JP2002176797A - 車両用充電制御装置および制御方法 - Google Patents
車両用充電制御装置および制御方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】車両用電気式補機類の電源は42V系統用と1
4V系統用とに区別した14V/42V電源併用システ
ムで、3相のステータ巻線が1つからなる発電機を用
い、前記2つの電源系統に電力分配する方法は、回路構
成が複雑であった。本発明は簡単な回路構成で、かつ電
力分配切替えの必要がない2系統電源への充電制御装置
および制御方法を提供することにある。 【解決手段】車両用電気式補機類のための前記第1電源
の電圧変化に応じて前記発電機前記発電機の励磁通電量
を調整供給する電圧調整器と、前記発電機の出力に接続
され前記第1の電源への充電電力を供給する第1の電力
変換器と、前記発電機の出力に接続されスイッチング素
子の制御により時分割的に第2の電源への充電電力を供
給する第2の電力変換器とから構成したことに特徴があ
る。
4V系統用とに区別した14V/42V電源併用システ
ムで、3相のステータ巻線が1つからなる発電機を用
い、前記2つの電源系統に電力分配する方法は、回路構
成が複雑であった。本発明は簡単な回路構成で、かつ電
力分配切替えの必要がない2系統電源への充電制御装置
および制御方法を提供することにある。 【解決手段】車両用電気式補機類のための前記第1電源
の電圧変化に応じて前記発電機前記発電機の励磁通電量
を調整供給する電圧調整器と、前記発電機の出力に接続
され前記第1の電源への充電電力を供給する第1の電力
変換器と、前記発電機の出力に接続されスイッチング素
子の制御により時分割的に第2の電源への充電電力を供
給する第2の電力変換器とから構成したことに特徴があ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1台の自励式同期
発電機あるいは誘導電動機と、第1電源とした高圧側
(以下、42V系統という)と第2電源とした低圧側
(以下、14V系統という)の2つの電源システムを充
電する充電制御装置およびその制御方法に関する。
発電機あるいは誘導電動機と、第1電源とした高圧側
(以下、42V系統という)と第2電源とした低圧側
(以下、14V系統という)の2つの電源システムを充
電する充電制御装置およびその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車両用充電装置は、高圧側や低圧
側といった区別がなく、14V系統の電源システムで構
成されている。それはエンジンにより駆動力を得る自励
式の三相同期発電機で電気エネルギーを発生させ、その
発電電圧をダイオードで全波整流して14V系統の蓄電
池あるいは電気負荷に供給している。近年では、発電機
の小型化への要求が厳しい半面、車両用電装負荷が大き
くなってきている。
側といった区別がなく、14V系統の電源システムで構
成されている。それはエンジンにより駆動力を得る自励
式の三相同期発電機で電気エネルギーを発生させ、その
発電電圧をダイオードで全波整流して14V系統の蓄電
池あるいは電気負荷に供給している。近年では、発電機
の小型化への要求が厳しい半面、車両用電装負荷が大き
くなってきている。
【0003】これらの要求にこたえるために、例えば特
開平08−298732号公報記載の技術がある。ここ
では、車両用同期発電機の進相電流通電を利用して常用
電圧より高い電圧の発電をおこない、高電圧負荷に供給
する技術が紹介されている。進相電流は電機子巻線の発
電電圧に対して進み位相となり、界磁束を増強するので
発電電圧が増強され発電出力が増大し、これを高圧負荷
に供給するものである。三相全波整流した出力で高圧系
の負荷に供給するとともに、DC/DCコンバータを用
いて降圧し、低圧系の蓄電池を充電する方法である。す
なわち発電電圧を高電圧と低電圧とに切替える方法が紹
介されている。しかし、高圧と低圧とに断片的に切替え
るため電圧安定度が悪いこと、高圧のDC電源からDC
/DCコンバータを用いて42V系統の高電圧から14
V系統の低電圧側へ電力供給する方法である。
開平08−298732号公報記載の技術がある。ここ
では、車両用同期発電機の進相電流通電を利用して常用
電圧より高い電圧の発電をおこない、高電圧負荷に供給
する技術が紹介されている。進相電流は電機子巻線の発
電電圧に対して進み位相となり、界磁束を増強するので
発電電圧が増強され発電出力が増大し、これを高圧負荷
に供給するものである。三相全波整流した出力で高圧系
の負荷に供給するとともに、DC/DCコンバータを用
いて降圧し、低圧系の蓄電池を充電する方法である。す
なわち発電電圧を高電圧と低電圧とに切替える方法が紹
介されている。しかし、高圧と低圧とに断片的に切替え
るため電圧安定度が悪いこと、高圧のDC電源からDC
/DCコンバータを用いて42V系統の高電圧から14
V系統の低電圧側へ電力供給する方法である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年の自動車は、年々
電気負荷が大容量化している。一方、オルタネータ(以
下、発電機と言う)の出力要求が高まる反面、環境問題
よりエンジンの燃費改善の要求が厳しくなってきてい
る。これに対して発電機の発電効率の向上をはかるこ
と、エンジンの負荷を低減すること、ワイヤーハーネス
の減量化により車両の重量の低減をはかること、信号待
ちのアイドリング時のエンジン停止や迅速な再スタート
による燃費節約等が必要とされている。このように発電
機の発電容量は年々増えるが、発電機を大型化して対応
しようとすると、軽量化に相反することになってしま
う。
電気負荷が大容量化している。一方、オルタネータ(以
下、発電機と言う)の出力要求が高まる反面、環境問題
よりエンジンの燃費改善の要求が厳しくなってきてい
る。これに対して発電機の発電効率の向上をはかるこ
と、エンジンの負荷を低減すること、ワイヤーハーネス
の減量化により車両の重量の低減をはかること、信号待
ちのアイドリング時のエンジン停止や迅速な再スタート
による燃費節約等が必要とされている。このように発電
機の発電容量は年々増えるが、発電機を大型化して対応
しようとすると、軽量化に相反することになってしま
う。
【0005】軽量化については電気巻線の電流密度の増
大により発熱が大きくなる問題がある。そこで、発電電
圧(車両用電気補機類の電源電圧)を従来の14Vから
42Vにあげることで問題を解決しようとする試みがな
されている。
大により発熱が大きくなる問題がある。そこで、発電電
圧(車両用電気補機類の電源電圧)を従来の14Vから
42Vにあげることで問題を解決しようとする試みがな
されている。
【0006】しかし、従来の14V系統電源電圧のほう
が都合の良い車両用電気式補機類もある。そのため、4
2V系統と14V系統の、2つの電源システムの併用が
最適ではないかということになる。エンジンにより駆動
力を得る発電機は42V用に高耐圧とし、42V系統で
ある電源で駆動するスタータやエアコン等の電気負荷に
電力を供給する42V系統高圧側の蓄電池を備える。そ
してライトや電子コントローラ等の電気負荷に電力を供
給する14V系統である低圧側の蓄電池とを備え、これ
らに電力分配するための電力変換回路を備えねばならな
い。電源系統が2種類であるから、発電電圧を2つ用意
する必要がある。この場合、従来方式に比較して部品点
数が増えて高価、重量増、大型化してしまう。また、2
系統の分配量を制御しなければならない。そして、それ
ら全てをエンジンルームに配置されることが要求される
から、小型軽量化、耐熱性向上を図る必要性が生じてく
る。
が都合の良い車両用電気式補機類もある。そのため、4
2V系統と14V系統の、2つの電源システムの併用が
最適ではないかということになる。エンジンにより駆動
力を得る発電機は42V用に高耐圧とし、42V系統で
ある電源で駆動するスタータやエアコン等の電気負荷に
電力を供給する42V系統高圧側の蓄電池を備える。そ
してライトや電子コントローラ等の電気負荷に電力を供
給する14V系統である低圧側の蓄電池とを備え、これ
らに電力分配するための電力変換回路を備えねばならな
い。電源系統が2種類であるから、発電電圧を2つ用意
する必要がある。この場合、従来方式に比較して部品点
数が増えて高価、重量増、大型化してしまう。また、2
系統の分配量を制御しなければならない。そして、それ
ら全てをエンジンルームに配置されることが要求される
から、小型軽量化、耐熱性向上を図る必要性が生じてく
る。
【0007】発電機は複雑化し、巻線構成、フレーム形
状が、大きく変更されると、生産設備の変更や生産性の
低下が生じてしまう。したがって、一台の発電機から、
42V系統と14V系統へ電力供給可能な方式が適して
いる。特開平08−298732では、高圧側と低圧側
への電力供給が断片的で安定度が悪い。高圧側からDC
/DCコンバータを用いて低圧側へ供給する方法では、
DC/DCコンバータと高圧側の発電電力変換回路が別
ユニットとされ、電気的接続が増加する。電力変換回路
においては、小型軽量化が要求されるから、簡単な回路
で発電機に取り付けられる構成が適している。 発電機
は、軽量かつエンジンルームの占有面積を減らすため1
台とし、1台の発電機で14V系統と42V系統に供給
する電力変換回路は発電機のフレームなどに取り付けら
れることが望ましい。
状が、大きく変更されると、生産設備の変更や生産性の
低下が生じてしまう。したがって、一台の発電機から、
42V系統と14V系統へ電力供給可能な方式が適して
いる。特開平08−298732では、高圧側と低圧側
への電力供給が断片的で安定度が悪い。高圧側からDC
/DCコンバータを用いて低圧側へ供給する方法では、
DC/DCコンバータと高圧側の発電電力変換回路が別
ユニットとされ、電気的接続が増加する。電力変換回路
においては、小型軽量化が要求されるから、簡単な回路
で発電機に取り付けられる構成が適している。 発電機
は、軽量かつエンジンルームの占有面積を減らすため1
台とし、1台の発電機で14V系統と42V系統に供給
する電力変換回路は発電機のフレームなどに取り付けら
れることが望ましい。
【0008】発電機が、発電しているかどうかの検出
は、従来は14V系統の発電電圧の監視によって行われ
ていた。発電電圧が良好であれば消灯し、エンジン始動
前あるいは発電電圧が低下するとチャージランプが点灯
し警報を促すものであった。本発明のような、2つの電
源電圧システムでは、両方の発電電圧を監視し、車両の
運転者等に正常か否を知らせることが必要である。
は、従来は14V系統の発電電圧の監視によって行われ
ていた。発電電圧が良好であれば消灯し、エンジン始動
前あるいは発電電圧が低下するとチャージランプが点灯
し警報を促すものであった。本発明のような、2つの電
源電圧システムでは、両方の発電電圧を監視し、車両の
運転者等に正常か否を知らせることが必要である。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を以下の手段に
より解決する。車両用電気式補機類のための前記第1電
源の電圧変化に応じて前記発電機前記発電機の励磁通電
量を調整供給する電圧調整器と、前記発電機の出力に接
続され前記第1の電源への充電電力を供給する第1の電
力変換器と、前記発電機の出力に接続されスイッチング
素子の時分割制御により第2の電源への充電電力を供給
する第2の電力変換器とから構成したことに特徴があ
る。
より解決する。車両用電気式補機類のための前記第1電
源の電圧変化に応じて前記発電機前記発電機の励磁通電
量を調整供給する電圧調整器と、前記発電機の出力に接
続され前記第1の電源への充電電力を供給する第1の電
力変換器と、前記発電機の出力に接続されスイッチング
素子の時分割制御により第2の電源への充電電力を供給
する第2の電力変換器とから構成したことに特徴があ
る。
【0010】また、前記電圧調整器はロータコイルの通
電量を変えることによってステータコイルの誘起電圧を
制御し、前記第2の電力変換器は前記第2の電力変換器
の出力電圧をスイッチング素子の通電量を制御するもの
であること、また、前記第2の電力変換器は発電機の各
線間電圧の位相が1/4〜1/2周期あるいは3/4周
期〜1周期の間を時分割で通流率を制御する駆動回路を
備えたこと、前記第1の電力変換器は発電機の3相出力
を入力して3相ブリッジ構成の半導体素子で通流率を制
御する変換器、前記第2の電力変換器は発電機の3相出
力をダイオード整流により平滑化を行い第2電源系統の
電圧変化に応じて第2の電力変換器に内蔵した半導体素
子の通流率を制御する変換器、で構成したこと、前記第
1電源と第2電源系統が共に発電機より電力供給状態の
とき消灯し、どちらか一方が電力供給状態でないときは
点灯するチャージランプを備えたことに特徴がある。
電量を変えることによってステータコイルの誘起電圧を
制御し、前記第2の電力変換器は前記第2の電力変換器
の出力電圧をスイッチング素子の通電量を制御するもの
であること、また、前記第2の電力変換器は発電機の各
線間電圧の位相が1/4〜1/2周期あるいは3/4周
期〜1周期の間を時分割で通流率を制御する駆動回路を
備えたこと、前記第1の電力変換器は発電機の3相出力
を入力して3相ブリッジ構成の半導体素子で通流率を制
御する変換器、前記第2の電力変換器は発電機の3相出
力をダイオード整流により平滑化を行い第2電源系統の
電圧変化に応じて第2の電力変換器に内蔵した半導体素
子の通流率を制御する変換器、で構成したこと、前記第
1電源と第2電源系統が共に発電機より電力供給状態の
とき消灯し、どちらか一方が電力供給状態でないときは
点灯するチャージランプを備えたことに特徴がある。
【0011】車両用電気式補機類のための前記第1電源
の電圧変化に応じて前記発電機前記発電機の励磁コイル
の通電量を制御し、前記発電機の出力に接続され前記第
1の電源への充電電力を供給する第1の位相角範囲と、
前記発電機の出力に接続されスイッチングにより第2の
電源への充電電力を前記第1の位相角範囲を超えた位相
角範囲とを時分割制御し、前記第1、第2の電源への充
電電力を供給する充電制御方法に特徴がある。前記第2
の電力変換器は発電機の各線間電圧の位相が零電位より
1/4〜1/2周期あるいは3/4周期〜1周期の間で
通流率を制御する制御方法に特徴がある。
の電圧変化に応じて前記発電機前記発電機の励磁コイル
の通電量を制御し、前記発電機の出力に接続され前記第
1の電源への充電電力を供給する第1の位相角範囲と、
前記発電機の出力に接続されスイッチングにより第2の
電源への充電電力を前記第1の位相角範囲を超えた位相
角範囲とを時分割制御し、前記第1、第2の電源への充
電電力を供給する充電制御方法に特徴がある。前記第2
の電力変換器は発電機の各線間電圧の位相が零電位より
1/4〜1/2周期あるいは3/4周期〜1周期の間で
通流率を制御する制御方法に特徴がある。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の態様を、図面を用
いて説明する。図1に車両用充電装置全体のブロック構
成を示す。三相交流発電機(以下、発電機と略記する)
は交流発電電圧を発生するスター結線のステータコイル
1、回転子から磁束を発生させる励磁コイル2とから成
る。
いて説明する。図1に車両用充電装置全体のブロック構
成を示す。三相交流発電機(以下、発電機と略記する)
は交流発電電圧を発生するスター結線のステータコイル
1、回転子から磁束を発生させる励磁コイル2とから成
る。
【0013】高圧系、例えば42V系統の回路は、交流
発電電圧を三相半波整流させる整流回路4、励磁コイル
2の電流を調整し交流発電機の発電電圧を制御するため
のICレギュレータ3、電気負荷である高圧系統負荷、
例えば42Vの蓄電池6、さらにステータコイル1の端
子間の電力を整流するツェナーダイオードによる整流回
路5から構成されている。
発電電圧を三相半波整流させる整流回路4、励磁コイル
2の電流を調整し交流発電機の発電電圧を制御するため
のICレギュレータ3、電気負荷である高圧系統負荷、
例えば42Vの蓄電池6、さらにステータコイル1の端
子間の電力を整流するツェナーダイオードによる整流回
路5から構成されている。
【0014】また、低圧系統の回路は、電力供給回路2
7,28,29から構成され、電気負荷、例えば14V
系統蓄電池7を充電する。電力供給回路はサイリスタの
通流角(率)を制御して充電制御がおこなわれる。
7,28,29から構成され、電気負荷、例えば14V
系統蓄電池7を充電する。電力供給回路はサイリスタの
通流角(率)を制御して充電制御がおこなわれる。
【0015】リレースイッチ18は、エンジン始動時に
オンされ、励磁コイル2に供給される電流は蓄電池6か
ら供給され、発電機電圧確立後は整流装置4から供給さ
れる。次にこれらの構成の詳細について、図2を用いて
説明する。はじめに高圧系統であるが、整流回路4はこ
こでは三相半波整流回路の場合を示した。しかし全波整
流であってもよい。そしてICレギュレータ3により励
磁コイル2の電流を調整し、交流発電電圧を制御する。
リレースイッチ18はエンジン始動時のみオンされ、発
電機電圧が確立された後はオフされ、その後は整流回路
4から励磁コイル2に励磁電流が供給される。
オンされ、励磁コイル2に供給される電流は蓄電池6か
ら供給され、発電機電圧確立後は整流装置4から供給さ
れる。次にこれらの構成の詳細について、図2を用いて
説明する。はじめに高圧系統であるが、整流回路4はこ
こでは三相半波整流回路の場合を示した。しかし全波整
流であってもよい。そしてICレギュレータ3により励
磁コイル2の電流を調整し、交流発電電圧を制御する。
リレースイッチ18はエンジン始動時のみオンされ、発
電機電圧が確立された後はオフされ、その後は整流回路
4から励磁コイル2に励磁電流が供給される。
【0016】5はツェナーダイオードを用いた全波整流
回路を示している。ノイズ吸収あるいはツェナーダイオ
ードの特性から決まる電圧以上で整流を行わせることが
できるので、ここではツェナーダイオードを用いたが、
もちろん通常のダイオードであってもよい。ICレギュ
レータ3により励磁コイル2が直流励磁されたとき、エ
ンジンにより励磁コイル2が巻かれたロータが回転力を
得て、ステータコイル1に誘起電圧が生じる。その誘起
電圧は直流励磁電流量により調整され、整流回路4を介
して、励磁コイル2に供給される。この励磁電流は、エ
ンジン始動前はリレー18がONされ、蓄電池6から供
給される。エンジンが起動され、エンジン駆動によりス
テータコイル1に起電力を得た場合、高圧負荷(蓄電池
6)への電力は、ステータコイル1に発生した電圧によ
り、整流回路5を介して供給される。この部分は従来も
行われていたことであるが、14V系統の蓄電池が負荷
となっていた。しかし今回の蓄電池は42V系統蓄電池
6であり、ステータコイルの誘起電圧を蓄電池に十分充
電できるレベルに上げねばならない。また整流回路4、
ツェナーダイオードによる整流回路5などの各素子は、
耐圧を考慮して選定する必要がある。
回路を示している。ノイズ吸収あるいはツェナーダイオ
ードの特性から決まる電圧以上で整流を行わせることが
できるので、ここではツェナーダイオードを用いたが、
もちろん通常のダイオードであってもよい。ICレギュ
レータ3により励磁コイル2が直流励磁されたとき、エ
ンジンにより励磁コイル2が巻かれたロータが回転力を
得て、ステータコイル1に誘起電圧が生じる。その誘起
電圧は直流励磁電流量により調整され、整流回路4を介
して、励磁コイル2に供給される。この励磁電流は、エ
ンジン始動前はリレー18がONされ、蓄電池6から供
給される。エンジンが起動され、エンジン駆動によりス
テータコイル1に起電力を得た場合、高圧負荷(蓄電池
6)への電力は、ステータコイル1に発生した電圧によ
り、整流回路5を介して供給される。この部分は従来も
行われていたことであるが、14V系統の蓄電池が負荷
となっていた。しかし今回の蓄電池は42V系統蓄電池
6であり、ステータコイルの誘起電圧を蓄電池に十分充
電できるレベルに上げねばならない。また整流回路4、
ツェナーダイオードによる整流回路5などの各素子は、
耐圧を考慮して選定する必要がある。
【0017】次に低圧系統について説明する。電力供給
回路27,28,29から構成されているが、はじめに
U−W電力供給回路27について説明する。ステータコ
イル1の1U―1W端子間の電力を整流する整流回路1
3とサイリスタ11,12、サイリスタ11の駆動回路
19、サイリスタ12の駆動回路20、その端子間の電
圧を分圧し位相と電圧のモニタ用である発電電圧検知回
路14、充電電圧検知回路10、充電量制御部8、電気
負荷の14V系統蓄電池7から構成され、14V系統の
電力供給量を制御する。ダイオード33は逆流防止用と
して用意されている。
回路27,28,29から構成されているが、はじめに
U−W電力供給回路27について説明する。ステータコ
イル1の1U―1W端子間の電力を整流する整流回路1
3とサイリスタ11,12、サイリスタ11の駆動回路
19、サイリスタ12の駆動回路20、その端子間の電
圧を分圧し位相と電圧のモニタ用である発電電圧検知回
路14、充電電圧検知回路10、充電量制御部8、電気
負荷の14V系統蓄電池7から構成され、14V系統の
電力供給量を制御する。ダイオード33は逆流防止用と
して用意されている。
【0018】このように本発明では高圧系統42Vの回
路接続点1U,1V,1Wと同じ箇所からステータコイ
ルに誘起した電圧を利用するようにし、14V系統へ電
力供給を行う(接続点が多いと製造時の作業工程が増え
るため同一とした方がいい)。整流回路13と定電圧回
路15は、14V系統の充電制御回路の電源として利用
する。制御回路8は、ステータコイル1の端子間電圧が
正極側の半波のときに動作させるようにサイリスタ11
の駆動制御回路19を制御する。すなわち制御回路8の
出力信号はサイリスタ11を転弧させる信号である。サ
イリスタ11の通流量は、制御回路8の出力信号で制御
される。制御回路8で制御対象となるステータコイル1
の出力電力は、接続点1Uと1W間の電圧である。発電
電圧検知回路14の入力電位は、ステータコイル1の端
子間電圧が蓄電池7のグランド電位より高い場合に現
れ、電位波形は正弦波状の半波である。
路接続点1U,1V,1Wと同じ箇所からステータコイ
ルに誘起した電圧を利用するようにし、14V系統へ電
力供給を行う(接続点が多いと製造時の作業工程が増え
るため同一とした方がいい)。整流回路13と定電圧回
路15は、14V系統の充電制御回路の電源として利用
する。制御回路8は、ステータコイル1の端子間電圧が
正極側の半波のときに動作させるようにサイリスタ11
の駆動制御回路19を制御する。すなわち制御回路8の
出力信号はサイリスタ11を転弧させる信号である。サ
イリスタ11の通流量は、制御回路8の出力信号で制御
される。制御回路8で制御対象となるステータコイル1
の出力電力は、接続点1Uと1W間の電圧である。発電
電圧検知回路14の入力電位は、ステータコイル1の端
子間電圧が蓄電池7のグランド電位より高い場合に現
れ、電位波形は正弦波状の半波である。
【0019】その入力電位が零電位にもっとも近いレベ
ルから、半波の電位が立ち上がるときの位相を0°とす
る。0°から90°の間はサイリスタ11の転弧対象外
とする。サイリスタ11の通電期間は、入力電位が最大
値の90°を超えたところから180°までの間であ
る。その通電期間は、14V系統蓄電池7の電位で決ま
る。1U−1Wの電圧は、実際には42V系統に供給す
るためも利用されるから、接続点1Uの電位がたとえば
42V以上の場合はサイリスタ11を通電しない。
ルから、半波の電位が立ち上がるときの位相を0°とす
る。0°から90°の間はサイリスタ11の転弧対象外
とする。サイリスタ11の通電期間は、入力電位が最大
値の90°を超えたところから180°までの間であ
る。その通電期間は、14V系統蓄電池7の電位で決ま
る。1U−1Wの電圧は、実際には42V系統に供給す
るためも利用されるから、接続点1Uの電位がたとえば
42V以上の場合はサイリスタ11を通電しない。
【0020】そして、42V系統への電力供給ができな
い電位以下になった場合、蓄電池7に見合った位相でサ
イリスタ11を転弧させる。蓄電池7の電位が低い場合
は、サイリスタ11の転弧を早めて通電率を大きくし、
電位が高めの場合は転弧を遅らせて通電率を低くする。
これらの制御は、上記制御手段8でおこなわれる。詳細
は後述する。サイリスタ11がOFFするのは、アノー
ド端子とカソード端子の電位が逆転すればよく、180
°過ぎればまたはアノード端子が14V系統の電位より
低くなるとOFFする。サイリスタ11の駆動回路19
は一般的に知られているサイリスタ転弧回路を使用する
ことが出来る。このようなサイリスタの通電制御はマイ
クロコンピュータを用いればより高精度な制御が可能で
ある。しかし安価な充電装置とするためには簡単なコン
パレータを使ったアナログ回路でも実現することができ
る。このように低圧側の14V系統に電力を供給するこ
とによって無効電力が減少する効果がある。また調相機
のような励磁電流を不足励磁や過励磁させる量を減らす
ことができる。
い電位以下になった場合、蓄電池7に見合った位相でサ
イリスタ11を転弧させる。蓄電池7の電位が低い場合
は、サイリスタ11の転弧を早めて通電率を大きくし、
電位が高めの場合は転弧を遅らせて通電率を低くする。
これらの制御は、上記制御手段8でおこなわれる。詳細
は後述する。サイリスタ11がOFFするのは、アノー
ド端子とカソード端子の電位が逆転すればよく、180
°過ぎればまたはアノード端子が14V系統の電位より
低くなるとOFFする。サイリスタ11の駆動回路19
は一般的に知られているサイリスタ転弧回路を使用する
ことが出来る。このようなサイリスタの通電制御はマイ
クロコンピュータを用いればより高精度な制御が可能で
ある。しかし安価な充電装置とするためには簡単なコン
パレータを使ったアナログ回路でも実現することができ
る。このように低圧側の14V系統に電力を供給するこ
とによって無効電力が減少する効果がある。また調相機
のような励磁電流を不足励磁や過励磁させる量を減らす
ことができる。
【0021】次にこの制御回路8の制御内容、すなわち
サイリスタ11の転弧制御について、図3のフローチャ
ートにより説明する。このルーチンの周期は、ステータ
コイル1が誘起する、例えば端子電圧1Uの0〜360
°を1周期とする。まず、ステップS001では、端子
電圧1Uの位相が零点時を0°とすると、上述したよう
に位相が0〜90°と180〜360°の間はサイリス
タ11をONしないようにする処理ステップである。す
なわちこの範囲内かどうかを判断する。0〜90°のと
きは戻ってもう一度判断し、90°を越えたときは次の
ステップS002に処理が移行する。
サイリスタ11の転弧制御について、図3のフローチャ
ートにより説明する。このルーチンの周期は、ステータ
コイル1が誘起する、例えば端子電圧1Uの0〜360
°を1周期とする。まず、ステップS001では、端子
電圧1Uの位相が零点時を0°とすると、上述したよう
に位相が0〜90°と180〜360°の間はサイリス
タ11をONしないようにする処理ステップである。す
なわちこの範囲内かどうかを判断する。0〜90°のと
きは戻ってもう一度判断し、90°を越えたときは次の
ステップS002に処理が移行する。
【0022】ここでは誘起端子電圧が42V系統の電圧
(42v)より高いときはサイリスタ11がONしない
ようにし、42V系統の電圧より高いときは高圧系の蓄
電池の充電期間であり、低圧系の充電するに適さない期
間なので、ステップS002の処理を繰り返すことにな
る。そして端子電圧が42V系統電圧よりも低いとき、
すなわち高圧系の充電が出来なくなった期間のときに、
次のステップS003に移行する。ステップS003で
は14V系統の蓄電池7の電圧値を読み込む。そして、
次のステップS004では、14V系統の蓄電池電圧が
例えば所定のB(=14.0)[V]以上のとき(Yの
とき)は、サイリスタ11は転弧せずに1周期の処理を
終える。否のとき(Nのとき)は、次の処理ステップS
005に移る。
(42v)より高いときはサイリスタ11がONしない
ようにし、42V系統の電圧より高いときは高圧系の蓄
電池の充電期間であり、低圧系の充電するに適さない期
間なので、ステップS002の処理を繰り返すことにな
る。そして端子電圧が42V系統電圧よりも低いとき、
すなわち高圧系の充電が出来なくなった期間のときに、
次のステップS003に移行する。ステップS003で
は14V系統の蓄電池7の電圧値を読み込む。そして、
次のステップS004では、14V系統の蓄電池電圧が
例えば所定のB(=14.0)[V]以上のとき(Yの
とき)は、サイリスタ11は転弧せずに1周期の処理を
終える。否のとき(Nのとき)は、次の処理ステップS
005に移る。
【0023】ステップS005では、14V系統の蓄電
池電圧が例えばC(=12.0)[V]以下の時であれ
ばステップS006の処理に移る。そしてこのステップ
S006では端子電圧1Uが例えば14[V]以下にな
るまで転弧を待つ。またステップS005で蓄電池電圧
がC[V]以下でないときは、処理ステップS007へ
移る。処理ステップS007では端子電圧1Uが14V
系統の電圧値よりあらかじめ定められたA[V]以上高
い場合にそのまま待ち、低くなり次第次の処理ステップ
S008へ移る。
池電圧が例えばC(=12.0)[V]以下の時であれ
ばステップS006の処理に移る。そしてこのステップ
S006では端子電圧1Uが例えば14[V]以下にな
るまで転弧を待つ。またステップS005で蓄電池電圧
がC[V]以下でないときは、処理ステップS007へ
移る。処理ステップS007では端子電圧1Uが14V
系統の電圧値よりあらかじめ定められたA[V]以上高
い場合にそのまま待ち、低くなり次第次の処理ステップ
S008へ移る。
【0024】処理ステップS008ではサイリスタ11
を転弧させて導通状態にし、14V系統に電力を供給
し、蓄電池を充電させる。サイリスタはアノードとカソ
ード間の電位が逆転すると非導通状態になるので、位相
が180°を越えたかどうかを処理ステップS009で
判断し、位相が180°を超えたとき、ステップS01
0に示したようにデバイスの特性でサイリスタ11はO
FFし、14V系統の電力供給を止める。実際には端子
電圧1Uが14V系統の電位より下がったときにOFF
する。
を転弧させて導通状態にし、14V系統に電力を供給
し、蓄電池を充電させる。サイリスタはアノードとカソ
ード間の電位が逆転すると非導通状態になるので、位相
が180°を越えたかどうかを処理ステップS009で
判断し、位相が180°を超えたとき、ステップS01
0に示したようにデバイスの特性でサイリスタ11はO
FFし、14V系統の電力供給を止める。実際には端子
電圧1Uが14V系統の電位より下がったときにOFF
する。
【0025】次にサイリスタ12の制御方法であるが、
基本的にはサイリスタ11の制御方法と同様である。端
子1Wと端子1U間の電圧で1Wの方が高いときに、サ
イリスタ12の通電率を制御する。制御は、制御回路9
でサイリスタ12の駆動回路20を制御する。サイリス
タ11と同様のやり方なので詳しい説明は省略する。
基本的にはサイリスタ11の制御方法と同様である。端
子1Wと端子1U間の電圧で1Wの方が高いときに、サ
イリスタ12の通電率を制御する。制御は、制御回路9
でサイリスタ12の駆動回路20を制御する。サイリス
タ11と同様のやり方なので詳しい説明は省略する。
【0026】発電電圧検知回路14の入力電位は、ステ
ータコイル1の端子間電圧が蓄電池7のグランド電位よ
り高い場合に現れ、接続点1Wの電位は正弦波状の半波
である。その入力電位が零電位にもっとも近いレベルか
ら半波の電位が立ち下がるとき(180°)の位相を0
°とする。0°〜90°(180°〜270°)の間は
転弧せず、サイリスタ12の通電期間は90°〜180
°(270°〜360°)までの間で、蓄電池7の電位
で決まる。実際には42V系統にも供給するため接続点
1Wの電位がたとえば42V以上の場合はサイリスタ1
2を通電しない。42V系統に電力供給できない電位に
なった場合、蓄電池7に見合った位相で転弧する。蓄電
池7の電位が低い場合サイリスタ12の転弧を早め、電
位が高めの場合は転弧を遅らせて通電率を低くする。サ
イリスタ12がOFFするときはアノード端子とカソー
ド端子の電位が逆転すればよく、180°過ぎまたはア
ノード端子が14V系統の電位より低くなるとOFFす
る。制御内容は制御回路8と同様なので詳しい説明は省
略する。
ータコイル1の端子間電圧が蓄電池7のグランド電位よ
り高い場合に現れ、接続点1Wの電位は正弦波状の半波
である。その入力電位が零電位にもっとも近いレベルか
ら半波の電位が立ち下がるとき(180°)の位相を0
°とする。0°〜90°(180°〜270°)の間は
転弧せず、サイリスタ12の通電期間は90°〜180
°(270°〜360°)までの間で、蓄電池7の電位
で決まる。実際には42V系統にも供給するため接続点
1Wの電位がたとえば42V以上の場合はサイリスタ1
2を通電しない。42V系統に電力供給できない電位に
なった場合、蓄電池7に見合った位相で転弧する。蓄電
池7の電位が低い場合サイリスタ12の転弧を早め、電
位が高めの場合は転弧を遅らせて通電率を低くする。サ
イリスタ12がOFFするときはアノード端子とカソー
ド端子の電位が逆転すればよく、180°過ぎまたはア
ノード端子が14V系統の電位より低くなるとOFFす
る。制御内容は制御回路8と同様なので詳しい説明は省
略する。
【0027】上記の動作を表わすサイリスタの転弧波形
を図4に示す。図4の(A)は1U、1Wの線間電圧波
形を示している。図4の(B)はサイリスタ11の転弧
動作を表している。サイリスタ11は、1U−1W線間
電圧の、0からαだけ遅れたときに通電を開始する。そ
してβは通電しているときの位相角である。サイリスタ
に逆バイアスがかかったときに通電は終了する。図4の
(C)はサイリスタ12の転弧角を示している。サイリ
スタ12については1U−1W線間電圧の0から180
°+α遅れたときに通電を開始する。βは通電している
ときの位相角を示している。そしてサイリスタ12に逆
バイアスがかかったときに通電は終了する。そして消弧
する位相位置は実際にはコンデンサ17の電位によって
決まるから、180°まで通電することはない。したが
って、例えば図4の(B)でいうと、βは低圧系統に利
用され、γの位相範囲は高圧系の充電に利用されること
になる。このようにステータコイルの誘起電圧のうち、
高圧系と低圧系の両方を、位相を変えて充電用に使用し
ていることになる。発電機の出力電圧をいわゆる時分割
的に利用して、高電圧系および低電圧系の蓄電池の充電
用に利用していることに本発明の特徴がある。
を図4に示す。図4の(A)は1U、1Wの線間電圧波
形を示している。図4の(B)はサイリスタ11の転弧
動作を表している。サイリスタ11は、1U−1W線間
電圧の、0からαだけ遅れたときに通電を開始する。そ
してβは通電しているときの位相角である。サイリスタ
に逆バイアスがかかったときに通電は終了する。図4の
(C)はサイリスタ12の転弧角を示している。サイリ
スタ12については1U−1W線間電圧の0から180
°+α遅れたときに通電を開始する。βは通電している
ときの位相角を示している。そしてサイリスタ12に逆
バイアスがかかったときに通電は終了する。そして消弧
する位相位置は実際にはコンデンサ17の電位によって
決まるから、180°まで通電することはない。したが
って、例えば図4の(B)でいうと、βは低圧系統に利
用され、γの位相範囲は高圧系の充電に利用されること
になる。このようにステータコイルの誘起電圧のうち、
高圧系と低圧系の両方を、位相を変えて充電用に使用し
ていることになる。発電機の出力電圧をいわゆる時分割
的に利用して、高電圧系および低電圧系の蓄電池の充電
用に利用していることに本発明の特徴がある。
【0028】以上の説明は1相分の14V系統、すなわ
ちU−W電力供給回路27に関連した説明であるが、他
の同一回路であるU−V電力供給回路28、V−W電力
供給回路29についても同様である。これら三つを組み
合わせ、三相全波整流回路として図2を構成している。
平滑用のコンデンサ17の電位はU−W整流ダイオード
33を通って14V系統蓄電池7に流れる。同様に1U
−1V間はU−V整流ダイオード34、1V−1W間は
V−W整流ダイオード35を介して14V系統蓄電池7
に充電を行う。
ちU−W電力供給回路27に関連した説明であるが、他
の同一回路であるU−V電力供給回路28、V−W電力
供給回路29についても同様である。これら三つを組み
合わせ、三相全波整流回路として図2を構成している。
平滑用のコンデンサ17の電位はU−W整流ダイオード
33を通って14V系統蓄電池7に流れる。同様に1U
−1V間はU−V整流ダイオード34、1V−1W間は
V−W整流ダイオード35を介して14V系統蓄電池7
に充電を行う。
【0029】このように、瞬時電圧波形のうち高圧系統
の充電に使用する部分と低圧系統の充電に使用する部分
とに位相分担をしていることに本発明の特徴がある。本
発明はDC/DCコンバータを用いたいわゆるカスケー
ド方式で低圧系統の蓄電池を充電するのではない。発電
機電圧を瞬時値的には利用時間をずらして充電している
ので、カスケード方式とは違う充電を行うことに特徴が
ある。
の充電に使用する部分と低圧系統の充電に使用する部分
とに位相分担をしていることに本発明の特徴がある。本
発明はDC/DCコンバータを用いたいわゆるカスケー
ド方式で低圧系統の蓄電池を充電するのではない。発電
機電圧を瞬時値的には利用時間をずらして充電している
ので、カスケード方式とは違う充電を行うことに特徴が
ある。
【0030】図2におけるツェナーダイオードによる整
流回路5に代えて、三相ブリッジ構成のPWM駆動によ
る電力変換器50を用いた場合を、図5に示す。発電機
は三相誘導電動機61(以下誘導発電機という)を用い
る。エンジンに駆動される誘導発電機61と、3相ブリ
ッジで6個のスイッチング素子からなる電力変換回路5
0、各スイッチング素子のドライブ回路54、各スイッ
チング素子の駆動信号を出力するAC−DC電力変換器
の制御手段51、充電電圧を検出する検出回路52から
構成されている。エンジンより駆動力を得た誘導発電機
51は、ステータコイルに励磁電流を通電させて回転子
に起電力を生じさせ、42V系統への電力供給を行う。
このような三相発電電圧の制御(AC−DC変換)は一
般的に知られているので説明は省略する。
流回路5に代えて、三相ブリッジ構成のPWM駆動によ
る電力変換器50を用いた場合を、図5に示す。発電機
は三相誘導電動機61(以下誘導発電機という)を用い
る。エンジンに駆動される誘導発電機61と、3相ブリ
ッジで6個のスイッチング素子からなる電力変換回路5
0、各スイッチング素子のドライブ回路54、各スイッ
チング素子の駆動信号を出力するAC−DC電力変換器
の制御手段51、充電電圧を検出する検出回路52から
構成されている。エンジンより駆動力を得た誘導発電機
51は、ステータコイルに励磁電流を通電させて回転子
に起電力を生じさせ、42V系統への電力供給を行う。
このような三相発電電圧の制御(AC−DC変換)は一
般的に知られているので説明は省略する。
【0031】次に、14V系統の電力供給方法について
であるが、本発明の第1の実施例(図2)に記載した1
4V系統の電力供給方法と同一である。接続は、電力変
換回路52によるスイッチング波形を平準化させるため
にリアクトル53を介して接続されている点が異なるの
みである。端子1U,1V,1Wの電圧の乱れで、位相
αが読み取り間違えをしないためである。
であるが、本発明の第1の実施例(図2)に記載した1
4V系統の電力供給方法と同一である。接続は、電力変
換回路52によるスイッチング波形を平準化させるため
にリアクトル53を介して接続されている点が異なるの
みである。端子1U,1V,1Wの電圧の乱れで、位相
αが読み取り間違えをしないためである。
【0032】また、本発明の他の実施例を図6に示す。
発電機は3相誘導電動機61(以下、発電機という)を
使い、三相ブリッジで6個のスイッチング素子からなる
電力変換回路50からなる。エンジンより駆動力を得た
発電機61はステータコイルに励磁電流を通電させて回
転子に起電力を生じさせ、42V系統への電力供給を行
う。このような3相発電電圧の制御(AC−DC変換)
は一般的に知られているので説明は省略する。充電電圧
検出回路52の検出電圧Vdet1により充電電圧が制
御される。
発電機は3相誘導電動機61(以下、発電機という)を
使い、三相ブリッジで6個のスイッチング素子からなる
電力変換回路50からなる。エンジンより駆動力を得た
発電機61はステータコイルに励磁電流を通電させて回
転子に起電力を生じさせ、42V系統への電力供給を行
う。このような3相発電電圧の制御(AC−DC変換)
は一般的に知られているので説明は省略する。充電電圧
検出回路52の検出電圧Vdet1により充電電圧が制
御される。
【0033】次に、14V系統の電力供給方法について
説明する。42V系統の電力変換器の電圧指令により発
生した発電機の誘起電圧を利用して三相整流用ダイオー
ドで整流回路13−1を構成し、平滑用のコンデンサ1
7の組み合わせた整流方式により直流電源に電力変換を
おこなう。得た直流源は14V系統の電圧値に応じて、
スイッチング素子である充電量制御トランジスタ55を
用いて供給量を調整する。充電電圧検知回路10では電
圧Vdet2を検出する。スイッチングによる断続的な
電流供給となるため、出力にインダクタ53を設けた手
段でも可能である。なお、このスイッチングの制御方式
は汎用のDC−DCコンバータ用の電源IC56を用い
た方法でもよい。この方式では、半導体を使用したスイ
ッチングによる高圧ドロッパ方式としたことで、安価な
回路構成と簡単な制御で電力を供給することができる。
説明する。42V系統の電力変換器の電圧指令により発
生した発電機の誘起電圧を利用して三相整流用ダイオー
ドで整流回路13−1を構成し、平滑用のコンデンサ1
7の組み合わせた整流方式により直流電源に電力変換を
おこなう。得た直流源は14V系統の電圧値に応じて、
スイッチング素子である充電量制御トランジスタ55を
用いて供給量を調整する。充電電圧検知回路10では電
圧Vdet2を検出する。スイッチングによる断続的な
電流供給となるため、出力にインダクタ53を設けた手
段でも可能である。なお、このスイッチングの制御方式
は汎用のDC−DCコンバータ用の電源IC56を用い
た方法でもよい。この方式では、半導体を使用したスイ
ッチングによる高圧ドロッパ方式としたことで、安価な
回路構成と簡単な制御で電力を供給することができる。
【0034】発電状態の良否を知るには、14V系統用
のチャージランプと42V系統の両者のチャージランプ
が必要である。そのチャージランプを共有化させた構成
を図7に示す。従来方式では、14V系統の発電装置の
ICレギュレータは、発電していないときチャージラン
プが点灯し、発電状態に至ると消灯するチャージランプ
点灯機能を備えていた。42V系統の場合は、電圧に違
いがあるものの、基本的には同じ方法である。14V系
統はスイッチング素子後の出力の電圧値をモニタする。
発電状態の判定は、42V系統ではダイオード整流によ
り得た電圧値を判定する。例えば36V以下の電圧しか
得られない場合は発電状態にないと判断し、14V系統
はスイッチング素子通過後の電圧値により判定し、例え
ば12V以下の電圧しか得られない場合は発電状態にな
いと判断する。42V系統のチャージランプは42V系
統用に発電していないとき点灯し、発電状態に至ると消
灯するチャージランプ点灯機能を備える。
のチャージランプと42V系統の両者のチャージランプ
が必要である。そのチャージランプを共有化させた構成
を図7に示す。従来方式では、14V系統の発電装置の
ICレギュレータは、発電していないときチャージラン
プが点灯し、発電状態に至ると消灯するチャージランプ
点灯機能を備えていた。42V系統の場合は、電圧に違
いがあるものの、基本的には同じ方法である。14V系
統はスイッチング素子後の出力の電圧値をモニタする。
発電状態の判定は、42V系統ではダイオード整流によ
り得た電圧値を判定する。例えば36V以下の電圧しか
得られない場合は発電状態にないと判断し、14V系統
はスイッチング素子通過後の電圧値により判定し、例え
ば12V以下の電圧しか得られない場合は発電状態にな
いと判断する。42V系統のチャージランプは42V系
統用に発電していないとき点灯し、発電状態に至ると消
灯するチャージランプ点灯機能を備える。
【0035】14V系統用においては、42V系統のチ
ャージランプを使う。14V系統と42V系統のどちら
か1方でも発電状態ではないときにチャージランプが点
灯し、14V系統と42V系統がともに発電状態に至っ
たときチャージランプを消灯させる。この論理構成を示
すと図7のようになる。14V系統の充電電圧73と、
充電電圧の良否の判定基準電圧76を比較器入力抵抗R
1、R2W介し比較器71で比較し、充電電圧73の方
が高いと比較器71はHIGH出力し、低いとLOW出
力する。同様に42V系統の充電電圧74と充電電圧の
良否の判定基準電圧77を比較器入力抵抗R3、R4W
介し比較器72で比較し、充電電圧74の方が高いと比
較器72はHIGH出力し、低いとLOW出力する。2
つの比較器の出力はAND回路75につながり、比較器
が共にHIGHのときはチャージランプを消灯し、どち
らかがLOWのときは点灯する。このように2電源系統
であっても図7に示した警報論理により、チャージラン
プの表示を行うことができる。このように、チャージラ
ンプを共用することで部品点数を軽減できる効果もあ
る。
ャージランプを使う。14V系統と42V系統のどちら
か1方でも発電状態ではないときにチャージランプが点
灯し、14V系統と42V系統がともに発電状態に至っ
たときチャージランプを消灯させる。この論理構成を示
すと図7のようになる。14V系統の充電電圧73と、
充電電圧の良否の判定基準電圧76を比較器入力抵抗R
1、R2W介し比較器71で比較し、充電電圧73の方
が高いと比較器71はHIGH出力し、低いとLOW出
力する。同様に42V系統の充電電圧74と充電電圧の
良否の判定基準電圧77を比較器入力抵抗R3、R4W
介し比較器72で比較し、充電電圧74の方が高いと比
較器72はHIGH出力し、低いとLOW出力する。2
つの比較器の出力はAND回路75につながり、比較器
が共にHIGHのときはチャージランプを消灯し、どち
らかがLOWのときは点灯する。このように2電源系統
であっても図7に示した警報論理により、チャージラン
プの表示を行うことができる。このように、チャージラ
ンプを共用することで部品点数を軽減できる効果もあ
る。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、一台の発電機の出力電
圧を共用し、時分割手法により高圧系統用の蓄電池と低
圧系統用の蓄電池の充電を、簡単な構成で省スペースを
はかった充電制御装置を実現することができる。
圧を共用し、時分割手法により高圧系統用の蓄電池と低
圧系統用の蓄電池の充電を、簡単な構成で省スペースを
はかった充電制御装置を実現することができる。
【図1】本発明の全体構成を表わすブロック図である。
【図2】ICレギュレータとサイリスタを使った充電装
置の回路構成図である。
置の回路構成図である。
【図3】動作説明のための制御フローチャートを示す図
である。
である。
【図4】サイリスタの通電位相角の説明図である。
【図5】6相PWM電力変換器とサイリスタを使った本
発明の他の実施例を示す図である。
発明の他の実施例を示す図である。
【図6】6相PWM電力変換器と3相ダイオード整流に
よる本発明の他の実施例である。
よる本発明の他の実施例である。
【図7】チャージランプの点灯と消灯の論理説明図であ
る。
る。
1…ステータコイル、 2…励磁コイル、 3…ICレ
ギュレータ、 4…整流回路、 5…ツェナ整流回路、
6…42V系統蓄電池、 7…14V系統蓄電池、
8…制御部回路上、 9…制御回路下、 10…充電電
圧検知回路、 11…サイリスタ、 12…サイリス
タ、 13…整流回路、 14…発電電圧(正)検知回
路、 15…定電圧回路、 16…発電電圧(負)検知
回路、 17…コンデンサ、 18…リレー、 19…
サイリスタ11駆動回路、 20…サイリスタ12駆動
回路、 21…サイリスタ、 22…サイリスタ、 2
3…サイリスタ21駆動回路、 24…サイリスタ22
駆動回路、 25…サイリスタ31駆動回路、 26…
サイリスタ32駆動回路、 27…U−W電力供給回
路、 28…U−V電力供給回路、 29…V−W電力
供給回路、 31…サイリスタ、32…サイリスタ、
33…U−W整流ダイオード、 34…U−V整流ダイ
オード、 35…V−W整流ダイオード、 50…電力
変換回路、 51…AC−DC電力変換制御、 52…
充電電圧検出回路、 53…リアクトル、54…ドライ
ブ回路、 55…充電量制御トランジスタ、 56…電
源IC、61…3相誘導電動機、 71…比較器1、
72…比較器2、 73…14V系統の充電電圧、 7
4…42V系統の充電電圧、 75…AND回路、 7
6…14V充電電圧良否の判定基準電圧、 77…42
V充電電圧良否の判定基準電圧、R1、R2、R3、R
4…比較器入力抵抗。
ギュレータ、 4…整流回路、 5…ツェナ整流回路、
6…42V系統蓄電池、 7…14V系統蓄電池、
8…制御部回路上、 9…制御回路下、 10…充電電
圧検知回路、 11…サイリスタ、 12…サイリス
タ、 13…整流回路、 14…発電電圧(正)検知回
路、 15…定電圧回路、 16…発電電圧(負)検知
回路、 17…コンデンサ、 18…リレー、 19…
サイリスタ11駆動回路、 20…サイリスタ12駆動
回路、 21…サイリスタ、 22…サイリスタ、 2
3…サイリスタ21駆動回路、 24…サイリスタ22
駆動回路、 25…サイリスタ31駆動回路、 26…
サイリスタ32駆動回路、 27…U−W電力供給回
路、 28…U−V電力供給回路、 29…V−W電力
供給回路、 31…サイリスタ、32…サイリスタ、
33…U−W整流ダイオード、 34…U−V整流ダイ
オード、 35…V−W整流ダイオード、 50…電力
変換回路、 51…AC−DC電力変換制御、 52…
充電電圧検出回路、 53…リアクトル、54…ドライ
ブ回路、 55…充電量制御トランジスタ、 56…電
源IC、61…3相誘導電動機、 71…比較器1、
72…比較器2、 73…14V系統の充電電圧、 7
4…42V系統の充電電圧、 75…AND回路、 7
6…14V充電電圧良否の判定基準電圧、 77…42
V充電電圧良否の判定基準電圧、R1、R2、R3、R
4…比較器入力抵抗。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02J 7/14 H02J 7/14 H 7/16 7/16 H H02P 9/14 H02P 9/14 H Fターム(参考) 5G003 BA02 CA12 EA02 GA01 GA02 GB01 5G060 AA08 BA06 BA08 CA02 CA03 CB03 CB12 DA01 DA02 DB01 5H590 AA03 AA30 CA07 CC01 CC08 CD01 CE05 DD25 DD64 EB02 FA06 FA08 FB03 FB05 FC12 FC15 FC17 HA02 JA02 KK02
Claims (7)
- 【請求項1】エンジンにより機械的に駆動される発電機
と、前記発電機の出力電圧を車両用電気式補機類の電源
電圧とする第1の電源系統用と第1電源よりも低い電圧
の第2の電源系統用に併給するものにおいて、車両用電
気式補機類のための前記第1電源の電圧変化に応じて前
記発電機の励磁通電量を調整供給する電圧調整器と、前
記発電機の出力に接続され前記第1の電源への充電電力
を供給する第1の電力変換器と、前記発電機の出力に接
続されスイッチング素子の時分割制御により第2の電源
への充電電力を供給する第2の電力変換器、から構成し
たことを特徴とする車両用充電制御装置。 - 【請求項2】前記請求項1の記載において、前記電圧調
整器はロータコイルの通電量を変えることによってステ
ータコイルの誘起電圧を制御し、前記第2の電力変換器
は前記第2の電力変換器の出力電圧をスイッチング素子
の通電量を制御するものであること、を特徴とする車両
用充電制御装置。 - 【請求項3】前記請求項2の記載において、前記第2の
電力変換器は発電機の各線間電圧の位相が1/4〜1/
2周期あるいは3/4周期〜1周期の間で通流率を制御
する駆動回路を備えたことを特徴とする車両用充電制御
装置。 - 【請求項4】前記請求項1の記載において、前記第1の
電力変換器は発電機の3相出力を入力して3相ブリッジ
構成の半導体素子で通流率を制御する変換器、前記第2
の電力変換器は発電機の3相出力をダイオード整流によ
り平滑化を行い第2電源系統の電圧変化に応じて第2の
電力変換器に内蔵した半導体素子の通流率を制御する変
換器、で構成したこと特徴とする車両用充電制御装置。 - 【請求項5】前記請求項1の記載において、前記第1電
源と第2電源系統が共に発電機より電力供給状態のとき
消灯し、どちらか一方が電力供給状態でないときは点灯
するチャージランプを備えたことを特徴とする車両用充
電制御装置。 - 【請求項6】エンジンにより機械的に駆動される発電機
と、前記発電機の出力電圧を車両用電気式補機類の電源
電圧とする第1電源系統用と第1電源よりも低い電圧の
第2電源系統用に併給するものにおいて、車両用電気式
補機類のための前記第1電源の電圧変化に応じて前記発
電機の励磁コイルの通電量を制御し、前記発電機の出力
に接続され前記第1の電源への充電電力を供給する第1
の位相角範囲と、前記発電機の出力に接続されスイッチ
ングにより第2の電源への充電電力を前記第1の位相角
範囲を超えた位相角範囲を時分割制御し、前記第1、第
2の電源への充電電力を供給することを特徴とする車両
用充電制御方法。 - 【請求項7】前記請求項6の記載において、前記第2の
電力変換器は発電機の各線間電圧の位相が零電位より1
/4〜1/2周期あるいは3/4周期〜1周期の間で通
流率を制御することを特徴とする車両用充電制御方法。
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---|---|---|---|
JP2000372701A JP2002176797A (ja) | 2000-12-07 | 2000-12-07 | 車両用充電制御装置および制御方法 |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2000
- 2000-12-07 JP JP2000372701A patent/JP2002176797A/ja active Pending
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CN108336931B (zh) * | 2018-02-08 | 2020-10-27 | 西安理工大学 | 基于永磁发电机的弹道修正弹的修正控制电路及控制方法 |
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