JP2002179155A - 電子レンジ用保冷容器の温度調節 - Google Patents

電子レンジ用保冷容器の温度調節

Info

Publication number
JP2002179155A
JP2002179155A JP2000404287A JP2000404287A JP2002179155A JP 2002179155 A JP2002179155 A JP 2002179155A JP 2000404287 A JP2000404287 A JP 2000404287A JP 2000404287 A JP2000404287 A JP 2000404287A JP 2002179155 A JP2002179155 A JP 2002179155A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
microwave oven
container
temperature control
sheet
holes
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000404287A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuko Mugibayashi
泰子 麦林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TAI KK
Original Assignee
TAI KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TAI KK filed Critical TAI KK
Priority to JP2000404287A priority Critical patent/JP2002179155A/ja
Priority to PCT/JP2001/002537 priority patent/WO2002016225A1/ja
Publication of JP2002179155A publication Critical patent/JP2002179155A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Package Specialized In Special Use (AREA)
  • Packages (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 同一容器内に電子レンジによる加熱温度の、
異なる部分を作ることが目的である。 【構成】 種々の素材を組み合わせ、複数の孔を設け、
食品に応じて使用する素材、孔の大きさ及びその数を変
えることにより、加熱温度を微妙に調節可能としたもの
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明のものは、平成10年
特許願第377514号「電子レンジ容器」及び西暦2
000年特許願第293128号「簡易タイプ電子レン
ジ容器」及び西暦2000年特許願第324753号
「電子レンジ用保冷容器」と平成12年11月16日提
出の特許願「電子レンジ用保冷袋と保冷容器」との一連
の特許出願であって、電子レンジにて使用する加熱容器
に、併用使用する非加熱食品区分用の保冷容器で、本発
明はこの容器を電子レンジにて加熱時に、他の食品と同
じように加熱されないようにすると同時に、同一容器内
にて加熱温度を0℃〜30℃まで種々に調整可能にした
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりの電子レンジにて加熱して食す
る弁当のような食品には、果物、サラダや梅干し又は漬
け物等のように、従来では加熱せずに食する食品も、同
じように加熱される欠点が有った、それ故今まではどう
しても加熱したくない食品は、電子レンジにての加熱前
に取り出して置く必要が有った、従来は手間でもそうし
なければ、同一ケース内で非加熱部分を造る事は難し
い。
【0003】本発明のものは、同一容器内にて食品に応
じて種々に加熱温度を、調節可能にした電子レンジ用の
容器に関するものである。
【0004】
【発明が解決しょうとする課題】本発明が解決しょうと
する課題は、電子レンジにて加熱する場合必要に応じ、
同一容器内にて加熱温度に差を作ることが課題である。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
の手段として、本発明のものは、電子レンジ用の保冷シ
ートに複数の孔を設けたもので、この孔の大きさと数を
可変及びシートの素材を変えることにより、同一容器内
にて種々な加温部分を可能とせるものである。
【0006】
【発明の実施の形態】高周波を遮断するには食品をアル
ミホイルに包む方法があるが、これを電子レンジでその
まゝ使用したのでは、金属であるアルミが加熱時に火花
を発生し危険である。 本発明のものは、このような場
合火花が飛ばない危険を解決した保冷容器に、保冷度の
調整機能を設け、内部に入れる食品に応じて、同一容器
内にて0℃から80℃まで種々な加温調節を可能とした
ものである。
【0007】
【実施例】図により説明すれば、図1に図示せるもの
は、複数の孔2を有するアルミ箔又はアルミ薄板1に、
孔2の無い耐熱樹脂シート3を両面から張り付ける構成
図で、図2はこのシートの断面図を示すものである。
【0008】図3に図示せるものは、耐熱樹脂シート3
を張りつけるのではなく、耐熱樹脂によりアルミ箔又は
アルミ薄板1をコーティング4したもので、そのシート
の断面図であり、丸内の図はコーティングした孔2部分
の拡大断面図である。
【0009】これに対して図4は複数の孔2を有する紙
5又は布6で、その片面に孔無しの耐熱樹脂3を、多の
片面に複数の孔2を有するアルミ箔又はアルミ薄板1を
それぞれ張り付ける場合の構成図で、図5はその断面図
である。
【0010】図6に図示せるものは、図5の耐熱樹脂シ
ート3にも複数の孔2を設けたものである。
【0011】図7に図示せるものは、図9の耐熱樹脂シ
ート3を張りつけるのでは無く、台熱樹脂によりコーテ
ィング4した場合の断面図で、丸内の図はこの孔の部分
の拡大断面図である。
【0012】図8は図1から図7までのシートにより作
られた袋で、Aは平型袋でBは箱型袋である、共に内部
に食品を入れて使用する、AとBは内部に入れる食品の
量により使い分けるものである。
【0013】図9はシートのまゝで仕切りその他必要に
応じて使用するもので、図10の9は複数の孔2を有す
るシートにより円形に作られた蓋で、容器10内に入れ
た食品の蓋として使用するものである。
【0014】複数の孔2を有する箱型の蓋11は、複数
の孔2を有する容器12の蓋として使用するもので、こ
の場合入れる食品に応じて下部容器には、孔2の無い紙
5又は布6よりなる容器13を使用する場合も有る、こ
の下部容器は中に入れる食品により、陶器(セラミッ
ク)又は天然素材のものも使用する、又アルミ蒸着した
容器及び、アルミ微粉末を含む塗料を塗装したものも使
用する。
【0015】図1から図7までのシートを使用して、孔
2の無いシートにより容器を作った場合、この容器内で
は完全に電磁波をカットするので、氷、アイスクリーム
等を入れて、電子レンジにより加熱しても解けることは
無い。
【0016】図1から図7までの複数の孔2を有するシ
ートを使用して、作られた容器に食品を入れて電子レン
ジにより加熱した場合、その孔2の数及び大きさ及びシ
ートの素材により、加熱温度を0℃〜80℃まで微妙に
調節可能であり、これらは内部に入れる食品に応じて、
色々と組み合わせて使用するものである。
【0017】このように同一容器内にて100%加熱部
分、80%加熱部分、これは0%まで調節可能なもので
ある。それ故同一容器内にアイスクリーム、サラダ、果
物、漬け物、その他加熱して食する弁当を、同時に電子
レンジでの加熱を可能としてものである。
【0018】本発明の各シートにより作られた容器は、
弁当箱に入れて使用するものであるが、弁当箱自体を本
発明の方法により加工したものも使用する、又色々と加
熱温度の異なる箱を組み合わせ使用するものである。
【0019】
【発明の効果】以上説明せるごとく0℃〜80℃までの
温度差の異なる部分を、同一容器内に作ることを可能と
せるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】三層シートの構成図である。
【図2】三層シートの断面図である。
【図3】耐熱樹脂をコーティングせる三層シートの断面
図である。
【図4】異なる三層シートの構成図である。
【図5】図4の断面図である。
【図6】図5の全てに孔を有するシートの断面図であ
る。
【図7】図6に耐熱樹脂をコーティングしたシートの断
面図である。
【図8】A 孔あきシートによる平型袋を示す図であ
る。B 孔あきシートによる箱型袋を示す図である。
【図9】孔あき平面シートを示す図である。
【図10】孔あきシートによる蓋と本体を示す図であ
る。
【図11】孔あきシートによる図10とは異なるタイプ
の蓋と本体及び、孔無し本体を示す図である。
【符号の説明】
1 アルミ箔又はアルミ薄板 2 孔部 3 耐熱樹脂 4 耐熱樹脂コーティング 5 紙 6 布 7 孔あきシートによる袋 8 平面孔あきシート 9 円形蓋 10 本体容器 11 箱型蓋 12 本体容器 13 孔無し本体容器

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルミ箔又はアルミ薄板1に複数の孔2
    を開け、その両面に孔の無い耐熱樹脂シート3を貼り付
    けた、三層構造のシートを使用せる、電子レンジ用保冷
    容器の温度調節。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のアルミ箔又はアルミ薄
    板1の両面に、耐熱樹脂4をコーティングしてなる、三
    層構造のシートを使用せる、電子レンジ用保冷容器の温
    度調節。
  3. 【請求項3】 複数の孔2を開けた紙5と、アルミ箔又
    はアルミ薄板1を貼り付け、紙5の表面に孔の無い耐熱
    樹脂シート3を張り付けた、三層構造のシートを使用せ
    る、電子レンジ用保冷容器の温度調節。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の紙5に変わり、同じ複
    数の孔2を開けた布6を貼り付けた、三層構造のシート
    を使用せる、電子レンジ用保冷容器の温度調節。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載の複数の孔2を開けた紙
    5と、アルミ箔又はアルミ薄板1を張り付けたものを、
    両面から耐熱樹脂4をコーティングした、四層構造のシ
    ートを使用せる、電子レンジ用保冷容器の温度調節。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の紙5に変わり、同じ
    複数の孔2を開けた布6を貼り付けた、三層構造のシー
    トを使用せる、電子レンジ用保冷容器の温度調節。
  7. 【請求項7】 保冷温度調節の目的にて、孔2の大きさ
    及びその数を調整する、電子レンジ用保冷容器の温度調
    節。
  8. 【請求項8】 請求項1から請求項6までに記載せるシ
    ートにより、袋7を形成しこの中に食品を入れて使用す
    る、電子レンジ用保冷容器の温度調節。
  9. 【請求項9】 請求項1から請求項6までに記載せるシ
    ートを、そのまゝの状態にて所定の大きさに切断したも
    の8を使用する、電子レンジ用保冷容器の温度調節。
  10. 【請求項10】 請求項1から請求項6までに記載せる
    シートにより、蓋9又は11と容器10又は12を形成
    し、それぞれを組み合わせて使用する、電子レンジ用保
    冷容器の温度調節。
  11. 【請求項11】 蓋9又は11には請求項10に記載の
    孔2を有するものを使用し、下部容器13には孔2の無
    い紙5又は布6よりなる容器を使用する、電子レンジ用
    保冷容器の温度調節。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の紙5又は布6より
    なる下部容器13を、陶器(セラミック)を使用する、
    電子レンジ用保冷容器の温度調節。
  13. 【請求項13】 前記せる種々の素材を使用した多層シ
    ートよりなる袋及び容器を、それぞれ種々に組み合わせ
    使用する事により、種々の加熱温度に変化を作るように
    なしたる、電子レンジ用保冷容器の温度調節。
  14. 【請求項14】 アルミ箔1に変わりアルミを蒸着し
    た、電子レンジ用保冷容器の温度調節。
  15. 【請求項15】 アルミ箔1に変わりアルミ微粉末を含
    む塗料及びインクを塗装してなる、電子レンジ用保冷容
    器の温度調節。
  16. 【請求項16】 下部容器を形成する素材に天然素材
    (経木、竹の皮等)を使用してなる、電子レンジ用保冷
    容器の温度調節。
JP2000404287A 2000-08-22 2000-12-15 電子レンジ用保冷容器の温度調節 Pending JP2002179155A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000404287A JP2002179155A (ja) 2000-12-15 2000-12-15 電子レンジ用保冷容器の温度調節
PCT/JP2001/002537 WO2002016225A1 (fr) 2000-08-22 2001-03-28 Recipient a regulation de temperature et conservation du froid pour four a micro-ondes

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000404287A JP2002179155A (ja) 2000-12-15 2000-12-15 電子レンジ用保冷容器の温度調節

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002179155A true JP2002179155A (ja) 2002-06-26

Family

ID=18868268

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000404287A Pending JP2002179155A (ja) 2000-08-22 2000-12-15 電子レンジ用保冷容器の温度調節

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002179155A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012224396A (ja) * 2011-04-08 2012-11-15 Kaneka Corp 輸送容器内収容体の上面を覆う断熱用積層薄膜体

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012224396A (ja) * 2011-04-08 2012-11-15 Kaneka Corp 輸送容器内収容体の上面を覆う断熱用積層薄膜体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5260537A (en) Microwave heating structure
JP4856176B2 (ja) マルチコンポーネント・ミールのためのマイクロ波包装
US7573010B2 (en) Variable serving size insulated packaging
US5117078A (en) Controlled heating of foodstuffs by microwave energy
EP1888430B1 (en) Microwavable food package having an easy-open feature
US5239153A (en) Differential thermal heating in microwave oven packages
AU2002353909B2 (en) Hand-held food package
US5338921A (en) Method of distributing heat in food containers adapted for microwave cooking and novel container structure
ES2439325T3 (es) Embalaje para microondas con una parte amovible
US4713510A (en) Package for microwave cooking with controlled thermal effects
US20030080119A1 (en) Semi-rigid hand-held food package
JP2009536906A (ja) マイクロ波エネルギー相互作用加熱シート
US8993947B2 (en) Microwave energy interactive insulating sheet and system
AU645777B2 (en) Controlled heating of foodstuffs by microwave energy
JP2002179155A (ja) 電子レンジ用保冷容器の温度調節
JP6043513B2 (ja) 陶磁器製容器
JP2013071780A (ja) 電子レンジ加熱用包装袋
JP2006206083A (ja) マイクロ波加熱用容器
JPH09163939A (ja) 食品を入れた食品収容手段の電子レンジによる加熱方法及び電子レンジ加熱用シート、食品収容手段、食品用容器並びに加熱用食品
JPH0547642Y2 (ja)
JPH03205016A (ja) 電子レンジ用発熱材料
JPH0142478Y2 (ja)
JPH0920372A (ja) 耐熱性の食品用容器
WO2002016225A1 (fr) Recipient a regulation de temperature et conservation du froid pour four a micro-ondes
JPH01170422A (ja) 電子レンジ用食品容器