JP2002178050A - 流体圧成形装置および流体圧成形装置における素材管の端部開口シール方法 - Google Patents

流体圧成形装置および流体圧成形装置における素材管の端部開口シール方法

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JP2002178050A
JP2002178050A JP2000374355A JP2000374355A JP2002178050A JP 2002178050 A JP2002178050 A JP 2002178050A JP 2000374355 A JP2000374355 A JP 2000374355A JP 2000374355 A JP2000374355 A JP 2000374355A JP 2002178050 A JP2002178050 A JP 2002178050A
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fluid pressure
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tube
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Application number
JP2000374355A
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English (en)
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Hiroto Usui
浩人 臼井
Toshiyuki Takasago
俊之 高砂
Hakushin Izeki
博進 井関
Kiyoto Kondo
清人 近藤
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Aisin Takaoka Co Ltd
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Aisin Takaoka Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で確実に流体の漏れを防止するこ
とができ、しかも繰り返し使用しても破損しないなど耐
久性がよく、素材管の断面形状に応じて安価に製造する
ことができる流体圧成形装置を提供する。 【解決手段】 流体圧成形装置は、素材管P内に水など
の液体または気体による流体圧を加えて素材管Pを所望
の形状に成形する流体圧成形装置であって、素材管Pの
端部に当接されて軸方向に押圧する軸押し部材1と、全
体がウレタンゴムなどの弾性体により構成され、軸押し
部材1の先端面に着脱可能に支持されており、素材管P
の端部開口Paに挿入されることによってその端部開口
Paを内側で密閉するように成形されたシール部材2
と、を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流体圧成形装置お
よび流体圧成形装置における素材管の端部開口シール方
法に関し、さらに詳しくは、素材管内に流体圧を加えて
素材管を所望の形状に成形する流体圧成形装置、およ
び、この流体圧成形装置において素材管の端部開口をシ
ールする方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】流体圧成形装置は、素材管内にその端部
開口から水などの流体を所定の圧で導入することにより
圧力を内部に加えて素材管を膨らませて所望の形状に成
形するもので、一般に、素材管内に流体圧を供給する流
体圧供給手段と、流体圧の供給と同期して素材管の端面
をその軸方向に押圧する軸押し手段と、素材管を収容し
て膨らみを規制し所定の形状に成形する型とを備えてい
る。そして、このような流体圧成形装置では、素材管の
端部開口から供給される流体が漏れないように素材管の
端部開口をシールするシール手段を備えている。
【0003】流体圧成形装置におけるシール手段の従来
の技術としては、図11に示すように、軸押し手段10
0の先端に、素材管P内に嵌合される嵌合部150を設
け、嵌合部150の外周にゴムなどからなるOリングや
メタルシールなど、環状のシール部材200を設けたも
のがある。嵌合部150は、その外径が素材管Pの内径
よりも僅かに小さく成形され、シール部材200を保持
する環状溝150aが外周面に形成される。嵌合部15
0が素材管P内に嵌合されると、シール部材200が素
材管Pの内周面に接して、所定の圧力で素材管P内に供
給された流体が素材管Pの端部開口Paから漏れるのを
防止する。
【0004】また、別の従来の技術としては、図13に
示すように、弾性体からなるシール部材200’を素材
管Pの端面に当接させるように軸押し手段100の先端
面に設けたものがある。シール部材200’には、素材
管P内に流体を導入するために形成された通路110と
連通する孔201が穿設されている。このように構成さ
れたシール手段では、シール部材200’を介して素材
管Pの端面が当接されて軸押し手段100によって押圧
されると、素材管Pの端面がシール部材200’に食い
込む状態となり、所定の圧力で素材管P内に供給された
流体が素材管Pの端部開口Paから漏れるのを防止す
る。このように構成されたシール手段では、断面が円形
状や楕円形状の素材管に限らず、例えば多角形などの断
面形状の素材管Pも流体圧により成形することができ
る。
【0005】さらに、別の従来の技術としては、特開平
10−71433号公報に開示されているように、被成
形用パイプの端部内側に嵌合させる嵌合部と、該嵌合部
の一端に設けられている頭部と、で構成されていて、被
成形用パイプに噴出させる成形液の通路となる成形液噴
出孔が設けられている液圧成形用ノズルにおいて、前記
嵌合部が、前記頭部に固定されている嵌合軸部と、この
嵌合軸部の外周をその軸方向にスライド可能に設けられ
ているスライド部材と、で構成され、前記嵌合軸部が、
外径が異なる第1円筒部と第2円筒部と第3円筒部を有
した先細り形状に形成され、前記スライド部材が、最も
外径が小さい前記第1円筒部と嵌合している内径小部
と、次に外径が小さい前記第2円筒部と嵌合している内
径大部を有した円筒状に形成され、前記嵌合軸部の第3
円筒部と前記スライド部材の内径大部の間に、前記スラ
イド部材による押圧力で圧縮変形して被成形用パイプの
内周面に密着するシールリングが設けられ、前記嵌合軸
部の第2円筒部と前記スライド部材の内径大部との間
に、圧抜き孔を通して大気圧となっている大気圧室が設
けられていることを特徴とする液圧成形ノズルが知られ
ている。
【0006】この液圧成形ノズルにおけるシールリング
は、成形液を噴出する前の状態においては外径が第3円
筒部ならびに内径大部の外径よりも小さく成形されてお
り、成形液が被成形用パイプ内に噴出されてその内圧が
上昇すると、スライド部材がシールリングを圧縮する方
向にスライドし、シールリングが第3円筒部ならびに内
径大部の外径よりも大きくなって被成形用パイプの内周
面に密着する(当該公報の段落番号0019を参照)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術のうち、図11に示したようにOリングなどの
環状のシール部材200を使用する場合にあっては、断
面が円形状や楕円形状である素材管Pに対しては流体の
漏れを有効に防止することができるが、断面が例えば多
角形などの素材管Pを流体圧により成形する場合には、
環状のシール部材200をその素材管Pの多角形などの
断面形状に応じて製作しなければならず、製作コストが
かかるという問題があった。また、このような嵌合部1
50の環状溝150aに設けられたシール部材200で
は、素材管Pの端部開口Paに挿入される際に、シール
部材200が環状溝150aから外れる場合があるとい
う問題もあった。そして、図12に示すように、多角形
などの断面形状の素材管Pを成形する場合にOリングの
ような環状のシール部材200を使用すると、素材管P
の内面のコーナ部Cに対してシール部材200が密着せ
ず隙間Fが生じて流体の漏れが発生するという問題があ
った。さらに、シール部材200としてメタルシールを
使用する場合には、素材管Pの内周面の形状に応じて精
度よく成形する必要があるという問題があった。さらに
また、図7および図8に参照されるように、素材管Pが
その内部を軸方向に延びるように設けられた隔壁Pbに
よって複数の室P1,P2…に区分された断面形状であ
る場合には、各室P1、P2…の数および断面形状に応
じてその素材管P専用の複数の嵌合部150、150…
が設けられた軸押し手段100を用意する必要があり、
また、各嵌合部150、150…にシール部材200を
それぞれ設けなければならないために、汎用性がなく、
流体圧成形装置の製作コストが高くなるなどの問題があ
った。そして、これらの問題のため、環状のシール部材
200を使用した成形装置は、断面が円形状や楕円形状
の素材管Pを成形する場合に限定されるという問題があ
った。
【0008】また、上記従来の技術のうち、図13に示
したように、弾性体からなるシール部材200’を素材
管Pの端面に当接されるように軸押し手段100の先端
面に設けた場合にあっては、素材管Pの断面形状によっ
て使用が限定されることはないが、素材管Pの端部が食
い込むように軸押し部材100によって押圧されるため
に、シール部材200’の表面に素材管Pの端面形状の
跡が残ったり、図14に示すようにシール部材200'
に亀裂Kが発生するなどの問題があった。
【0009】一方、上記従来の技術のうち、特開平10
−71433号公報に開示された液圧成形ノズルにあっ
ては、構造が複雑であると共に、図11および図12に
示した環状のシール部材の場合と同様に、断面が多角形
状などの素材管を成形する場合にそのコーナ部に隙間が
生じるなど、適用することができないという問題があっ
た。
【0010】本発明は、上述した問題に鑑みてなされた
もので、簡単な構成で確実に流体の漏れを防止すること
ができ、しかも繰り返し使用しても破損しないなど耐久
性がよく、素材管の断面形状に応じて安価に製造するこ
とができる流体圧成形装置を提供することを目的とす
る。また、本発明は、上記問題に鑑みて成されたもの
で、流体の漏れを確実且つ容易に防止することができる
流体圧成形装置における素材管の端部開口シール方法を
提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の流体圧成形装
置に係る発明は、上記目的を達成するため、素材管内に
流体圧を加えて素材管を所望の形状に成形する流体圧成
形装置であって、素材管の端部に当接されて軸方向に押
圧する軸押し部材と、軸押し部材の先端面に支持されて
素材管の端部開口を密閉するシール部材と、を備えてお
り、シール部材全体を弾性体により構成すると共に、素
材管の端部開口に挿入して素材管の内側で密閉するよう
にしたことを特徴とするものである。
【0012】請求項2の流体圧成形装置に係る発明は、
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明におい
て、シール部材は、素材管内に挿入される先端部が素材
管の端部開口の内面よりも小さく軸方向中間部が素材管
の端部開口の内面以上の大きさに漸次拡大するようにそ
の先端部側に形成されたテーパ部と、素材管の端部開口
の内面よりも小さい大きさでその基端部側に形成された
逃げ部と、を備えていることを特徴とするものである。
【0013】請求項3の流体圧成形装置に係る発明は、
上記目的を達成するため、請求項1または2に記載の発
明において、複数のシール部材が設けられていることを
特徴とするものである。
【0014】また、請求項4の流体圧成形装置における
素材管の端部開口シール方法に係る発明は、上記目的を
達成するため、素材管内に流体圧を加えて素材管を所望
の形状に成形する流体圧成形装置において、素材管の端
部開口をシールする方法であって、全体が弾性体により
構成されたシール部材を素材管の端部開口に挿入してそ
の軸方向の一部を全周にわたって素材管の内周面に接触
させることにより、素材管の端部開口をシールし、さら
に、素材管内に加えられる流体圧によりシール部材を素
材管の内側に密着させるように弾性変形させることによ
り、流体圧に抗するように素材管の端部開口をシールす
ることを特徴とするものである。
【0015】請求項1の発明では、全体が弾性体により
構成されたシール部材は、素材管の端部開口に挿入され
た際に素材管の内側で密閉するように、その断面形状が
素材管の内周面の断面と相似形に成形されており、軸押
し部材の先端面に支持される。素材管を成形する際に
は、軸押し部材を軸方向に移動させて、シール部材を素
材管の端部開口に挿入する。シール部材は、その軸方向
の一部が素材管の内周面に全周にわたって接し、所定の
圧力で供給される流体を漏らさないように素材管の端部
開口を密閉する。そして、素材管内に所定の圧力の流体
を供給すると、シール部材は、流体の圧力によって軸方
向に収縮されて素材管内周面に接している軸方向の長さ
が増加し、それに伴って、シール部材の断面積が増大し
ようとして外周面が素材管の内周面に押しつけられ、素
材管内周面をシールする作用が増大する。素材管内に供
給された流体の圧力と同期して軸押し部材を軸方向にさ
らに移動させることによって素材管の端部が押圧され
て、素材管は所望の形状に成形される。
【0016】請求項2の発明では、請求項1に記載の発
明において、シール部材は、素材管の端部開口に挿入し
て素材管の内側で密閉し得る形状として、断面形状が素
材管の内周面の断面と相似形に成形されているのに加え
て、シール部材の軸押し部材の先端面と接する基端部と
は反対側の先端部側にテーパ部が形成されている。テー
パ部は、素材管内に挿入される先端部が素材管の端部開
口の内面よりも小さく軸方向中間部が素材管の端部開口
の内面以上の大きさに漸次拡大するように形成されてい
る。さらに、シール部材の基端部側には、逃げ部が形成
されている。逃げ部は、素材管の端部開口の内面よりも
小さい大きさに形成されている。軸押し部材の軸方向へ
の移動により、素材管の端部開口にシール部材を挿入す
る際には、最初に素材管の端部開口より小さく形成され
たシール部材の先端部が端部開口を通る。そしてさらに
シール部材を挿入すると、テーパ部の軸方向中間部にお
ける素材管の端部開口以上の大きさに形成された部分が
素材管の内面に全周にわたって接することにより、素材
管内に供給される流体を漏らさないように密閉しシール
する。このとき、シール部材の素材管の内面に全周に接
する部分は、軸方向と直交する方向に圧縮されてテーパ
部の素材管内面よりも小さい先端部および逃げ部の断面
積が増大することにより、シール部材の素材管内周面に
接する面積および圧力が増加する。また、シール部材の
軸押し部材の端面と接する基端部側に逃げ部が形成され
ているために、シール部材の断面積が増大することによ
りその肉が素材管の端面と軸押し部材の先端面との間に
はみ出して噛み込むことがない。そして、素材管内に流
体を所定の圧力で供給すると、その圧力に応じてシール
部材の先端面が軸方向に縮小されるように押圧されるこ
とによりシール部材の断面積が増大するように作用して
素材管の内周面に接する軸方向の長さが増加し、流体の
圧力に抗して素材管の内面にシール部材の外周面が強固
に押しつけられるため、素材管内の流体が端部開口から
漏れるのを確実に防止することとなる。
【0017】請求項3の発明では、請求項1または2の
発明において、複数のシール部材が素材管の形状や一度
に成形する素材管の数などに応じて設けられる。そのた
め、例えば、素材管がその内部を軸方向に延びるように
設けられた隔壁によって複数の室に区分された断面形状
である場合でも、適切に素材管内の各室に流体圧が供給
されて素材管が所望の形状に成形され、また、複数の素
材管内に流体圧がそれぞれ供給されて各素材管が所望の
形状に一度に成形される。かかる場合には、素材管内の
各室または各素材管内には、流体が適切な圧力で作用す
るように供給される。
【0018】また請求項4の発明では、シール部材は、
全体が弾性体により構成され、その軸方向の一部が全周
にわたって素材管の内周面に接するように、断面形状が
素材管の内周面の断面と相似形であって素材管の内周面
よりもわずかに大きく成形されている。そのため、素材
管を成形する際にシール部材を素材管の端部開口に挿入
すると、シール部材の軸方向の一部がその全周にわたっ
て素材管の内周面に接触することにより、素材管内に供
給される流体を漏らさないように端部開口が密閉されシ
ールされる。そして、素材管を所望の形状に成形すべく
素材管内に流体を供給してその圧力を増加させると、そ
の圧力に応じてシール部材がその軸方向に押圧されてそ
の断面積が増大するように弾性変形し、素材管内周面に
接するその軸方向の長さが増加して素材管の内側に密着
するため、流体圧に抗するように端部開口に対するシー
ルがさらに強固となる。
【0019】
【発明の実施の形態】最初に、本発明の流体圧成形装置
の好適な実施の形態を、図1〜図8に基づいて詳細に説
明する。なお、同一符号は、同一部分または相当する部
分を示すものとする。
【0020】この実施の形態における流体圧成形装置
は、概略、素材管P内に水などの液体または気体による
流体圧を加えて素材管Pを所望の形状に成形する流体圧
成形装置であって、素材管Pの端部に当接されて軸方向
に押圧する軸押し部材1と、全体がウレタンゴムなどの
弾性体により構成され、軸押し部材1の先端面に着脱可
能に支持されており、素材管Pの端部開口Paに挿入さ
れることによってその内面に接して端部開口Paを内側
で密閉するような形状に成形されたシール部材2と、を
備えている。なお、図示は省略するが、流体圧成形装置
は、さらに、素材管P内に流体圧を供給する流体圧供給
手段と、流体圧の供給と同期して素材管Pの端面をその
軸方向に押圧する軸押し手段と、素材管Pを収容してそ
の膨らみを規制し所定の形状に成形する型と、を備えて
いる。
【0021】軸押し部材1は、油圧シリンダのピストン
ロッド先端など、図示しない軸押し手段の先端に一体に
または別体で着脱可能に設けられてなるもので、その先
端面10は素材管Pの端面に当接して押圧し得る大きさ
を有している。軸押し部材1には、図示しない流体圧供
給手段から供給される水などの流体を流通させるための
通路11がその先端面10の略中央に開口するように形
成されている。また、軸押し部材1の先端面10の所定
の位置には、めねじ孔12が複数形成されている。
【0022】シール部材2には、軸押し部材1の通路1
1と連通する孔20が軸方向に延びるように形成されて
おり、また、ボルト挿通孔21が軸押し部材1のめねじ
孔12と対応して形成されている。そして、ボルト3が
ボルト挿通孔21に挿通されて軸押し部材1のめねじ孔
12に螺合されていることによって、シール部材2は軸
押し部材1の先端面10に着脱可能に支持されている。
【0023】ここで、シール部材2の先端部とは、素材
管Pに挿入される先端側であって中間部を含む部分をい
い、シール部材2の基端部とは、先端部と反対側の軸押
し部材1の先端面10と接している側の端部をいい、軸
方向中間部とは、先端部と基端部の間の部分をいうこと
とする。
【0024】本発明のシール部材2は、素材管Pの端部
開口Paに挿入されることによってその内面に接して端
部開口Paを内側で密閉するような形状として、この実
施の形態の場合、図1に示すように、素材管P内に挿入
される先端部が素材管Pの端部開口Paの内面よりも小
さく軸方向中間部が素材管の端部開口の内面以上の大き
さに漸次拡大するように形成されたテーパ部2aを備え
ている。さらに、シール部材2の基端部には、素材管P
の端部開口Paよりも小さく形成された逃げ部2bとを備
えている。換言すると、この実施の形態におけるシール
部材2の形状は、素材管Pの断面形状に応じて二つの裁
頭円錐台状体を、その径の大きい底部を互いに衝合させ
たように形成されている。シール部材2は、その軸方向
中間部に位置する最大の大きさ(シール部材の断面が円
形である場合には最大径)D1が素材管Pの端部開口P
aの内面の大きさ(素材管Pの断面が円形である場合に
は内径)Dp以上に大きく、また先端部と基端部の大き
さ(シール部材の断面が円形である場合には各最小径)
D2、D3が素材管Pの端部開口Paの大きさDpより
も小さく形成されている。
【0025】図2は、シール部材2の形状の別の実施の
形態を示したもので、その形状は、この実施の形態の場
合、素材管Pの断面形状に応じて二つの裁頭円錐台状体
の径の大きい底部を互いに衝合させた個所に円筒を介在
させたように形成されている。すなわち、その軸方向中
間部には、素材管Pの端部開口Paの内面の大きさDp
以上の大きさで形成されたテーパ部2aから連続して基
端部側に向かって軸方向に平行に延びるストレート部2
cを備えている。なお、図1および図2に示されたシー
ル部材2の断面形状は、素材管Pの断面形状に応じて楕
円や略四角など、他の形状とすることができる。また、
図示は省略するが、テーパ部2aの漸次拡大する開始地
点は、シール部材の最先端部である必要はなく、かかる
開始地点の最小の大きさD2からさらに先端側へ連続し
て略同じ大きさで軸方向に平行に延びるように形成され
たストレート部を有する形状なども、本発明のシール部
材2に含まれる。
【0026】次に、本発明の流体圧成形装置における素
材管Pの端部開口Paのシール方法を、図2に示したよ
うに成形されたシール部材2を備えた流体圧成形装置を
用いた場合によって、図3および図4に基づいて説明す
る。
【0027】本発明の流体圧成形装置における素材管P
の端部開口Paのシール方法は、概略、全体が弾性体に
より構成されたシール部材1を素材管Pの端部開口Pa
に挿入してその軸方向の一部を全周にわたって素材管の
内周面に接触させることにより素材管の端部開口をシー
ルし、また、、素材管P内に加えられる流体圧によりシ
ール部材2をさらに素材管1の内側に密着させるように
弾性変形させることにより流体圧に抗するように素材管
Pの端部開口Paをシールするものである。
【0028】素材管Pを流体圧により成形するに際して
は、最初に、軸押し部材1を軸方向に移動させて、その
先端面10に支持されている弾性体からなるシール部材
2を素材管Pの端部開口Pa内に挿入させる。シール部
材2は、最初に素材管Pの端部開口Paより小さく形成
されたテーパ部2aの先端部が端部開口Paを無理なく通
過する(図2を参照)。そしてさらにシール部材2を素
材管P内に挿入すると、図3に示すように、素材管Pの
端部開口Pa以上の大きさに成形されたテーパ部2aの軸
方向の一部分とストレート部2cが、その断面積を圧縮
させるように素材管P内に圧入されることとなり、これ
に伴ってシール部材2の断面積の小さい部分が増大する
ように変形するため、テーパ部2aの素材管P内面より
も小さい部分および逃げ部2bの断面積が増大して、テ
ーパ部2aの素材管Pの内面に対する接触面積および接
触圧力が増加する。
【0029】ここで、本発明におけるシール部材2は、
全体が弾性体により構成され、素材管Pの端部開口Pa
に挿入されることによってその内面に接して端部開口P
aを内側で密閉するような形状に成形されていればよ
く、図9および10に参照されるように、その先端部か
ら基端部まで断面積が漸次増大するテーパ部2a'のみか
らなる形状に成形され、基端部に逃げ部2bを備えてい
ないシール部材2'も含まれる。しかしながら、かかる
シール部材2'は、図9において鎖線から上方に示した
ように、そのテーパ角が大きい場合には、素材管P内に
シール部材2’を挿入する際の圧入量が大きくなって、
図10において鎖線から上方に示したように、シール部
材2’が素材管Pの端面と軸押し部材1の先端面10と
の間にはみ出して挟まれて損傷することとなる。そし
て、シール部材2’が損傷することにより密着性が悪く
なり、加工数が多くなるにつれて流体の漏れが発生する
可能性がある。一方、図9において鎖線から下方に示し
たように、シール部材2’のテーパ角が小さい場合に
は、素材管P内にシール部材2’を挿入する際の圧入量
が少なくなって、シール部材2’の素材管Pの内面に対
する接触面積および圧力が小さくなり、図10において
鎖線から下方に示したように、シール部材2’と素材管
Pの端部開口Paとの間に隙間が生じて流体の漏れが発
生する可能性がある。
【0030】そのため、素材管P内に圧入されたシール
部材2が素材管Pの端面と軸押し部材1の先端面10と
の間にはみ出して挟まれ損傷することなどによって流体
の漏れが発生しないように、図1や図2に示した実施の
形態のように、シール部材2の基端部に逃げ部2bを形
成して、シール部材2を素材管P内に圧入した際の断面
が増大するような変形を素材管Pの内面と逃げ部2bと
の間の空間で吸収することができるように成形すること
が望ましい。
【0031】その後、素材管P内に流体を所定の圧力で
供給すると、図4に示すように、シール部材2の先端面
が流体の圧力によって軸方向に縮小されるように押圧さ
れる。そして、この押圧力は、流体の圧力に応じてシー
ル部材2の断面積を増大させるように作用し、テーパ部
2aおよびストレート部2cの素材管P内面に対する接触
面積および接触圧力がさらに増加する。また、素材管P
の内面と逃げ部2bとの間の空間Sにシール部材2が充
填されるように変形して、素材管Pの内面に対する接触
面積および接触圧力がさらに増加する。
【0032】次に、本発明によるシール部材2の別の形
状の実施の形態を図5および図6に基づいて説明する。
この実施の形態においては、素材管Pの断面形状が略五
角形を呈しており、それに伴って、シール部材2の断面
形状が素材管Pの断面形状と相似系の略五角形に成形さ
れている。シール部材2は、その先端部から基端部に向
かってテーパ部2aとストレート部2cと逃げ部2bとが
順次形成されており、テーパ部2aの最小となる先端お
よび逃げ部2bの断面は素材管Pの内面の大きさよりも
小さく、テーパ部2aにおいて断面が最大となる基端部
側とこれに連続するストレート部2cの断面は素材管P
の内面の大きさよりも大きく形成されている。
【0033】次に、本発明によるシール部材2のさらに
別の形状の実施の形態を図7および図8に基づいて説明
する。この実施の形態においては、素材管Pがその内部
を軸方向に延びるように設けられた隔壁Pbによって複
数の室P1、P2に区分された断面形状に成形されてい
る。そして、シール部材2は、素材管Pの各室P1、P
2に応じた形状に成形され、軸押し部材1の端面10に
複数配置されている。また、軸押し部材1には、素材管
P内に流体を所望する圧力で供給することができるよう
に、各シール部材2の孔20に応じて複数の通路11
a、11bが設けられている。
【0034】なお、図示は省略するが、同じ形状のシー
ル部材2を軸押し部材1の端面10に複数配置して、1
成形サイクルで複数の素材管Pを同時に流体圧成形する
ことができるように構成することもできる。
【0035】本発明におけるシール部材(2や2’な
ど)は、いずれの場合であっても、素材管Pの端部開口
Paに挿入されることによってその内面に接して端部開
口Paを内側で密閉することができる形状として、素材
管P内に挿入されるテーパ部2aの先端部が素材管Pの
端部開口Paよりも小さく、テーパ部2aの最大となる部
分が素材管Pの端部開口Pa以上の大きさを有していれ
ばよく、高い成形精度を要しないため、低コストで、容
易に製作することができ、また素材管Pの端部開口Pa
から流体を漏らすことがないように確実に密閉すること
ができる。さらには、繰り返し使用することによってシ
ール部材2が寿命となった場合や、異なる断面形状の素
材管Pを流体圧成形する場合には、ボルト3を外すこと
により、シール部材2を容易に交換することができる。
【0036】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、素材管の端部
に当接されて軸方向に押圧する軸押し部材と、軸押し部
材の先端面に支持されて素材管の端部開口を密閉するシ
ール部材と、を備え、シール部材全体を弾性体により構
成すると共に、素材管の端部開口に挿入して素材管の内
側で密閉するようにしたことという簡単な構成で、確実
に流体の漏れを防止することができ、しかも繰り返し使
用しても破損しないなど耐久性がよく、素材管の断面形
状に応じて安価に製造することができる流体圧成形装置
を提供することができる。
【0037】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
において、シール部材が、素材管内に挿入される先端部
が素材管の端部開口の内面よりも小さく軸方向中間部が
素材管の端部開口の内面以上の大きさに漸次拡大するよ
うにその先端部側に形成されたテーパ部と、素材管の端
部開口よりも小さい大きさでその基端部側に形成された
逃げ部とを備えているという簡単な構造で、容易にシー
ル部材を挿入することができると共に、確実に流体の漏
れを防止することができ、しかも高い精度を必要とする
ことなく容易にシール部材を成形することができる流体
圧成形装置を提供することができる。
【0038】請求項3の発明によれば、請求項1または
2の発明において、複数のシール部材が設けられている
ことにより、軸方向に延びるように設けられた隔壁によ
って複数の室に区分された素材管を流体圧成形する場合
や、1サイクルで複数の素材管を同時に流体圧成形する
場合にも対応することができる流体圧成形装置を提供す
ることができる。
【0039】請求項4の発明によれば、全体が弾性体に
より構成されたシール部材を素材管の端部開口に挿入し
てその軸方向の一部を全周にわたって素材管の内周面に
接触させることにより、素材管の端部開口をシールし、
さらに、素材管内に加えられる流体圧によりシール部材
を素材管の内側に密着させるように弾性変形させること
により、流体圧に抗するように素材管の端部開口をシー
ルするという簡単な構成で、流体の漏れを確実且つ容易
に防止することができる流体圧成形装置における素材管
の端部開口シール方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の流体圧成形装置の実施の一形態を示す
部分断面図である。
【図2】図1に示したシール部材と異なる本発明のシー
ル部材の実施の形態を示す断面図である。
【図3】図2の状態から完全にシール部材を素材管内に
挿入した状態を示す断面図である。
【図4】図3に示した状態から素材管内に流体を所定の
圧力で供給することによりシール部材が軸方向に圧縮さ
れて断面が増大した状態を示す断面図である。
【図5】本発明の流体圧成形装置のさらに別の実施の形
態を示す部分断面図である。
【図6】図5に示したシール部材および軸押し部材の正
面図である。
【図7】本発明の流体圧成形装置のさらに別の実施の形
態を示す部分断面図である。
【図8】図7に示したシール部材および軸押し部材の正
面図である。
【図9】本発明の基端部側に逃げ部を設けない場合のシ
ール部材の実施の形態を示した部分断面図である。
【図10】図9に示した状態からシール部材を素材管内
に挿入した状態を説明するための部分断面図である。
【図11】Oリングを使用した従来の技術を示す断面図
である。
【図12】素材管が多角形である場合にそのコーナ部で
Oリングが密着せず、浮いた状態となることを説明する
ための正面図である。
【図13】軸押し部材の先端面にシール部材を設けた従
来の技術を示す断面図である。
【図14】図13に示したシール部材が破損した状態を
説明するための断面図である。
【符号の説明】
P 素材管 Pa 端部開口 1 軸押し部材 10 先端面 2 シール部材 2a テーパ部 2b 逃げ部 2c ストレート部 Dp 素材管の内面の大きさ D1 シール部材の軸方向中間部の最大の大きさ D2 シール部材の先端部の最小の大きさ D3 シール部材の基端部の最小の大きさ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高砂 俊之 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 井関 博進 愛知県豊田市高丘新町天王1番地 アイシ ン高丘株式会社内 (72)発明者 近藤 清人 愛知県豊田市高丘新町天王1番地 アイシ ン高丘株式会社内 Fターム(参考) 3J040 AA01 AA13 BA01 EA16 FA05 HA02 HA15 HA30

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 素材管内に流体圧を加えて素材管を所望
    の形状に成形する流体圧成形装置であって、 素材管の端部に当接されて軸方向に押圧する軸押し部材
    と、軸押し部材の先端面に支持されて素材管の端部開口
    を密閉するシール部材と、を備えており、 シール部材全体を弾性体により構成すると共に、素材管
    の端部開口に挿入して素材管の内側で密閉するようにし
    たことを特徴とする流体圧成形装置。
  2. 【請求項2】 シール部材は、素材管内に挿入される先
    端部が素材管の端部開口の内面よりも小さく軸方向中間
    部が素材管の端部開口の内面以上の大きさに漸次拡大す
    るようにその先端部側に形成されたテーパ部と、素材管
    の端部開口の内面よりも小さい大きさでその基端部側に
    形成された逃げ部と、を備えていることを特徴とする請
    求項1に記載の流体圧成形装置。
  3. 【請求項3】 複数のシール部材が設けられていること
    を特徴とする請求項1または2に記載の流体圧成形装
    置。
  4. 【請求項4】 素材管内に流体圧を加えて素材管を所望
    の形状に成形する流体圧成形装置において、素材管の端
    部開口をシールする方法であって、 全体が弾性体により構成されたシール部材を素材管の端
    部開口に挿入してその軸方向の一部を全周にわたって素
    材管の内周面に接触させることにより、素材管の端部開
    口をシールし、 さらに、素材管内に加えられる流体圧によりシール部材
    を素材管の内側に密着させるように弾性変形させること
    により、流体圧に抗するように素材管の端部開口をシー
    ルすることを特徴とする流体圧成形装置における素材管
    の端部開口シール方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100435705B1 (ko) * 2002-05-20 2004-06-12 현대자동차주식회사 하이드로포밍용 액셜 펀치
KR100527962B1 (ko) * 2003-05-23 2005-11-09 현대자동차주식회사 실링성을 개선하기 위한 자동차강관용 하이드로포밍성형장치
US7171988B2 (en) 2003-12-08 2007-02-06 Nissan Motor Co., Ltd. Tubing for hydrostatic forming, hydrostatic forming apparatus, and hydrostatic forming method using the apparatus
JP2007167894A (ja) * 2005-12-21 2007-07-05 Showa Denko Kk 押出製品の先端誘導方法及び先端誘導装置
KR101149731B1 (ko) 2009-11-09 2012-06-08 주식회사 성우하이텍 하이드로 포밍장치

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