JP2002177648A - 遊技装置、遊技装置の制御方法、及びそのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

遊技装置、遊技装置の制御方法、及びそのプログラムを記録した記録媒体

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JP2002177648A
JP2002177648A JP2000383551A JP2000383551A JP2002177648A JP 2002177648 A JP2002177648 A JP 2002177648A JP 2000383551 A JP2000383551 A JP 2000383551A JP 2000383551 A JP2000383551 A JP 2000383551A JP 2002177648 A JP2002177648 A JP 2002177648A
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    • A63FCARD, BOARD, OR ROULETTE GAMES; INDOOR GAMES USING SMALL MOVING PLAYING BODIES; VIDEO GAMES; GAMES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • A63F2300/00Features of games using an electronically generated display having two or more dimensions, e.g. on a television screen, showing representations related to the game
    • A63F2300/50Features of games using an electronically generated display having two or more dimensions, e.g. on a television screen, showing representations related to the game characterized by details of game servers
    • A63F2300/55Details of game data or player data management
    • A63F2300/5506Details of game data or player data management using advertisements

Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技者に自己をアピールする場を与えると共
に、遊技者の発する内容が商品や情報の送り手側にとっ
て有効な宣伝効果を生み出す遊技装置、遊技装置の制御
方法、及びそのプログラムを記録した記録媒体を提供す
る。 【解決手段】 遊技者がコントロールパネル4を用いて
選択した題材が、筐体内部モニタ5に放映されるので、
遊技者は筐体内部モニタ5に映されたコンテンツの放映
画面を見ながら、バックに聞こえる音楽等でタイミング
を見計らい、画面下に現れる台詞をマイク6に向かって
発する。遊技者の演技は、題材のオリジナルの音声との
タイミングのズレによりCPU2で評価され、タイミン
グが合ったか合わないかで点数が加減算されて総合的な
評価結果となる。評価結果が一定レベルを満足すると、
演技は記録されて筐体外部モニタ8から再生される収録
作品とされ、適当な時間間隔で遊技装置の周囲に対して
放映される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技者がTVや映
画、コマーシャル(以下CM:Commercial Messageとい
う)等の有名なシーンをアフターレコーディングして楽
しむ遊技装置、遊技装置の制御方法、及びそのプログラ
ムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、遊技者がカラオケ等で歌った歌に
対して、その音程やリズムを採点し楽しむ遊技装置があ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、遊技者は歌の
得意な人ばかりではなく、また、遊技者には歌だけでな
くもっと他の方法で自己をアピールしたいという願望が
あった。また、商品や情報の送り手側は、従来のTVや
映画の途中に入るCM以上に顧客に対してアピールでき
る宣伝方法を求めていた。
【0004】この発明は、上記の点に鑑みてなされたも
のであり、遊技者に自己をアピールする場を与えると共
に、遊技者の発する内容が商品や情報の送り手側にとっ
て有効な宣伝効果を生み出す遊技装置、遊技装置の制御
方法、及びそのプログラムを記録した記録媒体を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、ゲームの実行画面を表
示する第1の出力手段(例えば実施の形態の筐体内部モ
ニタ5とヘッドホン51)と、宣伝広告の題材を記録し
た題材記録手段(例えば実施の形態のROM(B)3)
と、第1の出力手段に表示されたゲームの実行画面中
に、題材記録手段に記録された宣伝広告を挿入して表示
する広告挿入手段(例えば実施の形態のステップS8と
ステップS22)とを備えた遊技装置であって、題材記
録手段の記録する題材を選択する選択手段(例えば実施
の形態のステップS4とステップS5)と、遊技者が選
択手段により選択し、第1の出力手段で表示される題材
に合わせて演技した音声を、音声入力装置(例えば実施
の形態のマイク6)を介して取得する音声取得手段(例
えば実施の形態のステップS33)とを設けたことを特
徴とする。以上の構成により、ゲームを行う遊技者に対
して宣伝広告を提示し、宣伝したい情報や商品の宣伝効
果を向上させることを可能とする。更に、ドラマの主人
公やヒーローになりたいという遊技者の自己顕示欲を満
足させ、遊技者が、題材記録手段に記録された宣伝広告
を含む題材を模倣して演技する音声を自分で聞いて楽し
むことを可能とする。また、宣伝広告題材を演技する場
合、宣伝広告へ遊技者自らを参加させることで、より鮮
明な情報や商品のイメージを遊技者の意識の中へ植え付
けることを可能とする。
【0006】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の遊技装置において、音声取得手段により取得された音
声と、題材記録手段に記録された題材の音声のタイミン
グを比較・評価する音声評価手段(例えば実施の形態の
ステップS24からステップS25)と、音声評価手段
の評価結果を遊技者の得点として計数する得点計数手段
(例えば実施の形態のステップS26とステップS2
7)とを更に設けたことを特徴とする。以上の構成によ
り、遊技者は、ゲームとして該得点の高低を楽しみ、ま
た、遊技者は演技の優劣を他人と競い合ったり、自らの
演技レベル向上を目指す場合の具体的指標を持つことを
可能とする。
【0007】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の遊技装置において、得点計数手段が計数した遊技者の
得点と、遊技者に通知する得点を反映した情報を、第1
の出力手段に表示する得点表示手段(例えば実施の形態
のステップS28)を更に設けたことを特徴とする。以
上の構成により、遊技者が演技の評価をリアルタイムで
認識することを可能とする。
【0008】請求項4に記載の発明は、請求項2、また
は請求項3に記載の遊技装置において、得点計数手段が
計数した遊技者の得点に、予め定めたしきい値を設けた
ことを特徴とする。以上の構成により、遊技者の演技の
内容により遊技装置を制御することを可能とする。
【0009】請求項5に記載の発明は、請求項1から請
求項4のいずれかに記載の遊技装置において、音声取得
手段の記録した音声を題材の画面と共に遊技装置の周囲
に表示する第2の表示手段(例えば実施の形態の筐体外
部モニタ8とスピーカ9)を更に設けたことを特徴とす
る。以上の構成により、遊技者が、題材記録手段に記録
された宣伝広告を含む題材を模倣して演技する音声を他
人に聞かせて楽しむことを可能とする。
【0010】請求項6に記載の発明は、請求項2から請
求項7のいずれかに記載の遊技装置において、選択手段
で選択された題材毎の選択回数を計数する選択回数計数
手段(例えば実施の形態のステップS6)と、選択回数
計数手段で計数された題材毎の選択回数を、マーケティ
ング情報、あるいは広告料金の従量課金情報として遊技
装置の外部へ出力する選択回数出力手段とを更に設けた
ことを特徴とする。以上の構成により、題材を提供する
情報や商品の送り手側が、容易に情報や商品の人気や売
れ筋等のマーケティング情報を入手すること、更には遊
技装置の管理側が、題材を提供する情報や商品の送り手
側へ、適切な費用請求を行うことを可能とする。
【0011】請求項7に記載の発明は、請求項1から請
求項6のいずれかに記載の遊技装置において、得点計数
手段、あるいは選択回数出力手段の出力を含むゲームの
結果を記録するための外部記録手段(例えば実施の形態
のプリンタ10やスロットリンク11)を更に設けたこ
とを特徴とする。以上の構成により、入手した情報を記
録として保管することを可能とする。
【0012】請求項8に記載の発明は、請求項7に記載
の遊技装置において、外部記憶手段に記録された記録内
容に基づいて、題材記録手段に記録された宣伝広告の題
材が所定の回数以上選択されたと判断された場合、遊技
者に特典を与えることを特徴とする。以上の構成によ
り、遊技者に宣伝広告題材の選択を促し、宣伝効果の向
上を図ることを可能とする。
【0013】請求項9に記載の発明は、ゲームの実行画
面を表示する第1の出力手段と、宣伝広告の題材を記録
した題材記録手段と、第1の出力手段に表示されたゲー
ムの実行画面中に、題材記録手段に記録された宣伝広告
を挿入して表示する広告挿入手段とを備えた遊技装置の
制御方法であって、題材記録手段の記録する題材を選択
する選択処理と、遊技者が選択処理により選択し、第1
の出力手段で表示される題材に合わせて演技した音声
を、音声入力装置を介して取得する音声取得処理とを含
むことを特徴とする。
【0014】請求項10に記載の発明は、ゲームの実行
画面を表示する第1の出力手段と、宣伝広告の題材を記
録した題材記録手段と、第1の出力手段に表示されたゲ
ームの実行画面中に、題材記録手段に記録された宣伝広
告を挿入して表示する広告挿入手段とを備えた遊技装置
の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能
な記録媒体であって、制御プログラムは、題材記録手段
の記録する題材を選択する選択処理と、遊技者が選択処
理により選択し、第1の出力手段で表示される題材に合
わせて演技した音声を、音声入力装置を介して取得する
音声取得処理とをコンピュータに実行させることを特徴
とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1は、本発明の実施形態
による遊技装置の構成を示すブロック図である。図1に
おいて、ROM(A)1はプログラムや画像データ等、
更新されないデータを記憶しており、CPU(中央処理
装置)2は、ROM(A)1に記録された遊技装置制御
プログラムを実行することにより、遊技装置の動作を制
御する。また、ROM(B)3に記録された本実施の形
態の遊技装置で実行されるアフターレコーディングの題
材であるTVや映画、CM等のコンテンツデータを利用
して、遊技者にアフターレコーディングのゲームを行わ
せる。なお、ROM(B)3に記録されたコンテンツデ
ータ等の記憶内容は、差し替えることにより内容の更新
が可能である。コントロールパネル4は、遊技中の操作
内容の表示や、遊技者が遊技装置の操作を行うパネルで
あり、CPU2は、コントロールパネル4を介した遊技
者の指示を元にアフターレコーディングの題材を選択、
筐体内部モニタ5上に表示する。遊技者は、遊技装置の
指示に従い、筐体内部モニタ5を見ながらマイク6に向
かって演技を行う。遊技者の演技は、音声データや採点
結果となりRAM7へ格納される。また、RAM7に
は、どの題材が何回選択されたか等のマーケティングデ
ータや、ゲームの状態も記録する。RAM7に記録され
た遊技者の演技は、筐体外部モニタ8とスピーカ9によ
り随時再生され、筐体(ボックス)の周囲にいる人間に
対して、遊技者の演技が広告として放映される。また、
演技の結果やアドバイス、企業広告等は、プリンタ10
が印字した紙媒体や、同時にスロットリンク11に挿入
されたデータ記録カードに記録される。なお、ROM
(B)3は、ハードディスク装置や光磁気ディスク装
置、フラッシュメモリ等の不揮発性のメモリや、CD−
ROM等の読み出しのみが可能な記録媒体、あるいはこ
れらの組み合わせによるコンピュータ読み取り、書き込
み可能な記録媒体より構成されても良い。また、RAM
7は、ハードディスク装置や光磁気ディスク装置、フラ
ッシュメモリ等の不揮発性のメモリや、あるいはこれら
の組み合わせによるコンピュータ読み取り、書き込み可
能な記録媒体より構成されても良い。
【0016】図2は、本実施の形態の遊技装置の内観を
示した一例で、遊技装置は、筐体(ボックス)50によ
り囲われた防音空間に、中央に上述のコントロールパネ
ル4と筐体内部モニタ5、及びマイク6とが配置され、
更に、遊技者が筐体内部モニタ5に表示された題材の音
を聞くためのヘッドホンが装備されている。コントロー
ルパネル4には、上述したデータ記録カード52を接続
するためのスロットリンク11が設けられており、この
他遊技者が操作する操作部100と、操作内容を表示す
る表示部101とが設けられている。また、コントロー
ルパネル4の近傍には上述のプリンタ10が設けられて
いる。図3は、本実施の形態の遊技装置の外観を示した
一例で、遊技装置は、筐体(ボックス)50により囲わ
れた防音空間の外側に、周囲にいる人に向けた上述の筐
体外部モニタ8と、スピーカ9が設けられている。
【0017】次に、図面を参照して、本実施の形態の動
作について説明する。まず、図4のフローチャートを用
いて、本実施の形態の遊技装置の動作を説明する。図4
において、まず、遊技装置がスタートボタンの押下によ
りゲームが開始される(ステップS1)。ゲーム開始と
共に、遊技装置は遊技者にプレイモードを選択させる
(ステップS2)。プレイモードは1人用か、複数人用
かを選択させるもので、1人用が選択された場合(ステ
ップS3のYES)、1人用コンテンツ選択画面を表示
し、遊技者に選択させる(ステップS4)。また、複数
人用が選択された場合(ステップS3のNO)、複数人
用コンテンツ選択画面を表示し、遊技者に選択させる
(ステップS5)。ここで、コンテンツは、みんなが良
く知っており、かつ遊技者の興味をそそるような題材
で、一例を挙げると、 (1)ヒーロー・アニメ編 / ヒーローの登場、変身
シーン等 (2)トーク番組の司会とゲスト編 / 軽妙なトーク
シーン等 (3)CM編 / 流行語を生み出すような有名CM等 (4)ニュース・討論編 / ナレーション、現場中
継、討論シーン等 (5)ドラマ編 / 流行語を生み出すような有名シー
ン等 (6)その他、日常会話編 等がある。
【0018】コンテンツが選択されたら、選択されたコ
ンテンツの選択回数を計数する(ステップS6)。ここ
で、コンテンツの選択回数計数結果は、どのようなコン
テンツが続けて選択されているか確認するステップS7
以降の動作に用いられると共に、コンテンツを提供する
情報や商品の送り手側に対するマーケティング結果とし
て出力しても良い。また、コンテンツの選択回数計数結
果は、コンテンツを遊技装置へ提供する情報や商品の送
り手側に対する広告料金の従量課金情報として用いても
良い。コンテンツの選択回数を計数したら、上記のCM
編以外のコンテンツが続くか否かを判定する(ステップ
S7)。ステップS7において、上記のCM編以外のコ
ンテンツが続くと判断した場合(ステップS7のYE
S)、遊技者の選択したコンテンツの前にCM編のコン
テンツを強制的に挿入する(ステップS8)。また、ス
テップS7において、上記のCM編以外のコンテンツが
続かないと判断した場合(ステップS7のNO)、今回
の遊技者がCM編のコンテンツを選択したか否かを判定
する(ステップS9)。もし、ステップS8においてC
M編のコンテンツを強制的に挿入した場合か、またはス
テップS9において今回の遊技者がCM編のコンテンツ
を選択したと判定した場合(ステップS9のYES)、
ゲーム料金を割り引く(ステップS10)。ゲーム料金
が決定したら、遊技者にゲーム料金の投入を促し(ステ
ップS11)、ゲームを実行する(ステップS12)。
なお、ゲームの詳細は、図5を用いて後述する。ゲーム
が終了したら、収録作品は、筐体外部モニタ8とスピー
カ9により筐体周囲に放映される(ステップS13)。
なお、筐体外部モニタ8とスピーカ9による収録作品の
放映は、遊技者がゲーム終了後一定時間後に遊技者の確
認用に放映した後は、任意の時間間隔で適当に放映する
ものとする。
【0019】次に、図5のフローチャートを用いて、本
実施の形態の遊技装置のゲームの実行動作を説明する。
図5において、まず、選択されたコンテンツのステージ
情報の読み出しが行われる(ステップS21)。ステー
ジ情報を取得したら、プレビュー画面を起動して遊技者
に選択したコンテンツの内容を確認、あるいは練習させ
る(ステップS22)。なお、上述のステップS7にお
いて、CM編のコンテンツを強制的に挿入された場合、
ここでは、まず、その挿入されたCM編のコンテンツか
らゲームを実行することになる。次に、コンテンツが決
定したら、遊技者に実際に演技を行わせる(ステップS
23)。ここで、ゲームの実行は、例えば、図6に示す
模式図のように、筐体内部モニタ5に映されたコンテン
ツの放映画面を見ながら、ヘッドホンから聞こえるバッ
クの音楽等でタイミングを見計らい、画面下に現れる台
詞をマイク6に向かって発する。遊技者の演技は、題材
のオリジナルの音声とのタイミングのズレにより評価さ
れる(ステップS24)。図6は、2人で行うCM編の
コンテンツの例であり、画面下に、それぞれ1P、2P
として2人の台詞が表示されている。また、台詞の採点
は、図7に示す評価基準に従い評価し、指定の動作を行
う。図7(a)のタイミング表には、台詞の評価基準と
して、発声するべき音声のタイミングに、マージンA、
マージンB、マージンCの3種類のタイミングマージン
が比較対象として用意され、それぞれ (1)マージンA:評価が「ピッタリ」となる幅 =入
力の開始値±05 (2)マージンB:評価が「まあまあ」となる幅 =入
力の開始値±10 (3)マージンC:評価が「遅い/早い」となる幅=入
力の開始値±20 と定義される。
【0020】遊技者の演技が終了すると、遊技装置は、
題材の音声と遊技者の演技のタイミングがあったか否か
を判定し(ステップS25)、題材の音声と演技のタイ
ミングがあっていた場合(ステップS25のYES)、
遊技者の持ち点の増加を行う(ステップS26)。逆
に、題材の音声と演技のタイミングがあっていない場合
(ステップS25のNO)、遊技者の持ち点の減少を行
う(ステップS27)。持ち点の計算が終了したら、遊
技者の得点と、遊技者に通知する得点を反映した情報を
画面に表示する(ステップS28)。ここで、評価結果
は、図6に示す模式図のように、画面の両側に、遊技者
の点数を棒グラフ状に表した「ゲージ」により表示され
る。各ゲージの表示と画面への評価結果の反映は、図7
(b)に示すように、評価結果に合わせ、 (1)早い/FAST =ゲージを減らす ・画面に「FAST!」表示 (2)遅い/LATE =ゲージを減らす ・画面に「LATE!」表示 (3)まあまあ/OK! =ゲージを少し増加 ・画面に「OK!」表示 (4)ピッタリ/JUST!=ゲージを増加させる・画面に「JUST!」表示 となる。図6の例では、発声するタイミングが遅かった
ので、遊技者に通知する得点を反映した情報は「LAT
E!」と表示されている。なお、遊技者の演技した音声
は、タイミングを変更しなければ、音質等を加工して好
みの音声に変換するようにしても良い。
【0021】遊技者の演技の評価が終了すると、遊技装
置は、残りの点数があるか否かを判定する(ステップS
29)。ステップS29において、残り点数がない場合
(ステップS29のNO)、ゲームを終了する(ステッ
プS34)。ただし、複数人数用のコンテンツの場合、
1人でも残り点数がある場合、ゲームは続行する。ステ
ップS29において、残り点数がある場合(ステップS
29のYES)、選択されたステージの全場面を終了し
たか否かを判定する(ステップS30)。ステップS3
0において、選択されたステージの全場面を終了してい
ない場合(ステップS30のNO)、ステップS22へ
戻り、次の場面のプレビュー画面表示を行い、ゲームを
続行する。ステップS30において、選択されたステー
ジの全場面を終了していた場合(ステップS30のYE
S)、ステージの総合評価を行う(ステップS31)。
ここで、ステージの総合評価は上述の各場面毎の評価の
累計で、図8に示すように、各遊技者毎のトータルスコ
アが表示される。また、画面下には総評としてのコメン
トが表示される。
【0022】ステージの総合評価が終了すると、遊技装
置は、遊技者の演技が基準点を満足したか否かを判定す
る(ステップS32)。ステップS32において、遊技
者の演技が基準点を満足していない場合(ステップS3
2のNO)、ゲームを終了する(ステップS34)。た
だし、複数人数用のコンテンツの場合、1人でも遊技者
の演技が基準点を満足した場合、ゲームは続行する。ス
テップS32において、遊技者の演技が基準点を満足し
た場合(ステップS32のYES)、演技の音声を記録
する(ステップS33)と共に、ステップS21へ戻
り、次のステージの情報を読み出して、ゲームを続行す
る。なお、遊技者はゲームの終了後、プリンタ10やス
ロットリンク11に挿入されたデータ記録カード52等
へゲームの評価結果の出力を行う。この時、情報や商品
の提供側の宣伝広告をゲームの評価結果と共に出力して
も良い。また、データ記録カード52にはゲームの進行
状況を記録し、次のゲーム実行時は、そのデータを読み
込むことで、その続きを実行しても良い。また、遊技者
によるゲームの終了後は、上述のステップS33で記録
された演技の音声は、前述の図4のステップS13で説
明したように、題材の映像に記録された音声との組み合
わせにより、収録作品として筐体外部モニタ8とスピー
カ9により筐体周囲に放映される。
【0023】なお、上述の実施の形態では、CM編のコ
ンテンツが続けて選択された場合、CM編のコンテンツ
を強制的に挿入する例を説明したが、複数記録されてい
るCM編のコンテンツの全てを演技したら、遊技者に対
して、例えば隠しモードのゲームの実行権利を与える等
の特典を用意し、これにより、CM編のコンテンツの選
択を促しても良い。
【0024】また、上述の遊技装置で記録された各遊技
者の演技した音声は、各遊技者の個性が如実に表現され
ているので、例えば、コンテンツを遊技装置へ提供する
情報や商品の送り手側(CM制作者)、あるいはニュー
ス番組やドラマの制作者が、各遊技者を次のCM、ニュ
ース番組、ドラマ等の演技者とするオーディションに用
いても良い。ここで、オーディションの実行は遊技者に
知らされても良いし、知らされなくても良い。なお、遊
技者の音声データはスロットリンクからデータ記録カー
ドへ出力して使用する。
【0025】また、上述の遊技装置は、ROM(A)1
に記録された遊技装置制御プログラムと、ROM(B)
3に記録された本実施の形態の遊技装置で実行されるア
フターレコーディングの題材であるTVや映画、CM等
のコンテンツデータとを、コンピュータ読みとり可能な
記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログ
ラムとデータをコンピュータシステムに読み込ませ、実
行することにより、その機能を実現しても良い。
【0026】ここで、上記「コンピュータシステム」と
は、OSや周辺機器等のハードウェアを含み、さらにW
WW(World Wide Web)システムを利用
している場合であれば、ホームページ提供環境(あるい
は表示環境)も含むものとする。また、「コンピュータ
読みとり可能な記録媒体」とは、フロッピー(登録商
標)ディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM
等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハー
ドディスク等の記憶装置のことをいう。更に、「コンピ
ュータ読みとり可能な記録媒体」とは、インターネット
等のコンピュータネットワークや電話回線等の通信回線
を介してプログラムを送信する場合のように、短時間の
間、動的にプログラムを保持するもの(伝送媒体もしく
は伝送波)、その場合のサーバやクライアントとなるコ
ンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定
時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
【0027】また、上記プログラムは、前述した機能の
一部を実現するためのものであっても良く、更に前述し
た機能をコンピュータシステムに既に記憶されているプ
ログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差
分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
【0028】
【発明の効果】以上の如く本発明によれば、ドラマやC
M、その他の題材において、その台詞を演じるという行
為を通して、遊技者の非日常、非現実へのあこがれや、
遊技者の自己顕示欲を満たす効果が得られると共に、遊
技者が選択する題材の人気を分析することで、題材に関
連する情報や商品に関するマーケティング情報を得るこ
とができるという効果が得られる。更に、遊技者自らが
宣伝広告に参加するという形をとることで、演技者の意
識の中に宣伝広告の内容を強く植え付けることができ、
宣伝効果がより強くなるので情報や商品の販売促進効果
が得られ、本発明の装置は、遊技装置という効果のみな
らず、宣伝装置として活用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態の遊技装置の構成を示す
ブロック図である。
【図2】 同実施の形態の遊技装置の内観を示す模式図
である。
【図3】 同実施の形態の遊技装置の外観を示す模式図
である。
【図4】 同実施の形態の遊技装置の制御動作を示すフ
ローチャートである。
【図5】 同実施の形態の遊技装置のゲームの実行動作
を示すフローチャートである。
【図6】 同実施の形態の遊技装置のゲームの実行時の
表示画面を示す図である。
【図7】 同実施の形態の遊技装置のゲームの評価基準
とその動作を示す図である。
【図8】 同実施の形態の遊技装置のゲームの評価結果
表示画面を示す図である。
【符号の説明】
3 ROM(B) 5 筐体内部モニタ 6 マイク 8 筐体外部モニタ 9 スピーカ 10 プリンタ 11 スロットリンク 51 ヘッドホン ステップS4〜ステップS5 選択手段 ステップS6 選択回数計数手段 ステップS8、ステップS22 広告挿入手段 ステップS24〜ステップS25 音声評価手段 ステップS26〜ステップS27 得点計数手段 ステップS28 得点表示手段 ステップS33 音声取得手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福冨 幹 東京都大田区多摩川2丁目8番5号 株式 会社ナムコ内 Fターム(参考) 2C001 AA00 AA16 AA17 BA00 BA06 BA07 BB00 BB01 BB04 BB05 BB09 BC00 BC10 BD00 BD01 BD07 CA00 CA07 CB01 CB06 CC02 CC08

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゲームの実行画面を表示する第1の出力
    手段と、宣伝広告の題材を記録した題材記録手段と、前
    記第1の出力手段に表示されたゲームの実行画面中に、
    前記題材記録手段に記録された宣伝広告を挿入して表示
    する広告挿入手段とを備えた遊技装置であって、 前記題材記録手段の記録する題材を選択する選択手段
    と、 遊技者が前記選択手段により選択し、前記第1の出力手
    段で表示される題材に合わせて演技した音声を、音声入
    力装置を介して取得する音声取得手段と、 を設けたことを特徴とする請求項1に記載の遊技装置。
  2. 【請求項2】 前記音声取得手段により取得された音声
    と、前記題材記録手段に記録された題材の音声のタイミ
    ングを比較・評価する音声評価手段と、 前記音声評価手段の評価結果を遊技者の得点として計数
    する得点計数手段と、 を更に設けたことを特徴とする請求項1に記載の遊技装
    置。
  3. 【請求項3】 前記得点計数手段が計数した遊技者の得
    点と、遊技者に通知する得点を反映した情報を、前記第
    1の出力手段に表示する得点表示手段を更に設けたこと
    を特徴とする請求項2に記載の遊技装置。
  4. 【請求項4】 前記得点計数手段が計数した遊技者の得
    点に、予め定めたしきい値を設けたことを特徴とする請
    求項2、または請求項3に記載の遊技装置。
  5. 【請求項5】 前記音声取得手段の記録した音声を題材
    の画面と共に遊技装置の周囲に表示する第2の出力手段
    を更に設けたことを特徴とする請求項1から請求項4の
    いずれかに記載の遊技装置。
  6. 【請求項6】 前記選択手段で選択された題材毎の選択
    回数を計数する選択回数計数手段と、 前記選択回数計数手段で計数された題材毎の選択回数
    を、マーケティング情報、あるいは広告料金の従量課金
    情報として遊技装置の外部へ出力する選択回数出力手段
    と、 を更に設けたことを特徴とする請求項1から請求項5の
    いずれかに記載の遊技装置。
  7. 【請求項7】 前記得点計数手段、あるいは前記選択回
    数出力手段の出力を含むゲームの結果を記録するための
    外部記録手段を更に設けたことを特徴とする請求項1か
    ら請求項6のいずれかに記載の遊技装置。
  8. 【請求項8】 前記外部記憶手段に記録された記録内容
    に基づいて、前記題材記録手段に記録された前記宣伝広
    告の題材が所定の回数以上選択されたと判断された場
    合、遊技者に特典を与えることを特徴とする請求項7に
    記載の遊技装置。
  9. 【請求項9】 ゲームの実行画面を表示する第1の出力
    手段と、宣伝広告の題材を記録した題材記録手段と、前
    記第1の出力手段に表示されたゲームの実行画面中に、
    前記題材記録手段に記録された宣伝広告を挿入して表示
    する広告挿入手段とを備えた遊技装置の制御方法であっ
    て、 前記題材記録手段の記録する題材を選択する選択処理
    と、 遊技者が前記選択処理により選択し、前記第1の出力手
    段で表示される題材に合わせて演技した音声を、音声入
    力装置を介して取得する音声取得処理と、 を含むことを特徴とする遊技装置の制御方法。
  10. 【請求項10】 ゲームの実行画面を表示する第1の出
    力手段と、宣伝広告の題材を記録した題材記録手段と、
    前記第1の出力手段に表示されたゲームの実行画面中
    に、前記題材記録手段に記録された宣伝広告を挿入して
    表示する広告挿入手段とを備えた遊技装置の制御プログ
    ラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体で
    あって、 前記制御プログラムは、 前記題材記録手段の記録する題材を選択する選択処理
    と、 遊技者が前記選択処理により選択し、前記第1の出力手
    段で表示される題材に合わせて演技した音声を、音声入
    力装置を介して取得する音声取得処理と、 をコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュ
    ータ読み取り可能な記録媒体。
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