JP2002176896A - ダクト類の虫溜装置 - Google Patents

ダクト類の虫溜装置

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JP2002176896A
JP2002176896A JP2000377951A JP2000377951A JP2002176896A JP 2002176896 A JP2002176896 A JP 2002176896A JP 2000377951 A JP2000377951 A JP 2000377951A JP 2000377951 A JP2000377951 A JP 2000377951A JP 2002176896 A JP2002176896 A JP 2002176896A
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JP
Japan
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insect
duct
pool
opening
rice
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000377951A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Morikawa
恭男 森川
Yasukazu Kawakami
安一 川上
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OYODO DIESEL KK
Original Assignee
OYODO DIESEL KK
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Publication date
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  • Catching Or Destruction (AREA)
  • Air Transport Of Granular Materials (AREA)
  • Adjustment And Processing Of Grains (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダクトの分解を必要とせず、短時間で簡単に
害虫駆除を可能としたダクト類の虫溜装置を提供するこ
と。 【解決手段】 ダクトコーナー部4aの内壁面の粉粒体
が付着堆積する領域に開口5を設け、該開口5をダクト
4外部に設けた虫溜り6に直通させた。虫溜り6は、下
向きに凸とした。また、虫溜り6は、一部又は全体を透
明材料で構成した。さらに、ダクトコーナー部4a付近
に粉粒体や害虫等の付着物を前記虫溜り6に直通する開
口5に向けて吹き飛ばすエアノズル7を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、精米プラント、そ
の他、粉粒体類の空気輸送ダクト、集塵ダクト、空調ダ
クト、通風ダクト等のダクト類の虫溜装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、精米プラントでは、精米
過程で玄米の表皮成分や胚芽などが米糠として発生し、
これを米粒(精白米)と米糠に比重差を利用して選別分
離し、米粒は貯蔵タンクに回収し、米糠は空気輸送して
集塵機により吸引回収されているが、空気輸送ダクトの
内壁面、特に、コーナー部の内壁面には、米糠が付着堆
積し、穀象虫などの害虫が巣食うため、適宜駆除する必
要がある。この駆除には、空気輸送ダクトを適宜の接続
箇所で分解して行う必要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記ダクト内の害虫駆
除は、ダクト類を分解して行う必要があるため、長時間
を要し、重労働でもあり、その間、本来の精米作業を中
断しなければならず、改善が要望されていた。
【0004】本発明は、上記要望に応えるべく開発され
たもので、ダクトの分解を必要とせず、短時間で簡単に
害虫駆除を可能としたダクト類の虫溜装置を提供するこ
とを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、ダクトコーナー部の内壁面の粉粒体が付
着堆積する領域に開口を設け、該開口をダクト外部に設
けた虫溜りに直通させた。
【0006】前記虫溜りは、下向きに凸とした。また、
前記虫溜りは、一部又は全体を透明材料で構成した。更
に、前記ダクトコーナー部付近に粉粒体や害虫等の付着
物を前記虫溜りに直通する開口に向けて吹き飛ばすエア
ノズルを設けた。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基いて説明する。図1は本発明を精米プラントに適用し
た場合の全体の概略図、図2はダクトのコーナー部に本
発明の装置を設置した状態の拡大図である。
【0008】図1において、1は精米機、2は分離機、
3は集塵機、4はダクト、5は開口、6は虫溜り、7は
エアノズルを示している。
【0009】精米機1は、供給ホッパー(図示省略)か
ら適宜、玄米が供給され、これを搗(とう)精し、白米
と米糠とを生成し、分離機2に送り出す。分離機2は、
白米と米糠とを分離し、白米は貯蔵部(図示省略)に送
り出し、米糠はダクト4を介して集塵機3に送る。集塵
機3は、排気ファン及びフィルタ(図示省略)を具備
し、排気ファンによりダクト4内に吸気を発生させ、分
離機2で分離された米糠をフィルタで濾過して回収す
る。ダクト4は、分離機2で分離された米糠を集塵機3
へ空気輸送する通路を形成している。
【0010】開口5は、ダクト4のコーナー部4aの内
壁面の粉粒体が付着堆積する領域に設けられる。虫溜り
6は、該開口5に直通させて該開口5の設置位置のダク
ト4外部に下向きに凸の状態で設置される。
【0011】前記虫溜り6は、円筒又は角筒容器形状と
され、ダクト4に取外し可能な状態に設置するか又はダ
クト4に固定したままで、底面若しくは側面等の一部を
開閉可能な蓋で閉鎖し、所定時、蓋を開放して内部に捕
捉した害虫や粉粒体を適宜外部に取出し除去できるよう
に構成される。前記虫溜り6は、一部又は全体を透明材
料で構成し、内部の状況を外部から目視観察可能とされ
る。
【0012】更に、前記ダクトコーナー部4a付近に粉
粒体や害虫等の付着物を前記虫溜り6に直通する開口5
に向けて吹き飛ばすエアノズル7を設置している。この
エアノズル7は、常時動作させて害虫を虫溜り6に送り
込ませるようにしたり、または、所定時(例えば、精米
機1の運転終了時、運転開始前、定期点検時、その他、
必要時)に動作させるようにスイッチでON−OFFさ
せてもよい。
【0013】エアノズル7のエア吹き付け方向は、ダク
ト4内を流通する空気の流動方向と反対とすれば、米糠
等の付着物の剥離を容易化できるが、これに制約されな
い。例えば、開口5に向けて複数方向からエアを吹き付
けるように複数個設置し、それらを一斉に、或いは、一
部だけを選択的に動作させる。また、エアノズル7を複
数個設置する場合では、それらを吹き付け方向が相殺し
合わないように異なる順序で適宜動作させるようにして
もよい。エアノズル7の噴出口の形状は、小穴やスリッ
ト状等適宜の形状とする。
【0014】本発明装置の実施形態は、以上の通りであ
って、図1の精米プラントにより動作を説明すると次の
通りである。精米機1の運転時、分離機2及び集塵機3
も同時に運転され、精米機1内では、供給された玄米が
搗(とう)精されて白米と米糠が生じ、分離機2に送ら
れて、白米と米糠に分離され、白米は貯蔵部に貯蔵さ
れ、米糠はダクト4を通して集塵機3に送られて回収さ
れる。やがてダクト4のコーナー部4aには、米糠が徐
々に付着堆積し、そこに穀象虫等の害虫が巣食うことに
なる。上記コーナー部4aには、虫溜り6に直通する開
口5が設けてあるため、該虫溜り6内に米糠が溜められ
る。該虫溜り6は、下向きに凸の状態で取付けてあるた
め、米糠が自重で落下して溜まると共に、害虫も自重で
落下して捕捉されやすく、また、穀象虫の場合では、餌
を求めて下向きに移動する習性があると云われており、
前記の如く虫溜り6を下向きに凸の状態で取付けておく
ことにより、当該害虫の習性を利用して捕捉することが
できる。虫溜り6内の害虫の捕捉状況は、該虫溜り6を
一部又は全体を透明としておくことによって外部から容
易に目視観察できる。従って、虫溜り6内に捕捉された
害虫は、適宜除去される。虫溜り6への害虫の捕捉は、
エアノズル7を使用することにより、一層、促進され
る。
【0015】上記実施形態は、精米プラントのダクトに
適用した場合を示すが、本発明の装置は、他のダクトに
適用しても同様な機能を発揮し得るものである。
【0016】
【発明の効果】本発明の装置によれば、米糠等の粉粒体
が付着堆積しやすいダクトのコーナー部に虫溜りに直通
する開口が設けてあるため、該虫溜り内に米糠等の粉粒
体と共にその粉粒体に集まる害虫が捕捉されて溜められ
る。該虫溜りは、下向きに凸の状態で取付けることによ
り、米糠等の粉粒が自重で落下して溜まると共に、害虫
も自重で落下して捕捉されやすく、また、穀象虫の場合
では、餌を求めて下向きに移動する習性があると云われ
ており、前記の如く虫溜りを下向きに凸の状態で取付け
ておくことにより、当該害虫の習性を利用して捕捉する
ことができる。虫溜り内の害虫の捕捉状況は、該虫溜り
を一部又は全体を透明としておくことによって外部から
容易に目視観察できる。従って、虫溜り内に捕捉された
害虫は、適宜除去される。虫溜りへの害虫の捕捉は、エ
アノズルを使用することにより、一層、促進される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を精米プラントに適用した場合の全体の
概略図。
【図2】ダクトのコーナー部に本発明の装置を設置した
状態の拡大図。
【符号の説明】
1 精米機 2 分離機 3 集塵機 4 ダクト 4a コーナー部 5 開口 6 虫溜り 7 エアノズル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2B121 AA16 BA11 BA41 BA51 EA01 EA08 FA01 FA02 3F047 BA10 4D043 JC05

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダクトコーナー部の内壁面の粉粒体が付
    着堆積する領域に開口を設け、該開口をダクト外部に設
    けた虫溜りに直通させたことを特徴とするダクト類の虫
    溜装置。
  2. 【請求項2】 前記虫溜りは、下向きに凸としたことを
    特徴とする請求項1記載のダクト類の虫溜装置。
  3. 【請求項3】 前記虫溜りは、一部又は全体を透明材料
    で構成したことを特徴とする請求項1又は2記載のダク
    ト類の虫溜装置。
  4. 【請求項4】 前記ダクトコーナー部付近に粉粒体や害
    虫等の付着物を前記虫溜りに直通する開口に向けて吹き
    飛ばすエアノズルを設けたことを特徴とする請求項1〜
    3の何れかに記載のダクト類の虫溜装置。
JP2000377951A 2000-12-12 2000-12-12 ダクト類の虫溜装置 Pending JP2002176896A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101624737B1 (ko) * 2014-07-03 2016-05-26 한국기계연구원 과립이나 미세분말의 정량공급기용 분말 이송장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101624737B1 (ko) * 2014-07-03 2016-05-26 한국기계연구원 과립이나 미세분말의 정량공급기용 분말 이송장치

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040528