頭頂点と対応するフード頂点を中心とし
て略V字型に設置することで、確実に顔部分のゆとりと
フード側面のゆとりを一度に調整できるように、通され
た寸法調節紐を案内するために設置される。したがっ
て、第1の紐通し部2および第2の紐通し部3の顔面開
口部4下部の寸法調節紐の出口はより近接させることが
好ましい。
【0019】また、本発明における第1の紐通し部2、
および第2の紐通し部3は、それぞれ寸法調節紐5を顔
面開口部4下部から顔面開口部4に沿って額方向と、お
よび顔面開口部4下部から後頭部方向に的確に案内する
ために設置され、フード1の表面側に設置してもよく、
また、図2に示すように、フード1の裏面側に設置して
も何ら差し支えない。
【0020】また、第1の紐通し部2および第2の紐通
し部3は図4に示すように、フードの左右を連続させな
くとも何ら差し支えない。
【0021】図2に示すように、フード裏面に紐通し部
を設ける場合はそのままフードの内側に寸法調節具を付
けることも可能であるが、寸法調節具が頭にあたるなど
フードの着用感を損なうこともあるため、フードの布に
はとめ等で孔をあけ、そこから寸法調節紐を外側(表面
側)に出すことがより好ましい。
【0022】さらに、はとめ等で孔を開ける場合は2つ
の孔をあけそこから寸法調節紐を外側に出すことも可能
であるが、一つの孔から2本の寸法調節紐を出すことも
可能である。
【0023】また、本発明における第1の紐通し部2、
および第2の紐通し部3は、寸法調節紐5を顔面開口部
下部から顔面開口部4に沿って額方向と、および顔面開
口部下部から後頭部方向に的確に案内するために設置さ
れ、部分的に開放された形状であっても問題ないが、寸
法調節紐5に指や外部の部材が引っかからないようにす
るためには寸法調節を行う部分以外は表面から見えない
ように連続した形状であることがより好ましい。
【0024】本発明における第1の紐通し部2と第2の
紐通し部3には寸法調節紐5を通すものであり、一般的
に衣服の締め付け部を形成する図5、図6、図7、図
8、図9、図10に示す方法で紐通し部と寸法調節紐を
構成すれば問題ないが、これに限定されるものではな
い。図5〜図10において、5は寸法調節紐を示し、6
は紐通し部を構成する生地を示し、7はこれら紐通し部
を縫合する縫糸を示している。
【0025】また、フードの防水性を高めるため、紐通
し部を縫合した裏側に目止めテープを接着することも何
ら差し支えない。
【0026】第1の紐通し部2と第2の紐通し部3は頬
部分から下部で寸法調節紐5の長さを調節可能とするこ
とにより、無理な動作を行わずとも寸法調節が可能とな
る。
【0027】また、本発明における寸法調節紐5は、よ
り簡単な引き締め動作で2方向を同時に絞り、フード1
を頭部にフィットさせるためには、第1の紐通し部の寸
法調節紐5と第2の紐通し部の寸法調節紐5を1本の連
続した紐で形成することが好ましく、さらには、フード
1の右側面と左側面の寸法調節紐5を1本の連続した紐
で形成することも可能であるが、該寸法調節紐5をフー
ド側面で第1の紐通し部に通す紐と第2の紐通し部に通
す紐の2本で構成し、第1の紐通し部2に通された寸法
調節紐5と第2の紐通し部3に通された寸法調節紐5を
同時に絞ることにより第1および第2の紐通し部で絞る
ことも可能であり何ら差し支えない。
【0028】本発明における寸法調節紐5は扁平なゴム
紐、丸いゴム紐、生地を紐状に縫製したものなど通常衣
服に用いられる紐状の素材であれば何ら差し支えない。
【0029】本発明のフードは衣服本体との一体型、ス
ナップボタン、ファスナー等での取り付けタイプともに
問題なく適用可能である。
【0030】
【発明の効果】本発明におけるフードは、寸法調節紐の
取り付け方、位置に工夫をこらしてあるので、左右の寸
法調節紐を引き絞るという少ない動作で、フードの顔面
開口部と側面部分が同時に引き締められ、より効率的に
フードと頭を密着させ回頭動作等によるフードのズレす
なわち視界の遮蔽を抑制できるものである。
【0031】また、フードの側面において顔面開口部下
部から頭頂部の両側に向け略V字形状に2方向に寸法調
節用の紐を配置させ、側面の寸法調節紐を1本の紐で構
成することにより顔面開口部の下部で顔面開口部方向と
後頭部方向の2方向を1つの動作で寸法調節可能とする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のフードの一態様を示し、寸法調節紐の
通し方を示す側面図である。
【図2】本発明のフードの他の一態様を示す側面図であ
る。
【図3】本発明のフードの他の一態様を示す側面図であ
る。
【図4】本発明のフードの他の一態様を示す側面図であ
る。
【図5】紐通し部に寸法調節紐を通す縫製仕様の一例で
ある。
【図6】紐通し部に寸法調節紐を通す縫製仕様の他の一
例である。
【図7】紐通し部に寸法調節紐を通す縫製仕様の他の一
例である。
【図8】紐通し部に寸法調節紐を通す縫製仕様の他の一
例である。
【図9】紐通し部に寸法調節紐を通す縫製仕様の他の一
例である。
【図10】紐通し部に寸法調節紐を通す縫製仕様の他の
一例である。
【符号の説明】
1:フード 2:第1の紐通し部 3:第2の紐通し部 4:顔面開口部 5:寸法調節用紐 6:生地 7:縫糸

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フード側面において顔面開口部下部から顔
    面開口部に沿って第1の紐通し部を形成するとともに、
    顔面開口部下部から後頭部方向にかけて第2の紐通し部
    を形成し、該それぞれの紐通し部に寸法調節用の紐を通
    し、顔面開口部下部で寸法調節可能としたことを特徴と
    するフード。
  2. 【請求項2】フード側面において顔面開口部下部から頭
    頂部の両側に向かって略V字形状に第1および第2の紐
    通し部を設け、該紐通し部に寸法調節用の紐を通して顔
    面開口部下部で寸法調節可能としたことを特徴とするフ
    ード。
  3. 【請求項3】第1の紐通し部に通した寸法調節用の紐と
    第2の紐通し部に通した寸法調節用の紐とが連続する1
    本の紐からなることを特徴とする請求項1または2に記
    載のフード。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれかに記載のフードを
    取り付けたことを特徴とする衣服。
JP2000380057A 2000-12-14 2000-12-14 フード Withdrawn JP2002180319A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101306858B1 (ko) 2011-05-24 2013-09-10 이진우 상의용 모자
JP2015124463A (ja) * 2013-12-27 2015-07-06 グローブライド株式会社 上着

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KR101306858B1 (ko) 2011-05-24 2013-09-10 이진우 상의용 모자
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