JP2001231180A - バッテリ充電装置 - Google Patents

バッテリ充電装置

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JP2001231180A
JP2001231180A JP2000038638A JP2000038638A JP2001231180A JP 2001231180 A JP2001231180 A JP 2001231180A JP 2000038638 A JP2000038638 A JP 2000038638A JP 2000038638 A JP2000038638 A JP 2000038638A JP 2001231180 A JP2001231180 A JP 2001231180A
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浩之 堀部
Takuma Ayusawa
琢磨 鮎沢
Masahiko Yamaguchi
昌彦 山口
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02JCIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
    • H02J7/00Circuit arrangements for charging or depolarising batteries or for supplying loads from batteries
    • H02J7/14Circuit arrangements for charging or depolarising batteries or for supplying loads from batteries for charging batteries from dynamo-electric generators driven at varying speed, e.g. on vehicle
    • H02J7/1469Regulation of the charging current or voltage otherwise than by variation of field
    • H02J7/1484Regulation of the charging current or voltage otherwise than by variation of field by commutation of the output windings of the generator

Abstract

(57)【要約】 【課題】バッテリの端子電圧に含まれるリップル電圧の
影響を受けることなく、バッテリの充電を適正に行うこ
とができるバッテリ充電装置を提供する。 【解決手段】バッテリ3の端子電圧の瞬時値が第1の設
定値を超えた時に出力短絡回路のサイリスタThu〜Thw
をオン状態にするように制御する第1のスイッチ制御部
10の他に、バッテリ3の端子電圧の平均値が第2の設
定値を超えたときに出力短絡回路のサイリスタThu〜T
hwをオン状態にする第2のスイッチ制御部14を設け、
電源スイッチ5が閉じている時に第2のスイッチ制御部
14によりサイリスタThu〜Thwを制御するようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関等の原動
機により駆動される磁石式交流発電機の整流出力でバッ
テリを充電するバッテリ充電装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】内燃機関により駆動される二輪車等の乗
り物に搭載されるバッテリ充電装置は、内燃機関により
駆動される磁石式交流発電機と、該発電機の出力端子に
入力端子が接続され、出力端子間にバッテリが接続され
た整流回路と、オンオフ制御が可能なスイッチ素子を有
して該スイッチ素子がオン状態になったときに磁石式交
流発電機の出力端子間を短絡する出力短絡回路と、バッ
テリの端子電圧に応じて出力短絡回路のスイッチ素子を
制御する制御装置とにより構成される。
【0003】従来のこの種のバッテリ充電装置の一例を
図3に示した。同図において、1は二輪車等の乗物に搭
載される内燃機関により駆動されて交流電圧を発生する
磁石式交流発電機である。磁石式交流発電機1は、内燃
機関のクランク軸に取り付けられる図示しない磁石回転
子と、3相の発電コイルLu 〜Lw を有する固定子とか
らなっている。
【0004】2は発電機1の出力を整流する整流回路
で、この整流回路は、ダイオードDu〜Dw 及びDx 〜
Dz を3相ブリッジ接続した回路からなっている。この
整流回路においては、ブリッジの上辺を構成するダイオ
ードDu 〜Dw と、ブリッジの下辺を構成するダイオー
ドDx 〜Dz とのそれぞれの接続点が交流入力端子2u
〜2wとなっており、上辺のダイオードのカソードの共
通接続点及び下辺のダイオードのアノードの共通接続点
がそれぞれ正極側及び負極側の直流出力端子2p及び2
nとなっている。整流回路のU,V,W3相の交流入力
端子2u〜2wはそれぞれ発電機1の出力端子1u〜1
wに接続され、直流出力端子2p,2n間にはバッテリ
3が接続されている。
【0005】4はバッテリ3の両端に電源スイッチ5を
介して接続された負荷(例えばヘッドランプ)、6はバ
ッテリ3の端子電圧を検出して、検出した端子電圧の瞬
時値が設定値を超えた時に過電圧検出信号を発生する過
電圧検出回路である。
【0006】Thu〜Thwは出力短絡用スイッチ素子とし
てのサイリスタで、これらのサイリスタのカソードは整
流回路2の負極側の出力端子に共通接続され、アノード
は、整流回路2の交流入力端子2u〜2wにそれぞれ接
続されている。
【0007】この例では、ダイオードDx 〜Dz とサイ
リスタThu〜Thwとにより出力短絡回路が構成され、サ
イリスタThu〜Thwに制御信号が与えられた時に、これ
らのサイリスタのうち、アノードカソード間に順方向電
圧が印加されているサイリスタがオン状態になって、オ
ン状態になったサイリスタとダイオードDx 〜Dz のい
ずれかとを通して、発電機のU,V,Wの出力端子1
u,1v間、1v,1w間及び1w,1u間が短絡され
るようになっている。
【0008】過電圧検出回路6は、第1の分圧抵抗R1
とツェナーダイオードZD1 と第2の分圧抵抗R2 との
直列回路により構成された分圧回路からなっていて、ツ
ェナーダイオードZD1 のカソードをバッテリ3の正極
側に向けた状態でバッテリ3の両端に並列に接続されて
いる。この過電圧検出回路は、バッテリ3の端子電圧の
瞬時値が設定値を超えた時にツェナーダイオードZD1
を導通状態にして過電圧検出信号を発生する。
【0009】過電圧検出回路6の抵抗R1 とツェナーダ
イオードZD1 との接続点には、エミッタを整流回路2
の正極側の直流出力端子2pに接続したPNPトランジ
スタTR1 のベースが接続され、該トランジスタTR1
のコレクタは、抵抗Ru 〜Rw を通してサイリスタThu
〜Thwのゲートにそれぞれ接続されている。
【0010】この例では、トランジスタTR1 と抵抗R
u 〜Rw とにより、サイリスタThu〜Thwをオン状態に
するためのトリガ信号を各サイリスタに与えるスイッチ
素子トリガ回路7が構成され、バッテリの端子電圧が設
定値を超えてツェナーダイオードZD1 が導通した時に
トランジスタTR1 がオン状態になって、サイリスタT
hu〜Thwにトリガ信号を与えるようになっている。
【0011】図3の例では、整流回路2と、整流回路2
のブリッジの下辺のダイオードDx〜Dz とサイリスタ
Thu〜Thwとにより構成された出力短絡回路と、過電圧
検出回路6と、スイッチ制御部7とにより、整流機能と
電圧調整機能とを有するレギュレータ回路8が構成さ
れ、このレギュレータ回路8と、発電機1とによりバッ
テリ充電装置が構成されている。
【0012】図3に示したバッテリ充電装置において
は、発電機1から整流回路2を通してバッテリ3に直流
電圧が印加されて該バッテリが充電される。整流回路2
からバッテリ3に印加される直流電圧(バッテリの端子
電圧)には、発電機1が出力する交流電圧の波形に相応
したリップル電圧が含まれている。過電圧検出回路6
は、このリップル電圧を含むバッテリの端子電圧の瞬時
値(リップル電圧の瞬時値)が設定値を超えたときにサ
イリスタThu〜Thwにトリガ信号を与える。
【0013】バッテリ3の端子電圧の瞬時値が設定値以
下のときには、過電圧検出回路のツェナーダイオードZ
D1 が非導通状態にあるため、トランジスタTR1 はオ
フ状態にあり、サイリスタThu〜Thwはオフ状態を保持
している。この状態では、発電機1の出力が整流回路2
により整流されてバッテリ3に供給され、該バッテリが
充電される。また機関の運転中には電源スイッチ5が閉
じているため、バッテリ3から負荷4に電力が供給され
る。
【0014】バッテリ3の端子電圧の瞬時値が設定値を
超えると、ツェナーダイオードZD1 が導通状態になる
ため、トランジスタTR1 にベース電流が流れて該トラ
ンジスタがオン状態になり、バッテリ3からトランジス
タTR1 を通してサイリスタThu〜Thwにトリガ信号が
与えられる。このとき、サイリスタThu〜Thwは、それ
ぞれのアノードカソード間に順方向電圧が印加されてい
る期間導通し、導通したサイリスタと整流回路2のブリ
ッジの下辺のダイオードDx 〜Dz のいずれかとを通し
て発電機1の出力端子間が短絡される。例えば、発電機
1の出力端子1uが他の出力端子1v及び1wに対して
高電位になっている期間、サイリスタThuがオン状態に
なる。このとき、発電機1の出力端子1u,1v間がサ
イリスタThuとダイオードDy とを通して短絡され、出
力端子1u,1w間がサイリスタThuとダイオードDz
とを通して短絡される。
【0015】このように発電機1の出力端子間が短絡さ
れる状態では、発電機1から整流回路2に電圧が与えら
れないため、整流回路2からバッテリ3への充電電流の
供給が停止し、バッテリ3の端子電圧が低下する。バッ
テリ3の端子電圧が設定値以下になると、ツェナーダイ
オードZD1 が非導通状態になるため、トランジスタT
R1 がオフ状態になってサイリスタThu〜Thwへのトリ
ガ信号の供給が停止し、整流回路2からバッテリ3への
充電電流の供給が再開される。これらの動作が繰り返さ
れることにより、バッテリ3の端子電圧が設定値以下に
保たれる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上記のバッテリ充電装
置では、整流回路2からバッテリ3に印加される直流電
圧に含まれるリップル電圧の瞬時値が設定値を超えたと
きにツェナーダイオードZD1 が導通状態になってサイ
リスタThu〜Thwにトリガ信号が与えられ、電圧調整動
作が行われる。
【0017】この場合、発電機の回転数が高いときに
は、リップル電圧の立上がりが急峻になるため、リップ
ル電圧が立上った後早いタイミングでサイリスタThu〜
Thwがトリガされ、電圧調整動作が早いタイミングで行
われる。これに対し、回転数が低下したときには、リッ
プル電圧の立上がりが緩慢になるため、サイリスタThu
〜Thwがトリガされるタイミングが遅れるようになり、
電圧調整動作が開始されるタイミングが遅れるようにな
る。
【0018】したがって、発電機の高速回転時にバッテ
リの端子電圧を適正にするためには、設定値を高めに設
定しておく必要があるが、このように設定しておくと、
リップル電圧が立上った後電圧調整動作の開始が遅れる
低速回転時にバッテリの端子電圧が上昇することがあ
る。
【0019】また逆に発電機の低速回転時にバッテリの
端子電圧が適正になるようにするためには、設定値を低
めに設定することが必要になるが、設定値を低めに設定
すると、高速回転時に電圧調整動作が開始されるタイミ
ングが早くなり過ぎてバッテリの端子電圧が低下し、バ
ッテリの充電が十分に行われなくなるという問題があっ
た。特に、整流回路とバッテリとの間を接続する回路の
インピーダンスが高い場合には、高速回転時にバッテリ
に印加される電圧が低下してバッテリの充電が不足する
ことがあった。
【0020】上記のように、従来のバッテリ充電装置で
は、整流回路からバッテリに印加される電圧に含まれる
リップル電圧が定常運転時の電圧調整動作に影響を与え
るため、定常運転時のリップル電圧の大きさに合わせて
回路定数を調整する必要があったが、リップル電圧の大
きさは、発電機の巻線仕様やバッテリの容量、負荷の種
類等により異なるため、発電機の巻線仕様や、バッテリ
の容量、あるいは負荷の種類等が異なる毎に回路定数の
設定を行う必要があり、バッテリ充電装置の設計、製作
が面倒になるという問題があった。
【0021】本発明の目的は、発電機の回転数等の運転
状態、発電機の巻線仕様、バッテリの容量、あるいは負
荷の種類等の影響を受けることなく、常にバッテリを良
好に充電することができるようにしたバッテリ充電装置
を提供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明は、磁石式交流発
電機と、該発電機の出力端子に入力端子が接続され、出
力端子間にバッテリが接続された整流回路と、オンオフ
制御が可能なスイッチ素子を有して該スイッチ素子がオ
ン状態になったときに磁石式交流発電機の出力端子間を
短絡する出力短絡回路と、バッテリの端子電圧に応じて
出力短絡回路のスイッチ素子を制御する制御装置とを備
えたバッテリ充電装置を対象とする。
【0023】本発明においては、上記制御装置が、バッ
テリの端子電圧の瞬時値が第1の設定値を超えた時に出
力短絡回路のスイッチ素子をオン状態にするように制御
する第1のスイッチ制御部と、バッテリの端子電圧の平
均値を検出する平均電圧検出回路と、平均電圧検出回路
により検出された端子電圧の平均値が第2の設定値を超
えたときに出力短絡回路のスイッチ素子をオン状態にす
るように制御する第2のスイッチ制御部と、バッテリか
ら負荷に電力が供給されているときには第2のスイッチ
制御部によりスイッチ素子が制御され、負荷がバッテリ
から切り離されているときには、第1のスイッチ制御部
によりスイッチ素子が制御されるように第1のスイッチ
制御部による制御と第2のスイッチ制御部による制御と
を切り換える制御切換手段とを備えている。
【0024】上記のように構成すると、発電機から負荷
に電力を供給している定常運転時には、第2のスイッチ
制御部により出力短絡回路のスイッチ素子が制御される
ため、バッテリの端子電圧の平均値が第2の設定値に達
した時に磁石発電機の出力電圧を短絡する電圧調整動作
が行われる。
【0025】発電機の運転を停止する際に、負荷が発電
機から切り離されると、発電機が停止するまでの短時間
の間第1のスイッチ制御部によりバッテリの端子電圧の
瞬時値に応じて電圧調整動作が行われる。
【0026】上記のように、発電機の定常運転時にバッ
テリの端子電圧の平均値を検出して、該平均が設定値を
超えないように電圧調整を行わせると、回転数の変化に
伴って波高値が変化するリップル電圧の影響を受けるこ
となく、バッテリの充電電圧の制御を安定に行わせるこ
とができる。
【0027】またリップル電圧の影響を受けないため、
発電機の仕様、バッテリの容量、負荷の種類等が異なる
毎に定数の調整を行う必要がなくなり、バッテリ充電装
置の製造を容易にすることができる。
【0028】更に、整流回路とバッテリとの間を接続す
る回路のインピーダンスが高い場合でも、第2の設定値
を適値に設定しておくことにより、リップル電圧の立上
りの変化の影響を受けることなく、低速回転時にも高速
回転時にもバッテリに印加される電圧を適正範囲に保つ
ことができるため、バッテリの充電不足が生じるのを防
ぐことができる。
【0029】第1のスイッチ制御部がバッテリの両端で
該バッテリの端子電圧を直接検出するようになってい
て、バッテリに電源スイッチを介して負荷が接続される
場合には、負荷の両端でバッテリの端子電圧の平均値を
検出するように第2の電圧検出回路を構成するととも
に、バッテリ及び負荷に悪影響を与えない範囲で、第1
の設定値をバッテリの端子電圧の平均値が前記第2の設
定値に達するときの前記バッテリの端子電圧の瞬時値よ
りも高く設定することにより、第1のスイッチ制御部に
よる制御と第2のスイッチ制御部による制御とを自動的
に切換えることができる。即ち、この場合には、電源ス
イッチにより制御切換手段が構成される。
【0030】この場合、負荷がバッテリに接続されてい
る状態では、第1のスイッチ制御部及び第2の電圧検出
部が共にバッテリの端子電圧を検出するが、第1の設定
値は、バッテリの端子電圧の平均値が第2の設定値に達
するときのバッテリの端子電圧の瞬時値よりも高く設定
されているため、負荷がバッテリに接続されている状態
では、第1のスイッチ制御部が出力短絡回路のスイッチ
素子をオン状態にするよりも前に、平均電圧検出回路が
検出する端子電圧の平均値が第2の設定値を超えて第2
のスイッチ制御部が出力短絡回路のスイッチ素子をオン
状態にする。そのため、定常運転時には、もっぱら第2
のスイッチ制御部により出力短絡回路のスイッチ素子の
制御が行われて、バッテリの端子電圧の平均値を第2の
設定値以下に保つように電圧調整動作が行われる。
【0031】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係わるバッテリ充
電装置の構成例を示したものである。
【0032】図1において、1は二輪車等の乗物に搭載
される内燃機関により駆動されて3相交流電圧を発生す
る磁石式交流発電機、2は3相の交流入力端子2u〜2
wが発電機1の出力端子1u〜1wにそれぞれ接続され
て、発電機の出力を整流する整流回路、3は整流回路の
直流出力端子2p,2n間に接続されて、発電機1の出
力で整流回路2を通して充電されるバッテリ、4はバッ
テリ3の両端に電源スイッチ5を介して接続された負荷
であり、バッテリ3の負極端子は接地されている。電源
スイッチ5は通常キースイッチからなっていて、内燃機
関を運転する際に閉じられ、内燃機関を停止する際に開
かれる。
【0033】発電機1は、内燃機関のクランク軸に取り
付けられた磁石回転子と、電機子鉄心に巻回された3相
の発電コイルLu〜Lwを有する固定子とからなってい
る。この発電機は機関のクランクケースに取り付けられ
たカバー内に配置されていて、機関の潤滑油が発電コイ
ルLu〜Lwにふりかけられて、発電コイルLu〜Lw
の冷却が行われるようになっている。
【0034】整流回路2の構成は、図3に示したものと
同様で、ダイオードDu 〜Dw 及びDx 〜Dz を3相ブ
リッジ接続した回路からなっている。この整流回路の交
流入力端子2u〜2wにはそれぞれ出力短絡用スイッチ
素子としてのサイリスタThu〜Thwのアノードが接続さ
れ、サイリスタThu〜Thwのカソードは整流回路2の負
極側の出力端子に共通接続されている。サイリスタThu
〜Thwは、整流回路2のブリッジの下辺を構成するダイ
オードDx 〜Dz にそれぞれ逆並列接続され、これらの
サイリスタThu〜ThwとダイオードDx 〜Dz とによ
り、図3に示したものと同様の出力短絡回路が構成され
ている。この出力短絡回路においては、サイリスタThu
〜Thwに制御信号が与えられた時に、アノードカソード
間に順方向電圧が印加されているサイリスタがオン状態
になる。サイリスタThu〜Thwのいずれかがオン状態に
なると、オン状態になったサイリスタとダイオードDx
〜Dz のいずれかとを通して、発電機のU,V,Wの3
相の出力端子1u,1v間、1v,1w間及び1w,1
u間が短絡される。
【0035】6は過電圧検出回路で、この過電圧検出回
路は、図3に示したものと同様に、バッテリ3の正極端
子に一端が接続された第1の分圧抵抗R1 と、第1の分
圧抵抗R1 とバッテリ3の負極端子との間にアノードを
該負極端子側に向けた状態で設けられて第1の分圧抵抗
R1 に対して直列に接続されたツェナーダイオードZD
1 と、第1の分圧抵抗R1 の他端とバッテリ3の負極端
子との間に設けられてツェナーダイオードZD1 及び第
1の分圧抵抗R1 に対して直列に接続された第2の分圧
抵抗R2 とからなっている。
【0036】7は、過電圧検出回路6が過電圧検出信号
を発生した時にサイリスタThu〜Thwにトリガ信号を与
えるスイッチ素子トリガ回路で、第1の抵抗R1 とツェ
ナーダイオードZD1 との接続点にベースが接続され、
エミッタが整流回路2の正極側の直流出力端子2pに接
続されたPNPトランジスタTR1 と、トランジスタT
R1 のコレクタとサイリスタThu〜Thwのゲートとの間
にそれぞれ接続された抵抗Ru 〜Rw とからなってい
る。
【0037】図1に示した例では、過電圧検出回路6
と、スイッチ素子トリガ回路7とにより、バッテリ3の
端子電圧の瞬時値が第1の設定値を超えた時に出力短絡
回路のスイッチ素子(Thu〜Thw)をオン状態にするよ
うに制御する第1のスイッチ制御部10が構成され、こ
の第1のスイッチ制御部10と出力短絡回路とにより、
負荷開放時過電圧保護回路が構成されている。またこの
負荷開放時過電圧保護回路と整流回路2とによりレギュ
レータ回路8が構成されている。
【0038】電源スイッチ5を通してバッテリ3の正極
端子に接続された負荷4の一端には、抵抗R3 の一端が
接続され、該抵抗R3 の他端とバッテリの負極端子との
間に抵抗R4 が接続されている。抵抗R4 の両端には平
滑用コンデンサC1 が接続され、コンデンサC1 の両端
の電圧がアナログ/デジタル(A/D)変換器11に入
力されている。抵抗R3 及びR4 とコンデンサC1 とA
/D変換器11とにより、バッテリ3の端子電圧の平均
値を検出する平均電圧検出回路12が構成されている。
【0039】A/D変換器11の出力はマイクロコンピ
ュータのCPU13に入力されている。CPU13の出
力ポートには、エミッタをバッテリの負極端子に接続し
たNPNトランジスタTR2 のベースが接続され、該ト
ランジスタTR2 のコレクタがトランジスタTR1 のベ
ースに接続されている。
【0040】図1に示した例では、CPU13を有する
マイクロコンピュータとトランジスタTR2 とにより、
平均電圧検出回路12により検出されたバッテリの端子
電圧の平均値が第2の設定値を超えたときに出力短絡回
路のスイッチ素子をオン状態にするように制御する第2
のスイッチ制御部14が構成され、この第2のスイッチ
制御部14と、平均電圧検出回路12とにより、定常運
転時バッテリ充電制御装置15が構成されている。
【0041】CPU13は、平均電圧検出回路12が検
出したバッテリの端子電圧の平均値を第2の設定値と比
較する演算を行って、バッテリの端子電圧の平均値が第
2の設定値を超えている時に、発電機の出力周波数より
も十分に高い周波数のオン指令信号を繰り返し発生させ
て、該オン指令信号をトランジスタTR2 のベースに与
える。トランジスタTR2 はオン指令信号が与えられた
時にオン状態になって、トランジスタTR1 をオン状態
にすることにより、出力短絡回路のスイッチ素子Thu〜
Thwにトリガ信号を与える。
【0042】図1に示したバッテリ充電装置において
は、第1のスイッチ制御部の電圧調整値を与える第1の
設定値が、バッテリ3及び負荷4に悪影響を与えない範
囲で、バッテリの端子電圧の平均値が第2の設定値に達
するときのバッテリの端子電圧の瞬時値よりも高く設定
されている。
【0043】従って、電源スイッチ5が閉じている状態
では、バッテリ3の端子電圧の平均値が第2の設定値を
超えたときに、CPU13がトランジスタTR2 にベー
ス電流を与えて該トランジスタTR2 をオン状態にす
る。これによりトランジスタTR1 をオン状態にしてサ
イリスタThu〜Thwにトリガ信号を与え、これらのサイ
リスタをオン状態にすることにより、発電機1の出力端
子間を短絡して、バッテリ3の端子電圧を低下させる。
バッテリ3の端子電圧が第2の設定値以下になると、C
PU14からトランジスタTR2 にベース電流が与えら
れなくなるため、該トランジスタTR2 がオフ状態にな
り、サイリスタThu〜Thwへのトリガ信号の供給が停止
する。これにより整流回路2からバッテリ3への充電電
流の供給が再開される。これらの動作の繰り返しによ
り、バッテリ3の端子電圧の平均値が第2の設定値付近
に保たれる。
【0044】内燃機関を停止するため、電源スイッチ
(キースイッチ)5を開くと、負荷4がバッテリ3から
切り離される。スイッチ5を開いても、しばらくの間
(数秒)は、機関が回転している。このときバッテリ3
の端子電圧が第1の設定値を超えると、ツェナーたダイ
オードZD1 が導通してトランジスタTR1 をオン状態
にする。これによりサイリスタThu〜Thwを導通させ
て、発電機の出力端子間を短絡し、バッテリ3の端子電
圧を低下させる。
【0045】図1に示した例では、第2のスイッチ制御
部にマイクロコンピュータが設けられているが、このよ
うにマイクロコンピュータが設けられている場合には、
これを利用して、各種の制御条件に対して第2の設定値
を変化させる制御を行わせることにより、以下に示すよ
うに、バッテリ充電装置に種々の付加的機能を持たせる
ことができる。
【0046】磁石式交流発電機を駆動する駆動源として
は、多くの場合、上記の例のように内燃機関が用いられ
る。上記のバッテリ充電装置において、電圧調整時に発
電コイルが短絡されると、発電機が大きな制動トルクを
発生するため、内燃機関にとって発電機が大きな負荷と
なる。そのため、内燃機関が加速している時に電圧調整
動作(発電コイルが短絡される動作)が行われると、機
関の加速性が悪くなるおそれがある。
【0047】このような問題を解消するためには、スロ
ットルバルブの開度を検出するスロットルセンサの出力
と、内燃機関の回転情報(回転角度情報及び回転速度情
報)を与える回転センサとを設けて、これらのセンサの
出力をCPU13に入力し、該CPUにROMに記憶さ
れた所定のプログラムを実行させることにより、内燃機
関の回転速度とスロットル開度とから内燃機関が加速状
態にあることを検出する加速状態検出手段と、加速状態
検出手段により内燃機関が加速状態にあることが検出さ
れたときに第2の設定値を大きな値に切り換える設定値
切換手段とを実現して、これらの手段をバッテリ充電装
置の制御装置の構成要素の一部とするのが好ましい。
【0048】このように、内燃機関が加速状態にあると
きに第2の設定値を大きな値に切り換えるようにする
と、機関の加速時に電圧調整動作が殆ど行われなくなる
ようにすることができるため、発電機が内燃機関にとっ
て大きな負荷となるのを防いで機関の加速性を良好にす
ることができる。
【0049】また内燃機関を発電機の駆動源として用い
る場合、CPU13に所定のプログラムを実行させるこ
とにより、内燃機関の回転速度とスロットル開度とから
内燃機関が減速状態にあることを検出する減速状態検出
手段と、減速状態検出手段により内燃機関が減速状態に
あることが検出されたときに第2の設定値を小さい値に
切り換える設定値切換手段とを実現して、これらの手段
をバッテリ充電装置の制御装置の構成要素の一部とする
のが好ましい。
【0050】このように、内燃機関が減速状態にあると
きに、第2の設定値を小さい値に切り換えるようにする
と、機関の減速時に発電機を短絡状態に保持して、該発
電機から大きな制動トルクを発生させることができるた
め、機関の減速性能を高めることができる。
【0051】また機関の加速性の向上と、減速性能の向
上との双方を図るため、CPU13に所定のプログラム
を実行させることにより、内燃機関の回転速度とスロッ
トル開度とから内燃機関が加速状態にあること及び減速
状態にあることを検出する加減速状態検出手段と、該加
減速状態検出手段により内燃機関が加速状態にあること
が検出されたときには第2の設定値を大きな値に切り換
え、内燃機関が減速状態にあることが検出されたときに
は第2の設定値を小さい値に切り換える設定値切換手段
とを実現して、これらの手段をバッテリ充電装置の制御
装置の構成要素とすることもできる。
【0052】上記の例のように、内燃機関の潤滑油によ
り発電機の発電コイルが冷却されるように構成される場
合がある。この場合には、内燃機関の潤滑油の温度を検
出する油温センサ(油温検出手段)を設けて、該油温検
出手段により検出された温度が設定値を超えた時に第2
の設定値を大きい値に切り換える設定値切換手段をCP
Uにより実現して、該設定値切換手段を制御装置の構成
要素の一部とするのが好ましい。
【0053】このように、油温が設定値を超えたときに
第2の設定値を大きい値に切換えると、電圧調整動作が
行われる頻度を低くして発電コイルからの発熱を少なく
することができるため、発電コイルの温度を下げること
ができる。
【0054】一般にバッテリを充電する場合、その周囲
温度が低い時には、充電受入性が悪くなり、その充電を
適正に行わせるためには、バッテリに印加する電圧を高
める必要がある。そのため、周囲温度が低い時には、バ
ッテリの端子電圧の上限を与える設定値を高くすること
が望ましい。
【0055】この場合、バッテリの周囲温度を検出する
温度センサを設けて、バッテリの端子電圧の平均値の制
限値を与える第2の設定値をバッテリの周囲温度に対し
て演算する設定値演算手段をCPU13により実現し、
平均電圧検出回路により検出された端子電圧の平均値が
周囲温度に対して演算された第2の設定値を超えたとき
に出力短絡回路のスイッチ素子をオン状態にするように
第2のスイッチ制御部を構成するのが好ましい。この場
合、周囲温度が低いときに第2の設定値を大きな値と
し、周囲温度の上昇に伴って第2の設定値の値を小さく
していくように設定値演算手段を構成する。
【0056】本発明において、第1のスイッチ制御部1
0は、発電機1を負荷4から切り離してその運転を停止
する過程でバッテリ3の両端に過電圧が加わるのを防ぐ
ために設けられている。本発明が対象とするバッテリ充
電装置において、この第1のスイッチ制御部を省略し
て、バッテリの端子電圧の平均値に応じて電圧調整を行
う第2のスイッチ制御部のみを設けることが考えられ
る。この場合、発電機を負荷から切り離してその運転を
停止する際にバッテリを過電圧から保護する動作を行わ
せるためには、平均電圧検出回路をバッテリの両端に直
接接続する必要がある。
【0057】しかしながら、このように構成した場合に
は、平均電圧検出回路がバッテリの両端に常時接続され
ることになるため、発電機の運転が停止しているときに
該平均電圧検出回路を通してバッテリが放電してしまう
という問題が生じる。このような問題が生じるのを防ぐ
ためには、上記第1のスイッチ制御部を設けることが必
須である。
【0058】上記のことから明らかなように、第1のス
イッチ制御部10は、発電機の運転が停止している状態
でバッテリの放電を防ぐことができる構成を有している
必要がある。
【0059】図1の例では、バッテリの正極端子に一端
が接続された第1の分圧抵抗R1 と、第1の分圧抵抗と
バッテリの負極端子との間にアノードを該負極端子側に
向けた状態で設けられて第1の分圧抵抗に対して直列に
接続されたツェナーダイオードZD1 と、第1の分圧抵
抗の他端とバッテリの負極端子との間に設けられてツェ
ナーダイオード及び第1の分圧抵抗に対して直列に接続
された第2の分圧抵抗R2 とにより過電圧検出回路6を
構成して、バッテリの端子電圧の瞬時値が第1の設定値
を超えた時にツェナーダイオードが導通して過電圧検出
信号を発生させる構成の過電圧検出回路6を用いること
により、発電機の運転が停止している状態でバッテリが
放電するのを防いでいる。
【0060】また磁石式交流発電機の出力を整流する整
流回路として、図1に示したようなダイオードブリッジ
全波整流回路が用いられる場合には、整流回路の各交流
入力端子と負極性側の直流出力端子との間に出力短絡回
路のスイッチ素子が接続される。発電機が単相交流出力
を発生するように構成されている場合でも、整流回路の
交流入力端子は2個存在するため、出力短絡回路のスイ
ッチ素子は少なくとも2つ設けられることになる。
【0061】この場合、発電機から得られる交流出力の
各半波の波高値がほぼ等しければ問題はないが、順次現
れる交流出力の半波の波高値にばらつきがあると、電圧
調整時に波高値が高い半波を短絡するスイッチ素子が優
先的にオン動作を行うことになるたため、特定のスイッ
チ素子のみが酷使され、その寿命が短くなるという問題
が生じる。
【0062】このような問題が生じるのを防ぐために
は、発電機の交流出力の半波の波高値にばらつきがある
場合であっても、バッテリの端子電圧の平均値が第2の
設定値を超えたときに、出力短絡回路の全てのスイッチ
素子をオン状態にするようにするのが好ましい。
【0063】上記の例では、第2のスイッチ制御部14
に、平均電圧検出回路が検出した端子電圧の平均値と第
2の設定値との比較演算を行うマイクロコンピュータを
設けて、バッテリの端子電圧の平均値が第2の設定値を
超えている間、マイクロコンピュータから発電機の出力
周波数よりも十分に高い周波数(マイクロコンピュータ
のクロック周波数)のオン指令信号を繰り返し発生させ
て、該オン指令信号が発生している間出力短絡回路のス
イッチ素子をオン状態にする信号を各スイッチ素子に繰
り返し与えるように構成している。
【0064】このように構成すれば、発電機の交流出力
の半波の波高値にばらつきがある場合(例えば図1に示
した例において、3相の出力が不平衡である場合)であ
っても、バッテリの端子電圧の平均値が第2の設定値を
超えたときに全てのスイッチ素子をオン状態にすること
ができるため、特定のスイッチ素子の寿命が短くなるの
を防ぐことができる。
【0065】上記のように、設定値演算手段や設定値切
換手段を設けて、第2の設定値の大きさを種々の条件に
応じて変化させる場合、第2の設定値の上限値は、バッ
テリ及び負荷に悪影響を与えない範囲で適宜に決定す
る。また第1の設定値は、バッテリ及び負荷に悪影響を
及ぼさない範囲で、バッテリの端子電圧の平均値が第2
の設定値の最大値に達するときのバッテリの端子電圧の
瞬時値よりも高く設定しておく。
【0066】また制御条件に応じて第2の設定値を切換
える手段を複数設ける場合には、第2の設定値を決める
条件に優先順位を定めておき、第2の設定値の値を増大
させる条件と第2の設定値を減少させる条件とが重なっ
た時には、優先順位が高い方の条件を優先させる。例え
ば、潤滑油の温度が上昇した状態で、機関が減速状態に
あることが検出された時には、発電コイルの保護を図る
ことを優先させて、第2の設定値を大きな値に切換え
る。
【0067】上記の例では、第2のスイッチ制御部にC
PUを設けて、該CPUによりバッテリの端子電圧の平
均値と第2の設定値との比較演算を行うようにしたが、
バッテリの端子電圧の平均値と第2の設定値とを比較す
るためにコンパレータを用いてもよい。例えば、図2に
示すように、図1の回路においてCPU13の代りにオ
ープンコレクタ型の出力段を有するコンパレータCP1
を用いて、コンデンサC1 の両端の電圧(バッテリの端
子電圧の平均値)及び第2の設定値を与える基準電圧V
r をそれぞれコンパレータの非反転入力端子及び反転入
力端子に入力し、コンパレータの出力端子をトランジス
タTR2 のベースに接続するとともに、抵抗R5 を通し
てバッテリ3の正極端子に接続する構成としてもよい。
【0068】図2のように構成した場合、バッテリの端
子電圧の平均値が第2の設定値以下の時にはコンパレー
タCP1 の出力端子の電位がほぼ接地電位にあり、トラ
ンジスタTR2 にはベース電流が与えられず、トランジ
スタTR1 はオフ状態を保つため、サイリスタThu〜T
hwにはトリガ信号が与えられない。バッテリ3の端子電
圧の平均値が第2の設定値を超えると、コンパレータC
P1 の出力端子が接地から開放されるため、バッテリ3
から抵抗R5 を通してトランジスタTR2 にベース電流
が与えられてトランジスタTR2 がオン状態になる。こ
れによりトランジスタTR1 がオン状態になり、サイリ
スタThu〜Thwにトリガ信号が与えられる。
【0069】図1に示した例では、発電機が3相交流出
力を発生するように構成されているが、単相交流出力を
発生する磁石式交流発電機が用いられる場合にも本発明
を適用することができる。
【0070】また上記の例では、発電機の交流出力を整
流する整流回路として全波整流回路を用いたが、半波整
流回路を用いる場合にも本発明を適用することができ
る。
【0071】上記の例では、電源スイッチ5により、バ
ッテリ3から負荷4に電力が供給されているときに第2
のスイッチ制御部14によりスイッチ素子(Thu〜Th
w)を制御し、負荷4がバッテリから切り離されている
ときには、第1のスイッチ制御部10によりスイッチ素
子を制御するように第1のスイッチ制御部10による制
御と第2のスイッチ制御部14による制御とを切り換え
る制御切換手段を、電源スイッチ5により構成している
が、本発明はこのように構成する場合に限定されるもの
ではない。例えば、図1において、平均電圧検出回路1
2をバッテリ3と電源スイッチ5との間に設けるととも
に、該検出回路12の抵抗R3 及びR4 に対して直列に
制御切換手段を構成する制御切換用スイッチを挿入し
て、負荷電流が検出されているときに該制御切換用スイ
ッチをオン状態にし、負荷電流が検出されなくなった時
に該制御切換用スイッチをオフ状態にするように制御す
ることにより、第1の制御部による制御と第2の制御部
による制御とを負荷電流の有無により切換えるようにし
てもよい。
【0072】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、磁石式
交流発電機の定常運転時にバッテリの端子電圧の平均値
を検出して、該平均が設定値を超えないように電圧調整
を行わせるようにしたので、回転数の変化に伴って波高
値が変化するリップル電圧の影響を受けることなく、バ
ッテリの充電電圧の制御を安定に行わせることができる
利点がある。またリップル電圧の影響を受けないため、
発電機の仕様、バッテリの容量、負荷の種類等が異なる
毎に定数の調整を行う必要がなくなり、バッテリ充電装
置の製造を容易にすることができる。
【0073】更に、本発明によれば、整流回路とバッテ
リとの間を接続する回路のインピーダンスが高い場合で
も、第2の設定値を適値に設定しておくことにより、リ
ップル電圧の立上りの変化の影響を受けることなく、低
速回転時にも高速回転時にもバッテリに印加される電圧
を適正範囲に保つことができるため、バッテリの充電不
足が生じるのを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるバッテリ充電装置の構成例を示
した回路図である。
【図2】図1のバッテリ充電装置の第2のスイッチ制御
部の変形例を示した回路図である。
【図3】従来のバッテリ充電装置の構成例を示した回路
図である。
【符号の説明】
1…磁石式交流発電機、2…整流回路、3…バッテリ、
4…負荷、5…電源スイッチ(キースイッチ)、6…過
電圧検出回路、7…スイッチ素子トリガ回路、10…第
1のスイッチ制御部、12…平均電圧検出回路、13…
CPU、14…第2のスイッチ制御部。
フロントページの続き (72)発明者 鮎沢 琢磨 静岡県沼津市大岡3744番地 国産電機株式 会社内 (72)発明者 山口 昌彦 静岡県沼津市大岡3744番地 国産電機株式 会社内 Fターム(参考) 5G060 CA13 CA16 DA01 DA02 DB01 DB02 DB07 5H590 AA15 AB01 AB05 CA07 CA23 CC02 CC18 CC22 CC24 CD01 CE05 DD64 EA07 EB02 EB21 EB29 FA01 FA05 FB01 FC12 FC15 FC17 FC21 FC22 GA02 GB05 HA02 HA11 HA18 HA24 HB06 JA02 JB04 JB09

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁石式交流発電機と、前記発電機の出力
    端子に入力端子が接続され、出力端子間にバッテリが接
    続された整流回路と、オンオフ制御が可能なスイッチ素
    子を有して該スイッチ素子がオン状態になったときに前
    記磁石式交流発電機の出力端子間を短絡する出力短絡回
    路と、前記バッテリの端子電圧に応じて前記出力短絡回
    路のスイッチ素子を制御する制御装置とを備えたバッテ
    リ充電装置において、 前記制御装置は、前記バッテリの端子電圧の瞬時値が第
    1の設定値を超えた時に前記出力短絡回路のスイッチ素
    子をオン状態にするように制御する第1のスイッチ制御
    部と、前記バッテリの端子電圧の平均値を検出する平均
    電圧検出回路と、前記平均電圧検出回路により検出され
    た端子電圧の平均値が第2の設定値を超えたときに前記
    出力短絡回路のスイッチ素子をオン状態にするように制
    御する第2のスイッチ制御部と、前記バッテリから負荷
    に電力が供給されているときには前記第2のスイッチ制
    御部により前記スイッチ素子が制御され、前記負荷がバ
    ッテリから切り離されているときには、前記第1のスイ
    ッチ制御部により前記スイッチ素子が制御されるように
    前記第1のスイッチ制御部による制御と第2のスイッチ
    制御部による制御とを切り換える制御切換手段とを具備
    したことを特徴とするバッテリ充電装置。
  2. 【請求項2】 磁石式交流発電機と、前記発電機の出力
    端子に入力端子が接続され、出力端子間にバッテリが接
    続された整流回路と、オンオフ制御が可能なスイッチ素
    子を有して該スイッチ素子がオン状態になったときに前
    記磁石式交流発電機の出力端子間を短絡する出力短絡回
    路と、前記バッテリの端子電圧に応じて前記出力短絡回
    路のスイッチ素子を制御する制御装置とを備えたバッテ
    リ充電装置において、 前記制御装置は、前記バッテリの両端で検出した端子電
    圧の瞬時値が第1の設定値を超えた時に前記出力短絡回
    路のスイッチ素子をオン状態にするように制御する第1
    のスイッチ制御部と、前記バッテリに電源スイッチを介
    して接続された負荷の両端で前記バッテリの端子電圧の
    平均値を検出する平均電圧検出回路と、前記平均電圧検
    出回路により検出された端子電圧の平均値が第2の設定
    値を超えたときに前記出力短絡回路のスイッチ素子をオ
    ン状態にするように制御する第2のスイッチ制御部とを
    具備し、 前記第1の設定値は、前記バッテリ及び負荷に悪影響を
    与えない範囲で、前記バッテリの端子電圧の平均値が前
    記第2の設定値に達するときの前記バッテリの端子電圧
    の瞬時値よりも高く設定されていることを特徴とするバ
    ッテリ充電装置。
  3. 【請求項3】 前記磁石式交流発電機を駆動する駆動源
    として内燃機関が用いられ、 前記制御装置は、前記内燃機関の回転速度とスロットル
    開度とから前記内燃機関が加速状態にあることを検出す
    る加速状態検出手段と、前記加速状態検出手段により内
    燃機関が加速状態にあることが検出されたときに前記第
    2の設定値を大きな値に切り換える設定値切換手段とを
    更に備えている請求項1または2に記載のバッテリ充電
    装置。
  4. 【請求項4】 前記磁石式交流発電機を駆動する駆動源
    として内燃機関が用いられ、 前記制御装置は、前記内燃機関の回転速度とスロットル
    開度とから前記内燃機関が減速状態にあることを検出す
    る減速状態検出手段と、前記減速状態検出手段により内
    燃機関が減速状態にあることが検出されたときに前記第
    2の設定値を小さい値に切り換える設定値切換手段とを
    更に備えている請求項1または2に記載のバッテリ充電
    装置。
  5. 【請求項5】 前記磁石式交流発電機を駆動する駆動源
    として内燃機関が用いられ、 前記制御装置は、前記内燃機関の回転速度とスロットル
    開度とから前記内燃機関が加速状態にあること及び減速
    状態にあることを検出する加減速状態検出手段と、前記
    加減速状態検出手段により前記内燃機関が加速状態にあ
    ることが検出されたときには前記第2の設定値を大きな
    値に切り換え、内燃機関が減速状態にあることが検出さ
    れたときには前記第2の設定値を小さい値に切り換える
    設定値切換手段とを更に備えている請求項1または2に
    記載のバッテリ充電装置。
  6. 【請求項6】 前記磁石式交流発電機を駆動する駆動源
    として内燃機関が用いられていて、該内燃機関の潤滑油
    により前記発電機のコイルが冷却されるように構成さ
    れ、 前記制御装置は、前記内燃機関の潤滑油の温度を検出す
    る油温検出手段と、前記油温検出手段により検出された
    温度が設定値を超えた時に前記第2の設定値を大きい値
    に切り換える設定値切換手段とを更に備えている請求項
    1または2に記載のバッテリ充電装置。
  7. 【請求項7】 磁石式交流発電機と、前記発電機の出力
    端子に入力端子が接続され、出力端子間にバッテリが接
    続された整流回路と、オンオフ制御が可能なスイッチ素
    子を有して該スイッチ素子がオン状態になったときに前
    記磁石式交流発電機の出力端子間を短絡する出力短絡回
    路と、前記バッテリの端子電圧に応じて前記出力短絡回
    路のスイッチ素子を制御する制御装置とを備えたバッテ
    リ充電装置において、 前記制御装置は、前記バッテリの端子電圧の瞬時値が第
    1の設定値を超えた時に前記出力短絡回路のスイッチ素
    子をオン状態にするように制御する第1のスイッチ制御
    部と、前記バッテリの端子電圧の平均値を検出する平均
    電圧検出回路と、前記バッテリの端子電圧の平均値の制
    限値を与える第2の設定値を前記バッテリの周囲温度に
    対して演算する設定値演算手段と、前記平均電圧検出回
    路により検出された端子電圧の平均値が前記第2の設定
    値を超えたときに前記出力短絡回路のスイッチ素子をオ
    ン状態にするように制御する第2のスイッチ制御部と、
    前記バッテリから負荷に電力が供給されているときには
    前記第2のスイッチ制御部により前記スイッチ素子が制
    御され、前記負荷がバッテリから切り離されているとき
    には、前記第1のスイッチ制御部により前記スイッチ素
    子が制御されるように前記第1のスイッチ制御部による
    制御と第2のスイッチ制御部による制御とを切り換える
    制御切換手段とを具備し、 前記設定値演算手段は、前記周囲温度が低い時に前記第
    2の設定値を大きな値とし、該周囲温度の上昇に伴って
    該第2の設定値の値を小さくしていくように構成されて
    いることを特徴とするバッテリ充電装置。
  8. 【請求項8】 磁石式交流発電機と、前記発電機の出力
    端子に入力端子が接続され、出力端子間にバッテリが接
    続された整流回路と、オンオフ制御が可能なスイッチ素
    子を有して該スイッチ素子がオン状態になったときに前
    記磁石式交流発電機の出力端子間を短絡する出力短絡回
    路と、前記バッテリの端子電圧に応じて前記出力短絡回
    路のスイッチ素子を制御する制御装置とを備えたバッテ
    リ充電装置において、 前記制御装置は、前記バッテリの両端で検出した端子電
    圧が第1の設定値を超えたときに前記出力短絡回路のス
    イッチ素子をオン状態にするように制御する第1のスイ
    ッチ制御部と、前記バッテリに電源スイッチを介して接
    続された負荷の両端で前記バッテリの端子電圧の平均値
    を検出する平均電圧検出回路と、前記バッテリの端子電
    圧の平均値の制限値を与える第2の設定値を前記バッテ
    リの周囲温度に対して演算する設定値演算手段と、前記
    平均電圧検出回路により検出された端子電圧の平均値が
    前記第2の設定値を超えたときに前記出力短絡回路のス
    イッチ素子をオン状態にするように制御する第2のスイ
    ッチ制御部とを具備し、 前記設定値演算手段は、前記周囲温度が低い時に前記第
    2の設定値を大きな値とし、該周囲温度の上昇に伴って
    該第2の設定値の値を小さくしていくように構成され、 前記第1の設定値は、前記バッテリ及び負荷に悪影響を
    与えない範囲で、前記バッテリの端子電圧の平均値が前
    記第2の設定値の最大値に達するときの前記バッテリの
    端子電圧の瞬時値よりも高く設定されていることを特徴
    とするバッテリ充電装置。
  9. 【請求項9】 前記第1のスイッチ制御部は、前記バッ
    テリの正極端子に一端が接続された第1の分圧抵抗と、
    前記第1の分圧抵抗と前記バッテリの負極端子との間に
    アノードを該負極端子側に向けた状態で設けられて前記
    第1の分圧抵抗に対して直列に接続されたツェナーダイ
    オードと、前記第1の分圧抵抗の他端と前記バッテリの
    負極端子との間に設けられて前記ツェナーダイオード及
    び第1の分圧抵抗に対して直列に接続された第2の分圧
    抵抗とを備えて、前記バッテリの端子電圧の瞬時値が第
    1の設定値を超えた時に前記ツェナーダイオードが導通
    して過電圧検出信号を発生する過電圧検出回路と、前記
    過電圧検出回路が過電圧検出信号を発生した時に前記出
    力短絡回路のスイッチ素子をオン状態にするためのトリ
    ガ信号を該スイッチ素子に与えるスイッチ素子トリガ回
    路とを備えている請求項1ないし8のいずれか1つに記
    載のバッテリ充電装置。
  10. 【請求項10】 前記整流回路は、ダイオードブリッジ
    全波整流回路からなっていて、前記全波整流回路の各交
    流入力端子と負極性側の直流出力端子との間に前記出力
    短絡回路の各スイッチ素子が接続され、 前記第2のスイッチ制御部は、前記平均電圧検出回路が
    検出した端子電圧の平均値と前記第2の設定値との比較
    演算を行うマイクロコンピュータを備えていて、前記端
    子電圧の平均値が前記第2の設定値を超えている間、前
    記マイクロコンピュータから前記発電機の出力周波数よ
    りも十分に高い周波数のオン指令信号を繰り返し発生さ
    せて、該オン指令信号が発生している間前記出力短絡回
    路の各スイッチ素子をオン状態にする信号を各スイッチ
    素子に繰り返し与えるように構成されている請求項1な
    いし9のいずれか1つに記載のバッテリ充電装置。
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