JP2002180047A - 土壌改良材とその製造方法 - Google Patents

土壌改良材とその製造方法

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JP2002180047A JP2000377422A JP2000377422A JP2002180047A JP 2002180047 A JP2002180047 A JP 2002180047A JP 2000377422 A JP2000377422 A JP 2000377422A JP 2000377422 A JP2000377422 A JP 2000377422A JP 2002180047 A JP2002180047 A JP 2002180047A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】連作による病虫害や害虫の発生を抑制し、作物
の品質と収量の向上を図るようにした土壌改良材を提供
することを目的とする。 【解決手段】カニ殻の破砕片と粉粒状の無機材料とを含
み、有効微生物群が配合され、さらに必要に応じてキチ
ン、キトサン、各種和漢薬粉末が添加された土壌改良材
に関するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は土壌改良材とその製
造方法に係り、とくに連作障害抑制作用を有する土壌改
良材とその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】農業栽培を行なう土地が痩せていると、
作物の品質が悪かったり収量が少なかったりする。この
ような痩せた土地の土壌を改良するために従来より各種
の土壌改良材が用いられる。従来の土壌改良材は、畜産
廃棄物、農産物廃棄物、食品産業廃棄物、きのこ菌床廃
棄物、泥炭等をコンポスト化した資材、ベントナイト、
ゼオライト、パーライト等の無機系鉱物、VA菌根菌、
光合成細菌等の微生物資材や木酢等の単独または数種用
いてこれらを配合した資材であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の土壌
改良材の欠点は、種類の多い農作物の生産を補うための
資材としては、不完全なものであった。すなわち土壌改
良、植物栄養生理、植物病理等の広範な要求を満たす資
材としては何れも不完全であって、使用する生産者が混
乱したり、生産者が求める連作障害の克服や省力化への
寄与の観点からもほど遠い資材であった。
【0004】とくに最近の農業は収益の向上を目的とし
て、通年出荷を目指してハウス栽培等の施設内での栽培
が多くなり、さらに流通コストの低減を図るために連作
による集中生産を余儀なくされる傾向にある。従ってこ
のことから、連作障害による土壌病害の多発によって生
産物の低下が大きな障害になっている。
【0005】連作障害の主な要因は、有用な病原性糸状
菌の集積増加によって起る場合が多いことが数々の研究
で明らかになっている。これは植物の根から放出される
特有のホルモンや生理活性物質、老廃物、忌避物質、誘
因物質等の成分が残存し、土壌中に蓄積、濃縮されて土
壌を汚染することによる。また土壌中に有害な糸状菌や
放線菌、さらには細菌が異常に増殖するために、土壌の
活力が低下して連作障害が起ることが知られている。
【0006】本願の発明は、これまでの農業用土壌改良
材では解決できなかった問題であって、生産者の安全と
効率化や作物栽培における土壌の物理性の改良、植物栄
養面、植物病理面での諸問題と連作障害を克服し、消費
者に対しては安全で品質の良い安全な農産物食品を提供
するための総合的な優れた環境保全型の土壌改良材を提
供しようとするものである。従って本願の発明は、連作
による疏菜、果菜、根菜、あるいは果樹等の病害菌、害
虫の発生を抑制し、作物の品質と収量の向上を図って環
境保全型農業に寄与するような土壌改良材を提供するこ
とを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】土壌改良材に関する主要
な発明は、甲殻類の殻の破砕物を含み、キチンまたはキ
トサンを生成する物質と、粒状または粉状の無機材料
と、有効微生物と、を含む土壌改良材に関するものであ
る。
【0008】ここでキチンまたはキトサンを生成する物
質が主としてカニ殻の破砕片から構成されることが好ま
しい。また粒状または粉状の無機材料がベントナイト、
ゼオライト、パーライト、活性炭の内の1種または2種
以上であることが好ましい。また有効微生物が放線菌、
糸状菌、乳酸菌、光合成菌の内の1種または2種以上で
あることが好適である。
【0009】土壌改良材の製造方法に関する主要な発明
は、好気性菌を発酵培地物質中で予備発酵させる工程
と、予備発酵させた発酵培地物質に甲殻類の殻の破砕片
と粒状または粉状の無機物質とを混合して1次発酵を行
なう工程と、1次発酵物質に嫌気性菌を加えて2次発酵
を行なう工程と、を具備する土壌改良材の製造方法に関
するものである。
【0010】ここで発酵培地物質が米糠とオカラの混合
物であることが好適である。また2次発酵後に光合成菌
を添加するようにしてもよい。
【0011】本願に含まれる発明の好ましい態様に係る
連作障害抑制用土壌改良材は、例えば次のような構成で
あってよい。すなわち土壌改良、防菌、防虫・防除、連
作障害抑制等の効果を有する連作障害抑制用土壌改良材
において、(イ)カニ殻粉末、骨粒、海草粉末、ベント
ナイト、ゼオライト、活性炭を含有し、(ロ)有効微生
物群を配合し、(ハ)キチン、キトサン、各種和漢薬粉
末、海草粉末を加え、(ニ)常温で二段階発酵培養し、
熟成する、ことを特徴とする連作障害抑制用土壌改良材
に関するものである。
【0012】
【発明の実施の形態】本実施の形態の連作障害抑制用土
壌改良材は、作物や土壌微生物に養分を供給するカニ
殻、豚の骨粒等の有機質資材に、これらの養分を吸着保
持し、かつ土壌微生物の住家となる塩基交換容量の大き
な無機鉱物等を配合した土壌改良材に係る。ここでこの
土壌改良材にさらにこれらの性質をバランス良く強化す
るために、有用微生物の繁殖を促進するためのオカラ、
米糠、大豆粉末、黒砂糖、海草粉末、キチン・キトサ
ン、有用微生物を配合して発酵促進と熟成を施したもの
である。
【0013】また本実施の形態の無機材料としては、ベ
ントナイト、ゼオライト、パーライト等が好適に用いら
れる。これらの資材は土壌の塩基交換容量を高め、作物
養分を吸着保持して流亡、すなわち養分の流出からのロ
スを抑制するばかりでなく、とくに多孔質のゼオライト
はその孔中が有用微生物の住家として有効に利用され
る。従ってこれによって微生物の繁殖が活発になる。ま
た一般に植物養分は正の電荷を有するものが多く、有機
態の窒素は土壌微生物によって無機化されると速やかに
硝酸化成菌により硝酸態窒素に変換される。
【0014】土壌成分の粘度鉱物や腐植酸は何れも負の
電荷を有し、硝酸態窒素も負の電荷を有するために、お
互いに反発し合って重力水により下層へ速やかに流亡
し、地下水を汚損することになる。このような流亡によ
る地下水の汚損を防止するために、ゼオライトのモルデ
ナイトによって流亡し易い物質を吸着保持し、これによ
って汚損を抑制することができる。また活性炭を添加し
ておくことによって、消臭効果が発揮される。
【0015】本実施の形態において土壌改良材中に含有
される有用微生物として、次のような微生物を挙げるこ
とができる。
【0016】(イ)放線菌: Streptiomyc
es Lydicus,Streptiomyces
griseouinedis等 (ロ)糸状菌: Lignorum, Tricode
ruma, Gliocladium uirens,
Sporidesmium sclerotiuot
iuorum, Trichoderuma hary
ianum等 (ハ)乳酸菌: Bacillus moritoi,
Bacillusthuringensis等 (ニ)光合成菌: Ihodopseudomonas
capsulate, Chromatium op
nii, Chromatium limicala,
Lhodomicrobiumu uannieli
i, Lamprocystis roseopers
teina等。
【0017】これらの有用微生物群は、土壌中の微生物
のバランスを良好に保ち、微生物が死滅した菌体は自己
消化され、作物の養分や植物ホルモン、一部分解物の低
分子部分は直接作物に吸収されて糖分、ビタミン、カロ
チノイドの濃度を高め、作物の品質の向上に寄与する。
【0018】また本実施の形態の土壌改良材は、殺菌効
果のある薬草類を必要に応じて添加している。ここで用
いられる殺菌効果のある薬草類として、シナモン、ドク
ダミ、細辛、クルミ、オオバコ、イタドリ、ヨモギ、ス
ギナ、番椒、胡麻、黄連、当帰、鬼杖根、半夏、ラフ
マ、ジンジャー、ワサビ、ニンニク、タケノコ、熊笹等
が用いられる。
【0019】さらに殺虫あるいは防虫効果のある薬草類
を添加することもできる。殺虫・防虫効果がある薬草類
として馬尾松、山鷄椒、マクリ、苦参、黄作高、海人
草、椒目、百部根、小構樹、馬酔木、天南星、蒼求、小
通草、悪茄子、アセビ、カヤの実、石榴果皮、山椒、ス
ズラン、センブリ等の粉末またはエキスとして配合使用
され、病害虫の忌避および殺虫、殺菌に著しい効果を発
揮するものが利用可能である。
【0020】次にこの実施の形態に係る土壌改良材の製
造方法を図1に従って説明する。米糠、オカラ10部に
好気性菌を加え、混合して水分を20〜30%に調整
し、1〜2日おきに切返しながら5〜7日間20〜30
℃に維持し、これによって予備発酵を行なう。次いで主
原料であるカニ殻40部、豚の骨粒15部、ソフトシリ
カ10部、ゼオライト10部を良く混合して水分を20
〜30%に調整し、しかも50〜70℃の温度範囲内に
おいて、1〜2日おきに切返しながら20〜25日間1
次発酵と熟成とを行なう。これに海草粉末3部と放線菌
とを加えて40〜50℃で13日間2次発酵を行なう。
この生成物に光合成菌を加えて熟成、放熱後、水分が1
5%になるまで自然乾燥する。これによって連作障害抑
制用土壌改良材が製造される。このような土壌改良材を
充填計量して製品となる。
【0021】本実施の形態に係る土壌改良材は次のよう
な病害あるいは虫害に態する効果を有する。
【0022】(イ)土壌細菌のPseudomonas
菌によるトマトやナスの青枯病 (ロ)Erwinia菌による大根、ハクサイ、キャベ
ツ等の軟腐病 (ハ)Agrobacterium菌によるバラの根頭
がんしゅ病 (ニ)かびによる病害としてHelicobasidi
um菌によるアスパラガス、リンゴ、ナシ等の白紋羽病 (ホ)Pythium菌によるトマト、ナス、キュウリ
等の根腐病 (ヘ)Sphaerotheca菌によるキュウリ、イ
チゴ等のうどんこ病 (ト)Colletotrichum菌によるイチゴ、
スイカ、インゲン等の炭そ病 (チ)Rhizoctonia菌による野菜等の苗立枯
病等 (リ)Fusarium菌によるスイカ、カボチャ等の
つる割病、立枯れ病 (ヌ)Aphanomyses菌によるホウレンソウ等
の根腐病 (ル)Phytophthora菌によるイチゴの他ナ
ス科の苗や果実の疫病 (ヲ)病虫害ではネコブセンチュウMoloidogy
ne spp.による根腐病。
【0023】上記のような病害や虫害が代表例である。
本実施の形態の連作障害抑制用土壌改良材は、これらの
土壌病害菌や病害虫に対して、土壌中に施用した場合に
その中に含まれている有効微生物が速やかにかつ爆発的
に増殖して土壌病害菌や病害虫を攻撃できるような培地
組成としても構成されている。
【0024】とくに本実施の形態の連作障害抑制用土壌
改良材に含まれるキトサンは、植物細胞が病原微生物細
胞に接触感染するとその刺激と細胞応答によって、キチ
ナーゼ、キトサナーゼおよびフィトアレキシンを誘導合
成させ、侵入してきた微生物の細胞壁のキチン等を攻撃
する。すなわちキチン、キトサンが有害土壌微生物を攻
撃して死滅に至らせる。キチンまたはキトサンが作り出
すキチナーゼが微生物のキチン膜を破壊して死滅させ
る。これはキトサンによって植物細胞が刺激を受けて活
性化した結果の応答で、細胞の活性化は感染した病原菌
を駆逐するだけでなく、周囲に共存する別の病原菌等に
対する抗菌力や抵抗性を増大させ、植物自体の成育にも
良い効果をもたらすことになる。
【0025】連作障害を克服するためには土壌中の有害
病原糸状菌の駆除、有害成分の無毒化と有用拮抗微生物
の繁殖およひ有用生物の生物的供給を図る必要がある。
本実施の形態の連作障害抑制用土壌改良材の特徴は、物
理的な土壌構造の改善によって有用微生物に良好な生息
空間を与え、生物的には植物細胞の活力と病害菌、病害
虫に対する抵抗性を高め、さらに薬草類によって殺菌、
殺虫効果を兼ね備えた総合的な効果を発揮する土壌改良
材である。しかも生産物の品質の向上と周辺環境への影
響のない合理的な農業資材を提供することにある。
【0026】本実施の形態の連作障害抑制用土壌改良材
の施用は、土壌構造の改良と土壌の活性化のみならず、
同時に栽培される植物細胞の機能強化と活性化、病害、
病虫等への抵抗力の増強を図り、農産物食品の品質の向
上と、環境にやさしくかつ合理的で総合的な農業用資材
を提供することになる。
【0027】
【実施例】[実施例1]イチゴ炭そ病に対して静岡県富
士市で章姫の施用比較試験を行なった。静岡県推奨の章
姫苗を小型ポットで健全に育てるために、育苗期間中、
何れの試験区に用いる苗にも、ベリーキング(商品名、
バイオテックジャパン株式会社製の液状土壌改良材)1
000倍液を10日に1回分霧した。標準区の施肥はス
ーパーロング(商品名、緩効性窒素肥料の一種)を13
%配合した緩効性化学肥料を基肥として300Kg/1
0a相当施肥した。本発明区は同じく300Kg/10
a相当量を、章姫の定植2週間前に施用した。9月初旬
に花芽分化を確認した苗を定植した。株間は約20cm
とし、8000本/10a相当の密度で定植した。定植
2月後の成育で標準区で炭そ病の発生が確認され、1%
程度の補植を余儀なくされたが、本願の上記実施の形態
の連作障害抑制用土壌改良材の施用区では、炭そ病の発
生が確認されなかった。
【0028】[実施例2]トマト立枯病に対して愛知県
濃美町フロンティアミニトマト部会で、本土壌改良材の
施用比較試験を行なった。平成11年12月23日に本
土壌改良材を215Kg/10a相当、標準区に市販の
有機質入り化学肥料を窒素で同量となるように施用し、
青枯れ耐性台木の使用苗を同年12月25日に定植し
た。翌年1月25日には何れも成育が良く病害虫が見ら
れなかった。3月7日に着果が開始し、標準区では一部
センチュウが発生した。しかし本発明の施用区ではセン
チュウの発生は見られなかった。6月7日には標準区で
青枯れ病とセンチュウによる著しい被害が発生した。し
かし本発明の施用区では僅かにセンチュウの発生が見ら
れたが、青枯れ病は全く見られず、標準区に比べ平均的
な粒揃いのトマトが収穫された。
【0029】[実施例3]バジルの連作(10年)によ
りフザリウムの被害が発生するため、本連作障害抑制用
土壌改良材の効果を確認するために、利根農業改良普及
センターで殺虫剤のベンレートと比較検討した。その結
果は次の表1に示される。
【0030】
【表1】 以上の結果から、無処理、処理区とも本連作障害抑制用
土壌改良材は殺虫剤のベンレートとほぼ同程度またはそ
れ以上の効果があることが確認された。また本土壌改良
材とベンレートとの併用がフザリウムの発生に対して著
効があることが確認された。
【0031】[実施例4]宮城県新富町農業改良普及セ
ンターでセンチュウに対する本土壌改良材の効果の試験
を行なった。台木ゆうゆう黒のグリンラックスを平成1
2年2月15日に定植した。そして畝間表層処理法によ
ってセンチュウの影響を調査したところ、次に示す表2
のような結果が得られた。
【0032】
【表2】 以上の表2の結果から、本土壌改良材は無害センチュウ
の増殖を許容するものの、有害センチュウの増殖を著し
く抑制することが確認された。
【0033】
【発明の効果】土壌改良材に関する主要な発明は、甲殻
類の殻の破砕物を含み、キチンまたはキトサンを生成す
る物質と、粒状または粉状の無機材料と、有効微生物
と、を含むものである。
【0034】このような土壌改良材を施用すると、土壌
構造の改良と土壌の活性化が図られる。また植物細胞の
機能強化と活性化と病害菌および病虫害の抵抗力の増加
を図ることが可能になり、農産物の品質と収量の向上が
図られ、しかも環境にやさしい総合的な農業が展開され
るようになる。
【0035】土壌改良材の製造方法に関する主要な発明
は、好気性菌を発酵培地物質中で予備発酵させる工程
と、予備発酵させた発酵培地物質に甲殻類の殻の破砕片
と粒状または粉状の無機物質とを混合して1次発酵を行
なう工程と、1次発酵物質に嫌気性菌を加えて2次発酵
を行なう工程と、を具備するものである。
【0036】このような土壌改良材の製造方法によっ
て、土壌の改良と活性化とが達成されるとともに、植物
細胞の機能強化と活性化とが図られ、しかも病害や病虫
害に対する抵抗力の増加を図るような土壌改良材を安定
的に生産することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】土壌改良材の製造プロセスを示すフローチャー
トである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C09K 17/02 C09K 17/02 H 17/06 17/06 H 17/08 17/08 H // C09K 101:00 101:00

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】甲殻類の殻の破砕物を含み、キチンまたは
    キトサンを生成する物質と、 粒状または粉状の無機材料と、 有効微生物と、 を含む土壌改良材。
  2. 【請求項2】キチンまたはキトサンを生成する物質が主
    としてカニ殻の破砕片から構成されることを特徴とする
    請求項1に記載の土壌改良材。
  3. 【請求項3】粒状または粉状の無機材料がベントナイ
    ト、ゼオライト、パーライト、活性炭の内の1種または
    2種以上であることを特徴とする請求項1または請求項
    2に記載の土壌改良材。
  4. 【請求項4】有効微生物が放線菌、糸状菌、乳酸菌、光
    合成菌の内の1種または2種以上であることを特徴とす
    る請求項1〜請求項3の何れかに記載の土壌改良材。
  5. 【請求項5】好気性菌を発酵培地物質中で予備発酵させ
    る工程と、 予備発酵させた発酵培地物質に甲殻類の殻の破砕片と粒
    状または粉状の無機物質とを混合して1次発酵を行なう
    工程と、 1次発酵物質に嫌気性菌を加えて2次発酵を行なう工程
    と、 を具備する土壌改良材の製造方法。
  6. 【請求項6】発酵培地物質が米糠とオカラの混合物であ
    ることを特徴とする請求項5に記載の土壌改良材の製造
    方法。
  7. 【請求項7】2次発酵後に光合成菌を添加することを特
    徴とする請求項5または請求項6に記載の土壌改良材の
    製造方法。
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