JP2002179267A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002179267A
JP2002179267A JP2001325722A JP2001325722A JP2002179267A JP 2002179267 A JP2002179267 A JP 2002179267A JP 2001325722 A JP2001325722 A JP 2001325722A JP 2001325722 A JP2001325722 A JP 2001325722A JP 2002179267 A JP2002179267 A JP 2002179267A
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cassette
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opening
image forming
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Application number
JP2001325722A
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English (en)
Inventor
Takashi Watanabe
剛史 渡辺
Kikunosuke Tsuji
菊之助 辻
Kenichi Satake
健一 佐武
Koichi Baba
弘一 馬場
Yoshiko Kawachi
嘉子 河内
Setsuo Hori
節夫 堀
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Kyocera Document Solutions Inc
Original Assignee
Kyocera Mita Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大型記録用紙を給紙カセットにより給送しつ
つ、装置の占有空間の省スペース化及び作業性の向上を
図る。 【解決手段】 複写機10の背面側に開閉体42を開閉
自在に設け、開閉体42に大サイズの記録用紙を収納し
た給紙カセット44を起立状態で装着するようにした。
また、給紙カセット44に給送ローラ66を回動自在に
設ける一方、複写機10側に、駆動モータ76により回
転される駆動ローラ74を設け、開閉体42が閉じられ
た状態で、給送ローラ66が駆動ローラ74に圧接され
ることにより、駆動ローラ74の回転駆動力が給送ロー
ラ66に伝達されて、給紙カセット44内の記録用紙が
給送ローラ66により給送されるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、給紙カセットからシー
ト条体を給送する給紙装置を備えた画像形成装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば複写機、プリンタ等の画像
形成装置等においては、記録用紙を給送する方法とし
て、いわゆるカセット方式が多くの装置で採用されてい
る。
【0003】この方式は、画像形成装置本体(以下、単
に本体という)に対して着脱自在に装着される給紙カセ
ットに所要の用紙を収納し、ここから用紙を給送するよ
うにしたもので、例えば、複写機であれば、異なるサイ
ズの用紙を収納した複数の給紙カセットを本体の側面部
に装着し、複写画像に応じて各サイズの用紙を選択的に
給送するようにしている。
【0004】上記カセット方式は、一般に、B5サイズ
からA3サイズといった比較的小サイズの用紙を使用す
る装置に適用されており、これ以外のサイズ、例えばA
1及びA0サイズや、不定形サイズ等の大サイズの用紙
の給送には、一般にロール紙方式が適用されている。
【0005】このロール紙方式は、ロール状に巻回され
た用紙を本体内に収納して用紙を引出しながら使用する
もので、所定の画像形成が終了した後は、カッタ等によ
り用紙が切断されて排出されるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のロー
ル紙方式では、用紙にカールが発生してその取扱が煩雑
となったり、あるいは用紙補給作業が大変であるといっ
た問題点があり、最近では、比較的大サイズの記録用紙
の用紙給送方法としても、上記ロール紙方式に代えてカ
セット方式が採用される傾向がある。
【0007】しかし、大サイズの用紙を給紙カセットに
収納して給送するものでは、確かに用紙のカールを防止
するといった点では都合が良いが、大サイズの用紙を収
納するために給紙カセット自体が大型化し、これにより
給紙カセットが本体から大きく外部に突出して給紙カセ
ットが作業者の邪魔になり、また、装置全体の占有空間
の拡大を招くといった問題が生じている。
【0008】さらに、給紙カセットが大きく外部に突出
するような装置では、外観的にまとまりがないので、こ
れを無くしたいというデザイン面での要望もある。
【0009】本発明は、上記問題を解決するためになさ
れたものであり、大型記録用紙を給紙カセットにより給
送しつつ、装置全体の占有空間の省スペース化及び作業
性の向上を図ることができる給紙装置を提供することを
目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、小サイズの記
録用紙、大サイズの記録用紙および不定形サイズの記録
用紙を各々給送する給送部を備えた画像形成装置におい
て、小サイズの記録用紙および大サイズの記録用紙は装
置本体に対して着脱自在に装着される給紙カセットから
給送されると共に、大サイズの記録用紙が起立状態で保
持されるように大サイズの記録用紙を収納した給紙カセ
ットを装着するカセット装着部を備えたものである(請
求項1)。
【0011】また、上記請求項1記載の画像形成装置に
おいて、上記画像形成装置は上記カセット装着部に装着
された上記大サイズの記録用紙を給紙カセットから記録
用紙を給送する給送機構を備える共に、上記給紙カセッ
ト本体内部の底面には先端部分がバネの付勢力により押
し上げ式支持されるカセット板を配設し、上記給送機構
は上記起立状態にある大サイズの記録用紙の上端部近傍
に配設される給送ローラと上記付勢されたカセット板と
で大サイズの記録用紙を挟持した状態で給送ローラの回
転に伴い大サイズの記録用紙をその上端部から給送する
ものである(請求項2)。
【0012】さらに、上記請求項2記載の画像形成装置
において、上記大サイズの記録用紙を収納した給紙カセ
ットは、上記本体に開閉自在に連結された開閉体に装着
され、上記給送機構は、上記開閉体の閉状態時に給紙カ
セット内の記録用紙を給送するものである(請求項
3)。
【0013】また、上記請求項3記載の画像形成装置に
おいて、上記開閉体は、上記本体の背面側に設けられ、
上記開閉体の片側端部に設けられた垂直軸回りに回動可
能とされるものであって、上記開閉体の他側端部に、大
サイズ記録用紙を収納した給紙カセット着脱用の装着口
が形成されたものである(請求項4)。
【0014】さらにまた、上記請求項3又は4記載の給
紙装置において、上記給送ローラは、大サイズ記録用紙
を収納した給紙カセットに回転自在に軸支されるもので
あって、上記給送機構は、さらに上記開閉体の閉状態で
上記給送ローラに連結されて本体側で発生される回転駆
動力を上記給送ローラに伝達する駆動伝達部材を有して
いるものである(請求項5)。
【0015】さらに、上記請求項1乃至5のいずれかに
記載の給紙装置において、上記大サイズ記録用紙はA1
もしくはA0サイズの用紙である(請求項6)。
【0016】
【作用】上記請求項1記載の発明によれば、大サイズの
記録用紙を収納した給紙カセットがカセット装着部に装
着されると、記録用紙が起立状態で保持される。従っ
て、大サイズの記録用紙を収納した給紙カセットを装着
する場合でも、給紙カセットが本体から大きく外部に突
出して作業の邪魔になるようなことがない。
【0017】上記請求項2記載の発明によれば、バネと
給紙ローラとで大サイズの記録用紙を挟持した状態で給
紙でき、記録用紙が自重で崩れることがない。
【0018】上記請求項3記載の発明によれば、給紙カ
セットは、本体に連結された開閉体に装着され、この開
閉体が閉状態とされることにより給紙機構による記録用
紙の給送が可能となる。
【0019】請求項4記載の発明によれば、給紙カセッ
トが、本体の背面側に設けられた開閉体に装着されるの
で、本体の背面側スペースを記録用紙の収納スペースと
して有効に活用できる。
【0020】請求項5記載の発明によれば、開閉体が閉
じられることにより駆動伝達部材による給送ローラへの
回転駆動力伝達が可能となり、給紙ローラに回転駆動力
が伝達された場合には、給紙カセット内の記録用紙が給
送ローラにより本体側に給送される。
【0021】請求項6記載の発明によれば、大サイズ記
録用紙はA1もしくはA0サイズの用紙であるため、こ
のような大きな用紙を使用する場合にも、装置全体の占
有空間の省スペース化を図ることができる。
【0022】
【実施例】本発明の給紙装置について図面を用いて説明
する。
【0023】図1は、本発明の給紙装置が適用される画
像形成装置(複写機)を示す全体構成図である。同図に
示す複写機10は、小サイズから大サイズまでの画像形
成を可能とする、いわゆる広幅タイプの複写機であり、
同図に示すように、その上部から順に、原稿搬送部E,
光学機構L,像形成部P及び用紙給送部Fが備えられて
いる。
【0024】上記原稿搬送部Eは、後述の光学機構Lに
よる原稿像読み取りのために、原稿を所定の速度で搬送
するもので、複写機10の前面側(図1では左側)とな
る部分に設けられた原稿載置台14から手差し式に挿入
される原稿を図外のローラ部材等により搬送して、複写
機10の背面側(図1では右側)となる部分に設けられ
たループ状のガイド部材16に沿って複写機10の上部
に排出するようになっている。
【0025】上記光学機構Lは、図示を省略している
が、光源としての蛍光灯と、画像読み取り用の固定撮像
素子(CCD)と、原稿で反射した光を上記CCDに導
くための複数の反射鏡とからなり、例えば、原稿搬送部
Eの原稿搬送路に形成されたスリット状の開口部を介し
て原稿画像を読み取るようになっている。
【0026】上記像形成部Pは、上記光学機構Lにより
読み取られた原稿画像を、用紙給送部Fから給送される
記録用紙に印字するもので、図示の実施例では、インク
ジェット方式の印字装置が採用されている。この印字装
置は、具体的には、給送された記録用紙を搬送する搬送
ベルト18と、これにより搬送される記録用紙に印字を
施す記録ヘッド20と、この記録ヘッド20を移動可能
に保持するキャリッジ22とから構成されている。
【0027】上記搬送ベルト18は、図外のモータの駆
動力により回転される無端状のベルトで、用紙給送部F
から給送される記録用紙を静電気、あるいはエア吸引力
によりその表面に吸着した状態で搬送するようになって
いる。
【0028】上記記録ヘッド20は、キャリッジ22に
装着されて搬送ベルト18の上方に配設されている。こ
の記録ヘッド20の下面、すなわち上記搬送ベルト18
に対向する面には、例えば多数の微小径ノズルが1ライ
ン又はマトリックス状に構成され、このマトリクスがさ
らにアレイ状に配設されてなるノズル部が具備されてお
り、このノズル部に設けられたインク吐出機構によりイ
ンクが吐出されて、上記搬送ベルト18により搬送され
る記録用紙上に画像が形成されるようになっている。
【0029】また、上記記録ヘッド20は上記キャリッ
ジ22と一体的に上記搬送ベルト18による記録用紙の
搬送方向と直交する方向(幅方向)に往復移動されるよ
うになっている。すなわち、上記搬送ベルト18の上方
には、複写機10の幅方向に延びる一対のステー23
a,23bが配設され、このステー23a,23bに上
記キャリッジ22がスライド自在に装着されるととも
に、図外のモータ等の駆動手段により往復動可能とされ
ている。つまり、上記印字装置においては、上記搬送ベ
ルト18により記録用紙を間歇的に搬送しながら、その
休止期間中に上記記録ヘッド20を幅方向に移動させな
がら印字を施すようにしている。
【0030】また、像形成部Pにおいて、上記搬送ベル
ト18の下流側には、図外の爪部材と排出ローラ対24
が配設されており、印字完了後の記録用紙はこの爪部材
により搬送ベルト18から剥離されて上記排出ローラ2
4により排出トレイ26上に排紙されるようになってい
る。
【0031】上記用紙給送部Fは、所定の記録用紙を上
記像形成部Pに供給するもので、本実施例においては小
サイズの記録用紙、大サイズの記録用紙及び不定形サイ
ズの記録用紙の給送が可能となっている。
【0032】具体的には、用紙給送部Fの前面側には、
異なる小サイズの記録用紙を収納した給紙カセット28
a,28bが上下2段に着脱自在に装着されており、実
施例においてはA4〜A2サイズの任意の2種類の記録
用紙がこれらの各給紙カセット28a,28bに収納さ
れるようになっている。同図に示すように、各給紙カセ
ット28a,28bに対応する位置には、それぞれ給紙
ローラ30a,30bが設けられており、これらの各給
紙ローラ30a,30bにより各給紙カセット28a,
28b内の記録用紙が送出された後、搬送機構40を介
して上記像形成部Pに給送されるようになっている。
【0033】また、上記各給紙カセット28a,28b
の下方には、不定形サイズの記録用紙、すなわちロール
状に巻回された記録用紙が収納されている。この記録用
紙に対応する位置には、同図に示すように、給紙ローラ
対34及びカッタ装置36が配設されており、必要時に
は、給紙ローラ対34により用紙が引出されるととも
に、カッタ装置36で所望の寸法に切断されて上記像形
成部Pに給送されるようになっている。
【0034】さらに、本発明の特徴点として、用紙給送
部Fには、大サイズの記録用紙が複写機10の背面側に
起立状態で収納されるようになっている。より詳細に
は、図2及び図3に示すように、複写機10の背面側に
は、垂直軸48を介して複写機10本体に対して開閉可
能とされる開閉体42が設けられ、この開閉体42に給
紙カセット44が着脱自在に装着されるようになってい
る。
【0035】上記開閉体42は、図3に示すように複写
機10に向かって開口する中空状の箱体で、その片側端
部(図2では下側端部、図3では右側端部)には、給紙
カセット44を装着するための装着口42aが形成さ
れ、この装着口42aを介して給紙カセット44が起立
状態で開閉体42内に挿入、装着されるようになってい
る。そして、装着後は開閉体42を閉じることにより、
開閉体42に立設されたフック52が、図2に示すよに
複写機10の挾持ローラ54と係合し、開閉体42が閉
じられた状態に保持されるようになっている。
【0036】上記開閉体42に装着される上記給紙カセ
ット44の具体的構成は、図3及び図4に示すように、
記録用紙を収納するための箱状のカセット本体60と、
このカセット本体60に軸63を介して開閉可能に取付
けられた蓋体62とを具備し、このカセット本体60内
部に、給紙カセット44が開閉体42に装着された際に
記録用紙が自重で崩れたり、撓んだりすることがないよ
うに保持するとともに、記録用紙を一枚づつ好適に給送
するための機構が備えられた構成を有している。より具
体的には、カセット本体60内部の底面には、先端部分
(図4では右側部分)がバネ71の付勢力により押し上
げ式に支持されるカセット板70が配設されるととも
に、蓋体62の内面には、断面波形状の紙押えバネ69
が設けられている。また、上記蓋体62の先端側(図4
では右側)には、単一構造の給送ローラ66が設けら
れ、この給送ローラ66が、上記蓋体62に揺動自在に
装着された一対のアーム67に回転自在に軸支されると
ともに、このアーム67と蓋体62に亘って装着された
バネ68の付勢力により、蓋体62先端部位に設けられ
た開口部64からカセット本体60内部に付勢されつつ
突入するようになっている。すなわち、図4に示すよう
に、収納された記録用紙が、上記紙押えバネ69と上記
給送ローラ66とにより下方に押圧されつつ上記バネ7
1によるカセット板70の付勢力により上方に押圧され
ることで強固に挾持された状態となり、これにより給紙
カセット44が上述のように起立状態で開閉体42に装
着されても記録用紙が自重で崩れる等することがないよ
うになっている。
【0037】また、上記給紙カセット44においては、
後に詳述するが、上記給送ローラ66に複写機10側か
ら回転駆動力が伝達されるようになっており、この回転
駆動力の伝達を受けることにより給送ローラ66が回転
され、収納された記録用紙が給紙カセット44先端に形
成された給送口65(図4では右側端部)から給送され
るようになっている。この際、カセット本体60の内部
で上記カセット板70の先端部位には分離爪72が備え
られており、記録用紙の給送時には上記分離爪72によ
り記録用紙が一枚づつ分離されながら給送され、複数枚
の記録用紙が同時に給送されることがないようになって
いる。
【0038】このように構成された給紙カセット44を
上記開閉体42に装着するには、図2の一点鎖線に示す
ように開閉体42を適度に開いた状態で、図3に示すよ
うに、給紙カセット44を給送口65を上側にし、かつ
給送ローラ66を複写機10側に向けた起立状態として
装着口42aから開閉体42内に挿入するようにする。
そして、挿入後は図5に示すように開閉体42の装着口
42a縁部に設けらた留金56を、給紙カセット44の
カセット本体60側面部に立設された突起部72に係合
させることで開閉体42への給紙カセット44の装着が
完了する。このとき、給紙カセット44は、上記開閉体
42の奥部に設けられた板バネ50により装着口42a
から押し出される方向(図3では右側方向)に付勢され
るようになっており、振動等により上記留金56が突起
部72から容易に外れることがないようにされるととも
にに、給紙カセット44の開閉体42に対する幅方向の
位置決めがなされるようになっている。
【0039】一方、複写機10において、この開閉体4
2に対応する箇所には、図2及び図6に示すように、駆
動モータ74により回転される単一構造の駆動ローラ7
4と、開閉体42に装着された給紙カセット44から給
送される記録用紙を上記像形成部Pに導くための一対の
ガイド板78とが設けられている。
【0040】これらの駆動ローラ76及びガイド板78
は、図6に示すように、開閉体42が閉状態とされるこ
とで、駆動ローラ74が給紙カセット44の給送ローラ
66に圧接されるとともに、ガイド板78が給紙カセッ
ト44の給送口65内に突入されるようになっている。
【0041】そして、上記複写機10において、例えば
図外の操作パネル等により、給紙カセット44内の記録
用紙が選択された場合には、上記駆動モータ76が駆動
されることにより駆動ローラ74が回転され、これによ
り、同図に示すように、駆動ローラ74に圧接されてい
る給送ローラ66が連れ回りされて、給紙カセット44
内の記録用紙が給送口65から上記ガイド板78を介し
て上記像形成部Pに給送されるようになっている。
【0042】以上のように構成された上記複写機10で
は、大サイズの記録用紙を収納した給紙カセット44を
開閉体42に起立状態で着脱自在に装着するようにした
ことで、大サイズの記録用紙を給紙カセット方式により
給送する装置でありながら、給紙カセットが外部に大き
く突出することがなくなり、従って、従来装置のよう
に、給紙カセットが大きく外部に出して作業者の邪魔に
なるような不都合がなく、また、好適に複写機の占有空
間の省スペース化を図ることができる。
【0043】さらに、このように給紙カセットの複写機
外部への突出をなくすことで、複写機10全体としての
突出部分がなくなり外観的に好ましく、デザイン面でも
有利なものとなっている。
【0044】しかも、上記複写機10では、開閉体42
を複写機10の背面側に設け、複写機10の幅方向に給
紙カセット44を着脱するようにしているので、従来で
は特に利用価値の少なかった複写機10の背面側のスペ
ースを記録用紙の収納空間として有効に利用することが
でき、複写機の機能性を高める上でも有効なものとなっ
ている。
【0045】また、上記複写機10のように記録用紙を
起立状態に保持して給送するものでは、記録用紙を積層
状態で保持する従来装置に比べて、収納された各記録用
紙間の摩擦力が少なく、従って記録用紙の給送に際して
は、記録用紙の重送を好適に防止することができ給紙性
能の向上をも図ることが可能となっている。
【0046】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のでなく、例えば、図7に示すように、開閉体42を複
写機10の前面側に設けるようにしても構わないし、ま
た、図8に示すように、開閉体42を複写機10の前面
側に設け、この開閉体42を同図に示されるように、下
部に設けた水平軸を支点として引出し式に開閉するよう
に構成しても構わない。この場合、給紙カセット44
を、上記実施例のように複写機10の幅方向に着脱する
ようにしてもよいし、あるいは同図の実線矢印に示すよ
うに上方に着脱するようにしても構わない。
【0047】また、上記実施例では、給紙カセット44
に設けられた給送ローラ66が、複写機10本体側の駆
動ローラ74に圧接されることにより回転駆動力の伝達
を受けて記録用紙を給送するようになっているが、給送
ローラ66への回転駆動力の伝達手段はこれ以外の手
段、例えばギア等を介して行われるものであっても構わ
ないし、また、給送ローラ66が、複写機10の本体側
に設けられ、開閉体42が閉じられた状態でのみ記録用
紙に圧接されるようなものでも構わない。
【0048】さらに、上記実施例では、本発明の給紙装
置が複写機に適用された例について説明したが、複写機
以外にも、プリンタ、FAX等の画像形成装置や、プロ
ッタ等の画像記録装置にも適用可能である。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、着脱自
在に装着される大サイズ記録用紙を収納した給紙カセッ
トから記録用紙を給送するように構成された画像形成装
置において、大サイズ記録用紙が起立状態で保持される
ように上記給紙カセットを装着するカセット装着部と、
起立状態にある記録用紙を給送する給送機構とを備えた
ので、大型記録用紙を給紙カセットにより給送しつつ、
装置全体の占有空間の省スペース化及び作業性の向上を
図ることができる。
【0050】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の一例を示す構成略図で
ある。
【図2】開閉体を示す図1におけるA矢視図である。
【図3】開閉体と給紙カセットを示す斜視図である。
【図4】給紙カセットを示す断面図である。
【図5】開閉体に給紙カセットを装着した状態を示す図
2におけるB矢視図である。
【図6】開閉体を閉じた状態を示す斜視断面図である。
【図7】本発明の画像形成装置の別の一例を示す構成略
図である。
【図8】本発明の画像形成装置の更に別の一例を示す構
成略図である。
【符号の説明】
10 複写機 42 開閉体 44 給紙カセット 66 給送ローラ 74 駆動ローラ 76 駆動モータ E 原稿搬送部 L 光学機構 P 像形成手段 F 用紙給送手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 馬場 弘一 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 京セラ ミタ株式会社内 (72)発明者 河内 嘉子 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 京セラ ミタ株式会社内 (72)発明者 堀 節夫 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 京セラ ミタ株式会社内 Fターム(参考) 2H072 BA12 BA18 BB01 BB07 CA05 HA01 JA02 JA03 3F343 FA02 FB02 FB04 FC00 GA04 GB01 GC01 GD01 HA16 HA18 HA22 HA25 HA28 HB04 HB10 HC05 HC10 HC15 HC16 HC18 HC24 HC25 HC27 HD09 HD14 HD18 JA01 JA14 JA19 KB03 KB14 LA04 LC20 LC21

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 小サイズの記録用紙、大サイズの記録用
    紙および不定形サイズの記録用紙を各々給送する給送部
    を備えた画像形成装置において、小サイズの記録用紙お
    よび大サイズの記録用紙は装置本体に対して着脱自在に
    装着される給紙カセットから給送されると共に、大サイ
    ズの記録用紙が起立状態で保持されるように大サイズの
    記録用紙を収納した給紙カセットを装着するカセット装
    着部を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 上記画像形成装置は上記カセット装着部
    に装着された上記大サイズの記録用紙を給紙カセットか
    ら記録用紙を給送する給送機構を備える共に、上記給紙
    カセット本体内部の底面には先端部分がバネの付勢力に
    より押し上げ式支持されるカセット板を配設し、上記給
    送機構は上記起立状態にある大サイズの記録用紙の上端
    部近傍に配設される給送ローラと上記付勢されたカセッ
    ト板とで大サイズの記録用紙を挟持した状態で給送ロー
    ラの回転に伴い大サイズの記録用紙をその上端部から給
    送することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 上記大サイズの記録用紙を収納した給紙
    カセットは、上記本体に開閉自在に連結された開閉体に
    装着され、上記給送機構は、上記開閉体の閉状態時に給
    紙カセット内の記録用紙を給送することを特徴とする請
    求項2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 上記請求項3記載の画像形成装置におい
    て、上記開閉体は、上記本体の背面側に設けられ、上記
    開閉体の片側端部に設けられた垂直軸回りに回動可能と
    されるものであって、上記開閉体の他側端部に、大サイ
    ズ記録用紙を収納した給紙カセット着脱用の装着口が形
    成されたことを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 上記請求項3又は4記載の画像形成装置
    において、上記給送ローラは、大サイズ記録用紙を収納
    した給紙カセットに回転自在に軸支されるものであっ
    て、上記給送機構は、さらに上記開閉体の閉状態で上記
    給送ローラに連結されて本体側で発生される回転駆動力
    を上記給送ローラに伝達する駆動伝達部材を有している
    ことを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 上記請求項1乃至5のいずれかに記載の
    画像形成装置において、上記大サイズ記録用紙はA1も
    しくはA0サイズの用紙であることを特徴とする画像形
    成装置。
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